最近ではスマートフォンでつかえるモバイル通信サービスが進化をつづけ、ユーザーにとって手軽で柔軟な選択肢が増えてきました。そのなかでも特に注目されているのが、「ahamo」「povo 2.0」の2つのサービスです。
どちらもシンプルな料金プランと高品質な通信環境を提供しており、あらゆるユーザーのニーズに応えていると高く評価されています。
しかしahamoとpovo 2.0には大小さまざまな違いがあるため、ユーザーのスマホの使いかたによっては、どちらのサービスを選べばよいか迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで本記事では、ahamoとpovo 2.0の違いについて13個の要素から細かく比較をし、各サービスがどういったかたに適しているのかリサーチしてみました。
また、ahamoとpovo 2.0を実際に使用しているユーザーの口コミや評判についても紹介していますので、こちらの記事を読むだけで具体的な使用感まで知ることができます。
5分ほどで読み切れるボリュームとなっておりますので、さっそく内容をチェックしていただき、理想の通信サービスを見つけましょう!
- ahamoとpovo 2.0の決定的な違いとは?
「料金プランの仕組みが大きくことなる」 - どういった人ならahamoがおすすめ?
「外出先で通話やネットをよく使う人」 - どういった人ならpovo 2.0がおすすめ?
「料金を重視しWi-Fi環境でネットを使う人」 - ahamoの口コミや評判はどんな感じ?
「通信品質もよくプランもわかりやすい」 - povo 2.0の口コミや評判はどんな感じ?
「0円で気軽に契約できるから導入しやすい」

ahamoやpovo 2.0って、格安SIMについて調べていると名前はよく出てくるんですけど、どういった違いがあるのかわからなくて…。

格安SIMというだけでも、非常に多くの種類がありますし、どちらも安さを売りにしているので迷ってしまうのは仕方のないことです。本記事を読んでいただければ、気になる疑問をまとめて解決できますので、ぜひ参考にしてみてください♪
ahamo(アハモ)

料金 | 通話 | ||
月30GB 2,970円 月110GB 4,950円 | 5分かけ放題無料 通話かけ放題 +1,100円 | ||
平均速度 | 事務手数料 | ||
平均ダウンロード速度: 108.02Mbps ※みんそく2月確認 | オンライン申し込みで無料 ドコモショップで有料サポートも可 | ||
iPhone対応 | テザリング | 5G | 海外利用 |
◯ | ◯ | ◯ | 手続きなしで 30GBまで無料 |
支払い | データ繰越 | 速度制限時 | eSIM |
クレカ、デビット 口座振替 | × | 1Mbps | ◯ |
ahamoに乗り換えたら最大20,000円分のポイントもらえる!
【結論】ahamoとpovo 2.0を比較した結果!なにがどう違う?
ahamoとpovo 2.0は根本的に提供している会社がことなります。ahamoはNTTドコモのサービスですし、povo 2.0はKDDIが提供しているサービスです。
そのため料金プランの内容はもちろん、利用できるサービスや支払い方法など、あらゆる点に違いがあります。言いかたを変えれば、それぞれのサービスに独自の特徴があり、幅広いユーザーのニーズに対応しているとも言えるでしょう。
結論としては、ahamoはボリューミーなデータ容量や使いやすいかけ放題オプションに定評があり、povo 2.0は変幻自在の料金プランや高速な通信速度が強みです。
またahamoは、一般的な通信サービスの典型的な料金プラン(定額制)を採用しており、毎月決められた基本料金を支払うことで契約したデータ容量を使用することができます。
一方でpovo 2.0の料金プランは基本料金が0円となっており、ユーザーが任意のタイミングで必要なだけのデータ容量やオプションサービスを購入できるトッピングシステムを導入しているため、通信費を手軽にコントロールすることが可能です。
このように料金プラン1つでも大きな違いがあるので、どちらのサービスを利用するか悩んでいるかたは、ほかの要素も比較してから契約先を決めるのが良いでしょう。

どちらも格安SIMの代表的なサービスっていうイメージだったけど、中身はかなり別物のような感じなんですね!

とくにpovo 2.0が特殊な仕様となっているので、ahamoとは大きな違いがありますね。どちらが良いかは、ユーザーのスマホの使いかたによってことなりますので、以下ではおおまかにおすすめな人の特徴を紹介します☆
データ容量やサポートを重視するならahamoがおすすめ!
スマホを使うにあたってデータ容量の多さや、サポート環境を重視するのであれば、ahamoのほうがおすすめです。ahamoは最大で月間110GBものデータ容量を月額4,950円で提供しており、コスパに優れています。
Wi-Fiが広く普及している現代で、モバイル回線のみで110GBものデータ容量を消費することはほとんどないケースなので、ahamoを契約するということは実質的に無制限でインターネットの高速通信が利用できるようなレベルです。
また範囲や内容は限られていますが、ahamoであればpovo 2.0と比べてサポートが充実しており、チャットサポートに加えてビデオ通話や店舗でもサポートを受けることができます。
普段はサポートを利用しないというかたでも、いざという時のために最低限のサポート環境が欲しいというかたは、ahamoを利用すると良いでしょう。

一般的にデータ容量の価値って、どれくらいのものなんですかね?

あくまでおよその値ですが、3GBのデータ容量を1,000円前後で契約するイメージとなります。ahamoでは30GBを月額2,970円から提供しており、3GBあたり297円で使えるので、コスパはかなり良いですね☆
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料金や通信速度を重視するならpovo 2.0がおすすめ!
シンプルに通信費を安く抑えたいと考えているかたや、なるべくスピードの速いサービスを利用したいと考えているかたは、povo 2.0を契約するのがおすすめです。
povo 2.0は月額基本料金が0円という、ほかにはない異例の料金プランを採用しており、音声通話の利用やデータ容量の購入などがない限り費用が発生することはありません。
例えば990円/3GBのデータトッピングを使うとしても、料金を支払うのは購入したタイミングだけなので、永続的に3GBのデータ容量を契約するといったことはないです。
2ヶ月おきにデータトッピングをするのも良いですし、半年間データトッピングをしないというのもありなので、まさにユーザーの環境にあわせて自由に課金ができるシステムと言えるでしょう。
また、詳しい数値を比較したデータは後ほど紹介しますが、povo 2.0の通信速度はとても速いので、モバイル回線をつかってオンラインゲームなどを楽しむかたにも適しています。

月額基本料金が0円って、かなり斬新ですね!たしかに一度は使ってみたいかも♪

ただデータ容量をたくさん使うなら注意も必要です。詳しくは、月額基本料金の比較をする際に解説いたしますね☆
ahamoとpovo 2.0の共通点とは?
ahamoとpovo 2.0には、以下のような共通点があります。
- どちらもMNOのサービス
- 通信速度の水準がほとんど同じ
- オフライン契約専用のサービス
- テザリングや5G通信に対応している
- 契約期間や解約時の違約金といった縛りがない
ahamoとpovo 2.0は、どちらも大手キャリアが提供するMNOのサービスで、通信速度の水準が高いのが特徴です。数あるMVNOの格安SIMとは違い、ドコモやauのような使用感でスマホを利用することができます。
さらにテザリングや5G通信といった便利な機能にも対応しているため、通信速度が速いだけでなく、スマホを経由してパソコンやゲーム機をインターネットに接続することも可能です。
ただし、ahamoとpovo 2.0はどちらもオンライン契約専用のサービスとなっているため、申し込みはインターネットからとなります。
その代わりに両サービスとも契約期間の縛りがなく、解約をする際に違約金を負担しなくてよいのが、ahamoとpovo 2.0の共通した魅力です。

すべての要素で違いがあるわけじゃなくて、いろいろと共通するポイントもあるんですね♪

なかでも両サービスがMNOである点は、嬉しい共通点といえます。MNOやMVNOの詳しい内容については、以下で解説いたしますね☆
MNOとMVNOの違いを比較
MNO(移動体通信事業者)とは自社で基地局や回線設備を持ち、メンテナンスや管理をしている通信事業者を指します。
MNOは総務省よりモバイル通信用の周波数を割り当てられており、国内ではNTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天モバイルの4社が該当します。
一方でMVNO(仮想移動体通信事業者)は、自社で基地局や回線設備を持たない事業者のこと指し、MNOに該当する通信事業者から回線をレンタルすることでサービスを安く提供しているのが特徴です。
MNOとMVNOの大きな違いは基地局・回線設備の有無で、基本的には設備のメンテナンスや管理が必要なぶんMNOのサービスのほうが運営コストがかかる傾向にあります。
結果としてMNOサービスは品質が高い分、月額基本料金なども高くなっており、MVNOのサービスは月額基本料金が安い分、品質が低いといったイメージです。
MNOとMVNOの分類について、以下にリストを作成しておきましたので、よろしければ参考にしてください。
MNO | MVNO | ||
---|---|---|---|
キャリア | オンライン専用プラン | サブブランド | |
格安SIM | |||
自社回線を保有 | 回線はレンタル | ||
ドコモ (irumo・eximo) | ahamo | ー | IIJmio mineo NUROモバイル イオンモバイル リンクスメイト J:COMモバイル BIGLOBEモバイル HISモバイル etc.. |
au | povo 2.0 | UQモバイル | |
ソフトバンク | LINEMO | ワイモバイル | |
楽天 | 楽天モバイル | ー |

ahamoやpovo 2.0は、MNOのサービスなのに品質が良いって言われているのはなぜなんでしょうか?

ahamoやpovo 2.0の場合は、大手キャリアのサブブランドなので回線をレンタルすることなく利用できるため、通信品質も良いです。一方でサービスを提供するにあたって店舗などの設営やサポートを最小限に抑えることで、コストカットをおこないユーザーが負担する料金を安くしています♪
【項目別】ahamoとpovo 2.0の違いを詳しく比較!
ahamoとpovo 2.0の違いをさらに詳しく知るために、以下では13個の要素を個別に比較してみました。
自分のニーズにあった情報を中心に参考にしていただくことで、自分にピッタリのサービスを効率的に判断していただくことができます。

普段スマホをどういった目的で使っているのか。また新たに導入するサービスには、どういったことを望むのかを考えながら、比較した情報をチェックしてみてくださいね♪
月額基本料金の違いを比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
月額基本料金 | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 | 月額基本料金:0円 【データトッピング】 1GB(7日間):390円/回 3GB(30日間):990円/回 20GB(30日間):2,700円/回 60GB(90日間):6,490円/回 150GB(180日間):12,980円/回 360GB(365日間):26,400円/回 データ使い放題(24時間):330円/回 |
1GBあたりの料金 | 45円/1GB ※110GBを契約した場合の単価 | 86.5円/1GB ※150GBを購入した場合の単価 |
はじめにahamoとpovo 2.0の月額基本料金を比較してみましょう。
まずahamoの料金プランは、30GBのデータ容量を月額2,970円から利用できる内容となっています。さらに5分間のかけ放題オプションが付属しているので、ahamoを契約するだけで通話開始から5分間は通話料金がかかりません。
さらにデータ容量が足りないかたは、追加で1,980円を支払うことで使用可能なデータ容量を80GBも増やすことができます。最大で110GBものデータ容量を利用できるので、簡単には容量不足にならないでしょう。
一方でpovo 2.0の料金プランは、月額基本料金が0円となっており、そのままの状態では高速通信ができない仕様になっています。もし高速通信を使いたい場合は、トッピングシステムを使いデータ容量を購入しましょう。
また、povo 2.0のデータ容量はサイズによって料金と有効期限がことなります。大きめのデータ容量のほうが割安で、なおかつ長期間つかうことができるので、ネットを多用するかたはデータをまとめ買いしたほうがお得です。
もし高速通信をあまり利用しないかたは、トッピングをしなければ料金が加算されることもないので、povo 2.0なら簡単に通信費を節約できます。

ahamoは毎月コンスタントに料金が発生しますが、コスパに優れています。povo 2.0は通信費を自由に変動させられますが、使いかたによっては費用が高くなってしまうので気をつけましょう!
▶︎ahamoの料金プランについて
▶︎povo2.0のトッピングについて
データ容量の違いを比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
データ容量 | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 | 1GB(7日間):390円/回 3GB(30日間):990円/回 20GB(30日間):2,700円/回 60GB(90日間):6,490円/回 150GB(180日間):12,980円/回 360GB(365日間):26,400円/回 データ使い放題(24時間):330円/回 ※その他キャンペーンで変動あり |
1GBあたりの料金 | 45円/1GB ※110GBを契約した場合の単価 | 86.5円/1GB ※150GBを購入した場合の単価 |
次は、ahamoとpovo 2.0のデータ容量を比較してみましょう。
まずahamoでは基本のデータ容量が30GBとなっており、必要に応じて80GBを追加することが可能です。そのためパターンとしては30GBと110GBの2つしかありません。
30GB未満の少ないデータ容量や110GBまでの程よい区分はないので、定められた範囲のデータで満足できるかが判断の基準となります。
一方でpovo 2.0のデータ容量は、ベースで6種類用意されています。各データ容量には有効期限がありますが、少なめのデータ容量から、大ボリュームのものまで自由に選択できるのがメリットです。
また、povo 2.0ではキャンペーンでいくつかのトッピングを追加してくれることもあります。レギュラートッピングにはない、10GBや100GBなどが割安で提供されるので、バリエーションはかなり豊富と言えるでしょう。
もちろんトッピングをしないという選択肢もありますし、おなじトッピングを複数購入して、独自のデータ容量に調整するといったことができるのもpovo 2.0ならではの魅力です。

ahamoは選択肢こそ少ないですが、ボリュームの割には月額基本料金が安いので、データ容量があまる前提で使ってもお得だったりします!povo 2.0は使いかた次第で内容が大きく変動するので、使いこなすには計算が必要です☆
通信速度や使用回線の違いを比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
平均速度 | ダウンロード:62Mbps アップロード:10Mbps | ダウンロード:98Mbps アップロード:17Mbps |
使用回線 | ドコモ回線 | au回線 |
続いては、ahamoとpovo 2.0の通信速度や使用している回線を比較してみましょう。
ahamoはドコモ回線をつかった格安SIMで、ユーザーが計測した平均速度はそれなりに速いといったところです。一般的にスマホを快適につかえる最低ラインは「ダウンロード:30Mbps」「アップロード:10Mbps」なので、問題はないでしょう。
一方でpovo 2.0はau回線をつかった格安SIMで、平均速度はahamoよりも1.5倍ほど速い結果となっています。平均速度は過去3ヶ月の統計で、時期によっても変動するため絶対的ではありませんが、現状としてはpovo 2.0のほうが優秀です。
また、2023年初頭からドコモ回線をつかった格安SIMでは、速度の低下が指摘されているため、それらの結果が今回の平均速度にも影響した可能性があります。
専門的な内容を避けて簡易的に説明をすると、ドコモ回線は設備に対してユーザーの接続数が多くなっており、理想的なパフォーマンスができなかったようです。
ユーザー数が多いというのは人気の証拠ではありますが、結果としてライバルである他社の回線よりも、パフォーマンスが低下するのは望ましくありません。
2023年12月には「通信サービス品質が大幅に改善した」と報告しているので、すでにトラブルは解消されているようですが、今回の計測結果ではau回線をつかったpovo 2.0のほうが優れた結果となりました。

パフォーマンスが低下しているとはいえ、十分快適に利用できる速度結果であることは事実です。よほど速度にこだわらない限りは、自宅のあるエリアに強いサービスを選んでおくのが無難でしょう♪
テザリングや5G通信の違いを比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
テザリング | 対応 | 対応 |
5G通信 | 対応 | 対応 |
次にahamoとpovo 2.0のテザリングや5G通信といった機能面を比較してみましょう。
ahamoとpovo 2.0はどちらもテザリングと5G通信に対応しており、スマホの性能を最大限に発揮することができます。
ちなみにテザリングとは、スマホをポケットWi-Fiのように使うことができる機能です。テザリングを利用すれば、モバイル回線をつかったパソコンやゲーム機をインターネットに接続することができます。
また、5G通信とは第5世代移動通信システムの略称で、従来の4G通信の20倍の通信速度が利用できる新世代の通信規格です。
ahamoとpovo 2.0であれば追加のオプション料金などなく、テザリングや5G通信が利用できるので、よりインターネットを便利に利用することできるでしょう。

テザリングをつかえば、Wi-Fiがない場所でもパソコンなどをネットに繋げられて便利です。さらに5Gエリアのなかであれば、4G通信よりも快適にインターネットに繋がるので、ストレスを感じることも少なくなりますよ☆
▶︎povo2.0の速度について
▶︎ahamoの速度について
通話料金・かけ放題の違いを比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
通話料金 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
かけ放題オプション | 5分間かけ放題:無料/月 無制限かけ放題:1,100円/月 | 5分間かけ放題:550円/月 無制限かけ放題:1,650円/月 |
続いては、ahamoとpovo 2.0の通話料金やかけ放題オプションについて、比較をしてみましょう。
通話料金についてはahamoとpovo 2.0に差はなく、どちらも22円/30秒と一般的な内容です。また、かけ放題オプションについても「5分間かけ放題」「無制限かけ放題」の2種類とラインナップまで同じとなっています。
しかしかけ放題オプションについては、ahamoのほうがpovo 2.0に対して550円も安くサービスを提供しているため、通話料金という観点ではahamoのほうがお得に利用できると言えるでしょう。
ただpovo 2.0は月額基本料金が0円という特殊な仕様であるため、データ容量が不要であれば、かけ放題オプションだけを契約して通話専用で利用するといった使いかたも可能です。
例えば無制限かけ放題を利用するとして、ahamoでは最低4,070円のコストがかかりますが、povo 2.0であれば1,650円から利用できます。

データ容量を含めて考えるならahamoのほうがお得ですが、通話単体で利用するならpovo 2.0のほうが費用を安く抑えることが可能です♪
契約期間・解約違約金の違いを比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
契約期間 | なし | なし |
解約違約金 | なし | なし |
次にahamoとpovo 2.0の契約期間や、解約時の違約金についても比較してみましょう。
契約期間や解約時の違約金については、両サービスともに廃止しており、現在はユーザーが任意のタイミングで自由に解約をすることができ、なおかつ解約についての費用を負担する必要もありません。
契約期間や解約時の違約金については、2019年10月に施工された電気通信事業法の改定がキッカケとなり、多くのサービスから廃止されることとなりました。
その代わりに、あまり短期間での解約を繰り返してしまうと、悪質なユーザーとしてブラックリストに掲載されてしまう可能性があるので、極端な契約と解約の繰り返しはやめておきましょう。

これまでは「2年縛り」「高額な違約金」などがあったので、乗り換えをするのも不自由でした。しかし今では気軽にサービスを変更できるので、使いたい格安SIMを利用しやすくなっています♪
海外の対応状況に関する違いを比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
海外対応 | 対応 | 対応 |
使える国や地域 | 91の国・地域 | 160以上の国・地域 |
料金・データ容量 | 追加料金なし・30GB/月 | 渡航先により異なる |
続いては、ahamoとpovo 2.0の海外利用について、サービス内容を比較してみましょう。
ahamoとpovo 2.0はどちらも海外で利用できる格安SIMで、アメリカや中国など主要な国をはじめ、多くの地域でインターネットや通話が利用できます。
対応している国や地域はpovo 2.0のほうが多いですが、どちらもメジャーな場所では利用できるので、ほとんどのかたは差を感じることはありません。
むしろ重要になるのは、利用できるデータ容量や料金です。ahamoは国内で契約している料金をそのままに、海外では月間30GBものデータ容量を利用することができます。
一方でpovo 2.0は渡航先によってデータ容量の価値が変動するうえ、海外料金となっているため割高です。以下に各サービスの料金をリストアップしておきましたので、目安にしてみてください。
海外のデータ容量 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
固定データ容量 | 30GB/月 | なし |
データ追加料金 | なし ※データを追加購入しても速度制限は解除されない | 0.5GB:640円 1GB:1,480円 2GB:2,880円 3GB:4,280円 ※90以上の国や地域に対応したプラン |
データ有効期限 | 海外で最初に通信をしてから15日間 | 0.5GB:3日間有効 1GB:3日間有効 2GB:5日間有効 3GB:7日間有効 ※90以上の国や地域に対応したプラン |
通話料金 | 国際通話料金に準拠 | 国際通話料金に準拠 |

もし海外でインターネットを多用するなら、ahamoのほうが安く済みます。その代わり、povo 2.0はトッピングをしなければ、月額基本料金が0円というのは変わりません♪
サポート体制の違いを比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
店舗サポート | 対応 ※有料で利用可能 | 非対応 |
電話サポート | 非対応 | 非対応 |
ビデオ通話サポート | 対応 ※手続きに関する相談のみ | 非対応 |
チャットサポート | 対応 | 対応 |
メールサポート | 非対応 | 非対応 |
LINEサポート | 非対応 | 非対応 |
次はahamoとpovo 2.0のサポート体制について、比較をしてみましょう。
基本的にはどちらもオンライン専用サービスなので、チャットサポートがメインになります。しかしahamoに限っては、契約前にビデオ通話でのサポートが利用できたり、有料でドコモショップでの対面サポートが受けることが可能です。
povo 2.0ではどのような状況でもチャットサポートしか利用できないため、トラブルを自己解決できるだけのスキルが要求されますが、ahamoであれば最悪ドコモショップへ相談にいけます。
手続きに関する問題やスマホをなくしてしまうようなトラブルがおきたときに、ahamoであれば専任のスタッフに相談ができるので安心です。

スマホに詳しいかたならサポートは不要かもしれませんが、自信がないというかたはサポートも考慮しておくことをおすすめします!
端末の取り扱いについて違いを比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
端末の販売 | あり | なし |
端末の下取り | あり | なし |
続いてはahamoとpovo 2.0のスマホの取り扱いについて、違いを比較してみましょう。
スマホの販売や下取りについては、ahamoでのみ実施しています。povo 2.0は格安SIMの契約しかできないため、もし利用する際は別途スマホを用意しなければなりません。
一方でahamoであれば、iPhoneやAndroidの最新機種がラインナップされており、さらにはドコモの機種購入サポートを利用できるなどの特典もあります。
不要になったスマホを下取りに出すことで、新しい機種を安く購入できるなどのメリットもあるので、スマホの購入も検討されている場合は、ahamoを契約すると良いでしょう。

もちろん今つかっているスマホをそのまま利用することもできますので、無理に新しいものを購入しなくても大丈夫ですよ♪
キャンペーンの違いを比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
主なキャンペーンの種類 | データ容量を付与 dポイントプレゼント ギフトカードプレゼント | データ容量を付与 au PAY残高を還元 お買物券のプレゼント |
キャッシュバックの有無 | ない場合が多い | ない場合が多い |
次にahamoとpovo 2.0のキャンペーンについて、違いを比較してみましょう。
ahamoとpovo 2.0ではどちらもオリジナルのキャペーンを実施しており、不定期にさまざまな特典をもらうことができます。どちらもデータ容量やポイントの還元が中心となっており、サービスをお得に利用できるように配慮されています。
時期によっては、キャッシュバックのような目玉となるキャンペーンもおこなわれるので、気になるかたはマークしておきましょう!
具体的なキャンペーンの情報については、「ahamoのキャンペーン」「povo 2.0のキャンペーン」のページにまとめておりますので、ぜひ確認してみてください。

どちらのキャンペーンがお得かは、サービスを契約するタイミングによってことなります。ぜひ自分の目で最新情報をチェックしてから、判断してみてください☆
割引サービスを比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
割引サービス | なし | なし |
続いては、ahamoとpovo 2.0の割引サービスについて、違いを比較してみましょう。
残念ながらahamoとpovo 2.0は、基本的に割引サービスに対応していません。そもそも格安SIMは基本料金がリーズナブルなので、割引きがおこなわれること自体が珍しいです。
例えばドコモやauで適用される光回線とのセット割引や、ファミリー割引きなども、ahamoやpovo 2.0では利用できないので注意してください。
ただしahamoについては「ファミリー割引」の回線数にはカウントされるので、家族内にドコモユーザーがいる場合に、ahamoを契約することで家族の携帯料金が安くなる可能性があります。

ahamoとpovo 2.0は割引きが適用されなくても十分安いので、あまり割引きのことは気にしなくてもOKですよ♪
支払い方法を比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
支払い方法 | 口座振替 クレジットカード dポイント払い コンテンツ決済サービス d払い | クレジットカード あと払い(ペイディ) |
次はahamoとpovo 2.0の支払い方法について、違いを比較してみましょう。
格安SIMの支払い方法は、基本的にクレジットカードのみであることが多いですが、ahamoとpovo 2.0はクレジットカード以外の支払い方法にも対応しています。
とくにahamoは口座振替にも対応しているので、銀行口座しか持っていないかたでも契約がしやすいと言えるでしょう。また、povo 2.0についても登録が簡単なあと払い決済サービスのペイディが利用できるので、ハードルは低いです。
ちなみにペイディはメールアドレスと携帯電話番号があれば登録することができ、コンビニ払いや銀行振込などの支払い方法が選択できるサービスなので、クレジットカードは必要ありません。

クレジットカード払い以外に対応している格安SIMは少ないので、支払い方法の選択肢が欲しいかたも、ahamoやpovo 2.0を利用するのがおすすめです♪
契約者数を比較
比較表 | ahamo | povo 2.0 |
---|---|---|
契約者数 | 500万人 | 120万人 |
データの公開年度 | 2023年6月時点 | 2022年5月時点 |
最後にahamoとpovo 2.0の契約者数を比較してみましょう。
契約者数が公開されるタイミングは不定期ですが、最新の情報によればおそらくahamoのほうが契約者は多いのではないかと考えられます。
いずれにしても格安SIMの契約者数としてみると、国内で100万人以上の契約があるだけでも十分に評価できる内容です。とくにahamoは500万人という大台を超えており、人気の高さがうかがえます。
契約者の数だけで利用するサービスを決めることはないかと思いますが、データの1つとして役立てていただければ幸いです。

情報不足などにより、なかなか格安SIMへの乗り換えに踏み込めないかたもいるはずなので、これからはまだまだ伸びることが予想されます♪
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ahamoとpovo 2.0の口コミや評判を比較
ahamoとpovo 2.0はどちらも人気のある格安SIMで、互いに共通しているポイントなどもありますが、実際にサービスを利用しているユーザーの評価をみることで発見できる違いもあります。
以下では、ahamoとpovo 2.0を利用しているユーザーの口コミをそれぞれまとめておきました。

自分がahamoやpovo 2.0をつかった時のことを想定して、口コミをチェックしていただくことで、使用感などをイメージしやすくなりますよ♪
ahamoの口コミや評判
Softbank4G回線の格安SIMプランからの乗り換えである。
引用元:価格.com
NTTは個人的にプランが煩雑かつ料金も高額だったので嫌いだったが、SIMフリー+格安プランで、かつ店舗契約不要(オンライン完結)であれば話は別と思って契約した。
通信品質は文句なし。プランも明快である。
ソフトバンクから初の乗り換えで不安だったが、問題なく使えて安心した
引用元:価格.com
10GBくらいしか使わないのでソフトバンクの無制限がもったいないと思って20GBのahamoにしたが、今のところ満足している
家ではWiFiで使っていて、外だと動画やゲームをたまにする程度
メール、Line、Web閲覧、動画視聴、スケジュール管理、ネットバンキング等で使用しています。
引用元:価格.com
今まで月20GB以内で収まっていたので私に取っては十分なデータ量で、例え越えたとしても最大通信速度1Mbps出るので、実質無制限的にデータ量を気にせず利用出来るというのは、最大のメリットと言っても過言ではないかもしれません。
ahamoを利用しているユーザーの口コミでは、「シンプルな料金プラン」「データ容量の多さ」「制限時の通信速度」などについて、高く評価される意見が見られました。
ahamoはとてもシンプルな料金プランで、なおかつデータ容量も多いので、使い勝手はかなり良いです。データ使用量が少ないユーザーにとっては損になる可能性もありますが、まったく足りないよりは気持ちに余裕がもてるのもahamoの良さでしょう。
また、ahamoはデータ容量を超過したあとの制限速度も優秀です。一般的な格安SIMの制限速度は128Kbps〜200Kbpsほどとなりますが、ahamoはおよそ5倍に相当する最大1Mbpsまで制限を許容しています。
最大1Mbpsの速度が利用できれば、文字を中心としてインターネットサイトの閲覧や、低画質のYouTubeを閲覧できるなど、かなり融通が利きます。
これらの口コミから、ahamoには3桁台の料金で利用できるような激安プランはありませんが、使いやすさを重視したバランスの良いサービスであることがわかりました。

どのサービスを利用すれば良いかわからず、そこそこインターネットを使うというかたなら、ahamoは良い選択肢になりますよ♪
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povo 2.0の口コミや評判
普段はほぼ0円運用状態ですが、数か月に1度トッピングを買わないと契約が止めらてしまいますので、そんなときはクーポン付きのコラボトッピングを買っています。
引用元:価格.com
おかげで節約できてありがたいです。
自分の生活スタイルにあっているので満足度5です。
povo 2.0を利用しているユーザーの口コミでは、「契約のハードルが低い」「0円で運用できる」「予備の回線として使える」という評価が見られました。
povo 2.0は月額基本料金が0円なので、普段から高速通信を利用しないかたや、Wi-Fiをメインで使用するかたであれば、ほとんど費用がかかりません。0円で維持できるという安心感から、だれでも気軽に試せる珍しい格安SIMでもあります。
また運用のしかたとしてメインで利用するユーザーよりも、スマホを2台持ちされているかたが、予備の回線として契約されるケースが多いようです。
例えばメインはドコモ回線やソフトバンク回線のサービスを契約しているかたが、予備でpovo 2.0を契約しておけば、いざ回線トラブルなどが起きた際にも柔軟に対応することができます。

普段はpovo 2.0を利用しないなら、基本的な維持費は0円なので、費用的に負担がないのも嬉しいですよね♪
ahamoとpovo 2.0がおすすめの人の特徴を比較
ahamoとpovo 2.0はどちらも通信費を節約できる優秀なサービスですが、ユーザーのニーズによってはおすすめのサービスがことなります。
以下ではahamoとpovo 2.0にそれぞれ適したかたの特徴をまとめておきましたので、自分のスマホの使いかたと照らし合わせて、どちらを利用するか決めてみてください。

しっかりと吟味して、すこしでもお得につかえるサービスを選びましょう☆
ahamoがおすすめな人の特徴
ahamoがおすすめな人の特徴は、以下のとおりです。
- 海外にでかけることが多い
- 通話とネットをそこそこ利用する
- シンプルな料金プランが使いたい
- ドコモブランドの安心感がほしい
- メインで利用する格安SIMがほしい
ahamoは国内だけでなく海外でも使いやすいサービスです。2週間以内の滞在であれば、データ容量も国内と同じようなイメージで利用することができます。
また国内であれば5分間かけ放題が無料で利用できるので、インターネットだけでなく通話を併用されるかたにとっても、無駄がないサービスです。
そのうえシンプルな料金プランで、ややこしい割引きなども一切ないので、内容を把握しやすいのも安心できるポイントと言えるでしょう。
もしメインで利用する格安SIMをお探しなのであれば、ぜひahamoを使ってみてください!

ahamoは、総合的に優れた格安SIMです。あらゆる用途でスマホをつかわれるかたは、ぜひahamoを試してみてください☆
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povo 2.0がおすすめな人の特徴
povo 2.0がおすすめな人の特徴は、次のとおりです。
- 予備の回線契約を考えている
- 毎月のデータ使用量にムラがある
- 低コストで電話番号を2つ持ちたい
- 高品質な通信環境でネットを使いたい
- 多くの国や地域にでかけることが多い
povo 2.0はトッピングという独自のシステムを採用しており、使いかた次第で通信費を大幅に下げることも可能です。
例えば毎月のデータ使用量にムラがあるかたや、普段はあまりインターネットを利用しないというかたであれば、節約効果はハッキリと体感できるでしょう。
また、povo 2.0を契約することで最低限の維持費で電話番号を取得できるため、LINEのアカウントのように加入に電話番号が必要なサービスを使いたいかたにもおすすめです。
もしスマホを複数台もっており、予備の回線が欲しいと考えているかたは、povo 2.0を利用してみてはいかがでしょうか。

povo 2.0だからこそできる独自の使いかたを、ぜひ活かしてみてください☆
ahamoとpovo 2.0の違いについてよくある質問
ahamoとpovo 2.0の違いについて、よくある質問をまとめてみました。

ぜひahamoとpovo 2.0の違いを知っていただき、理想的なサービスを契約してみてくださいね♪
【比較まとめ】ahamoとpovo 2.0の決定的な違いは料金システム!
今回はahamoとpovo 2.0の違いについて、13個の要素を比較してみました。
結論としてデータ使用量が毎月一定数あるかたや、メインで利用する格安SIMをお探しのかたはahamoがおすすめです。一方でデータ使用量にムラがあったり、サブで利用できる格安SIMを探しているかたはpovo 2.0を使うと良いでしょう。
ahamoはあらかじめ決められたデータ容量がつかえる定額制の料金プランで、毎月30GBから利用することができます。データ容量が足りない場合は、1,980円追加するだけで80GBも増量できるので、大容量を安く使いたいかたに最適です。
povo 2.0は基本料金が0円で、必要なデータ容量を任意で購入する特殊な料金プランで、トッピングや音声通話を利用しなければ費用が発生することはありません。
ほかにも通信品質や通話料金など、あらゆる要素で違いのあるサービスなので、ぜひ自分のスマホの使いかたから最良のサービスを見つけてみてください!
- 海外にでかけることが多い
- 通話とネットをそこそこ利用する
- シンプルな料金プランが使いたい
- ドコモブランドの安心感がほしい
- メインで利用する格安SIMがほしい
- 予備の回線契約を考えている
- 毎月のデータ使用量にムラがある
- 低コストで電話番号を2つ持ちたい
- 高品質な通信環境でネットを使いたい
- 多くの国や地域にでかけることが多い

ahamoとpovo 2.0はどちらも契約期間の縛りがありませんから、気軽に契約をスタートさせられるのも魅力ですよ♪
【povo 2.0】

料金 | 通話 | ||
3GB:990円 30GB:2,780円 24時間使い放題:330円 360GB(1年間):26,400円 (月30GBあたり2,200円相当) | 5分かけ放題:+550円 無制限かけ放題:+1,650円 | ||
平均速度 | 事務手数料 | ||
平均ダウンロード速度: 104.46Mbps ※みんそく1月確認 | 無料 | ||
iPhone対応 | テザリング | 5G | 海外利用 |
◯ | ◯ | ◯ | トッピング購入で 対応可能 |
支払い | データ繰越 | 速度制限時 | eSIM |
クレカ、ペイディ (口座振替/銀行振込/コンビニ払い) | × | 128kbps | ◯ |
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※お申し込みはアプリDLから開始します。プラン選択やアカウント登録→SIM選択や申し込み確認→支払い選択→本人確認までアプリで完結!
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