子供におすすめのスマホ機種ランキング!何歳から携帯持たせるべき?

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現代の親御さんは子供が成長するにあたって、どのタイミングでスマホデビューさせるべきなのか迷っているかたも多いです。実際に私も子供にスマホを持たせる時期を悩み、小学校の高学年になった時点で子供用のスマホを契約しました。

スマホはとても便利なツールである反面、危険な要素ももっているため、スマホデビューのタイミングについて慎重になることはしかたがありません。

一方で『スマホを持っていないと子供がコミュニティに参加できない』『習い事をさせたいけど1人で行動させるのが不安だしスマホを持ってもらいたい』といった悩みも、よく耳にします。

そこで今回は“子供にスマホを持たせるメリット”や、“子供にスマホを持たせる際の注意点”など、保護者のかたが絶対に知っておくべき知識をご紹介いたします。

さらに当記事では子供向けのスマホや通信会社、それらを選ぶ際のポイントもご案内いたしますので、もしお子様にスマホを持たせるか悩んでいるかたは早速チェックしてみてください。

この記事でわかること
  • 何歳になったら子供にスマホを持たせるべき?
    「小学校の高学年からは前向きに検討してOK」
  • 子供向けのスマホにはどんなものがある?
    「主にキッズ携帯と見守り携帯の2種類がある」
  • 子供向けのスマホに必要な維持費は?
    「毎月1,000円前後から利用できる」
  • 子供にスマホを持たせるメリットは?
    「子供の現在位置や交友関係がわかる」
  • 子供にスマホを持たせる際の注意点は?
    「ネット依存や悪質サイトへのアクセスなど」

今はスマホや携帯をもっている子供が増えていますよね。わたしが子供のころは子供が利用するイメージなんてなかったのに…。

携帯電話の時代は主に電話やメールが主要な用途でしたが、スマホはインターネットやアプリが主流になっていて、用途が変化しているのが大きく影響していますね!現代では早い段階で子供にスマホをもたせるといった考えも珍しくなくなってきていますよ☆

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目次

子供が何歳になったらスマホデビューさせるべき?

本記事の冒頭でわたしは子供に対し、小学校の高学年になったタイミングでスマホを持たせたと書きましたが、それが必ずしも正解とは限りません。実際は子供の性格や生活環境も考慮して、判断するのが理想的です。

ただし特定のデータから子供にスマホを持たせる年齢の傾向を知ることはできます。

例えばNTTドコモのモバイル社会研究所の調査によると、スマホの所有開始年齢は平均10.6歳、キッズ携帯の所有開始年齢は平均8.1歳といったデータがありました。

GPSや防犯機能に特化したキッズ携帯は小学校に入学したあたりから持たせるケースが多いようで、自由度の高いスマホは小学校の高学年から中学校入学までに持ち始める傾向が強いようです。

もちろんこれらは平均的なデータなので、なかには5歳未満からキッズ携帯を持たせている家庭もあれば、中学生になってもスマホを持たせないといったケースも少なからず存在します。

もし子供が外へ遊びにいくことが多かったり、留守番や習い事で1人になってしまう状況が多い場合は、データにこだわらず早めにキッズ携帯やスマホを持たせるようにすると良いでしょう。

必ずしも早くスマホを持たせれば良いってわけではないけど、状況次第では小学校に入学するあたりから持たせるのも考えたほうが良いってことですね!

13歳未満の子供を対象とした犯罪被害は、年々ゆるい減少傾向にありますが、それでも一定数は発生しているため警戒が必要です。スマホを持たせておくことで、未然に事件を防ぐことができる可能性もあるので、お子様の環境にあわせてスマホの必要性を考えてみてください☆

小学生にスマホをもたせる基準

小学生にスマホを持たせる基準としては、主に「防犯対策」「連絡手段」が必要なのかどうかです。特に低学年の子供は犯罪に巻き込まれる可能性も高いため、防犯用にスマホを持たせたいと考えるかたが多いでしょう。

一方で高学年になると友達とのコミュニティでスマホやキッズ携帯が必要になってきます。なかにはスマホを勉強のツールとして活用する子供もいるので、学習用に持たせるというのも1つの基準と言えるでしょう。

ちなみにNTTドコモのモバイル社会研究所が2023年に実施した調査では、小学生のスマホとキッズ携帯の所持率は、以下のようになっていました。

所持率キッズ携帯スマホ未所持
1年生8%8%83%
2年生8%16%75%
3年生15%31%55%
4年生21%17%61%
5年生19%42%39%
6年生9%65%25%

当然かもしれませんが、高学年になるほどスマホやキッズ携帯の所持率が高いですね!

特に小学校卒業間近になると、スマホの所持率が一気に増加してますね!また当サイトでは、“小学生のスマホ”についても別途記事をまとめていますので、よければセットで参考にしてください♪

中学生にスマホをもたせる基準

中学生にスマホを持たせる基準には、小学生と同じく「防犯対策」「連絡手段」といった目的に加えて、「コミュニティでの話題作り」「勉強用のツール」としての役割が強くなってきます。

例えば学校で特定の動画やゲームの話題が取り上げられた場合、スマホを持っていなければ子供が会話についていけずに孤立してしまう可能性があります。

また授業ではネットリテラシーを学ばせる学校も増えているため、スマホを持っているかどうかで授業の理解度も違ってくるでしょう。

NTTドコモのモバイル社会研究所が2023年に実施した調査では、中学生のおよそ8割がスマホを所持しているとの結果になっています。

所持率キッズ携帯スマホ未所持
1年生0%77%23%
2年生2%77%21%
3年生2%82%16%

キッズ携帯って外見が明らかな「子供用」ですから、中学生には敬遠される傾向があるみたいですね。

もし持たせるのであれば、スマホを検討してあげるのが良いかもしれませんね!“中学生のスマホ”についても、個別で情報をまとめていますので、気になるかたはチェックしてみてください♪

子供がスマホをもつ目的とは?

子供がスマホも持つ目的としては、「動画視聴」「スマホゲーム」「ネット検索」「SNS利用」などが挙げられます。

そのなかでも内閣府が2024年3月に発表した「青少年のインターネット利用環境実態調査報告書」の内容では、9歳以下の子供のうち81.5%がスマホで動画を視聴しているというデータがありました。

ちなみに動画視聴の次はスマホゲームで48.5%となっており、動画視聴を目的とした利用が多いのは明白です。一方でスマホを勉強に活用しているのは9.4%と1割未満でした。

ただしこのデータは子供がスマホを所持しているケースだけでなく、親御さんが子供にスマホを貸し与えている場合も含まれています。

例えば駅で電車を待っている合間や、病院の待合室などで子供を大人しくさせるためにスマホを使っているシーンを見かけたことがあるでしょう。

そのようなケースでは動画視聴やスマホゲームといった用途が多く、LINEやSNSといったコミュニケーションツールとしての利用率は14.9%と低くなっています。

もちろん子供専用のスマホをもたせるとなると、動画視聴やスマホゲーム以外の利用を考えることも増えるでしょう。

たしかに小学生の低学年くらいの子供がスマホで動画を見て、大人しくしているケースはチラホラ見かけますね!

動画の視聴が多い理由としてはテレビやDVD視聴に近く、子供でも直感的に操作ができ、豊富なコンテンツを楽しめる点にあります。

子供向けのスマホにはキッズ携帯と見守り携帯の2種類がある

子供向けのスマホは主に「キッズ携帯」「見守り携帯」の2種類に分類できます。

キッズ携帯は大手キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)が販売している子供用携帯で、電話・メール・GPS機能のほかにスマホにはない防犯ブザー機能が備わっているのが特徴です。

もともとはボタンプッシュ式の小型携帯といった印象でしたが、近年ではスマホのようにタッチパネル式になってきています。

一方で見守り携帯とは、フィルタリング機能やGPS機能が備わったスマホや携帯電話(ガラケー)で、広義ではiPhoneなども見守り携帯として活用できます。

基本的には大人が利用するスマホと同じ機能がつかえるため、心配ごとがある場合は家族内でスマホを利用するルールを決めたり、フィルタリングなどをつかって使用可能なサイトやアプリなどを制限をしておくのがおすすめです。

小学校低学年くらいのお子様であればキッズ携帯でも事足りるかもしれませんが、小学校高学年から中学生あたりのお子様なら、見守り携帯を持たせると子供本人も学校環境に適応しやすくなるでしょう。

言いかたを変えれば「子供スマホ」「大人スマホ」といった感じですね!

キッズ携帯はネット利用ができないため、スマホ依存やSNSをつかった事件に巻き込まれる可能性は低いです。そのため9歳未満の小さいお子様なら、まずはキッズ携帯から持たせるのも良いでしょう♪

子供向けのスマホは毎月どれくらいの費用がかかる?

子供にスマホを持たせる場合に気にかかる1つのポイントが、「維持費」ですよね。子供が1人だけならまだしも、複数人いる場合はスマホ代がネックになるかもしれません。

ですがキッズ携帯は専用プランが600円前後で利用できますし、AndroidやiPhoneなどを使うとしても最近では格安SIMが利用できるので、契約先やプラン次第では1契約1,000円前後に抑えられます。

一昔まえだと格安SIMも存在しなかったため、それなりにコストを支払う必要もありましたが、現代なら低コストで子供にスマホを持たせることが可能です。

また格安SIMを利用する場合に通話料を心配されるかたもおられますが、LINEやSkypeなどのインターネット通話をつかえば通話料は発生しないので安心してください。

ただし電話番号での通話になると、通信会社ごとに決められた通話料金が請求されてしまうので、電話としての使いかたは事前に子供とルールを決めておくのが無難です。

ちなみに自宅のWi-Fi環境でスマホを利用している場合、モバイルのデータ容量も消費しないので、無制限に高速通信でのインターネットが利用できます。

例えばインターネットを使いすぎて、料金が高額になったりする心配はないでしょうか?

携帯会社のデータ通信は、一定の容量を決まった金額で利用する仕組みなので、データ容量を追加購入するなどの課金をしないかぎり、通信量が高額になることはありませんよ♪

子供にもたせるスマホを選ぶポイント

こちらでは、子供に持たせるスマホの選ぶ際のポイントをご紹介いたします。どういったポイントを意識しておくと、理想的なスマホが用意できるか知っておきましょう。

基本的には大人用のスマホを選ぶ場合と考えかたは似ています。ですが子供ならではの視点も必要になりますので、しっかり理解しておきましょう☆

【ポイント①】利用用途からスマホやSIMを選ぶ

まずは子供がスマホを持つ理由や利用用途を考えましょう。例えば「連絡用」「学習用」「防犯用」など、どういった目的でスマホを持たせるのかが重要です。

例えば連絡用や防犯対策としてスマホを持たせるなら、インターネット機能は必要ないのでキッズ携帯を持たせるのも1つの選択肢といえます。

また大手キャリアが提供するキッズ携帯は専用プランが提供されており、サポートも各キャリアで受けられるので、操作方法がわからなかったり紛失した場合など有事の際にも安心です。

逆にインターネットが利用目的にあるなら、スマホを持たせる必要があります。スマホの機種代金はピンキリですが、コストを重視するなら親が使っていたものを持たせるのも良いでしょう♪

【ポイント②】料金面からスマホやSIMを選ぶ

子供にスマホを持たせる場合は料金面も考えておくのがおすすめです。特にスマホを持たせる場合は機種代金だけでも数万円は必要になってしまうので、事前にどれくらいの予算までつかえるのか把握しておきましょう。

もし機種代金を節約したい場合はキッズ携帯や本体価格の安いスマホを選んだり、キャンペーンで安く購入できるスマホを探すのも選択肢です。

また親御さんや兄弟がつかっていたスマホを譲渡して、初めはおさがりとして使ってもらい、スマホの扱いに慣れてもらうのもコスト削減につながります。

SIMについても最初から導入する必要はなく、最初は自宅のWi-Fi環境限定でつかってもらうことで、毎月のスマホ代を節約できるでしょう。

防犯用などで持たせたい場合はSIMの契約が必須です。料金を節約したい場合はデータ使用量が少なめのプランを選択し、子供にはWi-Fiとの併用をしてもらうなど工夫をしてみてください♪

【ポイント③】使いやすさからスマホやSIMを選ぶ

子供にスマホの扱いを慣れてもらうためには、使いやすいスマホを持たせるのも1つのポイントです。早めにスマホの扱いに慣れてもらえれば、スマホを目的の用途に役立ててもらいやすくなります。

例えば一般的なスマホでいえば、iPhoneはシンプルで直感的に操作がしやすいのが特徴です。さらにどのシリーズも操作画面がほとんど同じで、不明な点の多くはインターネットで調べればすぐに情報が見つかります。

ほかにも親御さんがつかっている機種を同じものや、過去につかっていたスマホを渡して使いかたを教えてみたり、学校の友人たちと同じ機種を持たせるのもおすすめです。

子供って大人がおもっている以上にスマホの操作の飲み込みが早かったりしますよね!わたしの子供も、いろいろな機能をすぐに使いこなしていてビックリしました(笑)

トラブルなどの事態を想定して、子供のスマホは親御さんも操作方法をしっておくことが大切です。そのためできるだけシンプルなスマホを使ってもらうことは子供の安全にもつながります♪

子供にスマホをもたせるメリット

子供にスマホを持たせるメリットには次のようなものが挙げられます。しっかりとメリットを理解して、効果的にスマホを持たせてあげましょう。

スマホは子供の安全を守るためにとても役立ちます!単純に危険と遠ざけるだけではなく、どのようなメリットがあるのか理解して導入を検討してみてください♪

【メリット①】子供の現在位置がわかる

ほとんどのスマホやキッズ携帯には「GPS(グローバル・ポジショニング・システム)」の機能が搭載されており、即座に子供の居場所を知ることができます。

このGPS機能は別名「全地球測位システム」とも呼ばれており、人工衛星から発せられた電波をつかって対象端末の位置を特定でき、スマホ以外ではカーナビなどにも用いられます。

GPS機能があればスマホを持っている子供の位置を特定できるので、迷子になってしまった場合に見つけ出しやすくなったり、スマホ本体を紛失した際にも簡単に探すことが可能です。

居場所がわかるなんてコワいと感じるかたもいるかもしれませんが、事前に設定した機器の居場所だけしか調べられないので、だれにでも情報が漏れるわけではありませんよ♪

【メリット②】子供と通話やメールができる

子供にスマホをもたせておけば、いつでも通話やメールで連絡を取ることができます。

例えば友達の家に遊びにいって門限を過ぎても帰らない場合、相手の親に連絡をしたり家を尋ねる必要がありました。しかしスマホがあれば本人に直接連絡を取れるので、気をつかう必要はありません。

また子供と離れてしまっても待ち合わせができたり、災害時や事故などの緊急時も安否確認に役立ちます。子供は成長すると行動範囲が広がるので、スマホを連絡手段として活用する機会は自然と増えるでしょう。

ほかにも子供どうしで連絡が取りやすくなるので、シンプルに友達が増えやすくなりますよ♪

【メリット③】子供がネットリテラシーを学べる

早くから子供にスマホを持たせることで、インターネットのリテラシーを早期に習得できます。

ちなみにインターネット・リテラシーとは、インターネットの情報や事象を正しく理解し、それらを適切に判断したり運用できる能力のことです。

例えば昨今ではインターネット掲示板などに誹謗中傷を書き込まれることで、命を絶ってしまうかたが増加しました。対面して相手に言えないようなことをネット上で集団になっておこなう人は、完全にネットリテラシーが欠如しています。

また、インターネット上には非常に多くのニセ情報が出回っています。そういったニセ情報に対して早期から鋭い嗅覚を持つことで、インターネットを最大限に有効活用ができるでしょう。

さらに一部の小学校では、インターネットのリテラシーを学ぶこともできます。学校と保護者が子供にインターネットの正しい使いかたを教えられれば、インターネットは子供の成長にとって大きな力になることは間違いありません。

インターネットは、使いかた次第で凶器にもなりますが武器にもなります。早くからインターネットの世界になれておくことで、子供の将来性の幅が広がるので、ぜひ前向きに考えてみてください♪

子供にスマホをもたせる際の注意点

スマホは非常に便利ですが、子供に持たせる際には次のような点に注意しなければなりません。スマホの影響力を理解し、できるだけ正しい使いかたをさせてあげましょう。

多くのスマホは子供が利用することも想定されて作られているので、親がつかってほしくない機能は制限して管理することもできます。注意すべき点を知って、どういった機能を制限するか考えておきましょう。

【注意点①】スマホやネットに依存する可能性がある

スマホは長い時間つかい続けると寝不足になってしまったり、視力が低下してしまう可能性があります。スマホの長時間利用は大人でも推奨されていないため、子供にはさらに負担になることもあるでしょう。

またスマホを使い続けた結果、常にスマホを触ってしまう依存症になる可能性も考えられます。例えばトイレやお風呂にスマホを持ち込んだり、取り決めたルールを破ってスマホを触るようなら依存を疑わなければなりません。

そういった問題に陥らないためにも親子間でスマホを利用するルールを決めておいたり、スクリーンタイムやフィルタリング機能をつかって、スマホの使用時間をコントロールすることが重要です。

もちろん自己管理ができる子供もいるかと思いますが、最初の間は親がしっかりと管理しておくに越したことはないでしょう。

【注意点②】悪質なサイトにアクセスしてしまう危険性がある

スマホはインターネットに接続して、あらゆるコンテンツを楽しんだり情報を取得することができます。しかし一方では悪質なサイトに接続してしまう可能性も否定できません。

子供が意図的に有害なサイトにアクセスしてしまう場合もあれば、知らない間に悪質なサイトへアクセスしてしまっているケースもあります。

危険のあるサイトへのアクセスを防ぐためには、子供に危険なサイトがあることを伝えたうえで、スマホのフィルタリング機能で閲覧可能なサイトを制御しておくことが重要です。

スマホの機種や契約している通信会社にもよりますが、多くの場合フィルタリング機能は子供の年齢にあわせて強度を変更することができます。

ちなみにスマホの利用者が未成年の場合は、原則としてフィルタリング機能を契約・設定する必要があります。

【注意点③】勝手にコンテンツへ課金してしまう可能性がある

スマホはインターネット上で課金(お金を支払う)ことで、あらゆるサービスを受けられます。

例えばスマホゲームで特定のアイテムを購入したり、オンライン漫画や音楽のダウンロード、オンラインショップでの商品購入など様々です。

基本的にインターネット上での買いものにはクレジットカード情報が必要になるため、子供が親のクレジットカード情報を利用しているケースを耳にします。

なかには親のクレジットカードで数百万円の課金をしてしまうといったトラブルもあるため、スマホを持たせる場合はクレジットカードもしっかりと管理しておきましょう。

また余談ですが、スーパーやコンビニなどにあるWebマネーは現金で購入ができるので、子供がお金を盗んできて購入するといった事案もあるようです。

フィルタリングで閲覧可能なサイトを制限しつつも、お金の重要性も伝えることが大切です。

【注意点④】いじめや事件に巻き込まれる可能性がある

子供にスマホを持たせることで、友達とのコミュニティに参加できるメリットもありますが、一方で見えない場所でのいじめが起きてしまう可能性もあります。

過去にあった事例ではクラスのグループLINE内で、特定の生徒を誹謗中傷するといった問題があり、そのグループLINEに参加していた児童は不登校になりました。

もちろん自分の子供が必ずしも被害者になるわけではなく、場合によっては加害者になってしまうケースも考えられます。

また近年ではSNSなどで知らない人と繋がりを持ったことがキッカケで、大きな事件に巻き込まれてしまうといったことも増えてきました。

そういったトラブルを回避するためにも、家族のスマホルールとして知らない人とは交流しない、LINEは普段からチェックできるようにしておくなどの対策が必要です。

一部では子供同士でグループLINEはつくらせないようにしている保護者のかたもおられるようです。

子供にもたせるのにおすすめのスマホ・携帯

こちらでは、子供にもたせるのにおすすめのスマホをご紹介いたします。現代では国内メーカーだけに限らず、海外メーカーのスマホも市場に多く出回っているため、それらも考慮したおすすめの一品をランキング形式でまとめました。

単純に価格が安いという理由だけで機種を選んでしまうと、まともに使えないといったトラブルに直面する可能性があるので、多少コストをかけてでもおすすめの機種を選んでいただければ幸いです。

また親側の都合だけで機種を決めるのもよいですが、実際は子供が利用するものなので、デザインなどの外観くらいは本人とも相談しながら選ぶと良いでしょう。

子供が使うのに高性能なものを持たせてもしかたないし、だからといってどれを購入すべきなのか…。

たしかにスマホ選びは難しいですよね。まずは以下で紹介しているものを参考にしてみてください!ちなみに端末代金は参考価格です。購入先によってはキャンペーンなどで安く購入できるケースもあります♪

【第1位】キッズ携帯

キャリア機種メーカー端末代金使える機能使えない機能
ドコモSH-03M
SH-03Mの本体画像
SHARP14,256円通話
SMS
メール
GPS機能
インターネット
アプリ追加
ドコモKY-41C
KY-41Cの本体画像
京セラ22,000円通話
SMS
メール
GPS機能
インターネット
アプリ追加
ソフトバンクmamorino 6
mamorino6の本体画像
京セラ22,000円通話
SMS
メール
GPS機能
インターネット
アプリ追加
auキッズフォン3
キッズフォン3の本体画像
ZTE20,880円通話
SMS
メール
GPS機能
インターネット
アプリ追加

子供に持たせるスマホといえば、まずは大手キャリアが提供しているキッズ携帯がおすすめです。もちろん子供の年齢にもよりますが、キッズ携帯は必要最低限のシンプルな機能のみを搭載しており、無駄がありません。

安全確保のために子供にスマホを持たせたいと考えているのであれば、はじめはキッズ携帯でも十分でしょう。

キッズ携帯と一般的なスマホの大きな違いとしては、キッズ携帯はインターネットが利用できず、アプリの追加もおこなえない点です。

インターネットが使えないということはネット検索・動画視聴・SNS利用などは、すべて利用することができません。大人から見ると不便に感じるかもしれませんが、インターネットのトラブルに巻き込まれない点は安心です。

特に小学校低学年くらいの子供であれば、ネット検索やSNSは使わないケースが多いので、キッズ携帯で事足りる子供も多いでしょう。

維持費は後ほど解説しますが、平均600円ほどとかなり安いです!

【第2位】Redmiシリーズ

メーカー機種端末代金子供向け機能
XiaomiRedmiシリーズ1円〜30,000円GPS機能
フィルタリング
※端末代金は購入先や機種によって異なります。

Redmiシリーズは、中国の総合家電メーカーである「Xiaomi Corporation」が開発・販売しているスマートフォンです。

Redmiシリーズは高性能かつリーズナブルなXiaomiシリーズのエントリーモデル(廉価版モデル)で、ミドルレンジのスマホが安価で利用できます。

モデルにもよりますがネット検索はもちろん、動画視聴などもサクサク快適に利用できるため、特に負荷がかかる作業をしないのであればRedmiシリーズで必要十分です。

Redmiシリーズは多くの通信会社で販売されているので、SIMの契約時にセット購入できるケースも多いです♪

【第3位】AQUOS wishシリーズ

メーカー機種端末代金子供向け機能
SHARPAQUOS wishシリーズ1円〜50,000円GPS機能
フィルタリング
※端末代金は購入先や機種によって異なります。

AQUOS wishシリーズは、国内の総合家電メーカー「シャープ株式会社」が開発・販売しているスマートフォンです。

AQUOS wishシリーズも、高性能が魅力のAQUOS senseシリーズのエントリーモデルで、XiaomiのRedmiシリーズのように安価で購入することができます。

当然ながらGPS機能やフィルタリングにも対応しているので、保護者が間接的に管理することもできますし、外観も一般的なスマホなので子供も馴染みやすいでしょう。

ただしバッテリーの持ちなど、細かい部分でRedmiシリーズのほうが評価が高いため、今回は3位としています。

もちろんアプリの利用も可能なので、LINEやゲームだってできますよ♪

【第4位】iPhone SEシリーズ

メーカー機種端末代金子供向け機能
AppleiPhone SEシリーズ62,800円〜GPS機能
フィルタリング
※端末代金は購入先や機種によって異なります。

iPhone SEシリーズは、アメリカ合衆国のテクノロジー企業である「Apple.lnc」が開発・販売しているスマートフォンです。

一般的なiPhoneシリーズと比べて、可能な限りコストを削減して作成されており、iPhoneのなかでは比較的安価に購入することができます。

iPhoneシリーズは基本的にOS(オペレーションシステム)のバージョンによる大きな違いがなく、どの機種でもほとんど使いかたが同じなので親子で利用すると情報を共有しやすいのも特徴です。

なによりシンプルで直感的に操作できるので、小さな子供でも使いやすいと人気があります。

ただしAndroidの機種と比べると端末代金がやや高額なため、今回はこの順位としております。

子供に使わせるのにおすすめのSIM

以下では子供に持たせるスマホにおすすめしたいSIMについて、ランキング形式で紹介いたします。特に格安SIMは非常に種類が多く、ヘタなものを契約してしまうとネットが繋がらないなどの問題に遭遇することも。

保護者側の負担もすくなく、なおかつ子供にもスマホを快適につかってもらえるような理想的なサービスを集めておきましたので、ぜひ参考にしてみてください。

外でスマホを使うならSIMの契約も必要ですよね。できればコスパが良いと助かるんですけど…。

できる限り便利でリーズナブルなサービスをチョイスしているので、参考になること間違いなしですよ♪

【第1位】ドコモ・ソフトバンク・au(キッズ携帯)

キャリア料金プラン月額基本料金家族間通話
ドコモキッズケータイプラン550円無料
ソフトバンク基本プラン
(みまもりケータイ/キッズフォン)
539円無料
auジュニアケータイプランME660円無料

大手キャリアでキッズ携帯を契約する場合は、上記の専用プランを契約することになります。各キャリアによって月額基本料金に違いがありますが、およそ600円で利用できるので維持費としては安いです。

さらに親御さんが同じキャリアを契約していれば家族間通話が無料で利用できるので、どれだけ通話をつかっても0円で済みます。

ただし上記の専用プランはキッズ携帯専用なので、例えば持ち込みでスマホを利用したい場合などに上記のプランを適用することはできません。

キッズ携帯は端末代金としておよそ20,000円ほどの費用がかかりますが、その後の維持費は非常に安価なので、家計にはとても優しいですよ☆

【第2位】楽天モバイル

通信会社月額基本料金家族間通話子供向け機能
楽天モバイル0〜3GB:1,078円
3〜20GB:2,178円
20GB超過後:3,278円
無料
※アプリ利用時
フィルタリング機能

楽天モバイルはデータ使用量に応じて料金が変動する段階性のシステムを採用しており、最大20GBのデータ容量に達すると、そこからは3,278円でインターネットが使い放題となります。

格安SIMでは唯一のデータ無制限を採用しているサービスで、最近ではKDDIと業務提携をしたことでau回線も利用でき、今までよりも安定して通信ができるようになりました。

さらに楽天モバイルでは自社の通話アプリ「Rakuten Link」を使用して通話をすると、電話番号での通話が無料で利用できます。

一般的に通話かけ放題を利用する場合はオプションサービスとして、月額1,500円ほどの負担が必要ですが、楽天モバイルの通話アプリなら利用料は無料です。

つまり通話とインターネットの両方をどれだけ使っても最大3,278円しか請求されないため、課金以外の高額請求を心配する必要はありません。

ただしRakuten Linkをつかわずに、スマホに標準搭載されている通話アプリで電話をした場合は22円/30秒が発生します!

楽天モバイルの公式サイトはこちら

【第3位】TONEモバイル

通信会社月額基本料金家族間通話子供向け機能
TONEモバイル1,100円〜無料
※アプリ利用時
自画撮り被害増資カメラ
GPS機能
時間制限
アプリ利用制限
フィルタリング機能

TONEモバイルは、日本の電気通信事業者である「株式会社ドリーム・トレイン・インターネット」が提供している格安SIMです。

TONEモバイルは月額1,100円で動画を除いたインターネット接続が使い放題のサービスで、単純にネット利用をするだけなら楽天モバイルよりも安く利用できます。

さらに子供向け機能が充実しており、事前にトラブルの発生を防ぐことにも長けているため、はじめてスマホを持つ子供に適したサービスの1つです。

ちなみに動画の閲覧については月間1GBまで無料で利用でき、速度制限を解除する場合は1GBあたり330円の課金が必要となります。

またAndroidについては、“動作確認済み端末”以外は利用できないので注意してください!

TONEモバイルの公式サイトこちら

【第4位】mineo

通信会社月額基本料金家族間通話子供向け機能
mineo1GB:1,298円
5GB:1,518円
10GB:1,958円
20GB:2,178円
無料
※アプリ利用時
GPS機能
通話履歴確認
アプリ利用制限
フィルタリング機能
※全国子ども会連合会推奨品

mineoは、関西電力グループの電力系通信事業者である「オプテージ」が提供している格安SIMサービスです。

関西電力グループのサービスではありますが国内全域で利用することができ、データ容量も月間20GBで2,178円とコスパに優れています。

もちろん子供向けの機能も充実しており専用のフィルタリングサービスは、日本PTA全国協議会の推薦品を採用しているので安心度も高いです。

専用アプリを使うことで家族間通話も無料になるので、親御さんも一緒にmineoへ乗り換えることで家族全体の通信費を節約することが可能です。

mineoはデータ容量が多いほうが割安です。子供がデータ容量を必要としている場合は、大きめのプランを利用すると良いでしょう♪

子供にもたせるおすすめスマホについてよくある質問

子供にもたせるおすすめのスマホについて、よくある質問をまとめました。基本的な内容もありますので、ぜひチェックして適切なタイミングで子供用のスマホを導入しましょう。

子供用のスマホでゲームの時間を制限することはできますか?

機種によっては、ゲーム時間を制限することが可能です。

機種によってはアプリの利用時間に制限を設けることができるので、特定のゲームアプリに対し起動可能な時間を設定しておけば、子供はそれ以上の時間をプレイすることはできません。

格安SIMの会社でキッズ携帯は販売していますか?

格安SIMの通信会社では、キッズ携帯の販売はありません。

もしキッズ携帯と呼ばれる機種を利用したい場合は、ドコモやソフトバンクといった大手キャリアを利用する必要があります。

もし機種代金を安く済ませたいという理由でキッズ携帯を選ぶ場合は、両親や兄弟がつかっていたスマホを再利用するか、中古ショップのスマホを利用するのも良いでしょう。

iPhoneを子供用のスマホにすることはできますか?

iPhoneは子供用のスマホとして利用することも可能です。

iPhoneには「スクリーンタイム」という機能が備わっており、アプリやサイトの閲覧を制限することができます。

機種自体は高価ですが、親側で事前にフィルタリング設定をしておくことや家族間でスマホを利用するルールを作るなどの対策をしておけば、iPhoneも子供用スマホとして活用できるでしょう。

子供にスマホをもたせて良かったことはありますか?

連絡が取れたり居場所がわかるので、大変重宝しています。

スマホでなくキッズ携帯でも同じことができますが、やはり連絡手段があるのはとても大きいです。

学校終わりに自宅に帰らない場合にも、誰とどこにいくか聞くことができますし、家事などもスマホがあれば即座に伝えられます。

また、災害時などの緊急事態で離れてしまっても、スマホがあるだけで心の持ちようが変わってくるので、できるだけ持たせておきたいと感じました。

子供にスマホをもたせるべきではなかったと感じることはありますか?

まれに行動が遅れてしまうことがあるので、すこし後悔をすることはあります。

ほかのかたの意見としても食事中にスマホを触るようになってしまったり、なかなかお風呂に入らなくなってしまったと感じているかたはいるようです。

しかしながら、それらは家族間のルールで対策や改善ができることなので、メリットに比べれば大きな問題ではないかと思います。

子供にスマホを持たせても勉強をさせることはできるでしょうか?

スマホは刺激が強いものですから、きちんとした保護者の管理が重要です。

例えば宿題を済ませてからしかスマホは使えないといったルールを設けたり、1日にスマホが使える時間を決めておくといったことが効果的でしょう。

中学生になるとテストの成績なども重要になってくることから、テスト期間中はスマホを使用禁止にするといったケースもあるようです。

加減が難しい問題ではありますが、子供の性格を理解したうえで、ほどよく使えるようにしてあげてください。

子供用のスマホを買い与えるなら、事前のルール決めは必須です。しっかりとしたルールを決めて、適切にスマホが利用できるように心がけてみてください☆

【まとめ】子供にスマホをもたせるなら、キッズ向けの機種が特におすすめ!

子供にスマホをもたせるなら年齢に応じて、適切な機種を選んであげましょう。例えば小学校の低学年くらいであれば、キッズ携帯が便利でおすすめです。

キッズ携帯は導入コストも安価なうえ、必要最低限の機能しか搭載していないため、子供にも安心して持たせられます。

一方ですでに子供が小学校の高学年や中学生である場合は、スマホを検討するのがおすすめです。キッズ携帯ではインターネットの利用ができないため、学校のコミュニティについていけなくなる可能性があります。

ただしスマホをそのまま持たせてしまうと有害サイトにアクセスしてしまったり、スマホ依存になるケースも考えられるので、導入する場合は家族で話し合ってルールを決めておくと良いでしょう。

スマホや携帯は便利な反面、リスクもそれなりにあります。子供が安全にスマホを利用できるようにするためにも、まずは保護者のかたが子供の環境を見極めて、適切な手順でスマホを導入することが大切です。

スマホはとても便利なツールで、早くからインターネットのリテラシーを学ぶのにも役立ちます。スマホを持つことを単純に否定するだけでなく、子供の将来も考えたうえで導入するか検討してみてはいかがでしょうか♪

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