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Macでスクリーンショットができない主な3つの原因と解決方法

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Macのスクリーンショットができない場合は、設定に問題があるか何らかの不具合が発生していることが原因です。

主な原因は3種類がありますので、まずは主原因をチェックしてみて、それに該当しない場合は一般的な対策方法を取るのが効率的でおすすめです。

Macでスクリーンショットができない主な3つの原因

Macのスクリーンショットが禁止されている

Macのプロファイル画面

まず一つ目の原因として、「スクリーンショットを保存できません。」というアラートが表示されることがあります。これは、Macの設定でスクリーンショットが禁止されている場合に見られます。

この設定を確認するためには以下の手順を行います。

  • 「システム環境設定」を開きます。
  • 「プロファイル」をクリックします。

プロファイルが設定されている場合、それは管理者がスクリーンショットを禁止している可能性があります。具体的には「DisableScreenshotCreation」を使用している場合です。このような場合、システムの管理者に問い合わせて解決しましょう。

ショートカットキーの設定が変更されている

Macのスクリーンショット設定

次に、ショートカットキーの設定が変更されている場合もスクリーンショットができない原因となります。以下のような状況であれば、ショートカットの設定が変わっている可能性があります。

  • スクリーンショットのシャッター音がならない
  • 画面右下にサムネイルが表示されない

これらは、ショートカットキーが変更されたり無効になっている可能性を示します。自分で設定を変更した覚えがない場合でも、インストールしたアプリによって設定が変わっていることもありますので確認してみてください。

ショートカットキーの設定を確認する方法は以下の通りです。

  • 「システム環境設定」を開きます。
  • 「キーボード」をクリックします。
  • 「ショートカット」をクリックします。
  • 「スクリーンショット」をクリックします。
  • キーボードショートカットが有効になっているかを確認します。
  • スクリーンショットのショートカットキーが変更されていないかを確認します。

ショートカットの設定が変更されている

ショートカット自体の設定が変更されている場合も、スクリーンショットが取れない原因になります。

ターミナルを起動

この設定を確認するためには、「ターミナル」を起動します。以下の手順で起動できます。

  • 「Finder」を開きます。
  • 「アプリケーション」を開きます。
  • 「ユーティリティ」を開きます。
  • 「ターミナル」を開きます。

スクリーンショットの設定情報を表示する

ターミナルを開いたら、以下のコマンドを実行してスクリーンショットの設定情報を表示します。

defaults read com.apple.screencapture

「location」でファイルの保存先を確認

コマンドを実行すると、実行結果が表示され、「location」でスクリーンショットの保存先を確認することができます。

ここで自分が認識している保存先と実際の保存先に違いがないかを確認しましょう。

「target」が「file」になっているか確認する

また、Targetがfileになっていないと画像として保存することができません。

ここの設定も正しいか確認してください。

Macでスクリーンショットができない場合の解決方法

ここまで、Macでスクリーンショットができない主な3つの原因とそれぞれの解決方法を紹介してきました。それでも解決しない場合、以下の一般的な解決方法を試してみましょう。

再起動

まず、最も簡単な解決方法「Macを再起動」を実行しましょう。メモリなどの不具合が原因であれば、再起動によって問題が解消される場合があります。

ショートカットキーの確認

次に、ショートカットキーを間違えて押していないか再確認してみましょう。思わぬ入力ミスが問題の原因であることもあります。

キーボードの動作確認

また、ショートカットに使用するキーボードが正常に動作しているかどうかを確認することも重要です。キーが壊れている場合、正常にスクリーンショットを撮ることはできません。

スクリーンショットアプリを試す

さらに、Mac専用のスクリーンショットアプリを試してみるのも一つの方法です。標準機能が使用できない場合でも、アプリなら正常に動く可能性があります。おすすめは「monosnap」というアプリです。このアプリでは、ショートカットの変更も可能です。

空き容量を確認する

最後に、HDDやSDDの空き容量が十分にあるかどうかを確認してみましょう。空き容量がないと、スクリーンショットが保存できないことがあります。空き容量が不足している場合は、iCloudなどを活用してデータを整理し、空き容量を作ることが必要です。

NVRAMをクリア

NVRAMは、Macのマザーボードのメモリ保存領域で、ハードウェアの設定情報が保存されています。ハードウェアの動作不良が原因である場合、NVRAMをクリアすることで問題が解決することがあります。

実行手順は下記の通りです。

  • Macの電源を入れます。
  • 「option + Command + R + P」を同時押しします。
  • 起動音「ジャーン」が2回鳴ったら、キーを離します。

macOSの再インストール

最終的な手段として、macOSの再インストールもあります。ただし、再インストールを行う前には、TimeMachineなどを使ってデータのバックアップを取ることが必須です。

Macでスクリーンショットができない場合の対処方法まとめ

Macでスクリーンショットが正常にできない場合は、まずは本記事で紹介した3種類の原因からチェックを始めてみてください。それぞれの原因に当てはまらない場合は、再起動などの一般的な対処方法を試してみると良いでしょう。

スクリーンショットが取れない問題は、さまざまな原因で発生することがあるため、一つ一つ確認していくことが大切です。しかし、それでも解決しない場合や、手に負えないと感じた場合は、専門家に相談することも考えてみてください。

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PC DASH編集部
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