ドラマ『1リットルの涙』は、フジテレビジョンで2005年10月11日から毎週火曜日夜21時00分~で放送された感動ドラマです!DVD/ブルーレイを無料レンタルで視聴できるTSUTAYA DISCASで配信されています。今回の記事では、『1リットルの涙』が無料で見られる方法をお伝えします!期間限定の見逃し配信や、無料期間のあるサブスクで配信されているかを調べました。配信で楽しもう!
『1リットルの涙』は10万人が涙した感動のヒューマンドラマで、脊髄小脳変性症を発症した少女の生きた軌跡を描いています。
木藤亜也先生の手記に基づき、高校受験を控えた亜也の絶望と希望の物語が始まります。彼女と家族、友人たちとの絆が試され、愛が深まるこのドラマを視聴してください!
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本作は、難病を発症した少女池内亜也を中心に、彼女を支える家族や恋人、友人たちとの絆を描く感動のドラマです。亜也が病に立ち向かう中で見せる強さと、その彼女を支える周囲の人々の愛が、観る者に生きることの尊さと美しさを教えてくれます。難病の現実と優しさに満ちた人々の関係性がリアルに描かれ、涙しながらも温かい気持ちになれます。
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ドラマ「1リットルの涙」を無料視聴できる再放送
ドラマ『1リットルの涙』は、現在再放送は予定されておりません。
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ドラマ「1リットルの涙」の放送日・放送局/放送スケジュール
ドラマ「1リットルの涙」の放送局と放送開始日時
ドラマ「1リットルの涙」は、下記の放送局・放送開始日時で放送されます。
- フジテレビジョン:2005年10月11日から毎週火曜日夜21:00〜放送
お住まいの地域や視聴する放送局によって、放送開始時間が異なりますのでご注意ください!
ドラマ「1リットルの涙」の放送日/放送スケジュール
ドラマ「1リットルの涙」はメイン放送局のフジテレビジョンでは、下記の放送日・放送スケジュールで放送される予定です。
話数 | タイトル | 放送日時 |
---|---|---|
1話 | ある青春の始まり | 2005年10月11日(火) 夜21時00分~ |
2話 | 15才、忍びよる病魔 | 2005年10月18日(火) 夜21時00分~ |
3話 | 病気はどうして私を選んだの | 2005年10月25日(火) 夜21時00分~ |
4話 | 二人の孤独 | 2005年11月1日(火) 夜21時00分~ |
5話 | 障害者手帳 | 2005年11月8日(火) 夜21時00分~ |
6話 | 心ない視線 | 2005年11月15日(火) 夜21時00分~ |
7話 | 私のいる場所 | 2005年11月22日(火) 夜21時00分~ |
8話 | 1リットルの涙 | 2005年11月29日(火) 夜21時00分~ |
9話 | 今を生きる | 2005年12月6日(火) 夜21時00分~ |
10話 | ラブレター | 2005年12月13日(火) 夜21時00分~ |
11話 | 遠くへ、涙の尽きた場所に | 2005年12月20日(火) 夜21時00分~ |
ドラマ「1リットルの涙」のPV・基本情報
放送日時 | 2005年10月11日 火曜日 夜21時00分 |
---|---|
話数(放送済) | 11話 |
製作 | フジテレビジョン/共同テレビジョン |
脚本 | 江頭美智留/大島里美/横田理恵 |
原作 | 木藤亜也 |
登場人物:キャスト | 池内亜也〈15→25〉:沢尻エリカ|池内潮香〈40→51〉:薬師丸ひろ子|池内亜湖〈13→18〉:成海璃子|池内弘樹〈11→16〉:真田佑馬|池内理加〈5→10〉:三好杏依|池内瑞生〈45→56〉:陣内孝則|麻生遥斗〈15→25〉:錦戸亮|麻生芳文〈50→55〉:勝野洋|麻生佐和子〈48〉:兎本有紀|麻生圭輔〈18〉:佐藤祐基|西野良三〈30〉:佐藤重幸|杉浦まり〈15→18〉:小出早織|松村早希〈15→18〉:松本華奈|恩田耕平〈15→18〉:水谷百輔|中原慶太〈15→18〉:橋爪遼|富田圭子〈15→18〉:葵|大橋美歩〈15→18〉:川原真琴|本田香織:星野奈津子|河本祐二〈17〉:松山ケンイチ|武田誠〈17〉:遠藤雄弥|水野宏〈33→44〉:藤木直人|岡崎誠:矢島健一|田辺慎太郎:小林正寛|宮下信太郎:森山周一郎 |
ED主題歌 | K「Only Human」 |
あらすじ | 10万人が涙した、ひとりの少女の生きた軌跡をつづった感動のベストセラー『1リットルの涙』を初ドラマ化。 ごく普通の明るくにぎやかな家族に起こったひとつの出来事…。 難病を発病し、障害を背負いながらも壮絶に生き抜いた長女のストーリーを軸として、彼女を支えながらともに泣き、ともに笑いながら過ごした、家族や恋人、友人たちの愛にあふれた日々を明るく描く感動のヒューマンドラマ。 『1リットルの涙』(幻冬舎文庫刊)は、15歳で原因不明の難病・脊髄小脳変性症を発病し、昭和63年に25歳の若さで亡くなった木藤亜也さんの自らの決心、自分への励まし、反省、感謝の言葉など、手が動かなくなるまで書き続けた日記をまとめたものである。みずみずしい感性あふれる亜也さんの文章や詩は、全国で大反響を呼び、110万部以上を売り上げる大ベストセラーとなっており、出版から19年を経た今もなお、多くの人たちに生きる勇気を与え続けている。 この亜也さんの日記『1リットルの涙』をもとに、悩み、苦しみながらも互いを愛し、生きることをまっとうしようとする親子の関係、家族や友人たちとの絆を描く。 亜也さんの「生きたい」という叫び、短くもひたむきに生き抜いた彼女の姿と、その彼女を支え続けた家族や周囲の愛を丁寧に描いていくことで、「生きることは、それだけで愛おしくすばらしい」という、シンプルだが力強いメッセージを伝えていく。 この秋、フジテレビが自信を持ってお送りする感動ヒューマンドラマである。 引用元:公式 |
ドラマ「1リットルの涙」の見どころ
亜也の日記に綴られる生きる証
亜也が病に向き合いながら書き続けた日記の内容が深く心に響く。
日記を書くことが彼女にとって一つの精神的な救いとなり、生きる意味を見つけていく様子が描かれる。
亜也の心の叫びや葛藤に共感し、彼女の強さと人間愛に涙を誘われる。
愛と涙の家族の絆
この壮絶な物語をより一層感動させるのは、主人公亜也を取り巻く家族や友人たちの無償の愛よ。母潮香が見せる強さと優しさ、姉を慕う妹たちの成長、弟の健気な姿に、私は何度も心を打たれたわ。カメラが捉える彼らの日々のやり取りが、純粋で心温まるの。ひたむきに生き続ける亜也の姿を支えるその存在は、まさに愛の結晶だと感じたわ。
冷静沈着な医師、水野の存在感
水野宏は、亜也の主治医として医療の面からも心の面からも彼女を支える役割を果たす。その冷静な判断と的確なアドバイスは、物語全体を引き締める重要な存在として描かれているんだ。亜也が病気と向き合う度に彼の助言が大きな力となるシーンは見逃せない。彼のプロとしての冷静さと、人間としての温かさのコントラストが際立っている。
涙の告知シーン、心に残る家族愛
病気の告知を受けた亜也が、涙を流しながら「まだ15だよ!」と叫ぶシーンは、私の心に深く刻まれた。この瞬間、母潮香がただ彼女を抱きしめて支える、その無言の愛が本当に感動的なの。家族の支えの重要さを感じる場面で、このドラマの核心と言えると思う。初めて視聴したとき、私も自然と亜也と一緒に泣いてしまったの。
クライマックスでの感動の再会
物語のクライマックスで描かれるのは、亜也が絶望的な状態にある中、かつての友人や恋人との再会だ。この再会は、亜也が少しでも幸せな瞬間を味わえるようにとの皆の願いが込められているの。特に、遥斗との再会シーンでは、亜也の心の中に再び灯った小さな希望が感じられて、胸が締め付けられるような感動を覚えた。亜也の短い人生において、彼女に最期まで寄り添う周囲の人々の愛が一番の見所だと感じた。
ドラマ「1リットルの涙」の感想・評判
家族や友人たちの支え合いが本当に美しく、尊い時間を共有できました。
自らの辛さを飲み込み、保健師としての冷静さと母としての愛情で娘を支える潮香。その姿に勇気をもらいました。
病気の進行やリハビリのシーンは、専門的知識と共に現実感を持って描かれており、見る者をその世界に引き込みます。
若くして病に倒れる彼女の痛みと、それでも強く生き続ける姿が人間の持つ希望の光を照らしてくれる作品です。
家族や友達の支え合いがすごくリアルで、一緒に笑ったり泣いたりできて、最後まで目が離せなかった。
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ドラマ「1リットルの涙」の各話あらすじと感想
第1話:ある青春の始まり(放送日:2005年10月11日)
ドラマ『1リットルの涙』1話のあらすじ
池内亜也(沢尻エリカ)は、高校受験を間近に控えた中学3年生。明るく頼れる母・潮香(薬師丸ひろ子)と豆腐店を営む人情派の父・瑞生(陣内孝則)、そして3人の弟妹たち、亜湖(成海璃子)、弘樹(真田佑馬)、理加(三好杏依)に囲まれて、平凡ながらも賑やかで楽しい毎日を送っていた。
名門進学校・明和台東高校の受験の日、亜也は、潮香たちに見送られ、張り切って家を出た。が、うっかりバスの中で寝過ごしてしまった彼女は、雨の中、慌てて走り出そうとして転び、ヒザをケガしてしまう。そんな折、亜也は、同じ高校を受験する予定だった麻生遥斗(錦戸亮)と偶然出会う。亜也がケガしていることを知り、彼女を自転車に乗せて明和台東高校まで連れて行く遥斗。そんな彼のおかげで何とか1科目めの試験時間内にたどり着いた亜也は、保健室での受験を許可される。一方、明和台東高校受験を止め、エスケープしようとしていた遥斗も、この一件のせいで、結局試験を受ける羽目になっていた。
東高の合格発表日、亜也と親友のまり(小出早織)は、そろって合格する。同校に入学した亜也は、まりだけでなく、遥斗とも同じクラスだった。亜也と遥斗は、出席番号1番同士ということで、担任の西野(佐藤重幸)からクラス委員に任命され、さっそく来月に行われる合唱コンクールの準備を命じられる。
中学校時代からバスケットボール部に所属していた亜也は、まりとともに同校のバスケ部に入部する。そこには、中学時代からの憧れの先輩・河本祐二(松山ケンイチ)がいた。が、このころすでに、亜也の身体には異変が起きていた。
ある朝、元気に家を飛び出した亜也は、走り出すと同時に足がもつれ、店先で転んでしまう。しかも、手をつかない不自然な転び方をして、顔から落ちてアゴを切ってしまう亜也。保健師の仕事をしている潮香は、そのことを怪訝に思い、亜也の治療をした常南大学医学部付属病院の医師・谷口(佐藤誓)に相談した。事情を聞いた谷口は、神経内科の医師・水野宏(藤木直人)にそれを伝え、亜也の診察を依頼するが…。
第2話:15才、忍びよる病魔(放送日:2005年10月18日)
ドラマ『1リットルの涙』2話のあらすじ
亜也(沢尻エリカ)の検査を担当した常南大学医学部付属病院の神経内科医・水野(藤木直人)は、亜也の母・潮香(薬師丸ひろ子)に、彼女の病気は脊髄小脳変性症だと思われる、と告げた。この病気は、何らかの原因で小脳が萎縮し、そこに存在する神経細胞が壊れていくもので、身体を動かすことが次第に困難になっていくという病気だった。潮香は、この病気は完治した例がない、という水野の言葉にショックを受けながらも、亜也の検査データを借りたい、と彼に申し出る。別の医師の診断も聞いてみたい、という思いからだった。水野は、潮香の申し出に賛同しながらも、亜也が限られた時間を有意義に過ごすためにはまず母親が病気を認めることが必要だ、と助言する。
同じころ、亜也は、合唱コンクールのピアノ伴奏を改めて圭子(葵)に頼んでいた。圭子は相変わらず渋っていたが、ちょうどそこにやってきた遥斗(錦戸亮)からも頼まれると、あっさりと引き受ける。そんな圭子の姿を見ていたまり(小出早織)や早希(松本華奈)は、圭子は遥斗のことを好きなんじゃないか、と言い出す。
放課後、バスケットボール部の練習に行った亜也は、顧問の西野(佐藤重幸)から、北高校との練習試合に出場するよう指示される。1年生の中からメンバーに選ばれたのは亜也だけだった。憧れていたバスケ部の先輩・祐二(松山ケンイチ)からも祝福された亜也は、嬉しさで一杯だった。
ある日、亜也は、転倒して切ってしまったアゴのケガの消毒を受けるために、常南大学医学部付属病院を訪れた。そこで亜也は、父親の見舞いに来たという少女・優花(松本梨菜)と知り合った。優花の父親が検査を受けている間、彼女とボール遊びをした亜也は、一瞬、手が動かなくなり、ボールを顔面で受けてしまう。優花は、そんな亜也に、「お姉ちゃんも病気なの?」と尋ねた。優花の父親も亜也のようにアゴをケガしたことがあるというのだ。
一方、潮香は水野から借りた亜也の検査データを持って、とある総合病院を訪れたが、そこでも同じ診断を受け、すっかり沈んでいた。そんな折、潮香は脊髄小脳変性症研究の第一人者である神経内科医・宮下(森山周一郎)のことを知り、彼の元を訪ねた。が、やはりこの病気には今のところ有効な治療法はなく、投薬とリハビリで進行を抑えるしかない、と言われてしまう。その夜、潮香は、夫の瑞生(陣内孝則)に、亜也の病気のことを告げるが…。
第3話:病気はどうして私を選んだの(放送日:2005年10月25日)
ドラマ『1リットルの涙』3話のあらすじ
合唱コンクールが10日後に迫り、亜也(沢尻エリカ)や遥斗(錦戸亮)たち1年A組の面々は練習に余念がない。しかし、体の異変に気づき始めていた亜也は、合唱の練習中に楽譜がぼやけて見え、言いようのない不安に襲われる。
同じころ、亜也の母・潮香(薬師丸ひろ子)は、常南大学医学部付属病院の神経内科診察室を訪れていた。夫の瑞生(陣内孝則)と話し合い、まだ亜也には病気のことを告知しない、と決めた潮香は、亜也の主治医・水野(藤木直人)にその旨を伝えた。早期の治療とリハビリの必要性を説いてきた水野は、その場しのぎの希望を持たせるべきではない、と潮香を諭す。しかし潮香は、水野の言葉をさえぎり、いまはまだ告知をしないでほしい、と頭を下げる。
その夜、亜也の妹・亜湖(成海璃子)は、絵の具セットを瑞生にねだる。実は、亜湖の描いたデザイン画が中学生絵画コンクールの一次審査を通過していたのだ。亜湖は、そのことを潮香に報告しようとする。しかし、亜也の病気のことが頭から離れない潮香はどこかうわの空で、亜湖の話をまともに聞いてやることができない。
あくる日、部活を終えた亜也は、先輩の祐二(松山ケンイチ)に誘われ、一緒にスポーツショップに行く。そこで、祐二から同じ柄の靴紐をプレゼントされた亜也は、嬉しさで一杯だった。ふたりは、ファーストフード店に立ち寄り、一緒に帰った。その際、亜也は、道の向こう側から走ってきた子どもを避けようとするが、体が動かず、ぶつかってしまう。
別の日、とある寺では、遥斗の兄・圭輔(佐藤祐基)の一周忌の法要が行われる。そこで遥斗は、子どもたちの自慢話をする親戚に毒づき、父親の芳文(勝野洋)を怒らせていた。
そんな折、亜也は、潮香たちには内緒で、常南大学医学部付属病院を訪れる。水野に会うためだった。そこで芳文に出会い、彼が遥斗の父親であることを知る亜也。芳文も、遥斗が彼女の家で食事をしたことを聞かされ、驚きを隠せなかった。芳文と別れた後、亜也は、入院中の優花(松本梨菜)の父・明彦(桜山優)を見舞う。そこで、優花の母・祥子(橘ゆかり)から、明彦が思うように体を動かせなくなる病気であることを聞かされた亜也は、祐二と一緒にいたときの出来事を思い出していた。水野が休みだと知った亜也は、看護師から彼の行きつけの食堂を教えてもらう。そこで水野と会った亜也は、彼に自分の病気のことを聞こうとするが…。
第4話:二人の孤独(放送日:2005年11月01日)
ドラマ『1リットルの涙』4話のあらすじ
亜也(沢尻エリカ)は、常南大学医学部付属病院の神経内科医・水野(藤木直人)から、脊髄小脳変性症であることを告知される。母親の潮香(薬師丸ひろ子)とともに家に戻った亜也は、無理矢理笑顔を作って気丈に振る舞おうとするが、どうしても病気のことを受け止めることが出来ずに泣き出してしまう。「私まだ15だよ!? こんなのひどいよ! 神様不公平だよ!」と泣きじゃくる亜也。潮香は、亜也にかける言葉が見つからず、ただ彼女を抱きしめることしか出来なかった。
その夜、潮香は、まだ告知せずにもう少し様子を見るべきだったのではないか、と瑞生(陣内孝則)に話す。すると瑞生は、そんな潮香を叱咤し、俺たちが全力で支えてやればいいじゃないか、と彼女を励ます。
あくる朝、亜也は何事もなかったかのように元気に登校し、潮香や瑞生を驚かせる。教室でも亜也は、いつもと同じように振る舞っていた。一方、遥斗(錦戸亮)は、時折ぼんやりしている亜也のことが気になっていた。遥斗は、生物室で「人間が死んでもどうでもいいって言って、魚が死ぬのは気になるんだ」と言って突然涙を流した亜也の姿を思い出していた。
放課後、バスケット部の練習に出た亜也は、思ったように体を動かすことが出来ず、コーチの西野(佐藤重幸)に怒鳴られてしまう。まり(小出早織)や早希(松本華奈)は、そんな亜也のことを心配そうに見つめていた。同じころ、潮香は、水野の元を訪れていた。そこで水野は、亜也をただちに入院させ、薬の効果やリハビリの方法を確認したい、と潮香に申し出る。
そんな折、亜也は、バスケット部の先輩・祐二(松山ケンイチ)からデートの誘いを受ける。祐二は、終業式の日に行われる花火大会に一緒に行かないか、と亜也を誘った後、自分の誕生日である8月7日も空けておいてほしい、と亜也に告げる。亜也が祐二に憧れていることを知るまりや早希は、まるで自分のことのように大騒ぎしていたが、亜也の胸中は複雑だった。
その夜、亜也は、祐二からデートの誘いを受けたことを潮香に打ち明け、どうやって断るべきか相談する。病気のせいで祐二に迷惑をかけてしまうかもしれない、というのだ。潮香は、亜也の気持ちを察し、胸が締め付けられるような思いを抱きながらも、病気のせいにして出来ることを投げ出すのはどうか、と亜也に告げる。亜也は、そんな潮香の思いを受け止め、自分を信じて頑張って生きようと決意するが…。
第5話:障害者手帳(放送日:2005年11月08日)
ドラマ『1リットルの涙』5話のあらすじ
亜也(沢尻エリカ)は、リハビリ科専門医・田辺(小林正寛)の指導を受けながらリハビリを続けていた。しかし、亜也はいつもと様子が違い、リハビリにも身が入らず、ついにすべてを放棄したかのように座り込んでしまう。担当医の水野(藤木直人)は、そんな亜也の様子が気になっていた。
同じころ、潮香(薬師丸ひろ子)は、明和台東高校を訪ね、担任の西野(佐藤重幸)に亜也の病状を伝えていた。西野は、亜也が回復困難な病気であることを知ってショックを受けるが、クラスメイトにも呼びかけて彼女を支援することを約束する。
教室を後にした潮香は、体育館の前で足を止めた。体育館の中では、バスケットボール部が練習をしていた。そんな潮香の姿に気付いた遥斗(錦戸亮)は、亜也のことを尋ねた。潮香は、亜也が退院出来ることを遥斗に伝えると、その場を後にする。
潮香を見送った後、祐二(松山ケンイチ)とすれ違った遥斗は、そのすれ違いざま、亜也が動物園で祐二のことをずっと待っていたことを彼に告げる。
亜也の退院の日、潮香は、水野から障害者手帳の申請についての説明を受ける。障害の認定はその程度によって1級から7級までに分けられるが、現時点での亜也は6級の認定になるというのだ。潮香は、水野の話を聞きながらも、戸惑いを隠せなかった。
亜也は、潮香と妹の亜湖(成海璃子)に付き添われて自宅に戻った。その夜、潮香は、瑞生(陣内孝則)に、亜也をタクシーで登校させるために貯金を切り崩したい、と相談する。瑞生は、それについては了承したものの、潮香が障害者手帳の申請について切り出すと、「国の厄介にはならねえ!」と声を荒げた。
明くる日、亜也は、タクシーで登校する。その姿を見ていた亜湖は、入院までしたのに亜也の病状が良くなっていないのはおかしい、と言い出す。弟の弘樹(真田佑馬)も同じ思いだった。潮香や瑞生は、戸惑いを隠しつつ、回復には時間がかかる、とだけ亜湖たちに告げる。
登校した亜也は、友人のまり(小出早織)や早希(松本華奈)にサポートされながら教室に向かう。西野は、病名を伏せて亜也のことをクラスメイトに伝えると、亜也をクラス委員の任から解き、新しい委員を選出する。
瑞生に迎えにきてもらって帰宅した亜也は、明日から歩いて学校に行きたい、と潮香に頼んだ。人に迷惑をかけてしまうことや、周囲の好奇の目に耐えられなかったのだ。そんなある日、体育の授業を休んで教室にいた亜也のもとに、遥斗がやってくる。遥斗は授業をサボったのだという。そのとき、突然亜也が意識を失って倒れ…。
第6話:心ない視線(放送日:2005年11月15日)
ドラマ『1リットルの涙』6話のあらすじ
秋も終わりに近づいたある日、亜也(沢尻エリカ)は、潮香(薬師丸ひろ子)とともに、愛犬のがんもを連れて歩行訓練を兼ねた散歩に出かける。亜也は、以前よりさらに歩くことが困難になっている様子だった。その散歩の途中、亜也たちは、ひとりで黙々とサッカーの練習をしている弘樹(真田佑馬)の姿を見つける。亜也は、シュートが苦手だという弘樹のために、ぎこちない手つきでコンクリートの壁にゴールを書き、イメージトレーニングが大切だとアドバイスする。その帰り道、弘樹は、すれ違った近所の主婦たちがあからさまに亜也の病気の話をしているのを耳にしていた。
別の日、常南大学医学部付属病院を訪れた亜也は、担当医・水野(藤木直人)の診察を受ける。潮香は、亜也がリハビリ訓練をしている間、水野に最近の彼女の様子を伝えた。亜也の調子が良さそうだと笑顔で話す潮香。が、亜也の日記を読みながら潮香の話を聞いていた水野は、「お茶を飲んだら少しむせた」という一文に目を留め、表情を強張らせる。
あくる日、亜也は、ひとりで登校する。亜也のサポート役をしているまり(小出早織)や早希(松本華奈)が、バスケットボール部の新人戦に備えて朝から練習に出ているためだった。そんな亜也の姿を見た遥斗(錦戸亮)は、部活に戻れない彼女の心境を察し、部員が足りないから生物部の水質調査を手伝って欲しいと誘う。
一方、瑞生(陣内孝則)は、亜也の治療費を捻出するために、新規の取引先を増やそうとしていた。あるスーパーを訪れた瑞生は、店長の恩田(森善行)に、自分の店の豆腐を置いてほしいと何度も頭を下げるが、あっさりと断られる。そこに、店長の息子で、亜也のクラスメートでもある耕平(水谷百輔)が帰ってきた。瑞生が亜也の父親だと気付き、それを父親に告げる耕平。息子から亜也の病気の話を聞いていた恩田は、「お宅も大変なんだな」というと、瑞生の豆腐を自分の店で扱うことにする。
そんな折、弘樹は、次の試合の先発メンバーに選ばれる。仲間から祝福された弘樹は、亜也にサッカーを教えてもらったことを自慢げに話すが…。
第7話:私のいる場所(放送日:2005年11月22日)
ドラマ『1リットルの涙』7話のあらすじ
新しい年が明けた。以前よりさらに歩行が困難になった亜也(沢尻エリカ)は、車椅子を使うようになったが、潮香(薬師丸ひろ子)や瑞生(陣内孝則)をはじめ家族みんなの支えを受けながら、明るく元気に毎日を過ごしていた。
3学期が始まり、亜也は、潮香の車で登校する。寒い中、校門の前で亜也が来るのを待っていたまり(小出早織)と早希(松本華奈)は、潮香が荷台から降ろした車椅子を見て戸惑うが、それでも亜也への協力は惜しまなかった。
ホームルームで、1年A組の担任・西野(佐藤重幸)は、進路希望のプリントを配った。明和台東高校では、2年生になってもクラスはそのままだが、授業は進路別になるのだ。放課後、生物室で潮香の迎えを待っていた亜也は、遥斗(錦戸亮)に進路のことを尋ねた。「まだ何も決めていない」という遥斗に、「動物が好きなのだから獣医になればいいのに」と言う亜也。逆に、同じことを遥斗に問われた亜也は、しばらく考えると、「人の役に立てる仕事がしたい」と答える。それを聞いた遥斗は、亡き兄・圭輔が亜也と同じことを言っていたのを思い出していた。
そんなある日、潮香のもとに西野から連絡が入る。相談したいことがあるのだという。明和台東高校に向かった潮香を出迎えたのは、西野と教頭(児玉頼信)だった。そこで西野は、「亜也を養護学校に行かせてはどうか」と切り出す。「設備の整った養護学校なら、亜也への負担も少なく、他の生徒に負担をかけることもない」というのだ。クラスの生徒からは、亜也のせいで授業が遅れて困る、という声も出ているらしい。
突然の話に驚いた潮香は、常南大学医学部付属病院を訪ね、亜也の担当医・水野(藤木直人)に相談する。すると水野は、以前自分が担当していた患者がいる養護学校を訪ねてみてはどうか、と持ちかけた。今後もいろいろな選択を迫られる亜也のためにも、同じ病気の患者やその家族の話は参考になるのではないか、というのだ。
あくる日、亜也は、西野に進路希望を提出する際、バスケットボール部を退部したいと告げる。西野は、亜也がまだ潮香から話を聞いていないことを知り、複雑な心境だった。放課後、西野は、部員たちに亜也の退部を伝える。が、亜也から何も聞かされていなかったまりは、ショックを受けてしまう。
同じころ、潮香は、水野に紹介された養護学校を訪ねていた。そこで潮香は、亜也と同じ病気と闘っている18歳の少女・明日美(大西麻恵)と、その母親の菊枝(かとうかずこ)に出会う。
第8話:1リットルの涙(放送日:2005年11月29日)
ドラマ『1リットルの涙』8話のあらすじ
バスケットボール部の新人戦を応援しに行った亜也(沢尻エリカ)は、初戦を突破したまり(小出早織)や早希(松本華奈)を祝福する。すると、保護者会を終えたばかりの潮香(薬師丸ひろ子)たちが校舎から出てきた。潮香の暗い表情に気付いた亜也は、何故か不安な気持ちを抱く。
その夜、亜也は、保護者会で何かあったのかと潮香に尋ねる。しかし潮香は、クラスメイトの母親たちから亜也のサポートをすることに対してのクレームがあったことは伏せ、亜也のことをお願いしてきた、とだけ答えた。
同じころ、麻生家では、佐和子(兎本有紀)が芳文(勝野洋)に保護者会のことを報告していた。亜也がこのまま明和台東高に通い続けるのは困難だ、という芳文の言葉を聞き、ショックを受ける遥斗(錦戸亮)。そんな遥斗に芳文は、環境のいい場所に移る方が彼女にとってもいいことなのかもしれない、と告げる。「あの子が背負っている荷物は、お前が考えているよりはるかに重い」という芳文に、遥斗は返す言葉がなかった。
あくる日、潮香の迎えを待って、遥斗とともに生物室にいた亜也は、卒業アルバム用のクラス写真を見ながら、ふいに「私、卒業できるのかな」とつぶやく。遥斗は、動揺を抑えながら、亜也が必死で何かをやるたびにクラスのアルバムの写真は増えていく、と彼女を励ました。すると亜也は、学校を辞めなければならない時がくることに対する不安を口にする。
その夜、潮香は、家族の前で保健師の仕事を辞める、と言い出す。弘樹(真田佑馬)や理加(三好杏依)は、これからは潮香が家にいると知って大喜びだったが、亜也の胸中は複雑だった。一方、亜湖(成海璃子)も、亜也のためにあることを決意していた。そして瑞生(陣内孝則)は、店の営業終了後と休日を使って、知り合いの鉄工所で働くことを決意する。
そんな折、亜也は、全国高校模試を受けるために、まりや早希とともに会場に向かった。が、そこで亜也は、ふとしたはずみで階段から転落し、まりにもケガをさせてしまう。
第9話:今を生きる(放送日:2005年12月06日)
ドラマ『1リットルの涙』9話のあらすじ
亜也(沢尻エリカ)は、養護学校で寄宿生活を送ることになった。そんな亜也の大きな助けになるのが電動車椅子だった。歩ける場所は自分の足で歩く、と決めている亜也だったが、ひとりで自由に動くことが出来るのは彼女にとって大きな喜びだった。父親の瑞生(陣内孝則)は、亜也を寄宿生活させることに対して、寂しさを隠せなかった。潮香(薬師丸ひろ子)は、亜也が自分で決めたことなのだから笑って送り出してあげよう、とそんな瑞生を励ました。
あくる日、池内家で、小学校に入学する理加(三好杏依)の入学祝いパーティーが行われた。その席に遥斗(錦戸亮)を連れてくる瑞生。亜也と遥斗が会うのは、東高の終業式以来だった。そのパーティーの席で、潮香は亜也にも入学祝として携帯電話を贈った。
養護学校初日、亜也は、不安で押しつぶされそうだったが、努めてそれを表に出さないようにしていた。亜也と潮香を出迎えたのは、担任のまどか(浜丘麻矢)だ。まどかは、亜也の車椅子を押そうとした潮香を制し、「自分のことは出来る限り自分でやるのがこの学校のルール」と亜也に告げると、校内を案内し、ボランティアでこの学校を手伝っている高野(東根作寿英)らを紹介する。亜也が生活する部屋はふたり部屋で、ルームメイトは同じ病気と闘うひとつ年上の少女・明日美(大西麻恵)だった。
亜也は、養護学校で生活する明日美たちの意外な明るさに戸惑っていた。そんな折、亜也の携帯電話に、遥斗から電話がかかってくる。遥斗は、かつてのクラスメイトの近況を亜也に報告した。
それから2カ月後、潮香は、常南大学医学部付属病院を訪れ、亜也の担当医・水野(藤木直人)に会う。そこで水野は、亜也の検査結果があまり良くないことを潮香に告げる。このまま病状が進むと、固形物の食事が難しくなるだけでなく、発声なども困難になっていくことが予測されるというのだ。また、四肢の機能低下によって転倒が大きなケガにつながったり、ちょっとした風邪が合併症を引き起こしたりする可能性もあった。
同じころ、亜也は、懸命に歩く訓練を続けていた。が、それを見たまどかは、生活のペース配分を考えるべきだとアドバイスする。どこまでは自分でやって、どの程度の補助をしてもらうか、折り合いをつけることが大事なのだという。実は亜也は、電動車椅子を使っていたら、自分の足で歩けなくなってしまうのではないか、という恐怖感を抱いていたのだ。
数カ月後、遥斗は、耕平(水谷百輔)、慶太(橋爪遼)とともに文化祭の準備のために図書館を訪れる。そこで遥斗は、熱心に受験勉強をしている亜湖(成海璃子)に出会った。亜湖から「最近亜也が元気がない」と聞いた遥斗は、彼女の携帯電話に電話し「水族館に行こう」と誘う。
第10話:ラブレター(放送日:2005年12月13日)
ドラマ『1リットルの涙』10話のあらすじ
亜也(沢尻エリカ)は、滑らかな発音が難しくなる構音障害が進行していた。亜也の診察をした担当医の水野(藤木直人)は、養護学校卒業後、亜也が進学や就職をするのは困難であることを潮香(薬師丸ひろ子)と瑞生(陣内孝則)に伝え、在宅でリハビリに励んではどうか、と助言する。
加住養護学校の卒業式を終えた亜也は、これで自分の居場所が無くなった、とつぶやく。それに気付いた潮香は、亜也のために部屋を用意し、家族皆で温かく迎え入れた。
そんなある日、池内家に、明和台東高校の卒業式を終えたばかりの遥斗(錦戸亮)やまり(小出早織)、早希(松本華奈)ら、かつてのクラスメートたちがやってくる。遥斗は、常南大学医学部に合格していた。まりたちも大学に進学し、春からは新しい生活が始まるのだという。亜也は、まりたちの話を笑顔で聞いていたが、その表情はどこか寂しそうだった。潮香や遥斗は、そんな亜也の様子が気になっていた。
別の日、リハビリのために常南大学医学部附属病院を訪れた亜也は、そこで遥斗に会う。遥斗にキャンパスを案内してもらう亜也。そこで、並んで歩くカップルの姿を見つめていた亜也は、ふいに「どうして人間は歩くのかな?」と遥斗に問いかけた。恋人同士も歩きながら将来のことを語り合う、という亜也の言葉に、遥斗は何も返せなかった。
亜也を遥斗に任せて家庭訪問に行っていた潮香は、亜也を迎えに行く前に一旦帰宅する。その際、机の上から落ちた亜也の日記を偶然見てしまう潮香。そこには、「お母さん、過ごしやすい居場所が欲しいわけじゃないの。これから先、どう生きていくか、そのことを考えていたの」と記されていた。
潮香は、ショックを隠しながら、亜也を迎えに行った。すると亜也は、突然、入院させてほしい、と潮香と水野に懇願する。
第11話:遠くへ、涙の尽きた場所に(放送日:2005年12月20日)
ドラマ『1リットルの涙』11話のあらすじ
20歳になった亜也(沢尻エリカ)は、常南大学付属病院で入院生活を送りながら、日記を書き続けていた。その傍ら、亜也は、養護学校時代に世話になったボランティアの喜一(東根作寿英)に依頼されて始めた「ふれあいの会」の会報にも寄稿を続けていた。
一方、遥斗(錦戸亮)は、医学生として勉強の日々を送っていた。亜也から別れの手紙をもらってすでに1年ほどが過ぎていた。遥斗の部屋の棚には「ふれあいの会」の会報が積まれていた。
ある日、亜也の元に、潮香(薬師丸ひろ子)や瑞生(陣内孝則)、亜湖(成海璃子)たち妹弟がやってくる。亜湖が描いた絵が展覧会で入選し、明和台東高校に飾られていることを知った亜也は、ふいに東高に行きたい、と言い出す。家族と一緒に、久しぶりに東高校を訪れた亜也は、バスケットボール部員の姿や、合唱の練習を聞きながら、15歳の自分が確かにこの場所にいたことを思い出していた。
発病してから5年が経過し、運動機能が著しく低下していた亜也は、ある日、とうとう自分の力で立ち上がることができなくなってしまう。診察をした水野(藤木直人)は、亜也が突然危険な状態に陥る可能性があることを潮香と瑞生に告げ、何かあったときすぐに家族に連絡を取れるようにしておいてほしい、と頼む。
水野の部屋を出た潮香は、芳文(勝野洋)に出会った。芳文は、亜也のために何もしてやれない自分が情けないと苦しむ潮香に、長男を失ったときのことを話し、亜也との時間を大切にしてほしい、と言葉をかける。
同じころ、瑞生は、遥斗に会っていた。遥斗の気持ちを察した瑞生は、彼に感謝の気持ちを伝えると、「お前は自分の人生をちゃんと生きろ」と告げる。
そんなある日、亜也は、食事を詰まらせて呼吸困難に陥る。水野たちの処置のおかげで幸い命に別状はなかったが、亜也の受けたショックは大きい様子だった。
別の日、水野は、亜也宛に届いた一通のハガキを遥斗に託す。その手紙は、亜也と同じ病気に苦しむひとりの女の子から送られてきたものだった。遥斗は、それを持って亜也の病室を訪ねる決心をして…。
ドラマ『1リットルの涙』の主な登場人物とキャスト(俳優さん)
池内亜也〈15→25〉(キャスト:沢尻エリカさん)
本作の主人公。自宅の豆腐店の手伝いもキッチリ行う心優しい女の子。1989年7月19日生まれ。活発で前向きで誰からも好かれる、いわゆる優等生タイプ。
池内潮香〈40→51〉(キャスト:薬師丸ひろ子さん)
亜也の母。現在の職業は保健師だが、看護師として働いていたこともある。夫と亜也を含めて4人の子供の面倒を見る、聡明で優しさと厳しさを兼ね備えた女性。
池内亜湖〈13→18〉(キャスト:成海璃子さん)
亜也の妹。絵を描くのが得意。
池内弘樹〈11→16〉(キャスト:真田佑馬さん)
亜也の弟。サッカーが好きで、少年サッカーチームに所属して練習している。基本的には健気な性格で元気な少年。
池内理加〈5→10〉(キャスト:三好杏依さん)
亜也の妹。幼い頃は「理加も」が口癖だった。亜湖同様、絵の才能がある。
池内瑞生〈45→56〉(キャスト:陣内孝則さん)
亜也の父。豆腐屋の店主を営んでいる。ちょっとしたことでカチンときたりして子供じみたところがあり、自分で考えたことを曲げない頑固者である一方、情に厚く、涙もろい人情味に溢れた男性。
麻生遥斗〈15→25〉(キャスト:錦戸亮さん)
亜也のクラスメート。生物部に所属している。一人で考え一人で行動に移すタイプで不器用で頑固な性格は父譲り。
麻生芳文〈50→55〉(キャスト:勝野洋さん)
遥斗の父。亜也が生涯世話になる常南大付属病院で外科部長を務めている。生真面目で頑固な性格。
麻生佐和子〈48〉(キャスト:兎本有紀さん)
遥斗の母。
麻生圭輔〈18〉(キャスト:佐藤祐基さん)
遥斗の兄。彼と渓流で魚釣りをしていた時に急流に巻き込まれて水難事故で死亡した。生前は頭が良く、両親からも自慢の息子として将来を期待されていた。
西野良三〈30〉(キャスト:佐藤重幸さん)
亜也の高校の担任で女子バスケ部の顧問。
杉浦まり〈15→18〉(キャスト:小出早織さん)
亜也のクラスメートで中学時代からの親友。いつも亜也のことを気にかけていた。女子バスケ部に所属。
松村早希〈15→18〉(キャスト:松本華奈さん)
亜也のクラスメート。同じクラスで同じ部に入ったことから亜也たちと仲良くなる。
恩田耕平〈15→18〉(キャスト:水谷百輔さん)
亜也のクラスメート。遥斗の中学時代からの親友で楽天家でおちゃらけ者。生物部に所属し、亜也たちと交流を深めていくようになる。後に大学受験に失敗している。実家はスーパーを営んでいる。
中原慶太〈15→18〉(キャスト:橋爪遼さん)
亜也のクラスメート。マジメを絵に描いたような性格の持ち主でいつも敬語で話している。生物部に所属しており、生物に並々ならぬ情熱を抱いている。
富田圭子〈15→18〉(キャスト:葵さん)
亜也のクラスメート。遥斗の幼馴染で恋愛感情を抱いており、彼が亜也と仲良く話していることに少し嫉妬している。
大橋美歩〈15→18〉(キャスト:川原真琴さん)
亜也のクラスメート。
本田香織(キャスト:星野奈津子さん)
女子バスケ部部長。
河本祐二〈17〉(キャスト:松山ケンイチさん)
亜也の中学時代からの憧れの先輩で男子バスケ部に所属。自身も亜也に一目置いていた。 亜也の病状が悪化するにつれて、彼女を避けるようになった。それを察した亜也から「さよなら」と電話で別れを告げられた。
武田誠〈17〉(キャスト:遠藤雄弥さん)
河本の友人で、男子バスケ部に所属。河本に対し歯に衣着せぬ意見を言う。
水野宏〈33→44〉(キャスト:藤木直人さん)
亜也の担当医。常南大学付属病院の神経内科に勤務。脊髄小脳変性症の治療と研究を専門にしている。宮下信太郎の教え子。 亜也と両親を支えていく一方で、彼自身も、懸命に病に立ち向かう亜也の姿に影響を受けて変わっていく。遥斗に大きな影響を与える。
岡崎誠(キャスト:矢島健一さん)
神戸医科大学病院神経内科教授。
田辺慎太郎(キャスト:小林正寛さん)
理学療法士。亜也の歩行訓練などのリハビリに献身的に付き添った。
宮下信太郎(キャスト:森山周一郎さん)
清林医科大学病院長であり、小脳脊髄変性症を40年研究してきた神経内科教授。
川上さくら(キャスト:円城寺あやさん)
ご近所さん。
藤村まどか(キャスト:浜丘麻矢さん)
養護学校の担任。日々進んでいく病状や障害を受け入れるのを怖れる亜也に厳しいことを言うこともある。 第10話で高野と結婚。
高野喜一(キャスト:東根作寿英さん)
養護学校のボランティア。まどかの恋人。本業は「文芸総合出版」の営業マン。 第10話で潮香の勤務先に訪れ、まどかとの結婚式に招待すると同時に、潮香にあることを依頼する。
及川明日美〈16→17〉(キャスト:大西麻恵さん)
亜也の養護学校のクラスメートで、寮では亜也と同室になる。亜也のひとつ年上。 水野の元患者で14歳のときに膠芽腫を発病。亜也以上に症状が進行しているものの、持ち前の明るさと気丈さで病と向き合っている。亜也の良き友達でもあり、良き先輩である。
及川菊枝(キャスト:かとうかずこさん)
明日美の母。同じ病を患う娘を持つ母親の「先輩」として、水野の紹介で養護学校を訪れた潮香を励ます。
ドラマ『1リットルの涙』に関するよくある質問
ドラマ『1リットルの涙』はどこで見れる?
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ドラマ『1リットルの涙』の放送はいつ?何時?
ドラマ「1リットルの涙」の放送局・放送開始日・曜日・時間帯は下記の通りです。
- フジテレビジョン:2005年10月11日から毎週火曜日夜21:00〜放送
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少女が「生きたい」と叫ぶシーンは痛切な叫びが胸を打ち、生命の尊さを感じさせます!!