『黒執事』クリス・ヒースフィールド男爵のまとめページです。クリス・ヒースフィールド男爵は、ノースヨークシャーのお屋敷で100名以上のメイドを採用しており、シエルにシリウスの血液供給場所として目をつけられました。男爵の目的、「魂の形」発言、見る行為など、黒執事のクリス・ヒースフィールド男爵について解説・考察していきます。
『黒執事』クリス・ヒースフィールド男爵の基本プロフィール
名前 | クリス・ヒースフィールド |
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立場 | ノースヨークシャーの男爵 |
容姿 | ワイルドなイケオジ |
特徴 | ・毎日メイドの顔を「よく見せておくれ」と覗き込む ・毎晩メイドを自室へ呼ぶ ・常時厚待遇な条件でメイドを募集 ・過去に100名以上のメイドを採用 |
『黒執事』クリス・ヒースフィールド男爵とは?
毎晩メイドを自室に呼ぶイケオジ
ヒースフィールド男爵は、ノースヨークシャーにあるお屋敷の主人である男爵です。
いわゆるイケオジと呼ばれる存在で、毎晩メイドを自室へ呼んでうふふんなことをしています。
また、毎朝メイドを並ばせて、「顔をよく見せておくれ」と触れてくるため、男爵邸のメイド達はほぼ全員ヒースフィールド男爵にメロメロとなっており、夜に呼ばれることを期待しています。
『黒執事』クリス・ヒースフィールド男爵のセリフ・口癖
顔をよく見せておくれ
『黒執事』クリス・ヒースフィールド男爵の過去は?
最愛の妻と子供を馬車の事故に巻き込まれて失っている
ヒースフィールド男爵は、数年前に馬車の事故で奥さんと子供を亡くしています。
それから「妻に似た魂の形を持った女性」を探してメイドを募集し続けていました。
身近な人の死亡と「魂」に関する言及、貴族という立場から、暁学会のパトロンの一人であることが予想されます。
『黒執事』クリス・ヒースフィールド男爵はどうなる?残された伏線の考察と最期
「馬車の事故」で親族を失うのはアンジェリーナと共通
「馬車の事故」で親族を失っているのは、マダムレッドことアンジェリーナと共通しています。
この点について、暁学会の関与が疑いそうになりますが、19世紀頃のイギリスは非常に多くの馬車が行き来しており、馬同士の衝突や、通行人に馬車が突っ込むという事故が多発していたため、不自然な出来事ではありません。
アイリーンがハロッズの前で馬車が横転した事故に巻き込まれた一件がありましたが、ああいった事故が頻発していたようです。
「魂の形」が似ている女性を探す理由
ヒースフィールド男爵が「魂の形」が似ている女性を探す理由には、次のものが考えられます。
- 愛する妻を懐かしむため
- 愛する妻を蘇生するため
ヒースフィールド男爵は屋敷に隠し部屋を作るほどまでに暁学会に協力していたことから、恐らく後者が理由になるものと考えられます。
魂の置き換えの技術がある?
アンダーテイカーは、ディーデリヒとの会話の中で、ヴィンセントの肉体はもう残っていないと涙しながら、「ああ、でも、ファントムハイヴ伯爵はまだいるからね」と発言しています。
これは、シエルやシリウスのこと指している可能性もありますが、「ヴィンセントの魂は自分が回収して保管している」という意味と考えることもできます。
つまり、肉体とそれに付随する記憶がこの世から消失してしまった場合でも、魂が残っていれば、それを元に新たな同一人物を蘇生することができ、だからこそアンダーテイカーは「ああ、でも」と言った可能性があります。
ヒースフィールド男爵が「魂の形」が似ている女性を探しているのは、魂の置き換え技術のようなものが暁学会の中で研究されており、その置き換えの条件が「置き換えようとしている魂の形と似ている」ことである考えると、辻褄が合います。
上記の仮説が正であれば、ヒースフィールド男爵は、妻の復活を目的に、暁学会に協力していた人物だと言えるでしょう。
男爵の「見る」行為はブラバットと共通している
ヒースフィールド男爵の「見る」行為は、ブラバットの「見る」行為と似ています。
ブラバットは、セバスチャンを見て人間ではないと見抜いており、これは事前知識や観察によるものではないと発言されています。
そのため、暁学会には既に相手の魂を見る技術が確立されており、ヒースフィールド男爵もその技術を使って、妻に似た魂を持つ女性を探していたのではと思われます。
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本ページの情報は2021年02月13日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。