『黒執事』エドガー・レドモンドのまとめページです。レドモンドは、「寄宿学校編」でP4の一人として登場した少年です。深紅の狐寮の監督生として関わった三人の寮弟(ファッグ)、犯した罪の正体、S4となったその後など、黒執事のレドモンドについて解説していきます。
『黒執事』エドガー・レドモンドの基本プロフィール
名前 | エドガー・レドモンド |
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立場 | ・深紅の狐寮の監督生(P4) ・スターライト4(S4) ・ドルイット子爵の甥っ子 |
特徴 | 「赤薔薇竜巻(クリムゾントルネード)」 |
『黒執事』エドガー・レドモンドとは?
ウェストン校「深紅の狐寮」のプリーフェクト
レドモンドは、シエルが入学したときのウェストン校の「深紅の狐寮」の監督生です。
深紅の狐寮は、英国中の名門貴族が集まるウェストン校の中でも、特に高貴な身分の者だけが所属することを許される寮です。また、育ちの良さからなのか、優雅な振る舞いと可愛らしい見た目をしている学生が多いです。
他の監督生、プリーフェクトと共にレドモンドは「P4」と呼ばれて憧れの対象となっていました。
ドルイット子爵の甥っ子
また、レドモンドはドルイット子爵の「甥っ子」でもあり、クリケット大会の前夜祭にはドルイット子爵も現れます。
デリックの一件が発生した際には、レドモンドがドルイット子爵に連絡を取り、そこから暁学会とウェストン校の関係が生まれてしまいました。
寮弟経験者は三人
寮弟(ファッグ)は学内限定の兄弟関係で、上の学年で一人、下の学年で一人の寮弟を持つのが通常です。
しかし、レドモンドの寮弟関係者には問題がある者が多く、合計で三人の寮弟を持ちました。
- デリック・アーデン
- モーリス
- ハーコート
『黒執事』エドガー・レドモンドのセリフ・口癖
お前まで俺を裏切るなんてな、人を見る目がなさすぎる自分が情けないよ
『黒執事』レドモンドはどうなる?青の復讐編での動きを考察
スフィア崩壊後、レドモンドはロレンス、グリーンヒルと共に逃亡生活を送っています。
今後のレドモンド達の動きの注目点は次の二点です。
- レドモンドは捕まるのか、匿われるのか
- バイオレットの想いを知った時にどう変わるのか
それぞれ具体的に考察していきましょう。
レドモンド達は捕まる?匿われる?
レドモンドは、ロレンスとグリーンヒルと共にロンドンのパブの中に身を寄せており、周囲は捜索中の警察に囲まれています。
そのため、三人だけの力で逃げ切ることは難しいと考えられ、そのまま捕まるか、第三者の協力を得るかのどちらかの状況になると予測されます。
ランドル卿に捕まる場合は留置所でブラバットとの再会の可能性
ロンドン警視庁、ランドル卿に捕まった場合には留置所に入れられ、ブラバット・スカイとそこで再会する可能性があります。
ブラバットは、馬車が倒れた時に逃亡できたにも関わらず留まっており、警視庁、裁判所の内部に潜入することも目的の一つだったと考えられます。
この場合、ブラバットの口車に乗せられ、三人はさらに深みへとはまっていってしまう可能性が出てきます。
ドルイット子爵に匿われる?
第三者に匿われる場合には、本命はレドモンドの叔父であるドルイット子爵です。
ドルイット子爵は、子爵自体が闇オークションを開催して捕まるなどの前科もあり、暁学会に関与するなど倫理観も崩壊しているので、レドモンド達を匿うことに何の躊躇いも持たないことは明らかです。
一時的にドルイット子爵の元に身を寄せて、状況が変わるまで待機する可能性は十分にあります。
バイオレットの想いを知った時の変化
レドモンド含む三人は、どこかでバイオレットの想いを知ることになるでしょう。
バイオレットはシエル兄、スフィアの悪行を知りながらも、三人の笑顔を守るために自らを犠牲にしていました。
レドモンド、ロレンス、グリーンヒルは悪人ではないため、バイオレットの想いを知れば、バイオレットを追い込んだシエル兄と敵対することを決める可能性が高いです。
三人だけで何かを実現することは難しい
ただし、ウェストン校、スフィア・ミュージックホールの件で分かる通り、三人はまだ子供であり、三人だけで動いてもうまくいかず、よくて利用されるだけです。
そのため、もし本当にシエル兄打倒に一役買いたいのであれば、有力な大人の下で動くことが必要となります。
経験豊富な大人の下で動けば活躍できる素質がある
元々、レドモンド、ロレンス、グリーンヒルは名門貴族の子息が集まるウェストン校の監督生を務めていた逸材でもあります。
それぞれの分野で秀でた能力を持っているため、正しく能力を行使すれば、活躍できることは間違いありません。
アレクシスの動きに同調する可能性もある
シエル兄打倒の動きをする中で、三人を率いることのできる資質を持った大人の本命は、アレクシスです。
アレクシスは英国騎士団団長であり、前夜祭でエドワードの父として顔を出しており、三人とも面識があります。
ディーデリヒ、アレクシスのコンビに、この三人が下につけば、シエル兄陣営の一翼に対抗しうる戦力になるかも知れません。
『黒執事』エドガー・レドモンドの主な活躍
「寄宿学校編」:P4の一人として登場
「深紅の狐寮」のプリーフェクトとして登場
レドモンドは、シエルが潜入したウェストン校の「深紅の狐寮」のプリーフェクト(監督生)として登場します。
学園の規則を知らないシエルが芝生を横切った際、規則破りを怒るのではなく、ネクタイが曲がっているのを直す形で優しくルールを教えてあげました。
寮弟は学園一の美青年モーリスが務めており、レドモンドの世話を何でもこなせる万能な人物でした。
モーリス・コールの裏切りが発覚
しかし、モーリスは自らの立場を利用して、職員や後輩に自分の仕事をさせ、P4の目にかかりそうな有能な人物を陥れて潰していたことが発覚します。
レドモンドが寮弟に裏切られることは2回目であり、「お前まで俺を裏切るなんてな、人を見る目がなさすぎる自分が情けないよ」とモーリスに対して発言しています。
モーリスとの寮弟関係を解消した後は、ハーコートを寮弟にしました。
また、シエルが白鳥宮での集まりに参加できるようになると、モーリスの前の寮弟がデリックであったことを明かしています。
クリケット大会で「赤薔薇竜巻(クリムゾントルネード)」を見せる
クリケット大会の前夜祭では、赤寮を率いて登場し黄色い声援を浴びます。ロレンスの妹にダンスのエスコートを求められるなど大人気で、ここでドルイット子爵の甥っ子であることが判明しました。
クリケット大会では一回戦でシエル率いる青寮と激突し、回転しながら打つ「赤薔薇竜巻(クリムゾントルネード)」を見せつけ、点を稼ぎます。
また、シエルの謀略で赤寮全体が下剤にやられた際には、最後までハーコートを助けようとしていましたが、周囲に引き止められてしまいます。その結果、ハーコートは自らを解放することとなりました。
デリック関連の罪が暴かれ追校処分となる
「真夜中の茶会」では、グリーンヒルに賛同してデリック達の命を奪っていたことが明らかになります。
また、レドモンドがドルイット子爵に頼んだことで、リアン・ストーカーとアンダーテイカーがウェストン校に現れ、デリック達がビザールドールとなったことが判明します。
罪を暴かれたレドモンドは、他の監督生と共に放校処分となり、全てを失ってしまいます。
「青の教団編」:スターライト4として復活
他の監督生3人と共に「スターライト4(S4)」として登場
ウェストン校を追放処分となったレドモンドは、スフィア・ミュージックホールの「スターライト4」に勧誘され、他の監督生達と一緒に歌と踊りのパフォーマンスをしていました。
青の教団に利用されているとは知らなかったレドモンドですが、「俺たちが輝けるのはもうココしかない」と追い込まれており、懸命にレッスンに食らいつきます。
スフィアの悪行が世間に露呈し逃走生活になる
しかし、シエルによってスフィア・ミュージックホールの悪行が世間に暴かれると、ロレンス、グリーンヒルと共に逃亡生活が始まります。
ロンドン警視庁に追われる中、シエルに居場所を掴まれますが、自分達はブラバッドの企みを何も知らなかった、エリザベスにも会っていないと主張しました。
温泉地バースにも拠点があることをシエルに伝えると、シエルとセバスチャンはその場を去っていきます。レドモンドは助けを求めるように手を伸ばしますが、シエルは振り返りもしませんでした。
元々優れた才覚を持っていた少年達が、一つの過ちで堕ちていってしまうのは辛いですね。青の復讐編で、レドモンド達の活躍があることを期待しましょう!
本ページの情報は2021年02月13日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。