『黒執事』パトリック・フェルペスのまとめページです。フェルペスは、幽鬼城の招待客の一人で、総合海運業大手ブルー・スター・ライン社の取締役を務めている人物です。造船王の御曹司のフェルペスの幽鬼城での活躍、最期、残された伏線など、フェルペスについて解説していきます。
『黒執事』フェルペスの基本プロフィール
名前 | パトリック・フェルペス |
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職業 | 造船・海運企業ブルー・スター・ライン社貿易課取締役員(総合海運業大手) |
特徴 | ・造船王の御曹司 ・貿易課を任されるほどの手腕 ・アジア圏にまで業務を拡大 ・気が弱い |
『黒執事』フェルペスとは?造船王の御曹司
ブルー・スター・ライン社の取締役
フェルペスは、総合海運業大手ブルー・スター・ライン社の社長である「造船王」の御曹司です。
フェルペス自体も仕事ができる人間で、若くして貿易課を任され、アジア圏にまで業務を拡大していたほどのやり手でした。
カンパニア号クルーズはブルー・スター・ライン社催行
ちなみに、ブルースターライン社は、「豪華客船編」でシエル達が乗船したカンパニア号クルーズも催行しています。
ただし、担当しているのは「観光課」であるため、フェルペスの担当していた「貿易課」ではありません。
気が弱い一面がある
フェルペスはとても気が弱く、ジーメンス卿の正餐会においても、周囲の人達に圧倒されている様子を見せます。
また、劉が崑崙の幹部であると知るとビビっており、商売柄なのか、崑崙の正体が上海マフィア青幇であることも理解しているようでした。
ジーメンス卿の事件が発覚した後は、事件のあった部屋の隣にいることを嫌がり、唯一空いていたシエルの寝室に移動し、そこで事件に巻き込まれました。
『黒執事』フェルペスはどうなる?残された伏線の考察と最期
フェルペスが「崑崙」の名前を聞いて萎縮した理由
劉が英国支部の代表を務める貿易会社「崑崙」の正体は、上海マフィア「青幇」です。しかし、この事実を知るものは裏社会の事情に精通している者なので、そう多くはありません。
実際に、崑崙の英国支店長として晩餐会に参加した劉に反応した人物は、フェルペス以外にはいませんでした。
フェルペスは、造船王の御曹司であったこともあり、造船王から注意するべき裏社会の事情について教えられていたのかもしれません。
フェルペスの最後
晩餐会の最中、ファントムハイヴ本邸の屋敷の外にはシエルを追ってきていたスネイクがいました。深夜になると、シエルを狙い、蛇を送って襲いかかります。
しかし、直前にジーメンス卿の一件があり、ジーメンス卿の隣の部屋だったフェルペスは、流石に怖いと言って、空いていたシエルの部屋に移動していました。
そのため、スネイクの蛇が奇襲をしたのは、シエルではなくフェルペスとなり、毒蛇に首筋を噛まれたフェルペスは、泡を吹いて倒れてしまいます。
すぐにセバスチャンが部屋に訪れフェルペスは助けを求めますが、セバスチャンはフェルペスのことは相手にせず、シエルの身の危険を排除するため、スネイクの元へと行ってしまいました。
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造船王はシエルを恨んでいる?
御曹司であった息子が晩餐会で毒蛇に噛まれて命を落としたとあっては、屋敷の管理の不行き届きであると判断され、造船王にシエルは恨まれてしまっている可能性があります。
カンパニア号には1,000体以上のビザールドールが積み込まれていましたが、もしかしたら造船王はアンダーテイカー側について協力していたのかもしれません。
爆発物があっては困るので、積込物でも中身を確認するでしょうし、ニューヨーク行きの豪華客船の処女旅行に1,000対以上の遺体を乗せるのは普通ではありません。となれば、内部からの手引きがあり、協力者がいたと考えても不自然ではないはずです。
今後造船王が黒執事の物語に出てくる可能性も残されています。最新巻までの振り返りをしたい方は下記の記事でまとめておりますので参考にしてください。
本ページの情報は2021年02月13日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。