『黒執事』リアン・ストーカーのまとめページです。リアン・ストーカーは、カルンスタイン病院院長であり、暁学会の創立者とされる人物です。リアン・ストーカーが暁学会を創立した理由、アンダーテイカー・ドルイット子爵との関係、哀れな最後など、リアン・ストーカーについて解説します。
『黒執事』リアン・ストーカーの基本プロフィール
名前 | リアン・ストーカー |
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職業 | カルンスタイン病院院長 暁学会創立者(アウローラ学会) |
特徴 | ・勢いのある不死鳥ポーズ ・人間を「死」という病から解放しようと考える |
『黒執事』リアン・ストーカーとは?アンダーテイカーに操られた暁学会創立者
暁学会の創立者
リアン・ストーカーは、カルンスタイン病院の院長であり、「暁学会」の創立者です。
暁学会(アウローラ学会)は、「医学による人類の完全救済」を目的に、医師のみで結成された秘密結社です。
劉が管理を任されている港から大量の奴隷を買い付け、セバスチャンによって病院内で非合法な実験を行っていることが判明したため、シエルに目をつけられることになります。
研究の発表会を定期的に開催し、貴族から寄付を募っていましたが、次の発表会がリジーの乗船するカンパニア号の中で開催されることが分かり、シエルとセバスチャン、スネイクも乗船することとなります。
カンパニア号の発表会で失敗
暁学会の「発表会の開会の合図」はウエイターが空のグラスを持ちホールを巡回することでした。シエル達が会場に到着すると、『完全なる旨の炎は何者にも消せやしない、我ら不死鳥!!』と変なポーズをさせられます。
発表会では、棺の中の遺体が起き上がりますが、魂を求めて親族に噛み付く不完全な蘇生となり、会場はパニックに陥ります。
リアンは船底庫に一人で逃げ込みますが、セバスチャンによって発見され、ビザールドールを止められる機械があることを打ち明けました。
ビザールドールが蔓延する
リアンは、カンパニア号は最新式のレシプロ蒸気機関を使った巨大なボイラーが船の中央に設置されており、貨物庫は船頭と船尾で二つあることを伝えます。
そして、船頭の貨物庫には、今いる場所の10倍の被験体が積まれているといい、合計で1,034体のビザールドールがカンパニア号に放たれました。
放たれたビザールドールによって、船員も次々と犠牲になり、前方の船からの警戒信号が伝達されず、カンパニア号は氷山に激突します。その結果、残り1時間足らずで沈没する状況となってしまいます。
また、リアンがビザールドールを積み込んでいた理由は、アメリカの新薬開発をしている「オシリス」という会社に技術を買われたからだと告白させられています。
アンダーテイカーに操られていた
リアンは、ドルイット子爵が持ち去っていた、ビザールドールの機械の元にたどり着きます。しかし、ドルイット子爵がボタンを押してもビザールドールは止まらず、アンダーテイカーに制御できるのではなかったのかと詰め寄りました。
リアンは本気で医学によって、人類を死という病から救おうと考えていました。ビザールドールの実験材料が必要だったアンダーテイカーにとって、リアンはおあつらえ向きの人材であり、実際にはアンダーテイカーに利用されていただけでした。
リアンの医術では人体蘇生は成し得ず、アンダーテイカーに頼った時点で医術の道から外れ、自分で理解できない技術を患者に施した段階で医者ですらないと、全否定されてしまいます。
カンパニア号は真っ二つに折れ、リアンはそのまま落下して命を落としました。

「寄宿学校編」のデリックにも関与
カンパニア号に乗船する前は、ドルイット子爵の紹介でウェストン校にも関与しています。
レドモンド達の依頼でデリック達をビザールドールの実験材料としていたことが判明していました。ウェストン校にはアンダーテイカーも赴いており、その縁で校長を装っていました。


リアン・ストーカーは豪華客船編のみで登場します。暁学会はこれ以降も黒執事の作品に登場してきますが、リアンの再登場はありません。ランドル卿が話していた「強欲は身を滅ぼす」を体現した悲しい人物でした。
豪華客船編のストーリーは下記でまとめております。

本ページの情報は2021年02月13日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。
