『黒執事』スネークのまとめページです。スネークは、ノアの方舟サーカス団の「蛇使い」として登場した後、シエルの従僕(フットマン)となった人物です。蛇使いとしての能力、スネークの過去、シエルがスネークについた嘘など、黒執事のスネークについて解説していきます。
『黒執事』スネークの基本プロフィール
名前 | スネーク |
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立場 | ・蛇使い(ノアの方舟サーカス団) ・フットマン(ファントムハイヴ家) |
特徴 | ・蛇と会話ができる ・蛇の発言を伝える形でコミュニケーションを取る |
蛇の名前 | ワイルド、ゲーテ、ワーズワス、エミリー、オスカー、プロンテ、キーツ、ウェブスター、ダン |
『黒執事』スネークとは?蛇の言語を操る蛇使い
ノアの方舟サーカス団の蛇使い
スネークは、ノアの方舟サーカス団の「蛇使い」として現れた人物です。蛇と会話をすることができ、自由に扱うことができる優れた能力を持っています。
サーカス団では、貧救院以外のメンバーで唯一1軍に入っており、1軍用のプライベートエリアの入り口に陣取り、侵入者に対しての警戒もしていました。
ファントムハイヴ家使用人「従僕(フットマン)」
幽鬼城事件編の最後から、シエルに仕えるファントムハイヴ家使用人の「フットマン」になります。
スネークはジョーカー達を追ってきていましたが、シエルがついた嘘によって、ファントムハイヴ家にいることが、ジョーカー達との再会の近道だと説得されています。
スネークはシエルが嘘をついたことを知りませんが、もし嘘が露見した時にスネークがどのような態度に出るかは分かりません。
『黒執事』スネークの性格・人物像
無口で蛇を介して話すが寂しがり屋
スネークは基本的に無口で、会話をするときも蛇が話していることを伝える形で対応していきます。
一方で、人が嫌いな訳ではなく、ジョーカー達がテントに戻らなくなった後は、「一人は寂しい」と言って、ノアの方舟サーカス団を去っています。
また、シエルに仕える決心をしたのも、いつかジョーカー達と再会し、また一緒に過ごせる日々が来ることを期待してのもので、相当に寂しがり屋であることが分かっています。
『黒執事』スネークのセリフ・口癖
ひとりは寂しい
ってワーズワスが言ってる
『黒執事』スネークの過去は?
奴隷として見世物にされていたところをサーカス団に救われる
スネークは、蛇のような皮膚となっている場所があり、蛇と自由に話ができるという特殊性があります。
このことから、幼少期は見世物として奴隷扱いされており、その姿をジョーカー達に発見されて、仲間に入れてもらうことができました。
スネークにとってジョーカー達の日々は幸せそのものであり、裏で悪事を働いていることには勘付いていましたが、それでもジョーカー達との日々を奪ったシエルを許すことができず、ファントムハイヴ本邸を襲撃することになります。
『黒執事』スネークはどうなる?残された伏線の考察と最期
シエルのついた嘘はスネークに突き通せる?
シエルがスネークについた嘘は、恐らくどこかの時点で露見してしまうものと考えられます。
アンダーテイカーの蘇生技術は、死神に魂が回収されたとしても、肉体が残っており、エピソードがあれば適用することができます。この条件に該当する人物は次の通りです。
- ジョーカー
- ドール
この二人は、緑の魔女編でシエルが昏倒していたときも、チェス盤の上に出てきています。
アンダーテイカーがケルヴィン男爵邸の近くにいたことも明らかになっており、肉体が消失する前に回収されていたとしたら、ビザールドールとして再出現する可能性は極めて高いでしょう。
スネークはフィニアンと共に児童養護院へと向かっていますが、もしここで養護院を管理する院長の存在として、ジョーカーやドールが登場することがあれば、スネークはシエルと敵対してしまう可能性もありそうです。
ただし、スネークはファントムハイヴ家の使用人として活躍しており、周囲との仲も良好です。もしスネークがシエル達との絆も感じているのであれば、最終的には全ての事実を知った上で、シエル側につく判断をする場合も考えられます。
スネークの能力は実験によって付与された?
スネークの蛇と自在に会話ができる能力は極めて異色な力です。
フィニアンの人体実験や、「狼の谷」での実験が黒執事の世界では展開されていたことからも、スネークも何かしらの人工的な実験によって現在の能力を獲得している可能性があります。
スネーク自身の過去はまだ明らかになっていないため、見世物として晒される前のスネークの生活が、児童養護院で明かされることがあれば、能力の秘密も明らかになることでしょう。
フィニアンと向かう新設児童養護院で貧救院に関連する人物と出会う?
スネークは、青の復讐編でフィニアンと一緒に新設児童養護院へと向かっています。
子供達が集まる施設としては、ノアの方舟サーカス団の一軍メンバーの出身である貧救院が挙げられ、やはりここでジョーカーやドールとの再会が待ち受けていそうな気がします。
シエルの嘘を知ったスネークがどのような判断を下すのかが、児童養護院での決着に大きく関係してくるでしょう。
『黒執事』スネークの主な活躍
「サーカス」編のスネーク
スネークは、ノアの方舟サーカスで蛇男の演舞を披露する「蛇使い」として登場します。
1軍メンバーの中で唯一貧救院出身ではなく、サーカスに蛇使いがいなかったため、スピード昇格でサーカスに出演する1軍に上がっていました。蛇と会話をすることができ、シエルとセバスチャンがテントに潜入していたことも、蛇に教えてもらい、ジョーカーに報告しました。
ジョーカー達がケルヴィン男爵邸、ファントムハイヴ本邸へと向かいますが、事情を知らないスネークはサーカスのテントの中で待機します。しかし、皆が戻ってこないことを知ると、「ひとりは寂しい」と言葉を零してサーカスから離れていってしまいました。
「ファントムハイヴ城事変」編のスネーク
シエルを追いかけ夜襲をする
ジョーカー達が戻らなかった原因が、直前に怪しい動きをしたスマイル・ブラックにあると考え、スネイクは単独でシエルを追いかけます。
匂いを嗅いでロンドンの町屋敷にたどり着くと、そこでソーマ、アグニに歓待され、ファントムハイヴ本邸まで送り届けられました。
夜を待ち、南アフリカに生息し強い神経毒を持つ「ブラックマンバ」の蛇を送り込みますが、シエルの寝室にはフェルペスがいて、誤ってフェルペスに噛み付いてしまいます。
セバスチャンに捕縛される
フェルペスの悲鳴を聞いたセバスチャンは、シエルの身の危険を排除するために蛇使いを探し出し、温室に潜んでいたスネイクを発見します。
スネイクは毒蛇で対抗しますが、セバスチャンには一切効かず、拘束されて箱の中に閉じ込められてしまいました。
シエルに仕える
招待客が全員屋敷から帰った後、フェルペス襲撃の犯人として、スネイクがシエルの前に差し出されます。
スネイクは、シエルに抱えていた怒りをぶつけます。
- ジョーカー達に何か隠し事があるのは気づいていた
- それでも、蛇の皮膚を持ち、奴隷として見せ物にされていた自分を救ってくれた
- 仲間だと、家族だと言ってくれた
- それを奪ったお前を絶対に許さない
シエルは、スネイクの叫びにドール(ソバカス)の姿を重ね合わせます。そして、嘘をついてスネイクを使用人に誘います。
- ジョーカー達は巡業先で子供達を誘拐していた
- 証拠を掴むために潜入していたが、証拠を掴む前に逃げられた
- 共にサーカスで暮らし、皆が悪人ではないと分かっている
- だからこそ罪を償い、本当の幸せを手にして欲しい
- 今もジョーカー達を探しており、ここにいれば彼らに会える可能性が高い
- 彼らを捕まえ、罪を償わせた後、皆で一緒に幸せに暮らせばいい
- だから、僕の屋敷に来い
スネークは、いつの日かサーカス団の仲間達と幸せに暮らす日が訪れることを信じて、ファントムハイヴ家の従僕(フットマン)として仕えることとなりました。
「豪華客船」編のスネーク
豪華客船編では、シエルの従僕(フットマン)として、「主人の外出に同行するのも仕事」であるため、カンパニア号に乗船しています。
ビザールドールが船内に溢れ出してきた際には、船底での戦いでシエルやリジーを守り抜いており、使用人になったばかりでしたが、シエルへの忠誠を見せていました。
「寄宿学校」編のスネーク
寄宿学校編では、他の使用人達と一緒にクリケット大会の応援へと出向いています。
シエルがウェストン校の潜入を終えてファントムハイヴ本邸に戻ってくると、使用人達を連れて百貨店のハロッズへと向かいます。
スネークはそこで、蛇が全員入る大きなカバンを買ってもらい、大満足の表情を見せています。
「緑の魔女」編のスネーク
地下の隠し部屋を調査
スネークは、他の使用人達と一緒にシエルのドイツ行きに同行し、「狼の谷」の村に入っています。
緑の館では、「銀食器磨き」などの手伝いをしており、セバスチャンと一緒に階段下へのワインセラーへ向かいました。その際、セバスチャンが隠し通路の扉を開くと、すぐにヴォルフラムが背後に現れて止めますが、秘密裏に中に侵入して調査することをセバスチャンに頼まれます。
スネークは蛇のオスカーを隠し部屋に潜入させ、そこで行われていたサリヴァンと人狼の儀式を発見し、セバスチャンに報告しました。
また、緑の館に戻ってきたオスカーは、村娘アンネの胸の中に入り込み、「人狼の匂いがした」と報告しています。
軍事鉄道へと逃走
シエルが正気を取り戻し、サリヴァンを連れて「狼の谷」から逃走する際は、スネークがシエルの香りをたどって合流に導いています。
逃走の際には、バルドとサリヴァンに扮したシエルと一緒となり、ヴォルフラム率いる部隊との戦闘になりました。ディーデリヒが合流した後は、バルド、ディーデリヒと一緒に先に軍事鉄道へと向かい、拠点の掌握、逃走の準備を進めていきます。
扉の先に何人いるかをディーデリヒに話すと、そんなことまで分かるのかと驚かれ、「親父とはまた違った人選だ」と微笑まれました。
スネークは、準備を進めながらもメイリン達にも蛇を送り、軍事鉄道までの道案内をさせています。無事に全員が合流し、ヴォルフやグレーテ、ヒルデなどの登場もありましたが、「狼の谷」からの脱出に成功しています。
「青の教団編」のスネーク
青の教団編では、スネークは連れ去られたシエル、セバスチャンを救出するため、二人を乗せた馬車の御者に対して蛇をけしかけています。
御者が混乱する間に、フィニアンが樹木を倒して進路を塞ぎ、馬車を横転させたことで、二人の救出に成功しました。
「青の復讐編」のスネーク
青の復讐編では、スネークはフィニアンと共にノーフォークの新設児童養護院へと向かうことになります。
児童養護院では、アンダーテイカーによって蘇生されたジョーカーやドールがいる可能性があり、スネークとの再会が予測されます。
スネークがシエルのついた嘘を知った時、どのような選択を下すのか今から楽しみです。
本ページの情報は2021年02月13日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。