ドラマ『どんど晴れ』は、日本放送協会で2007年4月2日から毎週月曜日朝8時15分~で放送されたヒューマンドラマです!NHKパックで全話見放題視聴できるU-NEXTで配信されています。『どんど晴れ』の無料視聴方法を徹底調査!期間限定の見逃し配信や、無料トライアルが可能な動画サービスでの配信有無をお伝えします。配信でドラマを楽しんでください!
どんど晴れは、伝統的な旅館業界と現代的な生活の葛藤を描いたヒューマンドラマです。
夏美がパティシエを目指す夢を捨てて名門旅館・加賀美屋で女将を目指す物語で、感動的な成長と絆があなたを引き込むことでしょう。大女将との絆やライバルとの対立が見どころです!
ドラマ「どんど晴れ」はTVerでの期間限定無料配信はなく、「U-NEXT」で視聴するのが最もおすすめです。
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本作は、未経験の世界で旅館の女将に挑む女性の成長物語です。
夏美が加賀美屋で遭遇する困難や競合、愛と裏切りの中で、彼女の不屈の姿勢と周囲との絆がどのようにして旅館を救うのかがこのドラマの魅力です。
夏美のひたむきな努力と変わるべき時に変われる勇気が、見る者に新たな視点と心の成長を与えます。
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ドラマ「どんど晴れ」の配信が確認できない動画配信サービス一覧
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Hulu | TELASA | Lemino | Amazonプライムビデオ |
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ドラマ「どんど晴れ」の期間限定無料見逃し配信と再放送
ドラマ「どんど晴れ」のテレビ放送を見逃してしまった場合は、最新話の期間限定見逃し配信や再放送であれば無料で見逃し視聴することができます。
見逃し動画配信サービスと再放送情報について整理しましたので参考にしてください!
ドラマ「どんど晴れ」を無料視聴できる見逃し動画配信サービス
ドラマ「どんど晴れ」は、TVerなどでの無料見逃し配信は見つかりませんでした。
ドラマ「どんど晴れ」を無料視聴できる再放送
ドラマ『どんど晴れ』は、現在再放送は予定されておりません。
今後再放送が発表されましたら、こちらに追記いたします。
ドラマ「どんど晴れ」の放送日・放送局/放送スケジュール
ドラマ「どんど晴れ」の放送局と放送開始日時
ドラマ「どんど晴れ」は、下記の放送局・放送開始日時で放送されます。
- 日本放送協会:2007年4月2日から毎週月曜日朝8:15〜放送
お住まいの地域や視聴する放送局によって、放送開始時間が異なりますのでご注意ください!
ドラマ「どんど晴れ」の放送日/放送スケジュール
ドラマ「どんど晴れ」はメイン放送局の日本放送協会では、下記の放送日・放送スケジュールで放送される予定です。
話数 | タイトル | 放送日時 |
---|---|---|
1話 | 第1部 わたし女将(おかみ)になります | 2007年4月2日(月) 朝8時15分~ |
2話 | 第2部 中途半端じゃ終われない | 2007年4月9日(月) 朝8時15分~ |
3話 | 第3部 家族の和(最終回) | 2007年4月16日(月) 朝8時15分~ |
ドラマ「どんど晴れ」のPV・基本情報
放送日時 | 2007年4月2日 月曜日 朝8時15分 |
---|---|
話数(放送済) | 3話 |
製作 | 日本放送協会 |
脚本 | 小松江里子 |
登場人物:キャスト | 浅倉夏美:比嘉愛未|加賀美柾樹:内田朝陽|浅倉啓吾:大杉漣|浅倉房子:森昌子|浅倉智也:神木隆之介|加賀美カツノ:草笛光子|加賀美環:宮本信子|加賀美久則:鈴木正幸|加賀美伸一:東幹久|加賀美恵美子:雛形あきこ|加賀美健太:鈴木宗太郎|加賀美勇太:小室優太|加賀美浩司:蟹江一平|加賀美俊江:中江有里|原田彩華:白石美帆|小野時江:あき竹城|松本佳奈:川村ゆきえ|武井康子:那須佐代子|石原清美:中村優子|本田則子:佐藤礼貴|橋本恵:藤井麻衣子|伊藤涼子:南まりか|中本努:高橋元太郎|篠田誠:草見潤平 |
OP主題歌 | 小田和正「ダイジョウブ」 |
あらすじ | 横浜のケーキ店に育ちパティシエを目指す夏美は、婚約者・柾樹の実家の名門旅館・加賀美屋を継ぐことに。伝統だらけの慣れない世界で、夏美は女中から修業し立派な女将になろうと決意する。そんな夏美を、柾樹の祖母で大女将のカツノは優しく見守る。 引用元:U-NEXT |
ドラマ「どんど晴れ」の見どころ
夏美の女将への成長過程
夏美はパティシエから未知の世界である女将への道を歩む。
彼女の成長は様々な試練や挑戦を通じて描かれ、視聴者に感動を提供する。
この過程を見ることで、夢に向かって努力する価値と世界の厳しさを感じ取れる。
夏美の心のふるさと、横浜への帰還と再出発
横浜へ帰ってきた夏美ですが、“おもてなしの心”への情熱を捨てきれず再度修業に向かいます。
彼女のこの決定は多大な勇気と自己犠牲を要求されるもので、深い感動を与えます。
視聴者は夏美のひたむきな努力と運命の再会、有志との関わりを垣間見ることができるでしょう。
柾樹、彼と夏美の運命の結びつき
柾樹は夏美の夢を理解し、彼女の再修業を全力でサポートします。
彼の優しさと献身は夏美の成長にとって不可欠で、心温まる描写が満載。
夏美ばかりでなく柾樹自身も変わる姿を見ることは、彼が真のパートナーたる所以を映し出します。
大女将カツノの最後の願い
2人の結婚を願い見守っていたカツノの物語は、まさに心揺さぶるドラマです。
彼女の死は物語へ深い感慨と、人生のはかなさと美しさを同時に投影します。
こうした結婚と死、新しい生との対比は劇的であり、物語に多層的な意味を加える。
家族の和と未来への架け橋
夏美と柾樹の結婚と、それに伴う家族との結束は、クライマックスへと見事に繋がります。
障害と試練を越えた彼らの物語は、真の家族の絆の重要性を強調します。
最終話では、彼らが過去の傷を乗り越え、未来への希望を織りなす姿が描かれています。
ドラマ「どんど晴れ」の感想・評判
彼女の一歩一歩の成長が、見る者の心に深く刻まれる感動的な物語です。
年長の職員や客に真摯に向き合う彼女の姿勢が、視聴者にも強く訴えかけるでしょう。
物語を通じて、日本的美徳や礼節を学べる素晴らしい舞台設定が光ります。
それぞれのエピソードが巧みに織り交ぜられ、引き込まれるドラマが展開されます。
個性豊かなキャラクターが織りなす人間模様も見どころの一つであり、広く推薦したい作品です。
ドラマ「どんど晴れ」の各話あらすじと感想
第1部 わたし女将(おかみ)になります(放送日:2007年4月02日)
ドラマ『どんど晴れ』1話のあらすじ
横浜で父の店を継ぐためパティシエを目指す浅倉夏美は、ホテルマンの加賀美柾樹(まさき)と結婚するはずでしたが、柾樹は実家の盛岡にある老舗旅館・加賀美屋を継ぐため、夏美に別れを告げます。夏美は柾樹と離れたくない思いから、女将(おかみ)になると宣言します。柾樹
第2部 中途半端じゃ終われない(放送日:2007年4月09日)
ドラマ『どんど晴れ』2話のあらすじ
夏美は加賀美屋の人々の信用を失い、横浜に帰ってしまいます。しかし、“おもてなしの心”を極める思いを捨てきれず、結婚を白紙に戻して再び加賀美屋へ行き、大女将(おおおかみ)の許しを得て修業に戻ります。すると、夏美の前に将来の女将の座を賭けて競い合うライバルが現れ
第3部 家族の和(最終回)(放送日:2007年4月16日)
ドラマ『どんど晴れ』3話のあらすじ
女将(おかみ)の環(たまき)は夏美を後継者に決め、柾樹(まさき)と夏美は結婚式を挙げることに…。大女将のカツノは2人の結婚を心待ちにしていましたが、結婚式当日、息を引き取ります。外資グループが加賀美屋の買収を企てているとも知らずに、伸一は建て替え資金のため
ドラマ『どんど晴れ』の主な登場人物とキャスト(俳優さん)
浅倉夏美(キャスト:比嘉愛未さん)
横浜にある実家の洋菓子店で働き、パティシエを目指して修行していたが、婚約者の加賀美柾樹が実家の旅館加賀美屋を継ぐことになったため、加賀美屋で女将を目指して修行を開始した。性格は明るくて前向き、負けず嫌いでお節介。人の喜ぶ姿が好きで、頭より体が反応するタイプ。モットーは「世の中に悪い人はいない」。ある事件がきっかけで1度は修行を断念して横浜に戻ってくるのだが、女将になりたいという自分の思いに気づき、柾樹との関係を1度白紙に戻し、再び修行を開始した。
加賀美柾樹(キャスト:内田朝陽さん)
夏美の婚約者で、後に夫になる。「ホテルハーバーサイド横浜」勤務の後「加賀美屋」勤務。
浅倉啓吾(キャスト:大杉漣さん)
夏美の父。パティシエとしてフランスに留学した後、横浜で洋菓子店「ル・ヴィザージュ (Le Visage)」(フランス語で「顔」の意味)を営んでいる。厳格な性格であり、パティシエの修行をやめて加賀美屋へ行った夏美に1度は勘当を言い渡したり、夏美との婚約解消を言い出した柾樹をなかなか許そうとしなかったり、1度女将修行を放り出して帰って来た夏美を家に入れようとしない頑固な一面も持つ(この時の横暴な一面に反発した智也と衝突した)が、娘の危機には動揺を隠せない子煩悩の父親である。
浅倉房子(キャスト:森昌子さん)
夏美の母。夫や子供たちをこよなく愛する主婦。頑固な啓吾と意地っ張りの夏美の間に立って仲を取り持つ役割を担うことが多い。酒はビール一杯ですら受け付けないほど飲めない体質だが、頑固な夫に苦言をはっきり述べようとするときにあえて飲むこともあり、その時は絡み酒となる。啓吾が1度は勘当していた夏美に対し、柾樹との結婚を認める決心した際は憤慨した。
浅倉智也(キャスト:神木隆之介さん)
夏美の弟。姉想いの心優しい性格で柾樹のことを兄のように慕っている(後に、義兄弟になる)。夏美と柾樹の1番の理解者でもある。両親や姉が意地で身動きが取れなくなったときに巧みな助け舟で事態を打開する聡明な長男。学校でサッカー部に所属し、プロ選手になることを目指していた。実家を継ぐ事は考えていなかったが、啓吾が脳梗塞で倒れた時に洋菓子職人になる決意を固めた。そしてリハビリにはげむ啓吾に対して退院したら洋菓子作りを教えてくれと申し入れ、修行を開始した。
加賀美カツノ(キャスト:草笛光子さん)
7代目大女将。柾樹の祖母。加賀美屋の大女将として働いていたが、体調を崩したのをきっかけに、伸一のすすめている洋風ホテルへの改装計画を阻止するため、そして後述する理由もあって柾樹に後継者となることを要請した。旅館の伝統を守ることが1番大事と考えている。夏美と出会った当初は夏美のことを単に柾樹の婚約者としか見ていなかったが、蔵で夏美を座敷童と見間違えた事がきっかけで夏美のことを加賀美屋に幸運をもたらす座敷童ではないかと思い始め、夏美を女将として仕込むことに生きがいを感じている。柾樹に後を継いでほしいと要請したのは夏美を女将にするためでもある。夏美が起こした事件(客の斎藤翼がそば粉入りの饅頭を食べてアナフィラキシーショックを起こした)がきっかけとなって大女将引退を決意する。ただし、大女将引退後も加賀美家の家長として、また環の姑として加賀美屋への影響力を残している。
加賀美環(キャスト:宮本信子さん)
九代目女将。柾樹の叔母。カツノの次男の久則の妻。宮城県仙台市出身。優秀な女将で従業員からも信頼されている。心のそこでは長男・伸一を後継者にしたがっており、夏美は煙たい存在なのだが、カツノから夏美の修行を任されていた。風水に凝っており、各所に○の中に環と書かれたシールを貼ったりしている。女将としての夏美の才能に嫉妬のようなものを感じていたのだが、本人はそのことにはっきりと気がついていなかった。あることが理由でカツノに女将修行を認めてもらえなかった過去がある。それは何が起きても独りそれに耐え切る揺るぎない心が未だ環にはなかったからであった。
加賀美久則(キャスト:鈴木正幸さん)
社長。環の夫。カツノの次男で、柾樹の叔父。兄である柾樹の父が出奔したため、社長に就任した。大女将の母・カツノと女将の妻・環に挟まれているが、男は裏方と割り切っている。女将の環も夫としての久則については大変惚れている様で、プライベートでは自分の愚痴を聞いてもらっている。柾樹の父が出奔する前は板前をしており、先代の板長から筋が良いと褒められた過去がある。板長の篠田が辞めて板場が混乱に陥った時はカツノの指示で久しぶりに板場に入り、その腕を披露した。腕は衰えておらず、彼の作った煮物は客にも浩司などの加賀美家の面々にも好評だった。
加賀美伸一(キャスト:東幹久さん)
支配人。環の長男で柾樹の従兄。学生時代、ホテル経営を学ぶためにロンドンに留学した経験を持つ。世間知らずで苦労知らずのキザなマザコン男で蝶ネクタイにサスペンダーをするなど身なりに対しては独特のこだわりを持つ。加賀美屋の後継者となるべく頑張っているため、夏美や柾樹のことを快く思っていなかった。
加賀美恵美子(キャスト:雛形あきこさん)
伸一の妻。秋田の旅館の娘で女将に必要な習い事はすべて身に着けている。伸一からは女将になるように切望され環にも十分に女将の素質があるといわれた。ただ、優秀な女将のカツノと環を目の当たりにして、自分が女将には向いていないと思い、子供のことも考えて家事と育児に専念することを望んでいた。そのため環や伸一と緊張関係になり、離婚話まででた。しかし、彩華が登場したことで女将候補が夏美と彩華に絞られたため、女将候補から完全に外れる。
加賀美健太(キャスト:鈴木宗太郎さん)
伸一の長男。
加賀美勇太(キャスト:小室優太さん)
伸一の次男。2人とも夏美になついている。一時期、恵美子が女将修行をした時にはさびしい思いをし、2人して家出騒ぎを起こす。そのため、恵美子の女将修行の件は延期された。2人とも家族思いであり、加賀美屋の株を譲渡してしまったという大失態を犯した父の伸一が土下座して侘び、母の恵美子(と時江)が一緒に謝るのを見て、自分達も「お父さんが悪い事をしたなら謝ります」と言って謝罪している。
加賀美浩司(キャスト:蟹江一平さん)
板前。環の次男、柾樹の同級生で従兄弟。健太と優太の叔父。高校卒業後、京都の老舗旅館で修行を積み、実家の加賀美屋へ戻ってからその板場にて篠田の下で働いてきた。柾樹とは仲が良く、次男の気楽さからか、母・環や兄・伸一とは違い、夏美や柾樹に好感を持っている。なお夏美に対しては、柾樹さえいなかったら、とも発言しており、好意以上の気持ちを抱いていたことが示唆されている。環が押す女将候補の原田彩華は交際相手でプロポーズもしたが、夏美と彩華の両方を応援することを誓っていた。彼は彩華が柾樹のことを子供の頃から好きだった事に気がついていたが、彩華を一途に思い、金策に困っていた彩華に自分の給料を全額渡していた。だがその恋もなかなか実らなかった。彩華が環に暇を願い出た夜の次の日の朝、浩司は誰もいない彩華のアパートで彩華が大切にしていた皿(彩華が父親から譲られていたもの)と置手紙を見つけ、号泣。その後、浩司は皿を大切に保管している。
加賀美俊江(キャスト:中江有里さん)
8代目女将。柾樹の母で、伸一と浩司の伯母。女将の激務のために体を壊し、他界している。カツノは環ではなく彼女が女将になることを望んでいた。
原田彩華(キャスト:白石美帆さん)
仲居。女将候補。浩司の交際相手。柾樹と浩司とは幼稚園の頃からの付き合いで高校時代の同級生でもある。同窓会で再会したのがきっかけで浩司との交際を開始した。美人で、裕二郎が片思いしていたこともあるという。老舗の料亭の娘で女将に必要な習い事は全て身につけており、夏美のライバルでもある。表向きは夏美にも頑張って欲しいと言っているが、本音は違い、夏美にライバル心を燃やしており、夏美を加賀美屋から追い出すために様々な策謀を巡らせた。組合費を盗み、さらにその事件を利用して夏美を孤立させたり、蔵の皿を割ったりしている。なお、浩司と交際を開始したのは加賀美屋の内紛につけ込んで女将になるためであり、その事を後に柾樹に告白し、柾樹に抱きついている。子供の頃から柾樹のことが好きでそのことで浩司と夏美を悩ませたりもした。なお、柾樹自身は彩華に恋愛感情を抱いていないが、彩華のことを妹のように思い、心配している。
小野時江(キャスト:あき竹城さん)
仲居頭。仕事に忠実で夏美を容赦なく指導している。幼い頃から面倒を見てきた伸一が跡を継ぐ事を望んでおり、夏美に辛く当たった。ただ、それは加賀美屋を愛するが故の行動であった。自分が指導していた夏美が起こした不始末の責任をとるために1度は解雇されるが、カツノの引退を機に復帰。彩華の登場で孤立していた夏美に声をかけて昼食に誘うなど、夏美のことを陰ながら応援するようになった。柾樹が盛岡に帰ってからも伸一に跡を継いでほしいという気持ちには変わりはないが、以前ほど夏美に対してつらく当たっていない。だが、伸一と夏美の間でジレンマに陥っている。なお、NHKの公式ページに載っているあき竹城のインタビュー記事によると、もう30年以上も加賀美屋に勤めており、環が若女将としての仕事を教わったのが時江だという設定になっている。
松本佳奈(キャスト:川村ゆきえさん)
仲居。歳が近いこともあって夏美と仲良くなり、夏美の理解者となった。夏美と同じイーハトーブに下宿している。また同じイーハトーブに下宿する鉄器職人の聡に好意を抱いている。だが、当の聡は夏美に好意を抱いており、彼が夏美にお守りとして手製の置物を渡したことがきっかけとなって、夏美に嫉妬して仲が悪くなるが、火傷の手当てを夏美にしてもらったこと、裕二郎のアドバイス、彩華の登場で夏美の立場が悪くなっていったことなどがあって後に和解する。なお、聡に対しては夏美と柾樹の結婚式の日に自分の気持ちを漏らしている。照れくさかったのか、佳奈は慌てて誤魔化したが、聡は佳奈の言葉にはっとし、その後、佳奈は聡と仲睦まじく過ごしている。その後、本編の最終回では加賀美屋を救うために東京に戻った聡の帰りを待つ様子が、スペシャルでは聡と結婚した後の様子が描かれた。
武井康子(キャスト:那須佐代子さん)
仲居。当初は柾樹の婚約者の夏美が女将修行をする事に戸惑いを感じていた。そして夏美の不注意により客の斎藤翼が蕎麦アレルギーのアナフィラキシーショックを起こした事件をきっかけに夏美が女将修行をすることを不快に感じるようになり、女将としての素養の持ち主である彩華のことを気に入っていた。だが、夏美の接客ぶりが旅行雑誌で褒められた件と彩華を訪ねて加賀美屋に借金取りが押し寄せた事件をきっかけに態度を変え、彩華を疎ましく思うようになった。そして夏美の事を見直し、理解者となった。
石原清美(キャスト:中村優子さん)
仲居。当初は夏美に対して接し方に困り、他の仲居と歩調を合わせていたが、夏美に仕事を代わってもらった件をきっかけに彼女の味方となる。平泉出身である。彩華は彼女が病気の母親の看病をするために休んだ事をきっかけに加賀美屋に入り込んだ。 康子に次ぐベテランであり、佳奈の指導を担当している。ただ、佳奈とは違い、彩華の言動に裏があることには気づいていなかった。 離婚して小学生の娘がおり、さらに病気の母親を抱えているためにお金に困っており、秋山譲二から加賀美屋の給料の低さや待遇の悪さを吹聴された時には動揺した。そしてその事が原因でストライキを起こし、加賀美屋を辞めていったが、秋山の乗っ取り騒ぎが解決した後に加賀美屋に復帰している。
本田則子(キャスト:佐藤礼貴さん)
仲居。体格の通り、食いしん坊という設定である。甘いものが好きで、仲居部屋では必ず羊羹を1本食べる。夏美と彩華に対しては康子と同じ態度をとっていた。韓流ファンでジュンソが加賀美屋に宿泊した時は興奮を隠せなかった。 秋山譲二の扇動に乗せられ、加賀美屋の給料が低いことを吹き込まれた時には真っ先に環に交渉しようと言い出した。これが後に加賀美屋に騒動をもたらすことになる。夏美は佳奈からこのことを聞かされたが、その話を聞いた時には事の重大さには気づいていなかった。そしてついにストライキを起こし、加賀美屋を去って行ったが、それは康子同様ポーズでしかなく、すぐに復帰する。
橋本恵(キャスト:藤井麻衣子さん)
仲居。周りに流され、夏美と彩華に対しては康子と同じ態度をとっていた。人間関係に極力波風を立てたがらない性格だが、佳奈には「怒ると1番怖い」と言われている。秋山譲二が加賀美屋に入り込んだ時には周りの仲居の動きに合わせてストライキに参加。そして加賀美屋を去って行ったが、すぐに復帰する。
伊藤涼子(キャスト:南まりかさん)
仲居。加賀美屋乗っ取り事件が解決後、加賀美屋に新しく入った仲居。康子が指導しており、その指導ぶりはかつての時江よりも厳しいものだと周りからはいわれている。
中本努(キャスト:高橋元太郎さん)
番頭。職務に忠実な番頭でもう50年近くも勤めている。当初は夏美のことをなんとも思ってはいなかったようだが、夏美の仕事ぶりをみていくうちに、夏美のことが気になっていく。中庭の手入れを担当しており、庭の植木に対しては孫のような気持で接している。加賀美屋への忠誠心も相当なもので、秋山譲二の全面改築案に反対した他、秋山一味の引き抜き工作にも応じず加賀美屋にとどまっている。
篠田誠(キャスト:草見潤平さん)
加賀美屋の板長。加賀美屋で板前の仕事を35年も続けるベテランの板前であり、とても料理の腕が良い。昔気質で頑固一徹な性格であるため板場は男の職場だと考え、板場に入って来た夏美を一喝するほどである。またこの件もあって、女将としては知識不足の夏美が女将修行をする事を快く思っていなかった。再度、板場に入ってきた夏美とまた争いになるが、その件をそつなく収めた彩華を気に入っていた。なお、酒癖が悪いらしい。前述の通り昔気質な性格であるため板場に女性が入っていいと言う現代のやり方を一切快く思っておらず、そのため板場には女性は立ち入り禁止だと決めている。 改革に乗り出した柾樹が食材調達の方法を改めようとした時は柾樹と真っ向から対立し、業者の上岡から裏金をもらっていることを柾樹から指摘された事に憤りを覚えて35年間ずっと勤め続けてきた加賀美屋を退職した。篠田は柾樹の言う事を理解していたが、上岡との付き合いを絶てば地元に力を持つ上岡が手を回して加賀美屋が苦境に陥ることを察しており、辞めた直後に上岡のところを訪れて上岡に頭を下げていた。なお、上岡から裏金をもらっていたことは浩司も知らなかった。裏金としてもらっていたお金は食材費として積み立てられており、伸一もその事は理解していたが、篠田はその金に手をつけてしまったことがあった。そのため、篠田は裏金の件で加賀美屋を裏切った事を恥じて、そのまま退職する。だが、弟子の浅沼と小山を説得し、加賀美屋に連れ戻している。 その後、秋山譲二によって加賀美屋が苦境に陥った事を伸一から聞きつけ、板前が引き抜かれた危機を救うために協力を申し出た。浩司からは板長に復帰するよう要請されるが、辞めた理由が理由なのでこの時点では板長復帰を固辞し、1人の板前として加賀美屋に復帰する(スペシャルで正式に板長に復帰した)。根は昔気質で頑固一徹な性格であるためかつては板場に女が入ってはいけないと言う古い考えを主張する程だったが、加賀美屋に復帰してからはその古い考えを改め直し、夏美に対して「板場に女が入るのは良くないという考えは古かった」と詫びている。
小山哲也(キャスト:宇佐見健さん)
2人とも篠田の弟子の板前であり、長年ずっと篠田の下で働いてきた。そのため篠田が辞めると同時に加賀美屋を1度は辞めてしまった。だが篠田に説得され、最終的には加賀美屋に戻った。その後、秋山譲二一味による引き抜きに応じてしまい、加賀美屋を辞めてしまった。が、清美同様、加賀美屋乗っ取り事件解決後に加賀美屋に戻ってきた。
岩本裕二郎(キャスト:吹越満さん)
喫茶店「イーハトーブ」マスター兼下宿屋の大家。伸一の同級生。 柾樹の先輩で柾樹や夏美のことをかわいがっている。浩司とも仲が良いが、同級生だった伸一とは仲が悪い。離婚歴があり、男手一つで娘の咲を育てている。岩手県出身の宮沢賢治のファンで、自ら営む喫茶店にイーハトーブと名付けている。兄貴分のような立場で下宿人や柾樹に忠告することがあり、下宿人の水森アキに好意を持たれている。だが、彼はアキのことを良き仲間だと思っており、アキにもその事をはっきりと伝えた。アキの気持ちに気づいているかどうかは明言していないが、咲に対するアキの態度から、それとなく察していたようである。加賀美屋乗っ取り事件の時には手伝うことを申し出て、自身が持つ調理師免許を活かしてしばらく板場を手伝った。
岩本咲(キャスト:兼崎杏優さん)
裕二郎の娘。6歳になる無邪気な娘で、親切心から斎藤翼に蕎麦粉入りの饅頭を渡してしまったり、水森アキに対してお母さんになってくれたらいいのにと言ったりと、その気はないのにトラブルメーカーのようになっている。
ビリー・ジョナサン(キャスト:ダニエル・カールさん)
イーハトーブに下宿するアメリカ人。植物学者で岩手大学の講師を務めている。他の下宿人らからは「センセイ」と呼ばれている。 スペシャルでは、地質学研究にも取り組む岩手大学の教授に昇進。
水森アキ(キャスト:鈴木蘭々さん)
イーハトーブに下宿するカメラマン。国内外でいくつもの賞を受賞したことがある。放浪癖があるため、夏美がイーハトーブに来た時は旅に出ていて留守だった。 仕事に対しては誇りを持っていて、「自分の写真を認める人にしか写真を売らない」と公言し、アキの写真に対して「こんなもの」といった田辺に食ってかかろうとした。 面倒見がよく、夏美が困った時はすぐに助けに入る。また、咲の面倒をよく見、イーハトーブの面々からは母親のようだとからかわれている。ある夜、咲を抱いたアキは咲に「お母さんになってくれたらいいのに」と言われ、さらに裕二郎に「そうだなぁ、本当のお母さんだったらいいのになぁ」と相槌を打たれてひどく動揺する。アキ自身も裕二郎に好意を抱いており、遠野を訪れた時に秘かに縁結びの願をかけていた。その後で夏美はアキが裕二郎に好意を抱いていることを見抜いてしまうが、アキに口止めされている。その後も幼稚園に咲を迎えに行くなどかいがいしく世話を焼いていた。ある日、咲が描いた絵(裕二郎、咲、アキの三人が並んで描かれている)を壁に貼りながら、アキは絵に描かれているような本当の家族になれたらいいと言った。だが裕二郎は「アキは仲間だ…俺の大事なイーハトーブの仲間だ。俺はそれでいいと思っているよ。」と言い、アキにはそれほどの思いを抱いていない事がアキにわかってしまった。傷心のアキはまた旅立って行った。旅先の沖縄からの絵葉書の宛名は「良き仲間の裕二郎様」となっており、心の傷の深さをうかがわせた。しばらく経って盛岡に戻ってきて環の依頼で働く加賀美屋の一同を写真に収めた後、国際的な賞を受賞し、渡米した。
岸本聡(キャスト:渡邉邦門さん)
イーハトーブに下宿する南部鉄器の職人で平治の弟子。東京出身。佳奈に好意を抱かれているが、彼自身は夏美に好意を抱いている。そのため、夏美を置いて横浜にいた柾樹に対してその事を咎めて不誠実だと言って柾樹を責めたり、東京へ出た用事のついでに横浜へ寄り、女将修行を放り出して帰郷した夏美に会いに来て、さらに、女将修行を放り出したことを咎めたりしている。次第にその思いが抑えられなくなり、平治からのアドバイスもあって、夏美に自分の思いを告白した。上述の経緯から柾樹に対してはついつらく当たってしまうが、夏美も柾樹も聡の真意を理解しており、柾樹とはそれほど険悪な仲ではない。柾樹が食材費改革に乗り出した話を夏美から聞いた時にはイーハトーブの面々の中で一人理解を示し、柾樹に対して不誠実だと非難したことを詫びている。 イーハトーブの面々が夏美に特別に招待されたことから夏美と柾樹の結婚披露宴に出席。上述の経緯からあまりうれしそうではなく、披露宴の直前に、佳奈に対して「夏美ちゃんだから柾樹さんは幸せになるんだよ。」と言う。それに対して佳奈は「私だってそう思っている。私だって聡さんのこと幸せにしたいと思っている。」と言う。それまで佳奈の気持ちには全く気づいていなかったが、佳奈の言葉を聞いて聡ははっとした。その後は佳奈と良い関係を築いている。 周囲には隠していたが、2年前まで父の元で働いていた事があった。父が社外取締役をつとめていた会社が加賀美屋乗っ取りに動いた事を知ると、彼は父に働きかけるために東京に戻った。そして加賀美屋を救うために加賀美屋の常連だった祖母と共に父に働きかけ、加賀美屋を救う役割を担った。父の隆一郎との会話によれば、聡は父の「法に触れなければ何をやってもいい」という強引なやり方に反発して辞めたようである。父が加賀美屋を救済するために出した条件によって引き続き父の元で働くことになってしまったが、南部鉄器職人になるという夢は捨てず、平治への手紙ではまた盛岡に戻ってくると書いている。 スペシャルでは盛岡に戻り、佳奈と結婚。
原田悦子(キャスト:二木てるみさん)
原田彩華の母で体調を崩して小野田医院という病院に入院している。血液型はA型である。彩華の世話になっていることを申し訳なく思っている。実家は新潟にある老舗の料亭で現在は悦子の妹が女将をしている。彩華は悦子の入院費を工面するために金策に困っており、闇金融から借金をする原因にもなっていた。だが彩華は悦子を心配させまいと悦子にはその事を口に出してはいなかった。彩華が盛岡を去る時に退院し、盛岡を去っている。 最終回では結婚間近の浩司と彩華が悦子を呼び寄せようと相談している場面が描かれた。
新井保(キャスト:与座嘉秋さん)
「ル・ヴィザージュ」の職人。夏美に好意を抱いているが、当の夏美にはまったく気づかれていない。恋のライバルの柾樹のことを嫌っている。南部鉄器職人の聡とは違って女々しい男で夏美に告白もできないうちに柾樹が盛岡に帰ることになり、柾樹が盛岡に帰ったら夏美と柾樹が一緒になってしまうとこぼして同僚の村田良雄に呆れられている。
村田良雄(キャスト:渡部朋彦さん)
「ル・ヴィザージュ」で働く洋菓子職人。NHK横浜のホームページによると彼は新井保よりも先輩である。
益田直子(キャスト:堀有里さん)
「ル・ヴィザージュ」アルバイトでレジを担当している。
藤村香織(キャスト:相沢紗世さん)
柾樹の同僚。柾樹と以前付き合っていたが、2年前にニューヨークに転勤して別れた。だが今でも柾樹に未練があり、同じ職場に復帰し、柾樹の立ち上げたブライダル企画にかかわることになったのをきっかけに柾樹にモーションを掛けた。女将修行を一度断念して戻って来た夏美を挑発しに来たこともある。 柾樹が盛岡へ帰る決意を固めた時は、なぜ柾樹が盛岡へ戻ろうと決心したのかを知るために、加賀美屋に客として訪れて、夏美と対峙する。そして柾樹と夏美の加賀美屋に対する思いや夏美の柾樹に対する信頼の思いを知って自分の負けを認めて横浜へ戻った。横浜へ帰ってからは柾樹の退職を渋る叔父の吉沢を説得して柾樹を盛岡へ送り出す。なお、香織は加賀美屋で彩華にも会ったが、彩華は香織が柾樹の知り合いであることに気がつかず、香織が柾樹の知り合いであることに気がついていた環をがっかりさせた。 柾樹退職後はブライダル企画を引き継ぎ仕事に燃えていた。夏美の結納の時は大阪に出張中で顔を出せなかったが、同僚を通じて祝福していることを伝えた。 柾樹が夏美と結婚したころには別の仕事を手がけていたが、秋山譲二が加賀美屋に魔手を伸ばしてきた直後に柾樹から秋山の素性を調査してほしいと依頼を受けた。香織は友人達など八方に手を尽くして秋山の素性を調査。そして香織の調査と柾樹自身の調査の結果、盛岡でリゾート開発の計画があり、そのために外資の乗っ取り屋が暗躍している事と、秋山がその乗っ取り屋の一味であることが判明する。その後は加賀美屋を救うために柾樹に協力を申し出ている。
吉沢正人(キャスト:ささきいさおさん)
「ホテルハーバーサイド横浜」副総支配人。柾樹の上司で香織の叔父。柾樹と香織が共同でブライダル企画を手がけることを望み、さらに深い関係になることを望んでいる。山室が預かっていた柾樹の退職願を破り捨て、引止めを開始した。だが香織の説得により柾樹の退職を認め、柾樹を盛岡へ送り出した。その後、秋山譲二によって加賀美屋が危機に陥った時には山室とともに香織に協力し、秋山の所属する会社の社外取締役の岸本(実は聡の父)に協力を求めるよう香織にアドバイスしている。なお、岸本は吉沢の古くからの友人であり、柾樹が岸本と会う段取りも彼がつけ、加賀美屋を救う足がかりを作った。
高林久美子(キャスト:別府あゆみさん)
夏美の大学時代の友人で、夏美と柾樹のことを応援している。そのため、香織のことを快く思っておらず、職場で柾樹に迫る香織を妨害したりもしていた。 柾樹と夏美の結納の日には結納の後の会席の場に顔を出し、柾樹と夏美にプレゼントを渡した。 加賀美屋乗っ取り事件の時には山室と香織とともに吉沢に同行。岸本に会いにきた夏美と柾樹に対して岸本の情報を伝えた。
山室英喜(キャスト:中原丈雄さん)
「ホテルハーバーサイド横浜」企画部部長。柾樹の直接の上司で啓吾の友人でもある。優秀な部下の柾樹がホテルを辞めるのを残念に思っているが、基本的には柾樹と夏美のことを応援している。そのため、吉沢の柾樹に対する行為をあまり好ましく思っていなかったが、自身も吉沢の部下であるため、立場上積極的には抵抗できなかった。 その後、柾樹と夏美の仲人になり、結納の会場を手配した。初めての仲人ということもあり、喜びを隠せなかった。
山村道代(キャスト:大沼百合子さん)
山室の妻。
上野(キャスト:川地民夫(第3回)さん)
「加賀美屋」の常連客。
吉田松太郎(キャスト:山本圭(第15回さん)
加賀美屋の常連客で毎年、今は亡き妻の百合子と八幡平を訪れていた。夏美の不注意で転倒してしまい、足を怪我してしまう。だが、松太郎はそれをとがめなかった。また夏美とイーハトーブの面々のおかげで思い出の地の八幡平に立ち、これまた妻との思い出の花のハクサンチドリを見ることができた事により、ただ思い出に生きるよりも自分で一歩踏み出す勇気を得る。松太郎は夏美に感謝して加賀美屋を去っていった。 後に柾樹の立ち上げたブライダル企画の客(彼の娘が花嫁となった)となり、夏美とインターネット回線を介して再会。夏美への感謝の気持ちを娘とともに再度吐露した。このことに柾樹は感銘を受け、加賀美屋へ戻ることを決意した。ちなみに夏美のそばには後見役として時江もおり、松太郎の話を聞いて感動し、涙を流していた。
斎藤翼(キャスト:川口翔平(第36回さん)
愛子の息子。愛子が忙しくて構ってもらえず、さびしい思いをしているが、愛子はその事に気がついていなかった。そんな翼を夏美は懸命に世話をし、馬に乗せたりさんさ踊りに連れて行ってやったりして旅の思い出を作ってあげた。蕎麦アレルギーで、夏美の不注意でそば粉入りの饅頭を口にしてしまって生死の境をさまよってしまったため、夏美は窮地に追い込まれてしまう。饅頭を買ってきたのはビリーで、饅頭をあげたのは咲だったが、翼を連れ出した夏美の監督責任が問われたのである。だが翼自身は夏美に世話になったことを感謝しており、夏美に感謝状を出し、さらに、夏美を責める愛子に対して生まれて初めて反抗する。
田辺雅宏(キャスト:温水洋一(第89回さん)
夏美に泥棒と間違えられた客で予約もなしにやってきた。柾樹の一存で宿泊させることになり、担当する客のいなかった夏美が急遽接客を担当することになった。予約も入れなかったのに岩手山のよく見える部屋を要求したり、夕食に盛岡名物のじゃじゃ麺を要求したりするなど、注文をやたらとつけた。夏美は彼の要求を呑んでそれを出そうとしたが、柾樹の忠告によってそれを思いとどまり、料理も加賀美屋の伝統のおもてなしであることを説いて料理をそのまま出した。田辺はそれでも要求したが、夏美は田辺をイーハトーブに連れて行って裕二郎手製のじゃじゃ麺を食べさせることで田辺の要求を満たした。 実は彼は旅行雑誌の調査員であり、無理な注文も加賀美屋の実力を調査するためのものだった。その後、加賀美屋から戻って夏美の接客を絶賛する記事を書いた。そのため、環や伸一の思惑とは逆の結果となり、夏美に女将争いの軍配が上がる結果となった。 ちなみに調査員が来ることを知っていたのは当初は環、久則、伸一、時江の四人だけで、環は調査員に彩華と夏美のどちらが女将にふさわしいか判定させようとした。環は伸一らに口止めしたが、伸一の一存で彩華に勝負のことが伝えられた。そのため、彩華は浩司を自分のアパートに呼び出して協力を依頼。さらに伸一がカツノの目の前で調査員のことを漏らしてしまったため、不審に思ったカツノは久則を問い詰めて調査員のことを聞き出した。ただし、田辺が来たときに環が留守であったこともあり、田辺が調査員だと見抜いたのはカツノだけだった。 環は終始一貫して公平な条件で二人を勝負をさせようと考え、カツノも「裏で画策しているのではないか」という平治に対して「加賀美屋の女将ともあろうものがまさかそんな汚いまねはしないだろう」と発言していた。
川端泰司(キャスト:中島久之(第88回さん)
環が不在の時に加賀美屋を訪れた宿泊客で伸一と時江は彼が旅行雑誌の調査員だと考えた。そのため、伸一は強引に彩華を彼の担当にし、岩手山の見える最高級の部屋を用意した。さらに新作料理を披露することになっていた浩司の料理も外して川端の好みの寒ブリを出させた。その際、浩司は伸一に詰め寄ったが、彩華から調査員のことをほのめかされて渋々了承している。すべては彩華を調査員に売り込んで女将争いに勝利させるためであり、彩華も川端に「よく気がつく子でとても快適に過ごせたが、少々難をいうなら至れり尽くせりすぎて少し窮屈だった」と言わせるほどていねいに接客した。しかし彼は調査員ではなく、環とも旧知のかつての常連客だった。川端に対する接客ぶりを聞いた環は田辺の書いた記事を引き合いに出して「ホテルのような接客」と酷評し、彩華が田辺を接客したとしても夏美には勝てなかったと述べた。
高田三郎(キャスト:深澤嵐(第105回さん)
風の強い晩にまぶりっどに連れられて北海道から政良のところを訪ねてきた小学3年生の少年。革の靴に白い半ズボン、ねずみ色のだぶだぶのシャツのいでたちでやってきた。政良の世話になることになっていたとまぶりっどは話している。政良がみうを連れて仙台にいるみうの母親のところへ行き、紀美子も花巻にいる親戚の法事に出かけていたため、夏美が三郎の相手をした。父親と別れたため寂しそうにしており、なかなか子供達の輪に入ろうとはしなかった。夜遅く、三郎は父に捨てられた寂しさを夏美に訴えた。翌朝、三郎の姿はなく、美咲達政良の里子やアキは三郎の存在を信じようとしなかったが、夏美から三郎のことを聞いた政良はそのいでたちと名前から三郎が「風の又三郎」ではないかと考えた。なお、「風の又三郎」の主人公の名前は高田三郎と言い、風の強い日に転校してきている。
アーサー/西田一敏/ユナ(キャスト:セイン・カミュ さん)
上記三人とも秋山の部下で、加賀美屋だけではなく盛岡一帯の旅館をターゲットに動いている。秋山が次第に加賀美屋に手心を加えていく様子を見て秋山に対して疑念を抱き、「本社の指示」でアーサーをリーダーとして秋山抜きで加賀美屋乗っ取りを進めようとした。なお、岸本聡は2年前まで秋山の会社の社外取締役をつとめる父の元で働いていた事があり、秋山達と面識があった。佳奈へ携帯電話を届けに行った事がきっかけで聡は秋山達を見かけ、西田も聡がいることに気がついた。このことが加賀美屋を救うきっかけの一つとなった。
佐々木平治(キャスト:長門裕之さん)
南部鉄器職人。頑固な性格でカツノの茶飲み友達。カツノ同様、夏美のことを座敷童だと思い込み、普段も夏美のことを「童っ子(わらすっこ)」と呼んでいる。夏美の理解者の一人。 環が茶釜を取りに行ったときに感想を聞き、「枯れている」と口先だけの感想を言われて激怒し3年も加賀美屋の茶釜を作らなかったという過去がある。平治はこのことを忘れているが環はずっと忘れず、今でも環は平治を苦手にしている。 また、伸一が弟子の茶釜を持ち帰ったことに激怒し、加賀美屋には茶釜は作らないと言い放ったことがあった。そのため夏美が新たに作るように頼みに行った。このときは夏美が斎藤翼の事件で女将修行を放り出して横浜へ戻り、また戻ってきた直後だったということもあって、平治は夏美を許さず、追い返そうとしたが、夏美は茶釜を受け取るまでは戻らないと言い、帰らずに座り込みを続けた。そして、夜になって豪雨の中でも夏美が座り込みを続けるのを見て平治は根負けし、夏美を中に入れた。その後、夏美は平治の目が悪くなったことを見抜き、朝食として目によいブルーベリーの入ったパンケーキを作った。平治は目が悪くなったことを見抜かれたと知って引退を口にしたが、「思い通りにできなくてもその作品は平治さんの魂がこもった作品」と夏美に励まされたことがきっかけで、加賀美屋の茶釜を作った。茶釜を夏美に渡すときに平治が夏美に感想を聞くと、夏美は「これで茶を入れたらおいしそうだ」と言い、平治は苦笑。夏美が南部鉄器にあまり理解がないことはわかったが、それでも真心をこめて感想を言ったことが気に入り茶釜を渡した。その後はまた夏美の理解者となった。 カツノの死の直前にカツノと政良を和解させようとして夏美に政良の居場所を聞き出し、遠野の政良の元を訪れた。政良は、自分は加賀美屋を出て行った人間だからその資格はない、と加賀美家を訪れるのを断ろうとしたが、カツノの具合が悪いと聞いて態度を改め、加賀美家を訪れた。カツノは最初女将としての立場から政良と会うことを拒絶した。平治は自分が政良を無理矢理連れて来た事と加賀美家は政良が生まれた実家である事を話し、そして息子が母に会いに来て何が悪いと説いた。さらに環が、実は今は亡き俊江が政良の帰りをずっと待っていた事を話した。そして政良が、俊江に自分が迷惑をかけた事を俊江に詫びる事もしない内に俊江が亡くなってしまったのでカツノが生きている内にカツノに謝りたい、と言って詫びた。とどめとして平治が、もう女将としての職責は十分果たしたのだから母親として政良を許してほしい、と訴えた。このことにより、カツノは政良をついに母として許した。
座敷童(キャスト:橋口恵莉奈さん)
旅館「加賀美屋」の蔵に出没。
柾樹の同僚(キャスト:佐藤幹雄さん)
結納のために「ホテルハーバーサイド横浜」を訪れた柾樹を祝福し、香織が仕事に燃えて元気に働いていることと香織が祝福していた事を柾樹と夏美に伝えた。
ドラマ『どんど晴れ』に関するよくある質問
ドラマ『どんど晴れ』はどこで見れる?
ドラマ「どんど晴れ」は、「U-NEXT」で全話見放題視聴できます。
ドラマ『どんど晴れ』の放送はいつ?何時?
ドラマ「どんど晴れ」の放送局・放送開始日・曜日・時間帯は下記の通りです。
- 日本放送協会:2007年4月2日から毎週月曜日朝8:15〜放送
ドラマ「どんど晴れ」の動画配信サービスまとめ
配信サービス | 配信状況 | 無料特典 |
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本ページの情報は2024年10月21日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。
結婚式の日に大女将カツノが息を引き取る瞬間は壮絶!世代を超えた愛と家族の絆の深さを感じさせます!!