「呪術廻戦」漏瑚のまとめページです。
漏瑚は、大地への畏れから誕生した特級呪霊です。花御、陀艮、真人と共に呪霊が支配する世界へと変えるべく、行動していきました。偽夏油との関係性、漏瑚の術式と領域展開、極ノ番「隕」の効果など、呪術廻戦の漏瑚を詳しくご紹介します。
『呪術廻戦』漏瑚の基本プロフィール
名前 | 漏瑚 |
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立場 | 大地から生まれた特級呪霊 |
術式 | 火山を基にした術式 |
『呪術廻戦』漏瑚とは?
大地への畏れから生まれた特級呪霊
漏瑚は、人間の大地への畏れから誕生した特級呪霊です。特に人間への怒りは火山として表現されており、灼熱を操る呪霊として描かれました。
花御、陀艮、真人と徒党を組んで力を蓄え、偽夏油と出会い五条悟封印の道筋を示されたことで、呪術師を壊滅させて呪霊の世界にするべく、呪術界との戦いに挑みました。
呪霊こそが「真の人間」と考える
漏瑚は、憎悪や殺意などの偽りのない負の感情から生まれる呪霊こそが本物の人間であると考えており、人間の正の感情や行動には必ず裏があり、それ故に現在の人間は偽物で消えて当然だと考えていました。
そのため、現在の人間が支配する世界をひっくり返し、呪霊が支配する世界に作りかえたいと考えていましたが、呪霊側が勝利するためには「五条悟の封印」と「宿儺を味方につける」ことが必要だと偽夏油に諭され、闇雲に攻め込むのではなく、戦略を立てて計画を進めていくこととなりました。
『呪術廻戦』漏瑚のセリフ・口癖
百年後の荒野でまた会おう
『呪術廻戦』漏瑚の強さ|術式
漏瑚の術師は火山を基にしており、掌や地面、壁に設置した火口から高熱の炎を噴射、相手を一瞬で焼き尽くすことができます。
領域展開「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」
領域展開「蓋棺鉄囲山」は活火山の火口内部のような領域となっており、必中効果以外にも、領域内に入った瞬間に襲ってくる高熱による攻撃ができ、並の術師なら領域に入れた瞬間に勝利することができます。
領域展延
領域展延は、自分を包み込む水のように、自分の周りに領域を展開する技です。生得領域を大きく展開する訳ではないため、漏瑚側の必中効果はさほどありませんが、相手の術式を中和する効果があります。
五条悟の無下限呪術には通常触れませんが、領域展延を発動している間は攻撃を当てることができます。ただし、領域展延の発動中は他の術式を使用することはできないため、通常打撃のみが攻撃手段となります。
極ノ番「隕」
漏瑚の術式の極ノ番「隕」は、四方一町が壊滅するほどの威力を持つ巨大隕石を落とす技です。渋谷事変での宿儺戦に使用、渋谷駅周辺を壊滅させました。
火礫虫
「火礫虫」は音と爆発による二段階攻撃を行う技です。拳大の飛翔する虫は、接触すると大音量による攻撃を放ち、その後に爆発する攻撃を仕掛けてきます。
宿儺の指8、9本分の強さ
漏瑚は花御、陀艮よりも強力な特級呪霊であり、偽夏油の見積もりでは甘く見積もって宿儺の指8、9本分の強さを誇っていました。
『呪術廻戦』漏瑚の主な活躍
呪術廻戦「呪胎戴天編」の漏瑚
ファミレスで夏油と打ち合わせ
漏瑚はファミレスで偽夏油と会談の場を設け、宿儺を復活させ、呪霊の時代を築く方法を相談します。
漏瑚は、人間の面に出る正の感情や行動には裏がある一方で、負の感情には偽りがなく、そこから生まれた自分たち呪霊こそが真に純粋な本物の人間であるため、偽物は消えて然るべきだと考えていたのでした。
そのため、宿儺復活による呪霊全盛時代の復活を目論む偽夏油とは方向性が一致しており、目的のために手を組むことを決めます。
呪霊側の勝利条件として「宿儺を味方にるける」「五条を封印する」の二点を提示され、封印方法として特級呪物「獄門疆(ごくもんきょう)」を用いることを伝えられると、偽夏油が所持していることに興奮します。
夏油の見積もりで、漏瑚は宿儺の指8、9本分の強さだと言及されると、それで十分だと判断し、五条封印に向けて動き出しました。
五条と「領域展開」で勝負
漏瑚は、夜蛾との会食にむけて移動中だった五条に対し、奇襲を仕掛けます。
本来、偽夏油は準備を整えてから五条封印を実行する予定でしたが、漏瑚は直接五条を撃破し、戦闘不能にしてから封印することを目論んでいました。
漏瑚は最初は余裕を見せていましたが、五条に軽くあしらわれ「弱い」と言われると激怒、領域展開「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」を発動します。
しかし、五条は虎杖を見学人として連れてくるなど余裕を見せながら領域展開、漏瑚はあっさりと五条に敗北し、辛うじて花御に救助してもらうことができました。
瀕死状態で陀艮の領域に向かう
陀艮の領域に瀕死状態で連れられた漏瑚は、偽夏油の提案を受け入れ、五条封印はハロウィンの渋谷で行うことに同行します。
呪術廻戦「幼魚と逆罰編」の漏瑚
宿儺復活プランに同意
その後、火山地帯で体を回復させた漏瑚の元に、吉野順平を使った作戦後の真人、偽夏油が現れます。
真人はその身で宿儺の力を感じ取り、偽夏油の提案通りに宿儺復活プランで進めても良いと思うと提案、漏瑚は話を受けて、自分達が全滅しても、宿儺復活によって呪霊の時代が舞い戻ればそれで良いと承諾しました。
呪術廻戦「渋谷事変編」の漏瑚
五条悟の封印のため、まず20分間戦闘に集中させることが必要と説明を受けていた漏瑚は、花御、脹相と共に地下5Fの副都心線ホームで五条悟と対峙します。
漏瑚達は、自分達の被害に遭う人間を五条が考慮に入れていたとしても、「五条の被害に遭う人間」は考慮されていないと判断、非術師の人間を盾に利用しながら、五条悟を相手に戦闘を繰り広げていきました。
しかし、「領域展延」を使いながら五条に迫るも力量差は大きく花御が命を落とし、漏瑚は脹相と連携しながら必死に逃げ、ここで改造人間を乗せた明治神宮前駅からの電車と共に真人も到着します。改造人間による秘術師の蹂躙が始まると、予想外に五条が0.2秒限定の領域展開を発動、漏瑚は意識を失います。
目覚めた時には改造人間約1,000体が五条悟によって撃墜されていましたが、偽夏油による獄門彊での封印が成功していました。
真人とゲーム
五条悟封印によって人間側と呪霊側の力が拮抗すると、真人が宿儺の力に頼らずに勝負できると主張し虎杖抹殺を提案しますが、「呪いの時代を到来させる」ために自らを省みないことが呪いの在り方だと考える漏瑚はこれに反対、二人はどちらが先に虎杖に遭遇するかのゲームを開始しました。
虎杖との遭遇について、真人が先であれば対立、漏瑚が先であれば保護となり、脹相もこのゲームに真人側で参加、獄門彊を監視する偽夏油を除いて全員が地下5Fから移動を始めます。
禪院直毘人、真希、七海を撃破
漏瑚は、呪胎から覚醒した陀艮が敗北した現場に到着、陀艮に別れの言葉を告げた直後、禪院直毘人、七海、真希の三人を圧倒します。
三人にトドメを刺す直前、漏瑚は宿儺の指の封印が解かれた気配を察知、三人を放置して気配の場所へと向かいました。
宿儺に「10本の指」を一度に飲ませる
漏瑚が到着した場所では、菜々子と美々子が虎杖に指を飲ませており、漏瑚は菜々子達を攻撃して動けなくします。漏瑚は偽夏油に「一度に10本の指を飲ませれば適応が追いつかず一時的に宿儺が主導権を握る」と教えられており、これまで集めてきた10本の指輪を虎杖に一気に飲ませました。
宿儺が体の支配権を得て表に出てくると、顔を抑えていた左手を失い、次いで跪いた高さが足りずに頭の天辺を失います。菜々子、美々子が宿儺によって失われた後、漏瑚は宿儺に「指10本分の願い事を聞く」と言われ、漏瑚達の目的は宿儺の完全復活であり、肉体の主導権を永劫に得るための「縛り」を設けて欲しいと伝えました。
しかし、宿儺には宿儺の計画があるとしてこれを拒否、ただし、もし宿儺に一撃でも入れられれば呪霊達の下につくと提案され、漏瑚は宿儺との戦いに臨むこととなります。
宿儺に敗北
渋谷全域を舞台に漏瑚は宿儺と対峙、極ノ番「隕」を発動するなど全力を尽くしますが、宿儺の相手にはならず、「■開(フーガ)」を発動した宿儺との真正面からの火力勝負で敗北します。
敗北して消えゆく間際、宿儺から漏瑚には理想を掴み取る「飢え」が足りなかったと伝えられますが、千年前も含めて漏瑚はマシな方だと言われ、「誇れ、オマエは強い」と告げられると涙を流しました。
真っ白な空間の中、先に逝った花御、陀艮と再会、漏瑚は二人と共に真人に望みを託し、千年後の再会を願って散っていきました。
本ページの情報は2021年08月25日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。