「呪術廻戦」釘崎野薔薇のまとめページです。
釘崎野薔薇は芻霊呪法を使う呪術高専の一年生です。釘崎が遅れて高専に入学してきた理由、芻霊呪法の「簪」「共鳴り」の効果、真人の無為転変をもらったその後、伏黒による蘇生の可能性など、呪術廻戦の釘崎野薔薇を詳しくご紹介します。
『呪術廻戦』釘崎野薔薇の基本プロフィール
名前 | 釘崎野薔薇 |
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立場 | 東京都立呪術高等専門学校一年生 |
術式 | 芻霊呪法 |
特徴 | ・盛岡まで4時間かかる田舎出身 ・お上りさん ・160cm弱 ・髪を染めてる ・買い物好き:服、食べ物、東京満喫 ・スカウトに自分から声をかけてアピール |
『呪術廻戦』釘崎野薔薇とは?
呪術高専一年生
釘崎は「芻霊呪法」を使う呪術高専の一年生です。
元々は東北の田舎出身で、術師である祖母から「芻霊呪法」の使い方を鍛えられていましたが、田舎の閉塞的な環境に対して釘崎は反発、釘崎野薔薇らしくあるために上京を決意、資金の心配なく東京で生活できるという理由で呪術高専に入学しました。
『呪術廻戦』釘崎野薔薇のセリフ・口癖
懸けられるわ、私が私であるためだもの
私は綺麗にオシャレしてる私が大好きだ!!強くあろうとする私が大好きだ!!私は『釘崎野薔薇』なんだよ!!
『呪術廻戦』釘崎野薔薇の強さ|術式
芻霊呪法
釘崎の術式「芻霊呪法」は、釘と金槌、藁人形を使用する呪術です。
手加減する場合は、金槌ではなくピコピコハンマーなどを使用する場合もあります。
共鳴り(ともなり)
「共鳴り」は、藁人形に対象の体の一部を入れ、呪いを込めた釘を打ち込む芻霊呪法の定番技です。
藁人形を通じて相手の体内に呪いを流し込むことで攻撃し、ある程度遠距離でも効果を発揮します。
また、藁人形に入れる部位が希少なものであるほど威力が増加するという特徴もあります。
簪(かんざし)
「簪」は、藁人形を用いず、対象に直接釘を打ち込んで呪力を流し込む技です。
接近戦で用いることが多く、壊相、血塗との戦いでは「簪」で「黒閃」を経験しました。
相手に打撃を与えてから、釘崎の呪力が発動するまでの時間は調節可能であり、時間差での攻撃も行うことができます。
黒閃を経験済み
釘崎は壊相、血塗戦で黒閃を経験しており、これ以降呪術師として力を一段階上げています。
渋谷事変では真人の分身に対して優勢に戦いを進めるなど、虎杖、伏黒と同様に活躍を見せました。
『呪術廻戦』釘崎野薔薇の過去は?
沙織ちゃんとの別れを通じて在り方を定める
釘崎は都会から引っ越してきた豪邸に住む沙織ちゃんと仲良くなり、同じく引っ越してきた「ふみ」と共に沙織ちゃんの家に入り浸るようになります。
しかし、田舎では豪邸に住む沙織ちゃんの家は目立ちすぎてしまい、村中からの嫌がらせを受けて、沙織ちゃんはすぐに田舎を引っ越して出て行ってしまうこととなりました。
釘崎はこの一件を通じて、他者は声が大きく土足で他人の人生を踏みにじると考えるようになり、そういった他者と同一化することを毛嫌いして田舎を出ることを決心します。そして、誰に何を言われようとも、自分らしく在る生き方に命を懸けるようになりました。
『呪術廻戦』釘崎野薔薇はどうなる?残された伏線の考察
伏黒の術式により蘇生される?
釘崎は渋谷事変で真人の無為転変の被害に遭い、新田新の術式によって状態を保存された状態になりました。その後家入硝子の元へ連れられましたが、伏黒の虎杖に対して見せた表情から、釘崎は硝子の反転術式でも治癒できなかったことが明らかになっています。
一方、伏黒は十種類の式神を全て調伏することで死者蘇生の術が使えようになる可能性があり、釘崎は新田新によって状態保存されているため、この方法で復活する可能性が残されています。
この点については宿儺の計画とも関わりがあり、詳細については伏黒恵の解説記事で紹介しておりますので、宜しければこちらもご覧ください。
『呪術廻戦』釘崎野薔薇の主な活躍
呪術廻戦「高専入学編」の釘崎野薔薇
ど田舎から上京
釘崎野薔薇は、盛岡まで4時間かかる田舎に住んでおり、祖母を説得してようやく上京、原宿の地に降り立ちます。
小学生の頃、大好きだったお姉ちゃんが勝手な被害妄想で仲間外れにされたため、釘崎野薔薇は田舎が嫌になり、お金の心配なく東京に出てこられる手段として高専入りを決めたのでした。
釘崎は何よりも「私が私であること」を大切にしており、可愛くてお洒落で真っ直ぐな自分であることを求め、そこに対して命を懸けることに躊躇いはなく、そのために危険が伴う呪術師にもなっていたのでした。
六本木付近の廃ビルで虎杖と呪霊を祓う
五条悟、伏黒恵、虎杖悠仁と出会った釘崎野薔薇は、早速廃ビルにいる呪霊を虎杖と二人で祓うことになります。
これは、五条による釘崎野薔薇がきちんとイカれているかのテストでしたが、芻霊呪法「共鳴り」で勝利、東京の狡猾な呪霊をきちんと呪霊を祓いきり、呪術師としての資格があることを証明しました。
呪術廻戦「呪胎戴天編」の釘崎野薔薇
少年院内で大量の呪霊を相手取る
釘崎は、特級となる可能性がある呪胎のいる少年院へ、5名の生存確認と救出任務を与えられ、気合を入れて虎杖、伏黒と共に中に入っていきます。
三人が中に入る直前、5名のうちの一人である「ただし」の母さんが登場、息子のことを頼まれたため、虎杖と共に絶対助けると気合を入れていました。
しかし、特級呪霊の生得領域の中で、一人だけ地面に吸い込まれ、暗闇の中で大量の呪霊に囲まれる事態となってしまいます。
奮闘した釘崎は多くの呪霊を倒しましたが、窮地に追い込まれ、そこに間一髪伏黒が登場、「蝦蟇」の口の中に入れられてそのまま少年院を脱出、伊地知と一緒に病院へ直行しました。
呪術高専二年生真希、パンダ、棘と出会う
釘崎が高専に戻ると、伏黒から虎杖が命を落としたことを聞かされ・虎杖からの伝言「長生きしろよ」を伝えられ、泣きそうになります。
しかし、ここで東京校二年生トリオが登場、京都姉妹校交流会への参加を要請され、強くなるため伏黒と共に釘崎も参加することとなりました。
弱点である近接をパンダに鍛えられる中、東京校に挨拶にきた東堂葵、禪院真依と遭遇、釘崎は真依といざこざを起こしますが、その流れで真希に呪力がないことを知りました。
真希の呪術師になった理由を聞くと、誇らしく在る真希に憧れ、釘崎は真希を尊敬して妹分として懐きました。
呪術廻戦「京都姉妹校交流会編」の釘崎野薔薇
サプライズ登場した虎杖に怒る
姉妹校交流会当日になると、五条に連れられ虎杖がサプライズ登場、釘崎は喜びの裏返しに激怒しますが、すぐに馴染んで元の関係となります。
団体戦が始まると、釘崎は狗巻棘、パンダと共に移動を開始しますが、すぐにパンダが京都校の狙いを看破、虎杖襲撃を防ぎにパンダと共にスタート地点へと戻ります。
この時、虎杖を狙う京都校に対して不満を漏らしますが、パンダから虎杖を知らない人間からは、宿儺の器は恐怖の対象でしかないと説明されました。
西宮を撃破するも真依によって気絶
スタート地点へと戻った釘崎は、伏黒の「鵺」に落とされて動けない西宮と遭遇します。
釘崎は真依は真希の出がらし、メカ丸はペッパー君だと西宮を挑発、真依を馬鹿にされて怒った西宮と一対一の戦いとなりました。
戦闘中、西宮に真依の苦労話を聞かされますが、不幸な人間が偉く、恵まれた人間が蔑ろにされるという考え方は、かつて釘崎が経験した田舎での沙織ちゃんの出来事に抵触し、釘崎はどんな環境でも自分は自分だと、周囲は関係なく誇り高く生きるのだと主張します。
術式「簪(かんざし)」「共振(ともなり)」で西宮を無力化すると、用意していたピコピコハンマーで攻撃して勝利しますが、次の瞬間、遠距離から真依に狙撃されて気絶してしまいました。
真依と一緒に歌姫と合流
気絶から目覚めた釘崎は、帳が降りて襲撃されている事実を知り、真依と共に庵歌姫と合流、重面春太と対峙します。
しかし、帳が上がったため戦闘には発展せず、重面春太の逃走も見逃すこととなりました。
伏黒のお見舞い
戦いが終わると、釘崎は虎杖と一緒に伏黒のお見舞いへと向かい、虎杖と伏黒の「助ける理由」についての落とし所の話を聞きます。
二人の出した「どちらも正く、どちらも間違ってる、大切なのは納得」は釘崎も反論のないもので、自分自身も強くなることを決意します。
呪術廻戦「起首雷同編」の釘崎野薔薇
八十八橋の調査で呪霊の生得領域の中に入る
八十八橋の調査に釘崎は虎杖、伏黒と向かいます。
途中、関連者が伏黒の出身中学であることが判明、伏黒姉の津美紀も八十八橋を訪れていたことが発覚すると、伏黒が単独で解決しに向かいますが、釘崎は虎杖と共に伏黒の行動を読んでおり、夜中の八十八橋の下で伏黒と合流しました。
釘崎は、虎杖と伏黒のことを「友人」と考えるようになっており、全てを話す必要はないけれど、せめて頼れと思うようになっていました。
伏黒も素直になって津美紀を助けるための協力を二人に求め、三人は「夜に」「下から」「川を渡る」ことで呪霊の生得領域に侵入します。
壊相、血塗と対峙するも蝕爛腐術「朽」を発動される
釘崎は、領域内から呪胎九相図の次兄「壊相」によって引きずり出され、外で虎杖、血塗と合流し2対2の戦いとなります。
壊相の蝕爛腐術極ノ番「翅王」によって猛毒の高速攻撃が襲いかかってきますが、虎杖が釘崎を抱えて逃走、一時的に壊相、血塗と距離を取ることに成功しました。
しかし、直線距離で追いかけ回り込んでいた血塗の奇襲により虎杖が血を浴びると、釘崎も注意を奪われ、壊相の猛毒の血を腕に浴びてしまいます。
そして、壊相と血塗二人で使う術式、蝕爛腐術「朽(きゅう)」を発動、釘崎は「分解」による痛みと毒の攻撃を受け、残り10分程度の命となってしまいます。
「共鳴り」「簪」で血塗を撃破
追い込まれた釘崎でしたが、術式であれば解除させればいいと判断、即座に「共鳴り」を使用、自分もろとも壊相、血塗にダメージを与えていきます。
二人が釘崎に注意を奪われた隙に、毒耐性のある虎杖が血塗に猛攻撃を仕掛け、今度は逆に壊相と血塗を追い込みました。
「朽」を発動され続ければ釘崎は十分持たずに倒れる結果となりましたが、血塗を守るために壊相は「朽」を解除して「翅王」を発動、しかし、ここで釘崎と虎杖が「黒閃」を発動させ、二人に深手を負わせます。
最後は釘崎の「簪」によって血塗を撃破、壊相は虎杖によって制圧に成功しました。
虎杖と「共犯」となり罪の意識を背負う
戦いを終えた後、釘崎は虎杖に初めて命を奪ったことを心配されます。
釘崎は割り切りができていましたが、虎杖が罪の意識を背負っていることに気付くと、自分たちは「共犯者」だと言って虎杖の罪の意識を一緒に背負うことにしました。
その後、特級呪霊を単独で撃破した伏黒と合流、新田明に怒られて高専に帰ります。
伏黒から「共振」の話を伝えられる
高専に戻ると、伏黒から宿儺受肉をきっかけに「共振」が起こり、眠っていた「少なの指」が目覚めてきていることを教えられます。
伏黒からは念の為、虎杖には伝えないようにと言われますが、釘崎はそのことを当然理解していました。
呪術廻戦「宵祭り編」の釘崎野薔薇
歌姫達に同行しメカ丸を捕らえに向かう
五条と歌姫が進めていた内通者調査の容疑者がメカ丸に定まり、釘崎は虎杖、伏黒と共にメカ丸がいるはずの拠点へと向かいます。
しかし、メカ丸の姿はなく、これで容疑から犯人に決定となりました。
呪術廻戦「渋谷事変編」の釘崎野薔薇
重面春太と遭遇、七海に足手纏い扱いをされる
釘崎は禪院家当主の直毘人が率いる禪院班の一人として渋谷事変に参加、改造人間による蹂躙が始まった後、帳の中に入って一般人の救出を開始しますが、補助監督として同行していた新田明が伊地知が襲撃されたことを報告すると、釘崎と新田明が班を離れて救出に向かいます。
帳の外に出た釘崎は、松濤文化村ストリートで重面春太と遭遇、先に新田明を横の建物内から伊地知の元に向かわせようとしますが、重面春太の呪具によって感知されて新田明が負傷、釘崎も追い過ぎたことで良いところに一撃をもらい、フラフラ状態となってしまいました。
窮地の釘崎の元に、伊地知ら補助監督が襲撃された姿を見て激怒していた七海が登場、一瞬で重面春太を撃墜、既に伊地知は硝子の元に運ばれて治療を受け、無事であることを教えられました。七海は五条封印を受けて地下へ向かいますが、釘崎は足手纏いと言われて同行を拒否されます。
しかし、負傷した新田明を救出しに治療班が到着すると、硝子が渋谷に来ているのであれば無茶できると釘崎は判断、こうなることを懸念して新田明は治療班の到着をあえて遅らせていたのですが、釘崎は単独で地下へ向かうこととなります。
特級呪霊「真人」と遭遇
釘崎で道玄坂付近で特級呪霊「真人」の分身体と遭遇、真人の変形によって劣勢な戦いとなりますが、肉体を通じて魂にダメージを与える目的で「共鳴り」を発動した際、本体の方へダメージが貫通、釘崎は自分の呪力が遠くで弾けたことを感じて、真人が分身体であり、無為転変を他者に使えないことも察知しました。
釘崎を自分の攻撃を与え得る天敵だと判断した真人は逃走、釘崎は真人を追いかけて渋谷駅地下へと潜入します。
真人の本体に敗北
釘崎は追いかけた先で虎杖と合流、しかし真人の分身体と本体が交差したことに気付かず、本体の真人に顔を触れられ、無為転変を発動されてしまいました。
釘崎は、田舎での体験から、他人は全員おかしい人物であり、土足で他人の人生を踏みにじるものと考えていましたが、高専の仲間達には友情を感じており、虎杖に「悪くなった」と伝言を伝え、無為転変の犠牲となって倒れます。
新田新の術式で保全
無為転変によって致命傷を負った釘崎でしたが、京都校から渋谷に来ていた新田新の術式により、現状維持の状態を保たれ、硝子の元へと連れて行かれます。釘崎の渋谷事変での戦いはここで終わりとなり、生死不明のまま戦線離脱となりました。
呪術廻戦「死滅回游編」の釘崎野薔薇
無事ではないことが示唆
釘崎は、渋谷事変終了後の伏黒と虎杖の会話の中に登場、釘崎の状態を確認した虎杖に対し、伏黒は目を伏せるだけの返答をし、釘崎が無事ではないことが示唆されました。
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