「呪術廻戦」禪院真希のまとめページです。
禪院真希は、御三家の一つ禪院家の血筋を引いた呪術高専東京校の二年生です。天与呪縛によるフィジカルギフテッドの強さと真希の覚醒、呪力がほぼないにも関わらず禪院家から出て呪術師を目指した理由など、呪術廻戦の禪院真希を詳しくご紹介します。
『呪術廻戦』禪院真希の基本プロフィール
名前 | 禪院真希 |
---|---|
立場 | 呪術高専東京校2年生 |
縛り | 天与呪縛「フィジカルギフテッド」 |
特徴 | ・呪具の扱いなら学生一 ・ポニテ:真依と比較して直毛 ・ジャンクフード好き |
『呪術廻戦』禪院真希とは?
呪術高専東京校二年生
禪院真希は呪術高専東京校の二年生で、乙骨、パンダ、狗巻棘の同級生です。
御三家の一つ「禪院家」の血筋ですが、呪力・術式がないことで禪院家では酷い扱いを受けており、双子の妹の真依との居場所を禪院家に作るために当主となることを志し、呪術師となるべく高専に入学しました。
禪院家を出る時に当主直毘人から「相応の試練」を与えると伝えられており、呪具の扱いや近接格闘などで優れた能力を持っているにも関わらず、虎杖入学時点では四級術師であるなどハンデを課せられています。
『呪術廻戦』禪院真希の強さ|縛り・呪具
天与呪縛
真希は「天与呪縛」の縛りを課せられており、呪力がほぼない代わりに圧倒的な身体能力を有する「フィジカルギフテッド」です。
同じフィジカルギフテッドである禪院甚爾は呪力からの完全脱却を成し遂げ隔絶的な強さを持っていましたが、真依は双子の姉であり、呪術では双子は同一の存在と見做されるため、妹の真依が呪力や術式を有していたことで、真希は呪力からの完全脱却に至ることができていませんでした。
渋谷事変後の禪院家での争いにより真依が命を落とすと、真依から託された呪いと同時に呪力からの完全脱却を成し遂げ、禪院甚爾と同じ存在へと進化、生家である禪院家を滅亡へと追いやります。
真依が残した呪具
父である禪院扇から深手を受け真依が命を落とした際には、真依が最後に命を賭した術式の行使を行い、真希に刀タイプの呪具を残しています。
まだ名前はついていませんが、真希はこの呪具を用いて禪院家を殲滅、死滅回游へと向かいました。
呪具「竜骨」
呪具「竜骨」は、呪詛士組屋鞣造の最高傑作で、天元から工房の場所を教わり、真希の新しい武器となりました。
「竜骨」には、刃で受けた衝撃と呪力を蓄積する性能があり、蓄積した力は真希の意図によって峰の部分から噴出させることができます。
『呪術廻戦』禪院真希の性格
ツンデレお姉様
禪院真希は初対面の相手に対しても率直な物言いをするため、ビビられたり、自爆することがあります。0巻では高専に入学してきた乙骨の挙動不審な態度を言い咎めてビビられ、交流会に伏黒達を誘う際には虎杖死亡で落ち込む二人にお葬式みたいだと言及してしまい、真希の方がしどろもどろな状態となりました。
しかし、本心では仲間達のことを大切に想っており、不遇な環境の中でも凛と立つ魅力もあり、同級生、後輩からも慕われています。
『呪術廻戦』禪院真希の過去と目的
妹の真依と仲良しの姉妹
男系かつ相伝の術式を何よりも重んじる禪院家においては、真希と真依の双子姉妹は軽んじられ、疎んじられる立場にあり、幼少の頃は二人共に手酷い扱いを受けていました。
幼少期は、呪力があり呪霊が見える真依は、姉の真希に頼って日々を過ごしていたところがあり、真希も真依のことを大切に思い、二人は手を握って敷地内を移動するなど仲睦まじい関係性を持っていました。
禪院家に真依との居場所を作るため当主を目指す
禪院家での酷い扱いに絶え兼ねた真希は、禪院を変えるために当主となることを決意、禪院家を出て呪術高専の東京校へと入学します。
真希は幼い頃に真依に「絶対離さないでよ」と伝えられており、これは自分と一緒に禪院家の中で耐え、それでも一緒にいて欲しいという願いでしたが、誇り高い精神性を持つ真希は現状を許容することができず、あのままでは自分を嫌いになっていたと考え、家を出る決断をしていたのでした。
心の中では、妹の真依のことを大切に想い続けており、禪院家の中に真依の居場所を作るために奮闘していましたが、実現する前に言葉にすることは真希の誇り高さが許さず、真依との関係性も歪な形に変わっていってしまいます。
「全ての破壊」を託される
渋谷事変後、真依は真希のために禪院家の忌庫に侵入するも、父である禪院扇を前にして敗北、後から到着した真希も制圧され、姉妹共に窮地に追い込まれます。
真依は真希の天与呪縛が覚醒しないのは双子の妹である自分にあると理解しており、自らの命を代償にした呪具を残し、夢の中に真希にお別れを告げて去っていきます。
最後の真依の姿は、幼い頃の仲睦まじい関係性だった時のものであり、普通の仲の良い姉妹として普通の人生を歩むことを許さなかった全てに対して「全部壊して」と真希は伝えられており、その呪いとも言える言葉を胸に覚醒しました。
『呪術廻戦』禪院真希はどうなる?残された伏線の考察と最期
真依に託された「破壊」をどこまでと捉える?
真希は、真依の最後に全ての破壊を託され、この際「全部だからね」と念押しをされています。
この「全部」の対象は、真依と真希を共に幸せに暮らすことを許さなかったものだと考えられ、当然禪院家は含まれますが、大元を辿れば呪術界の上層部や、呪霊という存在そのものだと認識することができます。
呪霊をなくす方法については「呪力からの脱却」または「呪力の最適化」であり、後者を選んだ偽夏油は呪霊1000万体を放出しているため、真希がこちら側に闇落ちする可能性はなく、九十九と同調して呪力からの脱却を目指すものと思われます。
乙骨と結ばれることはあるのか?
0巻ではリカちゃんが嫉妬するほど真希と乙骨は良好な関係を築いていましたが、どちらも恋である認識は持っていないため、すぐに結ばれるようなことはないと思われます。
結ばれる可能性があるとすれば呪霊がいなくなった世界だと思われ、エピローグの中であれば描かれる可能性もありそうです。
『呪術廻戦』禪院真希の主な活躍
呪術廻戦0巻の禪院真希
乙骨憂太と出会う
真希が呪術高専の一年生だった頃、乙骨が転入生として入学してきて出会います。
当初は弱気で意志のない乙骨に対して真希は良い印象を持っていなかったものの、小学校の呪霊討伐戦での真希の叱咤が契機で乙骨が変わると、呪具同士での訓練もはじめ、良好な関係性となっていきます。
夏油傑による百鬼夜行の日には二人共に高専に留守番となり、真希は乙骨に自分を否定した禪院家を見返して内部から変えるために一級術師を目指していることを告白、乙骨から真希のように強く真っ直ぐ生きたいと肯定されると、長年禪院家で虐げられ否定され続けてきた真希は、思わず喜びそうになってしまいました。
夏油傑に敗北
高専に帳が降りて夏油傑による襲撃が始まると、真希は夏油と遭遇、特級呪具「游雲」によって敗北してしまいます。
パンダと棘も夏油に敗北した後、乙骨が来て反転術式で治癒、三人共無事で夏油を倒して気絶していた乙骨に感謝しました。
呪術廻戦「呪胎戴天編」の禪院真希
伏黒、釘崎を京都交流会に誘う
禪院真希は、虎杖死亡によって凹む伏黒、釘崎前に登場、事情を知らずに「お通夜かよ」発言をして同期の二年生にドン引きされます。
落ち込む二人に強くなる機会として京都交流会への参加を要請、近接が弱い伏黒と釘崎をパンダと一緒に鍛えあげていきました。
妹の禪院真依と再会
京都交流会の打ち合わせで楽巌寺学長が東京校を訪れた頃、高田ちゃんの東京会場の個握にきていた東堂の道案内役として、妹の禪院真依も東京校に現れます。
釘崎が真依に倒された後、真希がその現場に登場、互いに「落ちこぼれ」だと言い合いますが、釘崎が復活して真依を気絶させるのを手伝いました。
釘崎が妹分になる
真依との会話で「真希には呪力がない」と判明、釘崎が確かめると本当だと答え、呪具の眼鏡がないと呪いを見ることさえできないと答えます。
それでどうして呪術師になろうと考えたのかと問われると、真希は実家への嫌がらせであり、家で見下されてきた自分が大物術師になったらどんな顔するかと笑うと、真希が大好きになった釘崎が妹分となりました。
呪術廻戦「京都姉妹校交流会編」の禪院真希
三輪霞に勝利
京都姉妹校の団体戦が開始すると、禪院真希は伏黒と行動を共にしますが、すぐに京都校の虎杖襲撃の狙いに気付き、スタート地点に戻ります。
途中で加茂、三輪のコンビと対峙すると、禪院真希は三輪を担当、三輪の性格の良さを知って真依とうまくやれてるかを心配しながらも、「簡易領域」をあっさり突破し、三輪の呪具の太刀を奪い取って無力化に成功、その場を後にしました。
真依に勝利
真依が釘崎を狙撃して気絶させた後、真希と真依が直接対峙することとなります。
真依は双子の姉である真希にも術式を教えておらず、弾丸数のトラップをかけられて奇襲されますが、「天与呪縛」の才能を持つ真希は動体視力も尋常ではなく、自分に向けられた弾丸を素手でキャッチし、真依に勝利しました。
戦いの後、真依は真希に家を出た理由を聞き、本当は呪術師になんてなりたくなかった、真希が頑張るから自分も頑張らざるを得なかったと本音を伝えられます。
禪院家で適当に雑用をこなして生きていけばよかった、自分と一緒に落ちぶれて欲しかったと、積年の想いをぶつけられました。
妹の真依の想いを知った真希は、「あのままじゃ自分を嫌いになっていた」と返し、ただ「ごめん」と謝って次の戦いへと向かいました。
特級呪具「游雲」で花御と対峙
真希は、花御と対峙していた伏黒達の元へ合流、狗巻の「ぶっとべ」で飛ばされてきた花御に対し、三輪の太刀で斬りかかりますが、太刀が折れてしまいます。
即座に伏黒が特級呪具「游雲」を出現させて真希に装備、特級呪具は花御にも通じるため、真希と伏黒の連携で花御相手に善戦し、弱点の目から生えている枝に一撃を入れることに成功しました。
しかし、すれ違い様に花御から「芽」を撃ち込まれ、呪力がほぼない真希には通用しませんでしたが、呪力を持つ伏黒には深く刺さり、戦闘不能となってしまいます。
一人となった真希も花御には通用せず、捕縛されてしまいますが、そこに虎杖、東堂、パンダの三人が到着、真希と伏黒はパンダに担がれて帳の外へと脱出に成功しました。
呪術廻戦「渋谷事変編」の禪院真希
釘崎、新田明を帳の外に逃す
真希は叔父である禪院直毘人の班に参加、釘崎、新田明と共に帳の外である渋谷マークシティレストランアベニューで待機していました。
改造人間による一般人襲撃が始まると、禪院班も帳の中に突入しますが、新田明が連絡を取っていた伊地知が襲撃されたことを受け、真希は状況の不透明さを感じ、帳の外の方が逃げやすいと判断、釘崎と新田明を伊地知の元へ向かわせ、帳の外に出しました。
特級呪霊「陀艮」と対峙
七海が合流した後、真希達は井の頭線から渋谷駅地下へ向かいますが、ここで特級呪霊「陀艮」と遭遇します。陀艮は呪胎から覚醒、大量の水の質量での攻撃を仕掛け、真希は窮地に追い込まれます。ここは禪院直毘人の術式によって助けられましたが、真希は直毘人に助けられたことを恥だと感じていました。
陀艮が領域展開「蕩蘊平線(たううんへいせん)」を発動すると、海辺の領域に入れられ「当たるまで存在しない魚の式神」の攻撃にボロボロになっていきます。術式解放で直毘人、七海からの手助けも絶望的な状況で、陀艮は直接真希を狙ってきますが、ここで伏黒が領域展開で中に入り、特級呪具「游雲」を届けることに成功、真希も対抗手段を得ました。
伏黒の狙いは陀艮の領域からの脱出であり、領域に穴を空けて逃走経路を確保しましたが、そこからオガミ婆の降霊術で降臨された禪院甚爾が登場、真希から特級呪具「游雲」を奪い、陀艮を撃破、領域が解除されます。
特級呪霊「漏瑚」と対峙
領域が解除されると、禪院甚爾は次の標的を伏黒に定めて二人で外に出ます。真希達の元には、特級呪霊「漏瑚」が現れ、陀艮よりも格段に強い気配に真希は驚愕しました。
その直感通り、漏瑚によって真希、七海、直毘人は炎の爆発によって敗北します。しかし、漏瑚は真希達にトドメを刺す前に宿儺の指が渋谷で解放されたことを検知、こちらを優先してその場を離れました。
呪術廻戦「死滅回游編」の禪院真希
火傷跡が残るも生還
漏瑚の攻撃を受けた禪院直毘人は命を落としましたが、天与呪縛によるフィジカルギフテッドを持つ真希は体の強さがあり、火傷跡が顔に残ってしまうものの、無事に生還を果たします。
伏黒が禪院家当主となると、当主の座を譲ると言われますが、今の自分ではまだ誰も納得せず、妹の真依の居場所を作ってあげることができないと返しました。
その後、高専で乙骨や虎杖、脹相、九十九と合流、薨星宮にいる天元へ会いに向かいます。
天元の話を聞き禪院家へ向かう
真希は天元から死滅回游のルール、羂索の目的、獄門彊の解除方法を教えてもらい、まずは死滅回游に参加して津美紀など消極的な参加者達が回遊から抜け出すためのルール追加が必要であると判断します。
また、ルールに記載されていた「術式の剥奪」は命と関連すると結論づけられましたが、真希は術式を保有していないため、自分はノーリスクだと考えました、
薨星宮に脹相と九十九が残ることが決まると、真希は天元に組屋鞣造のアトリエを教えてもらい、そこで呪具を得た後、伏黒が禪院家当主となったことで禪院の忌庫も自由に出入りできるようになり、呪具を確保しに禪院家へと向かいます。
真依を失い覚醒
組屋鞣造のアトリエで呪具「竜骨」を確保した後、禪院家へと向かった真希は、忌庫の中で父である禪院扇に制圧されていた真依を発見します。真希と真依の行動は全て読まれており、五条悟封印の解除を試みた謀反罪を着せられ、禪院扇と対峙、敗北してしまいました。
真希は夢の中で真依と出会い、呪術師にとって双子は凶兆であり、一卵性双生児は呪術では同一人物としてみなされるため、真依がいる限り、真希の天与呪縛の縛りは完成せず、力が覚醒しないと教えられます。真希は去ろうとする真依を止めようとしますが、真依は止まらず、小さな草と共に全ての破壊という呪いを託して、命を終えます。
夢から目覚めた真希の前には、命をかけた術式を用いて真依が作った呪具と共に、失われた真依の姿があり、真希が覚醒、呪霊を撃破した後、一度は敗北した禪院扇を一瞬で両断し、真希との約束を果たすため禪院家への襲撃を開始しました。
御三家の一つ「禪院家」滅亡
覚醒した真希は禪院家を一人で対峙し、術式を持たない「躯倶留隊(くくるたい)」、準1級以上の実力を認められた術師集団「炳(へい)」を全滅させます。
「炳」の筆頭は真希でも敵わなかった禪院直哉でしたが、覚醒した真希の前には本気の直哉も相手にならず、余裕の勝利を収めます。
全ての破壊を真依に託された真希は、禪院家を出てすぐ出会った西宮に真依を預けた後、禪院家に不在だった「炳」「躯倶留隊」を全滅させました。
本ページの情報は2021年08月18日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。