「呪術廻戦」禪院直哉のまとめページです。
禪院直哉は、術式「投射呪法」を用いる禪院家の特別一級呪術師です。直哉が禪院家当主に拘っていた理由、天才と称された少年時代と甚爾との出会い、憧れ、真希との決戦、死後呪霊に転ずる可能性など、呪術廻戦の禪院直哉を詳しくご紹介します。
『呪術廻戦』禪院直哉の基本プロフィール
名前 | 禪院直哉 |
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立場 | ・禪院直毘人の息子 ・「炳」筆頭 |
術式 | 投射呪法 |
特徴 | 天才 |
『呪術廻戦』禪院直哉とは?
特別一級呪術師
禪院直哉は、禪院家の26代当主である禪院直毘人の息子であり、特別一級呪術師です。幼い頃より御三家で天才と認められた青年でもあり、禪院家の最強呪術師集団「炳」の筆頭も務めています。
少年時代、周囲にチヤホヤされて有頂天だった直哉は、落ちこぼれと侮蔑されていた禪院甚爾を見にいき、その凄まじさに圧倒、甚爾や五条悟のような隔絶的な強さを持つ強者がいることを知り、自分もそちらに立つことを目指して鍛錬に励んでいきました。
ただし、御三家という閉塞的環境の中で甘やかされ放題で育った直哉は、周囲に対して暴虐無人、傲岸不遜な振る舞いをしていくようになり、周囲との不要な軋轢を生んでいくこととなります。
『呪術廻戦』禪院直哉の強さ|術式
術式「投射呪法」
禪院直哉の術式「投射呪法」は、1/24秒で動きを事前に作り、その通りに後追いして動く呪術です。動きを作る対象は視界に入っている範囲であり、あまりに物理法則を無視した動きは作れないものの、尋常ではない速度での動きを実現することが可能です。
また、「投射呪法」は重ね掛けをすることができ、1/24秒の動きをしている中でさらに1/24秒の動きを制作、これを続けていくことでより高速な動きを実現することが可能、禪院直哉はこの才能に優れており、禪院真希との戦いでは亜音速を超える驚くべき速度の動きを見せました。
また、術式を発動中に触れた相手も、1/24秒で動きを作らなければならず、これに失敗した場合は1秒間フリーズして無防備な状態になります。術式の理解がない、または1/24秒の動きに対応できない場合はまずこのフリーズ状態となってしまうため、1秒という致命的な隙を直哉に与えることとなります。
『呪術廻戦』禪院直哉の過去は?
甚爾の凄まじさを知り憧れる
禪院直哉は、幼い頃より天才と周囲にチヤホヤされ、有頂天となって周囲の大人を見下す性質を持ってしまいました。
「禪院家の落ちこぼれ」と周囲が揶揄する男がいると知ると、嬉々としてどれほどの落ちこぼれなのかと禪院甚爾を見にいきますが、一目見た瞬間にその凄まじさに圧倒され、別次元の存在だと感じます。
その後は、禪院甚爾や五条悟など、「アチラ側」に立つ人間に憧れ、自分も同じ場所に立つために研鑽を重ねていきました。
『呪術廻戦』禪院直哉はどうなる?残された伏線の考察と最期
直哉は呪霊となるのか?
直哉は真希に敗れた後、何かを求めて禪院家の屋敷の中を這っていきましたが、背後から現れた真希・真依の母親によって刺されてしまいます。
この時の道具は呪具ではないことから、「呪術師は死後呪いに転ずる場合がある」「そのため術師を相手にする時は呪力で倒す必要がある」というルールに反し、禪院直哉が呪霊として再登場してくる可能性が出てきました。
直哉は最後の時に強い負の感情を抱いており、元々が特別一級術師であることから、もしも呪霊に転じた場合は少なくとも一級以上、場合によっては特級レベルの呪霊に転ずる可能性があります。
『呪術廻戦』禪院直哉の主な活躍
呪術廻戦「渋谷事変編」の禪院直哉
当主の座を伏黒に奪われる
禪院直哉は禪院家当主直毘人の息子であり、直毘人が渋谷事変の負傷で命を落とすと、ついに自分が当主となる時が来たとルンルンで登場、扇、甚壱と共にフルダテが預かっていた直毘人の遺言状を聞きます。
遺言状には、27代当主は直哉、高専と禪院家忌庫の呪具含めた全財産も直哉が相続、運用は扇、甚壱のいずれかの承認を得た上で運用すると定められており、直哉は完全自由ではないことに不満を示しつつも、当主の座を得られたことに満足します。
しかし、遺言状には続きがあり、何らかの理由で五条悟が死亡または意思能力を喪失した場合には、禪院甚爾との誓約状を履行、伏黒恵を禪院家当主として無条件で全財産を譲ると定められていました。
禪院家当主に執着する直哉は、伏黒恵がいなくなれば当主は自分だと判断、東京で虎杖捜索の任務に当たっている伏黒恵の抹殺に動き出します。
脹相に敗北
東京で虎杖、脹相、乙骨と遭遇した直哉は、伏黒恵を相手する前に脹相と対戦することとなります。脹相の術式が「赤血操術」だと見抜くと、直哉は術式による圧倒的な速度で「百斂」を出させないようにして脹相を圧倒しました。
しかし、直哉の知らない脹相のオリジナルの術式「超新星」をもらってしまうと、脹相の血の猛毒によって直哉は戦闘不能となってしまい、虎杖を撃破してきた乙骨に「虎杖死亡を直哉からも報告する」という条件で反転術式による治療をしてもらい、辛うじて生き延びることができました。
呪術廻戦「死滅回游編」の禪院直哉
覚醒した真希に敗北
直哉は、忌庫の呪具を目的に禪院家に戻ってきた真希に対して侮辱的な態度と言葉を投げつけ、幼い頃の力関係は天与呪縛を持つ真希よりも、直哉の方が圧倒的であったことが判明します。
禪院扇、甚壱による謀略で真依が命を落とし、真希の天与呪縛が覚醒すると禪院家にいた「躯倶留隊(くくるたい)」「炳(へい)」は直哉を残して共に全滅、直哉が炳筆頭として真希と対峙しました。
幼き頃に禪院甚爾、五条悟といった本物の「最強」に触れて憧れていた直哉は、そちら側に行くのは真希ではなく自分だと考えており、天才としての力量を存分に見せ、投射呪法を重ね掛けすることで亜音速を超えるスピードで真希に襲いかかります。
しかし、術式の正体を見破られ、かつ覚醒した天与呪縛によって動きを見破られて直哉はカウンターをもらって真希に敗北することとなりました。
真希、真依の母親によって制圧
深手状態の直哉は辛うじて這いずり回ることができる程度の力が残っており、何かを求めて禪院家の屋敷の中へと入ります。しかし、目的に到達する前に直哉の元に真希と真依の母親が現れ、背後から動きを制圧されてしまいました。
直哉は致命的な深手の中で「呪力が練れない」状況となり、そのまま倒れることとなります。
本ページの情報は2021年08月23日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。