「呪術廻戦」領域展開のまとめページです。
領域展開は、呪術戦における究極の技であり、自らの生得領域に術式を付与して現実世界に展開するものです。
呪力消費が激しく、一度発動すればその後の継戦能力を失いますが、発動すれば勝負が決まることが多い究極の切り札でもあります。呪術廻戦の領域展開を詳しくご紹介します。
『呪術廻戦』領域展開とは?生得領域との関係性
「生得領域」は心の中の世界
生得領域とは、術者の心の中の世界のことを指します。
呪力の力で世界に顕現させることもでき、少年院で虎杖達が入り込んだものは特級呪霊の生得領域でした。
「領域展開」は術式を付与した生得領域
「領域展開」は、術式を付与した生得領域を呪力で現実世界に構築したものです。
通常は範囲を限定してその中に「領域展開」を行い、領域効果によっては領域内に相手を引き摺り込んだ時点で勝利するものもあります。
『呪術廻戦』領域展開の二つの効果
領域展開は、非常に呪力消費が激しい「奥の手」の技であり、一度使えば呪力切れになる場合がほとんどです。
そのため、領域展開を破られた後の継戦は難しく、領域展開をすればそこで勝利する必要があります。
デメリットもある領域展開ですが、それ以上の大きなメリットが二つあります。
ステータス上昇
まず、領域展開は自分の心の中の世界ともいえる「生得領域」が元となっているため、術者に対して有利な世界が展開されます。
環境要因によるステータス上昇が見込まれ、現実世界で互角の戦いができていれば、領域展開を行えばステータス上昇により相手を上回ることも可能です。
必中効果
また、最大のメリットは「必中効果」です。
領域内で発動した術式には「必中効果」が付与されており、必ず相手に攻撃を当てることができます。
この効果により、五条の「無下限呪術」や真人の「無為転変」など、相手に当たれば無敵となる術式を持っている術者の場合は、領域内に相手を入れた時点で勝利が確定します。
『呪術廻戦』領域展開への対処方法
領域展開への対処方法は主に次の三つになります。
呪術で受ける
領域内では、必中効果からは逃げることはできませんが、呪術によって対抗することは可能です。
ただし、相手はステータス上昇によって強化されているため、余程力の差がないと対抗することは厳しいです。
領域の外に逃げる
領域の外に逃げることも一つの手段ですが、外に逃げることはまず無理です。
少年院では伏黒と釘崎が外に出ていましたが、あれは「生得領域」であり、術式を付与された「領域展開」の場合は、まず逃げられないと考えた方が賢明です。
また、逃げることはできませんが、外側から中に入ることは、逃げることと比較すれば容易になります。
領域展開で対抗
最も現実的な手段は、自身も「領域展開」を行うことです。
領域同士が衝突した灰は、より洗練された術がその場を制することとなります。
呪術者同士の頂点の戦いでは「領域展開」が必ず使用されるため、領域展開のレベルを上げることが術者としての頂点に立つことに繋がります。
シン・陰流「簡易領域」も有効
シン・陰流「簡易領域」は平安時代に生み出された領域対策の術です。身を守るための術として誕生したものであるため、必中効果の中和を期待することができます。
『呪術廻戦』領域展開
五条悟「無量空処(むりょうくうしょ)」
五条悟の領域展開「無量空処」は、相手を無限の内に引き摺り込む術式です。無量空処の中に入りこまされた者は、あらゆる情報が完結することがなくなり、全ての行動や思考を封じられ、緩やかな終わりを迎えることとなります。
五条悟自身と五条悟が触れている者以外は影響下から逃れることができず、非術師の場合は例え0.2秒の発現だとしても数ヶ月の入院が余儀なくされます。
伏黒恵「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」
伏黒恵の領域展開「嵌合暗翳庭」は、陰で構築した領域に相手を引き摺り込む技です。この領域の中では式神の出し入れに制限がなくなり、分身体の創造など、より自由に陰を操った攻撃を仕掛けられるようになります。八十八橋の特級呪霊、渋谷事変の陀艮戦で二度発動しており、これからより洗練されていくことが示唆されています。
真人「自閉円頓裏(じへいえんどんか)」
真人の領域展開「自閉円頓裏」は、取り込んだ者に対して掌で触れずとも無為転変を発動できる術式です。発動した瞬間に勝利が確定するレベルの領域展開ですが、宿儺を魂の中に有する虎杖だけが天敵となっており、それが渋谷事変の戦いでも尾を引きずりました。
漏瑚「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」
漏瑚の領域展開「蓋棺鉄囲山」は、火山の中心のような激しい熱環境に相手を引き摺り込みます。環境要因によって漏瑚の能力が上がる他、並の術師では耐えることができないレベルの高熱を相手に浴びせることができます。
陀艮「蕩蘊平線(たううんへいせん)」
陀艮の領域展開「蕩蘊平線」は穏やかな海辺の領域です。陀艮の魚の式神との相性が極めて高く、「蕩蘊平線」に取り込まれた者は、攻撃されるまで気付くことのできない式神の無数の攻撃に襲われることとなり、領域対策を有していない者は無残な最期を遂げることとなります。
宿儺「伏魔御厨子(ふくまみづし)」
宿儺の領域展開「伏魔御厨子」は、他の術師とは異なり、結界で世界を区切らずにそのまま生得領域を世界に顕現するレベル違いの領域展開です。宿儺の術式の「解」と「捌」が「伏魔御厨子」が消えるまでの間ずっと浴びせ続ける技となっており、半径200m以内にあるものを消滅させます。
本ページの情報は2021年08月30日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。