「呪術廻戦」禪院甚爾のまとめページです。
禪院甚爾は恵のパパであり、天与呪縛による完全な呪力からの脱却を実現、完成したフィジカルギフテッドとして圧倒的な力を有していたイケオジかつプロのヒモです。甚爾と恵ママの関係性、直毘人との誓約、五条・夏油との戦いなど、呪術廻戦の禪院甚爾を詳しくご紹介します。
アニメ呪術廻戦二期(懐玉・玉折/渋谷事変編)を無料視聴できる動画配信サービスは下記の記事で紹介しております！
また、五条悟らが主役の過去編、懐玉・玉折編は8巻65話からとなっており、そのまま渋谷事変編に突入しますので、ぜひ原作の方もチェックしてください！
最新巻無料&全巻お得に呪術廻戦の原作コミックスを読む方法は、下記の記事でご紹介しております！
https://pixela.co.jp/vod/jujutsukaisen-manga-muryou/
『呪術廻戦』禪院甚爾の基本プロフィール
| 名前 | 禪院甚爾 |
|---|---|
| 立場 | 天与呪縛 |
| 術式 | なし |
| 特徴 | 呪力からの完全な脱却 |
『呪術廻戦』禪院甚爾とは？
禪院家に生まれた天与呪縛
禪院甚爾は、禪院家に天与呪縛の完全なフィジカルギフテッドとして生まれた存在です。対人においては無類の強さを誇りましたが、呪力がゼロであるために呪霊に対しては呪具がないと無力であり、その結果御三家である禪院家においては落ちこぼれの扱いを受け、酷い仕打ちを受けることとなります。
甚爾であれば禪院家を滅亡させることも可能でしたが、そうすることはせず、禪院家を出奔、プロのヒモとして様々な女性の元を渡り歩きながら、孔時雨と組んで裏の仕事を行うようになります。
伏黒恵の父親
禪院家を出てから禪院甚爾は伏黒ママと出会い伏黒恵を二人の子供として得ます。禪院家での生活でグレた禪院甚爾でしたが、伏黒ママによって過去を癒され、普通の幸せを享受することができました。しかし、恵が生まれて暫く経過した後、伏黒ママが亡くなったことで状況が一変、甚爾は元のやさぐれた状態となり、再び薄暗い道を歩むようになります。
『呪術廻戦』禪院甚爾のセリフ・口癖
だがその恵まれたオマエらが呪術も使えねぇ俺みたいな猿に負けたってこと、長生きしたきゃ忘れんな
もうどうでもいい、どうでもいいんだ
よかったな
『呪術廻戦』禪院甚爾の強さ|術式
「天与呪縛」
禪院甚爾は天与呪縛により呪力からの完全脱却を成し遂げており、完全なるフィジカルギフテッドとしての力を得ていました。
異常な身体能力と頑強さは、学生時代の覚醒前の五条・夏油を圧倒するほどであり、生家である禪院家の大人達にも恐怖と共に忌避の対象となっていました。
呪力からの完全脱却をしているため、通常は呪霊を視認することはできませんが、五感が冴え渡ることによってこの問題も解決、輪郭を捉える形で呪霊も確認することが可能となっています。
道具の出し運びができる呪霊
また、禪院甚爾は道具の出し入れができる呪霊を飼っており、その中に戦闘で使用する呪具を収納しています。
呪霊は自分の体を体内に収納することもでき、極小サイズにして禪院甚爾が体内に取り込むことによって、呪霊自体から漏れる呪力も隠蔽が可能、高専の結界をすり抜けて行動することができました。
覚醒した五条悟に敗れた後は、この呪霊は夏油傑によって発見され引き取られています。
特級呪具「天逆鉾(あまのさかほこ)」
特級呪具「天逆鉾(あまのさかほこ)」は、相手が発動中の術式を強制解除させる呪具です。五条の無下限呪術も解除対象となっており、絶対防御を誇った五条を撃退できた大きな要因でした。
覚醒した五条戦で「万里の鎖」の先端につけて使用、それ以降の天逆鉾の所在については不明となっており、五条によって封印または破壊されたと天元に言及されています。
『呪術廻戦』禪院甚爾の過去は？
五条が幼い頃に見にいってその力を認める
禪院甚爾は、数百年ぶりに「無下限呪術」と「六眼」を持った少年が五条家に誕生したことを知り、面白半分で見に行った過去があります。
背後から近づいた甚爾に対して、五条は気配を察知して射抜くような視線を送り、甚爾は五条の強さをこの時に感じ取っていました。
禪院家でグレるも伏黒ママと出会い改心
甚爾は天与呪縛による呪力からの完全脱却、完全なフィジカルギフテッドとして圧倒的な強さを誇っていましたが、御三家である禪院家では甚爾の才能は認められず、幼い頃は呪霊の中に呪具なしで放たれるなど、非常に酷い扱いを受けていました。
過酷な環境の中で甚爾はグレていき、ついに禪院家から出奔、プロのヒモとして様々な女性の元に転がり込みながら、仕事で大金を稼いではパーッと使う刹那的な生き方をしていきます。
そんな中、甚爾は伏黒ママと出会い、ついに安らぎを得て改心、二人の間には恵が生まれました。
伏黒ママを失い全てがどうでもよくなる
しかし、恵がまだ幼い頃に伏黒ママがなくなると、甚爾は全てがどうでもよくなる状態となります。
愛した女性との子供である恵も、自分が育てるよりも、術式を持っているのであれば禪院家にいた方がマシな人生になると判断した甚爾は、当主の直毘人と連絡を取り、恵を禪院家に引き渡す取引を交わしました。
そうして、自分も他人も尊ぶことのない生き方を選択した甚爾は、長年の仕事のパートナーである孔時雨と共に、呪術師に対する裏の仕事を糧に生きていきます。
『呪術廻戦』禪院甚爾の主な活躍
呪術廻戦「懐玉編」の禪院甚爾
孔時雨の仲介で星漿体の案件を引き受ける
禪院甚爾はホテルの一室から「星漿体」天内理子を狙った「Q」と五条、夏油の戦闘を観察していました。
仕事の仲介役である孔時雨から、盤星教からの仕事を仲介されて仕事を受け、天内理子襲撃に関与することを決定します。
「削り」を入れて五条と夏油、黒井の神経を削る
仕事を引き受けた禪院甚爾でしたが、次に孔時雨が甚爾と会ったのは競馬場であり、まだ何も直接は動き出していませんでした。
この時、当時の二つ名は「術師殺し」だと判明、孔時雨は伏黒恵のことも知っていましたが、当時は恵の存在を忘れてさえいたことが明らかになります。
盤星教からの手付金を用いて、禪院甚爾は孔時雨を通じて呪詛士御用達の闇サイトに天内に懸賞金三千万をかけます。
これにより、ホテルから高専に直行せず、天内の学校に向かった一同に対して呪詛士が襲撃を仕掛けていき、48時間五条と夏油、黒井の神経を削っていくことに成功しました。
五条が高専結界内に入った瞬間の油断を狙って襲撃
沖縄から戻り、高専の結界内に入った五条は、任務を達成したと考えて術式を解除します。
この油断を狙い禪院甚爾は襲撃、背後から五条に襲いかかり、五条悟を負傷させることに成功しました。
五条が夏油に天内、黒井を連れて先に薨星宮へ向かうよう指示したため、禪院甚爾は「最強」五条悟と一対一の戦いに臨むこととなります。
「天与呪縛」と特級呪具の力で五条を撃破
禪院甚爾は「天与呪縛」のフィジカルギフテッドで、呪力が完全にない代わりに異常な身体能力を保有していました。
さらに、貴重な呪具も多数保有、呪術師との戦闘経験も豊富で、五条相手に優勢に戦いを進めていきます。
道具の出し運びができる呪霊から大量の「蠅頭」を放出して目眩しをした後、一瞬五条の意識が薨星宮・天内に向いた隙をつき、「発動中の術式強制解除」の効果を持つ特級呪具「天逆鉾(あまのさかほこ)」で五条を撃破、勝利を収めました。
天内理子、黒井、夏油を襲撃
高専が「蠅頭」で混乱する中、呪力のない禪院甚爾を検知できる者はおらず、甚爾は夏油達の痕跡を辿り悠々と薨星宮に到着します。
入り口で黒井を撃破した後、星漿体にならずに引き返すと決断した天内を狙撃、呪霊操術の術式を持つ夏油を相手にするも「虹龍」「口裂き女」をあっさり撃破、近接も得意とする夏油を寄せ付けず、勝利しました。
ただし、高専で暴れていることを検知されると、他の呪術師が大勢押しかけてくることを危惧、呪霊操術の使い手が命を落とした時に中にいる呪霊がどうなるか不明であったため、禪院甚爾は夏油にトドメを刺すことはせずにその場を去っていきました。
盤星教の依頼主に天内を引き渡す
依頼主である盤星教の代表役員に天内を引き渡した後、甚爾は盤星教の歴史と覚悟を教えられますが、全く興味がなく、頭のおかしい連中だとだけ考えます。
その後、今回の仕事について孔時雨と反省、甚爾は学校で黒井を確保した後、孔時雨に黒井抹殺を命じていましたが、孔時雨は甚爾のプランを理解し、上意下達をずらしてこちらの狙いをぼかすため、あえて盤星教に黒井を預けていたことが判明しました。
いつものように仕事を終えた禪院甚爾は、莫大な報奨金をもらい盤星教の拠点から去っていきますが、すぐに撃破したはずの五条が目の前に現れて驚愕します。
五条に敗北
イレギュラーな展開でしたが、禪院甚爾は再び五条と戦闘することを選びます。
本来の甚爾であれば、報酬のない戦いを忌避して一目散に逃げましたが、自分を否定した禪院家、呪術界の頂点である五条悟を目の前にして、真正面からその存在を否定したくなり、戦いを選んでいたのでした。
しかし、自分の在り方を肯定するために、自分の在り方を曲げてしまった甚爾は、五条の奥の手である虚式「茈」に敗北してしまいます。
最後に失った愛する妻との子供である恵のことを思い出し、その存在を五条に伝えて最後を迎えました。
呪術廻戦「渋谷事変編」の禪院甚爾
オガミ婆の降霊術により肉体情報が降ろされる
禪院甚爾は、オガミ婆の降霊術によって「肉体の情報」を孫に降ろされます。当初はオガミ婆の狙い通り、猪野を撃破する働きを見せましたが、特別性である甚爾の肉体にオガミ婆の孫の魂は勝てず、人格が甚爾に塗り潰され、降臨させたオガミ婆も敗れることとなりました。
本来、降臨に消費した呪力が切れた段階で降霊術は終了しますが、禪院甚爾は「呪力からの完全脱却」を成し遂げているために呪力消費がなく、器である肉体が壊れるまで動き続ける破壊者となります。
特級呪霊「陀艮」を撃破
本能的に強者を求める甚爾は、渋谷駅で展開されていた特級呪霊「陀艮」の領域に、伏黒恵が開けた穴から侵入、真希から特級呪具「游雲」を奪い、そのまま陀艮を圧倒して勝利します。
領域が解除されると次のターゲットを伏黒に定め、甚爾は伏黒を外に押し出して戦闘を開始しました。
正気を取り戻して自ら終える
圧倒的な戦闘能力で伏黒を追い詰めていった甚爾でしたが、妻の記憶を契機に正気を取り戻し、伏黒に現在の苗字を聞きます。もし伏黒が禪院家に引き取られていたら、碌な人生にならないと分かっていた甚爾は、現在の苗字が伏黒であることに「よかったな」と声をかけ、自らを終わらせ、伏黒を守りました。
本ページの情報は2023年07月08日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。
