ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』は、日本放送協会で2006年1月8日から毎週日曜日夜20時00分~で放送された歴史大河ドラマです!NHKパックで全話見放題視聴できるU-NEXTで配信されています。本記事では、『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』の無料見逃し配信や、無料期間のあるサブスクリプションサービスでの配信状況をお伝えします!ドラマを配信で楽しみましょう!
『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』は、司馬遼太郎先生の小説を原作とした壮大な歴史大河ドラマです。
主人公の千代は戦火の中幼くして両親を失い、若武者・山内一豊に救われ、共に「一国一城」の夢を追う物語です。戦国時代を舞台に、愛と勇気、そして運命が織りなす壮大なドラマを体感し、視聴者は心を奪われること必至です!
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登場する千代と一豊は、困難を共に乗り越え、それぞれの夢を追います。これが、彼らの成長と優れた人間関係の展開において非常に引き込まれる要素となっています。
この、愛と功名が織りなすドラマに引き込まれることでしょう。彼らの生きざまが、我々に多くの感動を与えてくれるはずです。
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ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」を無料視聴できる再放送
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』は、現在再放送は予定されておりません。
今後再放送が発表されましたら、こちらに追記いたします。
ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」の放送日・放送局/放送スケジュール
ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」の放送局と放送開始日時
ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」は、下記の放送局・放送開始日時で放送されます。
- 日本放送協会:2006年1月8日から毎週日曜日夜20:00〜放送
お住まいの地域や視聴する放送局によって、放送開始時間が異なりますのでご注意ください!
ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」の放送日/放送スケジュール
ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」はメイン放送局の日本放送協会では、下記の放送日・放送スケジュールで放送される予定です。
話数 | タイトル | 放送日時 |
---|---|---|
1話 | 第1回 桶狭間(おけはざま) | 2006年1月8日(日) 夜20時00分~ |
2話 | 第2回 決別の河 | 2006年1月15日(日) 夜20時00分~ |
3話 | 第3回 運命の再会 | 2006年1月22日(日) 夜20時00分~ |
4話 | 第4回 炎の中の抱擁 | 2006年1月29日(日) 夜20時00分~ |
5話 | 第5回 新妻の誓い | 2006年2月5日(日) 夜20時00分~ |
6話 | 第6回 山内家旗揚げ | 2006年2月12日(日) 夜20時00分~ |
7話 | 第7回 妻の覚悟 | 2006年2月19日(日) 夜20時00分~ |
8話 | 第8回 命懸けの功名 | 2006年2月26日(日) 夜20時00分~ |
9話 | 第9回 初めての浮気 | 2006年3月5日(日) 夜20時00分~ |
10話 | 第10回 戦場に消えた夫 | 2006年3月12日(日) 夜20時00分~ |
11話 | 第11回 仏法の敵 | 2006年3月19日(日) 夜20時00分~ |
12話 | 第12回 信玄の影 | 2006年3月26日(日) 夜20時00分~ |
13話 | 第13回 小谷落城 | 2006年4月2日(日) 夜20時00分~ |
14話 | 第14回 一番出世 | 2006年4月9日(日) 夜20時00分~ |
15話 | 第15回 妻対女 | 2006年4月16日(日) 夜20時00分~ |
16話 | 第16回 長篠の悲劇 | 2006年4月23日(日) 夜20時00分~ |
17話 | 第17回 新しきいのち | 2006年4月30日(日) 夜20時00分~ |
18話 | 第18回 秀吉謀反 | 2006年5月7日(日) 夜20時00分~ |
19話 | 第19回 天魔信長 | 2006年5月14日(日) 夜20時00分~ |
20話 | 第20回 迷うが人 | 2006年5月21日(日) 夜20時00分~ |
21話 | 第21回 開運の馬 | 2006年5月28日(日) 夜20時00分~ |
22話 | 第22回 光秀転落 | 2006年6月4日(日) 夜20時00分~ |
23話 | 第23回 本能寺 | 2006年6月11日(日) 夜20時00分~ |
24話 | 第24回 蝶(ちょう)の夢 | 2006年6月18日(日) 夜20時00分~ |
25話 | 第25回 吉兵衛の恋 | 2006年6月25日(日) 夜20時00分~ |
26話 | 第26回 功名の旗 | 2006年7月2日(日) 夜20時00分~ |
27話 | 第27回 落城の母娘 | 2006年7月9日(日) 夜20時00分~ |
28話 | 第28回 出世脱落 | 2006年7月16日(日) 夜20時00分~ |
29話 | 第29回 家康恐るべし | 2006年7月23日(日) 夜20時00分~ |
ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」のPV・基本情報
放送日時 | 2006年1月8日 日曜日 夜20時00分 |
---|---|
話数(放送済) | 49話 |
製作 | 日本放送協会 |
脚本 | 大石静 |
原作 | 司馬遼太郎 |
登場人物:キャスト | 千代:仲間由紀恵|山内一豊:上川隆也|法秀尼:佐久間良子|山内康豊:玉木宏|不破市之丞:津川雅彦|きぬ:多岐川裕美|若宮喜助:宅麻伸|とも:木村多江|よね:森迫永依|湘南:三浦春馬|於美:眞野裕子|山内忠義:十川史人|山内盛豊:坂口進也|五藤吉兵衛:武田鉄矢|五藤吉蔵:小倉久寛|祖父江新右衛門:前田吟|ふね:熊谷真実|祖父江新一郎:浜田学|祖父江徳心斎:古本新乃輔|つるうめかねとめ:寺島咲|小三郎:ささの貴斗|ちぐさ:星野園美|たき:細川ふみえ|田中孫作:徳井優 |
あらすじ | 永禄3年(1560)、近江・浅井家の地侍の娘・千代は戦火の中、幼くして父母を失い、尾張の川のほとりで若武者・山内一豊に命を救われる。その後、成長して再会したふたりは「一国一城」の夢に向かい、手を携えあって戦国の世を生き抜いていく。 引用元:U-NEXT |
ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」の見どころ
初回の救出シーンとの再会
幼い千代が山内一豊に命を救われる感動的な出会いが物語の始まりです。
過酷な戦国時代を生き抜く中でのこの出会いが、二人の運命を永遠に変え、お互いの存在が不可欠となっていきます。
このシーンを見ることで、運命の出会いがもたらす絆の強さと、希望を感じ取ることができるでしょう。
一国一城の夢を追う千代と一豊の共闘
千代はかつて自らを救った山内一豊と結ばれ、「一国一城のあるじ」を目指して夢を共にする。
この目標が彼らの関係を深め、千代は織田信長や豊臣秀吉といった時代の重鎮たちに影響を与える存在となるまで成長。
二人が力を合わせて困難を乗り越える様は、見る者の心に強く訴えかける熱いドラマを展開します。
千代、戦国の女傑としての奮闘
千代はただの大名の妻にとどまらず、積極的に政治に関わり多大な影響を与える!
自身の知恵と戦略で夫・一豊だけでなく、戦国時代を生きる多くの武将たちをも動かす彼女の行動力に注目。
彼女の魅力と才覚に溢れる生き様は、戦国時代における女性の新しい役割を象徴している!
病床の一豊の選択
死を迎えゆく一豊が甥の忠義に土佐を委ね、運命を託す瞬間に集約されたドラマの高まり。
千代に看取られながらのその決断は、彼の生涯と彼が築き上げた土佐の未来に対する重い責任感と愛を描く。
この過程は視聴者に人生の終焉に際して何が大切かという普遍的な問いを投げかける。
最終回、千代の決断と終焉
ドラマは千代の重大な決断とその人生の終わりに焦点を当てて圧巻のフィナーレを迎えます。
一豊との深い絆を背景に、彼女が下した選択とその後の京都での静かな余生は感動的。
このクライマックスは、人生の閉幕に向けて何を残し何を手放すかの重さを描き出し、深い感銘を与えます。
ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」の感想・評判
彼らの成長と運命が、織田信長や豊臣秀吉といった歴史の大舞台で描かれます。
彼女の運命を共有する姿勢と、一豊に対する深い愛情と支えが感動的で心を揺さぶる。
危機を乗り越え、秘密の策略を巡る心理戦が緊張感溢れる環境を作り出している。
彼らが直面する困難と挑戦が、見る者の探求心を強く刺激します。
歴史に興味のある人には特におすすめ!このドラマは歴史の深い教訓と娯楽を提供する。
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』の原作情報
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』は、司馬遼太郎様著の小説が原作となっています。
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ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」の各話あらすじと感想
第1回 桶狭間(おけはざま)(放送日:2006年1月08日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』1話のあらすじ
永禄3年(1560)、近江・浅井家の地侍の娘・千代は戦火の中、幼くして父母を失い、山中をさ迷ううちに、尾張の川のほとりで一人の若武者に命を救われます。織田信長に滅ぼされた尾張岩倉城の家老の嫡男・山内一豊でした。一豊は千代に母・法秀尼を訪ねるように言います。
第2回 決別の河(放送日:2006年1月15日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』2話のあらすじ
一豊は信長に士官する許しを得ようと母・法秀尼を訪ね、そこで母と暮らす千代と再会。しかし、千代は実母の縁を頼って美濃へ旅立ちます。一豊は信長が次に攻めるのは美濃と知って千代を追うと、千代は川を渡り美濃へ入るところでした。「行くな」と叫ぶ一豊に、千代は「亡き母
第3回 運命の再会(放送日:2006年1月22日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』3話のあらすじ
千代は美濃の知将・竹中半兵衛の城へ行儀見習いに出ていました。秀吉は片腕の一豊を従えて半兵衛を訪れ、信長につけと説得しますが、半兵衛は拒否します。その城で一豊は美しく成長した千代と再会します。敵味方に分かれた運命の前に、二人はただ見つめ合うばかり…。秀吉の再
第4回 炎の中の抱擁(放送日:2006年1月29日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』4話のあらすじ
互いの思いを確かめ合った千代と一豊ですが、敵どうしではなすすべもありません。そんな折り、半兵衛はなぜか信長に寝返ることを決意し、秀吉の配下となります。美濃の稲葉山城攻略が開始され、美濃方の千代はろう城。織田方では攻め入って女子どもも皆殺しにせよと命が下りま
第5回 新妻の誓い(放送日:2006年2月05日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』5話のあらすじ
晴れて夫婦となった千代と一豊。千代は一豊から「一国一城のあるじになる」という夢を聞かされ、同じ夢をともに追うことを誓います。信長は近江・浅井氏を味方にしようと画策し、妹の市はみずから浅井家に嫁ぐと申し出ます。市の訪問を受けた千代は近江について話し、市は兄の
第6回 山内家旗揚げ(放送日:2006年2月12日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』6話のあらすじ
家来の新右衛門の大家族が加わり、五十石取りの山内家の台所は火の車。千代は自分の食事を抜いて切り抜けようとします。一方、稲葉山城改め岐阜城には、足利義昭の使者・明智光秀が信長を訪問していました。その話を聞かせようと帰宅した一豊が見たのは、空腹で倒れた千代の姿
第7回 妻の覚悟(放送日:2006年2月19日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』7話のあらすじ
信長は一豊や秀吉を連れ、市の嫁ぎ先・小谷城に浅井長政を訪ねました。信長暗殺の声が渦巻く中で、長政が陰謀を阻みます。織田軍は南近江の六角氏を平定して上洛(じょうらく)。足利義昭は征夷大将軍になり、副将軍への誘いを信長は断ります。山内家では新右衛門の妻・ふね
第8回 命懸けの功名(放送日:2006年2月26日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』8話のあらすじ
信長の敵対勢力と結ぼうとする将軍・義昭の策略が発覚しました。信長は市の嫁ぎ先・浅井家との約束を破り、浅井家と同盟関係にある越前の朝倉家を攻めます。一豊は顔を矢で射られるという深手を負いながらも、敵方の勇将と死闘の末、討ち取ります。織田軍が快進撃を続けていた
第9回 初めての浮気(放送日:2006年3月05日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』9話のあらすじ
秀吉軍はしんがりの大役を果たし、京に戻りました。一豊は軍功を認められ二百石に加増。宿舎で傷を癒やす一豊の前に、ある日、魅惑的な若い女・小りんが現れます。家来の吉兵衛と新右衛門は山内家の世継ぎのために添い寝をさせる策に…。ひたすら無事を祈る千代の思いをよそに
第10回 戦場に消えた夫(放送日:2006年3月12日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』10話のあらすじ
一豊の浮気に怒った千代は美濃の不破家に帰ります。一豊は千代の留守中に出陣し、千代はお守りの布を夫の手に巻くこともできません。千代の悪い予感は的中し、姉川の合戦で功を焦った一豊は戦場で姿を消しました。泣きながら自分を責める千代。夫を弔い出家する覚悟を決めた夜
第11回 仏法の敵(放送日:2006年3月19日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』11話のあらすじ
傷を負いながらも姉川から戻った一豊に、千代は夫の無事が何よりと感じます。ほっとしたのもつかの間、一豊は浅井の動きを見張るため、近江・横山城へ。信長に反発する三好三人衆が摂津で挙兵し、浅井・朝倉は比叡山延暦寺に入ります。信長は武田の脅威で窮地に陥りますが、
第12回 信玄の影(放送日:2006年3月26日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』12話のあらすじ
信長が誰よりも恐れる武田信玄が上洛(じょうらく)を開始。信玄が家康を打ち破り、岐阜城下は騒然となります。「城下が火に包まれるのを見たくない」という千代に、「女も戦う決意を」と寧々(ねね)。一豊の前に甲賀の忍び・六平太が現れ、手を組まないかと誘います。一豊
第13回 小谷落城(放送日:2006年4月02日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』13話のあらすじ
織田軍が小谷城に猛攻をかけ、千代は市の身を案じます。秀吉と小谷城へ入った一豊は市と対面。市は夫の長政とともに果てる覚悟でしたが、秀吉が嫡男・万福丸の助命を約束したため、子どもたちと城を出ます。織田軍は総攻撃を開始し、長政は自刃。しかし、信長は万福丸の磔刑(
第14回 一番出世(放送日:2006年4月09日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』14話のあらすじ
一豊の知行は四百石。同僚の堀尾と中村は百五十石。この差が一豊の悩みの種で、出会えば黙って会釈する二人に距離と寂しさを感じます。このころ、秀吉は身内を城に住まわせたいと思っていましたが、妹の旭と夫の源助が聞き入れません。千代と一豊は秀吉から、二人が城に入るよ
第15回 妻対女(放送日:2006年4月16日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』15話のあらすじ
甲賀の忍び・六平太が山内家に奉公したいと入り込み、千代と一豊はそれぞれが六平太と浅からぬ縁があることに驚きます。しかも、その妻と名のる女こそ、一豊が京で一夜を過ごした小りんでした。肝をつぶした一豊は吉兵衛と新右衛門に相談しますが、どうにもできず…。子ができ
第16回 長篠の悲劇(放送日:2006年4月23日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』16話のあらすじ
無敵と呼ばれる武田軍が長篠城への攻撃を開始。織田軍は徳川軍と合流して武田軍を迎え撃ち、三千丁の鉄砲隊が武田騎馬隊を粉砕しました。しかし、馬防さくを作るために駆り出された旭の夫・源助が流れ矢に当たって戦死。約束をたがえた一豊は切腹して旭にわびようとし、千代も
第17回 新しきいのち(放送日:2006年4月30日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』17話のあらすじ
千代は無事に娘を出産し、よねと名づけます。しかし、戦続きの一豊が長浜に戻り、娘と対面したのは1年後。喜ぶ一豊ですが、娘に怖がられてしまいます。このころ、千代は光秀の娘・玉と出会います。また、夫を失った旭は秀吉の命で副田甚兵衛と再婚しますが、心を閉ざしていま
第18回 秀吉謀反(放送日:2006年5月07日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』18話のあらすじ
信長に蟄居(ちっきょ)を厳命された秀吉。信長に謀反と疑われれば、秀吉だけでなく一豊ら家臣も成敗されます。秀吉は謀反などできぬという証しに、大酒宴に興じます。そうと知った千代も、驚く一豊を尻目に陽気に踊り出します。そのころ、大和の松永弾正が信長に謀反。蟄居を
第19回 天魔信長(放送日:2006年5月14日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』19話のあらすじ
中国攻めで戦地にいる一豊の留守中、千代は2歳の娘・よねを平穏無事にと祈りながら慈しみ育てていました。一方、安土城を築城中の信長は「民に天主たる余を畏敬(いけい)さすれば、謀反を起こす者もいなくなろう」とごう然と言い放ち、その目に宿る狂気に濃や光秀はりつ然と
第20回 迷うが人(放送日:2006年5月21日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』20話のあらすじ
官兵衛が敵方から戻らず、寝返りを疑う信長は嫡男・松寿丸の殺害を一豊に命じます。しかし、官兵衛は敵方から救出されて帰還。絶句する信長に、一豊は切腹覚悟で松寿丸が生きていることを告げます。千代が隠していたのです。信長が安どの表情を見せたのもつかの間、今度は敵方
第21回 開運の馬(放送日:2006年5月28日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』21話のあらすじ
一豊は馬市で見たみごとな馬に一目ぼれしますが、黄金十枚では手が出ません。それを聞いた千代は別の意味で驚きます。こし入れの際、養父から持たされた鏡箱の中身と同額だったのです。それを差し出し、「妻という役目で、この乱世をともに戦って参りとうございます」という千
第22回 光秀転落(放送日:2006年6月04日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』22話のあらすじ
光秀の妻から夫の不眠に効く薬草はないかと相談され、千代は胸騒ぎを覚えます。一豊は備中高松の秀吉から信長へ援軍を請う使者として安土に戻っていました。宴席で光秀は信長に罵倒(ばとう)され、領地召し上げのうえ、秀吉援軍の兵を出せという理不尽な命を受けます。光秀の
第23回 本能寺(放送日:2006年6月11日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』23話のあらすじ
光秀が本能寺に攻め入り、信長は鉄砲で応戦。傍らにはなぎなたで戦う妻・濃の姿がありました。しかし、光秀の目前で濃は銃撃されて絶命し、信長も自害します。長浜では六平太が千代に「光秀謀反の気配」と伝え、寧々(ねね)と千代は城下の人々を救うべく奔走していました。一
第24回 蝶(ちょう)の夢(放送日:2006年6月18日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』24話のあらすじ
3万5千の秀吉軍は1万5千の光秀軍を圧倒し、近江へ逃がれようとする光秀と一豊が遭遇します。「なにゆえご謀反を…」と一豊が尋ねた時、何者かの槍(やり)が光秀を襲いました。光秀は「そなたは耐えて生き延びよ」と一豊に遺言して落命します。一豊は光秀の首を取らず、山
第25回 吉兵衛の恋(放送日:2006年6月25日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』25話のあらすじ
千代は清洲城の市に呼び出され、織田家のために柴田勝家に嫁ぐことを決意したと聞きます。勝家と秀吉はいずれ大戦となるので、これが今生の別れになるというのでした。備中高松、山崎での功により三千石に加増された一豊。山崎に近い土地に屋敷を移し、吉兵衛の指揮のもとに家
第26回 功名の旗(放送日:2006年7月02日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』26話のあらすじ
伊勢攻めへ出陣した一豊軍は亀山城を包囲しますが、敵勢の突破を許し、秀吉を激怒させます。たきへの恋慕で心にすきが生じた自分のせいだと吉兵衛。翌朝、吉兵衛は山内家の旗を背にすさまじい気迫で城壁を登り、敵陣の中に一番乗りを果たします。一斉に刃(やいば)を浴びた吉
第27回 落城の母娘(放送日:2006年7月09日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』27話のあらすじ
忠臣・吉兵衛を失った悲しみの癒えるまもなく、たきがひっそりと命を絶ちました。同じころ、勝家と秀吉が近江・賤ヶ岳(しずがたけ)でついに激突!一豊は三成ら若い世代を重用する秀吉に不満を覚えますが、戦いは秀吉の勝利に終わります。越前・北ノ庄城へ市の救出に赴いた一
第28回 出世脱落(放送日:2006年7月16日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』28話のあらすじ
秀吉の論功行賞で、賤ヶ岳(しずがたけ)の七本槍(やり)と呼ばれる新世代が三千石以上に加増。同僚の中村は二万石、堀尾は一万七千石、城持ち大名に出世します。しかし、命がけで秀吉を守り、忠臣まで失った一豊はわずか三百石の加増で三千八百石。ふてくされた一豊は「城勤
第29回 家康恐るべし(放送日:2006年7月23日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』29話のあらすじ
秀吉の大坂城築城は茶々のためと見た寧々(ねね)は、茶々の様子を探れと千代に命じます。同じころ、千代は若武者に成長した秀吉のおい・秀次と再会。一方、東国では家康が粛々と領土を広げていました。従属させようとする秀吉に家康が挙兵し、小牧山で衝突します。家康の猛攻
第30回 一城の主(放送日:2006年7月30日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』30話のあらすじ
一豊は琵琶湖畔の長浜城へ入城し、ついに二万石の城持ち大名となります。「婚礼の晩のお約束、お守りくださいましたね」と歓喜する千代。吉報は続き、本能寺の変以来、行方知れずになっていた一豊の弟・康豊が放浪の末に戻ってきました。幽閉中の光秀の娘・玉に助けられたとい
第31回 この世の悲しみ(放送日:2006年8月06日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』31話のあらすじ
一豊は秀吉から家康を上洛(じょうらく)させよと命じられますが、家康に丸め込まれて交渉は頓挫(とんざ)。そのころ、長浜は大地震に見舞われ、城は崩れ落ちていました。千代はがれきの下からはい出し、娘のよねを探します。馬を飛ばして戻った一豊が見たものは、すでに冷た
第32回 家康の花嫁(放送日:2006年8月13日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』32話のあらすじ
上洛(じょうらく)を拒む家康の懐柔策として、秀吉は妹・旭夫婦を離縁させ、旭を家康へ嫁がせようとしていました。寧々(ねね)から話を聞いた千代は旭を長浜にかくまおうとしますが、秀吉は旭夫婦を巧妙に説得し、家康への婚儀申し入れを一豊に任じます。千代に騒ぎたてるな
第33回 母の遺言(放送日:2006年8月20日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』33話のあらすじ
秀吉は九州攻めに出陣。留守居役の秀次とともに残された一豊はいらつき、弟・康豊と衝突してばかり。千代は一豊の母・法秀尼に相談しようと訪れますが、義母は病の床にあり、まもなく死去します。母の遺言を千代から聞き、一豊・康豊兄弟は泣き崩れます。一方、秀吉はバテレ
第34回 聚楽第(じゅらくてい)行幸(放送日:2006年8月27日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』34話のあらすじ
千代は捨て子をわが子として育てることを決意します。秀吉が聚楽第(じゅらくてい)に天皇を招くことになり、一豊と三成は慣れない世話役を務めます。寧々(ねね)が命じ千代が縫った打ち掛けは天皇に賞賛され、行幸(ぎょうこう)は大成功のうちに幕を閉じました。ほどなく、
第35回 北条攻め(放送日:2006年9月03日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』35話のあらすじ
京の町で千代は副田甚兵衛に出会います。秀吉の政略で、妹・旭を家康に嫁がせるために離縁させられた旭の元夫・甚兵衛です。そのころ、旭は死の床にありました。千代の働きで旭と面会した甚兵衛は旭に、「何があろうとも、わしらは夫婦じゃ」と語りかけます。旭はほどなく没し
第36回 豊臣の子(放送日:2006年9月10日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』36話のあらすじ
秀吉と淀の子・鶴松が急逝し、淀は寧々(ねね)による毒殺を疑います。寧々は否定しますが、千代に豊臣の跡取り・秀次を盛り立てよと告げます。悲嘆にくれる秀吉は明国への出兵を宣言。秀次へ関白を譲り、留守居の総大将としました。家康は出兵を固辞する一方、秀次を持ち上げ
第37回 太閤対関白(放送日:2006年9月17日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』37話のあらすじ
淀が再び秀吉の子(後の秀頼)を産み、豊臣家跡継ぎとしての関白・秀次の立場は危うくなりました。秀吉にとって邪魔な存在になったと理解しながらも、秀次は千代に「わしはこの国を譲り受けたのじゃ」と言い張ります。そんな折り、秀吉を朝敵とすべく秀次側が朝廷に献金した
第38回 関白切腹(放送日:2006年9月24日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』38話のあらすじ
秀吉への謀反を疑われた関白・秀次。申し開きをするよう勧める一豊に、側近たちが斬(き)りかかります。そこへ駆け込んできたのは、秀次が幼いころ、読み書きから武士の心得まで教えた千代。「出家なさいませ」という千代に、秀次は「関白として最後の務めを果たす」と言い
第39回 秀吉死す(放送日:2006年10月01日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』39話のあらすじ
秀吉は秀頼の元服式で、家康に嫡男・秀忠の娘を嫁にと申し入れます。大老・前田利家はいさめますが、家康は表面上、恭順の態度を示します。一豊には秀吉の老いと強引さが印象に残りました。寧々(ねね)は千代に「秀吉亡き後、頼るべきは家康」と語り、淀は「寧々への追従は秀
第40回 三成暗殺(放送日:2006年10月08日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』40話のあらすじ
朝鮮攻めから戻った福島正則、加藤清正らは秀吉の死に驚がくし、むだ働きの憤激を三成に向けます。家康は秀吉の遺訓に背き、諸大名との婚姻を進めます。千代と一豊に、「これからの豊臣は家康にすがらねば生き残れぬ」と寧々(ねね)。一方、三成は家康を糾弾し、反発した清
第41回 大乱の予感(放送日:2006年10月15日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』41話のあらすじ
高台院(寧々・ねね)は千代に、「淀と秀頼が生き延びるためには、徳川傘下の一大名になるほかない。そう進言せぬ三成はうつけじゃ」と断じます。「山内家もそうせよということか」と尋ねる千代に、ほほえみ返す高台院。佐和山に隠居していた三成は上杉家と組み、家康は上杉討
第42回 ガラシャの魂(放送日:2006年10月22日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』42話のあらすじ
家康を接待する席で己の胸中を率直に吐露する一豊に、じっくりと迷いなされと家康。一豊の心はかすかに徳川に傾きます。同じころ、大坂城に入った三成は大坂に残る諸侯の妻を人質とする書状を送ります。千代はその書状を開封せずに一豊に送り、大阪城へ移ることを断固拒否。ガ
第43回 決戦へ(放送日:2006年10月29日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』43話のあらすじ
一豊は千代から届いた三成の書状を家康に差し出しました。未開封のまま書状を渡すという千代の機転で、家康への忠節を強調したのです。翌日の軍議の席では、一豊は城も領地も一切を家康に渡すと宣言し、家康を歓喜させます。一豊の発言にほかの大名も続き、家康勢の結束は一枚
第44回 関ヶ原(放送日:2006年11月05日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』44話のあらすじ
ついに天下分け目の戦いの火ぶたが切られました。家康率いる東軍7万5千、三成率いる西軍10万が関ヶ原で激突。西軍優位の戦況に、毛利勢を見張る一豊も死を覚悟します。一豊は家康の許しを得て主戦場へと踊り出ますが、小早川軍の東軍への寝返りで戦況は一転!家康の起死回
第45回 三成死すとも(放送日:2006年11月12日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』45話のあらすじ
捕えられた三成は大津城へ移され、縄目姿で城の門前にさらされました。一豊は自分の羽織を三成にかけ、淀へ遺言を伝えることを約束します。大坂に凱旋(がいせん)した一豊ですが、戦場で感じた空しさを千代に語り、二人は関ヶ原で敗れた者のために涙を流します。まもなく、三
第46回 土佐二十万石(放送日:2006年11月19日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』46話のあらすじ
土佐二十万石を与えられてから、一豊は人が変わってしまったと千代は嘆きます。一豊は焦っていました。土佐平定が遅れれば、家康に召し上げられるかもしれません。土佐では一領具足と呼ばれる地侍が各地で反乱を起こしていました。そこへ弟の康豊が先発し、なんとか国入りを果
第47回 種崎浜の悲劇(放送日:2006年11月26日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』47話のあらすじ
一領具足の反乱で土佐平定に手を焼く一豊。家康の圧力もあり、地侍を一掃すると誓ってしまいます。相撲の大試合に一領具足の長を集め、残らず討ち取るという六平太の策を受け入れた一豊。非情なやり方に疑問を抱き、試合場の浜へ急ぐ千代。六平太が一領具足の反撃に倒れ、「
第48回 功名の果て(放送日:2006年12月03日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』48話のあらすじ
弾圧と流血で土佐を制圧した一豊に怒り城を出た千代は、かつての養子で仏門に入った湘南を京から呼び、荒れ寺で暮らし始めます。千代のいない空虚感をかみしめ、晩節を汚したことを後悔する一豊。一方、土佐制圧を一番喜んだのは家康でした。徳川に反旗を翻す勢力を取り除い
第49回 永遠の夫婦(最終回)(放送日:2006年12月10日)
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』49話のあらすじ
城で倒れ半身不随になった一豊は、千代の助けで次第に回復します。家康の孫・千姫と秀頼の婚儀が成立。家康は将軍の座を嫡子・秀忠に譲り、徳川の天下であることを世に示します。一豊は豊臣の滅亡を予感して土佐へ戻り、「徳川と豊臣の間に戦が起きたとき、徳川様に従え」と言
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』の主な登場人物とキャスト(俳優さん)
千代(キャスト:仲間由紀恵さん)
演:仲間由紀恵(少女期:永井杏) 一豊の正室。一豊の死後は出家して見性院(けんしょういん)と名乗る。 発想の閃きは秀吉・信長といった多くの武将を魅了し、その機転で夫を助けた。父母の命を奪った「戦」を嫌っている。 一豊との間に一人娘のよねを儲けるが、地震による屋敷の倒壊で喪ってしまう。その時はよねの命を守れなかった自分の不甲斐なさを激しく責めた。後に捨て子である湘南を我が子として大切に育て、後継ぎにしてもいいと考えていたが家臣たちからの反対に遭いやむなく出家させた。 一豊死後は養嗣子の忠義に土佐を任せ、自身は湘南の住む京都へ移り住み、余生を過ごす。同じく京都に住んでた寧々に仕え、側近として働く。豊臣家の滅亡、家康の死を見届けた後に自身も世を去る。
山内一豊(キャスト:上川隆也さん)
演:上川隆也(少年期:途中慎吾) 通称は伊右衛門。後に対馬守、土佐守の官職名を得る。 愚直なほどに誠実な性格でこれといった取柄も無い単線的の戦人。織田・豊臣・徳川と天下が激しく遷り変わる中、妻の機転と励ましによって着々と功名を立て最終的には土佐24万石の領主となる。 姉川の戦いに参戦した際、流れ矢が顔に刺さり重傷を負う。回復後も顔には大きな傷が残った。 土佐24万石の大名となってからも、一領具足を中心とした旧領主長宗我部氏の家臣団の統治に苦心する。やがて病に倒れ、徳次郎の手当てによって一命をとりとめるも余命いくばくもない状態と診断される。甥の忠義を世継ぎに定め、千代に看取られつつ没する。
法秀尼(キャスト:佐久間良子さん)
演:佐久間良子 一豊の母。千代のよき理解者の一人。一豊が恩賞の少なさに落胆し、武士を捨てて出家しようと決意した際は彼を厳しく叱咤し、思いとどまらせた。息子がどんなに出世しても決して城で暮らさず一豊・康豊兄弟の仲を案じながら死去した。
山内康豊(キャスト:玉木宏さん)
演:玉木宏(少年期:古澤龍之) 一豊の弟。父の仇である信長に仕えるようになった兄に反発し、その傘下で働くことを拒否していたが、兄と千代の婚儀には顔を出す。その後長い間家を出ていたが、嫌悪していた信長の死後、長浜城主となった兄・一豊とようやく和解する。その後は一豊のよき理解者として兄を補佐していく。諸国を放浪中、幽閉中の細川玉に会いひそかに想いを寄せる。後に嫡男・国松が一豊の養子となり、山内家を継承することとなる。
不破市之丞(キャスト:津川雅彦さん)
演:津川雅彦 美濃斎藤氏の家臣・千代の伯父。千代を実の娘のように可愛がる。千代と一豊を結ばせる事を条件に降伏し、信長の配下になる。晩年は病の床に伏せるが、千代の懐妊を聞いて安堵し、千代と妻・きぬに看取られつつ安らかに逝去する。
きぬ(キャスト:多岐川裕美さん)
演:多岐川裕美 千代の母・ともの姉であり、市之丞の妻。死んだ妹に代わって姪・千代を育てる。夫と共に織田家に降った。その後、壷を焼きながら余生を送っている。
若宮喜助(キャスト:宅麻伸さん)
近江浅井氏の家臣であり千代の父。郷士だったが、戦で敵の鉄砲に当たり命を落とす。
とも(キャスト:木村多江さん)
千代の母。ある戦で一家の住む集落が夜盗に襲われた際に千代を庇って命を落とす。
よね(キャスト:森迫永依さん)
一豊夫妻の長女。待望の我が子と夫婦共に喜び成長を見守っていたが、大地震により幼い命を落とす。
湘南(キャスト:三浦春馬さん)
(拾 → 湘南) 幼名は拾(ひろい)。捨て子であったが一豊夫妻が養育する。跡目を継がせようとするが、その件で「実子ではない」という理由から家臣たちの猛反対に遭い、一豊夫妻が断腸の思いで出家させ、僧になる。その後、一豊が一領具足の頭目たちを謀殺したことに失望し、彼のもとを離れようとしていた千代のもとに現れ、「寛猛自在」という言葉について説いて千代を慰留した。
於美(キャスト:眞野裕子さん)
康豊の妻。淑やかな美人。
山内忠義(キャスト:十川史人さん)
(国松 → 山内忠義) 康豊の嫡子。後に嗣子が無く、生涯側室を持たなかった伯父・一豊の後継者に選ばれ、山内家を継承した。
山内盛豊(キャスト:坂口進也さん)
一豊の父。信長に岩倉城を落とされた際に一豊・康豊兄弟の眼前で自刃。
五藤吉兵衛(キャスト:武田鉄矢さん)
一豊の父・盛豊の代から仕えており、色々と口うるさいが誰よりも一豊のことを案じている。一豊も「新右衛門が父なら、吉兵衛は母のようなものだった」と語っている。当初は千代の天真爛漫な言動に対し「賢くはないが正直である」と低評価であったが、やがてその知恵に感心し「大した知恵の持ち主だが、それを隠そうとなさる」と考えを改める。早くに妻を亡くしており、それ以後長年妻を娶ろうとはしなかったが、千代の後押しもあり、たきを妻に迎えることを決心する。伊勢亀山城の戦いで、一豊の失策の汚名をそそぐため、城への一番乗りを果たすものの、壮絶な討死を遂げる。
五藤吉蔵(キャスト:小倉久寛さん)
吉兵衛の弟。 吉兵衛討死の際、一豊を頼って山内家に来て以降、吉兵衛の代わりのように一豊を支えた。
祖父江新右衛門(キャスト:前田吟さん)
吉兵衛と共に流浪時代の一豊をよく支えた、親代わり的な人物。一家を山内家に連れて来た事で結果的に山内家の財政を火の車にさせる原因を作ってしまう。一豊が知行四百石に出世した少し後、家督を嫡男である新一郎に譲り隠居するが、長寿で拾(湘南)追放の中心格として働くなど山内家に長く影響を与え最終回まで登場する。
ふね(キャスト:熊谷真実さん)
新右衛門の妻。男三人・女四人の大家族を切り盛りする。山内家に来て間もなく8人目の子を身ごもっていたが過労で倒れ、流産の上に大量出血が元で急逝。その死の間際、千代に自分の死を戦が終わるまで夫に伝えないで欲しいと言い遺す。
祖父江新一郎(キャスト:浜田学さん)
新右衛門の長男。血気に逸りやすく、よく一豊らに助けられたり叱咤されたりする。後に父から家督を譲り受ける。一領具足の粛清の折、まだ生き残っていた一人によって思いがけぬ最期を遂げる。
祖父江徳心斎(キャスト:古本新乃輔さん)
(徳次郎 → 祖父江徳心斎) 新右衛門の次男。幼名は徳次郎。父親が戦に行くことに反発する一方で乱暴な気性で言葉遣いも悪く、光秀の娘である玉を弟・小三郎と共にいじめたり、作物を盗んだりするなど素行も非常に悪い。それを咎められても謝らないばかりか反抗していた。母の死に千代を憎んで飛び出し騒動を起こしたが、和解。しかし自らが戦に出ることは好まず医者となり、最終回になって病気になった晩年の一豊を診療した。
つるうめかねとめ(キャスト:寺島咲さん)
新右衛門の娘たち。
小三郎(キャスト:ささの貴斗さん)
新右衛門の三男。
ちぐさ(キャスト:星野園美さん)
新一郎の妻。
たき(キャスト:細川ふみえさん)
吉兵衛の恋人。結納の約束まで取り付けたが、吉兵衛は討死。絶望して自害を遂げる。
田中孫作(キャスト:徳井優さん)
山内家の小者。 石田三成の挙兵を知らせる千代からの密書を一豊の元に届けた。
市川山城守(キャスト:岡田圓さん)
一豊の家臣。 三成の挙兵を知らされた一豊に命じられ、千代を救出するため大坂へ赴く。
美津(キャスト:星井七瀬さん)
一豊の側室候補。
英二郎(キャスト:黒川英二さん)
山内家の家臣たち。
初野(キャスト:児玉陽子さん)
よねの乳母。
織田信長(キャスト:舘ひろしさん)
尾張の大名。 一豊にとっては当初父の仇敵で、桶狭間の戦いの際に暗殺しようと試みたが「軍神・摩利支天の如く」と評すほど心酔し、思わず助成したことから、結果的に織田家に仕えることとなる(この際、「その方の槍は、短いわ」と言われつつ、槍を下賜された。一豊も、取り回しが利くように短めの槍を持っていた)。寡黙だが実力で人材を起用する革新的なセンスの持ち主で、天下布武の意思をもって日本統一を目指す。その裏には天皇や将軍を廃し「この国の王」として君臨する強大な野望を持っていた。後に濃の制止を無視して自分と正反対の性格の光秀を登用したが、次第に「キンカ頭」と痛罵するようになり、結果的に光秀に背かれて最期を迎えた。本能寺では西洋甲冑を楯代わりに用い、火縄銃を巧みに操って銃撃戦を繰り広げ、一時明智勢を圧倒した。
市(キャスト:大地真央さん)
信長の妹。 千代の小袖を気に入り、千代と共に馬で出かけるなど親交があった。浅井長政に嫁ぐが信長と対立したことで討伐を受け死別。兄・信長には好意的で、長政が滅ぼされた後もそれは変わらなかったが、長政の髑髏の杯を披露した際はさすがに色をなして非難していた(秀吉に対してのみ下述)。信長没後、「秀吉の下につくことだけは嫌だ」として柴田勝家と再婚。信長の子、信孝と勝家を結んで秀吉に対抗しようとしたが、ほどなく信孝は秀吉に降伏。夫・勝家と最期を共にした。 秀吉のことは彼が織田家に来た時から嫌悪しており、髑髏の杯で嬉々として酒を飲む姿に大激怒、その感情も嫌悪から憎悪へと変わる。それは娘の茶々(後の淀)にも受け継がれた。
濃(キャスト:和久井映見さん)
(帰蝶 → 濃) 信長の正室。名前は帰蝶(きちょう)。 冷静な目で信長を見つめるが徐々にその凶暴さに恐れを抱く。従兄にあたる光秀にも好意を寄せていた。光秀を家臣に迎えようとする信長に「太陽と月のように違う」と警告した。ふとしたきっかけで安土の城下で千代と出会い、夫を信じ支えあうことの大事さを痛感する。本能寺では陣太刀を手に信長と共に善戦したが、明智勢の銃撃に斃れた。
織田信孝(キャスト:飯沼誠司さん)
信長の三男。 信長没後は市の勧めもあって柴田勝家と結び、秀吉に対抗しようとした。しかし、秀吉の巧みな戦術により降伏を余儀なくされる。
織田信雄(キャスト:大柴邦彦さん)
信長の次男。 信長没後は徳川家康と同盟し、小牧・長久手の戦いで秀吉と戦うがほどなく和睦。家康に信長の後継者としての器量に欠ける、と評されており、彼の家臣たちからも器に伴わない言動を失笑されていた。
織田長益(キャスト:アンドレさん)
信長の弟。
織田信行(キャスト:橋本啓輝さん)
信長の弟。
織田信忠(キャスト:今市直之さん)
信長の嫡男。
三法師(キャスト:藤田悠希さん)
信忠の子で織田家の嫡孫。清州会議では秀吉の勝利のため千代に手懐けられていた。
柴田勝家(キャスト:勝野洋さん)
織田家の重臣。通称は権六。市の再婚相手となる。信長没後はその子・信孝と結ぶが、後に信孝は秀吉に降伏。居城北ノ庄城に追い詰められるとお市を逃れさせようとするが、市に懇願されて最期を共にした。
丹羽長秀(キャスト:名高達男さん)
織田家臣。通称は五郎左衛門。
林通勝(キャスト:苅谷俊介さん)
通称は佐渡守。過去の織田信行の謀反に加担していた事を理由に織田家追放を言い渡される。その際何も意見を言わなかった他の家臣に憤りを見せた。
佐久間信盛(キャスト:俵木藤汰さん)
通称は右衛門尉。度重なる失態を理由に林通勝と同様織田家追放を言い渡され「自分達は道具ではない」と言い打ちひしがれる。
森蘭丸(キャスト:渡辺大さん)
信長の近習。
池田恒興(キャスト:桐山浩一さん)
小牧・長久手の戦いで秀次の部隊に従軍するが徳川軍の奇襲を受け戦死する。
森長可(キャスト:山口粧太さん)
通称は武蔵守。恒興同様、小牧・長久手の戦いで戦死する。
滝川一益(キャスト:古川真司さん)
織田家臣。信長死後は秀吉と対立し伊勢亀山城に籠城。油断した一豊を破り逆襲を受ける。吉兵衛を討ち取ったが総攻撃を支えきれず降伏。
落合源太左衛門宗久(キャスト:粟根まことさん)
柴田勝豊の家臣。
なつおあき(キャスト:瑠依さん)
濃の侍女。本能寺の変に際し、逃がされる。
明智光秀(キャスト:坂東三津五郎さん)
織田家家臣。通称は十兵衛、日向守。一豊・千代夫妻とも親交があった。温和で道理を重んじる性格だが、正反対な信長の横暴さから次第に焦りと苛立ちが募り、遂に本能寺の変で反旗を翻し信長を滅ぼした。山崎の戦いで秀吉に敗れ、逃れる途上で殺された。本作では光秀と帰蝶(濃姫)がお互いに淡い恋心を抱いている。
槇(キャスト:烏丸せつこさん)
光秀の妻。千代と親しかった。
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』に関するよくある質問
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』はどこで見れる?
ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」は、「U-NEXT」で全話見放題視聴できます。
ドラマ『大河ドラマ 功名が辻(つじ)』の放送はいつ?何時?
ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」の放送局・放送開始日・曜日・時間帯は下記の通りです。
- 日本放送協会:2006年1月8日から毎週日曜日夜20:00〜放送
ドラマ「大河ドラマ 功名が辻(つじ)」の動画配信サービスまとめ
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一豊が顔を矢で撃たれる深手を負いながらも勇敢に戦う場面が忘れられません!「我が身を犠牲にしても目的を達成する」その強大な決意と毅然とした態度は、あらゆる困難を乗り越える力を教えてくれました!