アニメ「ワンピース(ONE PIECE)」の配信・視聴方法は？無料で見逃し視聴できる動画配信サービスまとめ

海賊に襲われた豪華客船で、樽から一人の少年が飛び出した。海賊王になるために、海に出た“ゴムゴムの実”の能力者、モンキー・D・ルフィだ。ルフィの言葉に揺り動かされたアルビダ海賊団の雑用係・コビーは、勇気を振り絞ってアルビダに反抗するが・・・！？

海賊狩りの異名をとる賞金稼ぎゾロの噂を耳にしたルフィ。彼が仲間に相応しいかを確かめようと、シェルズタウンまでやって来た。磔にされたゾロにのために、おにぎりを持った少女が来たが、そこにこの島の暴君・モーガン大佐の息子ヘルメッポが来て・・・。

海賊王になると言うルフィに対して、ゾロが仲間に！2人はモーガンを倒し、島の海兵にも感謝される。ルフィとゾロと友情を深めるコビー。だが、海兵に対して、2年間も海賊をしていたとバラされ、海軍入隊志望のコビーは思わずルフィを殴りつける！

大海原を小舟で行くルフィとゾロ。宙に舞った麦わら帽子を追うルフィに、10年前の記憶がよぎる・・・。赤髪のシャンクスと出会い、海賊王になると宣言するルフィ！！そして、ルフィが“ゴムゴムの実”を食べ、ゴム人間になった瞬間のことも・・・。

海賊専門の泥棒ナミが、海賊バギーから“偉大なる航路”の海図を盗み追われていた。偶然ルフィに救われるが、ナミはルフィが海賊と聞くと激昂！！ルフィをバギーに差し出す！バギーはナミに、破壊力抜群の大砲の弾でルフィを撃てと命じて・・・！！

ルフィは檻に入ったままバギーから逃れていた。ナミが檻の鍵を盗んで来たが、シュシュという犬が鍵を飲み込んでしまう。町長ブードルが、ケガをしていたゾロを自分の家で寝かせ、シュシュの身の上話を話してくれた。そこへバギー一味の副船長モージが現れ・・・！

自分の町を守るため、単身バギーに敵わぬ戦いを挑もうとするブードルを、ルフィは壁に叩き付け、代わりにバギーに戦いを挑む。挑発されたバギーは怒りを込めて“特製バギー玉”を放つが・・・！？そしてバギー一味No．2の参謀長カバジの剣をゾロが受け・・・！

バギーは、海賊見習い時代、同じ船に乗っていた赤髪のシャンクスとの因縁を語る。シャンクスのせいで“バラバラの実”を食べてしまい、宝の地図も失ったという。だが、上半身だけで宙に舞い上がったバギーが、突然自分の宝を盗みだしたナミに襲い掛かり・・・！？

毎朝、海賊が攻めて来たとウソを叫んでいたウソップ。だが、ルフィたちの小舟の旗を見て、本物の海賊だと思い、ウソップ他3名のウソップ海賊団は出動した！しかし、ウソップの様子を見て、ルフィはウソップがシャンクス海賊団、ヤソップの息子だと見抜く。

病弱なお嬢様カヤを元気づけようと、ウソップは、ウソの冒険譚を話すのを日課にしていたが、ルフィ達のせいで執事クラハドールに見つかる。親のヤソップを侮辱された上、屋敷から追い出される一同。だが、執事クラハドールは、カヤの暗殺を企てていた！

クラハドールは、3年前に処刑されたはずのクロネコ海賊団の船長クロだった。カヤを殺し、その財産を奪う計画を知ったウソップは村へ走り、海賊が攻めて来ると叫ぶ！だが誰も信じてくれず、カヤから平手打ちを受ける。それでも、ウソップはカヤを守ろうと・・・。

ルフィ達は黒猫海賊団に立ち向かうウソップに加勢する事に。ウソップは村へ入る坂道に油をまいて夜明けを待つ。だが朝になってもクロネコ海賊団は現れない。北にも上陸出来る坂道があったのだ！急いで向かう4人だが、ゾロとルフィがはぐれてしまい・・・！？

ルフィとゾロに一瞬でやられた部下達を、ジャンゴは催眠術で凶暴にする！しかしルフィも凶暴になり部下は壊滅寸前！ジャンゴは慌ててルフィを眠らせる。そこに現れた敵の切り札ニャーバン兄弟に、ゾロは三刀のうち二刀を奪われ、窮地に陥る！！

自分たちをなじるクロに我慢出来ず、クロに反抗するニャーバン兄弟だが、圧倒的な実力差を示され、5分でこの場を片付けるよう脅される。必死のニャーバン兄弟だが、三刀を得たゾロに一撃で敗れる。そんな中、ルフィはナミに顔を踏まれて目を覚まし・・・。

ルフィのパンチに倒れたクロに対して、ウソップ海賊団の3人が棒でなぐるが、クロは平然と立ち上がり、ジャンゴにカヤに遺書を書かせ消すように命じる。クロの平穏な生活と財産を得るために3年間を費やしたクロの周到な計画の全貌が明らかにされる！

ルフィに右手の“猫の手”を折られたクロは“杓死”を放った！自分の部下も無差別に斬り裂く技にルフィは怒り、クロの動きを捕らえる！！だが、その頃、ジャンゴに追い詰められたカヤは、クロへ全財産を譲る遺書を書かされ・・・。

ゾロとの連携でウソップの“火薬星”がジャンゴに命中！ルフィの“ゴムゴムの鐘”にクロが倒され、クロの計画を防ぐことに成功した。カヤはルフィ達へ感謝をこめてゴーイング・メリー号を贈り、ウソップ海賊団を解散したウソップも、ルフィたちに加わることに。

船にかかげる海賊のマークも完成した麦わらの一味は、伝説の宝島と言われる珍獣の島に上陸する。そこで、20年前に箱にハマッて取り残された海賊ガイモンに出会う。彼が見つけ、20年間守り続けて来た5つの宝箱の中身とは果たして・・・？

大砲の練習に沸くルフィ達の横でゾロは昔の夢をみていた。道場破りの少年だったゾロの相手をしたのは、道場主の娘くいな。彼女に敗れたゾロはそこで修行を始める。ゾロの三刀のうちの「和道一文字」は彼女の刀で、世界一の剣豪になるのは彼女との約束だった。

メリー号に賞金稼ぎのジョニーが殴りこんで来た。だが、彼はゾロの弟分だった。ウソップが大砲を命中させた岩山で、相棒のヨサクを看病していたのだ。ナミの知識でヨサクはライムを口にして回復し、ルフィたちは料理人の必要性を思い知るが・・・。

女性に見栄を張って出されたスープを粗末にし、海軍大尉フルボディはサンジに蹴り飛ばされた。そこに、海軍から逃げ出したクリーク海賊団のギンが現れメシを食わせてくれと言う。金を持たないギンは追い出されるが、サンジはギンにタダ飯を食わせてやる。

『バラティエ』に海賊クリークが来て、メシを食わせて欲しいと懇願する。周囲の反対に構わずサンジは飯を食わせるが、力を取り戻したクリークはサンジを殴り飛ばし、100人分の食料と船を要求する。コックたちが反対する中、サンジは食事を用意しようと・・・。

『バラティエ』のオーナーが伝説の海賊ゼフと知ったクリークは、“偉大なる航路”を丸一年無傷で渡った記録「航海日誌」を要求する。情報さえ手に入れば大海賊時代の頂点に立てると考えたのだ。だが、ルフィが「海賊王になるのはおれだ」と宣言し・・・！！

ゼフが与えた飯でクリーク海賊団が回復した所に、剣豪ミホークが現れた！ナミに奪われたメリー号を追おうとしたゾロだったが、ミホークに対して勝負を挑んでしまう。ミホークは、あえて黒刀「夜」を抜かず、ペンダントにしていた短刀でゾロの刀を受け・・・。

クリーク海賊団が『バラティエ』に侵攻を開始。ルフィは能力全開で迎え撃つ！『バラティエ』も「ヒレ」を開いて戦いに備えるが、出撃した海戦兵器「サバガシラ一号」はクリークに投げ返される！コックたちも必死に戦うが、そこに“鉄壁の”パールが登場し・・・。

ギンがゼフを人質にし、サンジに船を降りるように言う。拒むサンジをパールが攻撃する！意識が遠のく中、ゼフの右足を奪った9年前の出来事を思う・・・。伝説の海“オールブルー”を夢見るサンジはコック見習いとして客船で働いていたが、そこに海賊が襲撃し・・・。

ルフィは『バラティエ』を沈めようとヒレを破壊する！船を守るためにサンジが死ぬのは無意味だというのだ。ケンカをはじめるサンジとルフィに、ギンがけじめをつけると名乗り出る！恩人の息の根だからこそ自ら止めるというギンと、サンジが激突する！

クリークが猛毒ガス弾『MH5』を発射！サンジを助ける為、ギンは自分の身を犠牲にしていた。仲間を殺そうとしたクリークに怒りが爆発したルフィは、クリークに突撃し、“剣山マント”ごとクリークをぶっ飛ばす！！クリークも“大戦槍”を振るい反撃する！

“大戦槍”の刃を折ったルフィだが、クリークは全身に武器を秘めていた！諦めないルフィのパンチの積み重ねが、遂にクリークが誇るウーツ鋼の鎧を砕き、ルフィのとどめの一撃が決まる。一方メリー号を奪ったナミは、涙を流し、写真に話し掛けていた。

ルフィはサンジを仲間に誘うが、サンジは店への恩義から断る。だが、伝説の海“オールブルー”への夢を抱えるサンジを旅立たせるため、食堂でコック全員でサンジのスープがまずいと一芝居を打つ。旅立ちを決意したサンジに、『バラティエ』を始めた頃が甦る。

サンジを仲間に加えたルフィたちは、“アーロンパーク”へ向ったナミを追う。アーロンとは、王下七武海の一人・ジンベエと肩を並べるほどの魚人だという。ナミに続いて一同もアーロンパークのある島へ到着するが、ゾロが作戦もなしに斬り込もうとして・・・。

アーロン一味から逃げるウソップは、ナミの義姉ノジコに助けられ、ナミがアーロン一味の幹部をしている理由を聞くことに。一方アーロンパークへ連れられたゾロは、アーロン一味の幹部ナミを試そうと、手足を縛られたままプールに飛び込む！

ゾロはアーロンの留守中にアーロンパークの一味を全て斬り、ウソップを助けようとココヤシ村へ。一方、アーロンパークに戻ったアーロンは、ゾロが“海賊狩りのゾロ”と知り、ナミを疑う。そしてゾロと入れ違いに捕まえられてきたウソップを刺すように命じる！

ナミがウソップを殺したと知らせるジョニー。そこにナミが現れる。怒りのゾロとナミをかばうサンジが言い争いをはじめるが、それをよそにナミはこの村のことに首を突っ込まないで去っていく。その後、ウソップが戻ってきて、ナミに助けられたと告げ・・・。

ルフィを除くゾロ、ウソップ、サンジは、8年前のいきさつをノジコから聞く・・・。自分の目で見た世界地図を作るのが夢の少女ナミは、ノジコと共に、貧しいながらもベルメールに育てられていた。ベルメールは元海兵で、ノジコとナミとは戦場で出会ったのだ。

ベルメールの家が“貢ぎ金”を要求するアーロンに見つかってしまった！独身のベルメールの“貢ぎ金”は1人分あり、命は助かるはずだった。だが、血が繋がってないからこそ、ノジコとナミをいない事には出来ず、金が足りないとアーロンに撃たれてしまう！

あと少しでアーロンから解放される金額の1億ベリー。だが、アーロンと結託する海軍大佐のネズミが、ナミの盗んだ金品の没収を告げる。みかん畑から出て来る、8年間コツコツ貯めた財宝。あまりの仕打ちに激昂したナミを止めようとして、ノジコが撃たれる！

“アーロンパーク”に乗り込んだルフィが、アーロンを一発ぶっ飛ばす！続いて踏み入るサンジ、ウソップ、ゾロ。だが、ルフィが“ゴムゴムの風車”を試し、その足が抜けなくなったため、アーロンは石を切り取りルフィをプールへ投げ込む！

ゾロはミホークに受けた傷が深く、ハチとの戦いの中立つのもやっとの状態。サンジも魚人空手40段のクロオビに手を焼いていた。ルフィはかろうじてゲンゾウとノジコに息ができる状態だった。ゾロは、ヨサクとジョニーから刀を借りて、三刀流に戻る！

ルフィを救おうと海に飛び込んだサンジだが、クロオビの一撃を食らい呼吸に苦労する！水中では魚人が圧倒的に有利。だが女性を守る自分の騎士道を侮辱されたサンジは、クロオビのエラに息を吹き込んで逆に相手の呼吸を止めて逃れ、闘いの場を地上に移す！

ナミはアーロンに戻るよう選択を迫られるが、ルフィを信じ、村人の命と共に奴と最後まで戦うと宣言！ゾロが傷を露わにされながらもアーロンを足止めし、サンジがプールへ飛び込みルフィの石を蹴り砕き、水から自由になったルフィが復活した！！

ルフィはアーロンの歯を折るが、それは何度でも生え変わる“歯＜トゥース＞ガム”。両手に歯を持ってルフィに襲い掛かって来る！加えてアーロンは一度海に入り、海から飛び出す“鮫＜シャーク＞・ON・DARTS”を繰り出すが・・・。

アーロンがナミを道具のように扱い海図を描かせて来たと、ルフィは知る。ナミにとって“居たくない居場所”である部屋を壊しはじめるルフィ。ルフィは“ゴムゴムの斧”を振り下ろし、アーロンごと踏み抜き、“アーロンパーク”を崩壊させる！！！

アーロンからの解放を喜び、島はお祭り騒ぎ！ルフィは食べ続け、ゾロはDr傷の手当てをしてもらう。ナミは墓前でベルメールに報告する。そして村を去る前にDr．ナコーにナミは、アーロンの刺青を消し、新しい刺青を頼む。それはみかんと風車で・・・。

麦わらの一味になったナミは、新聞から落ちたルフィの手配書を見る。賞金は3千万ベリー！海軍ではルフィたちの捕縛への動きが活発になり。医者を目指し始めたカヤは写真に写り込むウソップに喜ぶ。そして、これまで出会った人々も記事を目にしていた。

バラバラのボディパーツの大部分をナミに奪われ、ルフィにオレンジの村から弾き飛ばされたバギーは、孤島にいた！復讐に燃えてイカダで海に出るが、小さいままでは魚や鳥にも命懸け。珍獣の島でガイモンと出会い、2人は酒を酌み交わし意気投合するが・・・。

オレンジの村を追われたバギー以外のバギー一味は、バラバラパーツを回収しつつ、ビッグトップ号で逃げていた。クマテ族の島でバギーの葬式を済ませると、次期船長の座を巡りモージとカバジが一騎打ち！戦いは意外な決着を迎えるが・・・。

麦わらの一味はそれぞれの買物のためにローグタウンへ上陸。ルフィはゴールド・ロジャーの処刑台に向かう。ゾロがミホークに折られた二刀の代わりを探していると、くいなにそっくりの女性に出会う。一方で、海軍基地にはルフィたちの情報が届けられていて・・・。

自分を逮捕しようとするスモーカーに対し、ルフィは技を失敗、吹っ飛んでしまう。ゾロはたしぎに連れられ眼鏡の償いに海軍で掃除をするが、海兵に正体がバレて飛び出す。その後、武器屋でたしぎと再会。そこでゾロは妖刀“三代鬼徹”を手にするが・・・。

ウソップは欲しかったスナイパーゴーグルを、少女キャロルに先に買われてしまう。ウソップは自分は3千万ベリーの賞金首だとウソをついてすごむが、彼女の父はダディ・マスターソン。スモーカーの元同期で、有名な銃使いの賞金稼ぎだった。

“東の海＜イーストブルー＞”No．1コックになる為、評判の腕利き料理人たちに挑んで来たカルメン。しかし『バラティエ』の副料理長こそが一番と聞き、サンジに挑戦する。料理コンテストの賞品・海の宝石エレファント・ホンマグロをかけた勝負がはじまる！

やっと処刑台に登ったルフィは、海賊王が最後に見た景色を眺める。そこへアルビダとバギー一味が襲い掛かる！海賊全員を包囲しようとするスモーカー率いる海軍が見守る中、カバジがルフィを抑え込みバギーが処刑しようとするが・・・。

ナミが感じた通り嵐になったローグタウン。海軍がバギー、アルビダを捕獲後、メリー号を沈めにかかる。たしぎはゾロに挑み、スモーカーはルフィを阻む。海軍に手こずるサンジに、ウソップが加勢。果たして麦わらの一味は無事出航できるのか？

嵐が去り、晴れた海に、魚だと思ってとルフィが腕を伸ばしてつかんだもの、それは見知らぬ少女だった。アピスという名のその少女は、嵐を利用して海軍の船から逃げ出していた。ルフィ達は進路を少し変えて少女の故郷の軍艦島へ送っていく事にするが・・・。

“凪の帯＜カームベルト＞”に入ったメリー号だが、海王類のくしゃみで無事脱出し、軍艦島へ到着。長老ボクデンの家で歓迎を受ける。軍艦島の民は大昔海底に沈んだロストアイランドの末裔で、海軍の狙いは“竜骨”という不老不死の妙薬だという。

海軍艦隊が軍艦島を封鎖した。リュウ爺をロストアイランドへ連れて行くと約束したルフィはリュウ爺を乗せる荷車を作り、“カマカマの実”の能力者だったエリックの攻撃をしのぎながら、ルフィ達はリュウ爺を乗せた荷車で一気に山を駆け降りる。

エリックはセンネンリュウを連れたメリー号を追うことで“竜骨”に辿り着こうと考える。エリックが信用出来ないネルソン提督も軍艦島へ向かう。ふとしたことからリュウ爺はロストアイランドの位置を思い出した。海に現れた鏡の壁を抜けると大嵐に遭うが・・・。

“竜の巣”ロストアイランドと思われたその島には廃墟しか無かった。山の頂上の遺跡に描かれた天井画を見て、“竜の巣”は軍艦島にあるとリュウ爺は思い出す。その時ゾロが殺気を感じ、鯉口を切る。リュウ爺を奪うつもりのエリックが現れたのだ！

船を鎖でつないで囲む“連環の陣”で、軍艦島へ戻るメリー号を包囲し、砲撃する海軍！ルフィたちが応戦する中エリックはリュウ爺とアピスをボートで奪い、ネルソン提督に反旗を翻す。アピス人質にとるエリックだが、起き上がったリュウ爺が翼を広げ・・・！

リュウ爺を引き上げようとネルソン提督が放った銛を、ルフィは受け取り投げ返す！突如、軍艦島の周囲の海が揺れる。リュウ爺の最期の呼び声に応えて、世界中に散らばっていたセンネンリュウが群れを成して飛来したのだ。だが、リュウ爺は、目を閉じ・・・。

あくまで不老不死のために“竜骨”を欲しを求めるエリック。“竜の巣”を守りたいというアピスの願いを叶え、彼女を守るというリュウ爺との約束を果たすためルフィはエリックと戦い勝利する！“偉大なる航路＜グランドライン＞”を目指してメリー号は進む！

リヴァース・マウンテンを“偉大なる航路（グランドライン）”へ向けて一気に下るメリー号の行く手を、巨大なアイランドクジラのラブーンが塞ぐ！メリー号はラブーンに丸飲みされるが、胃袋には青空が！？そしてそこにはクロッカスという人物がいて・・・。

ラブーンはルンバー海賊団と双子岬へ来た。世界を一周して戻る2、3年の間という約束で、船長のヨーキが灯台守のクロッカスにラブーンを預けたのだ。しかし既に、それから50年が過ぎていた。ラブーンは仲間の帰りを信じ、レッドラインに頭をぶつける。

Mr.9とミス・ウェンズデーと共にウイスキーピークへ向かうが、季節・天候・海流・風向き、全てがデタラメなグランドラインに翻弄される！何とか乗り切り、恐る恐る島へ。ところが麦わらの一味は、町長のイガラッポイを始め島民に歓迎を受けるが・・・。

襲ってくる賞金稼ぎたちを、次々と斬って行くゾロ。ローグタウンで手に入れた「雪走」と「三代鬼徹」も試す！ゾロはミス・マンデーも倒し、イガラッポイと名乗ったMr.8らあっさり全員を片付けるが、そこにMr.5とミス・バレンタインが出現し・・・。

Mr.8はアラバスタ王国護衛隊長イガラムだった。イガラムは、ゾロにミス・ウェンズデーこと王女ビビを無事アラバスタまで送り届けるよう頼み、ナミがその契約に乗る。ビビに迫る刺客のMr.5とミス・バレンタインの前に、ゾロが契約を守り割って入り・・・。

ルフィとゾロは勝負の邪魔だと、Mr.5とミス・バレンタインを倒し、ついに“武闘”と“剣術”が激突する！かと思われたがナミが2人止める！ビビから“アラバスタ王国の乗っ取り”を企むのが、王下七武海の一人クロコダイルであると聞き、ルフィは・・・。

海軍将校になる夢に向かい、コビーはシェルズタウンの基地で雑用係として張り切っていた。そこにはモーガン元大佐の息子でルフィを恨むヘルメッポもいた。モーガンを海軍本部へ護送する為、中将のガープが姿を見せるが、モーガンはガープを斬り逃亡する！

モーガンをとり逃がしたコビーとヘルメッポは、ガープに海軍本部へ連れて行かれる。2人はガープのゲンコツを受けながらも、昼は雑用、夜は自主的に始めた特訓を続け、過酷だが充実した日々を送る。しかしコビーがルフィと友達なのをガープに知られ・・・。

航海を続ける麦わらの一味は、ビビとカルーを連れてグランドライン2つ目の島・リトルガーデンに着く。古代植物が生い茂る秘境に上陸をためらうナミとウソップ。だが、ルフィはカルーに乗ったビビと冒険へ出かける。ここは太古の島、巨人族までいるようで・・・。

メリー号にブロギーという巨人が訪れ、ブラキオザウルスに飲まれたルフィを巨人ドリーが救う。共に客人として一味を迎える。2人の巨人は故郷エルバフの掟に従い、100年も決闘を続けていて、“真ん中山”の噴火を合図に二人は闘いをはじめる！

ドリーとブロギーが繰り広げる戦士達の誇り高き決闘に、ウソップは感動し憧れる！73466戦目も引き分け。ブロギーはナミとウソップからもらった酒をドリーに分けるが、その酒をドリーが飲んだ途端爆発する！麦わらの一味を疑うドリーに、ルフィは・・・。

胃袋をやられたボロボロの体のまま、ドリーはエルバフの戦士として決闘に臨む。決闘の最中、ゾロとナミがジャングルで姿を消す。押されながらも持ち堪えるドリーだが、Mr.3が“ドルドルの実”の能力で放つロウに足元をすべらせ、ブロギーに敗北する！

ドリーの酒に爆弾を入れたのはMr.5の仕業だった。Mr.3はロウでブロギーを捕らえ、特大キャンドルにビビとゾロとナミをセットする！このままでは、3人がろう人形にされてしまう！そんな中、ルフィ、ウソップ、カルーがボロボロの状態から復活し・・・！

ルフィは特大キャンドルの一部を壊すが、却ってゾロ達のロウ人形化が早まることに。Mr.3はブッ飛ばすが、突然3人を助けるのを拒否するルフィ。ミス・ゴールデンウィークの“カラーズトラップ”にかかったり感情を操られているのだ。

ウソップが“カラーズトラップ”のマークごとルフィの服を焼く。そこへMr.3がろうで作った鎧を着て襲いかかる！ゾロたち救出のタイムリミットが迫る中、ウソップは油たっぷりのスペシャルロープを特大キャンドルとブロギーに巻き付けて点火する！

ドリーを失った悲しみに号泣するブロギーだが、ドリーは生きていた。100年の戦いでブロギーの戦斧が弱っていて、傷が浅かったのだ。一方サンジは、Mr.3たちのアジトでMr.0からの電伝虫に出て、麦わらたちは始末したとウソの報告をするが・・・。

ブロギーとドリーの助力により、無事リトル・ガーデンを出航し、ビビの故郷アラバスタに向かうメリー号だが、Mr.2・ボン・クレーがMr.3の抹殺指令を受けた頃、突然ナミが高熱を出して倒れる！！医者を探しに、メリー号は舵を切る。

雪の中を行くメリー号は、海面に立つチェスを見つける！そこへ“大型潜水奇襲帆船”ブリキング号が浮上！！ドラム王国を目指すワポル率いるブリキング海賊団に襲われる。“バクバクの実”の能力でメリー号を食べるワポルを、ルフィは吹き飛ばす！！

医者を探すルフィたちだが、島民にメリー号は包囲され、ビビが左腕を撃たれる！ビビは怒るルフィを止め、医者の紹介を頼み込むと、護衛団団長のドルトンが話を聞いてくれた。魔女と名高い島唯一の医者くれはは一番高いドラムロッキーの頂上に住むという。

ルフィ達を凶暴な雪山動物であるラパーンの群れが襲う！ナミを医者に見せるため奮闘するサンジとルフィ。だが、その医者、くれははとなり町ココアウィードへ降りていて少年を治療していた。この島に医者がいないのは、ワポルの悪政の為だったと語る。

ビッグホーンを占拠するワポルに挑むドルトンが、“ウシウシの実”の能力でバイソンに姿を変えて戦う！だが島民への攻撃をかばって受け、倒れてしまう。そこへラパーンの群れが起こした山からの雪崩が押し寄せてきて・・・。

ワポルを無視して城へ向かうルフィを、ワポル部下が襲う。それを阻んだのは、ルフィが助けたラパーンたちだった。ルフィはナミを背負いサンジをくわえて、ほぼ垂直のドラムロッキーを登る！一方雪崩から逃れたビビは、ウソップを起こしゾロと再会するが・・・。

目をさましたナミは、“ヒトヒトの実”を食べたトナカイのチョッパーと出会う。ナミの病気は、ケスチアというダニが原因。チョッパーの治療を受けており、サンジの骨折もチョッパーが手術。だが、意識を取り戻したルフィとサンジは、チョッパーを見て・・・！？

かつて心を閉ざしていたチョッパーの心を開いた医者ヒルルクの事を、くれははナミとサンジに話し始める・・・。ワポルの“医者狩り”に追われながら、ヒルルクは病人を無償で診ていた。しかし彼は、病人が命の危険を感じて逃げ出す程のやぶ医者だったのだ。

ヒルルクが残り10日の命と知ったチョッパーは、猛毒のアミウダケを万能薬と信じて採って来る。ヒルルクはチョッパーの気持ちを受け止め、アミウダケのスープを飲む。そして完成した“冬島”に桜を咲かせる研究と、チョッパーをくれはに託し、城に向かう・・・。

登って来たワポルに対してくれははワポルに言う、この城にヒルルクの海賊旗をかかげて彼の墓にしたと。それはチョッパーの願いだった。ヒルルクの旗を守るため、チョッパーがワポルたちに闘いを挑む！しかし、勢いあまってワポルの口の中に入ってしまい・・・！？

ヒルルクの海賊旗を掲げたまま、砲撃を耐え抜くルフィ。その姿に、チョッパーはヒルルクの語っていた海賊を肌で感じる！ルフィと共闘しながら七段変形を見せるチョッパー。その頃ビッグホーンでは、瀕死のドルトンに対しワポル専属の医療団イッシー20が・・・。

城に入ったワポルはナミを捕まえるが、ルフィに見つかり蹴飛ばされる。武器を食べて人間兵器に変わろうとするも、武器庫の鍵は既にナミの手の中にあった。息を吹き返したドルトンは、ゾロたちや島民とロープウェイで城へ。ルフィに追いつめられたワポルは・・・。

ルフィの想いがチョッパーの心を開き、海賊になることを決意。くれはに反対され追いかけられるチョッパーは、ソリを引き、麦わらの一味とビビを乗せて駆けてゆく。くれはは武器庫から大砲を出し、ヒルルクの研究の成果を島に降らせ、チョッパーを見送る・・・。

出航したメリー号ではチョッパーの乗船を祝う大宴会が開かれていた。自分の医療道具がそりに積まれていたのを知り、チョッパーはくれはの愛情を感じる。そのころ島では、ルフィの兄エースがルフィにメッセージを残していたことが明らかに・・・。

アラバスタの港町ナノハナで暴れる海賊を、クロコダイルは砂嵐を巻き起こし干からびさせて、人々に感謝されていた。一方メリー号ではたまたまボン・クレーという男を釣り上げ助けるが、彼は“マネマネの実”の能力者でバロックワークスのNo.2だった。

アラバスタの港町・ナノハナに着くなり、ルフィはメシ屋へ行ってしまう。反乱軍の拠点であるユバへ行き、暴動を止めたいビビ。サンジとチョッパーは砂漠を渡るための物資を買いに出るが、香水と熱さとでダウンしたチョッパーは、反乱軍の荷車に乗ってしまう。

麦わらの一味は、ルフィを捜す火拳のエースをみかける。そしてそこにはたしぎとスモーカーも来ていた。レストランでエースが騒ぎを起こしたところに、スモーカーが現れる。にらみ合う二人を、ルフィはそれとは知らず二人を店の外にはじきとばしてしまう！

火と煙、自然（ロギア）系の能力が激突して渦巻くが、エースがスモーカーを阻むことに成功する。路地裏で再会したルフィとエースは、腕相撲をしながら昔話にも花を咲かす。弟ルフィは、エースの「白ひげ海賊団」への誘いを断り、海賊王になると宣言する。

サンドラ河を上ってエルマルへ行く途中、ビビはカルーに、父である国王コブラへの手紙を託す。一方、エースはクロコダイルの国取りに裏があると読んでいた。ルフィはダンスパウダーを使ってコブラを陥れたクロコダイルの策略を知り、怒りを燃え上がらせる。

ユバを目指す麦わらの一味たち。途中、ルフィがワルサギにダマされ、3日分の物資を全て盗まれてしまう。しかも、巨大な肉食の植物が！ルフィは食われそうなラクダを救出。それはカトレアでチョッパーを逃がしたラクダで、ナミは「マツゲ」と名前を付ける。

マツゲに乗って先へ行くナミとビビを追って、歩く一味。ルフィが幻覚剤の原料メスカルサボテンを食べて暴れる中、エースだけがはぐれてしまう。砂族バルバル団の砂族船のメインマストをルフィが折ってしまったため、一行はメリアスへ材木を取りに行くことに。

水が手に入るとバルバロッサに教えられた「イド」には、弱いカミュたちが反乱軍を騙って巣食っていた。そこへ現れたエースは水と食料をもらい、麦わらの一味と合流。ニセ反乱軍の存在を知ったビビは、カミュたちに村を護る気持ちがあるか確かめようと・・・。

ビビとコーザ、二人は幼馴染みだった。11年前、コーザは子供たちの組織“砂砂団”のリーダー、ビビは副リーダーとして互いを認めていたのだ。チンピラがビビを誘拐しようとした時に、命懸けで彼女を守ったコーザは顔を斬られてしまったのだ。

エースを狙う賞金稼ぎ・スコーピオン。実はエース自身も、ユバで黒ひげを倒したと言うスコーピオンに会いたがっていた。エースの前に現れて挑みかかるスコーピオンだが、“黒ひげ”を倒したのは全くの嘘だった。陽炎立つ地での決闘の結末は・・・。

幻覚を見て暴れるルフィ、それを止めるゾロ、そしてチョッパーが一行からはぐれてしまう。地下の古代遺跡に落ち、「歴史の本文（ポーネグリフ）」を見たり空を飛んだり。そんな道中、ゾロとナミは仲間について語り、ビビは国のかたちについて思いを巡らせる。

スパイダーズカフェにバロック・ワークスのオフィサーエージェントが集結。クロコダイルが待つレインベースへ向かう。麦わらの一味とビビがようやく着いたオアシスの町ユバは、すっかり枯れ果て、トトという老人が、水を得るためにオアシスを掘っていた・・・。

レインベースのカジノ・レインディナーズでは、クロコダイルによってユートピア作戦が発令されていた。決行は明日の12時。そこにMr.3が現れ、麦わらの一味とビビが生存していると告げる。クロコダイルは、ビビとコーザの再会阻止を厳命する。

ビビはカトレアからレインべースへ行く先を変更。ビビの手紙により敵がクロコダイルと知ったコブラは、軍をレインべースへと向ける。麦わらの一味はレインべースに着くとすぐに、スモーカーとバロックワークスに見つかってしまうが・・・！

ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップは、スモーカーに追われたまま罠にかかり、能力者を封じる海楼石で作られた檻の中へ！クロコダイルが現れ、ビビがミス・オールサンデーに捕まり連れて来られる。そしてアラバスタを消すというユートピア作戦が発動する時刻に！

ボン・クレーが国王のコブラに化けてナノハナに現れ人々に告げる、ダンスパウダーで三年間の雨を奪っており、事件を消すために町を破壊すると。巨大船で町を火の海にされ、コーザはアルバーナへの総攻撃を決意、護衛隊長チャカは迎え撃つよう命じる！

コーザ率いる反乱軍がアルバーナに着くのは、明日の夜明け。クロコダイルも檻の鍵をバナナワニに食わせてアルバーナへ発とうとする。水没し始める部屋。そこへサンジが子電伝虫を鳴らし、Mr.プリンスと名乗ってクロコダイルを外へおびきだす！

チョッパーがMr.プリンスを名乗って町へ逃げ、クロコダイルをおびき寄せる。その隙にサンジは、バナナワニを撃退していたが、ある一匹のワニの口から出たのはMr.3と鍵！が、鍵はニセ物。しかし、ウソップがMr.3の能力を利用することを思いつき・・・！

チョッパーが用意したヒッコシクラブに乗って、麦わらの一味とビビはアルバーナへ。だが、突然クロコダイルの鉤爪がビビを捕らえる！ルフィはビビを逃がして先へ急がせ、その場に残って対決。だが、ルフィの拳は“スナスナの実”の能力で防がれて・・・！

トトにもらった水で濡れたクロコダイルの左腕を掴むルフィだが、流砂へ放り込まれてしまう。ナミの踊り娘姿に加速するヒッコシクラブと、サンドラマレナマズを倒すクンフージュゴンに助けられ、河を渡ったビビ達の前に、カルー率いる超カルガモ部隊が・・・！

コーザ率いる反乱軍とチャカが指揮する国王軍は激突間近。ビビ抹殺を狙うオフィサーエージェントの前に、超カルガモに乗ったビビらしき者が、何と6人も現れる！その中の本物は、カルーと反乱軍の前へ。果たしてビビの声はコーザに届くのか・・・！？

サンジはウソップに、チョッパーを助けるよう指示し、自らはビビのもとへ。ビビは命がけのカルーのおかげでなんとか逃げのび、追撃するボン・クレーにサンジが立ちはだかる！一方、Mr.1とミス・ダブルフィンガーは、ナミを標的に定める。

苦戦中のウソップとチョッパー。モグモグの実のモグラ人間であるミス・メリークリスマスが砂漠に掘るトンネルを駆使。イヌイヌの実の銃ラッスーが野球のボール型の時限爆弾を撃ち出し、それをMr.4が4tバットで打ってくるのだ。

ウソップは顔面を4tバットでカッ飛ばされながらも立ち上がり、チョッパーとの連携で、Mr.4にミス・メリークリスマスの顔面を打たせる。Mr.4にも必殺ウソッチョハンマー彗星が決まり、イッシーの時限爆弾が二人にとどめを刺す！一方、サンジは・・・。

スパスパの実の刃物人間Mr.1はゾロに、ミス・ダブルフィンガーはナミに狙いを定めた。ナミの姿に化けるボン・クレーに苦戦するサンジは、弱点を見抜き、勝機を掴む。一方、王宮を破壊して戦いを止めようとするビビの前にクロコダイルが現れる！

ミス・ダブルフィンガーのトゲトゲの実の能力の攻撃を受けていたナミは、ウソップ作の新兵器、クリマ・タクトを振るう。だが、宴会芸しか放てず説明書を読む隙に、体を貫かれる。その頃、宮殿では、クロコダイルがコブラに「プルトン」のありかを訊ねていた。

「プルトン」がアラバスタに実在するか定かでないとの答えに、クロコダイルは両軍が戦う宮前広場に、30分後、砲弾を撃ち込むと言う。かわりに歴史の本文（ポーネグリフ）への案内を承諾するコブラ。一方、クリマ・タクトを使いこなし始めたナミは・・・。

刀の硬度を持つ体のMr.1を、ゾロは斬る事が出来ない。追いつめられたゾロの脳裏に、師匠の語った「何も斬らないが鉄でも斬れる」剣士の話がよぎる。Mr.1に散々斬られながらも、ゾロは全ての物に呼吸がある事を感じ、鉄の呼吸に耳を済ますし・・・。

エリート護衛団の4人とチャカがクロコダイルに挑むも歯が立たない。宮前広場爆破25分前。宮殿に着いたコーザは、全ての黒幕がクロコダイルだと知る。国王軍はビビの命令で白旗を掲げるが、国王軍に潜入していたバロックワークスがコーザに発砲し・・・！

倒れながらも「戦うな」と、声をふりしぼるコーザ。突然、塵旋風が視界を奪う。両軍に潜入するバロックワークスが撃ち合い、戦いは始まってしまう。それでも諦めないビビを、クロコダイルは宮殿から突き落とす！が、そこに現れたルフィがビビを救い・・・！

ゾロたちとペルは、10分後の宮前広場砲撃を防ごうと砲撃手を探し始める。ルフィはクロコダイルに能力を封じるための大量の水を浴びせるが、全て砂に変えられてしまう。その頃、ミス・オールサンデーは、歴史の本文（ポーネグリフ）のもとへ向かうが・・・。

ルフィを退け、地下聖殿にたどり着いたクロコダイル。だが、ポーネグリフに「プルトン」の文字はないと言うミス・オールサンデーを、クロコダイルは鉤爪で貫く！コブラが地下聖殿を崩壊させる仕組みを動かした頃、ビビが大砲の隠し場所をひらめく。

地下聖殿でクロコダイルと対峙するルフィは、血で濡れた足と拳で戦いを挑む。その頃、ペルはミス・ファーザーズデーに撃たれたるが、麦わらの一味とビビが時計台に集結。砲撃30秒前、時計の文字盤が開き、大砲とMr.7、ミス・ファーザーズデーが現れる！

クロコダイルの毒に苦しむルフィ。宮前広場ではナミの発案で、ウソップ、サンジ、ゾロ、チョッパーを発射台にして、ビビを時計台のてっぺんへ飛ばす。ビビは敵を倒し大砲の導火線を切るが、砲弾自体が時限式だった！爆発まで十数秒・・・その時、ペルが現れ・・・。

戦いをやめない両軍。ルフィはクロコダイルの毒針を折り、ゴムゴムの暴風雨（ストーム）を浴びせる。地下聖殿から岩盤を突き破り、空に舞うクロコダイル。そして雨が降り出し、ビビの声が人々に届く！戦いは鎮まり、コブラの礼にルフィは最高の笑顔を返す。

イガラムがカッパに、ナノハナに現れたコブラはニセ者だった事を話させ、仕組まれた戦いだったことが明らかに。ルフィを引き取ったゾロたちだが、力尽きて道端で気を失ってしまう。たしぎはクロコダイルを捕らえ、麦わらの一味には手出し無用と命じて・・・。

麦わらの一味は、宮殿の大食堂や大浴場で大騒ぎし、取り戻した平和を満喫。改めて礼を言うコブラ。だが、ルフィやゾロを捕らえる為、ヒナはアラバスタの港を封鎖する。一味は超カルガモ達に乗って、ボン・クレーがメリー号を移したサンドラ河上流へ。

麦わらの一味には仲間との約束があると知り、ボン・クレーはルフィに化けて海軍の船を惹きつけ玉砕！立志式を抜けて別れを告げに来たビビに対して、海軍の前で王女と話す訳にはいかない一味は、左腕の仲間の印を全員で掲げて応える。

復興に向け活気づくアラバスタ全土。カミュもバルバロッサとラサも、そしてペルも無事だった。海軍から逃れたメリー号では、船室からミス・オールサンデーが現れる。リオ・ポーネグリフを探す夢を失い、死を覚悟していた自分を助けた責任をとってくれと・・・。

航海を続ける麦わらの一味は食材豊かな島を発見する。上陸したルフィたちは木の実を取りに、ナミは測量へと向かう。そして船番を任されたチョッパーは、Dr.くれはのことを思い出していた。チョッパーの初めての患者は、熱病に冒されたくれはだったのだ。

上質な紙を手に入れたナミは喜び、これまでの航海を地図にしようと一人で船室へ。一方、甲板の掃除を始めた他のメンバーだったが、ゾロとサンジがケンカになり、ルフィたちは遊んで大はしゃぎする始末。あまりの騒々しさに、遂にナミの怒りが爆発する！

海軍の見習いコック・タジオを助けたルフィたち。彼の夢はオールブルーへ行く事。しかし昼までに美味いカレーを作らなくては船を降ろされてしまうという。自分と同じ夢を持つタジオのため、サンジはルフィと共に海軍船へ潜入し、手助けをするが・・・。

ルフィたちが次に上陸したのは、花火大会で有名な島だった。ウソップは火薬を分けて貰おうと、花火職人の大玉を訪ね、その孫の小玉と出会う。小玉の夢は、両親の夢でもあった二百号玉の打ち上げ。しかし二百号玉は未完成の危険な花火だった。

時は遡って、ゾロがまだ麦わら海賊団に入る前のお話。賞金稼ぎとして生きるヨサクとジョニーは、小さな町でゾロに出会う。世界一の剣豪を目指して修行するゾロの姿に、二人は幼い頃の夢を思い出していた。そんな折、町はずれに賞金首・山賊ディックが現れ・・・。

濃霧の先で見つけた島に上陸した麦わら一行に、島ヤギの大群が襲いかかる。群れを率いているのは海賊嫌いで小心者の爺さん・ゼニィ。ゼニィを驚かせて気絶させてしまったルフィたちは、お詫びとして彼の身の回りの世話をするハメに。

若かりし頃のゼニィは海賊相手の金貸しだった。稼いだお金で海賊王になる。それがゼニィの夢だったのだ。しかし無人島に流れ着き、海に出られないまま歳を取り、夢を諦めたゼニィに、歳なんて関係ないとルフィは言う。そこへゼニィの財宝を狙う海軍が現れる。

ゼニィ海賊団、出撃！山の上から駆け下りた海賊船で、ついにゼニィが島ヤギの群れと共に海へ出た！長年の夢だった海賊として、海軍を相手に大活躍。しかし、海軍をあと一歩まで追いつめたところで、病んでいたゼニィの心臓が発作を起こしてしまう。

パスクア少佐率いる海軍の追手を振り切って、ルルカ島へと辿り着いた麦わら海賊団。そこは、何にでも税金を課すウエットン市長が支配する島だった。税金を無視して上陸したルフィたちは、町で虹色の霧を研究する科学者ヘンゾ博士と出会う。

虹色の霧の向こうには、船の墓場・エイプスコンサートが広がっていた。そこに現れたのは、なんと幽霊！しかしその正体は5人の子どもたちだった。その姿にヘンゾは驚く。彼らこそ50年前に行方不明になり、ずっとヘンゾが探し続けていた仲間たちだったのだ。

エイプスコンサートは、どちらへ進んでも元の場所へ戻ってしまう迷路の空間。このままでは永遠にさまよい続けてしまう。脱出方法を求めて、ルフィたちはパンプキン海賊団と合流するが、リーダーのラバ・ヌイは50年という時の流れを認められず・・・。

ウソップのお陰で誤解が解け、ヘンゾとラパ・ヌイは涙と共に握手を交わそうとする。だがその瞬間、ルフィがラパ・ヌイと衝突。そのまま二人は空間の狭間へと消えてしまった。一方、外の空間ではナミたちがルフィらの救出作戦を進めていたが・・・。

レインボータワーを起動させ、エイプスコンサートから財宝を運び出すウエットン。その前に、怒りのルフィが立ちふさがった。追いつめられたウエットンは逃げだし、タワーを爆破させてしまう。その衝撃がエイプスコンサートの崩壊を招き・・・！？

巨大ガレオン船が降ってきた！空を差すログポースに戸惑うナミをよそに、ルフィは“空島”の地図を発見して大喜び。沈んだガレオン船から情報を得るため、ルフィ、ゾロ、サンジが海底へと向かうが・・・。

突如来た夜！巨大ウミガメから逃れたルフィたちは、巨人族の何十倍もの大怪物の影を目にする。ゴーイングメリー号、必死の逃走！同じ頃、宴会でバカ騒ぎのバギー一味の船に、火拳のエースが乗り込んでくる。

港町モックタウン、そこは海賊たちが集う無法地帯。ケンカは日常茶飯事だ。決してケンカしないと、ナミに誓うルフィとゾロ。酒場へ入った彼らの前に、賞金首の海賊“ハイエナのベラミー”が現れた！

夢を見ることを否定し、空島を目指すルフィたちを笑うベラミーたち。だが、ナミとの約束のあるルフィとゾロは、やられっぱなしのされるがまま。傷だらけの2人を連れて店を出たナミの前に、謎の大男が現れる。

空島の情報を探すルフィたちは、夢を語りモックタウンを追い出された男に会いに行く。その男、クリケットは、“ノースブルー”に伝わる童話『うそつきノーランド』の主人公であるモンブラン・ノーランドの子孫だった。

クリケットは、空島があるなら“積帝雲”の中だと語る。そこへ行くには、翌日、南の海に発生する“突き上げる海流”に乗るしかない。ルフィたちは、常に南を向く習性を持つサウスバードを捕まえるため、森へと入ってゆく。

サウスバードを捕らえようと真夜中の森に入ったルフィたちを、巨大なカマキリやテントウ虫、オケラなどが襲う！クリケットたちはベラミーの“バネバネの実”の能力の前に倒れ、金塊を奪われてしまう。

金塊を取り返しに来たルフィを笑い、“スプリング跳人”を繰り出すベラミー。だが、勝負はルフィのパンチ一発で終わった。聖地マリージョアでは、クロコダイルの後継をめぐって五老星と海軍元帥、そしてクロコダイル以外の七武海を招集した会合が行われ・・・。

ゴーイングメリー号フライングモデル完成！クリケットに別れを告げ、ルフィたちは南の海へ船を出す。予想以上に早く積帝雲が現れ、引率の猿山連合にも緊張が走る。大荒れの海には、どでかい渦潮が待ち受けていた！

空の海に来たゴーイングメリー号。環境の変化に戸惑うルフィたちを、突如仮面の男が襲う！空気が薄くて思うように動けず、倒されてしまうサンジ、ゾロ、ルフィ。男がバズーカを構えた瞬間、鳥に乗った騎士が現れた！

スカイピアに着いたルフィたちは、エンジェルビーチに上陸。ふかふかの地面に、海軍もいない天国のような場所で、リゾート気分を満喫する。さらに天使のような島の住人・コニスと出会い、サンジも大喜びする。

絶対に足を踏み入れてはならない聖地、神の住むアッパーヤード。一人ウェイバーで遊んでいるナミが、そこに入らなければ良いが・・・。だが、ルフィはすでに、アッパーヤードに入る気満々だった。

スカイピア警察“ホワイトベレー部隊”のマッキンリー隊長が、ルフィたちに不法入国の罪を告げに来る。罰金を払えば済むというが、700万ベリーという法外な金額。怒ったナミは、ウェイバーごと隊長に体当たりする！

第2級犯罪者となったルフィたちへの、天の裁きが始まった。ゴーイングメリー号上のナミたちは、生け贄として超特急エビに連れて行かれてしまう。残ったルフィ、ウソップ、サンジは神の試練に臨むことになる。

仲間のナミたちを助けるためにアッパーヤードへ行こうとするルフィたちは、コニスに案内されてエンジェル島の船着き場へ。そこでコニスは、自分がルフィたちを裏切り超特急エビを呼んだのだと明かす。その瞬間、空から“神の裁き”が下った！

ルフィ、ウソップ、サンジはカラス丸に乗って神の島へ。入口を過ぎるとすぐに、巨大な鎌が連続して降りかかる！罠をかわしたと思ったら、空ヤツメが襲いかかってくる。さらにその先には、4つの試練への入口が待ち受けていた。

ルフィの勘で、カラス丸は“玉の試練”へ。そこには、無数の島雲の玉があるだけ。ルフィたちは油断するが、それはヘビが出たり爆発したりする“びっくり雲”だった。そして、この試練を司る神官サトリが現れる！

心網で相手の動きを読んで攻撃を避け、手から打撃とは異なる得体の知れない攻撃を繰り出すサトリに、ルフィたちは打ちのめされる。生贄の祭壇で一人船番をするチョッパーの前にも、鳥に乗ったもう一人の神官が出現する！

生贄の祭壇で船番をするチョッパーを、神官シュラが襲う。触れたものを燃やす槍で、ゴーイングメリー号が炎上！必死で止めようとするチョッパーも大ピンチ！その時、かつての“神”ガン・フォールが助けに現れる！

ガン・フォール対シュラ。目にも止まらぬ空中戦が繰り広げられる。しかし「紐の試練」にかかったガン・フォールの動きが、突然止まってしまう。その頃、「玉の試練」ではルフィが予想外の行動でサトリの心網を乱していた。

神の島の混乱に乗じ、ワイパーの号令のもと、シャンディアたちが総攻撃を開始する。海に落ちたチョッパーは巨大なサウスバードに救われ、森を探索していたナミたちは、空に浮かぶ大地“神の島”の真実を発見する。

ルフィたちを乗せたカラス丸は、神の社へと急ぐワイパーたちと草原ですれ違う。奥の森ではシャンディアと神官の戦いが始まっていた。おかげで雲の川を難なく抜けたルフィたちは、ついにナミたちと合流する。

ルフィたちは、翌日の黄金探しの作戦会議を始める。ノーランドの昔話をもとにナミが作った400年前のジャヤの地図。そこには黄金のありかが記されていた！空ウルフも見事に手なずけて、キャンプファイヤーで前祝いだ！

ルフィたちは探索組と脱出組の二組に分かれ、行動を開始。ワイパーたちシャンディアは、神の島への侵攻を再開する。待ち受けるシュラたち三人の神官。神・エネルが仕掛けた、生き残りへの戦いが始まる！

遺跡を目指すゾロたちを、超どでかい大蛇が襲う！猛毒の牙を前に、さすがのゾロも逃げの一手。逃げ回るうちに、四人は離ればなれになってしまう。同じ頃、ゴーイングメリー号では、前“神”であるガン・フォールが、空島の歴史を語り出す。

エネルの首を狙うシャンディアを、“紐の試練”が阻む。一人罠にかからなかったワイパーは、銃も盾も捨ててシュラに立ち向かう。左肩を“熱の槍”で突かれるが、右手に仕込んだ“排撃貝”で必殺の一撃を放つ！

スケート靴型ウェイバーで自在に空を飛ぶブラハム。三刀流の攻撃もよけ、“閃光銃”でゾロを狙う！撃つたびに光る銃のせいで間合いがつかめず、足を撃たれるゾロだが、飛ぶ斬撃、一刀流“三十六煩悩鳳”を放つ！

ルフィに砲弾は効かないと知ったワイパーは、武器を“バーンバズーカ”に切り替え、青白い炎を噴射！大木をも貫通する破壊力だが、バズーカならルフィも負けてはいない。ゴムゴムのバズーカで真っ向勝負を挑む！

遺跡へ着いたチョッパーを、神官ゲダツが襲う！ゲダツの操る“沼雲”は、一度触れると抜け出せない危険な雲。ランブルボールを駆使して逃げ回るチョッパーだが、強力なジェットパンチを食らってしまう。

三つ子の兄・サトリの復讐に現れたホトリとコトリ。ウソップとサンジは傷付き、ナミは船を守るためにガン・フォールと共に戦う！“天候棒”で霧を起こしてホトリの目をくらまし、“衝撃”でとどめをさす！

遺跡を荒らすヤマに、ロビンの怒りが爆発！“百花繚乱「大飛燕草」”で谷底に落とし、完全に叩きのめす。探索を進めるロビンは、雲の下に遺跡を発見。800年前に突如滅んだ黄金都市・シャンドラは、ここに眠っていたのだ！

チョッパーは“巨大豆蔓”を登り、上層の遺跡にたどり着く。そこには男が一人、人間のもろさを憂いて泣いていた。この男こそ神官オーム。ここは生存率0％と言われる“鉄の試練”のエリアだったのだ。チョッパーの命が危ない！

ゾロ、ガン・フォール、ワイパー、オーム、4人の男たちの生き残りを賭けた戦いが始まった。戦闘の最中、ゾロはオームにやられたチョッパーを発見。駆け寄る彼にも、オームの罠が襲いかかる。倒れた仲間を前に、ゾロの心が熱く燃え上がる！

触れればタダでは済まない白荊のドーム内で、ゾロ、ワイパー、オームたちの、生き残りを賭けた死闘の火ぶたが切って落とされた！一方、大蛇の腹の中では、ナミたちがルフィと驚きの再会を果たしていて・・・。

自在に形を変える“鉄雲”の剣で、ゾロを追い込んでゆくオーム。だがゾロは三刀流“百八煩悩鳳”で鉄雲を弾き飛ばし、オームに勝利する。その頃、シャンドラの遺跡を歩くロビンの前にはエネルが現れ、悠然と語りかけてくる。

エネルの稲妻で上層遺跡が崩壊し、落下してゆく。ナミたちは大蛇から脱出するが、ルフィとアイサが取り残されてしまう。かくしてゾロ、ロビン、ナミ、ワイパー、ガンフォール、そしてエネルが、シャンドラに集結する。

空島の人々を青海に落とそうとするエネルの企みに、ガン・フォールは激怒。だが、圧倒的な雷の力を前に倒れてしまう。ワイパーはシューターに仕込んだ海楼石でエネルの力を封じ、“排撃”を放つ！

自分の心臓を電気マッサージし、復活したエネル。力尽きたワイパーは、もはや反撃さえ出来ない。ゾロさえ一太刀も浴びせられぬまま、倒れてしまった！やっと大蛇の体内から脱出したルフィは、ボロボロになった仲間の姿を目の当たりにする！

エネルのもとに着いたルフィは、真っ向からケンカをふっかける。雷の力で迎え撃つエネル。だが、ゴム人間のルフィには、どんなに強力な電撃も全く効き目がない。ルフィはエネルにとって、この世にたった一人の天敵だったのだ！

エネルの電熱スピアが、ルフィの体を焼く！“心綱”で動きを読まれ、苦戦するルフィは、変なアイデアで対抗。“ゴムゴムのボー”で攻撃を避け、“ゴムゴムのたこ花火”を発射！壁に跳ね返った拳がエネルに当たった！！

“ゴムゴムの回転弾”で倒れたエネルだが、またしても立ち上がる。ルフィさえいなければ、自分の天下・・・勝負を避け、ルフィの右腕を巨大な金塊で封じるエネル。空高く上昇するマクシムから、ルフィは金塊ごと落とされてしまう！

サンジとウソップが復活し、ナミを救出するためマクシムに潜入。甲板では、ナミが必死にエネルの電撃をかわしていた。だが、食らってしまうのは時間の問題。もはや逃げ切れないと覚悟した瞬間、仲間の声が響く！

マクシムからの脱出に成功したナミとウソップは、巨大豆蔓へ向かう。そこではちょうど、ロビンが下層の遺跡から負傷者を運び上げたところ。ルフィも来るが、再会もつかの間、そのままエネルめがけて上へと駆け上ってゆく！

その昔、ワイパーの遠い先祖である大戦士カルガラには、親友がいた。その名はモンブラン・ノーランド、今は「うそつきノーランド」として語られている男だ。ある時、ノーランドは嵐の中で美しい鐘の音を聞く。それが二人の出会うきっかけだった。

命の尊さ、進歩の大切さを訴えるノーランドに、カルガラは戒律を破る。「村は救える！！」と答えるノーランドに、涙を見せるカルガラ。そしてノーランドは、見事疫病を治す薬を作って村を救い、カルガラと友情の絆を結んだのだった。

先祖の魂が宿る木々を切ったノーランドたちを、シャンディアは追い出そうとする。だがそれは、恐ろしい病気である“樹熱”から島と人々を救うための処置だった。ノーランド出立の日、誤解に気付いたカルガラは黄金の鐘を響かせる！

方舟マクシムから、巨大な球状の雷雲が発生。莫大なエネルギーをはらんだ雷雲が落ち、エンジェル島は一瞬で跡形もなく消滅してしまう。スカイピアごと消される前に脱出しようと言うナミに、ルフィは断固反対する。

先祖ノーランドの言葉を信じて、黄金郷を探し続けるクリケット。彼の話を聞いて心打たれたワイパーは、巨大豆蔓を倒すのに力を貸す。傾き出した巨大豆蔓！ナミの最大出力“噴風貝”ウェイバーが、ルフィを乗せ、黄金の鐘めがけて発進する！

巨大豆蔓からウェイバーが飛ぶ！さらにジャンプして、雷雲の塊に飛び込むルフィ。“ゴムゴムの花火・黄金牡丹”で雷雲を散らし、黄金の鐘を目指す。そして雷神と化して迎え撃つエネルに、“ゴムゴムの黄金回転弾”を放つ！

黄金の鐘の音は、空島だけでなく、遠く青海のノーランドのもとまで鳴り響いた。戦いは終わったのだ。満月の夜に宴の炎が燃えさかり、麦わらの一味を中心に奏で、歌い、踊る、盛大な喜びの時が始まる。

ルフィたちはそれぞれ、空島を発つ準備を始める。ウソップは“貝”を集め、ルフィたちは大蛇の腹の中で財宝をゲット！大鐘楼の碑文を読んだロビンは、その横に海賊王ゴール・D・ロジャーの残した文章を発見する！

“雲の果て”の門を出た途端、ゴーイングメリー号は急速に落下を始める。7000メートル下まで落ちると思った瞬間、空島名物タコバルーンが船体を包み込む。ふわふわと降下を始めた船の上空から、ルフィたちを送る鐘の音が聞こえてきた。

空島からメリー号が落ちた先は、海軍の要塞だった！ライトで照らされ、何門もの砲台が狙いを定める。だが船には誰もおらず、飲みかけのコーヒーに、消し忘れた煙草が残っているだけだった。

ルフィたちは船を離れ、要塞に潜んでいた。変装して食堂へ入ったルフィとサンジはコックと間違えられる。厨房を仕切るのは、誇り高き美人料理長ジェシカ。彼女はサンジに、料理勝負を提案する。

ゾロが要塞の司令官ジョナサンに囚われてしまう。ナミは看護婦に変装して難を逃れ、木箱に隠れたチョッパーは医務室へと連れられて行く。その医務室には続々とケガ人が運ばれてきたところだった。

ルフィとサンジはジョナサンに正体を見抜かれ、逃げ出すことに。慎重に要塞を調べるロビンを置いてウソップはメリー号奪還に走る！ 海兵に変装してドックへ潜り込むが、あえなく囚われてしまう。

ゾロとウソップが囚われたと知ったルフィとサンジは、救出に向かう。監獄のある中央島は、人の姿がなくいかにも怪しげ。構わず突入した２人だったが、海楼石を仕込んだ檻と海兵が待ち受けていた。

ルフィたち４人は、メリー号のあるドックを目指す。そこへ行くには、中央島から伸びる橋を渡らねばならない。橋には第55部隊、通称“熱風隊”が待ち伏せている。ドックにたどり着けるのか!?

ゴーイングメリー号のあるドックに着いたルフィたちだったが、そこにも海兵の大部隊が待ち構えていた。倒しても倒しても、敵の数は減らない。ついにはルフィが海楼石入りの網で捕らわれてしまう。

脱出寸前、ナミは船内に黄金がないことに気付く。すかさず、爆煙の中をＵターン！ 廃ドックに身を隠す。奪われた黄金は、ボロボロになったメリー号を修繕するための大切な費用だ。

ルフィ、ゾロ、ウソップ、ロビンの黄金奪還チームは、保管庫に着く。すんなり侵入できたと思いきや、やはり海兵が待ち伏せていた！ ルフィらが食い止める名か、ウソップが巨大金庫の鍵を開ける。

黄金をエサに、ルフィとナミを自室へおびき寄せたジョナサンは、ついにルフィを捕まえる。だが、ナミが“サンダーボルト・テンポ”で海兵全員を打ち倒した。見事黄金奪回は成功！

引き潮“ナバロンの海の牙”のせいでメリー号は前進不能に陥り、岩礁に乗り上げてしまう！ ジョナサンは完全に包囲し降伏を勧めてくるが、ルフィたちはウソップの“貝”で起死回生の秘策に出る！

ジャヤの町で、七武海のひとり、ドフラミンゴが“新時代”が来ると叫ぶ！ 修理を終えて着水したメリー号には、シーモンキーが襲来する。

トンジットと愛馬シェリーの再会に、感動するルフィたち。そこへ銃声が！ シェリーが倒れる。撃ったのは“銀ギツネ”のフォクシーだった。

第１回戦はタル船で島を一周するレース。何でもありのこのレース。ルフィ、ゾロの二チームがフォクシー海賊団の色気と宴会の罠にはまってしまう。

サンゴ礁の迷路を難なく抜けたナミたちの船は“衝撃”で一気に加速してトップに躍り出る。数々の妨害もクリアし、ゴールはもう目の前だったが…!?

チョッパーを取り返すため、ゾロとサンジが「グロッキーリング」に挑む。敵はこのゲーム無敗のグロッキーモンスターズ！

あからさまに凶器を持ち出すグロッキーモンスターズ。だが、審判は見て見ぬふりをして反則を取らない。審判も奴らも、まとめてKOだ！

第３回戦は「ラン・ローラー・ラウンド」というローラースケートレース。ひとり少ない“麦わらデンジャーズ”はルフィが２回出ることになるが…!?

２本先取されて迎えた第３ラウンド。快足のチキチータ相手にピンチだったが、監督サンジがマタタビ作戦でコースアウトさせて大逆転！

フォクシーの３コインゲーム再戦の要求をルフィが受けてしまう。第１回戦はデービーバックファイトで最古の「ヒット・アンド・デッドボール」！

第１回戦の敗北でロビンを奪われ、奪還に燃える麦わら海賊団は、第２回戦の「どっち・タッチ・だるまさん」に挑む。

最終戦に勝てばロビンとチョッパーを取り戻せるが、負ければ麦わら海賊団全員、ずっと先の子孫までフォクシー海賊団に忠誠を尽くさねばならない。

ノロノロビームを警戒するあまり、ルフィは思うように戦えない。フォクシーを追って船内に入るが、中にはワナがいっぱいだった。

倒されても倒されても、仲間のためにルフィは立ち上がる！ すさまじい応酬の中、最後まで立っていたのは…!?

サンゴ礁に囲まれた小島の沖で、夜を過ごすルフィたち。朝起きると、徹夜で本を読んでいたロビン以外、みんなの記憶がなくなっていた。

ロビンから話を聞いたルフィたちは記憶を失う前に笛の音を聞き、少年の姿を見たことを思い出す。その笛を持つ少年に記憶を奪われてしまったのか!?

記憶が戻ったルフィは、ナミとゾロを捜しに島へ上陸する。だが島の人々は自分の名前も覚えておらず、情報は得られない。

記憶を奪った犯人を捜すルフィたちの前に、ゾロが立ちはだかる。野獣のような目つきで迫るゾロ。ルフィが一人残って止めようとするが…!?

村人たちの記憶も戻り、ゾロは操られていた恨みを晴らそうとタツノオトシゴを捕まえる。だが、タツノオトシゴにはまだ奥の手があった。

ルフィはフォクシーたちを救出。セクシーフォクシー号を発見し、戻ろうとするフォクシーだが、船内は元部下のキバガエル海賊団に乗っ取られていた。

ルフィたちはフォクシーの罠にはまってしまう。ゴリラパンチャー13号の燃えるパンチに苦戦するルフィ。そこへナミが雨を降らせて炎を消した。

無人島でルフィたちの前に海軍本部大将の青キジが現れた！ その姿を見た途端、取り乱すロビン。打ち解けたように見えた青キジとルフィたちだが…!?

恐るべき“ヒエヒエの実”の能力！ 青キジは、一瞬でロビンを全身氷漬けにしてしまった。凍ったロビンを抱え、ウソップは船へと走る。

カエルを追いかけるルフィたちの前に列車が駆けてくる！ シフト駅の駅長・ココロばあさんとチムニーの話では、“海列車”が走っているのだという。

ウォーターセブンに上陸したルフィたちは、黄金を換金するため、ヤガラという魚に乗って中心街へ。巨大な水上都市には楽しいことがいっぱい！

黄金を換金すると３億ベリーに！ これでメリー号を修理できる！ 喜んで造船所へ入ろうとするルフィたちだが、鼻の長い男に止められた。「ガレーラカンパニー」１番ドック“大工職”職長のカクだ！

２億ベリーを盗んだフランキー一家を“艤装・マスト職”職長・パウリーが退治！ しかしそのまま金を持ち逃げしようとし、“木びき・木釘”職長ルッチが連れ戻したとき、肩のハトが話し出す！

査定から戻ったカクは、ゴーイングメリー号は直せないと言い、取り乱すルフィ。ウソップこそ一番ショックを受けそうだが、何と彼は、２億ベリーとともに姿を消していた！

盗まれたのはメリーを直す大事な金！ ひとりで取り戻しに行くウソップ。しかし返り討ちにあってしまう！ ルフィたちの怒りの炎が燃え上がる！ 一味のアジト、フランキーハウスを吹き飛ばせ！

船を換えるというルフィに、ウソップは激昂！ メリーは、どんな波も一緒にきりぬけてきた大事な仲間だ！ その想いは、ルフィも同じ。だが、船長として決断は変えられない。

約束の夜10時、決闘が始まる！ 大マジでルフィを攻めたてるウソップ。ルフィの気付かぬ間に、“風貝”でガスを充満させた“火炎星”！ 大爆発に地面がゆらぎ、波が逆巻く。

アイスバーグが撃たれた事件で町は大騒ぎ！ ルフィとナミは、心配して造船所へ急ぐ。サンジとチョッパーは、行方不明のロビンを捜す。造船所に着いたルフィだが、そこへフランキーが現れた！

フランキーが炎を吹いた！ 悪魔の実の能力者なのか？ だが、川に飛び込んでもへっちゃら。右腕からは強力なロケットパンチが飛び出してくる。フランキーは、全身が兵器のサイボーグだったのだ！

アイスバーグの証言で、ロビンの仲間である麦わら海賊団が、市長を狙う暗殺者として街中から追われる身に！ 真実を確かめたいルフィは、警戒厳重なガレーラ本社へ、ひとり乗り込んでいく！

“アクア・ラグナ”が近づく中、ガレーラの職人たちは暗殺者・麦わら海賊団を探し回る。チョッパーとサンジはロビンを追うが、ロビンは皆に罪を被せて逃げるつもりだと別れを告げる。

ゾロは、ロビンの狙いが、今度こそ市長暗殺だと推察する。ロビンは敵なのか？ 味方なのか？ 真相を知るには、ワナと知りつつも現場へ行き、ロビンを捕まえるしかない。

警戒厳重なアイスバーグ邸で爆発が！ 同時に、仮面をつけた者たちが現れ、大勢の船大工をバタバタとなぎ倒す！ 彼らは闇より現れし世界政府直下の暗躍機関“サイファーポールNo.９”だった！

CP９が狙っているのは、アイスバーグが持つ古代兵器“プルトン”の設計図だった。その強大な力を恐れた造船技師が、暴走したときの抵抗勢力とすべく設計図を残し、代々受け継がれてきたのだ。

CP９は設計図を狙い、５年前からガレーラカンパニーに潜伏していた。ルッチの話では、８年前に死んだはずのアイスバーグの唯一の弟弟子、カティ・フラムが今もこの町で生きているという！

CP９の４人は、人体から武器に匹敵する力を引き出す武術“六武”を使う。ルフィの“ゴムゴムの銃乱打”を受けても、びくともしないのだ！ 目に見えぬ速さで動く、ケタ違いの戦闘力だ！

ルッチは悪魔の実の能力者だった！ “ネコネコの実モデル豹”。その圧倒的なパワーで、ルフィもゾロもブッ飛ばされてしまう！ CP９の魔の手は、古代兵器の設計図を持つフランキーのもとへと迫る！

船の解体を勧めるフランキーに、あくまでも抗うウソップ。だが本当は、もうメリー号がダメだとわかっていた。空島で船を修理した影は、クラバウターマンと呼ばれる船の化身だった。

CP9が、フランキーの秘密基地・橋の下倉庫へ現れる。倉庫の奥には製図室があった。ここは、造船会社トムズワーカーズがあった場所！ フランキーとアイスバーグが育った想い出の場所だった。

８年前、トムの“海賊王の船製造の罪”が無罪となる日。フランキーが作った戦艦が、司法船を襲った！ 止めようと駆けつけたトムとアイスバーグにも、砲撃の雨が降りかかる！

司法船襲撃犯として捕らえられたトムズワーカーズ。戦艦を造ったことを後悔するフランキーをトムが初めて殴った。トムは、襲撃に対する免罪を求め、“海賊王の船製造”の罪で極刑となることを選ぶ。

意識を取り戻したアイスバーグが、ナミにロビンの想いを語る。CP9は“麦わらの一味”に対し、“国家戦争クラス”の軍事力を発動させる権限を持っていたのだ。

エニエス・ロビー行きの海列車に、CP9のルッチたちが乗船した。この最終便を逃すと、“高潮”のため、島から出る術がなくなってしまう。ナミはロビンを説得するため、駅へ向かい水路を駆けるが…!?

ナミの追走も空しく、出航してしまった海列車。だが駅には、ナミへの手紙が残されていた。サンジからのラブレターには、海列車に乗り込んだと書かれている！

ルフィとゾロを発見！ だが、今にも“高潮”に飲み込まれようとしている裏町で、ルフィは建物の間に挟まり、ゾロは煙突に突き刺さっていた。猛烈な大波が押し寄せる中、ナミがロビンの想いを叫ぶ！

ロビンが連行されるエニエス・ロビーは、世界政府の中枢につながる玄関だ。その島へ仲間を連れ戻しに行くなんて、世界政府にケンカを売るようなもの。だが、仲間が待っている！

水路を飛び出すロケットマン！ フランキー一家を乗せたキングブルも連結。パウリーら、ガレーラの職長３人も合流。町ではケンカもしたが、全員の敵は同じ！ ロケットマンはフルスロットルで進む！

アクア・ラグナへ向け、ルフィとゾロの超強力合体技“ゴムゴムの三百煩悩攻城砲”発射！ パッフィング・トムのサンジたちは、ナミから電伝虫でロビンの本心を聞き、救出の決意を固める！

狙撃の島からやってきた!? 謎の男・そげキングが、サンジ、フランキーとともに、ロビン救出作戦に加わった。迫り来るＴボーン大佐率いる海兵、役人たちを、最後尾へ引きつけて車両ごと切り離す。

第４車両を守る、CP7のお料理格闘家ワンゼは、ラーメン拳法の使い手だ！ 麺でできた戦闘服・麺ズ正装スーツに蹴りが埋まってしまい、サンジは攻撃できない。

一流コック・サンジが魅せる別格の包丁さばき。タマネギの皮を剥くように、ワンゼのスーツを剥ぎ取った。“四式使い”のネロに攻撃を全てかわされてしまったフランキーは、ケンタウロスに変型する！

海軍本部大佐・Ｔボーンが、ボーン大鳥を放つ！ 対するゾロは“牛鬼勇爪”を炸裂させる！ ロビンを侮辱したワンゼを、サンジが怒りの“三点切分”でブッ飛ばす！

CP9の４人が控える車両に乗り込んだ、サンジとフランキー。前の車両からそげキングとともにロビンも現れるが、彼女は戻ることを拒み続ける。車両を切り離せと指示したそげキングが“煙星”を発射！

ドアドアの実の真骨頂“空気開扉”で、突如ブルーノが姿を現す！ そげキングの抵抗もむなしく、連れ去られたロビン。彼女たちを乗せた海列車は、ついに“不夜島”エニエス・ロビーへ到着する！

サンジ、そげキングが合流したルフィたちの眼前に、エニエス・ロビーが迫る！ まずはガレーラとフランキー一家の連合軍が先行、麦わら海賊団は５分後に突入の手はずだったが…!?

門番の衛兵が何人来ようと、走り始めたルフィの勢いは止められない！ 正門も本島前門も飛び越えて、一気に本島へ侵入した！ ガレーラの３人とフランキー一家も、キングブルで上陸開始！

フランキー一家の大戦力・怪力デストロイヤーズが、巨人族の門番・オイモとカーシーに一瞬で倒されてしまう。全く歯が立たない大ピンチに、陸上用に切り替えたキングブルが駆けつけた！

パウリーのロープで巨人のオイモを引き倒し、本島前門が開いた。正門が閉められてしまうが、ロケットマンの突入は止まらない。ヨコヅナが張り倒した鉄柵に乗り上げ、そのまま大空へ飛び出した！

ロケットマンを降りるとすぐ、ゾロとサンジが衛兵をなぎ倒す！ ナミは完成版のクリマ・タクトで、雷を呼ぶ。パワーアップしたサンダーボルト＝テンポで、周囲一帯の敵が一瞬で黒コゲだ。

ロビンがCP９に身を委ねたのは、仲間６人を無事に逃がす約束があったから。だが、CP9長官・スパンダムは、ロビンを追うルフィを捕らえ、深海の大監獄（インペルダウン）へ連行しようと企んでいた。

本島前門に取り残されたそげキングは、大泣きのオイモから事情を聞く。オイモとカーシーは、リトルガーデンで会ったウソップの心の師匠、ドリーとブロギーの部下だったのだ。

ゾロたちは、砲撃に倒れたソドムからゴモラへ乗り移り、フランキー一家とともに、ルフィのいる裁判所へ進む。だが、ゴモラも謎の敵からの鉄球攻撃を食らい、倒れてしまう。

麦わら海賊団による衛兵の被害総数は、なんと2000人以上！ エニエス・ロビーの歴史始まって以来、最悪の事態だ。1000人以上をひとりで倒したルフィは、今も裁判所屋上で交戦中だった。

ルフィの全身から蒸気が噴き出す。ルフィの新戦闘スタイル「ギア２」発動！ 「剃」を上回る超ハイスピードな動きは、六式使いでも追いきれない。爆発的パワーの「ゴムゴムのJETバズーカ」が炸裂！

フランキーがロビンを連れ、裁判所を見下ろすバルコニーへ脱出。裁判所の屋上にはルフィ。ナミ、チョッパー、ゾロ、サンジ、そげキングも集結。自分を救うために来た６人の姿を見たロビンは…!?

海の中の多岐を挟んで向かい合う、麦わら海賊団とCP９。スパンダムは、バスターコールを発動すると脅す。ロビンの故郷・オハラを地図から消し去ったバスターコールとは、どんな力なのか？

ロビンの母・オルビアがオハラへ帰ってきた！ 監獄を抜け出し、海軍が島の学者たちを消そうとしていることを知らせに来たのだ。この危機をサウロから聞いたロビンも、「全知の樹」へ走る。

空白の百年を解き明かそうとしたオハラの学者たちを消すため、バスターコールが発動された。CP９に連行される女性がオルビアと気づいたロビンは、いっしょにいたいと涙ながらに訴える。

血も涙もない海軍のバスターコールで、オハラは滅びた。逃がされたロビンは、８歳にして賞金首となったのだ。裏切られ捨てられ、存在そのものが罪とされた彼女に、ルフィが叫ぶ。生きたいと言え！

世界政府に対するルフィの宣戦布告と共に、いよいよロビン救出作戦が始まった！ ところが、ロビンが囚われている司法の塔へと続く跳ね橋が、半分しか降りない。

ロビン救出作戦の最中、ゾロも過去に想いを馳せていた。海賊狩りと恐れられていた彼には、海軍基地で囚われながらも、絶対に捨てることのできない目標があった。

ロビンが心の奥深くに押し隠していた孤独がナミの記憶も呼びさます。海賊が嫌いだった彼女はルフィたちを裏切り、メリー号を奪いココヤシ村に帰ったことがあった。

ロビンの囚われた司法の塔を見つめながら、サンジとチョッパーは心に決めていた。絶対に、あいつをひとりにはさせない！

すべての発端は、船大工の街・ウォーターセブンでのこと。もともとメリー号を修理し、気の合う船大工をスカウトしようと気軽に立ち寄った水の都だったが…!?

フランキーは体の中に隠していた古代兵器の設計図をスパンダムの前で焼き捨てた！ 途中で止まった跳ね橋を発射台にロケットマンが飛び出す！

スパンダムはロビンを連行し、“正義の門”へ向かった。門をくぐられる前に、ロビンを取り戻さなければ…!?

CP9随一の剣術使いカクは、両手に持った二刀に両足による斬撃「嵐脚」を加えた四刀で、ゾロに襲いかかる！

カクの技をよけたはずみでゾロとウソップが手錠でつながってしまう。まともに戦えずチョッパーに鍵を持ってくるように頼み、２人は逃げ回る。

ルフィはチムニーの案内で、正義の門への地下通路を発見。倒されたサンジに代わり、ナミがカリファの部屋へ階段を駆け上がる。

カクとジャブラの同士討ちを狙うウソップだったが、ゾロが作戦をばらしてしまう。フクロウの鉄塊玉で海に落とされたフランキーは滝壺へ一直線！

クマドリに苦戦するチョッパーは2個目のランブルボールを口にする。腕力強化で必殺の一撃を狙うが、変形の波長がズレてうまく制御できない。

ここはお江戸な町。最近は青鼻の先生(チョッパー)も忙しく…!?

ここグランド・ジパングも、新年を迎えてのんびりムードに包まれていたが…!?

ナミが放ったサンダーボルト＝テンポを、泡のバリアで防いだカリファ。彼女はアワアワの実を食べ、全身泡立つようになった石鹸人間だったのだ！

ロビンを呼ぶルフィの声が地下通路に響く！ ついにルフィが追いついてきたのだ。焦ったスパンダムは、CP9へ連絡するつもりが…!?

暴走する巨大化チョッパーのおかげで、カリファのゴールデン泡の弱点が水だとナミは気づく。レイン＝テンポで雨を降らせ、泡の力を消し去る！

ナミの予報通り、雷光槍（サンダーランス）＝テンポが決まった！ 倒れたカリファから2番の鍵を入手したナミは、フランキーとともに上の階へ。

ジャブラが、人殺しはしたくないと鍵を投げた。鍵を拾おうとしたそげキングに、ジャブラの鋭い爪が突き刺さる！

鉄塊拳法のジャブラを、怒涛の蹴りで攻めたてるサンジ。ロビンは生き別れた妹だという、唐突なウソにだまされるわけもなく、鍵を手に入れた。

ロビンを連れたスパンダムは地下通路を出て、今まさに開こうとする正義の門を目の前にしていた。ルフィにフランキーが手を貸そうとするが…!?

両手に持った二刀、両足での嵐脚、しなる首から放つ鼻銃…手数で勝るカクの猛襲に、ゾロは押し込まれるが…!?

仲間の助けを信じて必死に抗うロビンを引きずり、スパンダムは正義の門へ向かう！ 門をくぐろうとした瞬間、火薬玉が命中！

ロビン解放の喜びも束の間、海軍艦隊からの砲撃が司法の塔を破壊。直撃を逃れたそげキングと、ゾロ、サンジも“ためらいの橋”を目指す。

今年も千年桜の下での大宴会が迫り、麦わらの親分はあることで悩んでいた。

バスターコールの一斉砲撃がエニエス・ロビー全土に降りそそぐ！ 唯一標的から外れた“ためらいの橋”の支柱で闘い続けるルフィは…!?

ロブ・ルッチの恐るべき過去が語られる。15年前、海賊に乗っ取られた王国に、世界政府からひとりの少年が送り込まれた。

トムさんを奪われた日から、ひねり潰してやりたいと願い続けたスパンダムを、フランキーは積年の想いを込め、巨大な象で叩き潰した。

ココロに救われたナミたちは、脱出船でロビンと再会。あとはルフィを待つだけが、ためらいの橋から見るエニエス・ロビーは火の海と化していた。

海軍の砲撃が、ためらいの橋を破壊する。支柱に空いた穴から見たルフィに、無事を伝えるそげキングたちだったが…!?

ルッチの「六王銃」で倒れたルフィに、ウソップがそげキングの仮面を脱ぎ去り、叫ぶ。その声に奮い立ったルフィは、限界を超え、拳を飛ばす！

唯一の脱出手段であった船が、砲撃を受けて沈んでしまった。力を使い果たし、動けないルフィを砲塔が囲む。

スパンダムが一斉砲撃を命じるが、サンジの秘策で閉じた正義の門が渦潮を生み出していた。渦にのまれ、照準の狂った軍艦は同士討ちを起こす。

ガレーラの船の出迎えに喜んだのもつかの間、メリーの船体が真っ二つに裂けてしまった！ 降り止まぬ淡雪のように、想い出があふれてくる。

市長の命を救った恩人としてウォーターセブンに迎えられた麦わらの一味は、ガレーラ本社で激戦の疲れを癒していた。

祖父である海軍本部中将のガープが、ルフィの父の名を明かす。その名は、モンキー・D・ドラゴン。世界最悪の犯罪者と呼ばれる男だ。

コビーとヘルメッポは、ガープのもとでたくましく成長していた。ルフィとは、海軍と海賊の敵同士。だが心は友達のまま、3人は再会を喜び合う。

四皇と呼ばれる4人の大海賊と、それを止める力である王下七武海と海軍本部。この三大勢力がバランスを失ったとき、世界の平穏は崩れるという。

街の英雄となったルフィにアビという少女が助けを求めてきた。アクア・ラグナの日からいなくなった、老ヤガラ・アオビレを探してほしいと言う。

マイケル＆ホイケル兄弟に「兄貴」とつきまとわれるゾロ。そこへモーレツな母ちゃんまで現れて、有無を言わさずゾロを家へ連れ帰ってしまう。

チムニーがサンジを、激ウマだというメシ屋に連れて行く。店主バンバン爺は、よっぱらいで特別な技法を使うわけでもなかったが…!?

「夢の船」造りが夜を徹して進む。ほぼ不眠不休のフランキーとアイスバーグだが、手元は寸分の狂いもない。

麦わら一味の船大工はフランキーと決めていたルフィは、船とフランキーをもらいに廃船島へ。だが待っていたのは、アイスバーグだけだった。

パンツを奪われ、丸出しになってもポーズを決めるフランキー。ルフィはパンツと引き換えに、仲間になれと誘うが、島に残るとフランキーは拒む。

自ら申し出た決闘に負け、勝手に一味を抜けたウソップを、うやむやのまま船に乗せてはケジメがつかない。

本格的に出発！ だが、名もない船では出航にも勢いがつかない。アイスバーグの案から、新しい船の名前は「サウザンド・サニー号」に決定！

火拳のエースが仲間殺しの大罪を犯した黒ひげティーチを追いつめた。だがティーチは悪魔の実の歴史上最も凶悪な「ヤミヤミの実」を解き放つ！

大浴場に医療室、釣った魚を見られる水槽まである！ ルフィたちは、サニー号での航海を満喫する。そこへ現れた難破船。チョッパーの手当て、サンジのメシで、船員たちは元気を取り戻す。

サニー号には「ソルジャードックシステム」が搭載されている！ まずはチャンネル「０」の発動。するとサニー号は外輪船に変形し、海軍による包囲網を一気に突破するが、それは罠だった。

“不死鳥のパズール”率いるフェニックス海賊団は、新世界で傷つき退却したところをアッチーノ・ファミリーに襲われ、海賊旗を奪われていた。傷の癒えた船長パズールに再起を望む船員たちだが…!?

氷に閉ざされた海・氷街道！ ナミとフランキーは、動く氷山の謎を探るため、シャークサブマージ3号で海中へ向かう。氷山を動かしていたのは、何とドウモウペンギンの群れ！

バラバラになった麦わらの一味に、アッチーノファミリーが襲いかかる！　フランキーvsホッケラ、サンジとウソップvsアルベルとサルコーの夫妻、そしてルフィvsブリンドの激闘が始まった！

シャーク号ごと氷漬けにされたナミとフランキーは、敵の根城ラブリーランドへ連行されてしまう。サンジとウソップも極寒の海に落ち、凍りついたうえに捕まってしまった！

アツアツの実の能力者である、ドン・アッチーノと戦うゾロ。アッチーノ触れたものを何でも溶かしてしまう！　三十六煩悩鳳を放つが、ゾロは逆に熱風に吹き飛ばされる。

ルフィたちにアッチーノ・ファミリーが襲いかかる！ 氷漬けにしようとするホッケラにチョッパーは毛皮強化で対抗。地下室から脱出したナミ、ウソップ、サンジ、フランキーも駆けつける。

怒りで熱くなるドン・アッチーノの体に触れられないルフィだったが、氷の塊を使ってゴムゴムのバズーカを炸裂！ 不死鳥のパズールはカンパチーノを倒し、チョッパー、ジローと海賊旗奪還へ向かう！

1万℃を超えるドン・アッチーノの熱で、氷が溶け、海底火山まで活発化し始めた。氷山の下の溶岩の海で、ルフィvsドン・アッチーノの最後の決戦が繰り広げられる！

悪の科学者であるDr.ウソダバダは、部下のくせに態度がでかいサンジロプスやゾロギラーの代わりに、ＴＶ番組で優秀な人材を募集することを思いつき、ＴＶ局を襲って占拠する。

サニー号で楽しく航海するルフィたちは、「流し樽」を見つける。お供えの酒が入っていると思って開けると、中から真っ赤な光が打ち上がった！

噂の通りに現れたゴーストシップ。その船に乗っていたのは、生きたガイコツ・ブルックだった。紳士で陽気でちょっとヘンな彼を、ルフィは気に入って仲間にしてしまう。

海をさまようゴーストアイランドこと「スリラーバーク」にサニー号は閉じ込められてしまった。そうと知るやブルックは、ルフィたちに脱出するよう忠告し、海の上を走ってスリラーバークへと一直線！

スリラーバークに行く気がなく、ミニメリー2号に乗って浮かれるナミ、ウソップ、チョッパーの方が先に上陸。しかもケルベロスに追われ不気味な森へ入り込んだところにヒルドンから声をかけられ…!?

屋敷に着いたナミたちに、ホグバックは死者の蘇生を研究していると語る。ところが、シャワーを浴びるナミには、何者かが獣のうなり声をあげて襲いかかり、体の自由を奪って口をふさぐ！

ナミが感じた通り、ホグバックの屋敷はゾンビであふれかえっていた！ 逃げるナミは、使用人であるシンドリーの写真が壁一面に飾られた部屋へと行き着く。彼女は10年も前に事故で死んでいた！

いち早くスリラーバークに上陸したナミ、ウソップ、チョッパーを追う、ルフィ、ゾロ、サンジ、ロビン、フランキー。とてつもなく強い彼らは、墓場の地中から現れたゾンビを一瞬のうちに倒す。

ナミたちは覗くなと釘を刺されていたホグバックの研究室を覗いてしまう。するとサムライ・リューマに部屋の中に放り込まれた。リューマはナミに「パンツ見せてもらってもよろしいですか？」と聞く。

真夜中０時の鐘が鳴った。「夜討ち」の始まりだ。アブサロムが将軍ゾンビとともにルフィたちを討ち取れと命じる。戦いに向かう者の中にはアブサロムに求婚するイボイノシシのゾンビ・ローラがいた。

びっくりゾンビを倒したルフィたちだが、サンジ、ゾロまでも姿を消していた！ 原因がわからぬままロビンとフランキーとの3人になったルフィの前に、倒れても立ち上がってくる将軍ゾンビが現れる！

サンジによく似た性格の犬ペンギンがナミを守り、ゾロそっくりの技を使う剣士がルフィを襲う！ ロビンとフランキーの行く手をふさぐのは、巨大なスパイダーモンキーのタラランだ。

ついにナミを追い詰めたローラ。2本の刀がナミのナイスバディに突き刺さろうとした瞬間…「私、実は男なんだぜ！」というとんでもない嘘を、ローラは真に受けて刀を持つ手をギリギリで止める。

ブルックがタラランに「鼻唄三丁矢筈斬り」を決める！ だが、ゾンビならばすぐに蘇ってしまうのでは…。対処をしたと言うブルック。するとタラランの口から、黒い何かが天に抜けていった。

ルフィの影がモリアに切り取られた！ ペローナに仕えるクマシーの中に潜む、ナミとウソップ、チョッパーも、その様子を目撃。史上最強のゾンビが誕生してしまう！

震えるだけのナミたちに、なすすべは無かった。500年前に生き、歴史上で唯一“魔人”と呼ばれた狂戦士オーズから作った900号に、モリアはルフィの影を入れる。

剣豪リューマに挑むブルック。この戦い、実は初めてではなかった。ゾンビの弱点が塩であると知った5年前に、ブルックはゾンビたちを浄化していき、自分の影を持つリューマにたどり着いたのだ。

サニー号に戻るフランキー、ロビン、ウソップ、チョッパー。そこには影を取られたルフィ、ゾロ、サンジが運ばれていた。アブサロムにさらわれて眠るナミは、ウェディングドレスに着替えさせられる。

ブルックがアフロを守る理由。それは50年前に再開を固く誓った、同じ海賊団の仲間のためだった。その仲間とはクジラのラブーン。ラブーンならルフィたちも知っている。

ルフィ、ゾロ、サンジの影を取り戻す…まずはそのゾンビをどう探すか。しかしルフィは、そんなことは気にしない。モリアを倒せば、全員の影が戻るからだ。言われてみればその通り！

ルフィとチョッパーとロビンは、ルフィが影を取られたモリアのダンスホールへ。そこにはホグバックとシンドリーがいた。ルフィはホグバックをぶっ飛ばそうとするが、チョッパーが止める。

“ホロホロの実”の能力者であるペローナの生み出すゴーストも、相手の心を虚ろにするネガティブ・ホロウも、ウソップには通用しなかった。しかしウソップは、周囲の動物ゾンビを倒す自信はなく…!?

モリアをぶっ飛ばしても影は抜けない。「主人のもとへ帰れ」と、命令させなければならないのだ。ルフィを前に寝ころんだまま、余裕のモリア。なぜなら彼には、影法師（ドッペルマン）がいた。

ナミを取り返し、“スケスケ”の能力者アブサロムを蹴り飛ばすサンジ。アブサロムとは因縁があると言う。サンジが憧れていた悪魔の実“スケスケの実”がアブサロムのせいで存在しなくなったからだ！

影法師を倒す手立てが見つからず、ルフィの苦戦は続く。一方のウソップは、動物ゾンビを倒し、残るはペローナと追いかけるが、窓の先に見つけた彼女は、何と空中に浮いていた！

宙を舞い巨大にもなるペローナは本体ではないと、ウソップは見破る。幽体離脱して脱け殻になっている本体に攻撃を仕掛けるのだ！ 必殺の“大爆発星”が炸裂するが…外した!?

ホグバック研究所の屋根が斬られて落ちる。それと共にゾロも降ってきた！ 青い炎に包まれ倒れるゾロを見下ろすリューマ。ずっとそばにいたブルックとフランキーも何が起こったのかわからない。

チョッパーとロビンを取り押さえる、犬ペンギンとジゴロウ。彼らはもう、完全にホグバックのしもべになってしまった…。命をもてあそぶかのようなホグバックに、チョッパーは激怒する。

ルフィの影が“没人形”になじんたオーズは、モリアが主人だと自覚する。最初の任務は、麦わらの一味をぶっつぶすこと！

チョッパーとロビンに合流したウソップに、リューマと戦った塔の上から、フランキーやブルックと一緒にいるゾロが呼びかけてくる。ナミを追うサンジが、オーズの巨体と真正面からにらみ合う！

サンジだけでなくウソップたちやゾロたちも、オーズに叩きのめされてしまった！

超巨体のオーズを一丁投げ飛ばそうと、ゾロは秘策を提案。サンジ、ロビン、フランキー、チョッパーは作戦に乗る。ビビるウソップ。そこにオーズは、ルフィも使わない“ゴムゴムの尻もち”を放った！

オーズから1ダウンを奪ったゾロたち。フランキーは懲りずに合体を望むが、ロビンは相変わらず断固拒否。やむなく６体合体をあきらめ、ウソップにチョッパーを加えた3体合体でオーズへ突進していく！

ゾロはオーズに真っ向から挑んで行く。リューマを倒して手にした名刀・秋水を試すのに絶好の機会だ！

自分では手を下さずに海賊王を目指していたモリアが、ルフィを倒すためについに出撃、オーズの腹部に作らせておいたコクピットに乗り込む！

オーズは次々に、本当に体を伸ばしながらゴムゴムの技を放ってくる！

サンジとチョッパーもオーズの前に倒れ、残るはゾロ、ナミ、ウソップの3人。ゾロも敗れるが、その隙に、ウソップはゾンビの弱点である塩の詰まった袋を、オーズの口に撃ち込む。しかし…!?

ナイトメア・ルフィはモリアごとオーズを倒す。ルフィに入れていた100人分の影は抜け、元の姿に。モリアに奪われた影を取り戻すには「本来の主人のもとへ帰れ」と、影に命令させなければならない。

麦わらの一味の連続攻撃で、今度こそオーズは倒れるが、モリアは“影の集合地”で1000体分の影を取り込んでパワーアップした！

倒したモリアの口から、全ての影が吹き上がる！

モリアを倒し、影を取り戻した麦わらの一味とローリング海賊団の前に現れたくま。彼は“ニキュニキュの実”を食べた肉球人間だった！

肉球で圧縮した大気を放つ“熊の衝撃”で、くまは全てを吹き飛ばしてしまう。横になったままのルフィに、無表情で迫るくま。そこにゾロが飛び込み、左肩めがけて斬りつけた！

くまはゾロにルフィのダメージを移して去り、モリアはホグバックとアブサロムに小舟に乗せられ、スリラーバークを脱出した。奪われた影を取り戻したことと勝利を祝って、ルフィたちは宴の準備！

勝利の宴の席で、ルフィからクジラのラブーンの健在を知り、ブルックは号泣する。まだラブーンが小さかった頃、ブルックが生身の人間だった頃の想い出が、まざまざと甦ってくる。

ラブーンと再会を誓い、ルンバー海賊団は旅立った。しかし全滅し、“ヨミヨミの実”で蘇ったブルックだけが、骨だけになってひとり寂しく生き続けていたのだ。

生きているからこそ、今日という日を迎えることができる。生きていればきっと、またいつの日か、ラブーンと再会できるときも来るだろう。「生きててよかったあ！」と、心の底から叫ぶブルック。

スリラーバークを出た麦わらの一味は、ドランが支配人を務めるリゾート船のスパアイランド号で羽根を伸ばしていた。そこへかつて一味にデービーバックファイトを挑んできた、フォクシーが現れた！

フォクシーの狙いは、宝石を作る発明が書かれた手帳を持つサヨとリナの姉妹。黒幕だったドランはサヨをさらう。「この船ブッ壊すか」。ルフィに賛同した一味の技が、スパアイランド号に炸裂する！

ウォーターセブンを出る時から記録指針（ログポース）が指していた、海底の楽園・魚人島にサニー号は進む。冒険が記された航海日誌を読んだブルックは麦わらの一味にふさわしい男になろうと気負う。

遊蛇海流を切り抜けたサニー号は、赤い土の大陸（レッドライン）の前に着く。一味は世界を半周したのだ！ 記録指針が真下を指したまま動かないため、サブマージ3号で深海を探るが…!?

深海から上がった海兎の口から飛び出した人魚のケイミーとヒトデのパッパグ。ルフィたちは魚人島から来た2人に行き方を教えてもらう代わりに囚われた彼女たちの友人・はっちんの救出に乗り出す。

はっちんが囚われているトビウオライダーズのアジトへサニー号は急ぐ。艦の中にいたはっちんは、アーロン一味だったはっちゃんのことだった。ケイミーとパッパグは海へ飛び込む！

ナミがはっちゃんを許し、麦わらの一味と「トビウオライダーズ」は全面衝突！ ゾロが艦を斬り、はっちゃんは自由に。ルフィは、ヘッドのデュバルの部屋に突入し、鉄仮面に隠された素顔を見る。

サンジの似てない似顔絵の手配書にそっくりなデュバルをサンジは蹴る！ 海軍本部や賞金稼ぎに追われる逆恨みで、ナミまで危険にさらしたからだ。反撃するデュバルは、サンジを海に引きずり込み…!?

魚人島は赤い土の大陸を抜けて新世界へ出る、海底ルートにある。ルフィたちは、サニー号が海中を航海できるようになるコーティングをしてもらうため、シャボンディ諸島に上陸する。

シャボンディ諸島には、シャボン玉状の特殊な天然樹脂を活用したユニークな文化が根付いている。快適なボンチャリを気に入ったルフィ。そこに、首輪をした海賊が助けを求めて現れた。

襲い来る賞金稼ぎを難なく倒すルフィたち。そうして、諸島の中でも政府の目の届かない、無法地帯に入っていく。コーティング職人のいるBARに着いたはいいものの、店主のシャクヤクがいるだけ。

ルフィたちは、遊園地・シャボンディパークへ直行。観覧車に乗るのが夢だったケイミーは興奮。だが、ルフィたちに人魚が同行していたとの情報を得ていたピーターマンがケイミーを狙っていた！

ケイミーがいなくなった！ サンジに呼び出された「人生バラ色ライダーズ」を率いるデュバルは頼もしく、諸島に散らばったルフィたちをピックアップし、ケイミーを誘拐したチームを洗い出す行動に移る。

人間オークションにエントリーされてしまったケイミー。そこにはレイリーもいて、彼からガープに知らせが入る。ウソップがオークションハウスに人魚が持ち込まれたと聞き、トビウオ全機が急行！

オークションハウスに先に着いたナミたちは、いま手元にある2億ベリーでケイミーを取り戻そうとスタンバイ。しかし“天竜人”チャルロス聖が、いきなり5億ベリーを提示！

ルフィがチャルロス聖をぶっ飛ばしたのをきっかけに、麦わらの一味は大暴れ！ ケイミーを救おうと、首輪の鍵を探す。会場にいた“億”超えの賞金首、キッドとローも見守る。

ルフィが天竜人をぶっ飛ばしたことで海軍本部の大将がやって来ることに！ 世界政府の中心地・聖地マリージョアで頭を抱えるセンゴクに黄猿が自分が出向くと名乗りを上げる。

天竜人救出に向けオークションハウスを包囲する海兵の大軍勢を、ルフィとキッドとローは、悪魔の実の能力を全開にして蹴散らす！ ルフィは2人に「ひとつなぎの大秘宝」は俺が見つけると宣言する。

レイリーと逃げた麦わらの一味とケイミーたちは、シャクヤクのBARへ戻る。そこでレイリーは“海賊王”ロジャーの海賊団で副船長をつとめていた過去を明かす！

レイリーが、魚人島への海中航海が可能なようにサニー号をコーティングする3日の間、麦わらの一味はBARを出て海軍から身を隠さなくてはならない。上陸した黄猿は大暴れ！

次々とビームを撃ち込むくまを倒そうと麦わらの一味は全力を尽くす！ 一方、黄猿のところにも現れていたくまは、巨大化したウルージと格闘中！ ドレークはくまが本物ではないと見抜いていた。

キッドとローのもとにも送り込まれていたパシフィスタに両海賊団は応戦。麦わらの一味は必殺技を連携して放ち、パシフィスタを破壊！ ルフィたちの前に戦桃丸が新たなパシフィスタを連れて出現！

キッド海賊団とローが率いるハートの海賊団も必殺技を放ち、パシフィスタを破壊する！ 逃げると決めた麦わらの一味だが、遂に現れた黄猿がゾロにとどめを…!?

本物のくまに消されたゾロ。しかも、ブルック、ウソップ、サンジまでもが、次々に消されていく！ くまは黄猿と戦うレイリーに耳打ちした後、フランキー、ナミ、チョッパー、ロビンも消してしまう！

ぐらんどジパングの町は夏祭りの準備で大忙し。ウソップから百年に一度の大みこしレースの話を聞いたルフィ親分は参加を決定。優勝すれば、ぐらんど神社の御神宝によってどんな願いも叶えられる。

記憶を取り戻したブルックは悪事を行うスリラー商会へ単身乗り込むが、反対に捕まってしまう。ブルックを案じるルフィ親分たちは町娘ロビンの話からブルックを誤解していたことを知り救出に向かう。

“ニキュニキュの実”の能力者・くまの肉球に触れたルフィは、消されたのではなく弾かれていて、空を飛び続けていた。仲間を思い、海に落ちたら死ぬなと考えていたルフィはそのうち眠ってしまう。

ここは女ヶ島、女性だけの国「アマゾン・リリー」だ。男と知られたルフィは牢獄に放り込まれ、男を初めて目にする護国の戦士たちの注目を浴びる。彼女たちはルフィに向かい、いっせいに矢を放つ！

ルフィは戦士のひとりマーガレットから、女ヶ島が無風で海王類の巣窟である“凪の帯（カームベルト）”に囲まれた島で、船は毒蛇“遊蛇（ユダ）”が引く、ハンコックの海賊船しかないと聞く。

略奪に出ていたハンコックが率いる九蛇海賊団が帰港した。船長だけでなく皇帝でもあるハンコックは、子供や年寄りへの感謝の気持ちもない最悪の性格だったが、国民の絶大な支持を得ていた。

ハンコックが入浴中の九蛇城に飛び込んだルフィは、彼女の背中を見る。死んでも背中は見られたくなかったハンコックは、相手を石に変えてきた“メロメロ甘風（メロウ）”をルフィに放つ！

ルフィは闘技台へ送られ、ハンコックの妹であるサンダーソニアとマリーゴールドの手で公開処刑されることに！“ヘビヘビの実”の能力者の2人は、緑と黄の大蛇にそれぞれ姿を変える！

「覇王色」の覇気を放ったルフィに全員が怯むが、ハンコックは徹底的に打ちのめすよう妹たちに命じる。マリーゴールドの吐く猛毒は、直撃せずとも気体となって立ちのぼり、ゴムゴムの技を鈍らす。

戦いで露わになったサンダーソニアの背中を見られたくないだろうとルフィは覆う。ルフィは船を出してほしいという自分の望みを捨て、石にされたマーガレット達を元に戻すようハンコックに頼む。

ルフィに惹かれるハンコックは、彼の望みを聞き入れ、シャボンディ諸島まで海賊船を出して送らせることにする。さらに今回の大収穫を祝う宴での食事も許す。しかし宴はピリピリムードに満ちていた。

ハンコックが病に倒れた！ ところが、エースを助けたいルフィが、彼女自身が海軍船に乗ることで大監獄インペルダウンまで送って欲しいと頼むと、途端に頬を赤らめて了承する。

海軍船に忍び込んだルフィ。客室に2人きり…ハンコックの妄想が止まらない！ 一方、麦わらの一味も生きていた。ナミは空島・ウェザリアに、フランキーは未来国バルジモアへと飛ばされていた。

ハンコックの協力で海軍船に忍び込んだルフィと同様、くまに飛ばされただけだった麦わらの一味も、それぞれに行動を開始していた。チョッパーが着地したのはトリノ王国、サンジが着地したのは…!?

雪原に埋もれていたロビンは、少女ソランに助けられる。そこは各国の犯罪者らが投入され700年ものあいだ巨大な橋を造り続けている「テキーラウルフ」だった。

スリラーバークでくまに弾き飛ばされていたペローナは、シッケアール王国の跡地にいた。そこへ降って来たのはゾロ！　敵だった傷の癒えぬ剣士だが・・・ペローナは看病を始める！

牢獄にあるエース。ガープは彼に、ルフィがウォーターセブンでの戦いに続き、シャボンディ諸島でも大事件を起こしたことを話す。そして、ルフィに父親について話したことも…!?

ようやく自由の身になったルフィに、ハンコックはこれ以上の手伝いはできないと詫びる。ルフィは、ハンコックに感謝の言葉を贈ると、監獄の中では暴れないことを約束するのだった。

レベル1に潜入したルフィは、脱走中のバギーと遭遇、ブルゴリとの戦いに巻き込まれてしまう。間一髪のところでルフィに救われたバギーは、一撃でブルゴリを倒すほどに成長したルフィの強さに驚く。

まんまとルフィをだまして腕輪を手にいれたバギーだったが、ブルゴリに襲われ、自分もレベル2に墜落。一刻も早くエースのもとへ向かおうと焦るルフィ。怖ろしい魔獣たちに襲われた2人は逃げ回る。

サウザンド・サニー号で大海原を行く麦わらの一味の前に、巨大なカブトムシが飛んできた！一目で気に入ったルフィは仲間にしようとするが、巨大カブトムシはすでに、海軍コートを羽織った少女・ヨーコの仲間だった。

ヨーコの住むカンソーン島は“東の海”出身者が集まり、各村の名所をまねて暮らしていた。一心道場のような道場でゾロはくいなを、小さなバラティエでサンジはゼフのもとでの修業時代を思い出す。

ボスをシキの所へ連れ戻すため、島を襲撃したアミーゴ海賊団。船長のラルゴが振るう“アミアミの実”の能力で、ルフィもゾロもサンジも捕らえられてしまう。島民を思うボスは、自らラルゴのアミの中へ。

ボスが放った炎で、ルフィ達を捕らえるアミは焼き切られた。ボスも島も両方大事だと強く感じた島民たちは、ナミとウソップに率いられ、アミーゴ海賊団に猛反撃！

バギーと共にレベル2を進むルフィはかつての敵、Mr．3と再会。Mr.3は力を貸すことを申し出る。そのころ、レベル5の無間地獄では王下七武海のひとり、海侠のジンベエが牢番に痛めつけられていた。

崩壊したレベル2では、バギーによって自由の身となった囚人たちが暴れ始めていた。さらに、ルフィとエースが兄弟で、ルフィの目的がエースの救出だと知り、看守たちも大騒ぎを始める。

レベル4へと急ぐルフィ。大監獄への侵入を許し、面目をつぶされた海軍はルフィを極秘のうちに捕えようと海兵を差し向ける。彼らは唯一の出入り口の跳ね橋を上げられ孤立した大監獄の外を包囲する。

ボン・クレーと力をあわせ、ブルゴリたちをすべて倒したルフィ。一方、マゼランの能力を目の当たりにしたハンコックは、ルフィの身を案じながらも大監獄を後にしていた。

ついにミノタウロスを倒したルフィたちだが、思わぬ事故によって、4人そろってレベル4に落ちる。インペルダウンを離れたハンコックはモモンガからエースの処刑が明日の午後3時に開始されると聞く。

ついにルフィの前に立ちはだかった監獄署長・マゼラン。ボン・クレーは、ドクドクの実の能力者であるマゼランとは戦ってはダメだとルフィに教え、レベル5へ逃げようと提案するが…!?

拳を失う覚悟で勝負に出たルフィ。渾身の一撃でマゼランに膝をつかせるが、その代償として拳は毒に侵され、激痛に苦しむ。一方、レベル3へ逃げようとしたバギーたちは…!?

マゼランの毒によって瀕死の重傷を負ったルフィは、レベル5へ投獄されてしまう。一方のボン・クレーは、マゼランに勝てないことを悟り、ルフィを助けるために逃げ出すという苦渋の決断をしていた。

ボン・クレーを残して軍隊ウルフから逃げ出したMr．3とバギーだが、追いつかれた。牢の中のルフィに逃げたことを詫びるボン・クレー。彼はルフィを連れて奇跡の人・イワさんの行方を捜しに向かう。

凍死寸前のところをイナズマに救われ、囚人たちの秘密の花園・ニューカマーランドへと運ばれたボン・クレー。彼はそこで、捜し求めていたイワさんをついに発見する。

ルフィの治療が続く中、ボン・クレーはイワさんの秘密を教えてもらう。イワさんは、いわば人体のエンジニアだった。大昔、穴掘りの能力者たちが作ったこの場所は、レベル5と6の間にある。

ルフィは、イワさんの治癒ホルモンとボン・クレーの命がけの声援によって、奇跡の復活を果たした。ルフィは手をついて、ボン・クレーへ恩に着ると頭を下げるのだった。

イワさんの協力を得たルフィは、ついに最下層LV6へ突入。必死にエースの名を呼ぶが、返事はない。エースは既に牢から連れ去られた後。ルフィの麦わら帽子を見たジンベエは…!?

一転してピンチになったルフィに、かつての敵であったクロコダイルが、脱獄のために共闘しようと持ちかけてきた。ルフィは拒否するが、受け入れるべきだとイワさんが説得する。

クロコダイルの手引きで、LV3を目指すルフィたち。LV2に潜んでいたバギーたちは、大きなトラブルが起きたことに気付き、ようやく脱獄のチャンスが巡ってきたと大喜び。

囚人たちを解放しながら戦いを繰り広げるルフィたち。LV2から脱獄しようとするバギーたちは、マゼランの毒によって閉じ込められる。そのマゼランがLV2を制圧してまもなく合流すると聞き…!?

大混乱に陥ったインペルダウン。ルフィは一気にLV3へ突入しようとするが、ハンニャバルの包囲網により阻止されてしまう。ハンニャバルは自ら、薙刀・血吸をふるってルフィを攻撃してきた！

LV3への突入をめざすルフィたちの前に、七武海の黒ひげ・ティーチが現れた。挑発されたルフィは、怒りに燃えてJETピストルを放つ。ところが、ティーチの闇水によって捕らえられ…!?

マゼランはドクドクの実の能力で黒ひげ・ティーチを仲間もろとも一網打尽、全速力でルフィの後を追う。イワさんは自分ひとりでマゼランを食い止めようと、身動きひとつせずに近づいてくるのを待つ。

ルフィたちは正面入口を目指すが、マゼランに追いつかれてしまった。ルフィはマゼランに飛びかかろうとするが、ボン・クレーに止められる。まもなく、マゼランのヒドラが攻撃してくるが…!?

ジンベエの作戦で、軍艦へ突入したクロコダイルたち。海兵たちは総力をあげてクロコダイルとMr.1を海へ放り出そうとするが、海中から放たれたジンベエの槍波に軍艦を破壊され、度肝を抜かれる。

海に逃れたルフィたちは、ジンベエ鮫の群れに助けられ、軍艦にたどり着く。イワさんは、毒にやられて瀕死のイナズマの治療に取りかかる。その頃、マゼランは、海軍に船を回せと指示を出していた。

ついにインペルダウンからの脱獄を果たしたルフィ。そのころ、マゼランの毒で倒れた黒ひげは、シリュウの解毒剤で九死に一生を得ていた。2人は裏で手を組んでいたのだ！

空島・ウェザリアに飛ばされたナミは、ハレダスと共にシャボンディ諸島へ向かっていた。近づく様子はなく、ナミはしびれを切らすが、ハレダスは台風でも来ない限り一気に進むのは無理だと答える。

乙女の心を持つ男だけの島・カマバッカ王国では、サンジが必死にオカマたちから逃げ回っていた。巨大な鳥に支配された島・トリノ王国では、チョッパーも島民たちや巨大な鳥から追われて逃げ回る。

橋の上の国・テキーラウルフで囚われの身となって拷問を受けるロビン。看守たちは、ロビンが革命軍について隠していると思い込む。ボーイン列島ではウソップが人喰いヒマワリに追いかけられていた。

重傷のゾロはシッケアール王国の跡地に飛ばされ、一足先に島に来ていたペローナに手当てを受けていた。ゾロをこき使おうとするペローナだが、まったく話が噛み合わない。

数々の試練を乗り越え、インペルダウン脱出に成功したルフィ。連れ去られた兄・エースを救出するために海軍本部を目指していたが、時間がかかり、公開処刑の時はすぐそこまで迫っていた。

エースの公開処刑が迫る中、ルフィを乗せた脱獄船は海軍本部を目指して突き進んでいた。一方、海軍本部ではジンベエと黒ひげを除いた王下七武海の5人が召集され、静かに来るべき時を待つ。

マリンフォード「海軍本部」の処刑台へ続く長い階段を、促されるままにエースがのぼる。白ひげが彼を助けに敵の真っ只中に現れるのか、世界は注視していた。

エースはロジャーの息子。センゴクの発表は全世界を震撼。この処刑には次世代の海賊王の首を取る意味があったのだ。ガープは、獄中のロジャーに産まれ来る子を頼まれた日のことを思い出していた。

白ひげ海賊団は、コーティングした船でマリンフォードの湾内に現れた！ エースがドーン島を出て、スペード海賊団を旗揚げして名を上げ、ジンベエと戦い白ひげと出会った日々が甦る。

仲間のサッチを殺した黒ひげを追おうとしたエースを、白ひげは止めた。だが、目の前のオヤジは「行けと言った」と言い切る。仲間を傷つけた海軍に啖呵を切る白ひげ海賊団！

処刑台のエースを巡り、マリンフォードは海軍と白ひげ海賊団の全面戦争に突入した。ミホークが黒刀“夜”を白ひげに一振り！ その斬撃を“ダイヤモンド”ジョズが受け止める！

白ひげ海賊団傘下のリトルオーズJr.が現れ、エースを死なせないと突き進む。超巨体で海軍船を持ち上げ、投げつける！ 猛者達のあまりのすさまじい激突に、コビーは自分の無力さを痛感。

くまの“熊の衝撃（ウルススショック）”を受け、ドフラミンゴに右足を切られたオーズJr.は、モリアの“角刀影”に貫かれて倒れる。エースまですんでの所に迫りながら・・・。遂に逃げ出すコビーだが、赤犬が戦闘を放棄する海兵を手に掛けるのを見る。

大戦争の真っ只中に、船ごと空から降って来たルフィたち！ 海からジンベエに救い上げられたルフィは、エースを求めて走る！ 全力で走る！ そして処刑台の上にエースの姿を見つける。

海賊王になるのはおれだと白ひげに言い放ったルフィは、エースの処刑時刻が早まるのを伝える通信を聞いたと教える。エースへと一直線に走るルフィにみんなが続く。

戦いが激化し、自分の為に仲間達の血が流れるのを見てエースは苦しむ。斬られながらも迷わず走るルフィを見て、苦しみは深まるばかり。心情を察するガープに、もうジタバタしないとエースは言う。

ハンコックからエースの手錠の鍵を渡されたルフィは、彼女を強く抱きしめる。先を急ぐルフィが離れると、倒れ込むハンコックは、これが結婚？…と2人の結婚式を妄想するのだった。

行く手を阻むミホークの強さを知るルフィは戦いを避けるが、彼の斬撃からは逃れられない！ そこへジンベエが割って入り、ミホークの相手を買って出る。

マリンフォードでのエースを巡る戦争の開戦より、およそ1時間半を経た頃、海軍が大きく仕掛ける。王下七武海であるくまと同じ姿の人間兵器パシフィスタを、湾頭に複数投入したのだ。

白ひげ傘下の海賊スクアードが、大剣で白ひげの土手っ腹を貫く！ 白ひげとセンゴクの間では既に話がついており、傘下の海賊の首と引き替えにエースは助かる事になっているとスクアードは叫ぶ！

白ひげがモビー・ディック号から降りると、エースへと動き出す。勢いづき一気に駆け込むルフィ達に対し、海軍は退き、湾を囲む包囲壁を作動させる。

赤犬が流星火山が、青雉が凍らせた海を溶かし、海賊達の足場を奪っていく！ 姿を現した包囲壁は、白ひげの拳にも耐える！ 流星火山は降り注ぎ続け、モビー・ディック号を炎に包み焼き尽くす。

包囲壁を越えたルフィは三大将をすり抜け、エースのもとへと急ぐ！ だが、黄猿がそれを蹴り返し、センゴクが遂にエースの処刑執行を命じる。

包囲壁の先、処刑台間近の広場へ降りた白ひげを、青雉が阻む！ そこに“ダイヤモンド”ジョズが割って入り、エースのもとへと進む手助けをする。

エースに迫ったマルコをガープが殴り返し、海賊達がどよめく。白ひげが赤犬と戦い、海賊と海軍がさらなる交戦を続ける中、エースは戦場にあふれる自分への思いに打たれ、嬉し泣きの涙を流す。

イワンコフにテンション・ホルモンを施され立ち上がったルフィは代わりの処刑人が就いたエースのもとへ！ 無数の海兵を倒して突き進むルフィに、彼を慕いながらも立場は真逆の曹長・コビーが挑む。

二度目の処刑執行を妨げたルフィの“覇王色”の覇気に、白ひげやその隊長たち、三大将やガープも驚く。それを無意識に放ったルフィ本人は、一直線にエースのいる処刑台へと走り続ける！

イワンコフの髪に潜んでいたイナズマが、“チョキチョキの実”の能力で作った処刑台への架け橋。駆け上がっていくルフィの前に、ガープが立ちはだかる！

遂にルフィがエースを解放した！ 絶対不可能な願いを、兄への思いと鍛え抜いた力で叶えてしまったのだ。メラメラの実とゴムゴムの実、無敵のコンビ攻撃が海兵たちに炸裂する！

白ひげは1人残り、全員に逃げるよう最後の船長命令を下した！ 覚悟を感じながらも動けないエース。膝をつきながら頭を下げるエース。彼の背中に刻まれた自分のマークを見ながら、白ひげは問う。

ルフィをかばったエースの体は、赤犬によって貫かれた。白ひげ海賊団の集中砲火も、マグマグの実を食べたマグマ人間には効かない。赤犬を止めようとする白ひげも、黄猿の攻撃を受けてしまう。

エースが息絶えて倒れ、ルフィは号泣。白ひげ海賊団も傘下の海賊達も涙する。映像電伝虫が“海賊王”の子の死を映し出す。モチベーションを失い、ルフィは完全にフリーズ。迫る赤犬！

いつの間にか処刑台にいた黒ひげ海賊団！ 仲間殺しの黒ひげを息子とは呼べないと、白ひげがケジメをつけに行く。黒ひげもヤミヤミの実の能力を解き放つが、敵わない。

映像電伝虫が白ひげの死も伝え、大ニュースは瞬く間に世界中へ。レイリーが涙を浮かべ、バギーが逃げ出す中、黒ひげは立ち往生の白ひげと一枚の布に納まる。

白ひげのグラグラの実の能力も手に入れた黒ひげの試し打ちで、海軍本部が崩壊！ さらにマリンフォード全体を沈めようとするのを、ヒトヒトの実モデル“大仏”の能力全開のセンゴクが立ちはだかる！

ジンベエが抱える無意識のルフィを赤犬が追い、それを白ひげ海賊団の隊長達が阻む。海兵がさらに投入され、海賊との戦いは止まない。黒ひげとセンゴクの衝突も続く。

戦争を終わらせにシャンクスが現れた。赤犬にやられた際にルフィが落とした、麦わら帽子を手に。それは元々、10年前にシャンクスがルフィに預けた物…。

センゴクが叫んだ戦争終結は、海軍本部の「勝利」として世界中に広まる。人々は歓喜し、海賊達は白ひげなき世界へ動き出す。

マリンフォード頂上戦争で白ひげを倒し、完全勝利した海軍。だが、それを恐れない海賊が各地で暴れ、四皇の1人であった彼が制していた土地を奪っていく。

食糧が底をついたサウザンドサニー号が、嵐に流されてたどり着いたハングリラ島。そこでルフィは、美食屋のトリコと出会う。ルフィと上陸したナミたちも、料理人の小松やバトルウルフのテリークロスと冒険！

ルフィの故郷フーシャ村の裏に、人々が立ち入ろうとしないコルボ山があった。10年前、シャンクスに憧れ海賊王を夢見てしまったルフィを、ガープは山賊ダダンに育てさせることに。

ルフィが友達になりたい一心でエースを追うと、ゴミの山「不確かな物の終着駅」に出る。エースはチンピラから大金を奪い、「中間の森」で親友のサボと合流。ルフィも追いつく。

大金のありかを言わないルフィに心が動いたエースとサボは、ポルシェーミに殴り込み！ サボがルフィを助けて逃げようとするが、エースは一度向き合ったら逃げないと、ポルシェーミの前を離れない。

ポルシェーミの件以来、ルフィはエースとサボに受け入れられ、3人はコルボ山で力を競い「ゴア王国」へ入り駆け回っていた。するとサボが街で声をかけられる。それは彼の父、サボは貴族だったのだ！

相変わらず3人は大暴れ。さらにガープが顔を出せば、騒動は一層激しくなる。ガープにしごかれる3人の方も命の危険を感じ、ダダンへ「どくりつする」と置き手紙を残して出て行く。

秘密基地を作って生活するようになった3人に、冬が訪れる。海へ出る時は船長！と譲らない3人は、大虎を仕留めた者がなれると戦うことに。現れたのは熊だったが挑み、大ピンチ！

大虎と戦うも、まだ仕留められないエースとサボ。ナグリのもとで海賊修行をする事にしたルフィは、木を切って足腰が鍛えられ、ゴムゴムの技をずいぶん使えるようになっていた。

秘密基地で嵐を乗り切り、絆を深めるエースとサボとルフィは、傷んだ所を修理する材料を拾いに出る。そこを狙っていたブルージャムはサボを取り囲み、依頼者の貴族であるサボの父に引き渡す。

天竜人も乗る世界政府の視察団が来るのを機に、「不確かな物の終着駅」を暮らしている人ごと燃やそうと王族と貴族が企てていると知ったサボだが、父に捕まりエースとルフィに伝えられない。

ゴア国王にだまされ町へ入れないブルージャムは、エース達の財宝を狙い、燃えさかる炎の中を襲い来る！ ダダンが割って入り救われるエースだが、彼は逃げない！

世界政府の視察団が来る日、サボは海賊旗を掲げて船出した。しかし下々民の船が艦の前を横切ったと怒る天竜人・ジャルマック聖はサボへ砲撃し、さらにとどめの一撃を浴びせる。

天竜人・ジャルマック聖がサボを撃った。その一部始終を見ていたドラゴンはその夜、ゾロが修行するコウシロウの道場がある港村に停泊する、革命軍の自分の船へ戻る。

時は10年前から、マリンフォード頂上戦争後の現代へ戻る。フーシャ村に帰還するガープをダダンが襲い、エースの命を守れなかったことを責める。

シッケアール王国跡地でヒューマンドリルの群れに苦戦するゾロに、ミホークが歩み寄る。チョッパー、ナミ、ウソップ、サンジ、ロビン、フランキー、ブルックもエース絶命を知り、ルフィを想う。

女ヶ島にレイリーが1人で泳ぎ辿り着く。彼はジンベエにおぶられたルフィと再会を果たす。くまの告白、シャッキーのハンコックがルフィに恋したとする女の勘がレイリーの推察に答えを出したのだ。

新聞でエース絶命を知りルフィを思うナミは、3日後にサニー号でとシャボンディ諸島で交わした約束を果たすため、空島・ウェザリアからの脱出を図る。

ゾロが飛ばされたシッケアール王国跡地は、ミホークの住処だった。彼からエース絶命を知り、ゾロもシャボンディ諸島へ戻ろうと懸命になる！

ルフィは軍艦を乗っ取り再びマリンフォードへ。トリノ王国から鳥の背に乗りシャボンディ諸島へ急行するチョッパーは、ルフィが起こした事件の記事を見て驚く！

マリンフォード「海軍本部」の議事の間では、ブランニューが一同を前にルフィの引き起こした事件を説いていた。数日前、レイリーやジンベエとやってのけた行動の一部始終が描かれる。

再びマリンフォードに乗り込み「16点鐘」を行ったルフィの新聞記事が、世界中を駆け巡り、不可解な行動にバギー、ビビ、クロコダイルがその写真を見つめる。

ローは時期を待ち、ドレークとアプーは新世界に分け入り、ボニーは黒ひげに捕らえられ赤犬に引き渡された。「赤い土の大陸」の聖地マリージョアでは…。

新聞記事の写真を通じて伝えられたルフィのメッセージを理解したナミは、度重なる脱出をもくろんでいた小さな空島ウェザリアに残ることにする。

ブルックは見世物として手長族に捕らえられるが、ルフィのメッセージを理解して前向きになっていたため、エレキギターを掻き鳴らし集まった観衆へ1曲披露する。

2年後に魚人島で会う約束をして、ジンベエはルフィのもとを離れる。レイリーはルフィに修行を施す過酷な無人島・ルスカイナへ直行する。

マリンフォード頂上決戦から2年、海賊を休み、覇気を自分のものにする修行を重ねたルフィが、再び麦わら帽子をかぶる。また始まる冒険！それぞれに成長した麦わらの一味が、シャボンディ諸島に姿を現す。

シャボンディ諸島では、見せかけ・・・も微妙な子供たちが、麦わらの一味になりすまして大いばり。チョッパーは出会った仲間がニセ者とは分からず着いて行く。ニセルフィにからまれ銃を突きつけられたルフィは、覇気でそれをあしらう。

海底にある魚人島への航行を可能にするコーティングを終えたサニー号。ロビンが行くと、自己改造をさらに進めたフランキーがいた。ソウルキングとなったブルックはライブ中。ニセ者たちの薄情さに、チョッパーはひとり飛び出す！

ニセルフィが、本物とは知らずにルフィたちへ仕返ししようと、募っていた仲間を集める。その数100人！電伝虫で報告する海兵をカリブーが発見。ルフィはニセ者に着いて、その場に来てしまう。その頃、ブルックのライブ会場に海軍が突入する！

ブルックはシャクヤクが手配した「人生バラ色ライダーズ」のトビウオに乗って、海軍が突入したシャボンドームから脱出。ニセルフィの大集会にも海軍が斬り込み、二体のパシフィスタを連れた戦桃丸が、本物のルフィを見つける！

麦わらの一味に迫る海軍を、レイリー、ペローナ、ハンコック、ヘラクレスン、ハレダス、トリノ王国の鳥・エリザベスたちが妨げる。おかげで一味を残らず乗せたサニー号は、魚人島へ向けて出航！帆を張り、海底へと進んでいく。

カリブーがニセ麦わらの一味にお仕置きし、戦桃丸は麦わらの一味の成長を海軍本部に報告する。レイリーはルフィの姿に、出会った頃のロジャーを想い出し、涙ぐむ。サニー号ではフランキーが、この船を守り抜いた人物の話を始める。

サニー号を襲ったカリブー海賊団だが、船を引くモームがルフィとサンジを恐れて逃げ出す。一番乗りしたために取り残されたカリブーによると、海獣に船を引かせるのが上級者というものなのだそうだ。そこでルフィは、現れたクラーケンを手なずけようとする！

サニー号の行く手に現れたクラーケンを手なずけようとするルフィは、ギア3で巨大化させた腕を武装色の覇気で硬化させ、ゴムゴムの象銃（エレファント・ガン）を放つ。ブッ飛ばされたクラーケンの中からは、サメのメガロが出てきて…。

バンダー・デッケンのゴースト船「フライングダッチマン号」が出現。サニー号を叩こうとするフライング海賊団の大入道ワダツミを、クラーケンが殴り飛ばす！ついにルフィが、手なずけるのに成功したのだ。その時、海底火山が噴火を始め…。

魚人島を目前にしたサニー号だが、新魚人海賊団に囲まれてしまう。傘下に入れと言われたのを、キッパリと拒否するルフィ。クー・ド・バーストでサニー号は魚人島へ突入！ところが、あまりの衝撃に、麦わらの一味は散り散りになってしまう！

崖に上がったナミは、ロビンを抱えたフランキーと合流。ルフィたちはケイミーに助けられ、人魚の入り江に辿り着く。美しい人魚たちに歓迎され、サンジは大喜び！そこへフカボシら、ネプチューン三兄弟がやってくる。

人魚に興奮して輸血が必要なまでに鼻血を噴き出したサンジに、血液を提供しようとする人魚や魚人はいない。ようやくチョッパーが人間を酒場で見つけ、サンジは一命を取り留める。ケイミーはルフィとウソップを、マダム・シャーリーに紹介する。

麦わらの一味と同様に新魚人海賊団に迫られ、こちらは軍門に降らざるを得なかった蟹手のジャイロ。彼らが隙をみて逃げ出した！いきりたつムッヒら幹部を制して、新魚人海賊団の船長、ホーディー・ジョーンズが自ら追撃する！

フランキーによって厳重に樽詰めにされていたカリブーを、人魚たちが解放してしまう。ヌマヌマの実の能力に捕らえられてしまった人魚たち。ルフィが魚人島を滅ぼすという予言があるうえ、彼らには行方不明事件の疑いも掛けられている。

フライング海賊団の船長バンダー・デッケン九世は、リュウグウ王国国王ネプチューンの娘・しらほし姫に求婚していた。10年も武器を投げつけ続け、今日もバラの絵の入ったオノを贈る。彼女の部屋に迷い込んでいたルフィが、それを逸らす！

シャーリーの未来予知と人魚大量誘拐の濡れ衣は晴れず、リュウグウ王国の兵士は、ネプチューンの招いたナミ、ウソップ、ブルックに槍を向ける！だが、2年間の修行を経た彼らは強い。先に呼ばれていたゾロも加わり…。

魚人島への突入時に見失ったサニー号を探しに、フランキーは師匠トムの弟であるデンを訪ねていた。失われた船は潮の流れにより、「海の森」に集まるというが…。

ホーディ率いる新魚人海賊団と、手を組んだデッケンが、竜宮城へと急行する！その頃、ポーネグリフを求めるロビンは、捕らえようと襲い来るリュウグウ王国の兵士を蹴散らしつつ、お魚バスに乗って海の森へと向かっていた。

「竜宮城」へ乗り込んだホーディたち。すぐにデッケンがしらほしを追い、ネプチューンは嘆く。アーロンのマークを刻むホーディは、アーロンの意志を継ぐのが「新魚人海賊団」だと宣言し、ゾロたちを海水に沈める。

ルフィは海の森へしらほしを連れ出している途中、サンジとチョッパーに再会する。人魚姫を見たサンジは石化し、しらほし救出に一途な魚人島の浜人に、ルフィたちは捕らえられてしまう。そこへデッケンが飛来し…。

ホーディに一太刀浴びせたゾロを、新魚人海賊団が襲う。竜宮城を明け渡す覚悟のネプチューンは、「人魚柔術ウルトラマリン」を放って海流を作り、部下たちと脱出しようとする。ところが、ホーディが立ちはだかり…。

竜宮城へ乗り込む前にホーディと別れて各地へ散った新魚人海賊団の幹部たちが、行動を開始していた。その一部と対峙したフカボシは、亡き母の写真が魚人島の民への踏み絵として使われていたため、怒りを爆発させる。

海の森に着いたルフィ、ナミ、サンジ、チョッパー、フランキーに、ジンベエがある人物について語る。魚人と人間との間に横たわる歴史を変えようと立ち上がった、オトヒメ王妃とフィッシャー・タイガーの物語だった。

海の森で、ジンベエがルフィ、ナミ、サンジ、チョッパー、フランキーに語る二人の物語…。天竜人が住むマリージョアを襲撃したタイガーは、「タイヨウの海賊団」を結成。その船に人間の少女・コアラが乗船し…。

深海熱に効く「海鮮の実」を食べたチョッパーだが、完治していなかった。海鮮の実は四季ごとの伝説の食材と一緒に食べて、初めて効果を発揮するという。ルフィたちはトリコたちと一緒に、ある塔内に潜入する。

コアラを故郷へ送り届けるタイヨウの海賊団の航海は、魚人たちと少女の楽しい思い出となって積み重なる。数週間後、目的のフールシャウト島に到着。コアラを村へ送ったタイガーは、その帰り、海兵に取り囲まれ…。

タイガーは出血多量で命を落とした。人間を受け入れようと努めたものの、人間からの仕打ちが刻まれた体と心の痛みが、人間の血を拒絶したのだ。恨みを抱いたままアーロンはフールシャウト島へ飛び出す。

ジンベエが世界政府の申し出を受け王下七武海に加入したため、タイヨウの海賊団で彼の意をくんだ者たちは魚人島へと戻ることができた。そんな時、魚人を魚類と言い捨てる天竜人の乗った難破船が魚人島に流れ着く。

魚人島に流れ着いた天竜人を助けて地上に帰すのに同行したオトヒメが、魚人族の地上への移住を後押しするという天竜人の書状を手に戻って来た。それにより移住の意思を示す魚人島の民の署名が集まり始める。

突然署名が燃え、オトヒメは撃たれて絶命した。軍の兵士であったホーディが狙撃犯と思われる海賊を仕留め、人間の仕業であったと公表する。怒りが込み上げるネプチューンは感情が鎮まるまで硬殻塔に籠もり始める。

新魚人海賊団の幹部たちが各地でオトヒメの写真を踏み絵として迫る中、竜宮城からホーディが演説し、リュウグウ王国の新しい王になると宣言する。そして、捕らえられたゾロ、ウソップ、ブルックの姿を見せつけて…。