アニメ『プレイボール 2nd(2期)』は、関西テレビで2006年1月9日から毎週月曜日深夜26時00分~に放送されていた青春アニメです!31日間無料トライアルを活用して視聴できるU-NEXTで配信がされています。本記事で、『プレイボール 2nd』の期間限定無料見逃し配信や、無料体験ができる動画配信サービスでの配信状況を調査しました!テレビ放送とオンライン配信でアニメを満喫しましょう!
アニメ『プレイボール 2nd(2期)』は、下記の無料期間のある動画配信サービスで全話見放題で見逃し視聴できます。
『プレイボール 2nd』は、青春が詰まった野球アニメで、ちばあきお先生のコミックスが原作です。
谷口率いる墨谷高校野球部の波乱万丈な夏が始まります!彼らのキャプテンシーと友情が明るく描かれ、試合の緊張感を通して心を打つ展開が魅力的で、観る者を魅了せずにはいられません!
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本作は、1年生新キャプテン谷口が立て直した墨谷高校野球部の再始動と団結を描いたスポーツドラマです。
谷口という不屈の精神を持つ主人公を中心に、再編されたチームメンバーたちが高校野球の試練を乗り越え成長していくストーリーが魅力的です。
新しい友情や挑戦を楽しみながら、谷口や他のメンバーたちの努力と成長が視聴者に勇気と感動を与えます。
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アニメ『プレイボール 2nd』を無料で視聴できる動画配信サービス・サブスクの調査結果
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継続利用特典 | – |
見放題作品数 | (アニメ)4,900作品以上 |
ポイント作品数 | – |
デバイス | PC/スマートフォン/タブレット/テレビ |
同時接続数 | 4台まで |
ダウンロード | 対応 |
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- DMM TVのメニューを開き会員タイプ「DMMプレミアム」をタップ
- ページ下部までスクロールし「ご利用中のプランを解約する」をタップ
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見放題作品数 | 5,000作品以上 |
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アニメ「プレイボール 2nd(全13話)」の配信が確認できない動画配信サービス一覧
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アニメ「プレイボール 2nd(2期)」の無料見逃し配信と再放送
アニメ「プレイボール 2nd(2期)」のテレビ放送を見逃してしまった場合は、最新話の期間限定見逃し配信や再放送であれば無料で見逃し視聴することができます。
見逃し動画配信サービスと再放送情報について整理しましたので参考にしてください!
アニメ「プレイボール 2nd(2期)」を無料視聴できる見逃し動画配信サービス
アニメ「プレイボール 2nd(2期)」は、Tver含めて見逃し配信サービスでの配信は見つかりませんでした。
アニメ「プレイボール 2nd(2期)」を無料視聴できる再放送
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アニメ「プレイボール 2nd(2期)」のPV・基本情報
放送開始日時 | 2006年1月9日 月曜日 深夜26時00分 |
---|---|
放送局 | 関西テレビほか |
話数(放送済) | 13話 |
制作国 | 日本 |
制作会社 | マジックバス |
監督 | 四分一節子 |
著者・原作者 | ちばあきお |
キャラクターデザイン | 清水恵蔵/泉保良輔 |
キャラクター:声優 | 谷口タカオ:前田賢一朗|田所:河野裕|倉橋豊:日野聡|中山:呉圭崇|山本:疋田高志|太田:福井信介|山口:南田親彦|佐々木:竹谷和樹|松本:山田浩一|村松:谷口祐貴|横井:柴崎幸一|戸室裕之:窪田亮|半田:田中恭兵|鈴木:杉山大|島田:安齋龍太|加藤正男:関直人|松川:岩間健児|丸井:浅野雄|イガラシ:佐藤ミチル|部長:小室正幸|小倉:石上裕一|藤井:川上貴史|松下:木村良平|監督:斎藤志郎 |
あらすじ | 墨谷高校野球部3年生の壮行試合から数ヶ月。異例の1年生新キャプテン・谷口率いる墨高は、倉橋・半田・鈴木という1年生新メンバーを加えて始動する。しかし、墨高ナインはなかなか一致団結することができず…。引用元:U-NEXT |
ジャンル | 青春 |
アニメ「プレイボール 2nd」の見どころ
新キャプテン谷口のリーダーシップ
谷口が新キャプテンとしてチームを先導し、内部の団結を図る試みが物語の核心です
障害を乗り越える彼の姿は、墨高ナインが一丸となる過程を象徴しています
谷口の成長とリーダーシップに注目することで、観る者に励みと感動を与えます
壮行試合のドラマと昂揚
墨高ナインが壮行試合で遭遇する困難から、全員が共闘の精神を高める過程が心を揺さぶります
各メンバーの個性がクローズアップされ、試合を通じてキャラクター間の絆が深まる様子を深く描いています
挑戦を前に結束を固める墨高ナインの姿は、スポーツの真髄を味わうことができます
猫目線で見た谷口のキャプテンとしての奮闘
谷口はキャプテンとしてチームをまとめ上げるため、日夜奮闘する姿が描かれますにゃん
新メンバーとの初の練習試合では、彼の采配がチームにどう影響するかがキーですにゃ
谷口の一挙一動に注目し、彼のリーダーシップがチームをどう変えていくか見守るべしにゃ
壮行試合の緊張と感動
3年生の壮行試合が描く感動のストーリーラインは、胸を打つ展開が続きます
チーム内の葛藤や一致団結の瞬間がエキサイティングに描かれ、見る者を引き込む
各キャラクターの成長と彼らの努力が試合という大舞台でどう花開くかが見どころです
専修館戦の戦術的な奥深さ
谷口と倉橋を軸に構築された精密な戦略が9話「混迷のチェンジアップ」において際立っています
相手の弱点をつく戦術と心理戦が展開され、チーム全体の協力がクライマックスに向けて高まります
各キャラクターの力量が試される中で、谷口の成長がこの緊迫した戦いでどう生きるかが鍵となります
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アニメ『プレイボール 2nd』の感想・評判
チームの結束から感じる諦めない精神が胸を熱くする。
手術を決断し、ついには自身の限界を超えるピッチングでチームを勝利に導くシーンは感動的だった。
苦しい環境と個々の隠された才能が組み合わさることで、予想を超える戦いが繰り広げられていく。
特に、練習や試合中の精密な戦略が成功する瞬間は、真剣そのもの。
これぞ野球!という熱戦が多いため、スポーツが好きな人に是非とも見てほしい作品。
アニメ「プレイボール 2nd(全13話)」の各話あらすじ
第1話 波乱のスタートダッシュ(放送日:2006年1月09日)
アニメ『プレイボール 2nd』1話のあらすじ
1年生キャプテン・谷口の下、墨谷高校野球部は倉橋・半田・鈴木という新メンバーを加え再始動。強豪・川北高と練習試合するが、初回から引き離される墨高ナイン。
第2話 決断のストライク(放送日:2006年1月16日)
アニメ『プレイボール 2nd』2話のあらすじ
谷口は、人差し指の怪我が治る可能性があるという言葉を医師から聞く。しかし失敗すれば二度と野球はできなくなるという。手術を受けるか悩み苦しみ、ふと神社に行った谷口は…?
第3話 不敵なトラブルメーカー(放送日:2006年1月23日)
アニメ『プレイボール 2nd』3話のあらすじ
谷口の下に松川・島田・加藤という精鋭が加わった。彼らに感化され、練習に力を入れる部員たち。谷口は夏の大会の目標に5回戦進出を掲げ、対戦する可能性のある高校を手分けして偵察し始める。
第4話 緊迫のスクイズサイン(放送日:2006年1月30日)
アニメ『プレイボール 2nd』4話のあらすじ
地区予選1回戦・言問高校との試合。9回表、1点差を縮められず最後の攻撃となり、焦り始めた墨高ナインは、倉橋の心理作戦と谷口の3塁打で逆転のチャンスをつかむ。
第5話 不穏なチームワーク(放送日:2006年2月06日)
アニメ『プレイボール 2nd』5話のあらすじ
墨高の4回戦の相手は強豪のシード高・聖陵高校。特訓中、前キャプテンの田所が訪れ、4回戦突破すれば鰻丼を奢ると約束を交わす。そして試合開始、先発は1年の松川だが、初回から猛打を浴び…
第6話 疑惑のクロスプレー(放送日:2006年2月13日)
アニメ『プレイボール 2nd』6話のあらすじ
聖陵キャッチャー西田の行動が走塁妨害だという倉橋の抗議は審判に認められない。しかし、今度は中山が守備妨害でアウトに。谷口は倉橋の行動の意味を理解し、改めて頼もしく思うのであった。
第7話 反撃のチームバッティング(放送日:2006年2月20日)
アニメ『プレイボール 2nd』7話のあらすじ
最後の攻撃。谷口の機転と聖陵のミスから、ツーアウト2点差まで追い上げる。倉橋がヒットを放ち、松川が本塁に達しようとした時、西田はまたも走塁線上にキャッチャーマスクを置く。
第8話 対立のハードトレーニング(放送日:2006年2月27日)
アニメ『プレイボール 2nd』8話のあらすじ
5回戦の相手・専修館高校の試合を偵察した墨高。谷口はその実力に焦りを感じ、墨谷二中時代にやっていた至近距離のノック特訓を開始する。試合前日とは思えぬ激しさに弱音を吐くナインたち。
第9話 混迷のチェンジアップ(放送日:2006年3月06日)
アニメ『プレイボール 2nd』9話のあらすじ
特訓が功を奏して、エース百瀬の速球にタイミングを合わせ始める墨高。だが、専修館バッテリーはスローカーブと速球との緩急で墨高を困惑させ、1点を先取する。
第10話 逆転へのメッセージ(放送日:2006年3月13日)
アニメ『プレイボール 2nd』10話のあらすじ
専修館に引き離されている墨高は8回裏の攻撃。巧妙なチェンジアップの対抗策が見つからない谷口は、弱気な一面を見せ始めてしまう。そんな時、半田は専修館対策メモの図に疑問を抱く。
第11話 星空のユニフォーム(放送日:2006年3月20日)
アニメ『プレイボール 2nd』11話のあらすじ
専修館との死闘で全力を出し切った墨高ナインは、準々決勝を前に休息をとっていた。翌日、試合開始を迎えるが、これまで少人数で連戦を続けてきた墨高は、貫禄ある明善高に圧倒されてしまう。
第12話 重圧のポジション(放送日:2006年3月27日)
アニメ『プレイボール 2nd』12話のあらすじ
墨高野球部に丸井が入部してきた。ライトとなった半田の勘の鈍さに疑問を抱く倉橋。一方、丸井が独学で硬式野球を学んだと知った谷口は、セカンドを丸井、半田と鈴木にライトを競わせる。
第13話 未来へのプロローグ(放送日:2006年4月03日)
アニメ『プレイボール 2nd』13話のあらすじ
秋季大会ブロック予選、墨高は東実との決勝戦まで登り詰める。しかし鈴木が怪我で欠場、半田が公式戦初出場することに。序盤から東実エースの球に喰らいつく墨高だが…。
アニメ『プレイボール 2nd』の主なキャラクターと声優さん
谷口タカオ(声優:前田賢一朗さん)
本作の主人公。右投右打。ポジションは投手・三塁手。右翼手を守ったこともある。中学時代に試合中のアクシデントで指を骨折し、無理をして試合続行し投げ続けたことから、利き手の人差し指が曲がったまま伸びなくなり(アニメ版では人差し指が伸びたまま曲がらなくなり)、真っ直ぐボールを投げられなくなる。入学してしばらくはサッカー部に所属し努力の甲斐あってレギュラーにも選抜されたが、野球への情熱を捨てきれず主将の相木による叱咤と後押しで、野球部に転部する。怪我の影響で送球がままならない状態であったが、バウンド送球を経て努力の末に投げられるようになり、その過程でフォークボールをマスターする。その後、手術を受けて指の怪我を克服する(この過程は原作とアニメ版では若干異なっている)。打順は4番(川北戦のみ5番)。ピッチャーとしてはコントロールを身上としており、倉橋の要求するボール半個分の出入りを可能とするほどの見事な投球術を持っている。最終的にカーブ・シュート・フォークボール(故障が明けてからは、ここぞという時にしか投げなくなった)を一通りマスターした(中学時は直球のみ)。また精神面が強く、ピンチや味方のエラーにあってもナインを励ましたり、粘り強く淡々としたピッチングを展開した。その姿勢は作中屈指の好投手である専修館の百瀬さえも驚嘆させている。イガラシ、井口世代の他の一年生から「やっぱ(シード校入りした墨谷の)エースだけあってナリ(体格)に似合わず凄え球投げるなあ」と評されるなど球速もある模様。 本来は三塁手がベストポジションだがチーム層が薄い墨谷では投手と兼任を余儀なくされ、成り行き上エース格になっていた背景もある。それ故に特に自身がエースという自負はなく、総合チーム力で挑む姿勢は中学時代から変わっていない。 対戦相手を徹底的に研究かつ分析するタイプで、その姿勢は相手が強豪・弱小かを問わず一貫している。その結果、それまで5年連続1回戦負けを喫し、勝利とはほど遠かった墨谷高校野球部を1年生時は3回戦、2年生時は準々決勝(ベスト8)3年生時は準決勝(ベスト4)にまでコマを進める原動力になった。野球に熱心なあまり学業が疎かになり、母親から釘を刺されてしまうこともあり、3年生時はそれが災いして成績が下がっていた。 前キャプテンの田所により1年生の夏以降は墨高のキャプテンに任じられ、以降連載終了まで継続。中山から「お前はキャプテンなんだから、グラウンドに出れば俺たち上級生を呼び捨てにして良い」と言われ倉橋からも賛成されるが、本人は「僕は頭が古いんで無理です」と上級生に対する気遣いと礼儀を忘れることはなかった。逆にここぞという場面では気弱だった中学生時代に比べてはっきり意見を言えるようになっており「言って分からなければ放っておけばいい、困るのは本人だ」と井口の態度に突き放す発言をとったり、2年生時に夏の東東京予選では格下の言問高校相手に油断する上級生を含めたチームメイト全員に前年に全力を出し切って3回戦に進んだことに例えて「このままでは負けてしまう。僕たちの今1番の敵は気の緩みです!」と激を飛ばす場面が見られる。真剣になった際は問題児の井口に「やはりキャプテンだけあって迫力がある」と言わしめるほどの貫禄を放つ。 『2』では彼と対立する丸井を競わせて井口に自分の過信を痛感させるとともに奮起を促す意味で投手としては起用しない方針をとっていた。その後自主練習に励み結果を出した彼の進歩の速さに驚き、コーチ役を買って出た丸井に感謝した。
田所(声優:河野裕さん)
谷口の2学年上であり、谷口が入部した時のキャプテン。右投右打。ポジションは捕手。中学時代は投手でもあったらしく、東実戦では疲労した谷口に代わって登板したが全く通じず、大量得点を許してしまった。京成戦に7番、城東戦に3番、東実戦に5番を打った。特に突出した能力は見せなかったが他のナインと共に谷口に影響され上達して行き、東実戦でも活躍した。 当初は怪我を負っている谷口に戦力としての期待をせず、彼の入部に浮かれる部員たちにも厳しい態度を取っていたが、「ちやほやするとかえって本人が気を遣ってしまう」と彼なりに配慮しての行動だった。サッカー部や他部員の進言による打撃練習にてその実力を認め、以後は試合でも谷口の意見を積極的に取り入れるまでに至っている。捕手としては、ロングリリーフの谷口の疲労なども察しロジンバッグなどで間をとるように指示をしたり、中山の限界を見抜くなど気が付く方であった。すぐ部員を怒鳴りつけたりバットを振り回して脅すなど粗暴なところが見られるが、弱小に甘んじていた部員の中では野球に対して真剣に取り組むなど基本的にキャプテンとしては信頼されている。 東実戦前には強豪に本気で勝とうとする谷口に対し、「卒業後の進路の為の勉強に支障が出る練習量は避けるべき」との考えを持っていた。そのため練習方針の考え方の違いで衝突するが、後に谷口の姿勢に動かされた中山と共にベストを尽くす事を選択した。しかし自身は補習を受けるなど学業成績はあまり良くなかったようである。 卒業後は家業の電気屋に就職し、合間を見て野球部の見物や試合の応援に駆けつけ、公式戦では解説や応援団を鼓舞する。面倒見の良い性格で、全部員にアイスの差し入れやカツ丼(当初は「鰻丼」と吹聴していたが、予算の問題からカツ丼になった)をご馳走してくれるなど気にかけている。また、なにかというとタイヤキ屋を相談場所として利用している。 仕事上あちこち駆け回るため顔が広く、後輩勧誘の手助けをしたこともあった。井口勧誘の際には本気で投げた球をヒットにするなど野球の能力も衰えてはいないが、山本(アニメ版では倉橋)から「腹が出てる」と言われ太り気味である模様。
倉橋豊(声優:日野聡さん)
谷口と同級生であり、彼のよきパートナー。顎が割れている。右投右打。ポジションは捕手で、田所の後継に当たる。打順は3番(川北戦と3年生時における夏の東東京予選では4番)。中学時代に谷口が在学した墨谷二中と激戦を繰り広げた隅田中出身でキャプテンも務め、当時は地区随一の名捕手と噂されていたほどの実力者。谷口の球を変化球もノーサインで捕球できるほどスキルが高い。 高校入学時は野球部に入ったがあまりのレベル不足と勝利意識の低さに呆れて3日で退部していた。その後しばらくは草野球でプレイしていたり、中学時代の先輩・田淵がいる川北高の練習に参加していたが、谷口の勧誘で改めて野球部に籍を置くこととなる。 言いたいことをはっきり口にする性格。先輩相手でも一切遠慮をしないので当初はトラブルが絶えなかったが、そのほとんどが相手やチームを思ってのことであり、谷口、半田と共に部全体の実力と意識向上に貢献した。チームがまとまってからは、陰で上級生を「あいつら」「お前ら」というなど、若干見下す発言をすることもある一方で、不可欠な存在として溶け込むようになっていく。 原作ではクールな性格で中学時代のイガラシの性格に酷似しており、チームの参謀的な役割を果たしていた。原作、アニメとも谷口のキャプテンとしての采配を甘いと感じることもあったが、最後は谷口のキャプテンシーを認めている。 実力はチーム屈指で、他チームからも「一発がある打者」として警戒される描写がいくつかあるが、物語中では本塁打を放ったシーンが出てこない。しかし、専修館戦の百瀬から初回でチーム初ヒットを記録したり、原作の明善戦では最終回で唯一ヒットで出塁するなど打撃の水準は高い。ただし、外角球に体が泳ぐことがある。
中山(声優:呉圭崇さん)
谷口の1学年上。谷口が入部する前は唯一の投手であった。丸眼鏡が特徴。右投右打。田所達の引退後は三塁手と投手を兼任。松川が登板する時は左翼手も務める。打順は2年時に9番、3年時に6番(大島戦のみ、ならびに小説版では5番)。 気分屋であり、投手としては気弱なものの相手打線が沈んでいると「いっちょ脅かしてやるか」とサインを無視し変化球(カーブ)を投じるなど調子に乗りやすい。怒りっぽい面もあり、田所が谷口のデータに依存して思うようなプレーができなかった時にヘソを曲げたり、先輩に敬意を払わない倉橋とは特に衝突が多かった。しかし、京成戦で谷口の「最後まで諦めない」熱意を目の当たりにしてからは彼を信頼するようになり、東実戦前は谷口の努力に心を打たれて意見を求めたことがチームがまとまるきっかけになった。 球速・球威は低い部類に入り、精神面がやや脆く打たれるとすぐに動揺し、投球が乱れてしまう。川北戦では滅多打ちに遭い「勘弁してくれ」と泣き言を吐き、病み上がりの谷口にマウンドを譲ったこともある。しかし、コントロールは非常によく、谷口の偵察メモ通りに相手の苦手なコースを的確について抑える場面もあった。 打撃面ではかなりの回数で得点に絡み、専修館戦ではサヨナラヒットを放っている。谷口がキャプテンになってからも引き続き背番号は1番だが、年功序列を重視する谷口の方針や当初は彼との二本柱でいく予定だったこともあり特に背番号変更は無かった。引退前に谷口の懇願によりバッティングピッチャーを務めている。専修館戦で疲労困憊の谷口を見た山本が、倉橋に中山を起用し投げさせるように進言するが「中山さんには荷が重すぎる」として却下された。原作では谷口をして「足がある」と言わしめるほどの俊足を持ち、セーフティバント・盗塁も行っている。また投手だけあって肩も良く、レフト前ヒットの返球で、脚に自身のある二塁ランナーを楽々アウトにしたこともあった。 引退日に開かれたお別れ会では代表でスピーチし、「俺たち目上を(谷口が)指示するのが面倒だったろう」とさり気なく上級生としての気遣いを見せていた。
山本(声優:疋田高志さん)
谷口の1学年上。出っ歯が特徴。右投右打。当初は右翼手だったが、谷口が右翼手の守備に入ったのをきっかけに一塁手を経験。共通していた「右打球に慣れている」という理由で田所の引退後から一塁手にコンバートする。田所が投手の時には捕手も経験した。打順は1番。「おっちょこちょい」と言われるだけあって気配りに欠ける場合も多い。当初は勝利にこだわる谷口と反りが合わなかったが、京成戦で谷口の「最後まで諦めない」熱意を目の当たりにしてからは彼を信頼するようになり、キャプテンになってからも積極的にサポートした 東実戦では疲労困憊の谷口に気付かず、初球打ちでヒットしたため、田所からそれを咎められたり、専修館戦の終盤では痛恨のエラーを喫し田所に「お前は何年墨谷のレギュラーやってるんだ!」とスタンドから罵声を浴びるなどここ1番で判断を誤ることがあった。後者では直後に帳消しにするファインプレーを魅せた。幼少時は青戸辺りでザリガニ捕りの名人と呼ばれていたらしい。 アニメ版ではくじ引きで一時的にキャプテンとなった。田所らからは「おっちょこちょいだが、ムードメーカーでもあるから結果的にはいい選択だった」と評されたが、墨谷二中との壮行試合後、「俺にはあんな後輩(丸井・イガラシ等)を育てられない」と言い谷口にキャプテンを譲った。また、2期では倉橋にもきっちり意見を言う、明善戦の終盤では意気消沈する谷口に「最後まであきらめないんじゃなかったのか?」と励まして出塁を果たすなど、締めるところは締める場面も追加されている。
太田(声優:福井信介さん)
谷口の1学年上。ニキビ(もしくはそばかす)が特徴。右投右打。100mを12秒台で走る俊足(アニメ版では11秒台)と強肩の持ち主。2年生の夏までは遊撃手だったが、自身の運動能力の高さに着目した谷口からの提案を受け入れて田所の引退後から中堅手にコンバートする。打順は2番。中々の切れ者であり、東実戦では谷口の疲労度を察し、追い込まれて(ツーストライク)から粘り、時間を稼いでいた。しかし田所からは「お前は顔に似合わず頭良いんだな」とあまり嬉しくない誉められ方をされた。 谷口がキャプテンになってからは上級生に強く出られない彼の性格を見越して水分補給のタイミングなどで勝手に振る舞う面もあったが、それを見かねた倉橋が「島田をレギュラーにすればいい」と谷口に助け船を出したことで危機感を持ち、一部員として再び指示を聞くようになった。 負けている状態で最終回に打順が回る事が多く度々プレッシャーを背負って来たが、試合の逆転の突破口を切り開いた人物でもあった。長打は無いものの、クリーンナップへ繋げる重要な役割を見事に果たし、アニメ版の明善戦でも谷口達下級生を励ます活躍を見せた。
山口(声優:南田親彦さん)
谷口の1学年上。右頬にある大きなほくろがトレードマーク。右投右打。谷口が入部するまでは三塁手。彼のスタメン昇格後は左翼手(小説版では右翼手)、3年生時には遊撃手を守る。打順は3番だったが、倉橋入部後は5番、小説版では6番となった。東実戦では会心の一撃をセンターのファインプレーに阻まれ、最後のバッターとなり涙を流したが、翌年の聖稜戦ではサヨナラホームランを打つ活躍を見せた。倉橋、谷口の後続とあって長打力も高い。メンバーきってのユーモラスな性格で、油断から偵察後の練習を予想しなかった同級生の中で唯一ユニフォームを持参していた。チーム内で一番インシュート(内に食い込むシュート)は苦手であったがここぞという時に活躍する選手。専修館からも「5番(山口)は一発があるから歩かせろ」と警戒されていた。 アニメでは、半田が硬球を怖がっている事を見抜いてアドバイスを送っている。
佐々木(声優:竹谷和樹さん)
谷口の2学年上。ポジションは一塁手。墨高唯一の左投左打。打順は8番。カーブ打ちが得意と自称。京成戦で谷口に打席を奪われる。あまり目立つ存在では無いが、東実戦ではヒットや死球で着実に出塁している。
松本(声優:山田浩一さん)
谷口の2学年上。丸い鼻が特徴。右投右打。ポジションは二塁手。京成戦では3番を打っていたが、城東戦以降は3番に山口が入り、打順は7番。東実戦では内野に打球が飛ぶシーンが少ないので、守備での出番はほぼ無い。守備練習の際に彼が谷口の送球の変化に気付き、東実戦でのフォークボールの器用に繋がる事になる。二塁打を放つなど長打力もある。
村松(声優:谷口祐貴さん)
谷口の2学年上。顎髭を生やしている。右投右打。ポジションは中堅手。打順は6番。一発を狙いに行くなど積極的なバッティングを見せる反面、若干自信過剰な面があり、京成戦ではバントの指示を無視してヒッティングに出る場面があったが、右翼手についた谷口の奮闘を見て田所の次に彼を認め、ファインプレーを見せた谷口に代わってタッチアップ時の送球をし、「代わりに投げてやるから、ボールを取ったらすぐ俺によこせ!」と励ました。 城東戦では相手チームのエース投手である藤井からヒットを打ち、速球を打ち崩すコツを田所に伝言した。東実戦で走者に出た谷口が疲労困憊の際には「ゆっくり歩かせてホームインさせてやる」とホームランを狙う気遣いも見せた。 アニメでは外見が原作とかなり異なっている。
横井(声優:柴崎幸一さん)
谷口の同級生。頬に渦巻きがある。右投右打。背番号11のノッカー担当であったが、田所世代が引退してからレギュラーとなった。ポジションは2年時に二塁手、3年時に遊撃手。松川が二塁手の時は左翼、イガラシが遊撃手の時は三塁をも守る。谷口世代で一番上達した選手であり、最終的に内野のほとんどを請け負っている。また夏季大会中はマラソン練習で最後尾にいることが多かったが、秋からは谷口・倉橋に並んで体力を余し「なんてザマだ、この程度の練習で!」と後輩を叱咤するまでになった。打順も当初は7番であったが秋季大会からは5番(谷原戦は2番)を務めた。山本同様ユーモラスなキャラではあるが、公式試合では言問高戦で2打点、聖稜戦では送りバントも兼ねたセーフティバントを成功させている。谷原戦で丸井からぞんざいな口調を使われた事があるが、丸井から「恋に悩むと気が抜けるのですか?」と聞かれ「何を下らない事を言ってるんだ、練習中に!」とゲンコツをかました事もあった。しかし先輩や下級生を思いやる気持ちは強く、OB戦でもワザと空振りする優しさをみせたり、イガラシ世代の入部での訓辞の際にキャプテンの谷口の言葉足らずに補足を加えた。その中で「みて貰えれば解ると思うが、体格にも恵まれない我々がシード権を得るには想像を絶する努力をしてきた。辛くて辞めたいこともあったが、自分に打ち克った時の喜びが忘れられなくてここまで来られた」と自身の体験を交えている。 『2』ではイガラシをレギュラー専任と考える谷口の方針に従い控えになる事が多いが、3年生として冷静な先輩としての姿勢は崩すことはなく、3年生時の準決勝では途中出場し、谷原の村井からヒットを二本打った。
戸室裕之(声優:窪田亮さん)
谷口の同級生。右投右打。初期は背番号12。田所世代が引退してからレギュラーとなった。ポジションは左翼手。本人の発言から元々は中堅手だったようだが、太田のコンバートによって左翼手になった。打順は主に7番と下位ではあるが速球でも難なくミート出来る。能力としては平均値には達しているが、肩が弱いのが欠点。試合では守備での貢献が目立つが、松川が登板の時は谷口が三塁で中山が左翼に、松川が二塁に入る時は横井が左翼に、3年生時の谷原戦では井口が中堅に入り島田が左翼に回ってくるなど割りを食う場面が多い。小説版では絵が上手く、部員募集のポスターを制作している。 『2』でも外野手としてレフトのレギュラーを維持している
半田(声優:田中恭兵さん)
谷口の同級生。×字型の目が特徴。右投右打。ポジションは右翼手控え。元草野球選手。背番号10。あだ名は「半ちゃん」。 真面目で野球好きだが、最初はチームで一番能力が低く練習でも試合でもエラーを連発していた。一方で分析能力が高く、対戦相手のデータ収集などで活躍しチームを勝利に導く力となっている。特に専修館戦では誰も気づかなかったメモの足跡を消した点に着目し、チームの逆転に繋がるきっかけを作った。これらがきっかけで彼を侮っていた部員たちからも信頼と敬意を持たれるまでになった。努力の甲斐あってエラーの数も減り、公式戦に出場できるまでになる。 作者が『キャプテン』以前に描いた読み切り作品『半ちゃん』の主人公。終盤、鈴木と共に学年が一つ下がっている。 アニメ、および小説版では鈴木共々一貫して同級生のままとなっている。原作以上に活躍や成長が細かく描写され、上級生と対立する倉橋の真意を谷口と松川に次いで理解し、彼の助言を取り入れて練習をしたり、一緒にバッティングセンターにも通っている。中山たちの引退後は自分の実力不足と理想のギャップに悩むあまり一度は退部を考えたが、転校生の丸井から谷口が上達した経緯を聞き、鈴木の励ましと倉橋の協力もあって思い留まるエピソードが挿入されている。最終回(秋季大会東実戦)では、終盤の攻守に活躍し、勝利の立役者となっている。 『2』では偵察役を継続しつつも右翼手としてスタメンに出ることが多くなり、「チームで一番うまい」と言わしめるほどバントが向上している。竹バットでのバッティング練習を重視していた谷口に練習試合でのバントをした際に金属バット時のバントの難しさと、金属バットでのバント練習の必要性を説いた。また2年夏には、バントだけでなくバスターもうまくなり、大島工業戦ではバスター打法で2安打・3打点をあげて勝利に貢献した。
鈴木(声優:杉山大さん)
谷口の同級生。右投右打。ポジションは右翼手控え、『キャプテン2』からは三塁手。半田と共に途中から入部する。当初はダイエットが目的の入部だったが、体力があり、技術も最終的には同時入部の半田を越えるまでになり、物語が進むにつれて体格が締まってきた。夏季大会では背番号9だが専らベースコーチを務めていた。秋からは二塁手に転向するが守備に精彩を欠き、途中から入部した丸井に二塁手を譲りライトに回るが、そこでも半田にポジションを譲る格好になり、ノッカーや(部員が10名だった頃は)万が一のための救世主的な役割を担った。終盤に半田と同じく学年が一つ下がっており、丸井に同級生として扱われているが、アニメおよび小説版ではでは谷口の同級生に修正されている。性格は原作もアニメも欲がないイメージで描かれているが、アニメでは自分の実力に悩む半田を励ますなどナイスガイぶりも見せている。また半田にポジションを譲った理由も突き指による怪我が原因となっている。 『キャプテン2』にも登場し、半ばサードに入る松川の控えながら背番号5でスタメンに昇格した。
島田(声優:安齋龍太さん)
谷口の1学年下。原作は右投右打で、アニメでは当初左投左打だったが、専修館戦で相手投手の攻略のきっかけを掴むという役割の設定上、原作と合わせるため「スイッチヒッター」となった。ポジションは1年生夏の大会時に右翼手、中山達の引退後からは中堅手。足が速く守備も上手い。丸井と共に墨谷二中を地区大会優勝に導いたメンバーの一人。谷原戦では途中から左翼に入っており一通り外野は全て守れる。経験値が高い為、1年時から9番ライトのレギュラー(背番号は12)として活躍し、秋季大会は1番打者、2年時の谷原戦では5番を任されるまでに成長した。『キャプテン2』では打順が下がり7番センターを守る。
加藤正男(声優:関直人さん)
谷口の1学年下。左投左打。入部時は背番号13。中山世代が引退してからレギュラーとなった。ポジションは一塁手。丸井と共に墨谷二中を地区大会優勝に導いたメンバーの一人。同期の島田にはやや出遅れレギュラー獲得後の練習では息切れ気味になるなど、中学時代に比べると地味な役柄になってしまった。打順は8番。 『2』では井口にポジションを奪われ、控えに回る。井口が投手となる時は谷口が一塁手に入る事が多い。『キャプテン2』では井口が捕手に回ったため6番ファーストでレギュラー。
松川(声優:岩間健児さん)
谷口の1学年下。右投右打。隅田中出身で、中学時代倉橋とバッテリーを組み、谷口がいた墨谷二中と激戦を繰り広げた。入部時は背番号11。野手としてのポジションは二塁手で、谷口の代わりに投手を務めることもある。丸井の入部後は三塁を守り、6番を打った。 中学時代の経験から、先輩相手でも遠慮のない倉橋の発言が誰よりもチームのためを思ってのことと理解している。そのため部員たちから反発を受けた際には進んで彼のフォローに回ったり、時としては静観して彼の意図をいち早く察して行動した。基本完投型ではなく先発途中やリリーフで谷口と交代する場合が多い。聖稜戦以降は公式戦に登板する描写がない(OBとの試合では先発投手)。体格がよく、スピードがあり、球質も重いなど、投手としての素質は谷口より上だが、投球術等では谷口に劣る。また、1年秋以降は攻守とも伸び悩んでいるようで、谷口や倉橋からたびたび叱咤されていた。原作では最後の試合である谷原戦で代打を送られる。 『2』では三塁手兼リリーフ投手としてレギュラーを務めている。『キャプテン2』にも引き続き登場し、背番号1でエースピッチャーとしてチームを引っ張りつつ捕手に挑戦することを決意した井口に代わって近藤のコーチを買って出ている。
丸井(声優:浅野雄さん)
谷口の1年後輩。右投右打。中学生の時は、谷口の後を継いで墨谷二中のキャプテンを務めた。谷口を追って墨谷高校を受験するも不合格になり、朝日高校に入学し軟式野球部で活動していたが、同年秋に墨谷高校に編入学する。 編入後は独学ながら硬球の使い方を練習していたことですぐに二塁手のレギュラーになり、打順も1番または2番を担うようになる。小柄だが攻守走三拍子そろっており、特に守備の上手さは特筆もの。好守で味方のピンチを救ったことは数え切れず、二塁手にも関わらずフェンス際のライトフライを捕球したことさえある。打撃では、見た目よりずっと長打力もあるが、普段は打順ゆえに出塁を優先している。 原作での登場は、専修館戦後の谷口の自宅への激励と編入後のみだが、アニメ版では田所たちとの壮行試合で対戦相手を買って出るなどイガラシ共々出番が増えている。 『2』では自分の実力を過信し礼を欠いた言動をとる井口に腹を立てて勝負を持ちかけ、谷口の裁量で勝利。その後、彼の意を汲んで再起を目指す井口の居残り練習に付き合い、成長に貢献する。夏の都予選では東都実業戦で激走を見せてナインが奮起するきっかけを与える。 準決勝の谷原戦では、8回裏の守備でコールド負けの危機を阻止したが、サヨナラ負けに終わり谷口達を甲子園に導けなかった悔し涙を流した。編入生であることから次期キャプテン就任に難色を示したが、谷口の推挙でキャプテンを引き受けた。
イガラシ(声優:佐藤ミチルさん)
谷口の2年後輩。右投右打。丸井の後の墨谷二中のキャプテン。小柄だが、その非凡な野球センスは丸井が中学3年時に4番を打っていたほどである。原作では終盤で墨谷高校に入学するが、アニメ版では描かれていない。谷口の当初の方針では「攻守の穴を埋める適任者」として、投手ではなく野手に専念させていたが、『2』からは公式戦に備えて投手としての練習もスタートさせる。春の選抜で甲子園に出場した谷原高校との練習試合で松川の代打で出場し、そのまま遊撃に入る(横井が三塁に回る)。 なお、アニメ版では丸井と共に頻繁に登場するが、原作では冒頭と終盤の入学してからのみの登場である。 『2』では恵まれた体格の幼馴染である井口に対してコンプレックスを抱き、反発故に投手においても負けまいと意地になっていた。中学時代に比べて協調性は身についているものの不満げな表情を見せることもあり倉橋からも「天才イガラシ様」と皮肉を言われたが、全国中学大会を制覇したセンスは谷口も倉橋も認めており、その名は他校にも知れ渡り要注意選手と評されている。聖陵戦で先発した際は6回までパーフェクトを続けていたが、ペース配分と無理が元で失速して追いつかれ、身体を休めることの大切さを学ぶ。『キャプテン2』では四番で背番号5を付け投手兼三塁手。
部長(声優:小室正幸さん)
墨谷高校の教員で野球部顧問。名前は不明。原作では谷口が1年の頃は台詞だけでその存在が語られており、2年時の秋季大会後にようやく姿を現している。部活と学業の両立のため、成績が停滞気味な野球部に勉強会を行う。谷口達部員は迷惑気味であったが、田所から「所沢市在住で片道2時間かけて通勤しているにもかかわらず勉強会に付き合うのは、お前達の学業を本気で心配してる証拠」と真意を聞かされ、彼の好意に感謝する事になる。勉強会中に田所が新人勧誘報告に来た時も、さり気なく席を外す気遣いをみせていた。野球に関しては素人であり、他の先生の「甲子園でも狙ってるんでしょう」という言葉に対し「何です、その“甲子園”ってのは」と質問するほどであったが、勉強会かたがた野球部の活動を見守るうちに野球を見る目もできてきたらしく、松川のスランプに気付くなど田所を驚かせるまでになった。 『2』では夏の予選大会を前に居残り練習を続ける部員達をたしなめたり、谷口達の引退後には甲子園出場のために倉橋の提案を受け入れて、予備校に通いながらそれまで不在だった野球部の監督就任を谷口に打診する。 アニメでも登場したが、ベンチで居眠りをする描写のみであった。「部長先生」と呼ばれていた。 小説版では顧問と監督を兼任し、″伏野″という苗字も追加された。
小倉(声優:石上裕一さん)
城東のキャプテンで捕手。右投げ右打ち。田所とは中学時代の同級生でもある。彼から練習見学の依頼があった際に、力量の差があると見くびって無造作に受け入れてしまった。試合では松下(アニメ版では坂東)を先発させるも谷口の力量を見てエースの藤井に交代させたが、城東を徹底的に調べ上げていた谷口の為にコールド負けを喫してしまった。 『キャプテン2』でも登場し、同校の監督に就任した。
藤井(声優:川上貴史さん)
谷口が1年生時に2年生にして城東のエース。サイドスローともアンダースローとも見える横手投げで中々の速球投手。試合では序盤こそは抑えたが偵察を終えた谷口の入れ知恵で墨谷に完全攻略されてしまった。 アニメ版では坂東の後を受け2回から登板するも打ち込まれる。コールド負け寸前の5回裏、谷口に打順が回る直前で降板した。 練習試合ではノックアウトされた松下の後を受けてリリーフとして投げたが、もはや墨谷のレギュラークラスには彼の球は敵ではなく、島田たち1年生を起用される。「悔しいが俺にはあれぐらい(1年生の新人)が丁度いい」と墨谷との力量の差を認めていたが墨谷1年生にも連打されてしまう。
松下(声優:木村良平さん)
かつて墨谷二中野球部に所属していた元谷口のチームメイト。ポジションは投手。右投げ右打ち。城東では控え投手だが原作の墨谷戦では先発した。誰よりも敵になった谷口の恐ろしさを認識し、チームメイトに警鐘を鳴らしていた。練習試合でも先発しドロップ(落ちるカーブ)を覚えるなど成長がみられるが、先頭打者の山本にホームランを打たれるなど初回でノックアウトされた。 アニメ版では自分の実力に不安を抱き野球を辞めるべきかと密かに悩んでいたが、谷口に「試合は最後までわからないからこそ面白い」と励まされ元気を取り戻す。墨谷戦では5回裏、ノーアウト満塁で谷口に打順が回ったところで「彼のことはよく知っている」と監督にワンポイントリリーフとしての起用を直訴。三振に打ち取った。
監督(声優:斎藤志郎さん)
谷口が1年生時の夏の大会で試合前の谷口の守備練習を視て要注意を払いベストメンバーを揃えて対戦した。指導者としては優秀であるが、フォークボールを駆使する谷口の計算外の投板や墨谷ナインの奮闘に苦しめられた。 アニメ版でも劇中、名前は出てこないがキャストロールには「岡本監督」とされている。
中尾(声優:山中真尋さん)
谷口が1年生時の夏の大会でのエース。左投げ右打ちの異色な選手。投打の主力で4番を打っている。序盤で変化球を墨谷に狙い打たれたが途中で直球主体に切り替えるも、球速に慣れて来た墨谷ナインから連打を喰らう。しかし最後まで投げ切り見事、墨谷に勝利した。アニメでは稲尾という名前に変更されている。
大野(声優:三浦潤也さん)
谷口が1年生時の夏の大会での捕手。右投げ右打ち。5番バッター。墨谷から連打を喰らった中尾に対しサイン交換の際に「どのみち打たれる」とやや捕手としてはデリカシーに欠ける面も見せた。 谷口が2年生時の夏の大会にも残っており、墨谷VS聖陵を観戦していた。自校が敗戦後、専修館のデータメモを墨谷に渡すが「(専修館との)力の差をみれば向こうも文句を言わんだろう」と軽い援護のつもりが結果として墨谷が専修館のエース百瀬を攻略する切っ掛けとなった。
背番号10のリリーフ(声優:鈴木圭悟さん)
中尾が連打された為に一時マウンドに上がった右腕のリリーフ。しかしすぐにノックアウトされ再び中尾と交代した。アニメでこれに相当する選手は竹内となっており、監督にも二本柱の一角の扱いを受けていた。翌年にも大野、中井と共に登場したがエースに昇格したかは不明。翌年の東実の敗戦後、専修館戦前の墨谷の控室の前で号泣し大野から「これから試合に臨もうとする者の前で気を使え」と咎められた。
佐野(声優:川勝亮太郎さん)
谷口の一学年下。左投左打。『キャプテン』にも登場しており、中学時代は全国屈指の強豪・青葉学園で2年生の頃から絶対的エースとして君臨していた。小柄な体格だが、規格外の速度を軸としたピッチングを武器に、谷口が中学3年時の地区大会決勝および全国大会決勝、そして丸井が中学3年時の地区大会決勝の三度に渡って激闘を繰り広げた強敵。 高校入学後も成長しており、谷口が2年生時の秋季大会決勝で立ちはだかる。秘密兵器として温存されていたが、墨谷に苦戦を強いられた監督が業を煮やして起用した。背番号は10。 『2』の夏の大会ではエースナンバーに昇格しており、猛トレーニングを経て球威が更に向上。9回を1失点に抑えたが、その裏の攻撃で疲労から倒れてしまい、交替を余儀なくされた。 アニメ版ではサイドスローで無口な原作漫画版と違い喜怒哀楽も激しく谷口に対するライバル心も強く描かれており、登場シーンも多い。アニメ版オリジナルの墨高3年生の壮行試合では、墨谷二中の投手である近藤が降板した際に、倉橋と共に試合に乱入して谷口と勝負したこともある。その際には、倉橋には敬語を使っていた一方で、谷口に対しては年下にもかかわらず、タメ口のうえに呼び捨てにしていた。更に、2期終盤で東都実業の秘密兵器として登場するときは、鋭く曲がる高速スライダーも身に着けているなど、原作に比べ「立ちはだかる敵の絶対的エース」としての色合いもより濃くなったが、打倒墨谷に執念を燃やすあまりワンマンプレーが目立っていた。
田淵(声優:小野大輔さん)
川北のエースで田所達の同学年。隅田川中野球部の卒業生で、倉橋の先輩に当たる。 最後の夏は地区予選ベスト4で敗退。3年生が引退した墨谷に合わせて試合では監督として采配を振った。 アニメ版では中山達の同学年に設定が変更されて「専修館攻略メモ」は彼が谷口に渡している。 『2』では家業の工務店を手伝いながら川北商業の監督を務め、谷口の引退後は倉橋の依頼を受けて谷口に墨高野球部の監督就任を勧めた。
小野田(声優:中野大樹さん)
谷口の同学年で次期川北のエース候補。アンダースロー。墨谷との練習試合で先発完投するも後半に捉えられ、次第に焦りを見せる。試合には勝ったが墨谷のしぶとさに脅威を感じた。倉橋によれば「球速なら田淵さんより速い」との事。 『2』ではエースとして成長し、準々決勝で墨谷と対戦。終盤で執念の同点スクイズを決めるが、一塁にヘッドスライディングした際に右手を突き指してしまい、降板を余儀なくされる。
監督(声優:斉藤次郎さん)
アニメのみ登場の人物。アニメではまだ谷口の指の不具合は改善されておらず、試合内容の結末も原作漫画とは異なる。自分の知人の医師を谷口に紹介した。
岡村(声優:鈴木圭悟さん)
エースで速球投手だがコントロールは悪い。初回で山本、太田を抑えるも後続の倉橋、谷口のバント作戦で崩れ始める。 アニメ版では1年生エースとしてコントロールも良く、8回まで墨谷をシャットアウトしていた。試合後は悔し涙を流すが、山本達3年生を含めた墨谷ナインが健闘を讃えて相手チームを侮った反省をするきっかけにもなった。
西田(声優:小野大輔さん)
中山等の同学年でありキャプテン。守備位置は捕手。墨谷の力量を認めつつもホームベース上にキャッチャーマスクを置き走塁妨害するなど卑劣な手段を使った(後に審判に咎められ、それでも置き続けたため、最終的には審判にキャッチャーマスクを蹴飛ばされている)。最終的に墨谷に追い込まれたが「やつら(墨谷)のしぶとさを見習おうじゃねえか」とキャプテンらしい一面も見せた。打撃は先発した松川が敬遠策を余儀なくされるほどの強打者。 アニメ版ではより卑劣な人物に描かれ、チームメイトも試合中には不満があったものの、それは監督が入院して不在の為にチームの中心として気負って来た故のことだった。そのことを理解していた岩本達チームメイトたちに諭され、肩の荷を下ろして正々堂々と勝負を挑むが逆転サヨナラを許し、みんなで涙を流しながら奮闘をたたえあった。 『2』では同級生と共にOBとしてチームのコーチをしており、権限は後任のキャプテンである刈谷よりも上回っている描写がある。
岩本(声優:奈良徹さん)
右腕のアンダースローのエース。先発したが格下と思った墨谷に対し途中降板を予定していたが西田に完投を指示される。墨谷の苦手とするインシュートを徹底して投げるが後半は失速し、山口(アニメ版では谷口、小説版では倉橋)にサヨナラホームランを喫する。原作では終盤自分中心になった場面が見られ、西田に窘められたが、アニメ版では気弱ながらも思い通りに試合を運べずに苛立つ西田を宥めたりチームメイトを励ますなど原作よりも面倒見の良い性格になっていた。
江原(声優:関直人さん)
左翼手で5番打者。クリーンナップだけあって打撃は良いが、守備に問題があり、終盤の守備固めで交代する。アニメでは3番に変更されている。
原田(声優:一馬芳和さん)
キャプテンで4番で捕手。敬遠策が必至なほどの豪打を誇る。キャプテンとしても敏腕で百瀬とのバッテリーで序盤は墨谷をシャットアウトしていたが後半、百瀬をとらえ始めた墨谷に対し浮き足立つ一面も見られた。
百瀬(声優:成瀬誠さん)
サウスポーのエース。打順は投手という事もあり9番に甘んじているがクリーンナップに引けを取らない打力を誇る。墨谷の面々らが驚く程の球速のストレートの持ち主であり、加えてホームベースを巻き込んで右打者の内に切れ込むスローカーブで墨谷打線を苦しめる。しかし東実の大野(アニメでは川北の田淵)が谷口に託した攻略メモの真意を半田に見抜かれ、後半は劣勢を強いられる。そのあたりから自分勝手な言動や行動が目立ち、君島などチームメイトを怒らせたが、敗戦後、勝者の墨谷にエールを送るなど気概の良さも見せた。試合の序盤こそ墨谷ナインを侮っていたものの、上記のように思わぬ苦戦を強いられ、加えて味方のエラーに腐りもせず淡々と投げ続ける谷口の姿を見て、(墨谷は)シードされて然るべきであると認識を改めていた。アニメでは、「どうして俺たちは負けたんだ。原田。教えてくれ」と呆然とした面持ちを見せていた。
君島(声優:加藤将之さん)
1番打者で三塁手。シングルハンドではグラブを弾き飛ばすほどの強打を誇る。加えて長打もあり、墨谷戦前まで本塁打も2本打っている。墨谷に捉えられ始めた百瀬の癇癪に激怒し口論となり百瀬に対しリリーフを送るように原田に進言した。原田に仲裁されるもリリーフ投入は聞き入れられた。
大杉(声優:大須賀純さん)
3番打者で左翼手。クリーンナップの一角であるが、9回中堅手との激突で軽い脳しんとうを起こしたこともあり、加藤投入の為に交代した。百瀬が一時左翼手に入る。アニメでは百瀬の交代がなかったため、最後まで守っている。
相木(声優:神谷浩史さん)
入学当時に指の負傷で谷口が野球が出来なくなった時の墨谷高校のサッカー部のキャプテン。野球を諦めてサッカー部に入部するように勧誘した。谷口に期待する故にまだ野球に未練がある谷口に体罰を行った事もあった。しかし少年野球の審判を楽しそうにやっている谷口を目撃し自分の認識が間違っていた事に気付いた。詫びる谷口に対し「謝るのは俺の方だ。お前はよっぽど野球が好きなんだな」とキャプテンの田所に谷口が野球部に入部出来るように頼んだ。野球部になった谷口を陰で見守り東実戦にも応援に出向いた。 アニメでは体罰の場面が少年野球の審判をしている谷口を目撃した直後、野球が忘れられない自分を認めようとしない谷口に対して、「自分が一番大事な物に『なんか』なんて言うな‼︎」と叱咤した際に変更されている。 『キャプテン2』ではワセダ大学に進学しており、近藤の家庭教師となる。
今野(声優:荻原秀樹さん)
墨谷高校サッカー部のエースストライカー。「しごきの今野」の異名をとり、部員にスパルタ教育を施す。相木の依頼もあり谷口が矢面にたったが、見事に耐えきった。特にアニメにおいては、谷口に対して野球ができなくなったからサッカーに転向したことを快く思っていなかったようだが、谷口のしぶとさと根性に認識を改め、「俺を外しても使うべきだ」と評価した。しかし相木と共に谷口の野球への情熱を理解し「俺は野球の事はよく知らんが、谷口なら打者だけでも凄い選手になれるだろう」と野球部へ快く送りだした。アニメでは、弟が野球をやっていたこともあり、田所以上に谷口の中学時代の活躍を知っていた。 相木とは自宅が近所らしく、原作の『キャプテン2』第一巻では、「ワセダに行く学力はあった」と言うが家業の神社を継ぐため、コクガクイン大学の神道科に進学、回想によると幼少時は、父親と境内でキャッチボールをしたことはあり、サッカーに転向したと言うが、大学ではサークル活動として、野球に再転向している。また、実家の神社は、青葉学院から墨谷二中に転校して間もない、谷口が父親と深夜特訓した場所で、本人は「夜中で暗がりで顔は良く見えなかった」と言うがその光景を目撃している。
近藤茂一(声優:長島雄一さん)
アニメのみ登場。谷口の母校・墨谷二中の野球部員。剛球投手であるが墨谷高校との壮行試合に遅刻しそうになる。丸井が作ったスタミナドリンク(中身は滅茶苦茶)を一気飲みし体調不良に陥る。ホームランを打つなど投打で活躍したが毎イニング終了後にトイレに駆け込んでいた。谷口と言葉を交わす一幕もみられた。
谷口の父(声優:佐々木梅治さん)
本作でも大工の頭領を継続している。中学時代よりは自立しつつあるタカオを陰で見守っている。彼があまりにも大きな目標にぶつかった際(東実戦)に自分の大工の修行時代を当て嵌めて謙虚に一つずつこなして行く事の重要さを教えた。 タカオが野球再開するまではプロ野球中継も観ないほど、気を使っていた。
谷口の母(声優:つかもと景子さん)
夫と共に息子を見守る。実は本作の原作漫画版では田所や丸井とも面識があり前作『キャプテン』よりも周囲の人間との交流が進んでいる。野球に関してはあくまで「部活」と割り切っており、学業の成績が下がると勉強を疎かにしていると非難することもあったが、試合前等にはごちそうを振る舞うなど結果的には理解を示していた(アニメでは、ほとんどの試合を夫とともに観戦や応援もしていた)。
タイヤキ屋のおやじ(声優:梨田昌孝さん)
アニメ版のオリジナルキャラ。墨高VS墨二中の壮行試合のグランドを提供するなど中々気前が良い。自身は主審を務めた。
アニメ『プレイボール 2nd』に関するよくある質問
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アニメ「プレイボール 2nd」は、2006年1月09日から関西テレビで毎週深夜26時00分に放送されます。
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アニメ『プレイボール 2nd』は現在再放送や一挙放送の予定などはありません。
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