「リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)」原作小説3巻のあらすじネタバレ・考察をしていきます。
第2巻では、ロズワール邸で目を覚ましたスバルが、レムやラム、ベアトリス、ロズワールと出会い、屋敷での新しい生活をスタートしました。
既に4回のループを経験する中、「呪術師」と「ロズワール邸の人々からの信頼」が超えるべき障害だと認識したスバル。
全員が笑顔で迎えられる5日目の朝を目指し、スバルは今度こそ謎を解き明かし、約束の日を迎えられるのでしょうか!?
2巻のあらすじ・ネタバレ解説はこちら
リゼロ原作小説3巻1章「ナツキ・スバルのリスタート」あらすじネタバレ
目覚めたスバルは、すぐにレムとラムの手を握り、4周目に自分の手を握ってくれていた相手が、レムとラムであることを確かめました。
全員が笑顔で迎えられる五日目の朝にたどりつくと、スバルは改めて決心します。
解決すべき問題は、「呪術師」と「ロズワール邸の人々からの信頼」の二点と定め、まずは「屋敷にいる全員から信頼を得る」ことが必要だと考え動き出しました。
初日の夜にロズワールとラムが密談
初日の夜に、ロズワールの執務室で、ロズワールとラムが密談をしています。
- ロズワールは食事会でのスバルを見て、悪くないと評価し、同時に警戒するべき相手でもあると判断
- ラムを教育係とし、スバルの動向を監視するように指示
- ラムは、スバルは使用人のレベルは低いが、教えていないことを知っている節があり、可能性は低いが、潜入のために事前調査していた可能性もあると話す
- ロズワールに「エルザ」との共謀の可能性を聞くが、ロズワールはそれはないと断定
- ラムが「もしもの場合」の指示を聞くが、ロズワールはエミリアとの関係性も考慮し、慎重に扱う必要があると言う
- また、レムは独断専行してしまいがちなので、注意するようにラムに言い含める
ラムも、レムはスバルに対して不信感を感じていると話し、ロズワールからの忠告に頷きます。
擦り切れたスバルを癒すエミリア
スバルは、完璧を目指すあまり、ハイテンションで豪快な空回りをしていきます。
引きつった無理な笑顔を顔に貼り付け、気持ち悪いほど高いテンションで明るく振る舞い、周囲に違和感を与え、スバル自身も自分に気持ち悪さを感じていました。
パックは、スバルの心の表面を読み取り、内心はぐちゃぐちゃになっていて、今にも擦り切れそうであることをエミリアに伝えます。
エミリアは、仕事中のスバルを部屋に連れていき、スバルを膝枕で慰めます。
そして、「大変だったね」とスバルに声をかけました。
決壊して涙するスバル
スバルは、エミリアの優しさに感情が溢れ、具体的なことは何一つ言えないまま、心の内に渦巻いていた感情を吐露していきます。
そして、エミリアの膝枕の上で号泣し、泣き疲れて眠ってしまいました。
スバルは、王都で出会った時にエミリアの美しさに一目惚れしています。しかし、この時のエミリアの優しさにより、完全に恋に落ち、これからどんな苦難が待ち受けようとも、何度でも権能を発動させ、エミリアとの日々を生きるのだと決めました。
スバルに対して不信感を持っていたレムも現れ、あまりに無防備なスバルに、「その気も失せますね」と、エミリアを真似してスバルの髪を撫でます。
エミリアは、レムに、「スバルは良い子よ」と一言だけ伝え、レムは深々とエミリアに一礼をして部屋を去りました。
レムは、スバルの身体から臭う魔女の残り香を、どうしても受け入れることができません。そのため、エミリアの言葉を受けつつも、完全にスバルに対する警戒を解くことはできていません。
リゼロ原作小説3巻1章の考察、ネタバレ解説
エルザとスバルの関係をロズワールが断固否定した理由
ラムが王都の盗品蔵で戦闘になったエルザとスバルが繋がっている可能性を聞きますが、ロズワールはここで「絶対にない」と確信を持って否定しています。
しかし、この関与を「絶対に」否定できる証拠は、描写も説明もされていません。
考えられるとしたら、「エルザに指示をしていたのがロズワール」だからという説ですが、これはありえるのでしょうか。
エルザの依頼主に関しては、下記の二点が該当すると1巻で考察しました。
- レベルの高い魔法使い:外套を作れる技術がある
- お金持ち:徽章買取にかかる費用、又は外套の制作を依頼できる費用
上記二点から考察をしていくと、ロズワールは「筆頭宮廷魔術師」「辺境伯」であり、ドンピシャで依頼主の条件を満たしています。
ただ、ロズワールはエミリアを王にするため擁立している立場なので、条件を満たしているといっても、流石に依頼主にはならないのではと思われます。
王都でエミリアの徽章を盗むよう依頼した人物が「聖域編」で明らかになりました。ドン引きですよ!
ロズワールが言及した「エミリアとの関係性」とは
ロズワールは、「もしもの場合」の対応をラムに問われ、「エミリアとの関係性」から慎重に対応しないといけない案件だと答えています。
ロズワールはエミリアを擁立している立場であり、エミリアにとってスバルは「命の恩人」です。
そのため、もしロズワールがスバルに危害を加えることがあれば、エミリアとロズワールの関係も悪化することは間違いありません。
エミリアがロズワールの行動に納得できなければ、擁立が不可能となるため、ロズワールの目的も達成することが難しくなります。
そのため、ロズワールは「慎重に対応」する必要があると話し、独断専行しがちな「レムに注意するように」言っていたのでした。
レムは「独断専行してしまいがち」と認識されている
ロズワール、ラムから見ても、レムは「独断専行」の傾向があることが明らかになりました。
これにより、三周目の世界では、ラムの監視が間に合わなかったことが明らかになります。
レムにとっては「ラムだけが大切な存在」であり、弱ったラムが安全に暮らすためにロズワールの庇護が必要であるため、ロズワールに仕えているというのが現状です。
そのため、ロズワール邸の日々を脅かすものがあれば、ロズワールやラムの意向の確認もせず、積極排除しようと動いてしまいます。
リゼロ原作小説3巻2章「泣いて泣き喚いて泣き止んだから」あらすじネタバレ
復活したスバルは、恥ずかしそうにエミリアにお礼をして、ベティーの禁書庫に向かいます。
そして、行き詰まりを打開するために、ベアトリスの力を借りたいとお願いしました。
渋るベアトリスに、スバルは「パックが何でも聞いてくれる」という交渉の切り札を出し、ベアトリスはスバルの協力に応じます。
スバルは、ベアトリスに呪術師について詳しく聞きました。
- 呪術は発動したら防げない。発動前であれば術式を破壊できる
- 強力な呪術を使うためには対象相手との「接触」が必要
スバルは、アーラム村に呪術師がいると仮定すれば、これまでの全ての出来事に辻褄があうと理解します。
ようやく事態の打開の手がかりを掴んだスバルは、大喜びしました。そして、明日にでもアーラム村へ行くことを決めます。
続いて、スバルはベアトリスに「魔女」についても聞きます。
ベアトリスは、「魔女」という言葉が指すのは「嫉妬の魔女」以外考えられないと話します。
- 嫉妬の魔女の名前は「サテラ」
- 魔女の容姿は「銀髪のハーフエルフ」
パックに陰属性の初歩魔法「シャマク」を教えてもらう
翌朝、エミリアが微精霊と会話する朝の日課を、スバルはパックと並んでみています。
昨晩、ベアトリスに教えてもらった「嫉妬の魔女サテラ」の容姿から、これまでのエミリアの境遇について考え、それでも真っ直ぐな心根に育ったことに思いを馳せます。
パックは、スバルの考えについて答えます。
- 自分という育ての親がよかった
- 生まれ持ったエミリアの性質も大きい
- ただし、君の想像よりあの子は万倍の苦労をしている
- だから、分かったような気になってはいけない
また、サテラと自分の名前を紹介する時は、どういう時だろうとパックに相談します。
パックは「頭がおかしいと思われたい時かな」と話すと、スバルは、エミリアが王都でサテラと名乗ったのは、「王選のいざこざにスバルを巻き込まないようにした」ことを理解しました。
エミリアが戻ってくると、パック指導の元、スバルの魔法体験講座が開かれます。
- スバルの属性はやっぱり陰属性
- 初歩魔法は目くらましの「シャマク」
- シャマクは力量差が物を言い、パックがスバルにかければ生涯暗闇に閉じ込めることも可能
- パックがスバルの頭の上に乗り、シャマクを唱えるが暴発。庭園の一角に黒い靄が発生
スバルの「ゲート」は緩いらしく、体内のマナが全部出てしまうことが分かります。
スバルは、体内のマナが全て外に出てしまい、体を動かせなくなりますが、エミリアに「ボッコの実」をもらい、マナを回復することができました。
ラム・レムと一緒にアーラム村にいく約束をする
使用人ライフに戻ったスバルは、レムとラムに膝枕の一件をからかわれます。
恥ずかしがりながらも、受け答えつつ、スバルは今日アーラム村に行きたいと二人にお願いをします。
レムは明日の予定だったと渋りますが、ラムが応じたため、ラム・レムと一緒に、午後にアーラム村に買い物に行くことになります。
また、先程の暴発を見て、レムはスバルが怪しい動きをしたと判断して、動き出そうとしていました。
ロズワールに言い含められていたラムがそれを止めており、ラムはスバルに「レムを刺激しないで」と伝えます。
リゼロ原作小説3巻2章の考察、ネタバレ解説
エミリアがしてきた苦労は尋常ではない
嫉妬の魔女は、両親の名前の次くらいに覚えさせられる名前であり、400年経った現在の時間軸でも、リゼロ世界においてサテラに向けられる怒りは消えていません。
エミリアの経験してきた苦労については、映画「氷結の絆」で少し描かれていますので、ぜひご覧になってください。
「ボッコの実」が体に悪いのはなぜ?
「ボッコの実」は体内のマナを活性化させる便利アイテムですが、エミリア曰く、本来は体に悪いからあまり使ってはいけないものであるようです。
「体に悪い」という意味から考えると、「ボッコの実」はオドに働きかけている可能性が高く、その場合は、オドは有限であるため使いすぎてはいけないと解釈できます。
また、王都でパックが「オドを使ってでも」とエミリアに話していましたが、これはいざとなれば「ボッコの実」を使ってでも自分を呼び出して、という意味になるのかもしれません。
リゼロ原作小説3巻3章「勇気の意味」あらすじネタバレ
レムとラムを連れ、両手に花の状態でアーラム村に訪れたスバルは、呪術師である可能性のある人物全てと会い、それぞれ違う箇所を触らせます。
帰り際、子供達に呼ばれたスバルは、小さな子犬を見せられ、毛並みをモフモフしていると、十円ハゲのような跡があるのを見つけます。
それを触ると、子犬はスバルの手に噛み付いてしまいました。
スバルは、毎回同じ場所を噛み付く子犬に対して、「ループしてるんじゃないのか?」と軽口を叩きます。
子犬の「十円ハゲ」はそういう意味だったの?と後で分かります。
ラムの元に戻ると、スバルはボロボロになった姿となっており、見て察してくれと言いますが、ラムは「知っているわよ。視てたから」と答えます。
ラムのこの言葉は、ラムのある能力に関わるものです。
ベアトリスによって呪術師の犯人が判明
屋敷に戻ってたスバルは、ベアトリスの禁書庫を訪れて、自分は呪われているから解呪してくれと頼みます。
本当に呪われていたスバルにベアトリスは驚きますが、解呪した場所を見て、スバルはもっと驚きます。
ベアトリスが解呪した場所は、村の子供達が可愛がっていた子犬に噛まれた場所でした。
スバルは考えていた作戦を変更してすぐに動き出します。
当初の作戦 | 犯人を特定し、翌日、ロズワール、レム、ラムと戦力を引き連れて撃退 |
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新しい作戦 | 既に村の人達にも呪いが発生している可能性があるため、すぐに呪術師を撃退する |
ロズワールは外出していて明日まで戻らず、既に夜のためパックも外に出ることはできません。
スバルは、レムとラムに対して、止めてもアーラム村に行くと話し、スバルの行動の監視の意味も含めてレムが同行することになりました。
- ロズワールは「屋敷を任せた」と依頼して外出した
- そのため、スバルがアーラム村に行こうとすることにラムは怒る
- スバルは、ロズワールから「自分を監視する」ことも命令されているだろと話す
- そして、どんなに止めても俺は絶対に行くと譲らない
- 妥協案として、レムはスバルとアーラム村に、ラムは屋敷でエミリアを守ることになる
スバルがアーラム村へ向けて出発する際、エミリアが玄関に姿を現し、「精霊の祝福がありますように」と無事を願う言葉をかけます。
アーラム村では子供たちを捜索中
スバルとレムがアーラム村に到着すると、町中に篝火が焚かれており、子供達を捜索しているところでした。
スバルは捜索中の青年団に子供達は森にいると伝え、レムと共に先行して森の中に入ります。
暫くすると、森の結界が切れていることをレムが発見します。
- 魔獣が入ってこないようにするための結界
- 切れていると、魔獣がアーラム村の方へ入ってきてしまう
- 結界の外側は魔獣の群生地
結界を越えて森のさらに奥へ入ろうとするスバルに、レムは、なぜスバルがそこまで村のために動くのかと質問します。
スバルは、子供達と話したことをレムに聞かせます。
- ペトラは、大人になったら王都で服の仕事がしたい
- リュカは、村一番の木こりの父親の後を継ぐと張り切っている
- ミルドは、花畑の花で冠を作って母親にプレゼントしたい
- メイーナは、もうすぐ弟が生まれることを楽しみにしている
- ダインとカインは、ペトラをお嫁さんにもらうのがどちらかで争っている
スバルは子供達のことが大好きで、その子供達と明日もラジオ体操をする約束をしている。その約束を守らせるために、森の奥へ向かうんだと、勇気の怖さを感じながらレムに答えます。
レムは、初めて感情のある表情をして、スバルについて森の奥に入ると伝えます。手には、「護身用」と呼んだモーニングスターがありました。
作者の長月先生曰く、このシーンが初めてレムがスバルに心を許したシーンです。また、モーニングスターはどこから出したのかは、先生ですら知らないとのこと。リゼロ七不思議の一つでしょうか。
森の奥で子供たちを発見
スバルとレムは、結界を越えた森の奥で、倒れている子供達を発見します。
- 子供達は既に衰弱が始まっている
- レムが回復魔法で少しでも子供達を落ち着かせようとする
- ペトラが意識朦朧とする中、スバルに奥にもう一人いることを伝える
スバルは、単独で森のさらに奥に入って捜索することをレムに伝えます。そして、レムに村の青年団が到着したら、自分を追いかけてくれるように頼みました。
レムは、自分がスバルを見つけられない可能性もあると反論しますが、「自分の匂い」をレムなら気付くと返すと、レムはどこまでスバルは知っているのかと驚きます。
そして、聞きたいこと互いにあるのだから、終わったらたくさん話そうと約束します。
魔獣VSスバル
森の奥で茶色の髪の少女を見つけたスバルでしたが、隠れていた魔獣と戦闘になります。
- 左腕を前に出してわざと噛ませる
- 倒れていた巨木の太い枝を活用して魔獣を倒す
- 一匹目はかろうじて倒せたものの、暗闇から無数の魔獣の目が見える
スバルは、魔獣に襲われる瞬間、到着したレムによって助けられます。
子供達を村の青年団に預けたレムは、スバルの魔女の匂いを追って、ギリギリのタイミングでスバルのピンチに到着することができました。
しかし、魔獣の数はあまりに多く、レム一人では対処し切れないため、一度結界内に戻って態勢を立て直すと決めます。
二人は逃走を開始しました。
かばい合うスバルとレム
村の篝火が見え、もう少しで結界内に入るところで、スバルの後ろを走っていたレムは、既にボロボロの状態になっていました。
丘の上に、子供達が可愛がっていた子犬の魔獣がおり、十円ハゲの跡から角を出しています。
そして、子犬の魔獣の魔法攻撃が二人を襲い、スバルを庇ってレムが直撃を受け、正気を失って鬼化してしまいます。
鬼化したレムには、額から白い角が生えており、我を失って多勢の魔獣に向かっていってしまいました。
鬼化により力が増したレムは、一時は魔獣を圧倒しますが、やはり多勢に無勢で徐々に押し込まれます。
レムの隙を見て襲いかかってきた大量の魔獣から、今度はスバルがレムを庇い、全身をボロボロに噛みつかれてしまいました。
スバルが噛みつかれたのを見て、レムは正気を取り戻し、泣きそうな声で叫びます。
スバルは、そこで気を失います。
リゼロ原作小説3巻3章の考察、ネタバレ解説
仔犬の「十円ハゲ」の意味
仔犬の頭部にできていた「十円ハゲ」の跡は、魔獣の角の跡であることが明らかになりました。
角の出し入れができる魔獣は、この時以外は確認されておらず、なぜ仔犬の魔獣が角を一時的にでも隠すことができたのかは謎に包まれたままです。
ちなみに魔獣は角を折ると従順になるという性質がありますが、アーラム村に侵入していた仔犬の魔獣の角は折られていませんでした。
ラムの「視てたから」発言の意味
アーラム村でのラムの「視てたから」の発言は、「千里眼」を使ってスバルの行動を監視していたという意味だと明らかになりました。
千里眼は鬼族秘伝の技術ですが、誰にでも使える訳ではなく、レムも千里眼を使うことはできません。
人間以外の生物、魔獣や動物の視界にも波長が合えば合わせることができるので、ラム一人いれば斥候は必要ないですね。姉様、強すぎです。
レムがようやくスバルを信じる!
アーラム村の子供達を助けたいとスバルが本心をぶつけたことで、ようやくレムがスバルを敵ではないと認識してくれるようになりました。
レム視点で考えてみると、まだスバルが裏切り者で森の奥に誘っている可能性は捨て切れないので、護身用の武器を取り出したのは、スバルに対する警戒も一部あるのではと思われます。
子供達を発見した後、スバルが身を危険に晒して一人で奥へ進んだり、一緒に逃げる時に庇ってくれたタイミングで、レムの中でのスバルへの信頼が確立されたのではと思われます。
アーラム村の結界が切れていたのはなぜ?
アーラム村周辺の結界が切れていないかの確認は村人の役割でした。村はロズワールの庇護下にあり、忠誠を誓っているため、役割を無下にすることは考えにくいです。
そのため、結界は「意図的に切られていた」可能性があり、そうなると仔犬を村に連れてきていた茶髪の少女が怪しくなります。
リゼロ原作小説3巻4章「鬼がかったやり方」あらすじネタバレ
スバルが気がつくと、アーラム村の小屋のベッドの上に寝かされており、部屋の中にはパックと眠っているエミリアがいます。
エミリア | スバルを治療。体内に蓄積されている魔力である有限のオドまで削ってスバルを助ける。疲れ果てて寝ている |
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パック | エミリアに頼まれて夜中に顕現し、村の子供達の解呪にあたる |
子供達の呪いは、パックとベアトリスにより解呪されており、心配ないよとパックがスバルに伝えます。
スバルが村の様子を見に小屋の外に出ると、「バルス」と呼ぶラムが、得意料理の蒸かし芋をスバルに食べさせながら、スバルのお手柄に感謝を伝えます。
アーラム村の村人に被害が出ていると、領地を守ることができなかったロズワールにも責任が及びます。ロズワール至上主義のラムにとって、スバルの活躍は、素直に褒めるべきことでした。
スバルが村を回っていると、子供達の両親から過剰なほどの感謝を受けます。
しかし、スバルはレムの姿ないことを気がかりに感じます。そこに姿を現したのが、ベアトリスでした。
そして、現在のスバルの呪いの状況について説明します。
- スバルは複数の魔獣に噛まれている
- 呪いが複雑に絡み合い、解呪することができない
- このままでは、半日も持たずに呪いが発動する
- 解決方法は「魔獣ウルガルム」の撃退
- 呪いをかけた全ての魔獣を撃退すれば呪いが発動することはない
呪いをかけた魔獣がいなくなれば、スバルの体内にある呪いが発動することもありません。しかし、スバルは大量のウルガルムに噛まれているため、森の中に生息するウルガルムを殲滅することが必要になります。
そして、その話は既にレムにもしており、それがレムの姿が村にない原因でした。先程まで上機嫌だったラムも、ベアトリスの話を耳にして表情を一変させます。
スバルとラムは、二人でレムを探しに森の中に入ります。
助かる可能性は非常に低いのは事実です。パックがエミリアを監視するように小屋にいるのは、エミリアがウルガルム討伐に関わらないようにするためです。
パックはエミリアができるだけ傷付かないようにするため、避けられない「スバル喪失」だけは許容し、そこに至るまでの過程から、エミリアを遠ざけようとしていたのでした。
スバル囮作戦でウルガルム・レムを誘き寄せる
森の中を進み、ラムの千里眼を使ってもレムの姿が見えません。
ラムの千里眼は、一定の距離の中にいるラムと波長の合う他者の視界に入るものです。
スバルは、レムと合流してから使おうと決めていた、「ナツキ・スバル囮作戦」を使います。
- スバルの魔女の残り香は魔獣を惹きつける
- 権能を口外しようとして魔女の残り香を強める
- 森中のウルガルムがスバルの元に集まる
- ウルガルムを追ってレムもスバルの元にたどり着く
ウルガルムを集めるところまでは成功しますが、ラムが17匹倒したところでマナ切れとなり、倒れてしまいます。
ラムを抱えてウルガルムから逃走するスバル
ラムを抱えて逃走するスバルですが、ウルガルムによって崖まで追い込まれ、止まれずに崖下まで落下してしまいます。
地面に激突する寸前、ラムが風の魔法「エルフーラ」を地面に向けて放ち、その反動のおかげでギリギリ落下の衝撃に耐えることができましたが、ラムは完全に気を失ってしまいました。
ぞろぞろと集まるウルガルム、最大のピンチを迎えるスバル。
そこに「鬼化したレム」が現れ、ウルガルムは蜘蛛の子を散らすように散開します。
レムとの合流という目的は成功しますが、レムは鬼化による影響で自分を失っています。異常な鬼気を発しながら、スバルに対しても向かってきました。
鬼化レム VS スバル VS ウルガルムの三つ巴
レムは、鬼化してもラムのことは「姉様」と認識することができます、
しかし、スバルを認識することはできず、三つ巴の戦いとなります。
- ウルガルムが数でレムを押し切ろうとする
- スバルがもう一度魔女の残り香を強めて、ウルガルムの注意を自分に惹きつける
- スバルの呪いが発動し、衰弱が始まる
- レムが倒したウルガルムの中に呪いをかけた一体がおり、スバルの発動した呪いが止まる
- ラムが目を覚まし、レムの角にダメージを与えることをアドバイス
- ラムをレムに投げ、その隙に攻撃を入れようとするが空振り
- 子犬の魔獣の魔法攻撃にレムの意識からスバルが外れる
- 奇跡的にスバルの真下にレムがくる
スバルは、今日の自分は「鬼がかっている」と言い、レムの角にショックを与えました。
リゼロ原作小説3巻4章の考察、ネタバレ解説
エミリアが「オド」を削ってまでスバルを助ける!
オドは有限であり、気軽に使っていいものではありません。しかし、エミリアはオドを削ってまで負傷したスバルの治療を行いました。
本来であればベアトリスが担当した方が良いですが、ベアトリスは子供達の治療を担当しており、レムは自分がボロボロであったため、エミリアが無茶をしたのだと考えられます。
初日の朝食会場で、エミリアはスバルに対して「感謝の気持ちを全然分かってくれないんだ」と発言していましたが、オドを削ったことからも、本気でエミリアはスバルに大きな恩を感じていることが明らかになりました。
パックの行動基準が明らかになる
パックは、エミリアに夜中に起こされて子供達の治療を担当した後、眠りについたエミリアの側にずっといました。
ベアトリスが現状を把握していたことからも、パックもスバルの状態には気付いていることは明らかです。
パックが協力すれば、ウルガルム撃退はもっと楽にできましたが、パックにとって大切なのはエミリアだけであるため、積極的にスバルに手を貸すことはしませんでした。
このことからも、パックは「エミリアだけの味方」であり、エミリアの意に反しても、エミリアを悲しいことから遠ざけようとする存在であることが分かります。
鬼化するとレムが正気を失う理由
「鬼の角」は周囲のマナを従える器官であるとされますが、レムは角を使う度に正気を失っています。
しかし、角を出すと必ず正気を失うものではなく、強弱の問題で、レムの場合は二回とも窮地に追い込まれてツノの力を全開に引き出したため、ツノの力に溺れて、正気を失ってしまったものと思われます。
リゼロ原作小説3巻幕間「レム」のネタバレ
幕間「レム」では、レムとラムの生い立ちから、ロズワール邸の使用人となった経緯、スバルと出会うまでの物語が描かれています。
鬼族は亜人族最強の種族
幕間「レム」では、冒頭部分で鬼族について次の説明がされています。
- 亜人の中でも、鬼族は膂力とマナが飛び抜けて高く、亜人最強の種族
- 鬼族は強い個体を生み出すことを尊び、数としては少ない
- 少ない仲間を危険から守るため、厳格な掟が定められている
- 通常、鬼族には二本の角があるが、双子の場合は一本ずつとなる
- 鬼にとっての角は、大気中のマナを自分に従わせ、戦闘能力を高めるための機関
- そのため、角が一本ずつしかない双子は、「忌子」とされる
ラムは歴代の鬼族の中でも最強
鬼族の掟に従うとレムとラムも「忌子」でしたが、ラムの特異性が、二人の立場を劇的に変化させます。
- ラムの角から絶大な魔法力が発せられる
- ラムの実力は、歴代の鬼族の中でも比肩するものがいないほど
- 鬼族は強い者へ敬意を払うため、ラム・レムは丁重に扱われるようになった
神童であるラムに対して、レムは平均的な能力です。
最初は周囲の期待もあり、ラムに追いつこうと努力もしますが、次第にラムと比較される日々に苦痛を感じるようになります。
それでもラムは妹であるレムを可愛がり、レムもラムが大好きです。
この頃は、レムはラムを「お姉ちゃん」と呼んでいました。
魔女教徒の襲撃によりラムの角が折られる
ある日、レムが夜中に目覚めると、鬼族の集落に魔女教徒が押し寄せていました。
- 燃え盛る家を出たレムが見たのは、集落の真ん中の悲劇
- 黒いローブに身を包んだ人影に囲まれ、レムにも危機が迫るが、ラムが現れレムを助ける
- それでも、視界を覆うほどの黒い人影が現れ、ラムに数で対抗
- レムを庇いながら戦い抜いたラムは、最後は角を折られてしまう
鬼族が最強の亜人族といっても、弱点はその個体数の少なさです。魔女教徒はその弱点を理解しており、視界を覆い尽くすほどの人数で集落を襲撃していました。
罪悪感
自分の目の前で、角を折られたラムを見て、レムは「やっと折れてくれた」と感じてしまいます。
この時にレムが思ってしまったことが、その後のレムをずっと苦しめることになります。
レムが目を覚ますと、ロズワールのお屋敷の中にいて、そこには「ツノナシ」となったラムもいました。
ラムは、変わらない態度でレムに愛情を注ぎますが、力を失い、能力の全てを失ってしまったラムをみて、レムは酷い罪悪感に包まれます。
ラムの代替品としての人生を歩むレム
レムは、自分の中にいる理想のラムの代替品になろうと、自分の人生を捨て、お姉ちゃんならこうするはずだとラムの代替品としての人生を生きるようになります。
呼び方も、お姉ちゃんから姉様に変え、常に「姉様ならこうするはずだ」と考え、磨耗する日々を過ごしました。
ロズワール邸の使用人として働き始めて7年、レムは筆頭使用人の立場となり、ロズワールに重宝されていますが、そこにレムの人生はありませんでした。
そこに、ラムと一緒に王都に行ったエミリアが、自分の命の恩人だと、傷だらけで意識を失っているスバルを連れてきたのでした。
リゼロ原作小説3巻幕間「レム」の考察、ネタバレ解説
ラムとレムが亜人最強「鬼族」の生き残りだと判明
ラムとレムのメイド姉妹が、亜人最強の「鬼族」の生き残りであることが分かり、レムの怪力の秘密や、ラムの「千里眼」、レムがラムの代替品としての人生を生きる理由が明らかになりました。
鬼族は、少数精鋭で個の強さを尊重する部族であることからも、ラム達がいた集落以外に集落がある可能性は少なそうです。
そのため、ラム達に子供ができなければ、鬼族は滅亡となってしまうという危機も抱えているということになります。
魔女教徒が鬼族の集落を襲った理由
魔女教徒が鬼族の集落を襲った理由は明らかになっていません。
しかし、ラムの角が失われた後、ラムとレムが生き残ったことを考えると、「ラムの角」こそが魔女教徒の目的であったのかもしれません。
ロズワールがラム、レムを雇い入れた理由
魔女教が集落から去った後、レムが目覚めた段階でロズワール邸に運び込まれており、二人を救ったのはロズワールである可能性が高そうです。
その後、ロズワールがラムとレムを雇い入れた理由は明らかになっていませんが、二人が最強の「鬼族」であることを考えると、その強さを見込んで採用した可能性が高そうです。
ラムの治療中に「君だけの体ではない」と話していたことからも、ロズワールの目的には少なくともラムの存在は必須なのでしょう。
リゼロ原作小説3巻5章「オールイン」あらすじネタバレ
スバルは意識を失ったレムを抱えて、ラムと一緒に逃亡します。
しかし、ウルガルムの追撃が激しく、ジリ貧状態になっていきます。
そこにレムが目を覚まし、自分の行動について説明をしていきます。
- 昨晩、スバルが噛まれる必要は本当はなかった
- 自分がスバルに手を差し出すのを一瞬躊躇ってしまった
- そのせいで、ラムの時と同様に、自分以外の誰かを傷つけてしまった
- だから、自分一人だけが傷つき、この問題を解決する必要があった
レムにとって、この独断専行は、スバルに対しての贖いでした。それは、これまでずっとラムの代替品として生きてきたレムの贖いと、本質的に似た行動様式です。
レムは、誰かに相談することなく、自分だけを傷付けて罪を贖おうとする傾向があります。
スバルは、レムを怒って、もっと周囲の力を借りろという話をして頭突きします。
そして、ここで再び「スバル囮作戦2」を実行します。
- レムをラムに預ける
- スバルは魔女の香りを高めて左へ、レムとラムは右へ分かれる
- 魔獣はスバルの方を追う
スバルの前には、アーラム村にきていた魔法を使う子犬の魔獣が立ち塞がります。
そして、可愛らしい姿から、一気に巨大なドーベルマンのような姿に変身します。
レムは、レムを抱えて逃走するラムのことを「お姉ちゃん」と叫び、ラムはその声に足を止めます。そして、レムは身をよじって抱えられている手から抜け、スバルの方角を見て、「スバルくん!」と叫んでいます。
スバルは、レムが自分の名前を呼ぶ声を聞きながら、とっておきの方法で魔獣ウルガルムと対峙しました。
- スバルは、口の中に村の子供達にもらった「ボッコの実」を入れる
- 陰魔法「シャマク」を唱え、すぐにボッコの実を噛んでマナを回復
- 突然の暗闇に戸惑う魔獣に対して、青年団長からもらった武器で対峙
- すぐに結界内に向けて逃走しようとする
しかし、想定以上に魔獣の追撃がしつこく、逃げることはできません。
巨大化した魔獣とスバルが睨みあっていると、空からロズワールの炎魔法が飛んできて、付近の魔獣は一掃されます。
ロズワールは、エミリアから、スバルは無茶でもシャマクを発動するから、見つけて助けてあげてと言われていたのでした。
助かったスバルに、レムが抱きつき、その衝撃でスバルは気を失いそうになります。
ロズワールが「森の魔獣の掃討を約束する」と話した後、スバルは気を失いました。
リゼロ原作小説3巻エピローグ「未来の話」あらすじネタバレ
スバルが目を覚ますと、ロズワール邸でレムが手を握ってくれていました。
レムは、スバルに謝ろうとしますが、スバルはレムにありがとうと言います。
レムは、「姉様ならもっと」と自分の心の内をスバルに打ち明けます。
- 自分は鬼族の落ちこぼれ
- 姉様のずっと劣った代替品で出来損ない
- なぜ、角を失ったのが自分ではなく姉様だったのか
- なぜ、姉様は1本の角しか持たずに生まれたのか
- なぜ、姉様と双子として生まれてきてしまったのか
その思いは、あの夜から今日に至るまでの間、レムの心の中にずっとあった思いでした。
スバルはレムの話を聞き、馬鹿だなと返します。
- 過ぎた過去に囚われていること
- 自分一人で抱え込むこと
- 姉様ならもっとと考えること
レムに、自分自身を認めていこうと笑って話します。助けてくれてありがとう、いてくれたのはレムで、「レムがいてくれてよかったよ」と言葉をかけます。
レムはレムで、ラムはラム。それぞれの違いを認めて、笑って肩を組んで未来の話をしよう。これまで後ろを向いてもったいなかった分、今度は前を向いて未来の話をしようとレムに伝えました。
レムは、ずっとラムの代替品としての人生を送ってきましたが、このスバルの言葉で心の雪解けを迎えました。
エミリアとデートの約束
スバルの部屋を訪れたエミリアは、拗ねていました。
- 看病していた相手がいなくなっていた
- 目を覚ますと椅子に縛りつけられていた
- スバルの後を追おうとしてもパックとベティーにブロックされた
スバルが謝罪すると、可愛く許してくれます。また、「また助けられちゃった」と言いました。
スバルは、その代わりにデートをお願いし、エミリアと楽しそうに外を見ます。
リゼロ原作小説3巻幕間「月下の密談」あらすじネタバレ
ロズワールは不在時の緊急事態の対応を労いながら、ラムから報告を受けます。
- スバルのゲートは損傷し、治療には数年かかる可能性がある
- 呪いは解呪されたが、残滓が体内に残る
- 魔獣は全てツノナシで、魔獣使いが操っていたことが判明する
- 魔獣使いは村にいた茶色の髪の女の子で、現在は消息不明
- レムがスバルに懐いた
ロズワールは報告を受けて満足そうに頷き、ラムの治療を施します。
そして、王戦を勝ち抜くことは、自分の「龍を倒す」目的のために必要なことだと言及しました。
リゼロ原作小説3巻5章の考察、ネタバレ解説
レムが「お姉ちゃん!」とラムへの呼び方が変化した理由
スバルが囮作戦でレムとラムを逃す際、レムは「お姉ちゃん!」と叫んでラムの足を止めました。
普段「姉様」と呼ぶレムが「お姉ちゃん」と呼ぶのは、幼少の頃、鬼族の集落にいた時ぶりのことです。
ロズワール邸に入ってからは、レムはラムの代替品として自分を定義付けていましたが、呼び方が変わったこの瞬間だけは、レム自身としてラムに叫んだものと考えられます。
だからこそ、冷静なラムの足を止めることができたのでしょう。
レムが自分の人生を歩み始める
レムはスバルとの出会いによって、ラムの代替品としてではなく、レム自身としての人生を再び歩み始めることになりました。
この時のレムのスバルに対する感謝の気持ちはかなり大きく、これが第三章の物語にも大きく繋がっていきます。
また、この後のレムは、ラムが「懐いた」と言及している通り、仔犬のようにスバルに無邪気に絡み、自己評価の低さも相まって構ってちゃんになってしまいました。
ウルガルム襲撃から次の章が始まるまでのロズワール邸の日々は、短編集やOVA「Memory Snow」で描写されています。
スバルの体に残った「呪いの残滓」はどうなる?
スバルに呪いを与えたウルガルムは全て撃退されましたが、呪い自体は複雑に絡まっているため解呪することはできません。
「呪いの残滓」はスバルの体内に残ることとなり、これがどうなるかは現時点では明らかになっていません。
呪いの発動者が存在しなくなったとしても、呪いに詳しい人物であれば、外から発動を働き掛けられる可能性もあり、後々スバルのピンチを招く原因になるのではと考えられます。
「魔獣使い」がアーラム村を襲った理由
「魔獣使い」がアーラム村を襲った理由は明らかになっておらず、誰を何のために狙ったのかは不明です。
ロズワール邸の1週間においても、スバルが犠牲になったり、レムが犠牲になったりとターゲットが異なっています。
集団戦で圧倒的な力を誇るロズワールが留守の時を狙っていることもあり、目的はアーラム村壊滅によるロズワールの失脚、エミリアの王戦脱落であったのかもしれません。
ロズワールの目的が明らかになる
ロズワールとラムの密談の中で、ロズワールの目的が明らかとなりました。
ロズワールがエミリアを擁立する目的は「龍」にあると判明しましたが、「龍」が何を指すのか、何のために龍を求めるのかはいまだ謎のままです。
原作小説第3巻のストーリーの流れ
- スバルが初日の朝に戻る
- レムとラムの手の感触を確かめる
- 気持ち悪いハイテンションで空回る
- 初日夜にラムとロズワールが密談
- パックがスバルの心境を読み取る
- エミリアがスバルを膝枕で癒す
- ベアトリスの禁書庫で呪術師と魔女について聞く
- 庭園でパックに「シャマク」を教えてもらう
- ラム・レムと一緒にアーラム村にお買い物にいく
- ベアトリスに呪いを解呪してもらう。子犬が呪いをかける魔獣と判明
- スバル・レムが急いでアーラム村へ向かう
- 森の中で子供たちを発見
- 森の奥でスバルと魔獣が対戦し、スバル勝利
- 魔獣の群れが現れ、スバルがレムに助けてもらう
- 魔法を使う子犬の魔獣の攻撃を受け、レムが鬼化
- レムを庇ってスバルが負傷。レムの鬼化解除
- アーラム村で子供たちをパック・ベアトリスが解呪
- レムがスバルを助けるため、単身で森の中へ
- スバル・ラムがレムを追って森の中へ
- スバル囮作戦で魔獣とレムを誘き寄せる
- スバルがレムのツノに攻撃を入れ正気を取り戻させる
- スバル囮作戦2でスバルとラム・レムが二手に分かれる
- スバルがシャマク・ボッコの実・短剣ともらった物全て使って魔獣と対峙
- ロズワールが現れ、スバルの近くの魔獣を殲滅
- レムがスバルに抱きつき、スバルが気を失う
- ロズワール邸でスバルが目覚め、レムと話をする
- スバルに部屋にエミリアが訪れ、明日のデートの約束をする
- 執務室でロズワールとラムが密談をする
- ロズワールの目的が判明
続きのリゼロ4巻のあらすじネタバレはこちら
本ページの情報は2021年02月18日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。