「リゼロ」バルロイ・テメグリフは、魔弾の射手と恐れられた帝国九神将の「玖」です。
義兄弟マイルズとの関わり、セリーナ上級伯の従者時代の活躍、プリシラとの面識、ラインハルトの因縁と最後など、リゼロのバルロイ・テメグリフを詳しくご紹介します。
『リゼロ』バルロイ・テメグリフの基本プロフィール
名前 | バルロイ・テメグリフ |
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立場 | ・ヴォラキア帝国九神将の「玖」 ・マイルズが恩人、義兄弟(ラインハルトに倒された) ・「灼熱公」セリーナ・ドラクロイ上級伯の元従者 ・二つ名は「魔弾の射手」 |
特徴 | ・飛龍を操れる「竜操士」 ・狙撃特化の魔法の才能 ・マイルズと二人で『飛龍船』を動かせる ・細身 ・槍は普段は包みをして持ち歩いている ・人好きのする笑み ・気の強い女性が好み |
相棒の飛龍 | カリヨン |
『リゼロ』バルロイ・テメグリフとは?
「魔弾の射手」と恐れられる九神将の「玖」
バルロイ・テメグリフは、ヴォラキア帝国九神将の「玖」の立場にある人物です。
飛龍カリヨンとのコンビ、魔法使い・狙撃手としての稀有な才能を有しており、屋外での狙撃に関しては右に出るものはいません。
マイルズの義兄弟
バルロイは、王選開始前にラインハルトによって撃沈された「マイルズ」の義弟です。
マイルズは、バルロイに生き方を教え、飛龍と絆を結ばせた恩人でもありました。
そのため、バルロイはラインハルト打倒の機会をずっと窺っており、「流血の帝国外交編」では、ヴィンセントに協力をして、ラインハルトとの決戦に挑もうとしました。
飛龍カリヨンとオドを共有
「飛龍操り」はヴォラキア帝国に伝わる秘伝ですが、その内容は飛龍と互いのオドを共有することになります。
飛龍は魔獣に近い存在で、水門都市プリステラにいた水竜とは次元の違うレベルで、人に懐かない存在です。
バルロイは、カリヨンを卵から育て、互いのオドを共有することで、相棒と言えるまで信頼し合える仲となりました。
『リゼロ』バルロイ・テメグリフの性格・人物像
忠義に厚く信頼に足る家臣
バルロイは、「流血の帝国外交」におけるヴィンセントの深謀遠慮について、その10割を知って、なお作戦を受け入れています。
帝国皇帝であるヴィンセントが、その考えを100%家臣に打ち明けることはないため、バルロイの中にあるマイルズへの恩義の固さを信頼したものと思われます。
『リゼロ』バルロイ・テメグリフのセリフ・口癖
ありがとさん、カリヨン。マイルズ兄貴を、待たせといてくんない
ええ、目的。―――『剣聖』の、喉元へ
閣下に、お伝えくだせぇ。…王国とケンカするなら、滅ぼすまでやんなさいやって
『リゼロ』バルロイ・テメグリフの強さ
飛龍カリヨンとの連携
バルロイは、ヴォラキア帝国でも100人もいない「飛龍使い」の一人であり、相棒の飛龍「カリヨン」に乗って戦うことができます。
カリヨンは人間にはできない空中での縦横無尽の高速移動が可能であるため、バルロイは空中を超高速で移動しながら、様々な角度からの狙撃をすることができます。
陽魔法、風魔法の組み合わせで居場所を悟らせない
バルロイの優れた点は、狙撃に特化した魔法の才能がある点です。
カリヨンに乗っている時には、主に「陽魔法」と「風魔法」を組み合わせ、相手に姿を視認させず、気配を悟られないようにすることができます。
- 陽魔法:光の屈折を曲げ、バルロイを見えなくする
- 風魔法:気配を散らし、存在を感じさせなくする
この魔法の組み合わせと飛龍使いの技術により、バルロイは相手に気付かれないままに狙撃をすることができます。
槍の先端から放たれる「魔弾」
バルロイは普段「槍」を持ち歩いていますが、その先端から純粋なマナを放つ「魔弾」を使うことができます。
狙撃に関しても傑出した才能を持っており、どんな遠距離でも狙いを外すことがありません。
飛龍使い・魔法・狙撃の三つの才能の組み合わせは、狙撃手として凶悪的とも言える強さを生み出し、「魔弾の射手」という二つ名を冠するまでに至りました。
『リゼロ』バルロイ・テメグリフの主な活躍
リゼロ外伝「赫炎の剣狼」のバルロイ・テメグリフの活躍
剣奴孤島ギヌンハイブにジョラー、プリシラを招待
バルロイ・テメグリフはマイルズと共に「灼熱公」セリーナ・ドラクロイ上級伯に仕えており、使者としてジョラー・ペンダルトン、プリシラを剣奴孤島ギヌンハイブへと招待します。
マイルズと共に「飛龍船」を用意し、道中はプリシラを大いに楽しませました。
ウビルクの主導によって剣奴孤島が制圧されると、500人もの剣奴を相手に一人で立ち向かおうとしますが、マイルズに止められ、大事なく至ります。
プリシラ周辺の剣奴を撃破
剣奴達がセリーナ・ドラクロイ上級伯の身柄を求めると、プリシラが身代わりとなって室内へ向かいます。
バルロイは本物のセリーナの命令でプリシラ、ジョラーを救出しに向かい、二人の付近にいた剣奴を撃破していき、プリシラの目的が果たされるまで守り抜きました。
リゼロSS「狼の国」のバルロイ・テメグリフの活躍
マイルズと共にプリシラを救出
ジョラー・ペンダルトンが国家反逆罪に問われると、バルロイはセリーナの命令で行方不明となっていたプリシラの創作に向かいます。
マイルズによってプリシラが森の中の山賊の拠点にいると判明すると、バルロイは拠点に単独で入り山賊を壊滅させ、プリシラを連れてドラクロイ上級伯の元へ戻りました。
リゼロEX4「流血の帝国外交」のバルロイ・テメグリフの活躍
ラインハルト打倒を目指すがユリウスに敗北
バルロイはマイルズの仇を討つため、ヴィンセント・ヴォラキアの深謀遠慮に賛同し、帝国騒乱の疑惑をルグニカ王国使節団になすりつけ、敵対関係の立場に立ちます。
ラインハルト戦の前に、ヴィンセントとの約束事である狙撃を行い、ユリウスとの戦いに挑みます。
「魔弾の射手」としての能力を遺憾なく発揮し、ユリウスを追い込みますが、ヴィンセントからの入れ知恵を持って現れたフェリスの出現により状況が変化し、カリヨンと共にユリウスに敗北してしまいました。
本ページの情報は2021年11月15日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。