本記事は「リゼロ」のダイナスのまとめページです。
故郷を黒蛇の呪いの汚染が襲いかかり、汚染を浄化するための資金を集めるため傭兵団「白竜の鱗」を結成したダイナス。
キリタカの傭兵団として大罪司教と対峙したダイナスは無事に生き延びれるのか、またメィリィとの関係は!?
『リゼロ』ダイナスの基本プロフィール
名前 | ダイナス |
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容姿 | 「白竜の鱗」の白装束、髭面 |
年齢 | 四十代前後 |
傭兵団 | 「白竜の鱗」のリーダー |
『リゼロ』ダイナスの立場&役割、目的
『黒蛇』の呪いが郷土の土壌を汚染する
ダイナスの故郷に三大魔獣の一角「黒蛇」が出現し、去った後も土壌汚染が残ってしまいます。
黒蛇による呪いは、付近で生活するダイナスの家族や友人にも影響を与え、少しずつ体が石化していき、ついには動かなくなってしまうという恐ろしい負の遺産を残しました。
「黒蛇」の土壌汚染を浄化するためには、無色の魔鉱石が大量に必要になりますが、これには大量の資金が必要になります。
そこで、ダイナスは傭兵団「白竜の鱗」を立ち上げ、村の青年達と共に資金集めを開始しました。
「白竜の鱗」の仲間の一人が裏切って資金を独り占めにする
順調に資金を集めていった「白竜の鱗」でしたが、仲間の一人が裏切り、資金を独り占めにして「ウォーウォー」の街で贅沢な暮らしをします。
ダイナス達は裏切り者を発見しますが、裏切り者は資金を守るため、洞窟の奥へと運び込み、そこに封印のミーティアを施してしまいます。
封印を解く鍵が「リリアナの歌」であることが判明し、スバルごとリリアナを連れ去り、洞窟の封印の前で歌ってもらおうとしました。
キリタカの傭兵団となる
魔獣「剛猿」ラウーダの出現によって洞窟が崩壊し、ダイナス達は集めた資金を取り戻すことが難しくなります。
ダイナスの事情を聞いたリリアナは、キリタカに相談すると、キリタカの商会は魔鉱石を主に取り扱っており、自分がダイナスの故郷の浄化を手伝うことを提案します。
さらに「白竜の鱗」を自分の傭兵団として雇うとも話し、ダイナス達はこれ以上ない提案を快諾し、キリタカの傭兵団となりました。
『リゼロ』ダイナスの性格・人物像
年齢に見合った落ち着き
ダイナスの年齢は四十代前後とされており、年齢に合う落ち着きを持った人物であります。
スバルとリリアナを連れ去った際にも、決して感情的になることはなく、できるだけ穏便にことを進めていこうとしていました。
しかし、故郷で待つダイナスの大切な人々は既に「黒蛇」の影響を受け、石化したことが描写されており、落ち着きの中にはどこか諦観が混ざっている部分があります。
やると決めたことをやり抜く実行力
ダイナスは、「白竜の鱗」のリーダーとして、一度やると決めたことをやり抜く実行力を持った人物でもあります。
「白竜の鱗」の故郷の土壌汚染は10年以上前に発生した問題ですが、ダイナスは長年活動を続け、水門都市プリステラの段階では、あと少しのところまで来ていました。
また、「大罪司教」と対峙した際にも、「憤怒」相手に一歩も引かず、キリタカを連れ戻すために「暴食」と堂々と対峙するなど、並外れた精神力・統率力も持っていることが分かります。
ダイナスのセリフ・口癖
大事さ。命と引き換えにするほどの何かは、きっと存在する
生きてる間にそれ以外のことをしようと思ったら、譲れねえことだって出てくるもんさ
俺には……もう、急ぐ理由はなくなっちまった。
『リゼロ』ダイナスの強さ、能力
戦闘能力は一般的な傭兵よりも強い程度
ダイナスは傭兵団「白竜の鱗」のリーダーを務めていますが、全盛期は10年以上前であり、戦闘能力は王選陣営と比較すると見劣りします。
ロズワール邸に滞在していたリリアナを連れ去ろうとした際には、レムに何度も撃退されました。
また、「憤怒」相手にキリタカを連れ去られ、「暴食」相手ではかろうじて立ち続けています。
決して弱くはありませんが、強いとは言えない、そんな「一般的な強さ」を持っているのがダイナスです。
『リゼロ』ダイナスに関する考察、ネタバレ
ダイナスとメイリィは親子?
水門都市プリステラで「暴食」と対峙した際、「白竜の鱗」の仲間であるヒックス・ハルトマンが、「暴食」の権能で「名前」「記憶」を食べられてしまいます。
ヒックスの「記憶」を手にしたバテンカイトスは、ダイナスに対して「ミリアンのことも、メィリィのことも、守れなかったのはお前のせいじゃない。ただ、運が悪かっただけさ」と発言をしています。
この発言から、ダイナスとメィリィに特別な関係があると考えることができ、年齢の差を考えると、親子なのではないかと疑われます。
そうなると、黒蛇がダイナスの故郷に出現したのも偶然ではなく、パンドラが裏で手を引き、将来的にメィリィをカペラの娘にするためにしたことなのかもしれません。
メィリィとの再会はある?
エミリア達が「龍の血」を入手できた場合、王都に一度立ち寄ってプレアデス監視塔の取り扱いを相談してから、水門都市プリステラに「龍の血」を運びにいく可能性が高いです。
メィリィはアウグリア砂丘の通行手形の役割を果たすこととなるため、水門都市まで同行するかは不明ですが、ルグニカ王国におけるメィリィの重要性が高まるにつれて、その存在は王国に響き渡り、いずれダイナスの耳にも入ることとなるでしょう。
ダイナスの中では、既にメィリィは命を落としたことになっていますが、もしその名前を聞くことがあれば、間違いなく会いに行こうとするため、その時に再会することになるのかもしれません。
ボルカニカの龍の血でダイナスの故郷の呪いは解ける?
エミリアがプレアデス監視塔の新しい管理人となり、神龍ボルカニカから「龍の血」を分けてもらおうと画策しています。
ベアトリス曰く、神龍の「龍の血」であれば、プリステラで「色欲」の変貌の被害に遭った人達を救うことができるということですが、もしかすると、ダイナスの故郷の「黒蛇の呪いの残滓」も解決できるかもしれません。
『リゼロ』ダイナスの主な活躍
短編集1「ゼロから始まる英雄譚」のダイナス
故郷が黒蛇に汚染されてしまう
ダイナスの故郷に「黒蛇」が現れ、土壌が汚染されてしまいます。黒蛇の呪いの後の影響で、ダイナスの住んでいた村の人々の間に、徐々に石化していき、最後には石像になる病が流行ってしまいました。
土壌汚染を浄化するためには大量の「無色の魔晶石」が必要であり、「無色の魔晶石」は高価である為、ダイナスは傭兵団を結成して稼ぐことを決意します。
しかし、資金が集まったところで仲間の一人が裏切り、財宝を全て盗んでウォーウォーに豪邸を建て優雅に暮らし始めます。ダイナスは、裏切り者を見つけますが、財宝が洞窟に隠され、ミーティアによる封印が施されてしまったことが判明しました。
封印を解く鍵は「リリアナ」の歌にあると知ったダイナスは、リリアナを求めて追いかけます。
洞窟の封印を解くためにリリアナを連れ去る
「白竜の鱗」は何度もリリアナを連れ去りにロズワール邸周辺に現れますが、その度にレムに撃退されてしまいます。しかし、別グループにスバル達の注意が向いたところで隙を突き、スバルとリリアナの二人を洞窟に連れ去ります。
封印のミーティアの前でリリアナに歌を歌うことを求めますが、リリアナは「お金のためには絶対に歌わない。馬鹿にするな」と怒ってしまいます。
スバルが横道を掘って財宝だけを取ることを提案しますが、魔獣「剛猿」ラウーダが現れ、戦闘の影響で洞窟が崩壊し、財宝もその下に眠ってしまいました。
リリアナの計らいでキリタカの傭兵団となる
洞窟の外に脱出した後、ダイナス達の事情を知ったリリアナは、キリタカに相談します。
キリタカのミューズ商会は「魔鉱石を主に取り扱う商会」であり、ダイナス達が必要な「無色の魔鉱石」も集められるだろうと話します。
そして、自分が土壌汚染を解決する代わりに「傭兵」として雇いたいと提案し、ダイナスは快諾します。
第五章「歴史を刻む星々」編のダイナス
ミューズ商会で「憤怒」相手に時間稼ぎをする
ダイナスはじめ、「白竜の鱗」の仲間達はキリタカの傭兵として忠義を厚くしており、水門都市プリステラでスバル達と再会します。
大罪司教達が現れた際には、キリタカの指示で他の十人会のメンバーを保護しに向かいますが、既にキリタカを除く十人会は何者かに排除された後だったことが判明します。
また、拠点となっていたミューズ商会にも「憤怒の大罪司教」シリウスが現れ、ダイナスはキリタカと共に殿を務め、王選陣営が逃げるまでの時間を稼ぎました。
シリウスは、キリタカを確保すると撤退していきます。
キリタカを探して『暴食』と対峙する
キリタカを探して水門都市プリステラを捜索していたところ、「暴食の大罪司教」ライ・バテンカイトスと遭遇します。
ダイナスは、オットー、フェルト、ガストンと共に「暴食」と対峙しました。
「白竜の鱗」の仲間達は、ダイナス以外全員が「眠り姫」の状態になり、ヒックスの記憶を奪った「暴食」から、「メィリィもお前のせいじゃない」と意味深な発言をされます。
ベアトリス、フェルトによる連携攻撃でバテンカイトスを撃退した後、「暴食」を捕縛しようとしたダイナスでしたが、バテンカイトスの体が「ルイ・アルネブ」に代わり、深手を負わされてしまいました。
アルネブが去った後は、ベアトリスによって傷を治療され、その後は水門都市プリステラで療養することになります。
『リゼロ』ダイナスの戦績
vs レム
洞窟のミーティアによる封印を解くため、リリアナを連れ去ろうとした際、何度もレムと戦闘に発展しています。
しかし、実際にはレムに撫でられる程度で撃退されており、戦闘と言える状況にまで発展することはありませんでした。
vs 『剛猿』ラウーダ
魔獣「剛猿」ラウーダが現れた際にも、ダイナスはじめ「白竜の鱗」は戦闘を選択肢に入れることはなく、ひたすら大急ぎで洞窟を脱出しました。
ラウーダは、ラム、パックによって撃退されます。
vs 『憤怒の大罪司教』シリウス・ロマネコンティ
水門都市プリステラでは、ミューズ商会に現れた「憤怒の大罪司教」シリウスに対して、キリタカの指揮の元で時間稼ぎを行なっています。
キリタカは結果として連れ去られてしまいますが、大罪司教の中で単純な戦闘能力が最も高い「憤怒」を相手にして、生き延びることができました。
vs 『暴食の大罪司教』ライ・バテンカイトス
キリタカを捜索中に「暴食の大罪司教」ライ・バテンカイトスと遭遇し戦闘に発展します。
ダイナス以外の「白竜の鱗」の仲間達は、全員「名前」と「記憶」を食べられてしまいます。
ダイナスはガストンやオットーと協力しながら「暴食」と対峙し、フェルトが戻ってくるまでの時間稼ぎに成功します。
vs 『暴食の大罪司教』ルイ・アルネブ
気絶したバテンカイトスを捕縛しに向かったダイナスでしたが、体が「ルイ・アルネブ」に代わり、深手を負わされてしまいます。
アルネブが即時撤退したことで、ベアトリスによる治療が間に合いましたが、危ないところでした。
『リゼロ』ダイナスまとめ
大罪司教との戦いで負傷を負うも、水門都市プリステラでの戦いをダイナスはなんとか乗り切りました。
故郷の土壌汚染の浄化があと一歩であることが明らかになる一方で、「白竜の鱗」の仲間が『暴食』に名前と記憶を奪われ、眠り姫となってしまいました。
さらに、メィリィとの関係も示唆され、今後もまだまだ再登場がありそうです。
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