「Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)」の『青』のガリッチのまとめページです。
短編集で登場したフェリスのお師匠さん、先代の『青』の称号を授与されていたガリッチ。
フェリスと出会えたことに幸運を感じていたガリッチは、フェリスに何を伝え、何を残したのでしょうか。
「リゼロ」ガリッチの基本プロフィール
名前 | ガリッチ・ファブレス |
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称号 | 『青』 |
年齢 | 七十以上 |
弟子 | フェリックス・アーガイル(フェリス) |
容貌 | ・白髪 ・痩せすぎの長身 ・白い術着を羽織る ・肌色も悪い ・骸骨術師と揶揄される |
「リゼロ」ガリッチの立場
ルグニカ王国の『青』の魔術師
ガリッチは、ルグニカ王国の「青」の称号を受けた王国最高の治癒術師です。
魔法について知識のなかったルグニカ王国は、亜人戦争を契機に魔法に対する扱いを変更、魔法に対する権威として六色の色の称号を定め、ガリッチは初代の「青」の称号を授かりました。
フェリスを弟子として育てる
ガリッチはフェリスの師匠であり、治癒魔術だけでなく、治癒魔術師として生きるために必要なことの全てを教えます。
フェリスと出会えたことを幸運と感じており、フェリスもガリッチのことを大好きに思っていました。
カール・メイザースの父親
また、ルグニカ王都に召喚される前、ガリッチはジュリアに子種が欲しいと求められます。
この結果、ロズワール・カール・メイザースが誕生、ガリッチの魔導師としての才能はカールから現在の「L」に受け継がれ、歴代最高の魔法使いを生み出しました。
ガリッチのセリフ・口癖
ひえっへっへ!
何事にも前もって備える。そう、教えたはずじゃな
「リゼロ」ガリッチのストーリー・主な活躍
「ピックタットの銀華乱舞」でのガリッチの活躍
治療院にたまたま在籍しておりベルトールを救う
ガリッチは、商業都市ピックタットの治療院に偶然滞在しており、クルガンに傷つけられ、ストライドに呪いを受けたベルトールの治療を行います。
ゲートの疲弊が不自然に大きく、呪術に関連したものと診断、ヴィルヘルムがクルガンに勝利して呪いを解くまでの間、ベルトールの命を繋ぎとめました。
リゼロSS「剣鬼恋譚、新婚旅行の裏側編」のガリッチ
テレシア、キャロルに王都に行きたくないと漏らす
ガリッチは、ベルトールに王都に推薦されそうになり、偶然街で出会ったテレシアとキャロルに父親が諦めるように説得してくれないかと依頼します。
王都に行きたくない理由を問われると、ガリッチは息子がいるからと説明しました。
- 王都に息子の母親がいる
- 血の繋がった息子ではあるが、母とは婚姻関係ではなく契約関係
- 良い父親とは言えない
- あれが良い母親をしているとも思えない
ガリッチの言葉に対して、幸福を決めるは子供自身とテレシアに返されると、その言葉を皇帝し、自分の言い訳に息子の名前を借りようとしたと反省します。
しかし、王都行きは結局拒否し、自分が会いたくないから行かないと言い出します。ガリッチの屁理屈にテレシアとキャロルは降参しますが、二人の頭の中には「ベルトールのダダこねには敵わない」というものがあり、不適な笑みをする二人をガリッチは不思議に思いました。
リゼロ短編集5「王選前日譚 青の継承者」のガリッチ
フェリスの師匠として登場
ガリッチは「青」の称号を授けられた王国最高の治癒魔導師となっており、王立治療院に預けられたフェリスを治癒術師として育てることになります。
ガリッチは、数年もすればフェリスは世界一の治癒術師となると才能を認めており、治癒魔術師として生きていくために、治癒魔法だけでなく、傷や病への対処方法、薬方、外科手術など、マナを使えない場合の治癒方法も丁寧に教え込んでいき、一ヶ月の期間のはずが2ヶ月近い延長をして教育を施していきました。
治癒術の教本を借りに来たロズワールにフェリスを紹介する
ロズワールとクリンドが治癒術の教本を借りにガリッチの元を訪れると、ガリッチはロズワールのことを人を中身で判断し、血と外見は気にしない王国有数のまともな貴族だとフェリスに紹介しました。
「眠り姫」ルアンナの元にフェリスを連れていき治癒術師の無力さを教える
また、ガリッチは治癒術師の限界をフェリスに教えるため、10年以上往診を続けているハインケルの元へ向かい、フェリスと一緒にルアンナの容態を診ます。
治癒術師でも治せないものがあり、時には希望が刃に変わり親族や関係者からひどい扱いを受ける残酷さもあると伝え、だからこそ力の届く範囲を見誤ってはならず、精進を欠かしてはならないのだと最後の教えをフェリスに伝えました。
かつての弟子によって命を落とす
その後、ガリッチは死体施術師となっていたかつての弟子に襲われて命を落とします。盛大に国葬が開かれ、そこでフェリス、クルシュ、フーリエ殿下、マーコスの活躍で犯人を撃破されました。
フェリスがガリッチの私室を整理していると、患者からの手紙と共に、フェリスがガリッチにあげた押し花も見つけ、フェリスがガリッチの意志を引継ぎ、ガリッチが担当していた患者も引き受けることとなりました。
その数年後、フェリスはクルシュと離れ離れにならないことを条件にガリッチの『青』を引き継ぐこととなります。
ガリッチまとめ
治癒術師として最も大切なことをフェリスに教え込んだガリッチは、無念な最後を迎えてしまいました。
しかし、ガリッチの遺志はフェリスによって引き継がれ、数年後、世界一の治癒術師として『青』の称号も引き継がれます。
ガリッチが教え導いたフェリスは、今後の激闘の中で多くを救うことができるのでしょうか。
本ページの情報は2021年11月18日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。