リゼロのリリアナ・マスカレードは、「歌姫」と称される吟遊詩人です。
リリアナは、王選開始前のロズワール邸に一度訪れたことがあり、水門都市プリステラでスバル達と再会を果たしています。
本記事では、リゼロのリリアナの基本プロフィールと吟遊詩人としての夢、これまでのストーリー、加護の力についてご紹介します。
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『リゼロ』リリアナの基本プロフィール
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— 『Re:ゼロから始める異世界生活』公式 (@Rezero_official) December 18, 2019
名前 | リリアナ・マスカレード |
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職業 | 吟遊詩人 |
商売道具 | リュリーレ |
将来の夢 | 「世界で最も新しい伝説」を歌うこと |
容姿 | 褐色の肌に二つ括りにされた黄色い髪、大きく丸い瞳、身長は低め、薄手のマント |
加護 | 伝心の加護 |
『リゼロ』リリアナの立場&役割、目的
流れの吟遊詩人
リリアナは吟遊詩人の両親の元に生まれ、幼い頃に故郷を飛び出して、すぐに吟遊詩人として一本立ちします。
吟遊詩人として生きることの厳しさに直面しながら、悲嘆と孤独の果てに世界が詩であることに気付き、吟遊詩人としての才能が開花します。
そして、「世界で最も新しい伝説」を歌うという夢を持ち、流浪の旅を続け、メイザース領を訪れました。
エミリアの広告塔
ロズワール邸に滞在中、リリアナの歌にエミリアやレム、ベアトリスも酔いしれ、一気に仲良くなります。
リリアナを狙っていた二つの集団から助けてくれたこともあり、ロズワールの願いを聞いて、歌でエミリアの人柄を広げていくことを約束しました。
また、体を張って自分を助けてくれたスバルに対しても、「いつかスバルの英雄譚を歌いたい」と伝えます。
キリタカの歌姫
ストーカーだったキリタカの元に、傭兵団「白竜の鱗」と共にリリアナも向かいます。
キリタカのリリアナへの愛情は増すばかりで、水門都市プリステラでは「歌姫」の扱いをされていました。
キリタカが寄贈したミーティアを使い、毎朝、都市庁舎からはリリアナの歌が放送されており、公園のリサイタルも大盛況となっています。
また、水門都市プリステラ編の最後には、「あなたの歌姫で良かった」と、キリタカに感謝を伝えました。
プリシラにも気に入られる
水門都市プリステラでは、プリシラもリリアナのことを気に入り、従者にしようと提案します。
リリアナは、自分は吟遊詩人であると生き様を伝えて断りますが、その断ったことさえも、プリシラは大いに気に入りました。
また、制御塔奪還作戦では、プリシラ、リリアナのコンビで「憤怒の大罪司教」シリウスと対峙します。
『リゼロ』リリアナの性格・人物像
うざ可愛い
リリアナの性格は、一言で言えば「うざ可愛い」です。
距離感が近く、落ち着きがなく、はちゃめちゃな言動をするため、一般的にはうざったい性格ではありますが、リリアナにそう感じることはありません。
どこか憎めないところがあり、生粋の愛されキャラとして、誰からも好意を寄せられます。
歌に人生を捧げている
吟遊詩人として「歌に人生を捧げる」高潔さがあり、その道の途中で力尽きたとしても後悔はないといいます。
また、お金のためには絶対に歌わないと断言しており、洞窟の封印の鍵を解くため、脅されて強要された時にもリリアナは絶対に歌うことをしませんでした。
『リゼロ』リリアナのセリフ・口癖
閃きました、聞いてください。
『リゼロ』リリアナの強さ、能力
美しい歌と加護の力で人の心を奪う
リリアナの能力は特殊で、「美しい歌」と「伝心の加護」で人の心を奪うというものです。
攻撃能力は一切なく、混乱に陥りそうな民衆を落ち着かせたり、人々の心を取り戻すなど特殊な場面で活躍をします。
水門都市プリステラでは、「憤怒の大罪司教」の権能から、人々の心を取り戻し、プリシラの勝利に繋げました。
『リゼロ』リリアナ関連の考察
「ダイクースコア」が日本語であることの意味
リゼロ世界の迷宮に刻まれていることの多い古代文字が、吟遊詩人が古い時代の歌を秘密裏に継いでいくための秘伝文字「ダイクースコア」と分かり、同時にこれが日本語であると判明しています。
この事実が判明した水門都市プリステラでは、「ホーシン」が建造に関与しているため、400年前にホーシンがいた頃には、吟遊詩人が仲間の一人として随行し、ホーシンから日本語の文字を教わっていた可能性が高そうです。
ホーシン語録など、400年前の時代の出来事が今もなお多く語り継がれていますが、これは吟遊詩人が歌い継いできたことによる結果だと思われ、後世に語り継ぐ代わりに、物語を独占する手段として日本語を教えるといった取引があったのではないかと考えられます。
『リゼロ』リリアナの主な活躍
短編集1「ゼロから始める英雄譚」のリリアナ
吟遊詩人としてメイザース領を訪れる
吟遊詩人として夢を追いかけていたリリアナは、メイザース領のアーラム村を訪れます。吟遊詩人が来ているという噂はロズワール邸にも届き、スバル、エミリアも村へと向かい、そこでリリアナと出会いました。
ロズワール邸に招待されたリリアナは、自身の夢が「世界で最も新しい伝説」を歌うことだと伝えます。
ロズワールは、リリアナに良い話があるといい、エミリアの宣伝係としてリリアナを活用することを考えました。
二つのストーカー集団に襲われていることが発覚
ロズワール邸に暫く滞在することになったリリアナの元に、「白装束」と「野蛮な服」の二グループのストーカーが現れます。
二つのグループは戦闘能力は高くはなく、レムによって簡単に撃退されます。
ロズワールは、リリアナのストーカーグループを撃退することで、恩に着せ、自分のいうことを聞かせようと考えました。
「野蛮な服」のグループを囮作戦で捕まえる
ロズワール邸の女性陣とスバルは、毎晩開かれるリリアナのリサイタルにすっかりファンとなっていました。
リサイタル後、「野蛮な服」のグループの襲撃がありますが、難なく撃退します。リリアナを狙う不埒な輩に対して、怒りを共にしたエミリア達は、スバル発案の囮作戦を実行することにします。
ベアトリスがリリアナに扮し、スバルと一緒にわざと捕まり、依頼主を誘き出します。そして、その場にいた全員を捕縛すると、依頼主は二つ前の街でリリアナの熱狂的なファンとなっていた、ミューズ商会の跡取り「キリタカ」であることが判明しました。
「白装束」のグループにスバルとリリアナが攫われる
キリタカをロズワールの前に連行していく際、「白装束」のグループにスバルとリリアナが誘拐されてしまいます。
「白装束」のグループは、傭兵団「白竜の鱗」であり、傭兵団を裏切って財宝を盗んだかつての仲間が、財宝の隠し場所である洞窟に封印を施し、その封印を解く鍵がリリアナの歌であると説明しました。
スバルとリリアナに乱暴をすることはなく、ただ封印を解いてほしいと願って、リリアナを洞窟に連れていきます。
リリアナは洞窟で歌を歌わないと断固拒否する
「白竜の鱗」はリリアナに封印を解くことを求めますが、リリアナは「お金のためには絶対に歌わない」と突っぱねます。
押し問答をしている間に、魔獣「剛猿」ラウーダが現れてしまい、全員がすぐに退避しようとします。
しかし、リリアナは母親からもらったリュリーレのケースを取りに奥に向かおうとします。それをスバルに止められ、スバルが代わりに奥へと向かい、ラウーダの脅威にさらされます。
キリタカの元に暫く滞在することになる
スバルに助けられ、洞窟の外に出たリリアナは、「白竜の鱗」の故郷が黒蛇に襲われ、郷土の呪いを解くための資金を集めていたところで、仲間の一人が裏切ったという真実を聞きました。
リリアナは、キリタカが「白竜の鱗」の故郷の問題の解決を手伝い、さらに「白竜の鱗」を傭兵として雇うことをお願いします。
そして、リリアナの願いを聞き入れたキリタカの元に、リリアナ自身も滞在することを決めました。
ロズワール邸に戻ったリリアナは、旅支度を揃え、エミリア、スバルの二人の英雄の話を歌えることを楽しみにしていると話して別れます。
第五章「歴史を刻む星々」編のリリアナ
水門都市プリステラの「歌姫」として人気になる
リリアナは水門都市プリステラの「歌姫」となっており、都市庁舎の放送で毎日、プリステラの街に歌を届けていました。
キリタカのミューズ商会に身を寄せていますが、今日は大事な商談があるからと外に出されます。そして、噴水公園でリサイタルをしていたところで、スバル、ベアトリスと再会しました。
キリタカの商談相手がエミリア達であるとわかると、自分が口添えすると息巻いてミューズ商会に戻ります。しかし、リリアナの手をスバルが触れてしまったことで、キリタカが暴発し、一度目の商談は破断となってしまいました。
エミリアと再会、プリシラと出会う
エミリア達のプリステラ滞在二日目も、リリアナは噴水公園でリサイタルを行います。その歌声を聞いたプリシラが乱入し、情熱的な踊りを見せて観客を虜にしました。
二人のセッションはスバル、エミリア、ベアトリスも見ていて、エミリアとリリアナが再会を喜びます。
しかし、エミリアとプリシラの間に微妙な空気が流れたことで、リリアナが仲を持つため、個人的なリサイタルを始めようとしました。スバルには、お茶菓子と飲み物を買ってくるようにお願いし、演奏を始めます。
プリシラと共に「憤怒の大罪司教」シリウスと対峙することが決まる
大罪司教が水門都市プリステラに現れたことで、街は混乱に陥り、リリアナは側にいたプリシラと行動を共にします。
水門から放たれた濁流が消えた後、裏路地でスバルを発見しました。その後は避難所を回りながら、「憤怒」の影響でパニックになる民衆を歌で落ち着かせて回ります。
プリシラ、シュルトと共に都市庁舎に戻った後、「伝心の加護」を持っていることが判明します。そして、プリシラと一緒に四番街の制御塔「憤怒の大罪司教」シリウスと対峙することが決定しました。
プリシラからは、「憤怒」がミューズ商会を襲撃したのは、最後の十人会となったキリタカを保護することが目的だった可能性が高く、キリタカが生存している可能性は高いと告げられます。
歌でプリステラの街の人々の心を取り戻す
四番街の制御塔に到着したリリアナは、「憤怒」に操られた千人程度の民衆が広場を囲んでいることに気付きます。
プリシラに、大罪司教の権能の影響から、歌の力で人々の心を取り戻すことが役目だと任されます。
燃え盛る制御塔の屋上に降り立ったリリアナは、忘我の境地に達し、歌い始めます。その声は「伝心の加護」で広がっていき、千人の観客の心を取り戻しました。
キリタカの「歌姫」になれたことを喜ぶ
プリシラがシリウスを撃破後、リリアナの立っていた制御塔が崩壊します。
運よく水路に着地したリリアナでしたが、体に力を入れることができず、そのままティグラシー大河まで流され、世界の外に放り出されることを覚悟しました。しかし、水の下に沈む寸前、正気を取り戻した瞬間、一目散にリリアナを追いかけてきたキリタカに助けられます。
リリアナは、キリタカに「あなたの歌姫でよかった」と感じます。
その後、傷付いた街の人々が集まってくる都市庁舎の瓦礫の上で歌い続け、人々の混乱を癒しへと変えていきました。
リゼロSS「水門都市残留組、プリステラ復興日誌」のリリアナ
『魔女の遺骨』の保全に向かう仲間を集める
リリアナは、水門都市プリステラの秘密である『魔女の遺骨』が外部に漏れたことを受け、地下の大神殿に保全されている『魔女の遺骨』を地上に持ち帰り、より強固に守りを固めるという役割をキリタカにお願いされます。
都市を救ってくれた王選候補者の関係者方に信頼を寄せ、リリアナは、エミリア陣営からガーフィール、アナスタシア陣営からリカード、フェルト陣営からエッゾに協力をお願いし、探検隊のパーティーを組みました。
また、吟遊詩人として大神殿での冒険に興奮しており、この探検を語り継がれる詩歌にすると息巻いており、その宣言にガーフィールがやる気を燃やします。
ガーフィール、エッゾに助けられ「守護者」と遭遇
リリアナは落下中にガーフィールに助けられますが、エッゾによって地面が泥になると、リュリーレが泥だらけになって落ち込みます。
エッゾが魔法で用意してくれた水でリュリーレを洗い流すと、テンションが回復し、奥の通路へとルンルンで進んでいきました。しかし、通路の先で何かが蠢く気配を感じると、即座にガーフ達の背後へと回ります。
リリアナが感じた存在は、複数のネズミが一つになったような異形でした。
遺跡の古代文字が吟遊詩人に伝わる「ダイクースコア」だと発言
リリアナは、床のトラップを踏んで、巨大な大玉が迫ってくる罠を発動させ、リカードやガーフィールに助けられながら、大神殿の探索を進めていきます。
壁に刻まれた古代文字の話題になると、吟遊詩人が昔からの歌を語り継ぐための暗号文字「ダイクースコア」に似ていると発言し、解析できなかった古代文字が分かるかもしれないと興奮したエッゾに迫られました。
最奥の部屋の影響を全く受けずシャトランジ盤に挑む
リリアナは、魔女の遺骨がある最奥の石室に入っても、他の三人とは異なり全く影響を受けず、自由に体を動かせる状態でありました。
しかし、光っている魔女の遺骨に近づこうとすると、石室の地面が光だし、シャトランジ盤の盤面が描かれます。リリアナは全くの素人でしたが、自信をみせ、エッゾの忠告も聞かずに勢いだけで悪手に次ぐ悪手を打ち始めました。
シャトランジ盤をクリア
リリアナは、シャトランジ盤を定石を無視して打ち続け、あっという間に追い詰められてしまいます。
駒は等身大の大きさで、リリアナは王の駒の役目を果たしていたため、負けた場合は命が危ないと忠告されて驚きます。しかし、オットー、ヘータロー・ティビーの救援組が現れたことで、ガーフィール、リカードが動けるようになり、結局力技で解決し、魔女の遺骨の回収に成功しました。
リリアナが油断して「魔女の遺骨」が置かれていた台座に座ると、カチッと音が鳴って罠が発動し、大量の水が流れこみ、一同を外に押し流していきました。
地上の水路に出た先にはキリタカがいて、リリアナは助けを求め、無事全員生還を果たします。
『リゼロ』リリアナの戦績
vs 「憤怒の大罪司教」シリウス・ロマネコンティ
水門都市プリステラでは、プリシラとのコンビで「憤怒の大罪司教」シリウス・ロマネコンティと対峙しています。
直接シリウスと戦うことはありませんでしたが、シリウスの権能で操られていた人々の心を、歌と加護の力で取り戻し、プリシラがシリウスに攻撃できる状況を作り出しました。
ラインハルトでもシリウスの権能を解除することができなかったので、シリウス攻略には、リリアナの存在を欠かすことはできなかったでしょう。
現在シリウスは王都に輸送されている最中ですが、王都で再びシリウスが暴れることがある場合には、リリアナの活躍もまた見れそうです。
『リゼロ』リリアナまとめ
本記事では、リゼロ世界の歌姫、リリアナ・マスカレードについてご紹介してきました。
吟遊詩人としての生き様を貫いてきたリリアナは、水門都市プリステラで大活躍を見せ、歌の力でプリステラの人々を憤怒の権能から守りました。
キリタカの好意を受け入れたことで、今後もキリタカと行動を共にする可能性が高そうですが、「憤怒」が再登場する場合には、リリアナもまた再登場しそうですね!
本ページの情報は2024年08月21日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。