「Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)」の近衛騎士団団長マーコス・ギルダークのまとめページです。
マーコの本編初登場は、玉座の間で王選のあらましを説明した場面です。短編集や外伝でも登場しており、平団員時代の活躍や正体、ロズワールとの友人関係などが描かれています。
近衛騎士団団長として信頼されるマーコスは、今後さらに活躍する場面があるのでしょうか?
マーコス・ギルダークの基本プロフィール
名前 | マーコス・ギルダーク |
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立場 | ・近衛騎士団団長 ・『巌』のマーコス ・ラザック・ギルダークの息子 ・満場一致で王国第二位の実力者 ・ロズワールの計画に加担(共犯者) ・元同胞団の団長 ・ボルドーの教え子 ・ハインケルの友人(共にボルドーに師事、過去に魔獣から助ける) |
特徴 | 戦いの申し子である「修羅」 ・短い緑髪 ・巌のような重圧感を伴う顔つき ・鍛え上げられた肉体 ・ロズワールと出会った時は二十代半ば |
二つ名 | 『巌』 |
口癖 | 「王国騎士は言葉ではなく、行動で示す」 |
容貌 | 長身の大男、四角い顔 |
『リゼロ』マーコス・ギルダークとは?優しさに溢れる近衛騎士団団長
近衛騎士団団長
マーコス・ギルダークは、王選開始時点での近衛騎士団の団長です。
青のガリッチの国葬の際に大勢の人を守り抜き、その手柄を持って近衛騎士団の役職持ちに昇格しました。
団長として公の場に立つ際は丁寧な言葉を話しますが、気の知れた団員の前では粗暴な言葉や態度を現します。
しかし、愛国心溢れる正義感であるが故に、ユリウスやフェリスなど、近衛騎士団のトップ人材から厚い尊敬を集めています。
戦いの申し子である修羅
マーコス・ギルダークは、ラインハルトに次ぐ王国第二位の実力の持ち主です。
ロズワールからは、戦いの申し子である「修羅」と表現されており、次のような異常な力を持っています。
- 生まれながらにして他者を圧倒する力
- 非常識な耐久力
マーコスは、ロズワールが十四歳の頃に王都で一度戦っていますが、ジュリア時代に身につけたロズワールの「発勁」を単純な耐久力で耐え切り、尚且つ見ただけでその技を習得するという異常な戦いの才能を見せました。
「岩の巨人」の姿になれる
青のガリッチの国葬での戦いでは、「岩の巨人」の姿になっており、ガーフィールやフレデリカと同じく、マーコスはハーフの亜人である可能性が高そうです。
父のラザック・ギルダークは亜人戦争でも活躍した正騎士であったため、亜人戦争終結後に亜人と結婚し、マーコスが生まれたのかもしれません。
マーコス・ギルダークの性格・人物像
王国に忠誠を尽くす威厳のある男
マーコスは心から王国に対する忠誠を尽くす強者であり、融通が利かない一面がありますが、先入観のない公平な目で物事を見極めることのできる男です。
貴族出身でありながら、騎士として務め始めた直後に捕まえた人間達が、尽く貧民街出身の人間で、貧民街での生活の厳しさから、衛兵や騎士に捕まるような暮らしをせざるを得ないことを知りました。
この時、自分が捕まえているのは悪人ではないと感じ、貧民街の人達の暮らしに寄り添い、彼らに生活の糧をもたらすために「同胞団」という一団を作ったという過去があります。
フェリスからも尊敬されており、フェリスがクルシュ以外に話を聞く唯一の人物でもあります。
マーコス・ギルダークのセリフ・口癖
悪いが、私に毒は通じない
お前は、それでよかったのか?ファブレス殿は
私は王国の敵に容赦する剣を持ち合わせていない
『リゼロ』マーコス・ギルダークの過去は?
王都の貧民層を助けるため騎士団を抜け「同胞団」を立ち上げる
ロズワールが当主となった十四歳の頃、マーコスは騎士団を抜け、貧民街の人達の暮らしを支えるために「同胞団」を立ち上げています。
王都の路地裏でロズワール、ラッセルと遭遇し、ジュリア時代に長年の鍛錬によって身につけた「発勁」と技術を、見ただけで身につけるという戦闘技術の高さを見せ、ロズワールから戦いの申し子である「修羅」と評されました。
ラインハルトの「変心の加護」の影響を受けたこともあり、マーコスはロズワールに敗北を喫し、「共犯者」になることを提案されます。
そして、ロズワールが同胞団に工業都市コスツールへの移住を提案し、仕事を与えたことで、マーコスは騎士団に戻り、そこでロズワールの協力者となることを誓います。
マーコス・ギルダークのストーリー・主な活躍
リゼロ外伝「Once Upon a time in Lugunica」のマーコスの活躍
ハインケルの説得を断る
マーコスは貧民街の人達の生活を支えるため、騎士団を抜け出し「同胞団」と言う組織を立ち上げます。
同胞団は、悪どいやり方で儲けた貴族達を標的にする一方で、被害は最小限に抑えるなど、マーコスによって一定の規律を持って運営されていました。
マーコスとハインケルの師匠は共にボルドーであり、その馴染みもあり、ハインケルがボルドーを騎士団に戻ってくるよう説得に来ますが、マーコスはそれを拒否します。
ロズワールとの対決で敗北を喫する
同胞団の一員であるベルモントが、ロズワールの「金翼の羽飾り」を盗んだことで、マーコスとロズワールは二度に渡り王都で戦うこととなります。
一度目はマーコスの強さを見誤ったロズワールが意識を奪われ、二度目は魔法と「発勁」によって追い込まれ、ラインハルトによる「変心の加護」の影響が決め手となって、マーコスはロズワールに敗北をします。
敗北したことで潔く「金翼の羽飾り」を返しますが、ロズワールに気に入られ「共犯者」に誘われます。
ロズワールの「共犯者」となることを誓う
同胞団と鎬を削っていた貴族出身者による「金翼党」が平民街の酒場に集められ、ロズワールから工業都市コスツールへの移住が提案されます。
工業都市コスツールは魔造具の生産を10年で2倍にする計画を持っており、同胞団には仕事を、金翼党には役割を与え、三者の望みを叶える見事な解決策でした。
この一件でマーコスはロズワールの共犯者となることを決め、以後定期的にやりとりをすることを約束します。
そして、マーコスは同胞団をレノ・レックスに任せ、自身は騎士団へと戻りました。
リゼロ短編集5「王選前日譚 青の継承者」のマーコスの活躍
ガリッチ没後にフーリエ殿下の警護にあたる
ガリッチ没後、ルグニカの国葬においてマーコスはフーリエ殿下の警護につきます。
フェリスとクルシュの機転によって犯人を発見すると、マーコスが巌の力を発揮して一瞬で撃破、その功績をフーリエ殿下にも認められ、上層部に口添えをされることとなりました。
ロズワールと祝杯をあげる
ロズワールの屋敷に招待されたマーコスは久しぶりに再会、ラッセルは欠席しましたが、フェリスが師の復讐を果たしたこと、マーコスが出世することの祝杯をあげました。
リゼロEX1「獅子王の見た夢」のマーコス・ギルダーク
近衛騎士団団長となり期間限定条件のフェリスを受け入れる
近衛騎士団団長となったマーコスは、フーリエ殿下からの無茶振りでフェリスを期間限定で近衛騎士団に入団させます。
フェリスが孤立しないようユリウス、ラインハルトに行動を共にするよう指示、さらにはフェリスが入った後、フェリスの力を周囲に認めさせるために練兵場で団員を指導させ、フェリスの治癒魔法の威力を見せつけるなど気遣いをしました。
フーリエ殿下の指示でラインハルトをヴォラキア帝国付近に配備する
アーガイル家の問題が露呈すると、マーコスはフーリエ殿下から指示を受け、ラインハルトをヴォラキア帝国との国境付近に配備します。
結果、不死王の秘蹟を持ち出そうとしたマイルズがラインハルトによって撃墜することとなりました。
第三章「再来の王都」編のマーコス・ギルダーク
王選のあらましを玉座の間で説明し議事進行を務める
マーコスは王選開始を宣言する会議に近衛騎士団団長として参加、議事進行を担当し、王選のあらましを説明します。
会議が進むにつれてフェルトが王選に参加しない意思を示すと、ロム爺を離すことを拒否するなど、断固とした対応を見せました。
ユリウスの行動の意図を把握している
会議後、練兵場でスバルとの騒動を起こしたユリウスの真の狙いに気付いており、損な役回りをさせたことを謝罪します。
マーコスはクルシュ以外に懐かないフェリスからも尊敬されており、クルシュ以外で唯一命令を聞く人物であることも明らかになりました。
マーコス・ギルダークまとめ
王選開始後は物語に登場する場面がなくなってしまったマーコス・ギルダーク。
しかし「憤怒」シリウスや「暴食」アルファルドが王都に輸送される中、今後王都で物語が展開されていく可能性があり、そこでの活躍が予想されます。
ロズワールやラッセルと古い友人であり、岩の巨人の姿になれるなど、まだ明らかになっていない事実も非常に多いです。再登場を期待です!
本ページの情報は2021年11月18日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。