「リゼロ」トッド・ファングは、ジャマルの妹と婚約をしているヴォラキア帝国の軍人です。
トッド・ファングの特殊な目と体質、異常とも言える考え方、ジャマル&カチュアとの関係性、スバルの天敵となった理由など、リゼロのトッド・ファングを詳しくご紹介します。
『リゼロ』トッドの基本プロフィール
名前 | トッド・ファング |
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立場 | ・ヴォラキア帝国軍軍人 ・ジャマルの義弟 ・ジャマルの妹(帝都住まい)の婚約者 |
特徴 | ・人の良さそうな男 ・明るい橙色の髪 ・年齢はスバルより少し上 ・人好きする笑み ・戦士 ・軽装と腰の刀剣 ・ジャマルと同期の戦士 ・痛みに鈍い ・斧も使う ・痛いのは嫌でなるべく話し合いで解決しようとする |
『リゼロ』トッドとは?ヴォラキア陣地でスバルと出会った男
ヴォラキア帝国軍人
トッドは、神聖ヴォラキア帝国軍に属する軍人です。
役職は高くなく強さもそれ程ではないものの、実質的に所属する部隊を支配していました。
何かしらの目的を持っており、アラキアが手に入ると容赦無くジャマルを切り捨てています。
ジャマルの妹の婚約者
トッドは、同期の戦士の出世頭、ジャマルの妹カチュアの婚約者です。
カチュアは帝都に住んでおり、トッドは数年かかる可能性のあるバドハイム密林での任務を早く切り上げて、帝都に戻りたいと考えていました。
同じ陣地にいるジャマルは同期の出世頭であり、トッドの将来の義兄という間柄にあたります。
特殊な目を持つ
トッドには特殊な目と体質があります。
ループを繰り返したことでスバルの心情が変化した際、トッドは即座に変化に気付きました。また、ナツミ・シュバルツが城塞都市グァラルの都市庁舎に旗を掲げた際、ナツミの正体がスバルであることに気付いています。
痛みを感じない体質
さらに、トッドは痛みを感じない体質を持っています。
そのため、痛みによってトッドの行動を誘導させることは難しく、さらに痛みがないことで恐怖心というものが欠けています。
『リゼロ』トッドの性格・人物像
知性に優れ話し合いを好む
トッドは、帝国軍人には珍しいタイプの人材で、相手との対話を好み、武力よりも話し合いで問題を解決しようとする軍人です。
スバルが最初に陣地で過ごした際も、乱暴なジャマルとは対照的にトッドはスバルの話に真摯に耳を傾け、友好的な態度で世話をしてくれたので、スバルからは恩人と感謝されていました。
観察眼に優れ相手を操る
一方で、トッドの態度は善良さから出ているものではなく、あくまで帝国軍人としての一種の在り方です。
相手を観察して立場に寄り添い、理解を示し、その上で相手にも魅力的な提案をして、自分の都合の良いように操る、というのがトッドの戦い方であり、1周目のスバルもトッドの技術にかかり、恩人と感じて情報提供をしてしまっていました。
帝国軍人らしく冷徹な判断をする
帝国軍人として敵に対しては一切の容赦がなく、1周目の世界では森に火をつけ、2周目の世界ではスバルを追い込んでいます。
敵や目的の妨げになる者に対しては容赦がなく、状況によっては味方である帝国軍人でさえも襲撃の対象とします。
異常なほどの執念
一度定めたターゲットは逃すことがなく、城塞都市グァラルでスバルを見つけた際には、何度死に戻りを繰り返してもあらゆる手段で攻撃をし続け、スバルに天敵と思わせるまでに死に戻りをさせました。
武人としてのトッドの戦闘能力は高くありませんが、計略を用いたトッドの戦闘能力は凄まじく、セシルスを育てたロウアンもトッドに敗北しています。
『リゼロ』トッドのセリフ・口癖
まあまあ、落ち着けって!何もわからないんだ。目隠し、外してやろう
ジャマルの奴、顔のどっちに眼帯してたっけか……?
『リゼロ』トッドはどうなる?残された伏線の考察
トッドがスバルに使った緑色の瓶はチャップが持っていた物と同じ?
トッドはスバルの治療のために、治療用の天幕の中にあった「緑色の粘液の瓶」をスバルに飲ませています。
翌日にはスバルの折れた左手から痛みが引いており、飲みづらさで有名ではあるものの、効き目は抜群であることが判明しました。
この「緑色の粘液の瓶」は、『氷結の絆』でエミリアが大森林を通ろうとしていたチャップの荷台で見つけた物と、同じ種類のものである可能性があります。チャップは聖グステコ王国出身の部下として動いていたため、「緑色の粘液の瓶」はグステコ産かもしれません。
『リゼロ』トッドの主な活躍
リゼロ7章「狼の国」のトッドの活躍
1回目の世界:バドハイム密林を焼く契機となる
1周目の世界では、トッドは剣狼のナイフを持っていたスバルを帝国貴族の関係者と判断し、ジャマルからスバルを守りながら、捕虜して捉えられていたスバルと友好的な関係を築きました。
スバルから恩人と思われるようになり、昼食時間に「魔獣」の情報を教えてもらうと、即座に部隊長を集めてズィクル二将の下へ向かい、バドハイム密林を焼いて終わりにすることを提案しました。
翌朝、陣地に戻ってスバルに婚約者の元に帰れると喜びあい、燃え盛るバドハイム密林をスバルに見せ、スバルを驚愕させました。
2回目の世界:スバルと対立
2周目の世界では、目隠しを外されたスバルの目を見て「操ろうとしている」と感じ、前の周回の態度とは一変してスバルに厳しい態度を突きつけます。
スバルがシュドラクの民であると虚言を吐くと、それを信じ、ジャマル含めた20名の部隊を連れ、森の中に入っていきました。しかし、スバルの狙いは自らの瘴気で魔獣を引き寄せることであり、トッドやジャマルは、森の中でギルエーナとの戦闘になります。
トッドは即座にスバルの罠だと気付いて、狙いをスバルに変えますが、スバルの全力疾走の前に鎧をつけているトッドは追いつけず、取り逃すこととなりました。
ジャマルと共に城塞都市グァラルへ向かう
エルギーナ相手に部隊は被害を出さずに勝利しましたが、トッドは帝国陣地を見捨てて城塞都市グァラルへ向かうと判断、その考えを支持しないであろう仲間達を早々に処分するべく、エルギーナの毒を用いて身動きを封じて処理しました。
水浴びに行っていたジャマルと合流すると、ジャマルには丁寧に説明、二人で城塞都市グァラルへ向かうことになります。
スバルを発見して執拗に死に戻りさせる
グァラルでズィクル二将に状況を報告した後、トッドは都市に駐屯していましたが、偶然都市に入ってきていたスバルを見つけます。
後をつけたトッドは、スバルとフロップが裏路地に入ったタイミングで襲撃を仕掛け、スバルが死に戻りを駆使してあらゆる手段を講じても、その度に異なる方法で徹底的にスバルを撃破し続けました。
しかし、スバルがブラフをかますと、慎重なトッドはリスクを考慮して様子を見ることとし、スバルに逃走を許してしまいます。
クーナとホーリィの弓矢を受ける
宿屋に向かったスバルがレム達と合流して城塞都市を脱出しようとすると、トッドは城門に潜み、スバル達が最も油断する瞬間に奇襲を仕掛けます。
しかし、ここでは城塞都市グァラルから離れた場所で見守っていたクーナとホーリィの連携による剛弓を受け、すぐには動けないほどの負傷を負ってしまいました。
ナツミ・シュバルツがスバルだと気付く
スバルが城塞都市グァラルの付近にいることを知ったトッドは、ジャマルと共に徹底的に都市の抜け道を潰して回りますが、スバル達は楽士団に扮して正面から進入しており、トッドはナツミ・シュバルツと会話をしてもスバルと気付くことができませんでした。
その結果、都市庁舎は占領されてしまうことになります。トッドは遠くから旗を変えるナツミ・シュバルツの様子を特殊な目を使って確認し、その正体がスバルであるとこのタイミングで気付きました。
ジャマルと共にアラキアを救出
ジャマルと共に城塞都市グァラルを脱出していたトッドでしたが、アラキアを救出するというトッドの案に乗り、再び城塞都市グァラルの中へと戻ります。
見張りの兵7名を撃破後、ジャマルとのコンビで見張り役のホーリィを出し抜いてアラキアを救出することに成功します。
ジャマルを切り捨てアラキアと共に脱出
外に出ると既にシュドラクの民による包囲網が敷かれ絶体絶命の窮地に陥りますが、トッドはここでジャマルを切り捨てると判断、ジャマルを上手に誘導してシュドラクの民の軍団に単独で突っ込ませ、その隙に気絶しているアラキアと共にグァラルを脱出しました。
本ページの情報は2021年11月14日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。