『最果てのパラディン』の最新刊までのあらすじネタバレ解説をご紹介します。
最果てのパラディンは、柳野かなた先生によるライトノベル作品で、奥橋睦先生が作画、輪くすさが先生がイラストを担当する形でコミカライズ、2021年10月からはアニメ放送が開始された人気作品です。
コミック最新刊は8巻まで出版されており、最新話は「コミックガルド」にて連載されています。
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『最果てのパラディン』の魅力は?「確かに生きること」を教えてくれる物語
『最果てのパラディン』の最大の魅力は、物語を通じて「確かに生きることの尊さ」を教えてくれることです。
主人公のウィルは、前世でまどろむように生きて終わりを迎えましたが、グレイスフィールの導きによって記憶を所持したままこの世界に転生、ブラッド・マリー・ガスとの生活の中で生命の価値の重みを知り、生が死と共にあることを理解、なればこそ懸命に生きると決意を固め二度目の人生を歩み始めます。
主人公に限らず、「最果てのパラディン」に登場する人物の多くは、真っ直ぐに生きることを貫いており、その魂の輝きを持って読者に確かに生きる人生の価値を教えてくれます。
ウィル | 前世で挫折から立ち直ることができず、まどろみの中で人生の終わりを迎える。転生した先でマリー、ブラッド、ガスの三英傑の教えを受け、光は闇と、言葉は沈黙と、生は死と共にあると教わり、確かに生きることを決意、グレイスフィールの加護を授かり、死者の街を出て人々との関わりの中で生きる |
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マリー | 優れた祝祷術の使い手であり、200年前の戦乱で上王を封印した三英傑の一人。ブラッドと恋仲となるも、上王との戦いには死を覚悟して臨む。スタグネイトとの契約によってミイラの不死者となり、封印の守護者となった200年後にウィルと出会う。我が子のように愛し、慈しみ、スタグネイトの木霊撃破後はガスのように生存できる手段もあったが、ブラッドと共に輪廻に還る |
ブラッド | 戦鬼(ウォーオウガ)と恐れられた凄腕の傭兵。マリー、ガスと共に三英傑の一人に数えられる。上王からサウスマークを救うため百の英雄と共に出陣するも、撃破は叶わず封印となる。封印の守護者となってウィルと出会い、父のように見守り、自らが持ちうる武技を授けた。スタグネイト戦後はマリーと共に死を受け入れ、輪廻へと還る |
ガス | 彷徨賢者(ワンダリングセイジ)と称されたロックな魔法使い。マリー、ブラッドと共に上王を封印、ゴーストの不死者となって封印の守護者となる。孫と可愛がるウィルに魔法と知恵を授け、スタグネイトの木霊が現れた際は究極魔法を用いて一体の撃破に成功。マリーとブラッドが輪廻に戻った後も、グレイスフィールの遣い(ヘラルド)となる手段を用いて10年程度現世に残留、ウィルの旅を死者の街から見守る。旅に出るウィルに貯めてきた資金と共に「ウィリアム・G・マリーブラッド」の名前を授けた。 |
メネル | ハーフエルフの狩人であり、優れた精霊使い。本名はメネルドール。北の「草原の大陸」のエルフの集落から出た後、サウスマークに渡って遺跡探査で生計を立てる。仲間に裏切られて毒に倒れた後、近くの集落に住んでいたマーブルに助けられるが、デーモンの襲撃によって集落は壊滅、外道に走ったところをウィルと出会い、真っ直ぐに生き直すと決意を固めた。森の王権を身に宿したことで、寿命が尽きた後は森の王となり、ウィルが世界に残したものを見届ける予定を立てている |
ビィ | 小人族(ハーフリング)の吟遊詩人。本名はロビィナ・グッドフェロー。かつて共に旅した女英雄が、分かれた途端に命を落とした過去を持つ。英雄の覚悟が世界から忘れられることを防ぐため、世界に存在した英雄の物語を語り継ぐことを使命としている |
トニオ | 行商人。商船団に所属していたが船が沈没して組織が解散、フリーの行商人としてビィとサウスマークで仕事をしていたところでウィル、メネルと出会う。作中の中に登場する大人の役割を担っており、堅実で着実な商人としての生き方をウィルに尊敬されている。トーチ・ポートができると白帆の都と結ぶ商売の仕切りを任される |
エセルバルド王弟殿下 | 草原の大陸の南西部を収めるファータイル王国の王弟。サウスマーク入植の一切を任されており、白帆の都の統治を担う。当の本人は極めて有能、王である兄は凡庸ではあるものの、兄として愛してくれたことに敬愛の念を持っており、兄のために入植事業の成功を意気込んでいる。ウィルが白帆の都で英雄となった際には、最果てのパラディンに任命した |
バグリー神殿長 | バグリー神殿長は白帆の都の神殿の長を務める人物。元々は草原の大陸で孤児院付きの神殿を運営していたが、エセルバルド王弟殿下に引き抜かれてサウスマークの入植事業に付き合わされた。粗雑な態度を取り、接待・賄賂を好む俗物と厭われているが、全ては神々への信仰に殉ずるための行為であり、実際は極めて優れた人物でありウィルも尊敬している。最高位の加護を授かっており、なんやかんやウィルのことを気にしている |
アンナ | バグリー神殿長の娘。草原の大陸でバグリーが運営していた孤児院育ちであり、血は繋がっていない。父を敬愛しており、同じ孤児院育ちの仲間と共に神官となって、サウスマークに移動したバグリーの手伝いをしている。トーチ・ポートができると移住、レイストフと恋仲になった |
レイストフ | 白帆の都でウィルの仲間となった冒険野郎(マッドマン)。強者との戦いと栄誉を求める人物であり、サウスマークの南方・西方を人類の生存圏に取り戻すウィルの戦いに力を貸す。トニオと並ぶ作中の大人の役割を担っており、若い故の過ちをしがちなウィルの支えとなった。ちゃっかりしており、アンナと恋仲になる |
ハイラム | 賢者の学院(アカデミー)の教授。森番も務めており、ウィルが人々の幸福のために魔法を使う人物だと判断すると、アカデミーの蔵書院に案内した。 |
ルゥ | くろがねの国の最後の君主アウルヴァングルの孫。本名はヴィンダールヴ。国を失ったドワーフ族の希望であり、古き龍、神々の鎌と恐れられるヴォラキアカとの決戦に命を懸ける意味を見出し、その勇気がウィルを励ました。力が強く天性の才能の持ち主 |
最果てのパラディンのパラディンに登場するキャラクターは、真っ直ぐに自分の生き様を決めたらそれを貫く気高さを持っており、その先で人々と結びつくことで幸福を得られることを示唆してくれます。
様々な立場の人物がいますが一様に確かな生き様を貫いており、そして生きることに立ちはだかる困難に対してどう向き合っていくのかが物語の中で描かれています。
『最果てのパラディン』1巻のあらすじネタバレ
死者の街で三人の不死者との不思議な生活が始まる
ウィルは前世の記憶を持って誕生、スケルトンのブラッド、ミイラのマリー、ゴーストのガスという三人の不死者に育てられます。
こちらの世界に来て7年が経過しており、ウィルはブラッドからは武技、ガスからは魔法、マリーからは祈りと生活力を教わりながら日々を過ごしていました。
15歳になった時の成人の儀では自らの守護神を選ぶこととなり、ウィルは自分の出生と関係性の深い輪廻を司る神グレイスフィールが最も気になっていました。
ウィルの決心
前世のウィルは人生に挫折をしてついに立ち直ることができずに生涯を終えており、この世界に赤ん坊として誕生した時には、怠惰に過ごした自分への何らかの罰なのかと考えていました。
しかし、マリーに連れて行かれて外の美しい世界を見た時、これは罰ではなく恩寵だと感じ、今度の世界では生き直すことを決めます。
マリーがいる神殿の中でパンの真実を知る
マリーが持ってくるパンを不思議に思ったウィルは、マリーが祈りを捧げるために神殿に入った後、仮病を使ってブラッドの修行をサボり、禁じられていた神殿の広間へと向かいます。
ウィルが神殿に入ると、そこには祈りながら炎に焼かれるマリーの姿があり、驚愕したウィルはすぐにマリーを助けようと近寄り、自身も大きな火傷を負ってしまうこととなりました。
マリーは善なる神の陣営である地母神マーテルを信仰していながら、悪の陣営の不死神スタグネイトと契約する裏切りをしており、毎日の祈りの際にその罰を受けていたのでした。朝夕に祈りを捧げるのはマリーの日課であり、ウィルが生まれてからはマーテルに食べ物ももらうようになったことが判明、パンの謎が明らかになります。
マリーは、炎に焼かれるのは痛くて泣いちゃいそうだと話しながらも、それでもマーテルを慕って祈りを捧げており、ウィルもこの日以降一緒に祈りを捧げることとなります。
ウィルが13歳に成長、ガスの態度がおかしくなる
ウィルが13歳に成長する頃には、三人の修行も厳しさが増しており、ウィルはブラッドに連れられ丘の下にある廃墟都市地下でアンデッドを相手に実践訓練を与えられます。
知性のないアンデッドを撃破しながら地上へ向かう中、突然地下にガスが登場、ウィルに対して致命傷となる攻撃を仕掛けてきますが、ウィルはガスならばそうするだけの理由があるのだろうと受け入れます。そのウィルの態度を見たガスは、全てを魔法戦の授業だったことにしてなかったことにし、ウィルと共に神殿へ戻りました。
ウィルは戦利品の槍を持ち帰り、ガスの鑑定で「おぼろ月(ベイルムーン)」という銘だと判明、強化・防護・光・柄の伸縮を可能とする創造の言葉が付与されており、自らの相棒となりました。
15歳に成長、ウィルとブラッドの最終試験が迫る
ブラッド、マリー、ガスは、ウィルが成人を迎えれば神殿を離れて生者の輪に戻ることを当然と考えており、外の世界の文化も少しずつ教えていきます。
成人前には、最後にウィルとブラッドの最終試験となる決闘が予定されていましたが、ガスはウィルにブラッドとの勝負で上手に負けて欲しいと依頼、理由を聞くウィルに対してガスは説明できないと答えるも、それであれば従えないとウィルは全力でブラッドとの戦いに臨むこととなりました。
『最果てのパラディン』2巻のあらすじネタバレ
ウィルvsブラッドの最終試験
成人の儀が二日後に迫り、ウィルとブラッドは最終試験の決闘を始めます。ブラッド、ガスに教わった技術を駆使してウィルはブラッドを相手に善戦、勝利を収めるかに見えましたが、ブラッドのスケルトンボディを活かした技によって惜敗、しかし十分に力をみせ上出来だと合格をもらえます。
戦いを終えたブラッドは、ウィルに所蔵の魔剣の中で最強の一振り「喰らい尽くすもの(オーバーイーター)」を与えます。オーバーイーターは神々の木霊(エコー)にも通じる最上級の格の剣であり、生命ある存在を斬ると、その分だけ生命力が回復するという凶悪な力を有していました。
ブラッドは、剣の来歴を語ると共に、ブラッド・マリー・ガスの三人の歴史をウィルに語り始めます。
二百年前の戦乱と三人の関係が語られる
二百年前の平和だった時代、サウスマーク大陸に悪魔達の王の中の王「永劫なるものどもの上王」が現れると、大陸の支配を求め、世界中の大陸に王級や将軍級の悪魔が産み落とされる暗黒時代へと変わります。
この大きな流れの中で、暴虐の神イルトリートや不死神スタグネイトの眷属も活発化、善なる神々も多くの力を使う大乱戦となります。各大陸とも連絡が途絶え、湖上交通の要だったこの街も数日で陥落、ガス、ブラッド、マリーの三人が「百の英雄」と共に立ち上がり、上王と対峙することとなりました。
ガスの戦略により上王からオーバーイーターを奪いブラッドとの一騎討ちに持ち込んだものの、紙一重でブラッドよりも上王の方が強く、敗色濃厚の状況の中でマリーとガスが撃破から封印に方針を転換、上王をこの地の奥深くに封印することとなります。
そして、不死神スタグネイトの木霊が登場し、三人が不使者となり陣営に参加する条件を飲めば、この街のデーモンを打ち払い、三人は永遠の中で封印を守れるようになると取引を持ちかけられ、三人は上王の封印を守る最上位の不使者となったのでした。
以降もデーモンは上王の復活を目論みこの死者の街を訪れており、上王の封印を解くための生贄として赤ん坊だったウィルが連れてこられると、マリーが拾い養育することを決め、成人なった後に人類の生存圏へ帰れるように、三人で強く鍛える日々が始まります。
不死神スタグネイトの木霊が登場
話し終えた三人の元に不死神スタグネイトの木霊が現れると、ブラッドとマリーは上王への執着を失ったことで、契約により魂を差し出すことになっていると教えられます。ブラッドとマリーは受け入れますが、この時のために全て準備してきたガスが四重魔法投射で究極破壊魔法「全存在の抹消」を発動、不死神スタグネイトの木霊を撃破しました。
しかし、木霊は事前に二体に分けられており、もう一体によりガスも撃破されてしまいます。スタグネイトは三人の弟子であるウィルも勧誘、三人と一緒に永遠の時間を過ごさないかと提案し、翌日の夜までの猶予を与えて回答を求められることとなりました。
瀕死の三人が目覚めると、ウィルは前世の記憶があることを伝え、本当は三人が大切に想う価値がないクズだと話しますが、自分を卑下したことで母であるマリーが本当に怒ります。マリーによって立ち直ったウィルは、自分に三人を守らせてほしいとスタグネイトとの戦いに向けて準備を始めました。
ウィルvsスタグネイト
翌日のよるにウィルvsスタグネイトが始まると、かつてブラッド達と共に戦った仲間達のアンデッド100名を試練として与えられます。
ウィルは三人の教えを十分に活かして奮闘、想像以上のウィルの強さにスタグネイトは改めて陣営に参加するよう提案、自分は誰もが永遠に幸せに暮らせる優しい世界を実現したいのだとウィルを諭します。
三人と永遠に暮らせることはウィルにとっても甘美な提案でしたが、三人から死があればこそよく生きられることを教わっていたウィルは、死のない永遠の時間を許容できず、オーバーイーターでの奇襲を仕掛けてスタグネイトにダメージを与えます。
しかし、蛇の反撃を受けてスタグネイトの神血が流れ込んでくると気絶、夢の中でグレイスフィールと出会うこととなりました。
『最果てのパラディン』3巻のあらすじネタバレ
グレイスフィールがウィルの守護者となる
夢の世界でウィルは自分をこの世界に導いてくれたグレイスフィールと再会、スタグネイトからの勧誘を断った理由を問われ、前世の生き方を反省し、命の重みを理解、死の絶望があるからこそ確かに生きることができると、グレイスフィールへの信仰を口にします。
ウィルの出した答えに、グレイスフィールは加護を与えて守護者となると、現実世界のウィルは聖痕(ステイグマ)を発動、そして過酷な運命に巻き込まれることを理解しながら、強い誓いの言葉を捧げ、死者の魂に安らぎと導きを与える「聖なる灯火の導き(ディヴァイン・トーチ)」でアンデッド100名を一瞬で輪廻へ還します。
ウィルがグレイスフィールの祝祷を得たことで三人を輪廻へ還すことが可能となり、ステグネイトは三人をウィルに奪われないため神殿へ向かいます。ウィルはステグネイトの狙いに気付いて追いかけると、ステグネイトに対してずっとマリーを見守ってきた地母神マーテルが防御、ブラッド、ガスの力を借りて、ウィルがステグネイトの木霊の撃破に成功しました。
ブラッド、マリーは輪廻へ還る
ステグネイトとの契約を破ったブラッド、マリーは不使者としてこの次元に留まることはできず、グレイスフィールの導きによって輪廻の輪に戻ることとなります。
二人とずっと一緒にいたいウィルは我儘を言いますが、二人はウィルを宥め、未来を導き照らす灯となる言葉をウィルに伝えて去っていきました。
ガスに名前を授けられる
ガスはグレイスフィールと交渉、遣い(ヘラルド)となって不死神が力を取り戻す十年先まで滞留を許可されていました。
ウィルの旅立ちの日には、外での生活のために姓を授けることとなり、父母の名を重ねてマリーブラッド、ミドルネームにGを入れ、ウィルは「ウィリアム・G・マリーブラッド」となって外の世界へ旅立つこととなります。
ハーフエルフのメネルと出会う
ウィルは死者の街を出て、冬の山を探索しながら人類生存圏を目指すこととなり、森の中でハーフエルフのメネルドールと出会います。
ここが人類進出の最南端、南辺境大陸(サウスマーク)の獣の森(ビーストウッズ)だと教わり、食事を分け合うと街の方角を教えてもらうだけで分かれることとなりました。
しかし、夜にグレイスフィールの啓示を受けて惨劇を察知すると、ウィルは近くの集落へ向かい、そこに襲撃者となって村に襲い掛かろうとしていたメネルと再会してしまいます。
『最果てのパラディン』4巻のあらすじネタバレ
メネルの住んでいた集落のデーモンを撃破
メネルvsウィルは、ウィルが圧勝して他の襲撃メンバーも全員捕獲します。その後の話し合いの中で、「獣の森」は危険が満ちているためファータイル王国の権力が及んでおらず、外れ者が作った村が点在、メネル達は隣村の人々であり、協力関係にあったがデーモンが魔獣を連れて襲撃してきたことで村が半壊したという事情が明らかになります。
ウィルは代わりに賠償金を払って二つの集落の争いを収め、メネルを連れて隣村のデーモン退治に向かいます。集落の神殿を拠点としていた悪魔を一掃、アンデッドとなった集落の人々を輪廻に戻していく作業をした後、メネルの家族といえるゴーストとなったマーブルの元へ向かい、メネルとマーブルの別れを見届けました。
また、マーブルからは、集落を襲ってきたデーモンが、滅んだドワーフの都「ラストマウンテンズ」からきていたことを教わります。
メネルがウィルを仲介にグレイスフィールに誓いを立て直す
ウィルは夜にメネルと二人だけで話す機会があり、そこでメネルが北の「草原の大陸」にあるエルフが住まう「エリンの大森林」出身で、ハーフエルフとして誕生したことで村に馴染めずに外へ行き、冒険者となって遺跡目当てでサウスマークに移ってきたことを知ります。
遺跡探査の最中、仲間に毒を盛られて倒れたところをマーブルに救われ、以来狩人の真似事をして害獣対峙をして居場所ができ、それを悪魔達の襲撃に奪われ、残った者達を守るために奪う側に回ろうとするもウィルによって失敗していたのでした。
揺れて曲がり過ち生きてきたメネルに対し、マーブルは最後も真っ直ぐに生きなさいと教え諭しており、メネルはウィル仲介にしてグレイスフィールを守護神とし、これまでの生き方を正し、真っ直ぐに生きていくことを誓い立てました。
白帆の都(ホワイトセイルズ)へ向かう
集落の家畜の多くが獣にやられていると、ウィルとメネルは遺跡探査で復興資金と活動資金を拠出、北の白帆の都(ホワイトセイルズ)へ、家畜の購入と情報収集の旅に出ることとなります。
ウィルは途中でサウスマークの歴史を教えてもらい、ブラッドやマリー、ガスがいた時代は大連邦時代(ユニオンエイジ)と呼ばれる平和な黄金時代であり、二百年前に悪魔にのまれ、百の英雄がデーモンの王を討伐、しかしその後もデーモンとアンデッドが蔓延る土地となって人類は北の「草原の大陸」に撤退、その後南西部をファータイル王国が統一すると、サウスマーク奪還を掲げ、入植するときの中心の港町として「白帆の都(ホワイトセイルズ)」が出来上がったことを知ります。
また、元々グレイスフィールはサウスマークに信仰基盤があり、ウィルはここでの信仰獲得も自分の使命であることに気付きます。
吟遊詩人ビィ、行商人トニオと出会う
白帆の都へ向かう道中で巨人猿に襲われていたビィ、トニオを助ける形で出会い、同行することになると、集落に立ち寄ってビィが歌と踊りで集客、ウィルが祝祷術で治療、快気祝いで宴会に持ち込み手持ちの商品を売り、小銭を稼ぎながら道を歩んでいきます。小麦街道(ウィートロード)に出てすぐ、ホワイトセイルズに到着し、ウィルはその美しい光景に感動しました。
また、ファータイル王国は代替わりしており、先代は「果敢王」の送り名で送られ、嫡子のオーウェン王子が跡を継いでいたことが判明します。苛烈な先代から凡庸な王子に変わったことで、諸侯が権勢拡大のためにサウスマーク進出に口出しするも、派遣された王弟殿下エセルバルドが父に似て文武に優れた人物であり、白帆の都は安定した統治がされていました。
白帆の都を襲った飛龍をウィル、メネルが撃破
白帆の都は栄えておりファッション、食事、お風呂と文化レベルも高く、ウィルは感動の渦に巻き込まれます。新しく加護を受けた神官として神殿に挨拶へ赴くと、バグリー神殿長と出会い、灯火の神の教えをどう心得るかと問われ、ウィルの答えを聞くとバグリーはウィルを神官として認めます。
神殿でのバグリーの評判は高くなく、接待や賄賂を好む俗物だと悪評の噂が多くありましたが、ウィルはバグリー神殿長は周囲の評判とは異なり優れた人物なのではないかと感じていました。
突如、白帆の都に飛竜が襲来してくると、ウィルはメネルと協力して神殿の前庭に落とし、ブラッドの教えに従い腕力で撃破、トニオとビィの機転によって飛龍殺しの新しい英雄として白帆の都の中で有名人となります。
『最果てのパラディン』5巻のあらすじネタバレ
エセルバルド王弟殿下と出会う
英雄となったウィルは、エセルバルド王弟殿下に招待されて城へ向かいます。感謝を伝えたエセルバルドに対して、ウィルは南方の村々を守るため、私費で兵を組織しデーモンを撃破する許しを請いますが、正規軍以外に力のある組織を許容するのは不安要素が多く、エセルバルドはウィルの処分さえ検討する状況となってしまいます。
持たれた疑念に対し、ウィルは心の言葉を真っ直ぐに伝えることが必要だと決断、灯火は闇にこそ必要であり、自分は絶望にこそ用があると説明すると、ウィルの純心さにエセルバルドは理解を示し、ウィルを守るために突撃してきたバグリーが現れると、ウィルを一代限りの騎士に任じる、教会で祝福を提案、最果ての地の聖騎士(パラディン)とすることを提案しました。
酒場で冒険野郎(マッドマン)を集める
ウィルとメネルは、「獣の森」の西部にいる魔獣を従えたデーモンの親玉を撃破するため、酒場で冒険野郎(マッドマン)を求め、英雄となったウィルの求めに応じてレイストフを中心に仲間が集まりました。
また、集落に届ける家畜の購入は、病気や怪我のあるものを購入してウィルが治療する形となり、南の村とホワイトセイルズを繋ぐ商売はトニオに依頼することとなります。
正式にウィルの聖騎士叙勲が行われると街は一気にお祝いムードとなり、ウィルは最果ての地のパラディンとなりました。
南方の村々に希望が灯る
バグリー神官長からは娘である神官アンナらが派遣、トニオが物資を準備し、冒険者達を護衛として南方の村々を周りながら周囲の魔獣やデーモンを掃討、その物語をビィが歌で広めるとウィル達の存在は一気に評判になっていきます。
安全が確保されたことで物資の流通が盛んになり、村々が栄えて道具が充実してくると生活基盤が強固となり、暮らしが豊かになったことで人々の顔が笑顔に変化、南方は一気に明るくなり希望が灯ります。
ウィルの孤独をメネルが防ぐ
西側探索を担当したパーティーが戻らない状況が発生、ウィル、メネル、レイストフが捜索へ向かうと魔獣に撃破された一団を発見します。その後、谷の底に誘い込まれて罠にハマると、魔獣キマイラの登場で陣営が崩れてしまいメネルが負傷、ウィルはオーバーイーターを抜くも魔法の詠唱途中で攻撃を受け、魔法が自分に跳ね返ってしまい、辛うじてメネルを治療したところで気絶してしまいました。
レイストフ達に助けられたウィルは村で目覚め、メネルは一命を取り留めるも重傷と発覚、メネルの治療のために部屋を出るも涙するビィに何でメネルを守ってやらなかったのかと怒られ、ウィルは自分だけが特別強く、自分の隣にいることを求めることは、その者に酷い負担を強いることだと考えてしまいます。
ウィルにとってメネルは対等な仲間、最も信頼できる友人でしたが、これからは一人でやろうと考え、メネルを完治させた後でウィルは一人で森へ向かいました。しかし、この動きを察知したメネルが立ちはだかり喧嘩、すぐにウィルと同じように強くなる、一人にはしないと諭され、ウィルは冷静さを取り戻します。
ビィ、トニオがウィルを助けて欲しいと駆け込んでいたためレイストフらも完全武装しており、ウィルは今度こそ油断せずに仲間達と共にキマイラ率いる魔獣の軍勢を撃破すると誓いました。
正攻法で再戦
キマイラは自然発生しないため、デーモンの儀式によって誕生したものだと断定、時間を置くことは相手戦力の増強に繋がるため、ウィルは即座に部隊を組んで掃討戦を行うと決定します。
魔獣の首に銀貨1枚、デーモンの親玉に金貨十枚と褒賞も出し、きちんと作戦を練って正面から対峙、谷の奥の先にある修道院でキマイラと再び対峙しました。
『最果てのパラディン』6巻のあらすじネタバレ
ウィルがキマイラを撃破、レイストフが親玉を撃破
ウィルとメネルは順当にキマイラを押し込み、キマイラは竜の力によって毒の瘴気を放つも、問題なくウィル達が勝利を収めます。
すぐにデーモンの拠点に突入するも、既にレイストフが親玉を撃破しており、ウィルとメネルは愕然としました。
ウィルが「獣の森」の領主となる
ホワイトセイルズに戻って報告したウィルは、エセルバルドは兄であるオーウェン王のために植民事業を成功させたいことを知ります。兄は凡庸ではあるものの、そうすることが難しい王室の中でずっと良い兄でいてくれており、エセルバルドはそのことに感謝していました。二人は良き家族を祝して乾杯の杯を合わせます。
酒場でも祝宴が開かれており、アンナとレイストフが良い感じになる中、ビィがブラッド、マリー、ガスが飛龍を撃破する歌を歌います。山の上の飛龍に対し付近の集落が年に一度生贄を捧げる習慣を持っており、その年は美しいハーフエルフの少女が選ばれ、少女を思う少年の僅かな褒賞で三人の英雄が動いてワイバーンを撃破します。
別れ際、大量のお金と言葉を刻んだ短剣を渡され、少年達は依頼よりも多い資金に困惑するも、ガスはこれは投資だと主張、二人が裕福になった時はガスの真の名前を知る遣いを派遣すると伝え、オーガスタの名前を二人に教えます。
その後、少年と少女は懸命に生き、ファータイル王国のダガー伯、家名を「魔法使いの剣(ウィザーズダガー)」とする家を繁栄させ、今でも老いたハーフエルフのお婆ちゃんがガスの遣いを待っているのでした。
これは有名な歌であり、三人の名前が残っていたことを知ったウィルは涙を流します。
また、酒場では目的を達成したウィルの今後の身の振り方に話題が及び、既に実質的に「獣の森」の支配者となっていたウィルは、周囲のために自然な流れで領主となることとなりました。
ビィと共に賢者の学院(アカデミー)を訪れる
遺跡で発掘した資料を報告しに、ビィと共にホワイトセイルズの東にある、賢者の学院(アカデミー)の「迷いの路地(メイズアレイ)」を訪れたウィルは、魔法使いは200年前の大乱の時に世俗と近づき人々を助けるも、その後は力を恐れられて魔女狩りに遭い、それ以来魔法は権力と一定の距離を置いてきたことを知ります。
幼かった頃のガスでも突破できなかった迷いの路地を突破したウィルは、森番と出会い、魔法との向き合い方を試されます。ウィルが人の幸福のために魔法を使うとわかると、魔法で隠されていたアカデミーが登場、森番は教授である森の司ハイラムだと判明、学院に招かれ、図書館に案内されました。
ビィは図書館でかつての英雄の記録を見ており、新しい歌のレパートリーを仕入れます。ビィにはかつて一緒に旅した女剣士の英雄がおり、分かれた直後に命を落としていました。英雄達の覚悟が忘れられるのを納得できないビィは、吟遊詩人として多くの英雄を歌い継ぐことを目的としていたのでした。
ビィの想いを知り、ウィルは自分が倒れてもビィが歌い継いでくれると感じます。
灯火の河港(トーチ・ポート)を創り上げる
二年の歳月が過ぎ、ウィルは獣の森での活動拠点となる街を開発、死者の街から出て初めて見た遺跡都市を復興させ「灯火の河港(トーチ・ポート)」という街を創り上げていました。
双子の兄弟王からラストマウンテンの災いの予言を受ける
サウスマークで森に異変が起きると、メネルは森が狂わされていると考え、森の自然を収める双子の兄弟王である「樫の木の王」の元へ向かいます。双子の兄弟王は森を統べる力である王権を夏至、冬至に譲り渡す形で統治を進めてきましたが、「ヒイラギの王」が王権を受け取れない状態にあると教えられました。
メネルが試練を受けて一時的に王権を預かると、ウィルと共にヒイラギの王の座所へ向かい、そこにいた将軍級デーモン有角獣魔(ケルヌンノス)を撃破、ヒイラギの王に王権を捧げ、森を正常に戻します。その感謝として、ヒイラギの王は秋の実りの約束と共に一つの予言を伝えることとし、ラストマウンテンに黒き災いの火が起き、この地の全てを焼き尽くすと言い放ちました。
ウィルとメネルは白帆の都へ戻り、エセルバルドとバグリーに状況を報告、この対応をウィルが引き受けることになります。
また、メネルは王権を一時でも宿したことで精霊の方に存在が傾き、いずれ森の王の器となることが判明します。森の力である妖精の小道を抜けて1日でトーチ・ポートに戻ると、早朝からウィルとメネルは鍛錬、そこにドワーフの青年が覗きにきました。
『最果てのパラディン』7巻のあらすじネタバレ
ドワーフ王国の最期を知る
ラストマウンテンについて情報を集めるため、ウィルはトーチ・ポートでビィ、移住してきたドワーフ達から話を聞きます。ビィからは、かつてラストマウンテンはくろがねの国と呼ばれ、ドワーフの地底王国があったことを教わり、ドワーフの頭目アグナルからは大叔父のグレンディル、かつてくろがねの国の戦士だった人物を紹介されました。
200年前の大乱の際、悪魔の誘いを断り戦いを選んだドワーフ王は、古の竜ヴォラキアカが襲いくることを受け、若き戦士と女子供はくろがね山より退避、王と戦士は山を枕にして死ぬと決断、生きる者達にくろがねの国は死なせてはならないと伝えます。
当時のグレンディルは近衛兵になったばかりで退避組に入れられ、国を失った後、汚辱と屈辱の中を生きてきたのでした。ブラッドもドワーフの真の戦士だと称賛しており、ウィルは過去の真実を教えてくれたグレンディルに感謝、必ずドワーフ達を理不尽から守ると覚悟を伝えます。
ルゥを従士とする
酒場の喧嘩の仲裁をしていたルゥをウィルが発見、ルゥにかつての自分を見たウィルはルゥを従士とすることを決断、ドワーフの許可を取り早速鍛錬を始めます。メネルにも協力してもらいながらルゥを鍛えていくと、ルゥは力とセンスがずば抜けて優れた戦士であることが判明しました。
アンナから森でアンデッドの目撃情報があったと教えられると、ウィルはルゥの初陣にすることを決め、二人で森へと向かいます。
『最果てのパラディン』8巻のあらすじネタバレ
不死神スタグネイトの遣い(ヘラルド)と遭遇
森の洞窟の玄室で不死神スタグネイトの遣い(ヘラルド)と遭遇、ラストマウンテンで古き竜ヴォラキアカと戦えばウィルは死亡すると啓示を受けます。
スタグネイトは英雄を好む上に死を厭う性質があり、ウィルが数年鍛錬を積めばヴォラキアカに届く可能性があり、そうなればより多くの人類が救えるため、今は力をつけるために雌伏の時を過ごせと助言しにきたのでした。
また、200年前の大乱では上王に雇われてヴォラキアカも参戦しており、くろがねの国との戦いでドワーフ王によって片目を失う被害を受けていたことが判明、ルゥの先祖達は無駄死にではなく、見事な英雄だったことが明らかになります。
ウィルはヴォラキアカとの決戦を決意
いま逃げれば数年後に撃破できる可能性はあるものの、その間に人類圏は滅亡必至であり、しかし挑めば敗北の結果命を落とす可能性が濃厚であるため、トーチ・ポートに戻った後もウィルは迷いに迷い続けていました。
決戦を求めて屋敷に押し寄せるドワーフ達はルゥが対応、価値のある目的のために自らの命を燃やす覚悟を持つドワーフの血族の性質をルゥは強く持ち、叫んだ誓いはウィルに勇気をもたらす結果となり、ウィルはヴォラキアカとの決戦を決意します。
グレイスフィールも現在のウィルでは勝てる可能性が少ないと心配するも、自分への誓いを果たそうとするウィルの決意を見守ることとなりました。
竜の瘴気があるため、ラストマウンテンへは少人数で向かうこととなり、ウィル、メネル、ルゥ、ゲルレイズ、レイストフの五人は、川を辿り、西の山脈を目指すこととなりました。
『最果てのパラディン』の主なキャラクター
死者の街
ウィル
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ウィルは、前世の記憶を持って転生、地母神の愛娘マリー、戦鬼ブラッド、彷徨賢者ガスの三英傑による英才教育を受けた青年です。グレイスフィールに導かれ命の価値の重みを知り、確かにきちんと生きることを志し、死者の街から外の世界へ旅立ちました。
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マリーは「地母神の愛娘」と称賛された優れた祝祷術の使い手です。200年前の戦乱で上王を封印した三英傑の一人であり、スタグネイトとの取引によって不死者のミイラとなり、死者の街の封印の守護者となりました。ブラッドとは恋仲であり、ウィルを子供として愛し、祈りと生活する力を授けました。
ブラッド
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ブラッドは「戦鬼(ウォーオウガ)」と称された200年前の英雄です。マリー、ガスと共に上王の封印に貢献、スタグネイトとの取引で骸骨の不死者となります。ウィルを息子として愛し、圧倒的な武技を教えました。
ガス
【 ちょっとした話 】
イベントでガス役・飛田さんも話していた通り
霊体のガスは魔法で動かせても
実際に人や物に触れることができません。第2話でガスがウィルを
撫でているように見えますが
実際には触れられていません…そう思うとなんだか
とても切ないシーンですよね🌧#最果てのパラディン pic.twitter.com/jMk65aNWBU— TVアニメ「最果てのパラディン」 (@faraway_paladin) October 19, 2021
ガスは「彷徨賢者(ワンダリングセイジ)」と称された200年前の三英傑の一人です。神童、天才と常に称賛される人生を歩みながら、世間一般の価値基準ではなく自分の広く深い見識により構成した世界観の中で生きたロックな男です。三英傑の一人として上王封印に貢献、スタグネイトとの取引でゴーストの不死者となります。
ウィルには魔法と知識を教え、ブラッド、マリーが輪廻に還った後も孫の成長を見守るためにこちらの世界に残りました。
サウスマーク(南方辺境大陸)
メネル
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メネルドールはハーフエルフの狩人、優れた精霊使いです。身を寄せていた集落が悪魔の集団に襲われたことを契機にウィルと出会い、真っ直ぐに生きるという志を取り戻します。森の王権を一時的に預かったことで精霊に存在が近づき、将来は森の王となる可能性が出てきました。ウィルの相棒として共にあり、ウィルが世界に残したものを見守りたいと考えています。
ビィ
【 追加キャスト解禁 】
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— TVアニメ「最果てのパラディン」 (@faraway_paladin) September 26, 2021
ロビィナ・グッドフェローはハーフリングの吟遊詩人です。ウィルが白帆の都へ向かう途中で出会い、英雄たらんとするウィルの活躍を歌にして世界に広める役割を担っています。英雄の覚悟が世界から忘れられることを防ぐため、世界の語り手となるべく歌を歌います。
アントニオ
【 追加キャスト解禁 】
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— TVアニメ「最果てのパラディン」 (@faraway_paladin) September 26, 2021
アントニオはビィと共にウィル・メネルと出会った行商人で、愛称はトニオです。所属していた商船が潰れるも、サウスマークでウィルと出会い、南方の村々と白帆の都を繋ぐ商会の主として出世します。
王弟殿下エセルバルド
エセルバルド・レックス・ファータイルは、兄であるオーウェン王によってサウスマーク統治のために派遣された王弟殿下です。文武共に優れた極めて有能な人物であり、凡人の兄を慕い、よき家族を愛しています。本国からバグリー神殿長を引き抜き、ウィルを最果てのパラディンに任命するなど、期待する人物に無茶振りをすることが多々あります。
バグリー神殿長
バート・バグリーは、白帆の都の神殿の神殿長です。元々はファータイル王国の大きな孤児院を併設した神殿を運営していましたが、エゼルバルドの声がけでホワイトセイルズに赴任、神殿長となりました。高位の加護を得ており、信心深く、極めて有能な人物です。
アンナ
アンナは孤児院育ちの血の繋がっていないバグリーの娘です。神官として祈祷術を使える希少な人材であり、トーチ・ポートではレイストフと恋仲になっています。
レイストフ
レイストフは「つらぬき」の二つ名を持つ冒険野郎(マッドマン)です。強敵との勝負と栄誉を求める冒険者であり、サウスマークで南方の領域に住むデーモン達から人間の生存圏を奪い返すことを目論んだウィルの仲間となり、行動を共にするようになります。
ハイラム
ハイラムは賢者の学院(アカデミー)の教授であり「森の司」と称される人物です。門番も兼任しており、ウィルとビィが訪れた際にはアカデミーの図書館を案内しました。
ルゥ
ヴィンダールヴは、くろがねの国の最後の君主アウルヴァングルの孫にあたる人物です。トーチ・ポートに身を寄せ、憧れのウィルの従士となって鍛え上げられ、ラストマウンテンでのヴォラキアカとの戦いにも同行しました。
善なる陣営の神々
- ヴォールト:正義と雷の神
- マーテル:大地の恵と育児を司る地母神
- ブレイズ:炎と技術の神
- ワール:風と交流の神
- レアシルウィア:水と緑の神
- エンライト:文字の創造者、知識神
- グレイスフィール:輪廻を司る神
グレイスフィール
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— TVアニメ「最果てのパラディン」 (@faraway_paladin) September 23, 2021
グレイスフィールは、雷神ヴォールトと地母神マーテルの子供であり、輪廻を司る神です。ウィルを前世からこの世界に案内し、死を認め生きることの価値の重さを知るからこそ、生が輝くことをウィルに教えました。
元々はサウスマークで信仰を集めた神であり、加護を与えたウィルの守護者となって見守っています。
悪の陣営の神々
- イルトリート:専制と暴虐の神、妖魔妖鬼が眷属
- ディアリグマ:次元神、悪魔デーモンが眷属
- スタグネイト:不死神、不使者が眷属
スタグネイト
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— TVアニメ「最果てのパラディン」 (@faraway_paladin) September 24, 2021
スタグネイトは不死神と称される悪神です。元々は善なる陣営に所属していましたが、争いによって失われる命を嘆き、悲劇のない世界を望んで不死者を量産する悪の陣営に堕ちました。あらゆる優秀な魂を不死化することを求めており、特に英雄を好み、ブラッドやマリー、ガス、ウィルに目をつけています。
本ページの情報は2021年10月20日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。