ドラマ「天醒の路」の配信・視聴方法は？無料期間があり全話見放題視聴できる動画配信サービスまとめ

澹国との対立を深める朔国の秦琪将軍は北斗閣を訪れる。“武学の泰斗”と称される北斗閣閣主・李遥天を朝廷軍の指南役に迎えようという魂胆だったが、李遥天はこの依頼を固辞し、秦琪の目論見は外れてしまう。

穿雲寨では、祝言の酒盛りが行われていた。だが、山海楼の追っ手を待っていた秦桑、その追っ手と間違えられた仮面の男・盗聖、山海楼の刺客・司徒冲、盗聖と因縁の深い趙西凡の四つ巴の戦いが巻き起こり…。

衛府に間抜けな侵入者が現れる。潜入に手間取って背後の秦桑に気づかず、すぐに捕まったその男の名は莫林。衛天啓が町中に貼った、人捜しの達人の募集告知を見てきたという。秦桑は彼を役所に突き出そうとするが…。

路平と秦桑は、蘇唐の機転で寝台に隠れる。その直後、2人を追って部屋に入ってきた司徒羅と司徒星は、蘇唐に路平らの行方を尋ねる。さらに、司徒羅は銀鈎を寝台に突き刺して蘇唐をからかい、部屋を後にする。

莫氏無憂草、郭有道が莫林から奪った乾燥した草が、100年に1株しか採れない至宝であることに気づき、趙西凡は驚く。色めき立つ有道をよそに、さらなる事実に気づいた西凡は、すぐさま行動を開始する。

床の仕掛けを踏んだ秦桑は、路平と共に床下の小部屋へ落下する。自身をいつまでも山海楼の者だと思い込んでつけ回してくる秦桑にいら立つ路平は、「なぜ高貴な身分を捨てて山海楼を追うのか」と尋ねる。

衛家から摘風堂を守るため、郭有道は路平を追い出す。郭有道は一足違いでやってきた衛仲たちを、路平のいる裏山へと案内する。そこに突如として爆撃があり、辺りが煙に包まれるなか、何者かが衛仲に飛びかかる。

秦家の金令を悪用し、路平たちは開封一の蟹がゆを堪能する。すると、偶然にも同じ店に衛天啓が現れる。座敷を独占する路平たちが気に入らない天啓が、護衛の者に摘風堂を追い出すよう命じたことで騒動に…。

秦桑が斬魄の術を使ったことを知り、夏博簡は喜ぶ。将軍・秦琪の失脚を望む彼は、秦琪の妹・秦桑が禁術に手を出すこの時を待っていた。術の反動で秦桑が気を失った好機を逃すまいと、博簡は蔵経閣の封鎖を指示する。

斬魄の術を見事突破した路平らは、楚敏に弟子として迎えられる。路平が粛々と点魄大会に向けて腕を磨いているのに対し、趙西凡は浮かない表情。というのも、趙西凡は魄力を自在に扱えない体になっていて…。

命の恩人・文歌成との再会を果たした路平を、銷魄鎖の強い締めつけが襲う。その様子を見た歌成は、路平が斬魄の術を使ったことを言い当て、その影響で銷魄鎖が刺激されており、いずれは手遅れになると警告する。

秦桑めがけて飛んできた暗器は、路平のとっさの反撃により打ち落とされる。そこに衛天啓が駆け寄ってきたかと思うと、秦桑に平謝りする。護衛の者が相手を間違え、彼女に暗器を放ってしまったのだという。

点魄大会の決勝を明日に控えた秦桑に、凌子嫣はためらいながら口を開く。秦桑は暗に主人の負けを望む侍女の発言に怒りを覚えたものの、手加減は路平にも失礼に当たると子嫣をいさめるにとどめるのだが…。

キツネと農夫の奇妙な物語。それは、山海楼の者であることを隠す郭有道と、それを知らずに彼を慕う路平になぞらえた作り話。真実を得るため路平が一気に詰め寄ると、師匠と弟子の間には一触即発の空気が流れだす。

文歌成を倒し、祝杯を挙げる路平たち。郭有道も誘おうとするが、彼はすでに陳橋鎮へと帰ってしまったという。今回の戦いで初めて師匠の実力を目にした路平は、摘風堂に戻ったら必ず正体を暴いてやると心に決める。

路平と盗聖は山海楼の追っ手を逃れ、断崖絶壁へと追い詰められる。盗聖の正体が郭有道だと気づき、路平は積年の疑問を浴びせる。そこへ周佑隆たちが姿を現し、負傷中の有道は魄力を路平に分け与えて応戦するが…。

姿を消していた路平は晋城の賭場に現れ、闘技場で勝利を重ねていた。実名のまま戦う路平は評判になり始め、その噂は山海楼に届くことに。一方、西凡は父親・燕秋辞に連れられ、無極山荘へ戻り…。

枕元に気配を感じ、路平が目を開けたると、そこには死んだはずの郭有道の姿が。思わず寝台から飛び起きた路平は、師匠に抱き着く。しかし、相手は何の反応も示さないばかりか、路平に襲いかかろうとし…。

路平は全ての魄力を失ってしまう。命星調べの際に、郭有道の命星に打たれ、全身の経脈が塞がってしまったのだ。亡き師匠から力を奪われ混乱する路平に、楚敏は今はゆっくり休むように声をかける。

楚敏の部屋の前で扉越しに路平が「秦桑を見ましたか」と尋ねると、中からは「いない」との返事。自分がここにいることは口止めするよう秦桑が頼んだのだろうと察した路平は、素っ気ない態度で去っていく。

北斗閣で路平を郭無術に引き合わせ、吹角連営を奪わせる。有道が描いたその筋書きは、路平の力を解放し、最強の武器を授けるだけでなく、路平との勝負を通して、弟・無術を執着心から解放させるためのものであった。

燕西凡の背後から周佑隆ら山海楼の面々が現れる。わなである可能性を知りながらも、西凡を救うために会いにきた路平は、たちまち危機に陥る。思考を操られた西凡は、ちゅうちょなく路平に攻撃を繰り出す。

和議の場に遅れて現れた覃国将軍・徐天兵は、謝罪もせぬまま朔国の兵の多さに文句をつけ始めた。その不遜な態度に夏博簡は声を荒らげるが、秦琪は皇帝の意向である覃国との和睦を叶えるため、冷静に対応する。

黒ずくめの男を追い、ついたてに写る人影を見た秦琪は、反射的に剣を向ける。しかし、その剣が貫いたのは刺客ではなく、徐天兵の刺殺体であった。朔国将軍が覃国将軍を殺害、これでは和議どころではなく…。

脱獄した路平は秦琪の要請に従い、再び牢へと戻ることに。そのことを悲しむ秦桑を抱き締め、路平は監禁された蘇唐の救出を彼女に託す。そこへ現れた凌子嫣は、自らも蘇唐救出に協力することを誓う。

和議の成立に貢献した褒賞代わりに、路平は秦桑との外出を許可される。楼主・厳瑾が捕らえられた山海楼も解体へと向かうはず、そう思うと路平の心は平穏に満たされていく。それでも、路平には一つの気がかりが…。

路平は相談もなく重大な行動を取った燕西凡を責め立てる。信頼関係にひびが入っただけでなく、突如現れた山海楼の真の楼主・劉松に厳瑾の奪還を許したことは、路平に訪れた平穏が幻であることを意味していた。

七星大会の案内状を届けるため、路平が開封へとやってくる。その本当の目的は、秦桑との結婚の許可を秦琪から得ることにあった。兄にひざまずく路平の様子をのぞき見ていた秦桑も、突然の求婚に驚く。

朝廷と江湖の架け橋になるよう陛下から命を受けた路平は、北斗閣へと戻ってくる。早速、路平は李遥天の説得に向かうが、今まで一貫して政とは距離を取ってきた北斗閣だけあり一筋縄ではいかず…。

楚敏は北斗閣にある寝台の上で横たわっていた。彼女が目覚めたと見るや、劉松は蟹がゆを差し出す。1人の思い出の一杯を前にして19年間の気持ちがあふれだした楚敏は、劉松に数々の質問をぶつけるが…。

毒に侵され死期を悟った秦琪は、息も絶え絶えのなか路平を招き寄せる。路平に令牌を手渡すと、秦琪は陛下を無事に朔へと送り届けるよう頼む。さらには、反対していた秦桑との婚姻も認め、妹の将来をも託す。

燕西凡が路平の部屋に入ると、そこに彼の姿はなく、書き置きには師匠の墓参りに行くとあった。西凡は、劉松が七星事件への朔国皇帝・翟容の関与を匂わせたことで、路平が道を見失ったのではないかと心配する。

莫林からの突然の愛の告白に驚き、思わず逃げだした蘇唐は、莫林が彼女のために植えた桂花の林にたどりつく。蘇唐は苦手な桂花の花粉で手をかぶれさせながら、蘇唐の好物・桂花糖を作る莫林の優しさを思い出し…。

目を覚ました路平は鎖に縛られていた。近くにいた聞瑞にかみつくと、秦桑の指示で北斗閣へ護送中だという。彼女が自分抜きで山海楼と戦おうとしていることを知り、路平は一緒に助けにいこうと聞瑞を説得にかかる。

「このお方は呂沈風よ」という秦桑の仮説は路平を驚かせる。水牢で偶然出会った男が北斗七子の1人であれば思いがけない幸運だが、彼を監禁して毒により正気を失わせたのが燕秋辞の仕業であることが濃厚に…。

燕西凡の婚礼のさなか、呂沈風が西凡に剣を向けて飛びかかる。正気を失った沈風の中に残る惨劇の記憶は、刀で刺された冷休談の姿であり、その刀こそが秋辞から西凡へと継承された燕家の宝刀だった。

「路平の攻撃を3手しのぎ、生きていられたら共に山海楼と戦ってほしい」という燕秋辞の提案をのみ、路平は容赦なく2手繰り出した。すると、秋辞は刀を取り出し、反撃に転じる。路平は防戦一方となるが…。

劉松に七星事件の真相を聞かされた路平は打ちひしがれていた。全ては事件の首謀者である皇帝・翟容と燕秋辞への復讐心によって翻弄された結果だと知ると、路平は力なくその場に倒れ込んでしまい…。

楚敏は劉松への面会を求めた。捕らえられた弟子たちを救い出せるのは自分しかいない。変わり果てたかつての恋人にまだ自身への思いが残っていて、互いに通じあっていることを信じ、楚敏は劉松のもとへと向かう。

平穏な暮らしを手に入れるため、銷魄鎖を外すことを夢見てきた路平にとって、鎖がなくなれば命を落とすという事実は大きな衝撃だった。天醒者としての宿命に疲弊しきった路平は、秦桑への思いも断つことを決め…。

蘇唐を薬で眠らせた莫林は、続いて父の不留を呼び出す。けげんな顔をして現れた不留であったが、間もなく行われる息子の婚礼に嬉しさは隠せない。莫林は、いつものように始まった父の説教を遮り…。

天醒者・路平と武林の盟主・燕秋辞は互角の攻防を繰り広げていた。路平の手から千松尺が離れた一瞬を狙い、秋辞が斬りかかる。しかし、路平が自身の息子・西凡の無二の親友であることが秋辞の頭をかすめ…。

澹国と朔国の衝突の時は、目前まで迫っていた。山海楼では、劉松の指令によって、路平と同じ能力を持つ噬魄者の増産が始まることに。燕西凡が加入した朔軍では、陛下自らが参加する出陣式が行われようとしていた。

山海楼を逃れ、無憂谷へとたどりついた楚敏。道中、山海楼から持ち出した血蛇にかまれた彼女は、危険な状況に。その一方、楚敏が谷に持ち込んだ品々は、噬魄者の研究に行き詰まっていた莫不留を喜ばせるものだった。

「両儀花があれば、兄さんを救える」という蘇唐の言葉に、秦桑はあぜんとする。二つとない両儀花を、路平は無憂谷から持ち出したのだという。自身を寒毒から救った花は、わが夫がその身を犠牲にして贈った物だった。

秦桑の深い愛により、路平は天醒者として目覚める。「武芸を学ぶのは、全ての民の幸せのためであり、民を守るために戦うのが正道だ」と気づきを得た路平は、劉松を討つため、燕西凡が待つ晋城へと向かうことに。

路平が千松尺に鳴魄を込めて鐘を打つと、噬魄者の大群は苦しみながら耳を押さえる。「厳瑾の琴の音を妨害すれば、動きは止まる」という策を的中させ、噬魄者の足止めに成功した路平は、蘇唐に厳瑾の捜索を託す。

劉松が生んだ幻覚の中で、路平は秦桑を抱き寄せていた。路平はこの世界が現実でないと気づきながらも抗えない。そんな路平に対し、劉松は「普通の人生を与える代わりに私の望みを叶えろ」と言い放つ。

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各話あらすじ出典：U-NEXT

登場人物紹介出典：公式