「東京リベンジャーズ」花垣武道(タケミっち)はタイムリープの力を用いて未来を変えようと足掻く青年です。
タケミチのこれまでのタイムリープにおける行動と変化、日向との関係性、タイムリープを仕組んだ人物など、東京リベンジャーズの花垣武道を詳しくご紹介します。
『東京リベンジャーズ』花垣武道のプロフィール
名前 | 花垣武道 |
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立場 | 東京卍會壱番隊隊長(血のハロウィン後) 十一代目黒龍総長(関東事変以降) |
花垣武道(タケミっち)は、中学時代の挫折から逃げ続ける人生を送り、タイムリープの力を得たことで人生の大切なものを取り戻そうと奮闘する少年です。
中学時代の人生唯一の彼女橘日向を助けることが最も強い動機であり、同時にタイムリープを通じて関係性を結んできた東京卍會メンバーが幸福な未来を生きることができるよう、何度も何度も過去に戻って問題と対峙していきます。
「八・三抗争」を通じて人生のトラウマだったキヨマサと対峙し自分から逃げない強さを手に入れると、「血のハロウィン」を通じて東京卍會正式メンバーになると同時に、場地の後を継ぎ壱番隊隊長に任命されます。
「聖夜決戦」では佐野真一郎が創立した黒龍を撃破、「関東事変」では横浜天竺を撃破して東京卍會解散に繋げ、過去で日向にプロポーズ、未来ではマイキーが守ってくれた世界でマイキー以外が幸福な未来を手にしました。
マイキーをトリガーに戻った10年後の世界では梵(ブラフマン)に加入、関東卍會、六波羅単代と争う「三天戦争」へと突撃していきます。
花垣武道の人物像・性格
過去の自分への後悔を胸に逃げないことを誓った少年
花垣武道の本来の人生は「大切なものが何もない」と感じてしまうもので、タイムリープを通じて、辛く困難な出来事に立ち向かう勇気を持てなかったことが最悪の未来に繋がっていることに気付くと、大切な人達を守るために命懸けで立ち向かう生き方を始めました。
困難と立ち向かうことは大変なことですが、それを支えているのが日向への恋心であり、日向がファーストキスと一緒に教えてくれたタケミチらしくあればいいという教えになります。
時折、大切な人達の未来を守るために自分を軽視し視野狭窄にもなりがちですが、そういった場合はタイムリープを通じて関係性を結んだ松野千冬や溝中五人衆など周辺の仲間達がタケミチを支え、一人にしないでくれています。
『東京リベンジャーズ』花垣武道のセリフ・口癖
一つだけ約束しろや、ヒナには絶っ対ぇ手ぇ出すなよ
12年後結婚しよう
『東京リベンジャーズ』花垣武道の過去
逃げ続けたことで大切な物を失い人生が行き詰まる
タケミチは小学生時代から日本一の不良になることを目標としており、中学でヤンキーデビューを果たすと入学式で千堂に敗北、その後は溝中五人衆として全国制覇を目指し、渋谷三中との決戦に望みました。
しかし、初手で東京卍會キヨマサと遭遇して挫折、その後はキヨマサの奴隷として過ごし少年院にも入ると、出所すると同時に全てを投げ出して逃走、以降は逃げ続け、謝り続けるだけの人生を送っていってしまいました。
仕事はDVDショップのバイト定員で年下店長にこき使われる日々を送り、人生唯一の彼女である橘日向、弟の直人が東京卍會によって命を落とし、マイキーやドラケン、千冬とは出会っておらず、溝中五人衆とも疎遠、大切なものが何もない生き方をしてしまいます。
『東京リベンジャーズ』タケミチと日向の関係性の変化
小学生時代に日向がタケミチに一目惚れ
小学生時代の塾帰りに子猫を囲んでいた中学生男子達を見て日向が突撃、子猫は助けたものの、体格の違いから今度は日向が囲まれる事態となります。
日向と一緒に帰っていた稀咲は、最初から子猫を助けにいくことに反対、日向の窮地でも動けずにいましたが、マントをつけたタケミチがヒーローとして登場、中学生達には負けますが日向を救い出し、勝てないと分かっている相手に勇敢に向かっていくタケミチを見て、日向は格好良いと一目惚れすることとなりました。
また、この出来事によってタケミチは稀咲のヒーローにもなり、リスペクトを受けることとなります。
元の世界:逃げ続けたタケミチは日向にフラれる
中学生になりタケミチを学校で発見した日向は、タケミチを屋上に呼び出して告白、二人は付き合うようになります。
しかし、タケミチは東京卍會・キヨマサとの出会いで挫折、日向が惚れたタケミチではなくなり、逃げ続ける生き方をしてしまいます。
結果としてタケミチは日向にフラれてしまい、12年後の世界で日向は東京卍會によって命を落とす結果となりました。
八・三抗争:タケミチの心の支えとなる
愛美愛主、キヨマサを相手にした武蔵祭りの「八・三抗争」を通じて、タケミチは日向への恋心を支えに困難に立ち向かう強さを得ます。
武蔵祭りではマイキーやドラケンのように強くない自分をタケミチが卑下する場面がありましたが、日向がファーストキスをプレゼント、タケミチはタケミチであり、自分はタケミチが好きなのだと伝えられ、ありのままを認めてもらったタケミチは再び立ち上がる強さを手にします。
この出来事によってタケミチは自分の弱さを受け入れ、それでも絶対に折れないという強靭な心を手に入れました。
血のハロウィン:東卍大幹部となるも裏目に出る
芭流覇羅と争った「血のハロウィン抗争」を通じて、タケミチは場地の後を継いで壱番隊隊長に選出されます。
しかし、未来のタケミチは東京卍會大幹部の一人として権力と金に腐ってしまっており、稀咲の命によって千堂にそうとは知らずに日向の一件を命令してしまい、日向を失った時には荒れに荒れてしまいました。
聖夜決戦:日向と別れて1日で復縁
十代目黒龍と争った「聖夜決戦」では、タケミチと日向はラブラブでクリスマスデートの約束をしていましたが、日向の父親の登場により、タケミチは日向を守るために自ら別れを切り出し、日向は号泣しながらタケミチに怒る事態となってしまいます。
しかし、日向は父親の仕業だと理解すると警察官の父親に激怒、自分はタケミチの中身が大好きなのだと伝え、事態が好転するようクリスマスに神社にお参りに向かいました。
日向は神社で偶然エマと出会うと、マイキー・ドラケンへ連絡をしてもらい、聖夜決戦を終えたタケミチを家の前に連れてきてもらいます。タケミチはやっぱりどうしようもなく日向のことが大好きで、日向の前に立った瞬間に号泣、どんな未来でも絶対に自分が日向を守るから別れるのはなしにしてほしいとお願いし、初詣デートを約束に1日で復縁となりました。
関東事変:12年後の結婚を約束
横浜天竺と争った「関東事変」では、日向はタケミチが未来からタイムリープしてきたことを知ります。
関東事変でエマ、稀咲が失われ不安になっている日向に対し、タケミチは自分がずっと側にいて日向を不安から守るとプロポーズ、二人は12年後の結婚を約束しました。
12年後のパーちんの披露宴に戻ってきたタケミチは日向と交際しており、三ヶ月後に二人の結婚式も迫っていて、日向は三ツ谷に仕立ててもらったウェディングドレスを試着して幸せの絶頂にありました。
三天戦争:タケミチの歩む道を全力で応援
タケミチがマイキーを救うために10年前の過去に戻ってくると、日向は事情を理解、タケミチが選ぶ未来ならたとえどんな結果になったとしても応援すると、奮闘するタケミチの背中を押してくれます。
『東京リベンジャーズ』花垣武道関連の考察
タケミチのタイムリープは誰かが仕組んだもの?
タケミチのタイムリープには次の不自然な点があり、自然発生的な超常現象というよりも、誰かが意図的に仕組んでいるものである可能性が高いです。
- 最初に現在の未来が変えられる地点に飛ばされた
- 直人からマイキーにトリガーが変化すると12年前から10年前に移動地点が変化
- 10年前の過去で少し先の未来が見られるようになる
上記三点を、東京卍會や梵天など巨悪組織が脅かす未来を変えるという目的で見てみると、一つ目は未来の東京卍會を変化させるためにキーとなるタケミチを送る、二つ目は平穏無事な二年間は飛ばして三天戦争の時代にタケミチを送る、三つ目はタイムリープできない状態でタケミチが困難を打破できるように未来を見せる、という点で筋が通ります。
つまり、警察内部にも影響を及ぼすほどの東京卍會、または梵天によって未来で追い詰められた人類が、現在を変えるためのキーパーソンとしてタケミチを選定し、必要な力を持たせてキーポイントとなる過去に送り込んだ、という筋書きが成立するということになります。
タイムリープで取りこぼした人達は取り戻せる?
上記の通り、タケミチのタイムリープが第三者によって与えられた力であれば、17巻151話「Just Do It」でタケミチが千冬に宣言している通り、既にタイムリープで失われてしまったエマや場地、ドラケンなども救える可能性があります。
三天戦争を通じてマイキーとタケミチの物語に決着がついた後は、今まで取りこぼしてしまった人達を救うためのストーリーが展開されるのかもしれません。
『東京リベンジャーズ』花垣武道の主な活躍
東京リベンジャーズ「ループ1周目」の花垣武道
中学時代の人生唯一の彼女「橘日向」が東京卍會の抗争に巻き込まれる
タケミチは2017年7月4日にテレビを通じて中学時代の人生唯一の彼女である橘日向と弟の橘直人が、7月1日に東京卍會の抗争に巻き込まれて命を落としたことを知り驚きます。
ボロアパートに住んでDVDショップのアルバイト店員をしており、自分の人生の落ちぶれ様に落胆しながら電車が来るのを待っていた所、背後から何者かに押されてしまいました。
人生最後の瞬間にタケミチは日向のことを思い出すと、12年前の2005年7月4日にタイムリープしてしまいます。
溝中五人衆と共に東京卍會入り、直人に12年後の出来事を伝える
溝中五人衆として渋谷三中の二年生に戦いを挑んだタケミチは、三年生のキヨマサ率いる軍団に敗北、東京卍會の兵隊にさせられ、自分の人生がここから落ちぶれ、逃げ続け謝り続けるだけのものになったことを理解しました。
日向の顔を見に行ったタケミチは、日向のことが大好きだった気持ちを思い出し公園で感傷に浸りますが、不良に絡まれていた直人と遭遇、自分がタイムリープしており、2017年7月1日に直人と日向が命を落とし、4日にタケミチも突き落とされると話します。
日向を守ってくれと直人に話したタケミチは握手、12年後の世界に戻りました。
直人は刑事になるも日向は助けられず、佐野万次郎/稀咲哲太との接触を試みる
12年後の世界に戻ったタケミチは、刑事となっていた直人によって助けられており駅の医務室で目覚めます。
日向を助けるという共通の目的を持った二人は相棒となり、組織犯罪科の刑事である直人から現在の東京卍會の情報について徹底的にレクチャー、現在の東京卍會のツートップである佐野万次郎、稀咲哲太が出会わなければ現在の東京卍會にならないと考え、二人の出会いを阻止するべく再びタイムリープに挑むことになります。
東京リベンジャーズ「ループ2周目」の花垣武道
喧嘩賭博でキヨマサと対戦、マイキー・ドラケンと出会う
12年後に戻ったタケミチは喧嘩賭博に参加させられており、マイキーの名前を出したことでキヨマサにボコボコにされ心が折れてしまいます。過去に戻れたととしても、自分がダメであることは変わりないと考えたタケミチは、諦めて未来に戻ろうと直人の元へ向かいますが、ここで日向に遭遇、今度こそ日向を守るんだと決意します。
学校で次のファイターに親友のタクヤが選ばれると、タケミチは体が弱いタクヤの代わりに自分とキヨマサの対戦を希望、一撃で絶対に勝てない力量差を見せつけられますが、日向を守るため、過去でも現代でも自分が変わる必要があると決心したタケミチは、執念を見せて立ち続けました。
そこに東京卍會総長のマイキー、No.2のドラケンが登場、タケミッちというあだ名をつけられた上にダチ宣言をされ、目標であった佐野万次郎との接触に成功しました。
マイキーに気に入られた理由を知る
翌日マイキーとドラケンが突如学校に現れ、タケミチは有無を言わさず連れ出されます。タケミチが連れ去られたと勘違いした日向がマイキーにビンタ、ドラケンが日向の腕を掴むとタケミチがドラケンの肩を掴み返し、格上のドラケン相手に離せと凄み、日向だけは絶対に傷付けさせないと意地を見せます。
マイキー、ドラケン共に怒ったのは演技とネタバラシ、日向も誤解を解いて謝罪すると、二人との関係性を友達と認識され学校から送り出されました。
自転車で河原をニケツしながら、タケミチはマイキーが自分を気に入った理由は、弱い癖に自分より強い相手に全く怯むことなく立ち向かう姿勢が、10歳上の兄貴に似ていたからだったと知ります。
未来:マイキーではなく稀咲が元凶だと理解
日向と花火を見て手を握ろうとした際、誤って直人の手を握ってしまって12年後の世界に戻ったタケミチは、現在の東京卍會の極悪非道な性質と、実際に出会ったマイキーの性格が合致していないことから、本心を聞くためにマイキーに会うことを決意、未来が変わり東京卍會の幹部となっていた千堂(あっくん)に会いに行きました。
千堂から、電車のホームでタケミチの背中を押したのは自分だと衝撃的な告白があった後、ドラケンが命を落としたことが判明、それを契機にマイキーが狂い始め、現在は全て稀咲が支配、千堂も稀咲の恐怖支配に逆らうことができないことを教えられます。
千堂の悲惨な最後を見届け、全ての元凶が稀咲だと理解したタケミチは、直人にドラケン死亡日を調べてもらい、2週間後の8月3日に発生したマイキー派とドラケン派の内部抗争だと判明、ドラケンの命を救い、稀咲が東京卍會のNo.2になるのを防ぐために12年前の世界へ渡ります。
東京リベンジャーズ「ループ3周目」の花垣武道
武蔵神社の東京卍會の集会に参加
ドラケンの召集を受けて日向と武蔵神社を訪れたタケミチは、東京卍會の集会に参加、ここで三ツ谷、パーちん、ペーやんと初めて出会います。
パーちんの親友が新宿を治める暴走族愛美愛主と揉めたことを契機に、東京卍會と愛美愛主が抗争を始めることになったのを見届けると、8月3日の武蔵祭りでぶつかる可能性が高いと知り、ドラケンが命を落とす原因が内部抗争ではなく、愛美愛主との戦いだと判断、一度未来に戻り愛美愛主の総長長内に話を聞きに向かいました。
未来:長内から愛美愛主の抗争は火種であると説明される
工事現場で落ちぶれていた長内と出会い、直人と共に12年前の東京卍會との抗争につうて聞き出すと、全てはある人物が裏で仕組んだことであり、愛美愛主との抗争は火種に過ぎず、その結果発生した東京卍會の内部抗争の最中にドラケンが命を落とすことになると知りました。
愛美愛主との抗争を止めることができればドラケンを救えると判断したタケミチは、再び12年前に戻ります。
東京リベンジャーズ「ループ4周目」の花垣武道
千堂の夢を聞き最初の客になる約束をする
12年前に戻ったタケミチは千堂と自転車で二人乗りをしており、唐突に千堂の夢を聞きます。千堂が美容師だと答えると、タケミチは絶対になれると大声で叫び、自分が初めての客になることを約束しました。
マイキーに愛美愛主との抗争をやめて欲しいと頼み込む
東京卍會の拠点に向かったタケミチは、愛美愛主との抗争の相談をしていたマイキーに抗争を辞めて欲しいと懇願します。しかし、マイキーもパーちんも止めることはできず、そこに愛美愛主の総長長内が人数を揃えて奇襲をかけてきました。
戦いはマイキーが一撃で長内を撃破したことで、東京卍會の参加に愛美愛主が入る形で決着、タケミチは直前にパーちんと長内にボコボコにされた傷で気絶してしまいます。
マイキーとドラケンの喧嘩を仲裁
目覚めたタケミチの元には、エマや日向、溝中五人衆がお見舞いに訪れますが、別々にお見舞いに訪れたドラケンとマイキーが戦いを始めてしまい、タケミチの思い出の品の数々を壊していってしまいます。
激怒したタケミチは仲裁に入り、二人が喧嘩をすると東京卍會の仲間達もバラバラになると叫びながら頭にうんこを乗せ、その真剣な言葉と面白さが二人の喧嘩をなかったことにし、内部抗争を収めることとなりました。
武蔵祭りで日向とファーストキス
しかし、ペーやんやキヨマサなど参番隊の面々がドラケン狩りと称して愛美愛主の残党と手を組み、武蔵祭りで史実通りに抗争が始まってしまいます。
タケミチはキヨマサと遭遇、恐怖で体が硬直した上に逆らえなくなり、ガムテープで拘束された所を日向に見られてしまいます。自分の不甲斐なさに自暴自棄になりかけましたが、日向がファーストキスをタケミチに贈り、タケミチはタケミチであり、仲間のために涙を流し、悔しがれる格好良い奴だと励まされ、再び心を立て直すことができました。
その後、三ツ谷と合流してドラケンが孤軍奮闘していた駐車場に到着、100名の芭流覇羅に対してマイキーや壱番隊、肆番隊、伍番隊も合流して戦いに発展、その中でキヨマサにドラケンが獲物を使われてしまい、タケミチはマイキーに託されてドラケンを担いで病院へ向かいました。
キヨマサにリベンジ成功
タケミチの前にトラウマの対象であるキヨマサが現れると、逃げろというドラケンを背に、タケミチはキヨマサとのリベンジ戦を敢行します。
自分の人生がダメだったのは、キヨマサのせいではなく一度負けた程度で立ち上がることをやめた自分のせいだと奮闘、マイキーやドラケンのように自分は強くないことを認め、必死にもがき苦しんでキヨマサの撃破に成功、ついにリベンジを果たしました。
その後、ドラケンの無事を確認し、マイキーに東京卍會立ち上げ時の特攻服をもらうと、日向に四つ葉のクローバーのネックレスをプレゼントし、12年後の世界に戻ります。
未来:日向に再会するも再び失い、東京卍會トップになると決意
12年後の世界では、千堂が美容師となっておりタケミチが初めての客となり夢が叶います。また、初めて日向が生還しており、直人と共に小学校の教師となった日向と再会、大粒の涙を流しました。
日向は今もタケミチがプレゼントしたネックレスをしており、夜景の綺麗な公園を二人で散歩します。しかし現代ではタケミチが日向を振っており、動揺したタケミチが日向の側を離れた瞬間に、稀咲に恐怖支配されていた千堂によって、千堂、日向のどちらもが命を落とす結果となってしまいました。
悲劇を経つには東卍をなくすしかないと判断したタケミチは、自分が東京卍會のトップとなることを決意します。
過去に戻る前に、死刑囚となっていたドラケンと面会すると、稀咲について忠告を受けますが、稀咲とは過去、現在どちらでもまだ消息を把握できておらず、タケミチは東京卍會トップを目指し、まずは隊長となることを目指して過去へ戻りました。
東京リベンジャーズ「ループ5周目」の花垣武道
参番隊任命式で稀咲と衝突
タケミチは参番隊任命式で隊長となった稀咲と衝突、マイキーに稀咲の除隊を願い出て、交換条件として芭流覇羅との決戦の前に場地を連れ戻すことを提示されます。
また、正式に東京卍會のメンバーとなり、三ツ谷率いる弐番隊に加入しました。
芭流覇羅拠点でマイキーの兄の過去を知る
学校で溝中五人衆といた所に一虎が登場、芭流覇羅の拠点へ連れていかれ、2003年の8月13日に一虎、場地によってマイキーの兄佐野真一郎の命が失われたことを知りました。
松野千冬と相棒関係となる
翌日、芭流覇羅の拠点で踏み絵にされていた壱番隊副隊長松野千冬と出会います。共にマイキーに話を聞きに行き、一虎と場地が盗もうとしたCB250Tはマイキーへの誕生日プレゼントだったと発覚、場地は許すも、直接手を下した一虎は今も許していないと知ります。
また、何をしたいのかと問われ、タケミチは東京卍會のトップになると宣言、松野千冬が相棒となりました。
長内に稀咲と芭流覇羅の繋がりを教えてもらう
外部から稀咲と芭流覇羅の関係を調査するため、愛美愛主元総長の長内に会いに行き、8・3抗争は全て最初から稀咲が仕組んでいたことだと知ります。芭流覇羅の総長代理である半間は稀咲の新しい刀だとも教えてもらい、過去の血のハロウィン抗争、芭流覇羅について話を聞くため未来へ戻り、再びドラケンとの面会に向かいました。
未来:ドラケンに過去の血のハロウィン抗争の出来事を教えてもらう
ドラケンから、芭流覇羅は稀咲がマイキーのために作った組織だと教えてもらい、血のハロウィンでマイキーの親友である場地の命を一虎が奪うと、マイキーが一虎に手をかけて闇落ち、稀咲が替え玉を用意し、芭流覇羅を母体として東京卍會を乗っ取り、現在の新生・東京卍會が誕生したと発覚します。
場地を救えればマイキーの闇落ちがなくなると判断、6周目のループへ向かいました。
東京リベンジャーズ「ループ6周目」の花垣武道
血のハロウィンに参戦
場地の説得は叶わず、タケミチは血のハロウィンに参戦、弐番隊隊長の三ツ谷に気合を入れられ、千冬に背中を預けてタケミチも奮闘します。
芭流覇羅は数が倍、2歳年上で力も強く、東京卍會の面々は戦意喪失気味になりますが、タケミチの奮闘が響き、全員の心を支え、戦況を東京卍會有利に持っていきました。
場地の想いを叫びマイキーの闇落ちを止める
タケミチは稀咲の謀略から場地を救うことができず、最後にマイキーと東卍を託されます。マイキーと一虎は過去と同様に争い始め、タケミチは二人の間に立ち入って場地の行動は二人を想ってのことであると叫びますが、止めることはできませんでした。
しかし、タケミチが落としたお守りを見たマイキーが表情を一変、このお守りは東京卍會結成を記念して場地が武蔵神社で購入したもので、東卍結成時の場地の「一人一人がみんなを守るチームにしたい」という想いが込められていました。
場地が一人奮闘していた想いを知った二人は戦いを止め、一虎は罪を悔いて自首、マイキーは一虎を許して東卍の一員だと認め、血のハロウィンは終戦となります。
東京卍會壱番隊隊長となる
血のハロウィン総決算となった集会では、芭流覇羅が東京卍會の傘下に降ることとなり、半間とマイキーを繋げた立役者として稀咲が目立つ立場となりました。
タケミチは結局未来と同様に稀咲と半間が東京卍會に合流したことに焦りますが、千冬とマイキーの競技の結果、場地の跡を継いで東京卍會壱番隊隊長となり、まだ稀咲、半間に対抗できる希望があると感じて涙を流しました。
未来:東京卍會最高幹部となる
未来に戻ったタケミチは東京卍會最高幹部となっており、溝中五人衆や千冬と行動を共にしていることが発覚します。
しかし、大幹部会を通じて稀咲に呼ばれると、裏切り者の嫌疑をかけられ千冬が命を落とし、タケミチは間一髪で出所していた一虎に助けられますが、再会した直人に逮捕され、日向に激突させた千堂に指示を出したのが自分だったと知りました。
心が折れかけたタケミチでしたが、直人にこれまで起こした変化の凄さを教えられ、タケミチと日向に執着する稀咲の過去を探るべく、再び過去へと向かいます。
東京リベンジャーズ「ループ7周目」の花垣武道
八戒、柚葉と出会う
タイムリープしたタケミチは日向とボーリングデートをしており、そこで未来で元黒龍組の幹部として登場した柴八戒、姉の柴柚葉と出会います。八戒はこの時点では弐番隊副隊長であり、二人は兄弟分となるほど仲良くなり、八戒の家へ向かいました。
八戒の兄は十代目黒龍総長を務めており、運悪くタケミチ達を家に招待しようとした時に帰ってきており、黒龍のテリトリーに入り込んだタケミチは柴大寿に圧倒され、タケミチを助ける代わりに八戒が東京卍會を辞めて黒龍に入ることになってしまいました。
千冬にタイムリープを打ち明ける
目覚めたタケミチの部屋には壱番隊に加入していた溝中五人衆と千冬がお見舞いに訪れており、タケミチは千冬に呼ばれて二人で話をします。未来でも自分のために命を賭けてくれた千冬を信頼したタケミチは、タイムリープしていることを初めて人に打ち明けました。
千冬と情報を共有したタケミチは、八戒が黒龍に移るのを阻止するべく幹部会に参加、決定権を与えられた三ツ谷が柴大寿と話をつけに行くことになると同行、姉の柚葉を解放する代わりに八戒の移籍を認める流れになってしまいます。
その後、タケミチと千冬の元に八戒が現れ、黒龍でやるべきことがあると決意を語ると、タケミチは未来の情報から八戒が大寿の命を奪う可能性に気付きました。
千冬、稀咲、半田の四人で黒龍と構える
八戒を東卍に連れ戻すために黒龍とぶつかることを幹部陣に相談するも、三ツ谷が和平を締結したばかりで却下となります。タケミチは千冬と二人で立ち向かうことを考えますが、ここに稀咲と半田が加わることになり、歪な四人組が結成されました。
黒龍の情報提供者から大寿が一人になる時間を探ろうとすると、黒龍幹部のココが現れ10万円と引き換えに大寿はクリスマスの深夜、教会で一人になると情報提供を受けます。八戒は間違いなくそこを狙うと判断したタケミチ達は、決戦の日をこの日に定めました。
日向と別れる
日向と学校帰りに会話をする中、日向と稀咲が小学校の時に同じ塾に通っていたことが判明、さらにタケミチも出会っていたことが明らかになります。
子猫を囲んでいた少年達を日向が怒りにいった後、日向を守るためにヒーロー姿をしたタケミチが登場、少年達にはバッチリ負けますが日向を守り切り、これが日向がタケミチに惚れるきっかけとなっていました。
二人はクリスマスイヴに海下公園でデートをする約束をしますが、直後にタケミチは日向の父親と出会い、日向を巻き込む前に別れて欲しいと懇願され、未来で経験したようにイヴに日向を振ってしまいます。
大寿と対峙、東京卍會の勝利
クリスマス当日、タケミチは千冬、三ツ谷と共に柴大樹、ココ、乾の黒龍幹部陣と対峙します。
稀咲に唆された柚葉が現れたことで、未来で大寿を撃破したのは柚葉であり、それを八戒が庇い、全てを知る稀咲に操られて黒龍の総長となり、東卍を極悪集団に変えていったことを理解します。
八戒があくまで獲物で大寿に対峙しようとしたのを見て、タケミチは立ち向かうことを教えると主張、素手で大寿と戦闘、ボロボロにされながらも良い一撃を入れて大寿に膝をつかせることに成功しました。
大寿が本当は柚葉に守られており、柚葉がしてくれていたことを自分がしていたと嘘をついたと告白すると、それはダサいと言いながらも、自分の方がダサいと主張、三ツ谷も同調して誰も彼も弱いのだと話し、その程度で仲間を見捨てないと伝えると、八戒はついに大寿への恐怖の呪縛から解放され、素手で立ち向かう勇気を持ちます。
それでも大寿を相手に絶望的な状況でしたが、マイキーとドラケンが到着、マイキーが大寿を一撃で撃破し、ドラケンが外にいた黒龍精鋭100名を撃破すると、戦いは東京卍會の勝利で収まりました。
日向と復縁
ボロボロの状態でマイキーのCB250Tの後ろに乗っけてもらったタケミチは、日向の家の前へ連れていかれ、待っていた日向と再会します。
日向の顔を見た瞬間、タケミチは号泣しながら謝罪、どんな未来でも絶対に日向を守るから別れるのはナシにして欲しいと懇願、日向は初詣デートをすること条件に復縁することを受け入れてくれました。
マイキーの抱える闇を告白される
その後、少しだけマイキーと二人で単車を走らせたタケミチは、マイキーが兄の真一郎をなくしてから心の闇を抱えており、善悪の判断が付かなくなることがあると教えられます。
そして、タケミチは真一郎と似て、弱い癖に決して誰にも屈することがなく、だから自分が自分でいられなくなってしまった時には、兄貴のように自分を叱って欲しいと頼まれました。
十一代目黒龍がタケミチの壱番隊参加に入る
初詣デートが終わり、東京卍會の新年一発目の集会が始まると、十一代目黒龍としてココ、乾が登場、黒龍は東京卍會の傘下に降ることとなり、二人の希望でタケミチの壱番隊の下につくこととなりました。
また、マイキーの判断で稀咲と半田を除名することとなり、東京卍會は拡大路線を変更、一気に350名が抜けますが、これまで未来でタケミチ達を苦しめてきた稀咲をようやく東京卍會から剥がすことに成功しました。
マイキーの双子のバイクをもらう
マイキーとドラケンに呼ばれたタケミチは、真一郎がフィリピンで見つけてきた二つのエンジン、マイキーのCB250Tの双子とも言える単車を贈られます。
二人はタケミチの運転で二ケツしながら、いつかエンジンが置かれていたフィリピンの建物に一緒に行ってみたいと話しました。
未来:フィリピンでマイキーと再会
未来に戻ったタケミチを待っていたのはこれまでで最悪の未来で、東京卍會の幹部は、脱退していたタケミチを除いて全員命を落としてしまっていました。
マイキーからの手紙で約束の場所であるフィリピンにいることが判明すると、タケミチは直人と共にフィリピンへ向かい、変わらぬ目をしたマイキーと再会します。しかし、既にマイキーは自分ではない自分に変貌しており、タケミチに自分を終わらせて欲しいと懇願、直人がタケミチを守るために撃破し、二人は互いに涙と共に別れることとなりました。
タケミチは今度こそマイキーも救ってみせると決意し、再び過去の世界に戻ります。
東京リベンジャーズ「ループ8周目」の花垣武道
横浜天竺の望月莞爾の襲撃を受ける
東京卍會のトップになることを周囲に認めてもらうべく、不良界の頂点となることを目標に神奈川へ向かおうとしたところ、横浜天竺300人による東京卍會への奇襲が開始され、タケミチは望月莞爾の部隊と遭遇してしまいます。
千冬、溝中五人衆も撃破されなす術がない状態になったところ、稀咲が現れ、東京卍會を除名された稀咲が今度は横浜天竺に関与していることを理解、自分のことを未来と同様に「ヒーロー」と呼んだことで、稀咲もタイムリーパーなのではないかと疑念を抱き始めます。
河田兄弟、千冬と共に横浜天竺へ向かい鶴蝶と再会
望月隊に囲まれ多勢に無勢の状況に、タクヤを拾ってきたスマイリーとアングリーの河田兄弟が現れタケミチ達は救出されます。
各地で横浜天竺の襲撃を受けて後手に回る中、スマイリーとアングリーの横浜殴り込みに千冬と共に同行、横浜天竺の拠点では100人の部隊と共に四天王鶴蝶が待ち構えており、スマイリーと鶴蝶のタイマンとなって勝利を収めます。
しかし、鶴蝶はタケミチの小学校2年生までの友人であり、タケミチと二人だけで話すためにわざと負けていたことが発覚、今回の横浜天竺と東京卍會の抗争は裏で稀咲が操っているものであり、イザナを救ってくれと頼まれました。
関東事変の情報を集めるため未来へ戻る
翌日東京卍會は緊急集会を開いて天竺の情報を集め、東卍総動員で天竺と抗争することが決定します。
タケミチは、稀咲のシナリオ通りに進んでしまっていると考え焦りますが、千冬の助言によって一度未来に戻って直人と相談、横浜天竺の情報を集めることとなりました。
過去の直人に会うべく家へ向かうと日向と偶然再会、困難が続いても日向のために何度でも立ち上がり続けると気持ちを強くします。
未来:柴大寿から現在の梵天の情報を教わる
未来で直人と再会すると、横浜天竺は存在しておらず稀咲も死亡、イザナは黒龍の元総長で東卍の幹部の一人になっていることが判明します。
当時の状況を知っている生存者を探すためタケミチは聖夜決戦の舞台となった宇田川教会を訪れ、ここで柴大寿と再会、直人と合流してイザナ、黒龍について聞くことに成功しました。未来の歴史では横浜天竺と東京卍會の衝突は関東事変と称されており、理由不明ながらも合併で手打ち、トップはマイキー、No.2に稀咲、No.3にイザナという現在の東京卍會の組織へとなっていました。
また、現在の東京卍會は警察にも影響力があり、死亡していたとされる稀咲は生存している可能性が極めて高いと判明、さらにマイキーはイザナに対してドラケン以上の信頼を置いていたことが明らかになります。
ここでイヌピーとココが東京卍會の兵隊を連れてイザナの命令で店を襲撃、柴大寿が一人で時間を稼ぐ間にタケミチと直人は脱出することとなり、タケミチは大寿に昔の借りはこれでチャラと伝えられました。
未来:稀咲・イザナ・鶴蝶の襲撃により致命傷を受ける
タケミチは関東事変の当事者であるイヌピー、ココからも情報を集めるために戻ろうと足を止めますが、ここで稀咲、イザナ、鶴蝶による奇襲を受けてしまいます。
稀咲の攻撃からは直人が庇ってくれたものの、イザナの命による鶴蝶の攻撃はタケミチにヒット、タケミチと直人は二人とも瀕死状態となり、戦略も情報も半端な状態で崖っぷちのタイムリープを発動しました。
東京リベンジャーズ「ループ9周目」の花垣武道
日向にタイムリープを話してしまう
過去に戻ってきたタケミチは直人の元へ向かいますが、タイムリープが発動しないことから未来で命を落としたことを理解します。
直人を帰らせた後で落ち込むタケミチは俯きますが、そこに再び人影が現れ、タケミチは直人が戻ってきたと勘違いして日向にタイムリープしていることを話してしまいました。
マイキーの部屋で黒川イザナの情報を集める
ドラケンと共にマイキーの家を訪れると、エマがきっかけで黒川イザナの過去を知ることになります。
イザナはエマが3歳まで一緒に過ごした兄であり、施設に入り、そこに面会に現れた真一郎を唯一の兄として信頼を寄せ、生きることの支えとしていたのでした。しかし、マイキーという弟が存在し、イザナが継ぎたいと求めた黒龍もマイキーのためのものだと判明すると、イザナはマイキーに激しい嫉妬と恨みを持つようになります。
そして、八代目黒龍総長となった後、真一郎が作った黒龍の在り方を完全に凶悪なものに変え、その憎しみを九代目総長斑目にも伝え、黒龍と一虎の争いが勃発、東京卍會結成に繋がっていったのでした。
東京卍會伍番隊の武藤に拉致される
千冬、溝中五人衆と横浜天竺戦に向けて士気を高めた所に伍番隊の武藤、三途が現れタケミチは連れ去られてしまいます。
連れ去られた先では壱番隊のメンバーとなっているイヌピー、ココも拘束されており、武藤がイザナの古馴染みで横浜天竺の創立メンバーであることを打ち明け、金作りの天才であるココを横浜天竺に引き抜くため、イヌピーとタケミチをココが自分で天竺に行くと決めるまで痛め付けていきました。
タケミチは拘束された状態でしたが、ココが天竺に渡ることを阻止できれば未来のマイキーの巨悪化が防げると判断、希望を持ち武藤に挑みます。その姿にイヌピーも感化されて二人で武藤に挑みますが、拘束された状態で東京卍會隊長で最も強い武藤には敵わず、ココは天竺加入を決意、タケミチはイヌピーと共にゴミ捨て場に捨てられてしまいます。
乾に請われ十一代目黒龍総長となる
傷の手当てのため、イヌピーとココが拠点としていた廃墟となった佐野真一郎のバイク屋跡へ向かい、タケミチはそこでイヌピーが真一郎と初代黒龍に憧れ、当時の黒龍の復活を求めていることを知ります。
イヌピーは聖夜決戦でタケミチに真一郎の面影を見ており、タケミチは十一代目黒龍総長を継いでほしいと依頼され、イヌピーの想いを知ったタケミチは東京卍會壱番隊隊長との兼任で、十一代目黒龍総長を受け、イヌピーはタケミチに忠誠を捧げるようになりました。
目の前で稀咲によるエマ襲撃が起こる
初代黒龍創立の日である2月22日に横浜天竺が決戦を仕掛けてくると読み、東京卍會は深夜に決起集会を開催、朝が訪れるとタケミチはイヌピーと共に真一郎の墓参りへと向かい、十一代目総長として挨拶をします。
そこにイザナ、マイキー、エマが現れると、タケミチはエマと二人で離れているように伝えられ、マイキーとイヌピーを残して道路へ向かいますが、そこに稀咲と半間が襲撃を仕掛け、タケミチの目の前でエマが致命的な一撃をもらってしまいます。
エマは病院に向かう途中で命を落とし、タケミチは最後にマイキーのことをお願いねと想いを託されます。エマが失われたことでマイキー、ドラケンは気力を無くし、日向も落ち込みますが、タケミチだけは今日この時に稀咲の狙い通りにシナリオを進めては絶望の未来しかないと足を動かし、マイキー抜きでの決戦に臨みました。
天竺戦で鶴蝶、イザナと対峙
横浜第7埠頭に到着した東京卍會は横浜天竺との頂上決戦を迎え、ペーやんが魁戦で勝利を収めた後、大乱闘が始まります。
アングリーが青鬼化して天竺の幹部を撃破するも、四天王最強の鶴蝶によって東卍主力は全滅、残るはタケミチと鶴蝶のみだけとなります。しかし、タケミチは鶴蝶の連打を受けても決して倒れることがなく、稀咲に武器を突きつけられても一切引かずに意地を見せます。
タケミチの気迫を受けて東卍メンバーも復活、ここで稀咲が和解案を提示しますが、これはタケミチが経験した未来に繋がる組織案であり当然これを拒否、ついにイザナがタケミチの前に出てくる事態となりました。
しかし、病院で日向がタケミチはタイムリープしてきているとマイキー、ドラケンに共有、自分達の未来のために一人で奮闘しているタケミチの想いを受け、失意のどん底にいた二人も復活、この場面で到着します。
逃げた稀咲を追いかけ最後を見る
マイキーがイザナを撃破し、稀咲の暴走によってイザナと鶴蝶が倒れると、半間が稀咲を拾って逃走を開始し、タケミチはドラケンの単車の後ろに乗ってこれを追いかけます。
途中、焦った稀咲によって半間の単車が転倒すると、タケミチ達が追いつき、ドラケンが半間を止めている間にタケミチは稀咲を追いかけ、かつて日向を目の前で失った駐車場へと辿り着きました。
ここで稀咲が日向への恋心から日本一の不良となるために画策してきたことを告白、ヒーローとして登場したタケミチをリスペクトしており、だからどの未来でも二人にずっと執着してきたことを打ち明けられます。マイキーと日向が到着すると再び稀咲は逃走、しかしその先で事故に遭って命を落としますが、最後に自分はタイムリーパーではないと教えられました。
東京卍會解散に立ち会う
エマの葬式が終わった後、タケミチはマイキーと二人だけで話す機会を設け、これまでのタイムリープの全てを共有します。
すると、マイキーは神奈川を制して名実共に日本の頂点となった東京卍會の解散を宣言、巨悪化して破滅的な未来の元凶となる東京卍會を消滅させ、12年後の再開まで自分が東卍メンバーも日向も守るとタケミチに約束しました。
日向にプロポーズ
関東事変でホワイトデーのお返しを忘れていたタケミチは、千冬のアドバイスを受け、日向の家の前の公園でサプライズプレゼントを計画します。
しかし、日向は稀咲もエマも自分のせいではないかと不安に感じて寝れない日々を送っており、憔悴する日向を見たタケミチはプレゼントの指輪を渡して結婚してくださいと日向にプロポーズ、日向が不安なら安心できるように自分がずっと側にいて守ると約束します。
日向にOKをもらったタケミチは直人にも報告、大人になったら結婚することとなり、希望を抱いて12年後の未来へと戻りました。
未来:マイキーだけが不幸な世界で「黒い衝動」を知る
未来に戻ってきたタケミチは、東京卍會メンバーが全員生存している世界でのパーちんの披露宴に出席、日向も生存しており、三ヶ月後に二人の結婚式が予定されていることを知り未来が変わったのだと喜びます。
しかし、マイキーの姿だけがなく、直人の調査で梵天の総長がマイキーだと判明すると、マイキーを救うために過去に戻ろうとしますが、直人は日向が幸福な世界を得て執着を失った結果からか、タイムリープは発動せず、唯一マイキーを助けたいと望む一虎と共に梵天の調査を始めることとなりました。
梵天は二ヶ月半かけても手がかりが掴めませんでしたが、東京卍會解散の際に埋めたタイムカプセルを発掘した際、タケミチ宛のマイキーのビデオテープ残っており、マイキーの「黒い衝動」を打ち明けられます。自分を救おうとするな、幸せになれと笑顔を向けられたタケミチは、この世界がマイキーが守ってくれた世界なのだと理解、絶対にマイキーを助けて見せると意思を固くしました。
一虎の探してきた梵天の溜まり場だった宇田川ボールに一人で入ると、そこで梵天幹部の三途が登場、背後からマイキーが現れ、二人きりの時間を得ることに成功します。しかし、マイキーは既に自分の制御を完全に失っており、タケミチはマイキーから致命的な一撃を受けてしまいました。
悲劇を終わらせるためにマイキーは自分さえ終わらせようとしますが、タケミチは落ちていくマイキーをキャッチ、助けてくれと言えと叫び、マイキーの思いがトリガーとなってタケミチが再び過去へと戻ります。
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ドラケンと再会、梵(ブラフマン)に加入
10年前の過去に戻ってきたタケミチは溝中五人衆、千冬、八戒と共に高校生となっており、他の東京卍會メンバーも不良を辞めて真っ当な道をそれぞれ歩み始めていました。
ドラケンと乾に呼ばれて二人が始めたバイク屋「D&Dモーターズ」へ向かうと、CB250Tを修理してくれており、試験走行でドラケンと一緒に周辺をドライブします。しかし、ドラケンをスカウトしにきた六波羅単代の寺野が登場すると、タケミチをスカウトしにきた梵(ブラフマン)も登場し、三天時代の二チームと遭遇することとなりました。
争いは警察のサイレンによって解散となり、タケミチは一度バイク屋へ戻りますが、そこでドラケンが梵のメンバーであることが判明、梵の首領である瓦城千咒、大幹部の明司武臣によって梵の目的がマイキーが悪の道に来ることを止めることだと明かされると、タケミチは梵のスカウトを受けてメンバーに加入しました。
少し先の未来のビジョンが見れるようになる
翌日、女子高生だった瓦城千咒と原宿デートをすることとなり、ショッピングや食事を楽しむ中、タケミチに少し先の未来がビジョンとして見える状態が発生します。
また、ドラケンの家を訪れた際も、同様に少し先の未来のビジョンが頭に浮かび、直後に同様の出来事が発生したことから、自分に新たな能力が加わったことを知りました。
梵(ブラフマン)の七夕決起集会に参加、正式入隊
七夕の日にはビルの地下で行われていた、梵主宰の地下格闘技「B-1」を観戦、そこ瓦城千咒によってタケミチ加入を大々的に発表されます。さらに、一週間後の7月14日に三天戦争の開始が宣言されました。
千咒と遊園地デート
七夕の夜にタケミチは瓦城千咒と遊園地デートをします。千咒はマイキーも寺野にも勝利して自分が一番になりたいと語っており、千咒の目的は組織の巨大化ではなく、一番強くなることだと教えられます。
瓦城千咒から自分たちは友達だと握手を求められると、タケミチに再び未来視のビジョンが起こり、瓦城が倒れて息を引き取る場面が今日この日の遊園地デートで起こることだち知りました。
六波羅単代の襲撃によりドラケンが命を落とす
六波羅単代の下層隊員がタケミチを狙って奇襲を仕掛けてくると、千咒がタケミチを庇おうとし、未来視のビジョンで起きた出来事はこれだと理解します。咄嗟に千咒をタケミチが全力で守ると、千咒は無事であり、千咒が命を落とす未来を回避することに成功しました。
しかし、相手の追撃は収まらず、二発目、三発目、四発目の攻撃が放たれますが、この攻撃はタケミチが狙われている情報をキャッチし、遊園地に向かっていたドラケンが現れ、タケミチと千咒を庇う形で守ります。攻撃に失敗し騒ぎとなったことで六波羅単代の下層隊員は逃走しますが、ドラケンが倒れて命を失ってしまう結果となってしまいました。
三天戦争が始まる
遊園地にはドラケンの訃報を聞いて梵(ブラフマン)が登場、次いで六波羅単代、関東卍會が現れ三天が勢揃いし、乱闘勃発の状況の中でタケミチは再びマイキーと再会します。
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