「東京リベンジャーズ」九井一(ココ)は、圧倒的な金作りの才能を持つイヌピーの友人です。
ココとイヌピーの友情にまつわる赤音との物語、イヌピーと離れてマイキーの元へ向かった理由など、東京リベンジャーズの九井一(ココ)を詳しくご紹介します。
『東京リベンジャーズ』九井一(ココ)のプロフィール
略歴
十代目黒龍親衛隊長
ココは、イヌピーが少年院から出所してくると黒龍再興の意思を確認し、同級生であった柴大寿を紹介します。大寿がトップ、イヌピーがNo.2に収まると、大寿の黒龍入りの条件としてココを求められて加入、親衛隊長として主に黒龍の金作りを担っていきました。
十一代目黒龍
聖夜決戦で大寿が敗北すると、ココはイヌピーと行動を共にし、十一代目黒龍として東京卍會の傘下へと降ることとなります。
東京卍會壱番隊隊員
関東事変で横浜天竺に向かうまでは、タケミチ率いる壱番隊隊員として過ごしていきました。横浜天竺への移籍を求めた武藤によってイヌピー、タケミチと共に拘束されると、二人を助けるために天竺へと向かうことを決心します。
横浜天竺隊員
横浜埠頭での決戦ではイヌピーと対峙、互いに曖昧にしてきた核心を突き合い、これまでの道のりを感謝しながら別々の道を歩むこととなりました。
梵天幹部
未来では梵天幹部として登場、東卍の代わりに台頭した巨悪組織「梵天」の資金面を支える幹部としてマイキーと共に過ごしていました。
関東卍會幹部
三天時代では関東卍會の幹部となっており、三途と共にマイキーの側近となっています。
九井一(ココ)の人物像・性格
金作りの天才
ココは優秀な頭脳を持つ金作りの天才です。
類稀な能力は常に求められ続け、八代目黒龍総長のイザナに始まり、柴大寿、武藤など、過去と未来の巨悪化した組織の裏にはココによる資金力の支えが存在しました。
『東京リベンジャーズ』九井一(ココ)のセリフ・口癖
当然オマエについていくよ
赤音さん!オレ…一生好きだから!大人になったら結婚してください!!4
4千万、死んでもオレが作ってやる
『東京リベンジャーズ』九井一(ココ)の過去
イヌピーの5歳年上の姉「赤音」に恋をする
ココは乾青宗(イヌピー)の5歳年上の姉である赤音が大好きであり、大人になったら結婚してほしいと告白、一生守ると約束し、大人になるまで待つと快い返事をもらうことができます。
しかし、乾の家で火事が発生、ココは意を決して炎の中に飛び込んで救出するものの、赤音だと思って助けた相手は顔が似ている青宗であり、赤音は全身やけどで治療に4000万円かかると判明します。
ココは自分でお金を作ると決心して血眼になって勉強し、犯罪組織を組成して着々とお金を貯めていきますが、ココの努力が間に合う前に赤音は命を落とす結果となりました。
ココは最愛の赤音の死を受け入れることができず、似ている青宗に赤音を重ねながら共に時間を過ごすようになります。
乾に大寿を紹介、十代目黒龍を結成
南関東少年院に入っていたイヌピーが出てくると、ココが外で出迎えて合流、九代目黒龍が東京卍會に敗北、さらに残党も灰谷兄弟に詰められ、ほぼ壊滅状態になったことを報告しました。
イヌピーが黒龍復活を望んでいることを確認すると、ココは同じ学校の柴大寿を紹介、大寿がイヌピーに勝利して黒龍総長の座につくことを承諾すると、条件としてココの加入も求められ、ココも十代目黒龍親衛隊長となりました。
『東京リベンジャーズ』九井一(ココ)関連の考察
ココはなぜマイキーの元へ向かったのか?
関東事変を通じて共依存状態を解消したココは、イヌピーと別れて別々の道を歩み始めることになりました。
しかし、この時ココが向かったのがマイキーの元であり、関東卍會、梵天とどちらも側近として幹部の立場にあり、組織の資金面を支える役割を担っていました。
本来、優秀な頭脳を持つココであれば、イヌピーと別れたタイミングで不良の道を引退する選択肢もあったはずです。また、多くを突き放したマイキーがココだけを求めるとは考えづらく、ココが自発的にマイキーの元へ向かったと思われます。
そうするとココの動機が疑問に浮かび上がりますが、これは赤音を失った世界でココが求めるものはもう何もないと考えると説明がつきやすくなり、身につけた金作りの才能を最も活かせる場所としてマイキーの側を選んだのではないかと思われます。
しかし、未来とは異なりドラケン死亡によってイヌピーの三天戦争への参戦が考えられるので、イヌピーとの再会が果たされた時、赤音が見たらどう思うのかというような話題が展開され、ココが改心するストーリーになってくるのかもしれません。
『東京リベンジャーズ』九井一(ココ)の主な活躍
東京リベンジャーズ「ループ6周目」の九井一(ココ)
未来:元黒龍組の最高幹部として登場
芭流覇羅を吸収した後の12年後の東京卍會でココは初登場、元黒龍組の最高幹部として幹部会に出席し、IT企業を率いて東京卍會の資金力となっていました。
東京リベンジャーズ「ループ7周目」の九井一(ココ)
八戒、柚葉の家の前でタケミチと出会う
柴大寿と常に行動を共にしているココは、柴家にタケミチと日向を連れてきた八戒、柚葉と遭遇します。ココは八戒に対して「若」と呼んでおり、大寿によるタケミチ制圧、八戒黒龍入りを見守りました。
内通者の代わりに10万円で情報提供
稀咲達の情報提供者を捕まえにきたココは、10万円で知りたいことを教えると提案、大寿が一人になる時間について、クリスマスの深夜の宇田川教会で敬虔なクリスチャンである大寿は一人になると教えました。
聖夜の教会に登場
情報提供したココは、タケミチ達がこの日この時に襲撃してくることを予期しており、戦いが始まり、三ツ谷が大寿相手に奮闘していた所に登場します。
タケミチが時間稼ぎ目的で突撃してくると軽くあしらい、その後は大寿の戦いを見守りました。
乾と共に大寿の元を去る
大寿がマイキーに一撃で撃破され、黒龍精鋭100名もドラケンに制圧されていると、ココは黒龍の敗北を認めます。
乾が大寿と別れることを決意すると、ココも乾に同行してその場を去りました。
十一代目黒龍として東卍壱番隊傘下に降る
新年を迎えた東京卍會の全体集会でココは乾と共に十一代目黒龍として姿を現し、東京卍會の傘下に降ることを表明します。そして、ココと乾の希望でタケミチが隊長を務める壱番隊の下に入れてもらうこととなりました。
東京リベンジャーズ「ループ8周目」の九井一(ココ)
未来:イヌピーと共に柴大寿、タケミチ、直人を襲撃
12年後の未来では、ココはイヌピーと共にイザナの命令で梵天を嗅ぎ回っていた直人を襲撃、東京卍會の兵隊を連れて柴大寿の店へ向かいます。
そこでタケミチ、直人、大寿と出会い、かつての上司二人を相手に圧をかけ、時間稼ぎのために残った柴大寿と対峙しました。
東京リベンジャーズ「ループ9周目」の九井一(ココ)
武藤に拘束される
ココはイヌピーと共に武藤が率いる伍番隊にボロボロにされた状態で拘束されてしまいます。
そこにタケミチも拘束された状態で合流すると、武藤は横浜天竺総長イザナの昔馴染みであり、既に東京卍會を裏切って横浜天竺の創立メンバーに名を連ねていることが発覚、金作りの天才であるココを横浜天竺に引き抜くため、タケミチとイヌピーをしばき続けることを始めます。
イヌピー、タケミチを材料にされ横浜天竺移籍を承諾
ココとイヌピーは既に壱番隊の隊員だと叫んだタケミチと、それに感化されたイヌピーが武藤を相手に立ち向かいますが、拘束された上、東卍の隊長格の中で最も強い武藤には当然敵わず、二人はボロボロにされていってしまいました。
ココはこれ以上は二人に負担をかけられないと、自ら横浜天竺に入ることを宣言、二人はゴミ捨て場に捨てられ、ココは横浜へと向かうことになります。
関東事変:イヌピーと対峙、赤音への想いに区切りをつける
関東事変ではイヌピーに対してココが対峙、ココはイヌピーも天竺に誘い、既に幹部の席は用意してあると伝えました。
しかし、イヌピーはココに対して目を覚せと主張、自分は赤音ではないと主張します。ココはかつてイヌピーの姉である赤音に恋をしており、失った赤音に青宗を重ね合わせてしまっていたのでした。
イヌピーとは分かれ別々の道を歩み始める
関東事変が終わると、ココはイヌピーとは別々の道を歩み始めることとなります。二人は別れの時を互いへのこれまでの感謝で締めくくりました。
未来:梵天幹部として登場
12年後の未来では梵天幹部として登場、前の東京卍會と同じく巨悪化した組織の経済力を担っていました。
東京リベンジャーズ「ループ10周目」の九井一(ココ)
関東卍會メンバーとして登場
10年前の過去では、マイキーが創立した関東卍會に三途と共に参画していることが発覚、チームを一人で壊滅させたマイキーに驚きを示しており、この時からマイキーのことをボスと呼ぶようになっていました。
遊園地の三天戦争でマイキーと共に戦況を見守る
遊園地での三天戦争では、三途が関東卍會メンバーを率いて突撃するなか、ココはマイキーの横で様子見をします。
この時ドラケンが命を落としていましたが、マイキーは全く動じておらず、ココはマイキーが何も感じていないことに驚きを示しました。
本ページの情報は2021年11月01日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。
