「東京リベンジャーズ」松野千冬(まつのちふゆ)は場地圭介を敬愛する東京卍會壱番隊副隊長です。自分が一番であることに拘った千冬が場地を慕った理由、タケミチとの出会い、未来での稀咲に対する奮闘など、東京リベンジャーズの松野千冬を詳しくご紹介します。
『東京リベンジャーズ』松野千冬のプロフィール
略歴
東京卍會壱番隊副隊長(場地時代)
松野千冬は場地を敬愛してやまない青年であり、同じ中学だった場地の影響を受けて東京卍會に入隊、場地が隊長を務める壱番隊の副隊長となりました。
東京卍會壱番隊副隊長(タケミチ時代)
血のハロウィンを通じて場地が命を落とすと、マイキーと相談の結果、場地の思いを繋げるために東京卍會に残留することを決め、自分がついて行きたい人物を指名すると主張してタケミチを選びます。
聖夜決戦の際には初めてタイムリープの件を打ち明けられ、松野千冬は過去・未来ともにタケミチの相棒として過ごしていくこととなりました。
ペットショップ経営
高校生になるとペットショップでバイトを始めており、未来では自分のお店を持って羽宮一虎にも手伝ってもらっていました。
松野千冬の人物像・性格
狂犬から忠犬に変わった男
松野千冬は元々は唯我独尊男で自分が一番強くて偉いと考えていた人物です。中学入学式の際も呼び出してきた先輩方を沈めるなど暴れていましたが、場地と出会って初めて人を尊敬し、以来場地の忠実な忠犬として副隊長の座を預かりました。
血のハロウィンで場地が命を落とすと、未来では12年経過しても稀咲への恨みを忘れておらず、出所してきた羽宮一虎、日向を失い復讐を目論む橘直人と共謀して極悪化した東京卍會へと挑んでいました。
冷静で視野が広い
緊迫した場面でも松野千冬は常に冷静で視野が広く、追い込まれると視野が狭くなりがちなタケミチをフォローする役割を担っています。
聖夜決戦前、関東事変前でもタケミチは自分の命と引き換えに稀咲やイザナを撃破する考えを示していましたが、相談を受ける松野千冬は常にタケミチをフォローし、周囲の力を借り、東卍らしく全員で問題にぶつかっていこうとタケミチの方向性を変化させました。
『東京リベンジャーズ』松野千冬のセリフ・名言
全部、場地圭介だった
自分のついて行きたい奴ぁ自分が指名する!!!
東卍を頼むぞ相棒
『東京リベンジャーズ』松野千冬の過去
鳴り物入りで中学入学、場地圭介と出会い憧れる
千冬は地元では有名な不良であり、中学入学と同時に先輩に呼び出されますがあっさり返り討ちにします。同学年の別クラスに中一で留年した人物がいると教えられると見にいき、そこでガリ勉スタイルになっていた場地圭介と出会いました。
返り討ちにした上級生が地元の20人規模チーム「男打羅」を連れてくるも千冬は反抗、数には押されてしまいましたが、偶然居合わせた場地が参戦すると一人で全員撃破、東京卍會の壱番隊隊長だと知り、その強さと格好良さに憧れ、初めて敬語で話し、この人についていこうと考えるようになりました。
『東京リベンジャーズ』松野千冬はどうなる?残された伏線の考察
三天戦争への参加は既定路線?
タケミチの梵(ブラフマン)加入とドラケンが命を落とした件で未来は既に変化しており、場地の想いを大切にする千冬がタケミチを見捨てることは考えづらく、山岸などを通じて情報が届き次第、松野千冬も三天戦争に参加してくる可能性は高そうです。
『東京リベンジャーズ』松野千冬の主な活躍
東京リベンジャーズ「ループ5周目」の松野千冬
場地の芭流覇羅加入のための踏み絵になる
千冬は、場地の壱番隊副隊長として長年多くの時間を共にし、場地が芭流覇羅加入を決めると踏み絵として身を捧げ、芭流覇羅拠点で場地によってボロボロの状態にされます。
しかし、千冬は場地の目的が東京卍會壊滅ではなく、内部から稀咲と芭流覇羅の繋がりを見つけるためだと考えており、場地の行動を格好良いと感じていました。
タケミチの相棒になる
翌日、芭流覇羅の拠点で出会ったタケミチに接触すると、内部から場地が調査する間、外部から自分が稀咲を調査したいと伝え、その協力をタケミチに求めます。
真一郎のお墓参りに訪れていたマイキーの元へ向かい、タケミチが東京卍會トップになると宣言すると、千冬はタケミチがトップになるのを手伝う相棒となりました。
長内から稀咲と半間の繋がりを聞く
稀咲と芭流覇羅の繋がりを探るため、愛美愛主の総長だった長内の元を訪れ、武蔵神社の8・3抗争は全て裏で稀咲が仕掛けたことであり、目的は東京卍會のNo.2になることだと教わります。
また、稀咲は芭流覇羅の総長代理を務めている半間と繋がっていることも掴みました。
東京リベンジャーズ「ループ6周目」の松野千冬
タケミチと背中を預け合って奮闘
ハロウィン決戦が決定すると、千冬はタケミチと共に場地に接触して東京卍會に戻ってくるよう説得しますが、一人で問題を片付けようとしている場地はこれを拒否、二人は別陣営で戦い始めることになります。
東京卍會と芭流覇羅が衝突して戦いが始まると、千冬はタケミチと背中を預け合い、数と体格で勝る芭流覇羅を相手に奮闘していきました。
場地の最期を見届ける
場地が一虎の奇襲を受けて深手を負い、マイキーと一虎のために自分で自分の終わりをつけると、千冬はかつて出会った時と同じようにペヤングの話をし、最後の瞬間を見届けました。
タケミチを壱番隊隊長に指名
血のハロウィンが終わった後、千冬は東京卍會を脱退する予定でしたが、マイキーの説得を受けて残留、何日も協議を重ねた結果、自分がついていく人間は自分で決めることとし、壱番隊隊長にタケミチを指名しました。
未来:稀咲に撃破される
千冬は12年間場地の命を落とした原因である稀咲に復讐の機会を伺っており、出所してきた一虎、日向を失った橘直人と協力して巨悪となった東京卍會に挑んでいました。
しかし、ユダであることを疑われ、東京卍會の幹部会の後でタケミチと共に稀咲に攫われると、そこで無念にも命を落としてしまいます。
東京リベンジャーズ「ループ7周目」の松野千冬
タケミチがタイムリープしていることを教わる
千冬は黒龍に絡まれて気絶したタケミチのお見舞いに訪れます。タケミチが千冬や溝中五人衆、東卍に頼らずに一人で黒龍に立ち向かおうとすると、千冬はタケミチと二人で話をしたいと伝え外に連れ出しました。
千冬が乗っていた単車は場地のものであり、東卍を託すと場地がタケミチに伝えたのは追い込むためではないと諭し、明るくいこうと笑いかけます。
未来でもタケミチのために命を懸けていた千冬は信用され、タケミチがタイムリープを繰り返してきたことを教えられました。薄々勘付いていた千冬はタケミチの言葉を信用、同時にやはり稀咲が場地の仇だと理解します。
幹部会で八戒移籍の阻止に失敗
八戒の黒龍移籍阻止を共通の目標に掲げた千冬は、八戒の処遇を決める幹部会に作戦を練って挑みますが、千冬は頭があまり宜しくなく、マイキーの好物であるどら焼きと気合でどうにかできると判断、見事に失敗し、マイキーの判断で直属の隊長である三ツ谷に八戒を委ねられることとなりました。
三ツ谷の大寿との会談に同行、八戒の覚悟を知る
三ツ谷は大寿と直接会談することとなり、千冬はタケミチと共に八戒・三ツ谷に同行します。会談は柚葉解放の代わりに八戒の黒龍移籍を認めることとなり、八戒の黒龍入りが決まってしまいました。
会談後に千冬はタケミチと公園で相談、そこに八戒が訪れて柴家の歪な家庭事情と大寿を撃破する覚悟を伝えられます。本来、八戒が大寿を撃破するのを防ぐことが千冬とタケミチの目的でしたが、話を聞いたタケミチが激怒して黒龍壊滅を決めると、千冬も相棒として協力することを決意しました。
タケミチ、稀咲、半間の四人でクリスマス決戦に挑む
東卍の協力を得られない状況となると、稀咲・半間と組むこととなります。黒龍幹部ココから10万円で柴大寿がクリスマス深夜に一人で教会を訪れる情報を買うと、黒龍との決戦はクリスマスとなりました。
当日、千冬は場地のタスキを持参してタケミチに託し、決戦場となる宇田川教会へと向かいます。
三ツ谷を保険で呼び稀咲の裏をかく
作戦はタケミチが教会内で八戒の説得、教会外で千冬・稀咲・半間が三人で大寿を撃破するものでしたが、稀咲が裏切り、千冬は半間に敗北して拘束されてしまいます。
しかし、稀咲を信用していなかった千冬は事前に三ツ谷に場所と時間を連絡しており、到着した三ツ谷に拘束を解かれ、大寿と対峙していたタケミチの援軍として加わりました。
ボロボロの状態で乾相手に奮闘
八戒と三ツ谷が大寿と戦うための時間を稼ぐことになり、千冬は乾を担当、必死に黒龍幹部の乾を相手に奮闘しますが、既に半間にボロボロにされた状態であり敗北してしまいました。
その後、マイキーが教会に現れると一撃で大樹を粉砕、外の黒龍精鋭100人はドラケンが撃破しており、圧巻の光景に千冬は震えるほどに驚きます。
マイキーに稀咲の裏切りを報告
千冬がマイキーに稀咲の裏切りを報告した結果、新年最初の全体集会で稀咲・半間の東卍除名が決定します。
未来に戻るタケミチと12年後の再会を約束して見送る
タケミチが過去でやれるミッションが全て完了すると、千冬はタケミチと二人だけで話をします。タケミチから一生で一番のマブダチだと感謝を伝えられ、12年後の再会を約束してタケミチが未来へ戻るのを見送りました。
未来:マイキーによって命を落とす
未来は過去最悪のものとなっており、タケミチが去り自分を見失ったマイキーが東卍元幹部を全員撃破、千冬もマイキーの手によって命を落としていました。
東京リベンジャーズ「ループ8周目」の松野千冬
横浜天竺の幹部望月莞爾に撃破される
千冬は過去に戻ってきたタケミチと再会、東卍トップになることを周囲に認めてもらうため、日本一の不良になると決意したタケミチが神奈川制覇へ向かおうとすると、駅で東卍を狙って襲撃を仕掛けてきた横浜天竺と遭遇してしまいます。
千堂が既に捕まっていたため、千冬が体を張って盾となりタケミチと千堂を逃しますが、幹部の望月莞爾の奇襲を受けて千冬は気絶、ボロボの状態にさせられてしまいました。
河田兄弟、タケミチと一緒に横浜に突撃
タケミチ達の元へ連れて行かれた後、再び望月隊に囲まれてしまいますが、ここでスマイリー&アングリーの河田兄弟に助けられ、横浜天竺の裏をかくために横浜の拠点に突撃することとなります。
横浜の拠点には天竺メンバー100名が待ち構えていましたが、スマイリーと鶴蝶の一騎討ちでスマイリーが勝利し、千冬は出番なく東京に戻ることとなりました。
タケミチに関東事変を調査するため未来に一度戻れと助言
翌日に東卍の緊急集会が開かれ、正式に横浜天竺との決戦が決まると、千冬は関東事変について情報を集めた方が良いとタケミチに提案、一度タケミチを未来へと戻しました。
東京リベンジャーズ「ループ9周目」の松野千冬
一人で解決しようと考えていたタケミチを宥める
イザナとマイキー、黒龍と東卍の因縁を知ったタケミチから情報共有された千冬は、稀咲・イザナと刺し違えてでも倒すと悲壮な決意を固めたタケミチの考えを柔らかくするため、壱番隊の意見も聞けと諭します。
千堂ら溝中五人衆はたとえ危険だとしても絶対に退けないと気合が入っており、その想いを知ったタケミチは自分の視野の狭さを思わされ、東卍として横浜天竺に勝利すると気持ちを改めることができました。
直後、武藤率いる伍番隊がタケミチの家に訪れ、千冬は抵抗しますが力及ばず、タケミチはボロボロの状態で拘束されて連行されてしまいます。
関東事変:望月莞爾と再戦
エマ喪失によってマイキー、ドラケンが戦線離脱となると、東卍メンバーの多くは今日の決戦は無理だと主張して帰りますが、千冬は今日の決戦を主張するタケミチに同意し、関東事変へと参戦しました。
関東事変では因縁の相手である望月莞爾との再戦となりますが、決着はつかず、アングリーが青鬼となったことで望月が撃破されます。
鶴蝶に敗北
その後、天竺四天王筆頭の鶴蝶によってアングリーが撃破されると、千冬も挑みますが敗北してしまいました。
未来:ペットショップの経営者に成長
稀咲、イザナがいなくなり、東京卍會が解散した未来では、千冬はペットショップの経営者となっており、一虎と一緒にお店を運営していました。
東京リベンジャーズ「ループ10周目」の松野千冬
タケミチの高校の同級生となる
10年前の過去では、溝中五人衆、八戒、タケミチと一緒の高校に通う高校生となっており、未来から戻ってきたタケミチと再会を果たします。
タケミチから未来でマイキーだけが不幸になっている情報を共有され、まずは仲間集めが必要だと主張、元東卍メンバーの元を一緒に訪ねていきますが、千冬もペットショップのアルバイトを始めており、タケミチとは前のようにずっと行動を共にすることはできませんでした。
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