「東京リベンジャーズ」佐野万次郎(マイキー)は、時代を創った東京卍會の総長です。
マイキーと真一郎・エマ・イザナの関係性、ドラケン・場地ら東卍創立メンバーとの出会い、タケミチにこだわる理由、タイムリープが発動した原因、黒い衝動の正体と解決方法、vsタケミチのタイミングなど、東京リベンジャーズのマイキーを詳しくご紹介します。
『東京リベンジャーズ』マイキーのプロフィール
略歴
東京卍會創立メンバー
マイキーは、東京卍會創立メンバーの一人です。中学一年生の時に羽宮一虎が九代目黒龍と揉め、場地圭介の提案でチームを立ち上げることとなり、マイキーを総長に掲げて東京卍會が創立されました。
初期はマイキーに加えてドラケン、三ツ谷、パーちん、場地圭介、羽宮一虎の六人で、このメンバーで斑目獅音が率いていた九代目黒龍を撃破します。
東京卍會総長
東京卍會が大きくなった後も、マイキーは東京卍會総長として時代を創るためにカリスマとして立ち続けました。
稀咲鉄太の関与により、未来では巨悪組織のトップとして君臨することが多くありましたが、関東事変を経てタケミチに未来のことを教えられると、仲間達を守るために東京卍會を解散、仲間達もあえて酷く傷つけ自分から遠ざけ、自分以外は幸福な世界に導きました。
関東卍會総長
東京卍會の解散から二年後、マイキーはココ、三途春千夜の二人を率いて関東卍會を結成、六波羅単代、梵(ブラフマン)と共に三天時代の一翼を担います。
梵天総長
未来では六波羅単代の幹部、梵の明司武臣を加えて梵天を組織化、かつての巨悪化した東京卍會と同じように、裏社会を牛耳る組織の頂点に君臨しました。
マイキーの人物像・性格
圧倒的なカリスマ
マイキーは、「無敵」と称される強さと、名だたる不良達が従う圧倒的な「カリスマ」を有しています。
稀咲鉄太もマイキーのカリスマを欲して近づいてきており、学生時代は付近の不良達の憧れとして立ち、未来では裏社会を牛耳る巨悪組織のトップとして君臨しました。
黒い衝動
また、マイキーには兄である佐野真一郎を失って以来、制御できないもう一人の自分が誕生しており、マイキーはこれを「黒い衝動」と呼んでいます。
関東事変を経てタケミチに未来の出来事を聞かされると、マイキーは自分の「黒い衝動」を抑えられないことを理解、せめて仲間達を傷付けないよう東京卍會を解散し、あえて酷い仕打ちを仲間達にして自分から遠ざけています。
子供らしさ
無敵のマイキー、不良達のカリスマとして君臨するマイキーでしたが、本質は年齢よりもだいぶお子様で、エマやドラケンには素の姿を見せていました。
お子様ランチの旗に拘り、メロンクリームソーダが大好きで、夜は子供時代から一緒の汚れたぬいぐるみを抱きしめて寝ています。
マイキーの強さ
「無敵」と称される強さ
マイキーの強さは「無敵」と称されており、芭流覇羅の半間修二、黒龍の柴大寿、横浜天竺の黒川イザナなど、いずれも名だたる相手を圧倒して勝利を収めています。
佐野道場時代からも爺ちゃんに天才と称賛されており、努力せずにできる自分を場地に自慢するため、たまに道場に顔を出しては凄技を披露していました。
未来では武器も使用
ただし、12年後の巨悪化した東京卍會、梵天時代では、体一つで戦う方法から武器を用いる戦い方に変化しています。
この時代は既に「黒い衝動」に呑まれているため、いずれも極悪非道な冷酷さを持ち合わせ、問題解決や裏切り者の処刑に武器を用いることに感情一つ動かさない状態となっています。
『東京リベンジャーズ』マイキーのセリフ・口癖
日和ってる奴いる?いねえよなぁ!!?
ゴメン、ケンチン、オレ、ケンチンが隣にいてくれてよかった
本当に大切なことは喧嘩に勝つ事じゃねぇ、自分に負けない事だ
『東京リベンジャーズ』マイキーの過去
エマとの出会い、マイキーの名前の由来
10年前に佐野家にエマが預けられ、マイキーは爺ちゃんに佐野道場でこれからは三兄妹だと説明されます。
場地圭介と一緒にエマは外人みたいな変な名前だと笑い、場地はエドワードのエド、万次郎はマイケルのマイキーと名前を自称して遊びますが、エマの母親に置いていかれた寂しさを理解すると、マイキーはこれから自分はずっとマイキーになると主張、だからエマの名前も変ではなく、一人ではないと伝えました。
この出来事によってエマの涙は止まり、それ以来寂しさを感じさせずにすみます。
ケンちんとの出会い
マイキーは小学四年生時点で暴走族罰漢(ばちかん)の総長を撃破して既に有名になっており、同じく小学五年生でこめかみに龍の刺青をして有名になっていたドラケンと出会います。
ドラケンに鮫山一派の元へ連れていかれると一瞬で撃破、ドラケンのような格好良い奴がつるむしかできない連中と付き合うなと言い放ち、自分の友達になれと伝えました。
2003年に東京卍會を結成
マイキーは2003年にドラケン、場地、三ツ谷、パーちん、一虎の六人で東京卍會を結成します。
CB250Tにしか乗らないと決めており、当時の移動手段は50ccの原チャリ「ホーク丸」でした。
兄・真一郎を失い心に闇を抱える
場地、一虎がマイキーにCB250Tをプレゼントするためバイク屋に乗り込むと、その店は兄・真一郎のバイク店であり、混乱した一虎の一撃によって真一郎が命を失うこととなります。
元々CB250Tはマイキーの誕生日プレゼントとして真一郎がカスタムしてきたものであり、尊敬していた兄を失ったことでマイキーは心の闇を抱えるようになりました。
この闇が時間の経過、仲間との関係性の変化によって増大していき、12年後の極悪東京卍會へと繋がっていきます。
『東京リベンジャーズ』マイキーはどうなる?残された伏線の考察
「黒い衝動」の正体と解決方法は?
マイキーの「黒い衝動」については、三天の一角「六波羅単代」の寺野南が暴力に愛された人物にしか分からない衝動だと説明していますが、これはマイキーの「黒い衝動」とは別物である可能性があります。
かつて、タケミチに対して真一郎がいなくなってから善悪の区別が不明になる時ができたと言及しており、根本的に衝動が生まれたのは真一郎を失ったタイミングだと考えられます。
さらに、八・三抗争ではドラケン、血のハロウィンでは一虎と場地、聖夜決戦ではドラケンとタケミチ、関東事変ではエマと東卍メンバーと、マイキーの側から大切な人が離れることをトリガーに闇落ちしているので、マイキーの衝動の本質は「寂しさ」であると思われます。
「寂しさ」の解決方法は、別れを受け入れ、今あるものを大切にすることだと思われますが、真一郎だけでなく、場地、エマ、ドラケンと大切な人達を失い過ぎているので、別れを受け入れるということはマイキーには難しいかもしれません。
そうなると、タケミチが言及した場地やエマを救う方法を当てにし、真一郎含めてタケミチが救うことが、結果としてマイキーを助けることの唯一の方法になるのかもしれません。
マイキーvsタケミチはある?
マイキーはドラケンの死にも既に感情が動かない状態となっており、衝動のままに体を動かしているものと思われます。
一方、タケミチはドラケンにマイキーを託されており、マイキーに負けて拝む空の景色を見せることを約束しています。
未来との差異となる存在は、瓦城千咒とタケミチの二人だけなので、千咒がマイキーに勝てない展開となれば、タケミチがマイキーと対峙する流れにはなりそうです。
ただし、タケミチでは戦力的にマイキーに空を拝ませることは難しいので、元東卍メンバー&タケミチでマイキーと対峙するのかもしれません。
『東京リベンジャーズ』マイキーの主な活躍
東京リベンジャーズ「ループ1周目」のマイキー
東京卍會で稀咲鉄太との2トップとして登場
タケミチがタイムリープを始めた世界での2017年7月のマイキーは、東京卍會で稀咲鉄太との2トップになっていました。
東京リベンジャーズ「ループ2周目」のマイキー
喧嘩賭博を破壊しタケミチと出会う
キヨマサ主催の喧嘩賭博の会場にドラケンと共に登場、自分よりも強者を相手に立ち続けるタケミチに10歳上の兄の姿を重ね、タケミッちとあだ名をつけて自分たちは今日からダチだと宣言します。
その後、キヨマサを圧倒して喧嘩賭博をくだらないと言って破壊、ドラケンと共に去りました。
ヒナタと出会う
翌日、溝中にタケミチを迎えに行ったマイキーは勘違いした日向にビンタを受けます。ドラケンと共に怒ったフリをしてタケミチと対峙しますが、タケミチが日向を庇って気合を張ると冗談だとネタバラシ、日向の勘違いも解け、良好な関係となりました。
不良の時代を作ると宣言
タケミチ、ドラケンと河川敷を自転車でだらだらと進みながら、マイキーは兄達の次代の不良の格好良さを熱弁、不良がダサいと言われる現代でもう一度不良の時代を作ることを考えていると、自らの目標を宣言、タケミチに一緒に来いと誘います。
未来:数年間幹部と会っていない
12年後の世界で凶悪集団となった東京卍會において、マイキーは幹部とも何年も会っていないことが判明、ドラケンが命を落としてから変貌してしまったと明らかになりました。
東京リベンジャーズ「ループ3周目」のマイキー
パーちんの親友の仇を取るため愛美愛主との抗争を決意
マイキーは武蔵神社で東京卍會の集会を開催、参番隊隊長のパーちんの親友が愛美愛主と揉めて劣悪な仕打ちを受けると、マイキーはパーちんにどうしたいかと問います。
パーちんの激情を受けたマイキーは、東京卍會全員に日和ってる奴はいるかと叫び、愛美愛主との抗争を決定、8月3日の武蔵祭りでぶつかることになると宣言しました。
ケンちんと一緒にパーの親友の彼女の両親に頭を下げる
マイキーは、ドラケンに連れられ愛美愛主の被害を受けたパーちんの親友の彼女の元を訪れます。
そこに両親が現れて罵詈雑言を浴びせられると、マイキーは自分達が原因ではないため争う姿勢を見せますが、ドラケンに無理矢理頭を下げさせられ、不良の世界のことは不良だけで肩をつけ、絶対に一般人に被害を出してはいけない、人を想う心は持てと教わりました。
東京リベンジャーズ「ループ4周目」のマイキー
愛美愛主の長内を一撃で撃破、東京卍會の傘下に収める
ドラケン、パーチン、ペーやんと愛美愛主の件の作戦会議をしているとタケミチが登場、愛美愛主との抗争をやめてほしいと嘆願されます。パーちんの圧力にも屈しないタケミチを見てドラケンが再調査を提案してマイキーと対立しますが、ここで愛美愛主の長内が大勢の隊員を引き連れて東京卍會に奇襲を仕掛けてきました。
武闘派のパーちんがタイマンを張るも圧倒され、気絶する瞬間にマイキーが支え、自分がいる限り東京卍會に負けはないと主張、一撃で長内を撃破し、愛美愛主を東京卍會の参加に収めます。
しかし、長内を許せないパーちんは獲物を取り出し、マイキーは一緒に逃げるぞと叫びますが、既にサイレンの音は近く、パーチンは自ら自首すると伝えてその場で別れることとなってしまいました。
パーちんの処遇を巡ってドラケンと対立、タケミチに仲裁される
マイキーは、裏の方法でパーちんの罪を帳消しにすることを考えますが、パーちんの覚悟を尊重して反対するドラケンと対立、東京卍會の内部対立が噂される事態となります。
退院したタケミチのお見舞いでドラケンと遭遇すると、タケミチの家の前で争いを初めてしまい思い出の数々を破損、激怒したタケミチに、二人が争うことは東京卍會の分裂に繋がるんだと諭され、頭にウンコが乗っていたこともあり、ドラケンとの喧嘩を完全に水に流してお互いに許し合いました。
しかし、マイキー派についていたペーやんら参番隊は、マイキーとドラケンが和解しても気が鎮まらず、武蔵祭りの際にドラケン狩りを企ててしまいます。
武蔵祭りの乱闘に参戦
マイキーは別の場所に呼び出されていましたが、状況を察知して武蔵神社にCT250Tで急行します。マイキーに続いて壱番隊、肆番隊、伍番隊も到着すると、ペーやんら参番隊と愛美愛主残党約100人と対峙し、大乱闘が始まってしまいました。
戦闘中、マイキーはペーやんに接触、パーちんの件を悲しむ気持ちを共有し、自分は仲間と争いたくないと伝えます。ペーやんの気持ちは動きますが、ここでドラケンがキヨマサの餌食に遭い、近寄ろうとした所を半間が登場、タケミチにドラケンを託して半間との対戦になりました。
半間の撃破は敵わなかったものの、戦いは東京卍會の勝利で終わり、逃走した半間から芭流覇羅という新しいチームが結成され、東京卍會を狙うことを伝えられます。
ドラケンの手術が成功して安堵する
ドラケンの運ばれた病院へ向かったマイキーは、皆を安心させるために気丈に振る舞いますが、無事に手術が成功してドラケンが助かると、一人になれる場所へ向かい安堵の涙を流しました。
タケミチに東京卍會創設時の特攻服を渡す
東京卍會を守り抜いたタケミチに対し、マイキーはあらゆる事情を察知するのが早すぎると疑問の目を向けますが、そのお陰で助かったと疑いは水に流します。
また、東京卍會の心とも言える立ち上げ時の特攻服をタケミチに渡しました。
東京リベンジャーズ「ループ5周目」のマイキー
稀咲を参番隊隊長に任命
マイキーは、300名規模の芭流覇羅に対抗するため、参番隊隊長任命式で稀咲鉄太を指名、東京卍會を100名から150名の組織に成長させます。
反対したタケミチが稀咲と衝突すると、他の隊長達からタケミチを守るために場地がタケミチを制圧しますが、場地は内輪揉めで集会出禁となっており、今回の件で自ら東京卍會脱退、芭流覇羅に行くと宣言して去って行きました。
タケミチに場地を芭流覇羅から連れ戻す任務を与える
稀咲に気絶させられたタケミチが起きるのを待ち、場地は東京卍會の創設メンバーであり、家が近所の幼馴染みで親友であることを語ります。自分は場地が大好きだと話し、マイキーはタケミチに場地を芭流覇羅から連れ戻してくれと依頼しました。
一方、タケミチからは稀咲の除隊を懇願され、芭流覇羅との抗争までに場地を連れもどせれば条件を受け入れることとします。
兄・真一郎のお墓参り
芭流覇羅の拠点から戻ったタケミチが兄・真一郎の出来事を知り、マイキーはお墓参りをしながら、頭では仕方のない出来事だと理解していても、心が追いついてこないことを打ち明けました。
また、場地は許したものの、直接手を出した一虎のことは絶対に許さないとも告白します。
未来:血のハロウィンを通じて闇落ちすることが発覚
12年後の世界ではドラケンにより過去の血のハロウィンが語られ、場地の命を奪った一虎をマイキーが撃破、稀咲が替え玉を用意し、芭流覇羅が東京卍會を乗っ取り現在の新生・東京卍會が誕生、マイキーが闇落ちすることが発覚します。
東京リベンジャーズ「ループ6周目」のマイキー
血のハロウィンで一虎と激突
血のハロウィンでは序盤に一虎、チョンボ、チョメと対峙、三人を撃破するも負傷して動けない状態となってしまいます。
芭流覇羅はチャンスと見て幹部の丁次が襲いかかりますが、稀咲率いる参番隊がマイキーを守護、稀咲が東京卍會で株を上げる結果となりました。
稀咲に唆されて一虎を仕留めに行く
一虎が場地に獲物を使うと、マイキーは稀咲に唆されてブチギレ、感情を失った目で一虎と対峙することになります。
兄の命を奪った一虎に対してマイキーはずっと許せない気持ちを抱えていましたが、その気持ちを場地が宥めてくれていたのだと明かしました。
その場地を一虎が撃破したことで、全てを破壊することしかできないのなら、自分が一虎を破壊して終わらせると、タケミチが聞いた血のハロウィンと同じ結末へ向かおうとします。
場地の想いを知り戦いを終了する
マイキーと一虎の争いを止めさせるために場地が最後の力を振り絞ると、タケミチがその意思を引き継ぎ、場地はマイキーが一虎を撃破する理由をなくすために行動を取ったのだと叫ばれます。
それでも戦いを止めようとしないマイキーでしたが、タケミチが落とした御守りを見ると動きを止めました。御守りは東京卍會結成の記念に武蔵神社で場地が購入したものであり、場地の「誰かが傷ついたらみんなで守るチームにしたい」という想いを思い出します。
場地が孤軍奮闘でマイキーも一虎も守ろうとしていたことを理解し、マイキーはここで終戦を決断、ずっと許すことができなかった一虎についても場地の意思を組んで許すと決め、ドラケンとタケミチを通じて東京卍會の一員と認めると伝えました。
芭流覇羅の傘下入り、タケミチの壱番隊隊長就任を決定
血のハロウィンの総決算として、マイキーは稀咲を通じて接触した半田と協議、芭流覇羅を東京卍會の傘下に組み込むことを決定、一気に450人のチームに膨れ上がります。
また、場地の後の壱番隊隊長について副隊長の千冬と協議し、タケミチを選出しました。
未来:巨悪に変貌
しかし、12年後の未来では稀咲の暴力、元黒龍組の資金力に溺れたマイキーは巨悪となっており、東京卍會のかつての仲間であろうと容赦無く粛清する存在となってしまいました。
東京リベンジャーズ「ループ7周目」のマイキー
幹部会に参加、三ツ谷に八戒の処遇を任せる
タケミチと八戒が黒龍とトラブルになると幹部会が開催、マイキーは八戒の黒龍移籍に関して直属の隊長である三ツ谷に処遇を任せます。
三ツ谷と大寿の和平交渉によって八戒の移籍と柚葉の解放が決まると、柚葉が三ツ谷に感謝を伝える場面に同席、しかしマイキーの思いは黒龍なんて放っておけというもので、半分になった創立メンバーを思って三ツ谷には自分の側からいなくなるなよと笑いました。
クリスマスに真一郎・場地を想ってドラケンと走る
聖夜は兄貴の真一郎、場地と一緒に走ると決めていたマイキーは、場地の御守りを首から下げ、真一郎がカスタムしたCB250Tでドラケンと一緒に夜の街を走らせます。
しかし、エマからタケミチを探して連れてきてとお願いされると、夜の街で聞いたインパルスの音が三ツ谷のものだと判断、タケミチも一緒にいるかもしれないと渋谷の宇田川教会へ向かいました。
教会に入ったマイキーは、自らへの戒めのために大寿の一撃をあえてもらいます。
一撃で大寿を沈め東京卍會の勝利に導く
すぐに起きたマイキーは、黒龍総長柴大寿を一撃で撃破します。外にいた黒龍精鋭100名はドラケンが撃破しており、クリスマス決戦は東京卍會の勝利で終わりました。
タケミチを日向の元へ連れて行く
エマとの約束のため、マイキーはタケミチを連れて日向の家の前に行き、日向とタケミチを引き合わせます。二人が復縁するとエマが号泣、マイキーも喜びました。その後、マイキーはタケミチを乗せて二人だけでドライブへ向かいます。
タケミチに心の中の闇を告白
ドライブの最中、マイキーは自らの家庭環境を語り、ずっと親代わりとして後について回った兄の真一郎がいなくなったことに対し、時々何もかもが理解不能になり、上下左右も善悪すらも不明になることがあると、自らの心の中に闇を抱えていることを打ち明けます。
本当の強さとは自分に負けないことで、兄と同じようにその強さを持っているタケミチに、もし自分が自分でなくなりそうな時がきたら、兄貴のように叱ってくれとお願いしました。
新年集会で稀咲、半田を除名、拡大方針を転換
東卍メンバーで初詣に向かい新年をお祝いした後、新年一発目全体集会で十一代目黒龍の東卍傘下入りを発表、壱番隊の配下とします。
同時に、場地を失う原因となった東卍の拡大路線を取りやめ、稀咲と半間を除名しました。
タケミチに双子のCB250Tを贈る
その後、ドラケンと一緒に双子のCB250Tの最終調整をして動けるようにするとタケミチにプレゼントします。
兄・真一郎がフィリピンの廃墟で見つけてきた二つのエンジンのうち、一つは真一郎がカスタムしてマイキーのCB250Tとなり、双子とも言えるもう一つのバイクをマイキーとドラケンが部品を集めて完成させたのでした。
マイキーはタケミチに単車の乗り方を指導しながら、いつか真一郎が訪れたフィリピンの廃墟を訪れたいと話をします。
未来:フィリピンでタケミチと再会
12年後の未来は最悪なものとなっており、東卍をタケミチが脱退した後、マイキーは自分が自分でいられない状態となり、東卍幹部全員の命を奪ってしまっていました。
唯一残ったタケミチに約束の場所フィリピンから手紙を出し、タケミチが訪れると、自分の夢をここでタケミチに終わらせて欲しいと迫ります。しかし、タケミチにその願いは叶えることができず、同行していた直人が狙撃、マイキーは最後にタケミチに笑顔を向けて命を落としました。
東京リベンジャーズ「ループ8周目」のマイキー
横浜天竺との決戦を決める
横浜天竺による東京卍會を狙った襲撃があった夜、マイキーは東京卍會の緊急集会を開き、天竺に遭遇したメンバーから横浜天竺の情報を集めていきます。
敵の卑怯なやり口を理解したマイキーは横浜天竺との全面対決を決定、東卍は一気に盛り上がりを見せました。
未来:変化なし、イザナをドラケン以上に信頼していたことが発覚
未来ではマイキー死亡に変化はなく、東京卍會のNo.3にイザナがいたことが発覚、さらにマイキーはドラケン以上の信頼をイザナに寄せていたことが判明しました。
東京リベンジャーズ「ループ9周目」のマイキー
イザナの自分への恨みを知る
マイキーの部屋でタケミチ、ドラケンと横浜天竺に向けて話し合いをしていると、エマがイザナは自分の兄だと話し、真一郎とイザナの大量の手紙を見せてくれます。
手紙には自分だけの兄だと思っていた真一郎にはマイキーという弟がおり、黒龍もマイキーに継がせるために作ったチームだと判明、イザナがマイキーへ激しい嫉妬と恨みを持ったことが描かれていました。
東京卍會が結成した際に潰した九代目黒龍総長の斑目も、最初に「八代目の意思を継ぎマイキーと東京卍會を潰す」と宣言しており、このことからイザナはマイキーへの恨みから東京卍會への抗争を目論んだと判明します。
このことを知ったマイキーは、心を整理するためにCB250Tで少し周りを走っていきました。
武藤の裏切りを知る
伍番隊隊長である武藤が裏切りココを連れ去ったとタケミチとイヌピーが報告、マイキーは元黒龍であるイヌピーからイザナが決戦を仕掛けてくる日はいつかと問いました。
イヌピーから初代黒龍の創立記念日である2月22日で間違いないと言われると、マイキーは東京卍會の集会を開き、この日に横浜天竺との決戦に向かうと宣言します。
真一郎の墓参りの日にエマを失う
当日2月22日に真一郎の墓参りにエマと向かうと、タケミチ、イヌピー、イザナがおり、マイキーはタケミチにエマを託してイザナと決戦の日時・場所の取り決めを行います。
しかし、その間に稀咲と半間によってエマが襲撃されており、マイキーはエマを背負って病院へと向かいますが、途中でエマは息を引き取り、病院ではドラケンに東京卍會を作ったことで守るはずが失うばかりだと激怒されます。
空虚の極みとなったマイキーは横浜天竺との決戦に向かうことはできず、エマを失った悲しみに沈むこととなりました。
日向にタケミチのタイムリープを教わり復活
タケミチ達が決戦へ向かった後、病院で日向からタケミチがタイムリープを繰り返して未来を変えようとしていることを教わります。
自分や周りのみんなの未来のために孤独に戦ってきたタケミチの想いを知ったマイキーは立ち上がり、ドラケン、日向を連れて横浜埠頭へと向かい、イザナとタケミチが対峙した場面に到着しました。
兄イザナに勝利
イザナは戦いのカリスマであり、躊躇いを持たない強さを持つ強者でしたが、マイキーは戦いを優勢に進めて形勢が決します。
マイキーは、エマも自分もイザナを救いたいと伝えますが、イザナは真一郎の時と同様にマイキー達を受け入れられずに武器を取り出し、ここで鶴蝶が止めに入り横浜天竺の負けだとイザナを諭しました。
イザナの命を奪った稀咲を追いかける
鶴蝶を邪魔に思った稀咲が鶴蝶に武器を用いると、鶴蝶を庇ったイザナも倒れてしまいます。イザナは最後に、イザナはエマの母親の前夫の連れ後であり、マイキーや真一郎とはもちろん、エマとも血の繋がりが無く、天涯孤独の身でありマイキーには救いようがないだろうと話して命を終えました。
半間に拾われて稀咲が単車で逃走を始めると、タケミチとドラケンが追いかけた後で、マイキーも日向と一緒に後を追います。タケミチが稀咲を追い詰めた場面に到着すると、稀咲は再び逃走しますが、ここで事故に遭い私も命を落とす結果となりました。
タケミチからこれまでのタイムリープの話を詳しく聞く
エマのお葬式が終わった後、マイキーはタケミチがこれまで経験してきた未来について詳しく話を聞きます。
未来で巨悪化した東京卍會の話も、マイキーはただ黙って静かに聞き届けました。
日本一となった東京卍會を解散する
マイキーはタケミチから未来の話を聞き、東京卍會の大切な仲間達を守るためには東卍解散が必要と判断、横浜天竺を制して日本一になり、時代を創った絶頂のこのタイミングで解散を宣言します。
最後に主力メンバーを集めてタイムカプセルを埋めることを提案、12年後の東京卍會結成の日に再会することを約束して分かれました。
タケミチに12年後まで東京卍會のメンバーや日向は自分が守ると約束
タケミチが未来に戻る前、マイキーは最後に二人でツーリングへ向かい、12年後の再会まで、自分が東卍メンバーも日向も守るとタケミチに約束します。
未来:梵天首領として登場
12年後の未来では、マイキーは日本最大の犯罪組織「梵天」首領となっており、12年前に東京卍會メンバーとも決別していたことが判明します。
タイムカプセルにはタケミチだけに向けたビデオテープを残しており、自分の中に制御できないもう一人の自分「黒い衝動」があることを告白します。この衝動は制御することがもう難しく、仲間を巻き込みたくないために東卍メンバーと距離を置いたことを伝え、最後に自分を救おうとするな、幸せになれと笑ってビデオは終わります。
ビデオテープを見たタケミチは梵天への調査を進めていき、梵天の溜まり場だった宇田川ボールに入ってくると、マイキーはタケミチの背後に登場、良い未来だろと声をかけます。しかし、タケミチが振り返ったところで攻撃、タケミチに致命傷を与え、どうにもできない自分を終わらせるべく動き出しました。
しかし、瀕死のタケミチがマイキーを救出、終わりを望むマイキーに対して助けてくれと言えと叫ばれると、マイキーはかつてのようにタケミッちと呼びかけ、自分を助けてくれと願います。過去を変えたい意思を持ったマイキーがトリガーとなってタケミチは10年前の過去にタイムリープしました。
東京リベンジャーズ「ループ10周目」のマイキー
タケミチが未来に戻った後で東京卍會メンバーを突き放したことが判明
タケミチが10年前の過去に戻ってくると、マイキーは手を見ながらタケミチが過去に戻ってきたことを感じます。
ドラケンの家でタケミチが未来に戻った後の行動が明かされ、黒い衝動を抑えられないと知ったマイキーは、仲間を遠ざけ傷つけ心底嫌いにさせて突き放し、その結果元東京卍會メンバーはまともな道へ進み、マイキーだけが悪の道へ行き、自分を犠牲にしてタケミチとの約束を守っていたことが判明しました。
ドラケンが命を落とした後、遊園地の三天戦争に参戦
ドラケンが命を落とした後、マイキーも関東卍會を率いて遊園地に向かい、梵、六波羅単代と対峙して三天戦争が始まります。この時、マイキーはドラケンが命を落としたことに何も感じておらず、ココに驚かれます。
三途が関東卍會を率いて進撃する中、マイキーはココと様子見をしながら寺野と千咒の戦いを見守りました。
本ページの情報は2021年11月09日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。