「東京リベンジャーズ」柴大寿は八戒・柚葉の兄貴であり、ココ&イヌピーに請われて十代目黒龍総長となった人物です。
柴大寿が八戒と柚葉にキツく当たっていた理由、未来でタケミチに「昔の借り」と言った意味、聖夜決戦での活躍など、東京リベンジャーズの柴大寿を詳しくご紹介します。
『東京リベンジャーズ』柴大寿のプロフィール
家族構成・特徴
柴大寿は、東京卍會弐番隊副隊長の柴八戒、柴柚葉の兄です。
幼い頃から父親は家に寄り付かず、母は病気で命を落としたことから、子供だけで過ごす柴家の大黒柱となりました。
敬虔なクリスチャンでもあり、毎年クリスマスの誰もいない深夜に教会を訪れ祈りを捧げています。
略歴
十代目黒龍総長
黒龍(ブラックドラゴン)復活を望むイヌピーが少年院を出所してくると、同じ学校に通っていたココに紹介され、柴大寿はイヌピーを撃破、二人に請われて十代目黒龍総長の座に就きました。
斑目が総長を務めた九代目黒龍とは完全に別物ともいえるほど精悍なチームを創り上げ、東卍に入隊していた弟の八戒を執拗に勧誘し続けていきます。
未来では大箱の飲食店オーナーとして成功
聖夜決戦を経た後の未来では、大箱の飲食店オーナーとして成功しています。
八戒や柚葉を想う気持ちに変わりはなく、八戒の死の真相を暴くためにタケミチ・直人と協力しました。
柴大寿の人物像・性格
人を率いることに長けた王
柴大寿は幼少の頃より人を率いることに長けた王であり、ただ強いだけの人物ではありません。
人心掌握に長け組織を率いる器を有しており、黒龍時代は大人達と繋がり「暴力を売る」ことで組織の拡大・利益の享受を実現していました。
生きる上で必要なのは暴力だと考える
子供達だけで生きていく柴家において、大寿は何よりも「強さ」が必要だと考えるようになります。
強さとは大寿にとって暴力であり、その強さを八戒、柚葉にも身につけさせようとしたことで、柴家を取り巻く問題を引き起こしていました。
タケミチによって八戒が成長すると、大寿は暴力だけが力ではないと反省するようになり、未来でこの時の借りを返すこととなります。
『東京リベンジャーズ』柴大寿のセリフ・口癖
神は…まだ私に試練を?
オレには変えれなかった八戒をアイツは変えた、もうこの家にオレは必要ねぇ
昔の借りはこれでチャラな
『東京リベンジャーズ』柴大寿はどうなる?残された伏線の考察と最期
三天戦争の火の粉が八戒・柚葉にも及べば大寿も参戦する?
関東事変前の未来では、命を落とした八戒を大切に想っていることが判明しています。
2008年時点では既に柴家は出ており、八戒と柚葉とは距離を置いていますが、二人のことをずっと大切に想っていることは間違いなく、もし三天戦争の火種が二人にも及ぶと情報が入れば、大寿が出てくる可能性も考えられるでしょう。
『東京リベンジャーズ』柴大寿の主な活躍
東京リベンジャーズ「ループ7周目」の柴大寿
タケミチを圧倒、弟の八戒の黒龍入りを求める
大寿が珍しく柴家に戻った際に弟の八戒、妹の柚葉がタケミチと日向を連れてきており、大寿はコンビニから戻ってくるや即座にタケミチに一撃を与えます。
ココ、乾から東卍の壱番隊隊長だと理解すると追撃、八戒が止めに入りますが、交渉なら交換条件を提示しろと強く求め、以前から求めていた八戒の黒龍入りを言わせました。
東卍弐番隊隊長三ツ谷と和平交渉
東京卍會で八戒の直属の隊長を務めている三ツ谷が訪れると交渉に入り、八戒の黒龍移籍を認める代わりに柚葉の解放を求められます。大寿はこれを二つ返事で快諾、黒龍の集金役として使っていた柚葉を解放しました。
聖夜の教会で弟妹、タケミチと激突
大寿は熱心なクリスチャンであり、渋谷の宇田川教会に深夜に一人で礼拝に訪れることは毎年の恒例となっていました。例年通り教会を訪れると中には八戒とタケミチが待っており、大寿は二人と対峙、向かってきたタケミチを別格の強さで弾き飛ばします。
さらに、稀咲に唆された柚葉によって背後から奇襲を受け、未来の史実ではこれが致命傷となって命を落としていましたが、タケミチの直前の叫びによって辛うじて深傷を避け、歴史が変わることとなりました。
三ツ谷と対峙、ココ・乾が到着
千冬に呼ばれていた三ツ谷が到着すると、和平は破断となり直接対決となります。大寿の方が本来は圧倒的な強者でしたが、大寿の傷と三ツ谷の意地によって互角の戦いとなり、背後から現れた乾の一撃によって三ツ谷を沈めました。
その後、東卍勢はタケミチがココ、千冬が乾を足止めし、三ツ谷と元気な八戒が大寿に立ち向かう作戦をとりますが、大寿の恐怖に逆らえない八戒は動くことができず、三ツ谷は完全に戦闘不能状態となります。
タケミチの一発で膝をつく
八戒は得物を持ち出そうとしますが、タケミチが立ち向かうことはそうではないと主張、素手で大寿に向かってきて、大寿は圧倒的な力量差でタケミチを制圧し続けますが、絶対に屈しないタケミチ相手に息を切らし、いつまで立ち続けるのかと驚きを示します。
タケミチの執念の一撃が大寿のアゴにヒットすると、大寿は膝をついてしまい、力だけではない強さを見せつけられました。
八戒が大寿の呪縛から解き放たれる
八戒のついた嘘を東卍メンバーが受け入れると、八戒が大寿への恐怖を打ち破って立ち向かう強さを手にし、大寿は東卍メンバー全員を相手にすることとなります。それでも大寿の方が圧倒的に優勢、かつ教会の外に黒龍精鋭100名が到着し、状況は大寿の優勢となっていました。
マイキーの一撃で沈む
マイキーが教会に現れると、呆然としているマイキーに大寿は不意の一撃を与えて沈ませ、無敵のマイキーに勝利したと叫びますが、マイキーは自戒の意味を込めてわざと一撃をもらっており、すぐに立ち上がったマイキーの一撃で大寿は逆に沈むこととなってしまいました。
マイキーに負けたものの、教会の外に精鋭100人がいると勝負を諦めない大寿でしたが、こちらはドラケンによって全員撃破されており、その光景を見た大寿は戦意喪失となって敗北を認めることとなります。
柴家を出る
大寿は、母を亡くし、父のいない柴家において兄妹に強くなってもらいたいと思い、孤独の中で力による強さを求め続けていたことが発覚します。
そして、柚葉だけでなく八戒も変わったことを受け、柴家にはもう自分は必要ないと伝えて出ていくことになります。最後に、自分でも変えることができなかった八戒を変えたタケミチは、一体何者なんだと疑問を投げかけていました。
東京リベンジャーズ「ループ8周目」の柴大寿
未来:宇田川教会でタケミチと再会
大寿は宇田川教会でタケミチと再会、横浜天竺・関東事変の情報を聞かせて欲しいと頼まれ、自らの店にタケミチと直人を招きます。
大寿はイザナと黒龍の関係性、関東事変によって現在の東京卍會が組成されたことを二人に教え、また現在の東卍は警察にも影響力があり稀咲は生きていることを教えました。
東京卍會の襲撃からタケミチ、直人を守る
梵天の周りを嗅ぎ回っていた直人を襲撃しにイヌピー、ココが東卍兵隊を連れて襲撃を仕掛けてくると、大寿は時間稼ぎのために立ちはだかり、二人を裏口から逃します。
タケミチには、これで昔の借りはチャラだと笑い、直人には八戒の死の真相を暴いてくれと頼みました。
本ページの情報は2021年10月31日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。