アニメ『ベルサイユのばら』は、日本テレビ系列で1979年10月10日から毎週水曜日夜19時00分~に放送されていた歴史アニメです!無料トライアルに登録して全話見放題視聴できるDMM TVで配信がされています。今回の記事では、『ベルサイユのばら』を無料で視聴できる方法を調べました!期間限定の見逃し配信や、無料期間があるサブスクで配信されているかをチェック。配信でアニメを楽しみましょう!
アニメ『ベルサイユのばら』は、下記の無料期間のある動画配信サービスで全話見放題で見逃し視聴できます。
『ベルサイユのばら』は、池田理代子先生が手掛けたフランス革命前夜を描く歴史アニメで、壮大な人間ドラマと宮廷の華やかさが交錯する作品です。
オスカルという男として育てられた女剣士が、マリー・アントワネットの近衛隊長として生き様を示します。恋と宿命に揺れ動く彼女の物語を見れば、あまりのドラマチックさに心を震わせずにはいられません!
結論を先にお伝えすると、アニメ「ベルサイユのばら」を視聴したい場合は、無料トライアルに登録して全話見放題視聴できる「DMM TV」がもっともおすすめです。
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16世紀フランスの歴史的背景に位置づけられた、国権神授説への挑戦と個人の探求を描いた心揺さぶる物語です。時代の変化を背負った女性キャラクターたちが織りなすドラマは、感動的で力強い。物語性とキャラクター達の葛藤を通じて、人間性の深い洞察と時代の正義について考えさせられる作品で、見る者に新たな視点や感情を提供し、数々の場面で心を打つ体験ができるでしょう。
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アニメ『ベルサイユのばら』を無料で視聴できる動画配信サービス・サブスクの調査結果
上表の調査結果の通り、アニメ『ベルサイユのばら』は下記の動画配信サービス・サブスクで視聴できます。
- U-NEXT
- DMM TV
- dアニメストア
- Hulu
- Lemino
この中でも、「DMM TV」はアニメ『ベルサイユのばら』を無料トライアルに登録して全話見放題視聴することができるので最もおすすめです。
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月額料金 | 税込550円 |
無料お試し期間 | 30日間 |
初回特典 | 550ポイント |
継続利用特典 | – |
見放題作品数 | (アニメ)4,900作品以上 |
ポイント作品数 | – |
デバイス | PC/スマートフォン/タブレット/テレビ |
同時接続数 | 4台まで |
ダウンロード | 対応 |
DMM TVは、コスパ最強を標榜するアニメ・エンタメ作品を楽しめる動画配信サービスです。
月額料金550円のお得な料金で利用でき、しかも30日間の無料トライアル期間に加え、550ポイント進呈があり、かなりコスパの高い配信サービスとなっています。
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DMM TVの登録方法
- DMM TVの公式サイトで「30日間無料で今すぐ見放題」をタップ
- DMMアカウントでログイン/新規会員登録
- 支払方法を登録
- 登録手続きを完了
DMM TVの解約方法
- DMM TVのメニューを開き会員タイプ「DMMプレミアム」をタップ
- ページ下部までスクロールし「ご利用中のプランを解約する」をタップ
- 見逃した作品をチェックし問題なければ「解約手続きへ進む」をタップ
- アンケートに回答(3ページ)
- 「解約手続きを完了する」をタップ
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サービス名 | U-NEXT |
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特徴 | ・見放題作品数が国内最大級!! ・無料期間が31日間と長い ・600円相当のU-NEXTポイントが付与 ・漫画や小説&書籍もポイントで購入可能 ・有料購入の最大40%が常時ポイントバック |
月額料金 | 税込2,189円 |
無料お試し期間 | 31日間 |
初回特典 | 600ポイント |
継続利用特典 | 1,200ポイント |
見放題作品数 | 31万本以上 |
ポイント作品数 | 3万本以上 |
デバイス | PC/スマートフォン/タブレット/テレビ |
同時接続数 | 4台まで |
ダウンロード | 対応 |
U-NEXTは、アニメや映画・ドラマなどの見放題作品数が国内最大級の30万本を誇る国内随一の動画配信サービスです。
アニメ『ベルサイユのばら』も見放題配信されており、31日間の無料トライアル期間を活用して全話視聴できます。
また、無料トライアル期間中に使用できる600円相当のU-NEXTポイントが付与され、ポイント購入対象の最新作の映画やドラマの視聴、または漫画の最新刊の購入に使うことができます。
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U-NEXTの登録方法
- U-NEXTの公式サイトにアクセスし、「31日間無料トライアル」を選択
- お客様情報を入力して「次へ」を選択
- 「無料トライアルに申し込む」にチェックを入れる
- 決済情報を入力(※無料期間中に解約手続きを完了すれば料金は発生しません)
- 入力内容を最終確認し「送信」を選択
- これで完了です!!
U-NEXTの解約方法
- U-NEXTのメニューを開く
- 「アカウント・契約」をタップ
- 「契約内容の確認・解約」をタップ
- 月額サービスの「解約手続き」をタップ
- 画面下部までスクロールし「次へ」をタップ
- アンケートに回答
- 「注意事項に同意する」にチェックを入れて「解約する」を選択
31日間の無料トライアルを活用「Lemino」
Leminoでは、アニメ『ベルサイユのばら』が見放題配信されています。
31日間の無料期間があり、『ベルサイユのばら』だけでなく、下記のようなLeminoオリジナル作品や独占配信作品もお得に楽しむことができます。
- WBC•WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ スティーブン・フルトン vs 井上尚弥
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- 財閥家の末息子~Reborn Rich~
- さらば、銃よ 警視庁特別銃装班
- One Day off
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アニメや国内ドラマ・邦画、韓流、スポーツや音楽ライブなどのエンタメジャンルに注力しており、他の動画配信サービスではみられない作品が多いのが特徴です!
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Leminoの登録方法
- Lemino公式サイトにアクセス
- 『入会はこちら』をタップ
- dアカウントをお持ちでないお客さま→新規作成をタップ
- ドコモのケータイ回線の所持の有無を対象の方をタップ
- メールアドレスを入力して『次へ』をタップ
- メールに送られてくるURLをタップ
- パスワードを入力して次に進む
- お客様情報を入力
- 携帯電話宛に届いたワンタイムキーを入力
- お知らせメールなど希望があればチェック
- dアカウントのID/PASSでログイン
※新規作成ユーザー様は先ほど入力したもの - ログイン後、Leminoの決済のためにクレジットカード番号を入力
- 規約に同意して『申込み』をタップ
- 『さっそくはじめる』でLeminoプレミアム登録完了!
※アプリなども一緒にDLしてお楽しみください!
Leminoの解約方法
- WEBページの『設定』をクリック
- 『dアカウント』をクリック
- Leminoプレミアムの解約をクリック
- 遷移したMy docomoページから「解約する」をクリック
- 再度dアカウントにログイン後、手続き内容にチェック
- お申込書交付方法の選択から「電子交付を希望(連絡先メールアドレスへ送信)」を選択
- ご注意・ご確認事項を確認
- 手続き内容を確認し、手続き完了をクリック。
- Leminoプレミアムの解約が完了。
31日間の無料トライアルつき「dアニメストア」
サービス名 | dアニメストア |
---|---|
特徴 | ・5,000作品以上のアニメが見放題 ・月額料金がお得!! ・アニメの先行配信が多い |
月額料金 | 税込440円(2023年3月1日からは月額550円) |
無料お試し期間 | 31日間 |
初回特典 | – |
継続利用特典 | – |
見放題作品数 | 5,000作品以上 |
レンタル作品数 | 190作品前後 |
デバイス | PC/スマートフォン/タブレット/テレビ/ゲーム機 |
同時接続数 | 1台まで |
ダウンロード | 対応 |
dアニメストアは、アニメ専門の動画配信サービスであり、月額550円で5,000作品以上のアニメ作品を見放題視聴できます。
アニメ『ベルサイユのばら』も配信しており、31日間の無料トライアル期間もありますので、まずは気軽にお試しで利用できます。
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*アニメ専門配信サービスで取扱作品数が充実!!
dアニメストアの登録方法
- dアニメストア公式の「初めての方は初月無料でおためし」をタップ
- dアカウントを作成:メールアドレスを登録
- dアカウントを作成:IDとパスワードの登録
- dアカウントを作成:メール受信設定
- dアカウントを作成:お客様情報を入力
- 支払方法を登録
- 申し込みを完了する
dアニメストアの解約方法
- 公式サイト下部メニューの「解約」をタップ
- 画面下部までスクロールし「解約する」をタップ
国内ドラマ作品も充実「Hulu」
サービス名 | Hulu |
---|---|
特徴 | ・100,000以上の作品を配信中!! ・海外ドラマ/邦画/アニメに強い ・オリジナル作品も充実 ・日テレ作品も提供 ・家族とアカウントを共有できる |
月額料金 | 税込1,026円 |
無料お試し期間 | – |
初回特典 | – |
継続利用特典 | – |
見放題作品数 | 10万本以上 |
ポイント作品数 | 1万本以上 |
デバイス | PC/スマートフォン/タブレット/テレビ/ゲーム機 |
同時接続数 | 1台まで |
ダウンロード | 対応 |
Huluは、海外ドラマや日テレ系列のドラマ、邦画・アニメに強い動画配信サービスです。
アニメ『ベルサイユのばら』は、見放題配信の対象となっており、1話から最新話まで全話見放題で視聴できます。Huluを活用してアニメ『ベルサイユのばら』の視聴をお楽しみください!
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Huluの登録方法
- Huluの公式サイトで「今すぐお試し」をタップ
- メールアドレスを入力し確認コードを入力
- お客様情報を入力し「利用を開始」をタップ
Huluの解約方法
- Huluメニューの「アカウント」をタップ
- 画面下部にスクロールし「解約する」をタップ
- 画面下部にスクロールし「解約ステップを進める」をタップ
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アニメ「ベルサイユのばら(全40話)」の配信が確認できない動画配信サービス一覧
配信サービス | |||
---|---|---|---|
ABEMA | Disney+ (ディズニープラス) | TELASA | Amazonプライムビデオ |
NETFLIX | ひかりTV | FOD | Pontaパス |
スカパー! | WOWOWオンデマンド | ニコニコ | TVer |
クランクイン!ビデオ | AnimeFesta | バンダイチャンネル | VIDEX |
ビデオマーケット |
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アニメ「ベルサイユのばら」の無料見逃し配信と再放送
アニメ「ベルサイユのばら」のテレビ放送を見逃してしまった場合は、最新話の期間限定見逃し配信や再放送であれば無料で見逃し視聴することができます。
見逃し動画配信サービスと再放送情報について整理しましたので参考にしてください!
アニメ「ベルサイユのばら」を無料視聴できる見逃し動画配信サービス
アニメ「ベルサイユのばら」は、Tver含めて見逃し配信サービスでの配信は見つかりませんでした。
アニメ「ベルサイユのばら」を無料視聴できる再放送
アニメ「ベルサイユのばら」の再放送の情報は見つかりませんでした。
リアルタイム視聴を逃してしまった方も再放送で視聴するチャンスがあります!しかし再放送まで待てないという方は、動画配信サービスを活用して今すぐ見放題で楽しむこともできますよ!
アニメ「ベルサイユのばら」の放送日・放送局/放送スケジュール
アニメ「ベルサイユのばら」の放送局と放送開始日時
アニメ「ベルサイユのばら」は、下記の放送局・放送開始日時で放送されます。
- 日本テレビ系列:1979年10月10日から毎週水曜日夜19時00分放送
お住まいの地域や視聴する放送局によって、放送開始時間が異なりますのでご注意ください!
アニメ「ベルサイユのばら」の放送日/放送スケジュール
アニメ「ベルサイユのばら」は全40話の放送予定であり、メイン放送局の日本テレビ系列では、下記の放送日・放送スケジュールで放送される予定です。
話数(全40話) | タイトル | 放送日時 |
---|---|---|
1話 | 第1話 オスカル!バラの運命 | 1979年10月10日(水) 夜19時00分~ |
2話 | 第2話 舞え!オーストリアの蝶 | 1979年10月17日(水) 夜19時00分~ |
3話 | 第3話 ベルサイユに火花散る | 1979年10月24日(水) 夜19時00分~ |
4話 | 第4話 バラと酒とたくらみと… | 1979年10月31日(水) 夜19時00分~ |
5話 | 第5話 高貴さを涙にこめて… | 1979年11月7日(水) 夜19時00分~ |
6話 | 第6話 絹のドレスとボロ服 | 1979年11月14日(水) 夜19時00分~ |
7話 | 第7話 愛の手紙は誰の手で | 1979年11月21日(水) 夜19時00分~ |
8話 | 第8話 我が心のオスカル | 1979年11月28日(水) 夜19時00分~ |
9話 | 第9話 陽は沈み陽は昇る | 1979年12月5日(水) 夜19時00分~ |
10話 | 第10話 美しい悪魔ジャンヌ | 1979年12月12日(水) 夜19時00分~ |
11話 | 第11話 フェルゼン北国へ去る | 1979年12月19日(水) 夜19時00分~ |
12話 | 第12話 決闘の朝オスカルは…? | 1979年12月26日(水) 夜19時00分~ |
13話 | 第13話 アラスの風よ応えて… | 1980年1月2日(水) 夜19時00分~ |
14話 | 第14話 天使の秘密 | 1980年1月9日(水) 夜19時00分~ |
15話 | 第15話 カジノの伯爵夫人 | 1980年1月16日(水) 夜19時00分~ |
16話 | 第16話 母、その人の名は…? | 1980年1月23日(水) 夜19時00分~ |
17話 | 第17話 今めぐり逢いの時 | 1980年1月30日(水) 夜19時00分~ |
18話 | 第18話 突然イカルスのように | 1980年2月6日(水) 夜19時00分~ |
19話 | 第19話 さよなら、妹よ! | 1980年2月13日(水) 夜19時00分~ |
20話 | 第20話 フェルゼン名残りの輪舞 | 1980年2月20日(水) 夜19時00分~ |
21話 | 第21話 黒ばらは夜ひらく | 1980年2月27日(水) 夜19時00分~ |
22話 | 第22話 首飾りは不吉な輝き | 1980年3月5日(水) 夜19時00分~ |
23話 | 第23話 ずる賢くてたくましく! | 1980年3月12日(水) 夜19時00分~ |
24話 | 第24話 アデュウわたしの青春 | 1980年3月19日(水) 夜19時00分~ |
25話 | 第25話 かた恋のメヌエット | 1980年3月26日(水) 夜19時00分~ |
26話 | 第26話 黒い騎士に会いたい! | 1980年4月2日(水) 夜19時00分~ |
27話 | 第27話 たとえ光を失うとも… | 1980年4月9日(水) 夜19時00分~ |
28話 | 第28話 アンドレ青いレモン | 1980年4月16日(水) 夜19時00分~ |
29話 | 第29話 歩き始めた人形 | 1980年4月23日(水) 夜19時00分~ |
アニメ「ベルサイユのばら」のPV・基本情報
放送開始日時 | 1979年10月10日 水曜日 夜19時00分 |
---|---|
放送局 | 日本テレビ系列 |
話数(放送済) | 40話 |
制作国 | 日本 |
監督 | こだま兼嗣 |
著者・原作者 | 池田理代子 |
キャラクターデザイン | 荒木伸吾/姫野美智 |
キャラクター:声優 | マリー・アントワネット:上田みゆき|オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ:田島令子|アンドレ・グランディエ:志垣太郎|ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン:野沢那智|ロザリー・ラ・モリエール/ロザリー・シャトレ:吉田理保子|レニエ・ド・ジャルジェ:内海賢二|ジャルジェ伯夫人:佳川紘子|ばあや:京田尚子|ラソンヌ先生:飯塚昭三|ルイ16世:安原義人|ルイ15世:勝田久|アデライード内親王:近藤多佳子|オルレアン公フィリップ:市川治|マリー・テレーズ:菅谷政子|ルイ・ジョゼフ:松尾佳子|ルイ・シャルル:三田ゆう子|マリア・テレジア:北村昌子|ポリニャック伯夫人:武藤礼子|アルトア伯:沢井正延|シャルロット・ド・ポリニャック:小宮和枝|ド・ギーシュ公爵:石田太郎|ド・ゲネメ公爵:寺島幹夫|ド・ローネー侯爵:仲木隆司|ノアイユ伯夫人:宗形智子 |
あらすじ | 16世紀のフランスで、ジャルジェ家に生まれた女の子、オスカル。しかし武人の家系を継ぐべく、男として育てられマリー・アントワネットの近衛隊長にまで成長する。時はフランス革命直前、恋に悩み、道に悩んだオスカルは、やがて歴史の渦に身を投じていく。引用元:U-NEXT |
ジャンル | 歴史 |
アニメ「ベルサイユのばら」の見どころ
武人の家系からフランス革命の近衛隊長へ
オスカルは男として育てられたが、社会的にも心情的にも葛藤を抱えながら成長していく
フランス革命の前夜、彼の恋愛と個人的な葛藤は物語に深みと現実感を与えている
オスカルの成長と選択を追体験することで、視聴者も彼の苦悩、成長、志を感じ取ることができる
愛と義務の間で揺れるオスカルの心模様
まずね、オスカルが男として育てられ、マリーアントワネットの守り人になる訳だけど、彼の心の中はめっちゃ複雑で
恋愛に悩んだり、真の正義が何か模索しながら、フランス革命の渦中に飛び込んでいく展開がもうキュンキュンするのよ
彼の選択一つ一つが、ストーリーの重要な転換点なので見逃せない!視聴者もきっとオスカルの決断にドキドキする!
マリー・アントワネット、崩壊へのカウントダウン
わたくしがどんなに愛されるべきか、見せてあげましょう、マリー・アントワネットの華麗なる日々とその終焉に
妖艶な彼女の周囲でうごめく陰謀やロマンス、そして革命直前の混乱!美しくも哀れ、まさに天使の降臨と滅びの象徴
この美しき王妃の運命に翻弄されながらも、ひたむきに生きる姿はまるで美しい悲劇の英雄ですわ
バスティーユの攻防、革命が幕を開ける瞬間
魔法のように劇的な変化が起こるバスティーユ陥落、それは新しい時代の到来を告げる魔術の瞬間
オスカルとアンドレ、二人の関係性の変遷と共に進行する革命の波。ともに戦い、ともに信じ合うその姿は勇ましくも感動的
彼らの最後の戦い、視聴者を魔法にかけるように引き込む!誰もが感じる熱い思いこそ、革命の真髄!
オスカルの訣別とアントワネットの終幕
オスカルが瀕死の傷を負った後、革命が目前に押し寄せる最終局面がクライマックスとして描かれている
革命の激情と犠牲、そして個々の運命の重みが見事に表現されており、感情移入しないわけにはいかない
これらの緊張感あふれるシーンの一部始終は、歴史的な瞬間を現代に蘇らせる評論家泣かせの名シーンだ
アニメ「ベルサイユのばら」の原作コミックスをお得に読める電子書籍配信サービス
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電子書籍サービス | おすすめ | 割引特典 |
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アニメ『ベルサイユのばら』の感想・評判
マリー・アントワネットとの深い絆と複雑な愛憎が物語に深みを加え、感動を誘う。
貴族としての彼女の振る舞いや選択が、革命の波をさらに大きくする原動力となり、彼女への愛憎が交錯する。
17世紀の社会の緊張感と身分差の問題が混在していて、その時代にタイムスリップしたような感覚に!
各キャラクターの心理描写が巧妙で、革命の激動を個人の運命と見事に絡めて描いている。
オスカルの苦悩と成長、革命に翻弄される愛と友情の物語は、見る者を引き込むこと間違いなし。
アニメ「ベルサイユのばら(全40話)」の各話あらすじ
第1話 オスカル!バラの運命(放送日:1979年10月10日)
アニメ『ベルサイユのばら』1話のあらすじ
ジャルジェ家の14歳になるオスカル・フランソワは、息子のいない父親に男として育てられてきた。そして、オーストリアから迎える、国王の孫の花嫁であるマリー・アントワネット付きの近衛隊長に任命される。
第2話 舞え!オーストリアの蝶(放送日:1979年10月17日)
アニメ『ベルサイユのばら』2話のあらすじ
アントワネットがフランスにやって来る日、花嫁を引き渡すライン川中立地帯には不穏な動きがあった。警戒するオスカルたちだが、アントワネットの我がままに付け込み、替え玉が仕立て上げられてしまう。
第3話 ベルサイユに火花散る(放送日:1979年10月24日)
アニメ『ベルサイユのばら』3話のあらすじ
14歳のアントワネットはベルサイユ宮殿の華となったが、宮殿では、現国王・ルイ15世の愛人であるデュ・バリー伯爵夫人が権力を振るっていた。やがて、アントワネットとデュ・バリーの対立は激化していく。
第4話 バラと酒とたくらみと…(放送日:1979年10月31日)
アニメ『ベルサイユのばら』4話のあらすじ
宮廷の人気者・オスカルをデュ・バリー婦人の味方にしようとする策略は、オスカルの母がアントワネットの女官となったことで、アントワネットの勝ちと噂されていた。そんな状況にオスカルは嫌気がさす。
第5話 高貴さを涙にこめて…(放送日:1979年11月07日)
アニメ『ベルサイユのばら』5話のあらすじ
デュ・バリーの怒りは国王も動かす。一方、王太子失墜を狙うオルレアン公は、キツネ狩りを利用して王太子暗殺を計画するが、失敗。アントワネットはオスカルの忠告もあり、デュ・バリーと和解することにするが…。
第6話 絹のドレスとボロ服(放送日:1979年11月14日)
アニメ『ベルサイユのばら』6話のあらすじ
王太子の結婚から3年。アントワネットがパリを見たいと言いだした。パリを下見するオスカルたちは、民衆の貧しさに心を痛める。パリの下町では、ジャンヌ、ロザリー姉妹が病気の母親を助けて働いていたが…。
第7話 愛の手紙は誰の手で(放送日:1979年11月21日)
アニメ『ベルサイユのばら』7話のあらすじ
王太子は、アントワネットに気後れして彼女の相手をあまりしない。淋しさと退屈から、アントワネットはお忍びでオペラ座の夜会に出掛ける。そこで彼女は、スウェーデン貴族・フェルゼンと運命の出会いを果たす。
第8話 我が心のオスカル(放送日:1979年11月28日)
アニメ『ベルサイユのばら』8話のあらすじ
一介の馬丁であるアンドレは、幼なじみながらもオスカルを遠い存在に感じていた。そんな頃、アントワネットを乗せた馬が暴走。間一髪でオスカルが救出するが、過ちを指摘されたアンドレは死刑を宣告されてしまう。
第9話 陽は沈み陽は昇る(放送日:1979年12月05日)
アニメ『ベルサイユのばら』9話のあらすじ
国王・ルイ15世が天然痘により、死の床に就いた。デュ・バリーは自らの地位と存在を懸けて、アントワネットと仲直りしようと画策するのだが、ベルサイユから追放されてしまう。そして、国王は逝去し…。
第10話 美しい悪魔ジャンヌ(放送日:1979年12月12日)
アニメ『ベルサイユのばら』10話のあらすじ
新国王の戴冠式が執り行われて、アントワネットもフランス王妃となった。また、国民は地味な国王に期待を寄せる。その頃、ジャンヌは拾われた貴婦人の元で、貴族としての素養を身に付けていた。
第11話 フェルゼン北国へ去る(放送日:1979年12月19日)
アニメ『ベルサイユのばら』11話のあらすじ
アントワネットは権力と自由に浸っていた。彼女の推挙によってオスカルも近衛連隊長に昇格。だが、アントワネットの勝手な振る舞いに、貴族たちの間には不満が生じる。また、それをド・ゲマネ伯などが煽っていた。
第12話 決闘の朝オスカルは…?(放送日:1979年12月26日)
アニメ『ベルサイユのばら』12話のあらすじ
フェルゼンがいない淋しさを紛らすかのように、アントワネットの傍若無人ぶりはエスカレート。オスカルは民心が離れることを心配する。また、オスカルは、貧民を虫けらのように扱うド・ゲメネ伯が許せず…。
第13話 アラスの風よ応えて…(放送日:1980年1月02日)
アニメ『ベルサイユのばら』13話のあらすじ
ド・ゲメネ伯との決闘で謹慎処分が下ったオスカル。領地の視察に出掛け、そこで領民の貧しさを知る。また、法学生のロベス・ピエールと出会ったオスカルは、国民が王室に失望を抱き始めていることを知る。
第14話 天使の秘密(放送日:1980年1月09日)
アニメ『ベルサイユのばら』14話のあらすじ
オスカルは、貴族と平民の落差に心を痛めていた。宮廷ではポリニャックの待遇が貴族の妬みを買っていたが、彼女はアントワネットを巧みに操る。一方、パリではロザリーの元に母が馬車にはねられたと知らせが入る。
第15話 カジノの伯爵夫人(放送日:1980年1月16日)
アニメ『ベルサイユのばら』15話のあらすじ
世継ぎを産まないことでアントワネットへの風当たりが強くなると、ポリニャックは彼女を説得してうその懐妊を発表する。アントワネットはその重圧に心を痛めていた。ポリニャックはアントワネットをカジノに誘い…。
第16話 母、その人の名は…?(放送日:1980年1月23日)
アニメ『ベルサイユのばら』16話のあらすじ
間違えてオスカルの母を襲ったロザリーは、オスカルの屋敷に引き取られた。仇討ちを手伝うと約束したオスカルはロザリーに剣を教え、宮廷で必要な教養を身に付けさせる。そして、彼女は舞踏会に出席し…。
第17話 今めぐり逢いの時(放送日:1980年1月30日)
アニメ『ベルサイユのばら』17話のあらすじ
舞踏会に出向いたロザリーは、母を馬車ではねたポリニャックを見て隠していた剣を握り締めたが、オスカルの制止で剣を納める。また、オスカルは彼女から産みの母親は貴族だったらしいと聞かされて…。
第18話 突然イカルスのように(放送日:1980年2月06日)
アニメ『ベルサイユのばら』18話のあらすじ
賊に襲われたオスカルたちを4年ぶりにフランスに舞い戻ったフェルゼンが救う。舞踏会でフェルゼンと再会したアントワネットは、胸の高まりを抑えられない。それはフェルゼンも同じだったが、衝撃の発言が飛び出す。
第19話 さよなら、妹よ!(放送日:1980年2月13日)
アニメ『ベルサイユのばら』19話のあらすじ
ポリニャックは、娘・シャロンの政略的な結婚話を進める。一方、アンドレが突き止めたロザリーの産みの母はポリニャックだった。ロザリーは憎しみをさらに募らせ、ポリニャックの馬車を襲って彼女に銃口を向ける。
第20話 フェルゼン名残りの輪舞(放送日:1980年2月20日)
アニメ『ベルサイユのばら』20話のあらすじ
アントワネットとフェルゼンの関係は、パリ中に知れ渡っていたが、オスカルもフェルゼンへの忍ぶ思いを隠し通していた。耳目を噂の2人からそらそうと、オスカルは初めて正装で舞踏会に現れてアントワネットと踊る。
第21話 黒ばらは夜ひらく(放送日:1980年2月27日)
アニメ『ベルサイユのばら』21話のあらすじ
夫・ニコラスと偽貴族にのし上がったジャンヌ。ローアン大司教のアントワネットへの恋慕を利用して騙し取った金で、オスカルを収賄しようとする。ロザリーは、そんな姉の行動を密かに心配するのだが…。
第22話 首飾りは不吉な輝き(放送日:1980年3月05日)
アニメ『ベルサイユのばら』22話のあらすじ
アントワネットの元に現れた宝石商が、あまりに高価過ぎて買い手のない首飾りを買い上げるよう懇願。だが、アントワネットはそれを断る。やがて月日が流れ、アントワネットは世継ぎを出産するのだが…。
第23話 ずる賢くてたくましく!(放送日:1980年3月12日)
アニメ『ベルサイユのばら』23話のあらすじ
ジャンヌが作った偽契約書とも知らずに、首飾り売買の保証人になってしまったローアン。宝石商は代金を宮廷に請求してきた。身に覚えがなかったアントワネットは、ジャンヌ、ローアン、宝石商の裁判を要求する。
第24話 アデュウわたしの青春(放送日:1980年3月19日)
アニメ『ベルサイユのばら』24話のあらすじ
謎の男の手引きによって脱獄したジャンヌは、ニコラスと隠れ家にこもって、王妃の同性愛を暴く本を執筆し、パリの市民を虜にしていた。またこの本には、オスカルの名も上がっていたため、ロザリーは心を痛める。
第25話 かた恋のメヌエット(放送日:1980年3月26日)
アニメ『ベルサイユのばら』25話のあらすじ
アメリカ従軍から帰ってきたフェルゼンは、アントワネットが心配で堪らない。そして、国民の王室や貴族への不満の高まりを知ると、アントワネットの元に戻る。そんなフェルゼンに、オスカルの心は揺れ…。
第26話 黒い騎士に会いたい!(放送日:1980年4月02日)
アニメ『ベルサイユのばら』26話のあらすじ
オスカルは、貴族を狙う義賊・黒い騎士を捕まえようとするが、同時に夜中に出歩くアンドレを疑う。そして舞踏会の夜、黒い騎士が現れた。それを追ったオスカルはパレ・ロワイヤルの近くで何者かに殴られてしまう。
第27話 たとえ光を失うとも…(放送日:1980年4月09日)
アニメ『ベルサイユのばら』27話のあらすじ
オスカルは黒い騎士を追い詰めるが、アンドレが目を傷付けられてしまい、取り逃がす。失明の危機があると医師に言われて、オスカルは単身パレ・ロワイヤルに乗り込むのだが、逆に罠にはまり、捕まってしまう。
第28話 アンドレ青いレモン(放送日:1980年4月16日)
アニメ『ベルサイユのばら』28話のあらすじ
王太子が病で倒れたのは自分のせいだと考えたアントワネットは、フェルゼンに会わないと神に誓う。一方、フェルゼンは舞踏会で出会った貴婦人がオスカルだと見抜いていた。だが、オスカルは彼への思いを断ち切り…。
第29話 歩き始めた人形(放送日:1980年4月23日)
アニメ『ベルサイユのばら』29話のあらすじ
一層激しい勤務を求めて、衛兵隊B中隊の隊長への転属を志願したオスカル。「もう、お供はしなくていい」と言われたアンドレだが、彼女を守れるのは自分だけだと、自身の意志で衛兵隊に入るのだった。
第30話 お前は光俺は影(放送日:1980年4月30日)
アニメ『ベルサイユのばら』30話のあらすじ
テロリストが貴族を暗殺し続けていた。オスカルはテロリストを捕らえようとするが、衛兵隊員は女隊長の命令を聞こうとはしない。さらに隊員たちは、アンドレを貴族の犬だと蔑み、リンチにかける。
第31話 兵営に咲くリラの花(放送日:1980年5月07日)
アニメ『ベルサイユのばら』31話のあらすじ
パリ市中特別警戒の中、オスカルが率いる衛兵隊はスペインのアルデロス公一家護衛の任務を命じられていた。ところが、衛兵隊員の中にテロリストの仲間がいたために、オスカルは殺されそうになってしまう。
第32話 嵐のプレリュード(放送日:1980年5月14日)
アニメ『ベルサイユのばら』32話のあらすじ
オスカルがブイエ将軍へ口添えしたことで、ラサールは釈放された。また、班長・アランの妹の結婚も決まり、幸せな空気が流れる。そんな中、オスカルとアンドレは将軍に礼を言うためにパリへ向かうのだが…。
第33話 たそがれに弔鐘は鳴る(放送日:1980年5月21日)
アニメ『ベルサイユのばら』33話のあらすじ
オスカルは病床の王太子・ジョセフに会いに行く。そして、王太子の精一杯の愛の告白にオスカルは微笑を返す。一方、市民が待ち望んでいた三部会が開催されるが、開会式で王妃のための拍手は起こらなかった。
第34話 今“テニス・コートの誓い”(放送日:1980年5月28日)
アニメ『ベルサイユのばら』34話のあらすじ
三部会の話し合いは平行線をたどり、平民たちは国民議会を発足させた。また、オスカルの隊には三部会の入口を閉鎖するよう命令が下る。締め出された議員らはテニスコートに集合して、国を変えると誓いを立て…。
第35話 オスカル、今、巣離れの時(放送日:1980年6月04日)
アニメ『ベルサイユのばら』35話のあらすじ
近衛隊の突入は防いだが、オスカルは謀反人となってしまう。父・ジャルジュ将軍はオスカルに剣を向けるが、アントワネットが恩赦を与える。だが、銃殺刑が決まった部下のためにオスカルはベルナールに力を借り…。
第36話 合言葉は“サヨナラ”(放送日:1980年6月11日)
アニメ『ベルサイユのばら』36話のあらすじ
胸を患っているオスカルは、早急に肖像画を描かせることに。一方、王の軍隊がパリ市民を威圧していた。ベルサイユでも国民議会を支持する気運が見られるが、アントワネットは王政改革に反対を示す。
第37話 熱き誓いの夜に(放送日:1980年6月18日)
アニメ『ベルサイユのばら』37話のあらすじ
オスカルは長くても半年の命と診断された。またアンドレの失明も、時間の問題だと判明。オスカルの肖像画が完成するが、アンドレの目は、それを見ることができなかった。そして、衛兵隊に暴徒鎮圧の命が下り…。
第38話 運命の扉の前で(放送日:1980年6月25日)
アニメ『ベルサイユのばら』38話のあらすじ
アンドレと共に革命に参加することを決意をしたオスカルは、衛兵隊を辞めると宣言。すると隊員全員が、オスカル指揮の下、一緒に戦うことを誓う。そして革命が始まると、オスカルは軍に先制攻撃を仕掛け…。
第39話 あの微笑はもう還らない!(放送日:1980年7月02日)
アニメ『ベルサイユのばら』39話のあらすじ
アンドレは、微笑を残して返らぬ人となり、オスカルは絶望の淵に立たされる。そして、7月14日の朝は明けた。バスティーユの大砲が市内に向けられたことで、市民たちは自らの意志で戦闘を始める。
第40話 さようならわが愛しのオスカル(放送日:1980年7月09日)
アニメ『ベルサイユのばら』40話のあらすじ
敵の凶弾に倒れたオスカル。その一時間後、バスティーユは白旗を揚げる。そして、民衆によって貴族は次々と死刑にされ、王政は廃止された。ルイ16世とアントワネットも断頭台に掛けられることに。
アニメ『ベルサイユのばら』の主なキャラクターと声優さん
マリー・アントワネット(声優:上田みゆきさん)
本作の主人公のひとり。オーストリアの女帝マリア・テレジアの皇女。ルイ16世の王妃。美しく誇り高く、人を惹き付ける天性の魅力を持つが、幼い頃から物事を深く考えることができず裏の事情を推察するということができない皇女として致命的な欠点を併せ持つ。オスカルを親友のように思い何でも打ち明け頼りにしている。王妃の公務や世継ぎ誕生を望む周囲の重圧から逃れようと自由で贅沢な生活を送り、フェルゼンとの仲をオスカルに諫められても彼女が女心を理解できていなかったこともあり、愛する以前に恋すらも知らずに嫁いだ政略結婚の苦しさを訴えた。その一方で、ポリニャック夫人だけでなく自身が好意を抱く相手を妄信する癖があり、デュ・バリー夫人との対立の件が個人的な感情ではなく国益を損なう事で、オーストリアの母マリア・テレジアの耳に入ったことには全然気づかずにカウニッツの訓令文を聞き流した際、メルシー伯がテレジアに報告したことに気づかずに不思議に思っていた。周囲を心配させるも王女誕生後は落ち着き、漸く本来の気高さに目覚めるも自身が民衆の言葉に最後まで目を向けずにいたため、また王家の人間は神より統治する使命を授かったという考え(王権神授説)に固執し、守るべき国民を神聖なる使命を汚す暴徒と看做して武力で潰そうとしたことも彼らの怒りの火に油を注ぎ牙を向けられてしまう。兄ルイ・ジョゼフのお見舞いに連れて行って欲しいとねだるルイ・シャルルやマリー・テレーズと共に2人の王弟プロヴァンス伯とアルトア伯の話を偶然立ち聞きしてしまい、ルイ・ジョゼフの死を待ち望み彼が死んでもシャルルがいるとしてもフェルゼンとの不義の子だとの陰口にその場を後にし「なぜ…わたくしにはただ一つの恋もゆるされないの…?」と部屋で泣き崩れていた。既に守るべき国民を敵だと考えていたが、平民だけでなく王侯貴族の中にも敵が潜んでいたことに変わってしまう。後に一家でテュイルリー宮殿からタンプル塔へ移され、コンシェルジュリー牢獄に投獄されたのち、断頭台で処刑された。
史実との比較
史実では2男2女の4子を授かるが、本作では1歳に満たずに夭逝した第2王女マリー・ソフィー・ベアトリスのことは描かれなかった。王侯貴族の中で長年敵対関係にあったオーストリア皇女がルイ16世の妃になったことに反発して憎悪を抱く者により悪評をビラという形でばら撒かれて民衆には浪費家の悪妻だと誤解されていたが、実際には王家が使える宮廷費は国家予算の約6%であり、自身が使える金額はその一部だった。プチ・トリアノンでの生活も外部の想像とは異なっていた。また有名な「パンがなければ」発言も別人の言葉だったが、彼女が発言したことだと思い込んだ民衆の思い違いで憎悪が深まった。
一方で「軽はずみで資質に欠ける王妃」という作中でのマイナス描写や現在も続くイメージは、母マリア・テレジアからの散々の苦言や滅びの預言、ヴァレンヌ事件での彼女の我儘を原因とする迷走と逮捕(作中ではここは触られてないが)など数々の史実的裏付けが存在している。
オーストリア皇女時代のドイツ語名は「マリア・アントーニア」だが、本作では読者の混乱を避けるために最初から「マリー・アントワネット」に統一されている。ジャルジェ夫妻のなれそめの話で名前の1つが父フランツ1世の故国の名であることが語られた。
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ(声優:田島令子さん)
ジャルジェ将軍の娘。後継の男児を求める父親の期待に反して女児ばかり5人が生まれた後に生を受けるが、鳴き声のあまりの元気の良さに、父レニエにより後継として育てられた男装の麗人。もう1人の主人公とも言える人物であり、中盤以降から彼女の視点を中心に物語は進んでいく。
アンドレ・グランディエ(声優:志垣太郎さん)
ジャルジェ家の馬丁。オスカルの従卒かつ幼馴染。ジャルジェ家の領地の村で育つが、父親はだいぶ前に死んだらしく母子家庭だった模様。母親が死んで唯一の肉親の祖母に引き取られたとのことである。身分の別なく育ったことでオスカルとはタメ口だが、分不相応の特別扱いを気にする祖母にたしなめられることが多い。身分違いの恋に苦しみ、ジェローデルの求婚によりオスカルが奪われると戦々恐々とする日々にのた打ち回り、大貴族であるジャルジェ家では単に貴族の身分を得ただけでは結婚は不可能だという現実が見えなくなる程に貴族の身分を欲した。しかし、貴族との結婚自体が許されない第三身分の平民ではあるが、歴代の王室守護を自負する大貴族の邸宅で何不自由なく育ったこともあり、貧困とは無縁で身分だけしか頭にないことで貴族でも平民より貧しい生活を余儀なくされるアランの怒りを買う。
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン(声優:野沢那智さん)
スウェーデン貴族。4人の主人公の1人。容姿端麗で思慮深く知性的な青年。オスカルを親友として慕う。アントワネットを庇ってオスカルが負傷するまで彼女が女性だと知らなかった。
ロザリー・ラ・モリエール/ロザリー・シャトレ(声優:吉田理保子さん)
オスカルがパリの下町で出会った娘であり、彼女を強く慕っている。後にオスカルにとっても実の妹以上の存在となった。母の敵を討つためベルサイユにやってきた彼女をオスカルが引き取り、ジャルジェ家で貴婦人としての教育を受けた。実はポリニャック夫人の生き別れの娘であり、育ての母を馬車で轢き殺したのが実の母であったことを知り懊悩する。「首飾り事件」の際、ポリニャック夫人の脅しにオスカルの身を案じてポリニャック家に去るも、ポリニャック夫人にとっては亡き妹シャルロットの身代わりでしかないことを悟り、下町に戻り暮らしていたところ、黒い騎士を追って負傷したオスカルと再会し、ジャルジェ家へ戻る。黒い騎士ことベルナールの看病をするうちに心通わせるようになり、回復したベルナールと共にジャルジェ家を去った。アントワネットが裁判のためにコンシェルジュリー牢獄に収監された際、彼女が処刑される当日まで身の回りの世話をしていた。原作ではアントワネット処刑の日にリボンを、アニメでは化粧紙で作ったバラを贈られ「このバラにオスカルの好きな色をつけて下さいな。」と頼まれた。
レニエ・ド・ジャルジェ(声優:内海賢二さん)
オスカルの父。ジャルジェ伯爵家当主で、フランス王家に忠誠を捧げる将軍。後継となる男児を欲していたが、女児が最期まで続いて男の子のように元気の良い泣き声に末娘オスカルを後継として厳しく育てる。しかし、後年はその選択を父親として後悔していた。革命の激化によりオスカルの身を案じて結婚させようと考えていた矢先、ジェローデルの求婚を喜び広く花婿を募集した。しかし、結局は断念。オスカルが革命側に付いたのに対し、娘と共に革命側について戦ったアランに国内に留まるのは危険だと忠告されても最後まで王室に忠誠を尽くした。オスカルが民衆と共に歩むことを選んだように、王室に対する忠誠を貫くことが自身の選んだ道だと告げた。議場からの平民議員の排除を命じられたジェローデルら近衛連隊を阻止という反逆行為を犯したオスカルを成敗しようとした際、他の貴族が全員平民に与してもジャルジェ家は王室に不滅の忠誠を尽くすのだと告げた筋金入りの王党派である。物語終盤、国王一家に面会する為にティルリー宮へ忍び込もうとするフェルゼンの無謀を「殺されに行くようなものだ!」と諌めるもフェルゼンの覚悟を知り、またフェルゼンが亡くなった娘のオスカルを「生涯最高の友人」と言ってくれたことに感激して協力者となる。フェルゼンと共にアントワネットをコンシェルジュリー牢獄から脱出・逃亡させようとするもマリー・テレーズとルイ・シャルルを置いて自分自身だけが逃げれば母親として地獄の苦しみを味わい幸福にはなれないと拒否され、逆に国外に脱出するよう命じられた。青年時代、ルイ15世の密使として訪れたロレーヌ公国で灼熱の恋を経て妻ジョルジェットを娶った。意外にも激情家であり、当初は貧乏貴族の娘なぞをと許さなかった主君ルイ15世に背いてもジョルジェットを求めたほどだった。その激しさは末娘に受け継がれてしまう。
ジャルジェ伯夫人(声優:佳川紘子さん)
オスカルの母。物静かで心優しい貴婦人。ファーストネームは「ジョルジェット」であり、ロレーヌ公国の貧乏ながらルイ13世の宮廷画家を務めたジョルジュ・ド・ラ・トゥールの曾孫であることが明かされるも旧姓は不明。
ばあや(声優:京田尚子さん)
オスカルの乳母。アンドレの母方の祖母で本名は「マロン・グラッセ・モンブラン」だが、オスカルの肖像画を描いた画家がプロポーズしようとした際に呼んだ以外は呼ばれることの無かった。口やかましく心配性だが、心からオスカルを愛している。主人であるジャルジェ将軍が、オスカルを男として育てる方針に真っ先に反対した。そのため、ポリニャック伯夫人の刺客に襲われてオスカルが重傷を負った際、ジャルジェ将軍を睨みつけて非難するも泣き出し、慌てたジャルジェ将軍に酒でも飲もうと宥められ台所に連れて行かれた。
ラソンヌ先生(声優:飯塚昭三さん)
ジャルジェ家の主治医。アニメ版のオリジナル・キャラ。代々医師をしてジャルジェ家の世話になっている世襲医。「医師」という役名で第8話では落馬したオスカルの、第18話ではポリニャック一味に襲撃されたオスカルの診療にあたっている。個人名初出ではアンドレの眼の治療やオスカルの胸の病の診療にあたる。オスカルが3歳の時に熱を出した時検診に与ったとオスカルの診察時に回顧しており、それが真実(余命)を彼女に宣告するきっかけとなった。失明するのは時間の問題だということをアンドレは隠していたが、口止めはしていなかったのでオスカルに知られてしまう。
ルイ16世(声優:安原義人さん)
フランス国王。アントワネットの夫。祖父ルイ15世の崩御により即位。趣味は読書と鍛冶と狩猟。小太りでおとなしく優柔不断だが、真面目で家庭的な優しい性格で、国民からも慕われていた。しかし、ヴァレンヌ事件をきっかけに国民の信頼を失って処刑される。タンプル塔へ移される直前、フェルゼンから再び逃亡計画を持ちかけられるものの、国民はおろか国外へ逃亡した貴族達からも見放された事から、「もはや私は 世界中から見捨てられてしまった…」とつぶやいていた。
ルイ15世(声優:勝田久さん)
フランス国王。ルイ16世の祖父。享楽的で国民のことは省みず、宮殿で贅沢な毎日を送っている。愛らしいアントワネットが孫嫁となり満足するが、彼女と愛妾デュ・バリー夫人の対立に頭を痛める。後に天然痘を患い崩御する。深夜、埋葬のためにサン・ドニ教会に棺が運ばれたが、その棺を守るのはオスカルを含めた近衛兵40名と小姓36名だけだった。度重なる戦争につぎ込んだ軍事費が原因で財政は逼迫しており、その負の遺産を国もろとも引き継いだアントワネットに憎悪の矛先が向く原因の1人である。
アデライード内親王(声優:近藤多佳子さん)
ルイ15世の4女、5女、6女。ルイ16世の叔母でもある。フランスとオーストリアの同盟の破綻による戦争の危機より、自分達のデュ・バリー伯夫人に対する憎悪を優先させて宮廷内に不和を引き起こし、その騒動にアントワネットを巻き込んだ。娼婦で父ルイ15世の愛妾デュ・バリー伯夫人を毛嫌いし、アントワネットにデュ・バリー伯夫人を無視するよう唆す。オスカル曰く「オールドミスの叔母君たち」。舞踏会でアントワネットがデュ・バリー伯夫人に声をかけようとするのを阻止するため、アデライードが寸前でアントワネットを連れ出した。ルイ15世の死去により、王女としての栄光は終わった。
オルレアン公フィリップ(声優:市川治さん)
フランスの王族。居城のパレ・ロワイヤルを平民の文化人たちに解放しており、黒い騎士の根城にもなっていた。
マリー・テレーズ(声優:菅谷政子さん)
フランス王女。アントワネットの長女。長年、子に恵まれなかったルイ16世とアントワネットの待望の第1子。
史実との比較
史実では2男2女の4人のうち、夭折した妹マリー・ソフィー・ベアトリスを除く3人の中で唯一革命後まで生き残るが、革命の悲劇により女性としての魅力を欠如した大柄で赤ら顔の厳格な女性に成長し、流転の人生を送った。1799年、アルトア伯シャルル(復古王政のブルボン朝最後のフランス国王シャルル10世)の長男アングレーム公ルイ・アントワーヌと結婚し、相思相愛の夫婦だったが子供は出来なかったため、彼女の死によりルイ16世とアントワネットの血統は絶えてしまう。
ルイ・ジョゼフ(声優:松尾佳子さん)
王太子(モンセニュール)(ドーファン)。アントワネットの長男。病弱だが聡明な少年で、オスカルに憧れている。脊椎カリエスのため僅か7歳で死去。亡くなる直前、オスカルと遠駆けに行った先でオスカルに愛を告白し、キスしていた。葬儀の際、財務大臣が「国庫は空っぽで葬儀費用が無い」と打ち明け、ルイ16世は銀の食器を売り払って葬儀費用を捻出したが、もはや王室には一国の王太子である彼の葬式を出す費用すらなく「これまでの贅沢の報いだというの!?」とアントワネットは愕然とする。
史実との比較
史実では数名の乳母の1人であるジュヌヴィエーヴ・ポワトリンヌから「結核」を移されてしまう。その後、結核菌が血管に入り込んで血流により運ばれて脊椎に転移したため、三部会会期中に「脊椎カリエス」により8歳の誕生日を迎えることなく7歳の半ばで死亡した。
ルイ・シャルル(声優:三田ゆう子さん)
アントワネットの次男。ノルマンディー公。兄の死後、王太子となる。父王の処刑後、アントワネットと引き離される。作中では市民と陽気に歌ったり楽しそうに笑いながら母や姉のことを忘れていってしまう。
史実との比較
史実では劣悪な環境に置かれて矯激派のエベールにより後見人兼教育係として指名された文盲の靴屋アントワーヌ・シモンに「再教育」という名目で虐待され、わずか10歳で不幸な死を遂げた。(嫡流の男子でもあったため、王政復活の芽を絶つために革命政府の意向で抹殺された可能性もある。[独自研究?])
マリア・テレジア(声優:北村昌子さん)
アントワネットの母。オーストリア女帝。フランスとの戦争終結のために末娘のアントワネットをフランス王太子妃として送り出すが、彼女の性情を熟知していたので取り返しのつかない過ちを犯したのではと別れ際まで内心迷いを捨てきれなかった。アントワネットの未来を案じており、彼女が次第に贅沢三昧の日々を送るようになった挙げ句、小トリアノン宮に取り巻きだけを連れて閉じこもったことを知ったショックで病に倒れ、長男のヨーゼフ皇帝(声 – 松岡文雄(TVアニメ版) )や臣下の見守る中で亡くなった。原作では寝込んだ末に、アニメ版ではいつもの女帝としての装いで玉座に坐して亡くなった。
史実との比較
作中では子供全員にとって愛情深き母親だったかのように描かれているが、外交に貢献できないと判断した病弱な次女マリア・アンナには愛情を抱けず酷薄だった。その一方で、4女マリア・クリスティーナを偏愛して恋愛結婚を反対していた夫フランツの死後、彼女にだけは恋愛結婚を許した。作中にある通りに死の間際までアントワネットを案じていた。
ポリニャック伯夫人(声優:武藤礼子さん)
ジュール・ド・ポリニャック伯爵の妻。アントワネットから寵愛されている貴婦人。ファーストネーム「マルティーヌ・ガブリエル」を長らく明かされなかったが、アンドレが調べていてロザリーの実母だと判明した。婚家は宮廷への出入りは認められていたが、多額の借金を抱えて貧しかった為、王妃に言葉巧みに親族の昇進をねだったり、賭博を勧めて大金を巻き上げたりと優しげな外見に反してその本性は強欲な野心家。邪魔者であるオスカルの殺害も何度か図っている。舞踏会で再会した時はロザリーが少女時代にサン・レミー男爵に孕まされて産んだ我が子だとは気づかなかったが、後に娘だと知り自身が馬車で轢き殺した女性こそ、ロザリーを引き取り育ててくれた恩人ニコールであったことを悟った時はニコールとロザリーに対する冷酷な所業を悔いていた。
アルトア伯(声優:沢井正延さん)
ルイ16世の末弟。原作ではルイ・ジョゼフがまだムードン城で静養して存命中の頃から、早く死ねばいいと言い放っており、甥に対する情愛の欠片も見当たらない。
シャルロット・ド・ポリニャック(声優:小宮和枝さん)
ポリニャック伯夫人の娘。11歳。ロザリーの異父妹。貧しかった時には母の用意したドレスに目を輝かせていたが、母の権力を背景に、舞踏会などで高飛車な態度で振舞った事もある。オスカルに想いを寄せており、母の決めたド・ギーシュ公爵の不気味なまでの好色な雰囲気に怯え、その結婚を嫌悪して「今度産まれてくる時は貴族じゃない家の子になるわ」と思いつつ投身自殺する。アニメ版ではド・ギーシュ公爵に不気味な目つきで言い寄られ、強引に手にキスをされたことで嫌悪と恐怖のあまりに発狂。狂気の衝動のままに塔に登り、そのまま投身自殺した。 原作では、当初ロザリーを見下していたが、後に結婚の事で落ち込む自分を慰めてくれたことで「姉のようだ」と親しみを感じるも最期まで実の姉妹だと知ることはなかった。アニメ版では数回言葉を交わしただけで、和解することはなかった。 原作では登場はしないが弟妹がいる。物語前半で、「ポリニャック伯夫人が出産のため宮廷を下がっている」(オスカル談)と言う場面がある。
史実との比較
史実ではポリニャック伯夫人の長女は12歳で、13歳年上の「実在のド・ギーシュ公爵(fr)」に嫁いでいる。
ド・ギーシュ公爵(声優:石田太郎さん)
フランス大貴族の一人で、フルネームは「ローラン・ド・ギーシュ」。 会計検査庁長官を務め、国王の信頼も厚い。ボナージュ地方のほぼ全域を領有している。43歳。 若い娘が好みでポリニャック伯夫人から提示されたシャルロットとの結婚に乗り気でいた。シャルロットの自殺後は彼女の姉、ロザリーとの結婚を心待ちにしていたが逃げられる。 本人が登場するのはアニメ版のみで、原作では名前のみの登場。
ド・ゲネメ公爵(声優:寺島幹夫さん)
フランス大貴族の一人で、フルネームは「アンリ・サルバドール・ド・ゲメネ」。 オルレアン公の派閥で、王族限定の晩餐会にも列席するほどの地位を有する。 尊大さと高慢さを見事なまでに体現した男で、身分の低い者を虫けら呼ばわりし、笑いながら騙し討ちをする冷酷非道な卑劣漢。 ピエール坊やを背後から嘲笑しながら銃殺した件を国王夫妻との晩餐会でオスカルから暴露され、あわや決闘寸前になるが、アントワネットに止められ、内心では安堵していた。
ド・ローネー侯爵(声優:仲木隆司さん)
7月14日当時、バスティーユ牢獄の指揮・警備をしていた。 牢獄内の大砲をパリ中心部へと向け、市民との対決姿勢を表した。オスカル率いる衛兵隊と戦闘を続けるも、衛兵隊と市民の圧倒的な戦力に押され、降伏の白旗を掲げる。その後パリ市長フレッセルと共に処刑され、首は落とされてパリ市中で晒される。
ノアイユ伯夫人(声優:宗形智子さん)
フランス王室に嫁いだアントワネットの教育係。アントワネットからは「エチケット夫人」と呼ばれたこともある。やや口やかましい面があるが、アントワネットを心から心配している。ほぼ全ての貴婦人達を網羅しているため、オスカルやアンドレからも頼られる時がある。詳細は不明だが、途中から登場しなくなる。
メルシー伯(声優:村越伊知郎さん)
アントワネットを心配したマリア・テレジアが派遣した駐仏オーストリア大使。アントワネットの教育係でもある。耳の痛い小言ばかり言うが、アントワネットを心配してのことであり、真の忠誠心をもって仕えている。アントワネットに対し、母マリア・テレジアの死に対してお悔やみの手紙を書くように話す場面を最後に姿が見えなくなるが、首飾り事件直後、フェルゼンがアントワネットに「メルシー伯の元へお戻り下さい」と忠告したり、革命勃発直前にマリー・テレーズが「メルシー伯が怖い顔をしている」と訴えていることから、実は周囲にいる様子が窺えた。革命発生後にベルギーに亡命する。
カウニッツ(声優:田中康郎さん)
オーストリアの総理大臣。ヨーロッパの平和のためにアントワネットのフランスへの輿入れを提案した。女帝の意を挺し、フランス宮廷の公式寵姫であるデュバリー夫人に対する態度を改めるようアントワネットに訓令を出した。アントワネットが呼んだ渾名は「カウニッツのがりがりじじぃ」。
リアンクール公(声優:小室正幸さん)
ルイ16世の側近。公爵。原作のみ登場。深夜にベルサイユ宮へと現れ、兵士の制止を振り切りルイ16世の寝所へ行きバスティーユ襲撃を報告する時、暴動かと訝る国王に「いいえ陛下、革命にございます…!」と言上した。 フルネームは「フランソワ・アレクサンドル・フレデリク・ド・ラ・ロシュフーコー=リアンクール」。フランス有数の名門貴族リアンクール家の当主デスティザック公フランソワ・アルマン・ド・ラ・ロシュフコーの嫡男として生を受けた。1783年、亡くなった父の官職を継承して国王ルイ16世に取り立てられて側近の1人になり、「王室衣裳寮長官」に就任したがゆえに国王の寝室に入る資格を与えられ、就寝中のルイ16世の元に馳せ参じてバスティーユ襲撃を報告した[疑問点 – ノート]。
ディアンヌ・ド・ソワソン(声優:武内健さん)
アランの妹。愛らしく清楚で、衛兵隊のアイドル。元は「ディオンヌ」だった。以前、オスカルが着任する前の隊長に司令官室へ無理矢理引っ張り込まれ乱暴されそうになったが、兄アランが顎を砕いて返り討ちにした。そのため、アランは少尉→兵卒に降格処分になった。 名ばかりの貴族ということと貧しさ、平民の裕福な娘に心変わりした婚約者に捨てられ、首を吊る。原作では肉体は腐敗して白骨化しつつある姿が描かれたが、アニメでは血の気が失せた状態で姿は可愛らしいままだった。エピソード4「アラン編」でアランは元婚約者を射殺しようとしたのを断念した際、兄の心の中で助けてくれたことに感謝していた。
アラン・ド・ソワソン(声優:キートン山田さん)
フランス第一連隊ことフランス衛兵隊ベルサイユ常駐B中隊の班長。男尊女卑の塊で、妹を守るためとはいえ先代の隊長を殴って降格されて規則により元の階級には戻れず、自暴自棄となって反抗を繰り返す。紆余曲折の末に、オスカルに一生分の片想いと上官としての敬愛を抱く。剣の腕ではオスカルと互角。バスティーユ襲撃の際にオスカルを庇って肩に銃撃を受けた。アニメ版ではアンドレの飲み友達として登場し、同年代の友人としてアンドレを支えた。バスティーユ襲撃の後、海辺の郷里に戻り農夫になって畑を耕しながら母と妹の墓を守っている。劇的な描写が好きな原作者はこの農夫アランの後日譚を人づてに聞いて驚いたが、『栄光のナポレオン-エロイカ』にも登場させることはだいぶ前から決めており、ベルナールと共にナポレオンを暗殺に失敗して射殺された。『ベルばら』本編がもっと続いていたら、衛兵隊の中で唯一の生き残りとし、隻腕の将軍とする予定だった[要出典]。
ヴィクトール・クレマン・ド・ジェローデル(声優:三景啓司さん)
近衛隊でのオスカルの副官。ジェローデル伯爵家の次男。アニメ版では第1話から登場していた。階級は大尉→少佐。 オスカルがフランス衛兵隊に去った後、彼女の推挙により近衛連隊長を拝命。後日、オスカルが去ったことで初めて彼女を女性として見ることしか出来ず、愛していることに気づいてジャルジェ将軍にオスカルとの結婚を願い出た。しかし、アンドレが不幸になれば自身もまた不幸になると語ったオスカルの心情を聞かされて納得し「貴方が不幸になるなら自身もまた不幸になる。」と告げて潔く身を引く。自身の容姿や家柄に自信を持ち気障な男性だが、オスカルの女性としての密かな葛藤をも見抜いている。洗練された貴公子であり、身分・家柄も良くオスカルの夫候補に相応しいものだった。アニメ版ではそれらは一切削除され、ジャルジェ将軍に婚活舞踏会での顛末を告げて縁談は終わっている。生前のオスカルを見たのは原作・アニメ共に、平民議員排除を彼女に従って背き、撤退したのが最後でこれが今生の別れとなった。 新エピソードが収録された『ベルサイユのばら』第11巻では第3巻の初登場時のジェローデルが再び掲載されているが、その他大勢の一隊長として登場しているので編集者から「新エピソードでここまで出世するとは作者や誰もが予想できなかっただろう」と述べている。 元々は名前が無く、「ヴィクトール・クレマン」とはアニメで命名されたものであり、新エピソードでは「フローリアン・F」という名が設定された。
ブイエ将軍(声優:増岡弘さん)
王党派軍人。陸軍参謀総長→陸軍総司令官。貴族としての階級は侯爵。フランス衛兵隊異動後のオスカルの上司。原作ではジャルジェ将軍とは仲が悪い。アニメ版では古い友人であり第一話から同僚として登場しており、オスカルの結婚話の時には彼女のために盛大に舞踏会を開く程の仲だった。三部会議場でのオスカルの大逆によりジャルジェ将軍を庇いきれなくなる。オスカルに平民議員や市民への発砲を命じる。 原作と史実ではヴァレンヌ事件にあっては国王一家救出に失敗した。フェルゼンの危惧を一笑に付すも的中してしまい、最初の場所で民家に近い場所に兵士を配置して不審がられて撤退を余儀なくされ、次では待ちくたびれた兵士が酔っぱらって騒ぎを起こした上で国王一家は来ないと勝手に決めつけて去ってしまう。更には、連絡将校として2人の息子が国王一行の元に赴いたが、権限が無いにもかかわらず警鐘を鳴らしたジャコバン派のドルーエの起こした騒ぎに仰天して計画が発覚したと勘違いして逃げ去ってしまう。辿り着いた頃には既に国王一家がドルーエらの手に落ちており、「まごまごしていては こちらが危ない」と退却ラッパを鳴らし、ベルギーの国境都市でフェルゼンに事の次第を打ち明けた。
ショワズィエ・ラ・ボーム大佐(声優:仲木隆司さん)
ブイエ将軍の腹心。陸軍大佐。アニメ版のみ登場。ブイエ将軍の命により、三部会議場オテル・デ・ムニュ入場の指揮案内(原作ではドルーブレゼ侯爵)を務める。
ダグー大佐(声優:塚田正昭さん)
フランス衛兵隊でのオスカルの副官。 貴族であり、革命時には「もはや、貴族以外の何者にもなれません…」と告げ、苦悩しつつオスカルらとは袂を分かつことになる。アニメ版では作中の1年前に妻を胸の病で亡くしており、オスカルが同じ症状を患っていることにただ一人気づき、自邸での休養を涙ながらに勧める。オスカルとB中隊が離反する際には「無断で休暇を取るので上層部への報告は翌日以降になる」と理解を示し、ただの堅物だと思い込んでいたアランらB中隊の心境に変化を与えた。
ラサール・ドレッセル(声優:井口成人さん)
フランス衛兵隊B中隊隊員。軍から支給された剣(アニメ版では制式銃)を売ったことが発覚して憲兵隊に逮捕されるが、それを機にオスカルは平民兵士や民衆がいかに困窮しているかを知る。アニメではその後、隊長オスカルがスペイン王室より来賓したアルデロス公御一家を護衛した功績を持ち出してブイエ将軍に直談判、ラサールは憲兵隊から釈放される。革命派と合流後は、仲間を殺された怒りと悲しみから逆上して敵部隊に突進し、蜂の巣にされた。
ランベスク公(声優:吉水慶さん)
王妃の信厚き王党派軍人。他の連隊同様、市民の暴動を鎮圧すべく地方駐屯よりパリに上る。ドイツ人騎兵連隊を率いて、チュイルリー広場を占拠する。民衆の挑発に乗った兵の発砲から暴動に発展する。陸軍を除隊したオスカルたち元B中隊と応戦した。
ベルナール・シャトレ(声優:野島昭生さん)
ル・ヴュー・コルドリエ紙の新聞記者。カミーユ・デムーランがモデル。1760年生まれ。生い立ちから貴族を憎み、オスカルを「王妃の犬」と罵声を浴びせた。その後、義賊「黒い騎士」として貴族から盗みを働く。オスカルに捕えられるが、平民の実態を知ったオスカルは窃盗を止めることを条件にロザリーを託し街へと帰される。アニメ版ではロザリーはジャルジェ邸には戻らなかったため、静養先として彼女の家に向かい、ロザリーが養母を亡くした時のこともあって次第に惹かれ合うという設定に変更された。 アランと同じく『栄光のナポレオン-エロイカ』にも登場し、そこではロザリーとの夫婦円満ぶりが描かれている。アランと共にナポレオン暗殺を実行しようとして失敗、壮絶な最期を遂げた。 「首飾り事件」でも裁かれるべきは真相や物事の善悪よりもアントワネットの悪事だと信じる人間の1人であり、生い立ちによる王侯貴族に対する闇雲な憎悪と「王侯貴族は悪」という価値観を持ち続けたため、ナポレオンが皇帝に就く直前にフーシェとタレイランによって濡れ衣を着せられ裁判を受けられずに処刑されたアンギアン公の冤罪事件による暗殺を気の毒がるロザリーを不思議がり、ただ共和国にとって危険度の低い貴族が死んだという認識だった。
バイイ(声優:森功至さん)
三部会開催から登場。のちのパリ市長。ジュー・ド・ポームでは、自分達を議場から締め出した王家に対し決して諦めず憲法制定まで闘い抜くことを平民議員たちと誓い合う。アニメ版ではその役割をロベスピエールに変更された。
ジャンヌ・バロア(声優:松金よね子さん)
ロザリーの異母姉(ロザリーと母親が異なることは知らぬまま亡くなる)。旧王朝バロア王朝の庶末裔、サン・レミー男爵の落胤。自身の美貌と血筋に相応しい生活を手に入れるためには手段を選ばず、貴族の養女となり、巷に「アントワネットの親友」という噂を流して真に受けたローアン大司教を利用して様々な犯罪行為に手を染めた末に「首飾り事件」を起こす。高等法院で有罪となり、「V」(泥棒の意)の焼き鏝を両肩に捺された上(fr)、終身禁錮刑の判決を受け、サルペトリエール監獄(en)に投獄されたが、何者かの幇助で脱獄し、サベルヌ修道院に身を隠しながら「ジャンヌ・バロア回想録」なる暴露本数巻を捏造して出版、王室を強烈に批判する。 最後はニコラスと共にサベルヌの屋敷に篭城。ベルトレー火薬を仕掛けて抵抗するが、アンドレに倒されはずみでニコラスを刺殺してしまい、バルコニーへ逃げるも転落死した。史実の死に方になぞらえた最期だった。 アニメ版では素性を隠したオルレアン公の助けで脱獄し、その指示で暴露本の出版活動を行ったが、出版が一段落すると始末のため居場所を密告された。オルレアン公のことは当初から信用しておらず、隠れ家を包囲されてもう逃げられないと察しており、オスカルを絞殺しようとしたニコラスをナイフで刺して予め仕掛けておいた火薬に繋がる導火線に火をつけ、お互いに納得の上で心中した。史実では誰が脱獄させたかは謎である。
ニコラス・ド・ラ・モット大尉(声優:池水通洋さん)
もともとはブーレンビリエ家に出入りする平民の軍人だったが、ジャンヌの手引きで貴族を名乗る様になり、ジャンヌに惚れ結婚。ローアンの推薦で近衛士官となる。ジャンヌが悪事を計画する度に彼女の大胆さに驚くが、半ば楽しんで加担する。ジャンヌの命令でロザリーを殺そうとするが、のちに舞踏会で再会した時に彼女だと気づかないなど頭はあまり良い方ではなく、他にも近衛隊でも出来の悪さにオスカルに呆れられる事もあった。オスカルに対して反感を抱いている。 「首飾り事件」で、宝石商のべメールから騙し取ったダイヤモンドの首飾りを売りさばきにすぐにイギリスへ渡り、事件発覚後は逃亡中につき不在のまま指名手配され、終身漕役刑の判決を受けた。 最後はジャンヌと共に、サベルヌの屋敷に篭城。抵抗するが、アンドレの反撃で倒されたジャンヌの持っていた剣が刺さる事故により死亡した。アニメ版では納得づくの心中にされた。
ルイ・ド・ローアン大司教(声優:鎗田順吉さん)
教会の高位職にある僧侶。オーストリア大使の経歴があり、放蕩癖と女遊びの激しさから女帝マリア・テレジアと王妃アントワネットに嫌われていた。アントワネットの高貴な美しさに恋心を抱いているが、相変わらずの放蕩癖で嫌われている。ブーレンビリエ侯爵夫人の知人であった縁から、王妃の親友を名乗るジャンヌに付け込まれ、虚言に惑わされて首飾り購入の保証人となり、「首飾り事件」に巻き込まれる。事件発覚後、首飾りの代金全額支払いを申し出るも、ローアンを嫌悪するアントワネットに拒絶され逮捕される。裁判開始までバスティーユ牢獄で留置された。法廷でジャンヌに濡れ衣を着せられるが、判決で無罪を言い渡された。行状を知らない民衆より熱狂的に支持された。 裁判では無実でもルイ16世により国外追放処分となった。因みに、姪シャルロットの夫で『栄光のナポレオン-エロイカ』にて冤罪事件の犠牲になったアンギアン公ルイ・アントワーヌは、ルイ16世の従兄オルレアン公の妹ルイーズ・マリー・テレーズ・バティルドを母とするオルレアン公の甥。
ブーレンビリエ侯爵夫人(声優:島美弥子さん)
馬車で下町を通りかかった際にやって来たジャンヌの「バロア王朝の末裔の孤児」という言葉を鵜呑みにし、彼女を屋敷に引き取り貴婦人としての教育を受けさせる。宮廷への出入りは認められていなかった。
史実との比較
実在の人物だが、「ジャルジェ夫人の友人、ジャンヌの野望と証拠隠滅のために殺害された」部分はフィクション。
レトー・ド・ヴィレット(声優:加藤修さん)
他人の筆跡を真似るのが得意な詐欺師。ジャンヌと共謀し、ブーレンビリエ侯爵夫人の遺言書や王妃のローアン充てラブレターを作成した(しかし王妃の筆跡に関しては、国王から『全く異なっている』と指摘される)判決で、鞭打ち50回の上で35年間の国外追放を言い渡された。
ニコル・ド・オリバ(声優:松島みのりさん)
パリ下町の娼婦。アントワネットに瓜二つの容姿をジャンヌに利用され、「首飾り事件」に関与させられる。アニメ版では盲目で、純粋な性格に変更されており、口封じに殺害しようとしたジャンヌの心を動かす。裁判のため証人として出廷したところ、あまりにも瓜二つなため、パリ高等法院の裁判長(声 – 加藤精三)や傍聴人を驚かせた。判決では、無罪を言い渡された。 モデルは、後に偽名「ニコル・ドリヴァ男爵夫人」を称する娼婦マリー・ニコル・ルゲイ・デシニー。
ベメール(声優:北村弘一さん)
王室に出入りする宝石商。ルイ15世の在位中、デュ・バリー夫人に贈るダイヤモンドの首飾りの注文を受けたが、急逝したため引き取り手がなくなり、しかも値段が160万リーブル(約192億円(連載当時))という高額なため、どこの国の王室も相手にしてくれず、「分割払いでもけっこうですから…」とアントワネットに勧めるが、「ダイヤはいっぱいもっていますし」と断られた。 そこで、「王妃と親しい」というジャンヌに、ダイヤの買取りを勧めて欲しいと依頼。ローアン大司教を保証人にするが、ジャンヌに騙し取られてしまう。後日、騙し取られたとは知らずにアントワネットに請求の手紙を送るが、何も知らないアントワネットはその手紙を燃やしてしまう。支払いが滞っていることにたまりかねてベルサイユに行き、カンパン夫人(en)に事の次第を訴えたため、事件が発覚した。ジャンヌの「アントワネットの親友」というデマを真に受けた1人である。
デュ・バリー伯夫人(声優:来宮良子さん)
ルイ15世の愛妾。下町で娼婦をしていたが、当時の情夫に金を出させて名門のデュ・バリー伯爵と形だけの結婚をして伯爵夫人となった翌日に伯爵を毒殺した。その後、宮廷に出入りするようになり、美貌と肉体を武器に国王の寵姫の座を手に入れた。アントワネットと対立し、一時はアントワネットを屈服させるほどの権勢を誇っていたが、ルイ15世の危篤に伴い、司祭の命により宮廷から追放される。アニメ版では粗末な服に着替えさせられ、兵士に鞭打たれていたところをオスカルに救出される。その後、護衛で同行したオスカルに「自分を守る為についた嘘」を見破って礼を言い、平民としての生い立ちと前向きな心境を話して聞かせ、のちのちのバスティーユでの寝返りへの伏線となる。
史実との比較
幼少期に孤児になったことと、宮廷で権力をかさにした横暴な振る舞いはフィクションである。
アントワネットを窮地に陥れる「首飾り事件」の首飾りは、崩御直前のルイ15世が彼女のために発注した品である。
ニコール・ラ・モリエール(声優:公卿敬子さん)
ジャンヌの母、ロザリーの養母。落ちぶれつつあったバロア家の女中をしていた時、最後の当主サン・レミー男爵と恋仲になり、ジャンヌを未婚で出産。数年後、当時15歳の貴族の娘、マルティーヌ・ガブリエルが当主に弄ばれて妊娠。困惑していると知って、彼女が出産したロザリーを自分の2番目の娘として引き取った。心優しい性格で本来なら恋敵であるはずのマルティーヌのことを思い遣った。 当主の死後は下町へ転居。ジャンヌの性格に悩まされており、盗みをした彼女を叱り飛ばしたところ(アニメ版では自分は美人と自惚れて働こうとしないジャンヌに立腹と変更)家出されてしまう。この事による心労と過労から床に伏す。ポリニャック夫人の馬車に轢かれ、ロザリーに自分の実の娘ではないこと、貴族である彼女の実母の名を言い残して死亡する。原作ではジャンヌと同じ黒髪だったが、アニメ版ではロザリーに実の親子だと信じる要因の1つとしてブロンドに変更された。 なお、ファーストネーム「ニコール」はアニメ版で命名されたものであり、原作ではロザリーもポリニャック伯夫人も「ラ・モリエール」としか呼んでいない。
ピエール(声優:秋野真理子さん)
パリの下町に住む子供でロザリーとは近所同士。貧しさの余りド・ゲネメ公爵の馬車から金を盗んだことから、許すふりをした公爵に背後から騙し討ちで銃殺された。母親はのちに下町に戻って来たロザリーを居候させている。
ローズ・ベルタン嬢(声優:森ひろ子さん)
パリのサン・トレノ街で洋装店を経営する服飾デザイナー。平民だがアントワネットに気に入られ御用達ドレスメーカーとして宮廷に出入りをする様になり、流行の最先端を作り出していた。自身が持ち込んだ生地の色に対しての感想(原作ではルイ16世。アニメ版ではアンドレ)をも流行へと結びつける程、商才に長けており、アントワネットに対して高価なドレス、装飾品を次々に勧めてゆく。「首飾り事件」後、経費削減のために解雇されたという部分はフィクションで、史実ではコンシュルジュリー牢獄へ移送される直前までアントワネットに仕えていた。メガネを掛けている。
画家の先生(声優:宮内幸平さん)
小太りの肖像画画家。白馬にまたがるオスカルを描く。ばあや(マロン・グラッセ)に恋をしていた。ばあや曰く「ド近眼のやまあらし」である。アニメ版では痩身でアルマンという名でばあやに対する恋情は無かったことに変更された。
アニメ『ベルサイユのばら』に関するよくある質問
アニメ「ベルサイユのばら」はどこで見れる?
アニメ「ベルサイユのばら」は、見放題配信している動画配信サービス「DMM TV」で視聴することができます。30日間無料の無料お試し期間もありますので、1話から最新話まで「DMM TV」で見逃し視聴するのがおすすめです。
アニメ「ベルサイユのばら」はいつから放送?
アニメ「ベルサイユのばら」は、1979年10月10日から日本テレビ系列で毎週夜19時00分に放送されます。
アニメ『ベルサイユのばら』の続きは?
『ベルサイユのばら』は放送終了しており、VODサービスで配信中です。
次シーズンの発表がありましたらこちらに追記致します。
アニメ『ベルサイユのばら』の原作は?
アニメ『ベルサイユのばら』はコミックスが原作となっています。
アニメの内容を詳しく知りたい方や、続きを読みたい方は原作コミックスも手に取ってみてください!。
『ベルサイユのばら』のアニメの再放送予定は?一挙放送はある?
アニメ『ベルサイユのばら』は現在再放送や一挙放送の予定などはありません。
アニメ『ベルサイユのばら』を視聴したい方は動画配信サービスをご活用ください。
アニメ「ベルサイユのばら(全40話)」の動画配信サービスまとめ
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本ページの情報は2024年10月29日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。
王太子失墜を狙う暗殺計画を阻止し、デュ・バリーと和解しようとするアントワネットの決断に心を打たれました!過酷な時代を彼女たちがどう生き抜くのか見逃せません!