格安SIM(格安スマホ)は、携帯料金を節約したいスマホユーザーにとって重要な通信サービスです。大手キャリアの携帯料金が高いと言われる一方で、格安SIMでは毎月の負担を半分以下に抑えるといったこともできます。
一例として、5人家族で全員が大手キャリアから格安SIMへ乗り換えたところ、1ヶ月あたりの通信費が20,000円も安くなったという話しもあるほどです。それだけ格安SIMの存在は、大きなものになってきています。
しかしネット上などでは、「格安SIMはやめといたほうがいい」「格安SIMに乗り換えて後悔した」といった声もチラホラ見受けられるのが実情です。お得になるはずの格安SIMをやめておいたほうがいい理由は、なんなのでしょうか?
そこで本記事では格安SIMがやめとけと言われる理由や、格安SIMを契約して後悔したかたの体験談を元に、格安SIMを利用すべきか情報をまとめてみました。
こちらの記事を最後まで読んでいただくことで、格安SIMのメリット・デメリットを理解できることはもちろん、どういったサービスが安全に利用できるのかも知ることができます。さっそくチェックしてみてください。
- そもそも格安SIMとはなにか?
「月額基本料金が安い通信サービスの通称」 - 格安SIMをつかって後悔する理由は?
「時間帯によって速度が遅くなるときがある」 - 格安SIMを利用するメリットは?
「月額基本料金を大幅に安くできる」 - 格安SIMを選ぶポイントは?
「ユーザーの口コミや評判をチェック」 - おすすめの格安SIMは?
「ahamo・LINEMO・povo 2.0など」

家族や友人が格安SIMへ乗り換えてるんだけど、ネットで調べてみると「格安SIMはやめたほうがいい」という意見も見るし、わたしはどうすればいいんでしょうか…?

ぶっちゃけ格安SIMにはデメリットもあるので、なかには利用に向いていないかたもおられます。本記事では格安SIMの基本から解説をいたしますので、最後まで読んでいただければ、自分がなにを契約すべきか知ることができますよ!
ahamo(アハモ)

料金 | 通話 | ||
月30GB 2,970円 月110GB 4,950円 | 5分かけ放題無料 通話かけ放題 +1,100円 | ||
平均速度 | 事務手数料 | ||
平均ダウンロード速度: 108.02Mbps ※みんそく2月確認 | オンライン申し込みで無料 ドコモショップで有料サポートも可 | ||
iPhone対応 | テザリング | 5G | 海外利用 |
◯ | ◯ | ◯ | 手続きなしで 30GBまで無料 |
支払い | データ繰越 | 速度制限時 | eSIM |
クレカ、デビット 口座振替 | × | 1Mbps | ◯ |
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格安SIM(格安スマホ)とは?
そもそも格安SIM(格安スマホ)とは、ドコモ・au・ソフトバンクといった従来の大手キャリアとは違い、料金を重視した通信サービスのことを指します。
格安SIMという言葉が指す範囲はそれなりに広く、安いサービスであれば格安SIMとして扱われるケースも多いです。たとえばドコモが提供する「irumo」という料金プランは、その価格の安さから格安SIMとして扱われることが多々あります。
そのような側面からもわかるように格安SIMというのは、決められた定義があるわけではなく、ただ漠然と「安い通信サービス」の総称でしかありません。
格安SIMは基本的には、大手キャリア以外の通信サービスを呼称するさいに用いられますが、近年では料金が安いサービスは全般的に格安SIMという名称で呼ばれると認識しておくのが良いでしょう。

いつも雰囲気で「格安SIM」「格安スマホ」という言葉を使っていたのですが、厳密な決まりがあるわけではないんですね!

ただ「格安SIM」「格安スマホ」には、すこしの違いがあります。以下で解説いたしますので、続けてご覧ください♪
格安SIMと格安スマホの違いについて
料金が安い通信サービスは「格安SIM」「格安スマホ」と呼ばれますが、格安SIMと格安スマホにはすこし違った意味合いがあります。
格安SIMについては先にも解説したように、料金が安い通信サービスを指します。ちなみに「SIM」とはインターネットや電話をするにあたって、契約者情報が記録されたICカードのことです。
一方で格安スマホもおなじ意味として用いられることがありますが、状況によっては「本体価格の安いスマートフォン」のことを格安スマホと呼ぶこともあります。
つまり格安スマホには、「料金が安い通信サービス」「本体価格の安いスマートフォン」の2つの意味があり、格安SIMよりも広く用いられるため解釈の注意が必要です。
そのため本記事ではテーマに沿って、基本的に格安SIMという言葉を用いて解説を進めていきます。

たしかに通信サービスのことに限定した話しなら、格安SIMのほうがピッタリですね!

正直なところ内容がわかるのであれば、どちらの言葉をつかっても構わないのですが、本記事では理解をしやすくするために「格安SIM」をメインに用いて解説いたします♪
MNOとMVNOの違いについて
実は格安SIMには、「MNO」「MVNO」の2種類のサービスがあります。料金システムの傾向やサービスの品質などに違いがあるので、ぜひ違いについて知っていただければ幸いです。
まずMNO(移動体通信事業者)とは、自社で回線設備を保有しているサービス事業者を指します。MNOに該当するサービスは国内で、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社のみです。
MNOのサービスの傾向として、通信品質が高くサポート体制が充実していることが挙げられますが、その一方で料金プランが複雑であまり安くはありません。
一方でMVNO(仮想移動体通信事業者)とは、回線を大手キャリアからレンタルしているサービス事業者を指します。MVNOに属するサービスは、国内で2,000社以上あるとされ、すべてを把握・比較することは困難です。
MVNOのサービスは、通信会社によって借りられる回線数に限りがあるため、なかには通信品質がよくないものもあります。その代わりに料金プランがシンプルで、なおかつ安いのが特徴です。
MNOとMVNOの違いについて、代表的なサービスを元に表を作成してみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
MNO | MVNO | ||
---|---|---|---|
自社の回線を保有 | 回線はレンタル | ||
キャリア | オンライン専用プラン | サブブランド | 大手キャリアとは別会社 |
格安SIM | |||
ドコモ | ahamo | ー | IIJmio mineo NUROモバイル イオンモバイル リンクスメイト J:COMモバイル BIGLOBEモバイル etc.. |
au | povo 2.0 | UQモバイル | |
ソフトバンク | LINEMO | ワイモバイル | |
楽天 | 楽天モバイル | ー |

基本的にはMVNOのサービスのことを、格安SIMと呼んでいるわけですね♪

ただし楽天モバイルや、ドコモの料金プランであるirumoは、MNOのサービスですが格安SIMとして扱われることが多いです!
格安SIMの普及率について
総務省が2024年に発表したデータによると、日本国内で格安SIMをつかっているのは全体の15%ほどとされています。
調査年 | 格安SIMの利用率 |
---|---|
2023年 | 15.2% |
2022年 | 14.3% |
2021年 | 12.9% |
2020年 | 11.3% |
2019年 | 8.9% |
2018年 | 6.4% |
2017年 | 5.8% |
格安SIMがはじまったのは2012年ごろからで、本格的に動きがあったのが2015年あたりです。格安SIMがはじまって約10年の月日がたち、15%の利用率というのは低く感じるかたもおられるでしょう。
残りの80%ほどが大手キャリアをつかっていると考えると、まだまだ格安SIMは広まっていない状態といえます。格安SIMの存在は認知されていても、なかなか乗り換えに踏み出せないというかたは多いようです。
多くのかたが大手キャリアを使い続ける主な理由には、「いまの環境で問題がない」「乗り換えの手続きが面倒」「格安SIMに不安がある」といった内容が挙げられます。
しかしいずれの内容にも共通しているのは、格安SIMに対する情報不足です。サービス開始から約10年が経過しており、格安SIMも安定感が増し、手軽に乗り換えられるようになりました。
乗り換え先のサービスをしっかりと選べば、後悔することなく今よりもお得にスマホを使うことができます。ぜひ格安SIMのメリットを知っていただき、乗り換えを前向きに検討してみてください。

たしかに現状に不満がなければ、わざわざ面倒な乗り換えをしたいとは思わないかも…。でも今よりもっとお得になるなら、すこしでも早めに動いたほうがお得ですよね!

そのとおりです!格安SIMは早めに導入することも大切で、契約してからすぐに節約効果が発揮されます。さらに現代の格安SIMには、大手キャリアにも劣らないクオリティのものもあるので、きっと満足いただけますよ♪
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格安SIMで後悔する理由!やめとけって本当?
格安SIMで後悔する理由をピックアップしてみました。もし以下の内容に問題があると感じるのであれば、格安SIMの利用はやめておいたほうが良いかもしれません。

各理由について詳細も解説しますので、しっかりと目を通していただき、本当に格安SIMをつかって後悔するのか考えてみましょう!
【理由①】時間帯によって速度が遅くなる
格安SIMの通信速度は、レンタルしている回線数とユーザー数によって決まると言われています。つかえる回線に余裕がない状態では通信速度が遅くなってしまうため、一部の格安SIMでは日中や夜間に速度が遅くなることがあります。
しかしながら、各サービスでレンタルしている回線数は公開されていません。そのため通信速度が遅くなるサービスか判断するには、実際にサービスを利用しているユーザーの口コミをチェックするか、通信速度の平均値を調べるのが効果的です。
とくに12時〜14時・17時〜19時・21時〜23時あたりは混雑するケースが多く、回線にゆとりのないサービスはインターネットの使用感が大きく下がります。
逆に回線数をしっかりと確保している格安SIMであれば、該当の時間帯でも問題なく利用できるので、インターネットをよく利用されるかたは通信速度の情報収集が必須です。

通信速度が遅くなる時間帯にWi-Fiがつかえる場合は、とくに気にする問題ではなくなります。通信速度の低下が困る場合は、使いたいサービスの平均速度や口コミをリサーチしましょう♪
【理由②】キャリアメールが提供されていない
格安SIMと呼ばれるサービスのほとんどは、キャリアメールを提供していません。ちなみにキャリアメールとは、大手キャリアが無料で提供しているメールサービスで、「@docomo.ne.jp」「softbank.ne.jp」「ezweb.ne.jp」などのドメインが使われているものを指します。
たしかに格安SIMにはキャリアメールがありませんが、無料のメールサービスが多く存在しているため、メールアドレスの取得で困ることはないです。
むしろ無料のメールサービスであれば、簡単に複数のメールアドレスを取得できますし、他社のサービスへ乗り換える場合でも引き継ぎなどを考える必要がありません。
また大手キャリアをつかっているかたが、キャリアメールを引き続きつかいたい場合には、オプション料金として月額330円を支払うことで格安SIMでもキャリアメールを使い続けることができます。
メールアドレスについては、あらゆる形で対応ができるので、現状で不便を感じるケースはほとんどないと言えるでしょう。

気軽に乗り換えができる分、キャリアメールよりも無料のメールサービスのほうが便利だったりします。格安SIMを検討されているかたは、あらかじめ無料のメールサービスに登録しておくと、乗り換えがしやすくなるでしょう♪
【理由③】LINEのID検索に対応していない
格安SIMの多くは、LINEアプリのID検索に対応していません。ちなみにID検索とは、LINEアプリで友達を追加する際に、あらかじめ設定しておいたIDをつかって連絡先を交換する機能です。
LINEアプリのID検索を利用するには年齢認証が必須となっており、ほとんどの格安SIMでは年齢認証が非対応となっています。
しかしながらLINEアプリはID検索以外にも、「QRコード」「メールやSMSで招待」といった友達の追加機能が備わっているため、連絡先の交換ができないわけではないです。
どうしても格安SIMでLINEアプリのID検索が使いたいというかたは、以下のサービスを契約すると良いでしょう。
- IIJmio
- mineo
- UQモバイル
- ワイモバイル
- 楽天モバイル
- イオンモバイル

LINEアプリのID検索はとても便利ですが、招待機能でも似たような手順で友達追加はできます。またID検索については、格安SIMでなくとも18歳未満のかたが利用することはできないので、注意しましょう!
【理由④】基本的にオンラインサポートのみ
格安SIMのほとんどは、オンラインでのサポートにしか対応していません。主にチャットサポートかメールサポートとなるため、文面でのやり取りが必要になります。
そもそもサポートを利用しないかたや、トラブルが発生しても自己完結できるかたなら問題はありませんが、良くサポートを利用されるかたにとっては1つのハードルです。
ちなみに格安SIMのサポートがあまり充実していない理由は、サービス料金の安さに関係します。格安SIMはユーザーの料金負担を減らすために、サービス提供に関わるあらゆるコストカットを実施しています。
そのため家賃・電気代・人件費といった大きなコストがかかる店舗や、サポートセンターを用意していないケースが多いのが実情です。もちろんユーザーは恩恵として料金負担が減りますが、サポートが手薄になるというリスクもあります。
ただしすべての格安SIMでサポートが手薄になっているわけではなく、楽天モバイルやUQモバイルといった一部の格安SIMは、店舗や電話でのサポートも利用可能です。
もしサポートに不安を感じるのであれば、サポート体制が充実した格安SIMを選ぶと良いでしょう。

大手キャリアはいずれもサポート体制が万全なので、格安SIMと比較すると品質が高く感じます。しかし格安SIMでも充分なサポートを受けられるサービスはありますから、格安SIMに変更したからといって後悔するとは限りませんよ!
【理由⑤】基本的にスマホの取り扱いが少ない
格安SIMではショップを設けていないことも多く、スマートフォンの販売や買い取りをしているところは少ないです。そのため契約した通信会社で、スマホの購入ができない可能性があります。
たしかに大手キャリアであれば最新機種をラインナップしており、いつでも機種変更が簡単にできるのはメリットです。使わなくなったスマホも下取りにだすことができるので、無駄なくスマホを買い替えられるのは一見アドバンテージにも思えるでしょう。
しかし昨今ではスマホが携帯ショップ以外でも販売されるようになっており、格安SIMユーザーでも簡単に機種変更ができるようになりました。さらに中古市場も拡大しており、ユーザーのニーズにあったスマホを見つけやすくなっています。
そのため、必ずしも契約した携帯会社でスマホを買う必要はありません。ただ外部でスマホを買うとなると、キャリア独自のサービス(返却プログラムなど)が使えないと心配されるかたもいるでしょう。
大手キャリアでは現在、回線契約がなくともスマホだけ購入することができます。しかも各キャリアのスマホ購入サポートが利用できるので、格安SIMユーザーでもお得なサービスを受けることが可能です。
もはや契約した通信会社でスマホを取り扱っていないことは問題ではなくなっており、自分がほしいスマホを好きな場所で購入するのが醍醐味になっています。

格安SIMのなかにもスマホを取り扱っているところはあるので、どうしても契約先で購入したいというかたも、要望を叶えることはできますよ♪
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格安SIMを使う5つのメリット!問題点よりも魅力が多い
格安SIMをやめておくべき、後悔する理由をしってもらったところで、次は格安SIMを利用する5つのメリットをご紹介いたします。格安SIMはデメリットよりもメリットのほうが大きいので、ぜひチェックしてみてください!

格安SIMのメリットを知っていただくことで、自分のスマホライフがどのように変化するかイメージできるはずですよ♪
【メリット①】月額基本料金が安い
格安SIMは、とにかく月額基本料金が安いです。格安SIMという名前にもあるように、料金が安くなるのが最大のメリットとも言えるでしょう。
もちろん料金についても契約するサービスによって違いはありますが、全般的に大手キャリアより安い傾向があります。たとえば従来の大手キャリアで3GB〜5GBほど利用すると、およそ3,000円〜4,000円は請求がありました。
しかし格安SIMであれば、おなじデータ容量でも月額1,000円前後となっており、コストを3分の1ほどに下げることが可能です。
契約中のサービスや乗り換え先の格安SIMにもよりますが、少なくとも大手キャリアから格安SIMへ変更すれば、月額基本料金は大幅に節約できるでしょう。

格安SIMはとにかく安さを重視しているので、価格面では大手キャリアを圧倒するクオリティです。通信費を節約したいなら、大手キャリアで割引きなどを使うよりも、素直に格安SIMへ変更してください!
【メリット②】料金プランがシンプル
格安SIMサービスの多くは、料金プランがとてもシンプルでわかりやすいです。たとえば大手キャリアであれば、基本料金から一定の条件をクリアすることで割引きが適用されて、ようやく安くなっていきます。
そのうえ割引きサービスの条件がいくつも用意されていることは珍しくないため、内容が理解できなければお得に使うことも難しいです。また、割引きがなければ高額になってしまうのも大手キャリアの難点と言えるでしょう。
しかし格安SIMは、最初から割引きが適用されたように安い価格設定で、なおかつプラン内容もデータ容量を選択するだけというものがほとんどです。
スマホに苦手意識を持っているかたでも、格安SIMであれば難しいことを考えずに安く契約できるので、頭を悩ませることはありません。通信サービス特有の複雑さがないことは、格安SIMが利用される大きな理由にもなっています。

仮に知識があったとしても、わかりやすいに越したことはありません。シンプルかつお得という、ユーザーの理想を現実にしたサービスが格安SIMです♪
【メリット③】通信速度も必要十分なものがある
格安SIMは大手キャリアと比べて、通信速度が劣っているという情報を見かけますが、おおむね事実です。しかし近年の格安SIMはサービス品質を向上してきており、スマホを使うには必要十分な性能のものも増えています。
一般的にスマホを快適につかうための通信速度は、「ダウンロード:30Mbps」「アップロード:10Mbps」と言われており、マイナーな格安SIMはこれらを下回ることが多くありました。
しかし現代の格安SIMには、理想値の2倍〜3倍の通信速度を記録しているものも複数あり、体感としては大手キャリアと遜色ないレベルになってきています。
もちろんすべての格安SIMが高い水準にあるわけではないですが、よく名前を聞くようなメジャーな格安SIMは大半が理想値を超えている状態です。
項目 | ダウンロード速度 | アップロード速度 |
---|---|---|
最低限必要な速度 | 30Mbps | 10Mbps |
大手キャリアの平均速度 | 100Mbps | 20Mbps |
代表的な格安SIMの平均速度 | 80Mbps | 15Mbps |

もし通信速度が心配な場合は、契約したいサービスの平均速度を調べておくのがおすすめです。理想値よりも2倍以上の速度を記録していれば、おおむね安心して利用できるでしょう♪
【メリット④】キャンペーンが豊富なものも多い
格安SIMのなかには、キャンペーンを実施しているものも多く、たくさんの特典を受けることができます。主にポイント還元や商品券の進呈など種類はさまざまですが、うまく利用すれば数万円単位で得することも!
一方で大手キャリアは法改正などの影響もあり、昔ほど派手なキャンペーンを実施できなくなっているので、格安SIMを契約したほうが特典が豪華なケースもあります。
なかにはキャッシュバックや、スマホの機種代金割引きなど、どのユーザーにも喜ばれるようなキャンペーンが実施されていることもあるので、キャンペーン目当てで格安SIMへ乗り換えるのもありです。

キャンペーンがお得なサービスについては、「格安SIMのキャンペーン比較」のページに情報をまとめています。気になるかたは、ぜひセットでご覧ください♪
【メリット⑤】使用中のスマホをそのまま利用できる
格安SIMでは、大手キャリアのスマホをそのまま利用できます。格安SIMを利用するからといって、わざわざスマホを買い替える必要はありません。
ただし2021年10月以前に大手キャリアで購入したスマホについては、「SIMロック」の解除が必要になる可能性があります。SIMロックとは、スマホでつかえる回線を制限する機能です。
たとえばドコモで購入したスマホには、ドコモのSIMロックが設定されているため、そのままではau回線やソフトバンク回線をつかったサービスを利用できません。
スマホのSIMロックは、販売元キャリアのショップや、マイページから解除できます。あらかじめSIMロックを解除しておけば、格安SIMでも問題なく利用可能です。
- 「設定アプリ」を選択する
- 「一般」を選択する
- 「情報」を選択する
- 「SIMロック」の項目を確認する
※「SIMロックなし」なら解除は不要
- 「設定アプリ」を選択する
- 「端末情報」を選択する
- 「SIMカードの状態」を選択する
- 「SIMロック」の項目を確認する
※Androidは機種によって各名称が異なる場合がある

スマホはどんどん高価になっていますから、機種変更が必須ではないのは助かりますね。よほど古い機種でなければ、格安SIMも認識しますから、安心して利用できますよ♪
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格安SIMを選ぶ際に後悔しないためのポイント
格安SIMをつかう際に問題となってくるのが、どこのサービスを利用するかです。格安SIMはマイナーなものも含めれば、2,000種類を超えるとも言われているので、すべてをリサーチするのは不可能といってもいいでしょう。
こちらでは格安SIMを選ぶにあたって、後悔しないためのポイントを3つご紹介いたします。これから格安SIMサービスを探すというかたは、ぜひ参考にしてみてください!

これら3つの要素を押さえておけば、後悔するような大失敗は回避できるかとおもいます。しっかりとポイントを理解して、自分にあった格安SIMを見つけましょう♪
【ポイント①】月額基本料金をチェック
格安SIMを利用するにあたって重要視されるのが月額基本料金です。月額基本料金は毎月コンスタント発生するため、できるだけ安いものが好まれます。
しかし安いサービスとなるとデータ容量が少なかったり、サービス品質がよくなかったりと、ほかの問題につながってくるのでバランスを見ながら適度に安いサービスを選ぶと良いでしょう。
また、月額基本料金以外にも電話を多用されるかたは通話料金や、かけ放題オプションの価格もチェックしておくのがおすすめです。通話料金は基本的に22円/30秒であることが多く、たった30分通話しただけでも1,320円の請求となります。
サービスにもよりますが、格安SIMでは無制限かけ放題のオプションが、月額1,500円ほどで提供されているので、毎月40分以上の電話をかけられるならオプションに加入するのが得策です。
そのほか使いたいオプションサービスなどがあれば、個別に料金をチェックして、なるべく安いものを探してみましょう。

格安SIMを使うからといって、なかみを知らずに契約してしまうと、高額請求につながってしまうケースもあります。しっかりと料金内容をチェックして、納得してから契約へ進んでくださいね♪
【ポイント②】通信速度の平均値をチェック
格安SIMを契約するにあたって、インターネット利用に不便を感じないためにも、通信速度の平均値をチェックしておくことは大切です。
格安SIMにカテゴライズされるサービスには、通信速度に優れているものとそうでないものがあります。間違っても通信速度が遅いサービスを契約してしまうと、スマホの使用感が悪くなるので気をつけましょう。
もし気になるサービスがある場合は、インターネット上でサービス名と通信速度を検索すれば情報がみつかります。なかでも「みんなのネット回線速度(みんそく)」は、速度のデータが多いので参考になるでしょう。
また、できるだけ通信速度が速い格安SIMをお探しなのであれば、大手キャリアが運営する格安SIMサービスを選べば後悔する可能性を最小限に抑えられるはずです。
大手キャリアが運営している格安SIMサービスは、一般的な格安SIMとは違って使用できる回線数が大手キャリアとおなじと言われています。そのため通信速度についても、おおむね大手キャリアと違いはありません。
ちなみに大手キャリアが提供する格安SIMサービスは、「ahamo」「povo 2.0」「UQモバイル」「LINEMO」「ワイモバイル」「楽天モバイル」が挙げられます。
MNO | MVNO | ||
---|---|---|---|
自社の回線を保有 | 回線はレンタル | ||
キャリア | オンライン専用プラン | サブブランド | 大手キャリアとは別会社 |
格安SIM | |||
ドコモ | ahamo | ー | IIJmio mineo NUROモバイル イオンモバイル リンクスメイト J:COMモバイル BIGLOBEモバイル etc.. |
au | povo 2.0 | UQモバイル | |
ソフトバンク | LINEMO | ワイモバイル | |
楽天 | 楽天モバイル | ー |

外出時にインターネットを使うかたや、自宅にWi-Fiがないかたにとっては、通信品質も重要なポイントです。しっかりとリサーチしましょう!
【ポイント③】口コミや評判をチェック
格安SIMを選ぶ1つの指標として、既存ユーザーの口コミや評判があります。いまはインターネットであらゆるサービスの評価を見ることができるので、実際の使用感をイメージするためにもチェックしておくと良いでしょう。
ユーザーの口コミからは、サービスのメリット・デメリットをはじめ、いろいろな情報を得ることができます。たとえば安く利用するためのお得情報や、どういったタイプのかたに適しているかなど、さまざまです。
しかしながら口コミは、どのようなサービスにおいても不満のほうが書き込まれやすい傾向があるため、すべてを鵜呑みにするのはやめましょう。
なかには口コミの情報を信じすぎてしまい、格安SIM選びを失敗するといったケースもあります。そのような後悔をしないためにも、基本的には自分で調べた情報を中心にサービスを決めることが大切です。

口コミはとても貴重な情報源ですが、書き込まれていることがすべて真実とは限りません。ですので、口コミをチェックするときは参考程度に留めておくことが重要です!
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おすすめの格安SIM!コレなら後悔はしない
自分で格安SIMを選ぶのが難しいと感じたかたのために、おすすめのサービスを4つご紹介します。もし迷った場合は、以下のサービスから1つを選んでいただき、格安SIMを体験してみてください。

こちらで紹介するサービスは、格安SIMのなかでも特に人気があるもので、料金やサービス品質のバランスに優れています。大手キャリアからの乗り換えもスムーズにできるので、手続き面でも苦戦することはないでしょう♪
【おすすめ①】ahamo
項目 | 概要 |
---|---|
月額基本料金 | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 |
通信速度 | ダウンロード:62Mbps アップロード:10Mbps |
通話オプション | 5分間かけ放題:無料/月 無制限かけ放題:1,100円/月 |
使用回線 | ドコモ回線 |
ahamoはNTTドコモが提供する格安SIMサービスです。ベースの料金プランは30GBで月額2,970円というシンプルな構成に、5分間かけ放題が無料でついてきます。
もしデータ容量が足りないと感じた場合、月額1,980円を追加することで80GBものデータを追加できるので、毎月最大110GBで運用することが可能です。
格安SIMのなかではデータ容量がとくに多く、なおかつ音声通話にも配慮されているため、日常的にスマホを多用するかたにおすすめの格安SIMとなっています。

格安SIMとして月額2,970円は高く感じるかたもいるかとおもいますが、データ容量30GBにくわえて、5分間かけ放題がつかえることを考慮すると非常に安いです!
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【おすすめ②】LINEMO
項目 | 概要 |
---|---|
月額基本料金 | 【ベストプラン】 0〜3GB:990円 3〜10GB:2,090円 【ベストプランV】 0〜20GB:2,970円 20〜30GB:3,960円 |
通信速度 | ダウンロード:79Mbps アップロード:14Mbps |
通話オプション | 【ベストプラン】 5分間かけ放題:550円/月 無制限かけ放題:1,650円/月 【ベストプランV】 5分間かけ放題:無料/月 無制限かけ放題:1,100円/月 |
使用回線 | ソフトバンク回線 |
LINEMOは、ソフトバンク株式会社が提供している格安SIMサービスです。現在は段階制の料金プランを採用しており、つかったデータ量に応じて料金が変動します。
もっとも安いベストプランでは、3GBまでの利用で月額990円に収めることができるので、ほとんどインターネットを使わないというかたはLINEMOがおすすめです。
さらにLINEMOでは、LINEアプリをつかったさいのデータ使用量をカウントしないサービスを導入しているため、どれだけLINEをつかってもデータ容量が減ることはありません。
LINEメッセージはもちろんのこと、LINE通話やビデオ通話もすべてデータ無制限で利用できるので、家族や友達と頻繁に連絡を取るかたは是非LINEMOを利用しましょう!

LINEMOでは、3GB〜30GBまでのデータ容量カバーしているので、ライトユーザーに人気があります。さらにベストプランVを選択すれば、ahamoとおなじように5分間かけ放題が無料でつかえるのもポイントです♪
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【おすすめ③】povo 2.0
項目 | 概要 |
---|---|
月額基本料金 | 0円 |
データトッピング | 1GB(7日間):390円/回 3GB(30日間):990円/回 20GB(30日間):2,700円/回 60GB(90日間):6,490円/回 150GB(180日間):12,980円/回 データ使い放題(24時間):330円/回 |
通信速度 | ダウンロード:98Mbps アップロード:17Mbps |
通話オプション (トッピング) | 5分間かけ放題:550円/月 無制限かけ放題:1,650円/月 |
使用回線 | au回線 |
povo 2.0は、KDDI株式会社が提供する格安SIMサービスです。povo 2.0は、数ある格安SIMサービスのなかでも、月額基本料金が唯一0円という特殊な料金プランを採用しています。
そのため高速通信や音声通話など費用がかかる機能をつかわなければ、基本的には料金が請求されることはありません。
もし高速通信やかけ放題オプションなどが必要になった場合には、トッピング(課金)をすることで、一定期間データ容量などを追加することができます。
たとえば通話だけ利用するといった使いかたもできますし、まったくコストをかけずに電話番号を維持するといったことも可能です。
ただし永久的に0円で使い続けることはできない仕様で、180日間に1度はトッピングを購入するか、660円以上の通話料金を発生させる必要があります。povo 2.0はすこし変わったサービスですが、通信費を極限に節約できる数少ない格安SIMです。

トッピングというちょっとクセのある仕組みに慣れが必要ですが、使いかたをマスターすればダントツで節約ができるサービスですよ♪
【おすすめ④】楽天モバイル
項目 | 概要 |
---|---|
月額基本料金 | 0〜3GB:1,078円 3GB〜20GB:2,178円 20GB超過後:3,278円 |
通信速度 | ダウンロード:109Mbps アップロード:29Mbps |
通話オプション | 15分間かけ放題:1,100円/月 無制限かけ放題:無料/月 ※専用アプリ利用で通話料無料 |
使用回線 | 楽天回線 au回線 |
楽天モバイルは、楽天モバイル株式会社が提供する格安SIMサービスです。楽天モバイルは自社で回線設備を保有しているため、大手キャリア(MNO)としての側面ももっています。
しかしながら料金ついては格安SIMといわれるほどに安く、インターネットが使い放題で月額3,278円です。さらに楽天モバイルの料金プランは段階制となっており、データ使用量が少なければ請求額も減ります。
もしデータ使用量が3GB未満であれば、基本料金が自動的に1,078円に抑えられるので、インターネットの利用にムラがあるかたでも携帯料金の節約ができるでしょう。
さらに楽天モバイルでは、音声通話アプリ「Rakuten Link」を提供しており、アプリ経由で通話をする場合は通話料金が無料となります。
有料ダイヤルなど一部の番号には効果がありませんが、携帯電話や固定電話にはかけ放題なので、電話をよく利用されるかたは楽天モバイルを契約しておけば後悔することはないでしょう。

楽天モバイルはインターネットと通話がダブルで使い放題なうえに、上限が3,278円とコスパ抜群のサービスです。スマホをガンガン使いたいけど、携帯料金は節約したいという欲張りなかたは、まず楽天モバイルを使ってみてください!
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格安SIMの後悔についてよくある質問
格安SIMの後悔について、よくある質問をまとめておきました。本章では解説していないような、細かなことにも回答していますので、ぜひ参考にしてみてください。

格安SIMの魅力にはお気づきいただけたでしょうか?日々、契約者が増加しており、今後も格安SIMの勢いが止まることはないと思われます。すこしでも早く乗り換えて、1円でも安くスマホを利用してください☆
【まとめ】格安SIMはメリットのほうが多い!後悔しない選択肢を選ぼう
今回は格安SIMやめておくべき理由や、後悔したかたの意見を参考に、格安SIMのメリットや注意点をご紹介いたしました。格安SIMは、大手キャリアと違って料金の安さを重視した通信サービスです。
そのため大手キャリアと比べると、通信品質が劣っていたり、サポート体制が充実していないといったことがあります。しかし近年の格安SIMは、全般的にサービス品質が向上しており、利用して後悔するようなケースは減ってきました。
格安SIMが開始された2015年前後にサービスを利用したかたにとっては、「格安SIMはやめとけ」といいたくなるのも無理はありません。ですが今では快適につかえる内容に進化しているので、使わないほうが後悔するのではと感じます。
もちろん料金が安いことは格安SIMの最大のメリットですが、大手キャリアと比べてもクオリティが変わらないレベルなので、あえてコストのかかるキャリアを使い続ける理由はないでしょう。
本記事で紹介したサービスであれば乗り換えもスムーズにおこなえますし、乗り換え後の使用感についても定評があるため、従来の格安SIMでウワサされていたような心配事はほとんどないです。
できることなら今すぐにでも格安SIMに乗り換えて、1日でも早くその素晴らしさを知っていただければと思います。

大手キャリアを使いつづければ、毎月数千円は出費が増えていることになります。早く格安SIMへ乗り換えて、すこしでも出費を減らしましょう♪
【LINEMO】


料金プラン | 通話 | ||
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平均速度 | 事務手数料 | ||
平均ダウンロード速度: 98.94Mbps ※みんそく1月確認 | 新規・乗り換えともに無料 | ||
iPhone対応 | テザリング | 5G | 海外利用 |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
支払い | データ繰越 | 速度制限時 | eSIM |
クレカ 口座振替 | × | ベストプラン 300kbps ベストプランV 1Mbps | ◯ |
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