格安スマホは小学生の子供にも持たせるべき!初めてでも安心してつかえる機種4選

格安SIM 子供向け スマホ機種

現代社会においてスマホ(スマートフォン)は欠かせないツールとなりました。多くの大人がスマホを日常生活に取り入れており、近年では小学生などの小さな子供まで所有しているのを見かけます。

実際にスマホはとても便利で、他社とコミュニケーションを取ったり、情報収集に利用したり、ゲームや動画といったコンテンツを楽しむといった数多の用途で活躍しています。

しかし物事の判別が定まっていない小学生に、スマホを持たせることを不安に感じるかたも多いのは事実です。『子供がトラブルに巻き込まれたらどうしよう』『スマホをもたせて勉強しなくなると困る』と悩んでいるかたもいるでしょう。

たしかに小学生にスマホを持たせるリスクはゼロではありません。ですが、しっかりとルールを決めて適切にスマホをもたせることができれば、これほど便利で役立つツールもないです。

そこで当記事では“小学生がスマホをもつ具体的な理由”や、“小学生がスマホをもつメリット・デメリット”などについて、詳しい情報をまとめておきました。

こちらの記事を最後まで読んでいただくことで、小学生の子供がなぜスマホをもつ必要があるのか?もし小学生にスマホをもたせるとしたら、どういった点に気をつければよいのかを知ることができます。

また、記事の後半では小学生が持つのに適したスマホやSIMの情報を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!

この記事でわかること
  • 小学生のスマホの所持率はどれくらい?
    「自分専用のスマホを持つ小学生は40.1%」
  • 小学生がスマホを持つ理由とは?
    「主に防犯対策として持つ子供が多い」
  • 小学生がスマホを持つメリット
    「保護者が位置情報を把握できる」
  • 小学生がスマホを持つデメリット
    「使いすぎは生活習慣の乱れにつながる」
  • 小学生にスマホを持たせる際の注意点
    「スマホを使う際のルールを決めておく」
  • スマホを用意するときに意識するポイント
    「子供向け機能の有無」

スマホって高価なものだし、使いかたを誤るとトラブルにも巻き込まれるイメージがあるから、小学生の子供がもつっていうのが想像できないんですよね…。

たしかに子供にスマホは早いと考えるかたもおられます。しかし時代は変化しており、今では子供が安全につかえるスマホなんかもあるんです!具体的な情報も紹介しますので、ぜひ続きをご覧ください☆

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目次

小学生のスマホの所持率ってどれくらい?

小学生のスマホの所持率の調査結果

内閣府が令和元年におこなった「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、インターネットを利用している小学生のうち、自分専用のスマホを使用している小学生は40.1%とのことでした。

また東京都に限定したデータではありますが平成30年は27.8%だったスマホ所持率が、令和元年には34.6%にまで上昇していることから、小学生ながらにしてスマホを持っている子供は年々増加していると言えます。

さらに東京都が令和3年4月に発表した情報では小学生のスマホ所持率が全体で30%前後となっており、低学年では22.4%、高学年では34.4%と子供の成長に沿って所持率が高くなっていることもわかります。

これらのことから小学生のおよそ3〜4人に1人は、すでに自分のスマホをもって生活していると考えられるでしょう。ちなみに同年の調査で中学生は79.8%、高校生では95.6%の所持率となっています。

スマホを持っている小学生って意外と多いんですね。

このような傾向から、すでに一部の小学校ではインターネットのリテラシーに関する授業もおこなわれているようです。保護者が教えられないスマホの取り扱いかたや、危険性などが学校で学べるのはメリットですね♪

小学校何年生から子供にスマホをもたせるべき?

小学生といっても何年生になったらスマホをもたせるのが適切なのでしょうか?例えばNTTドコモのモバイル社会研究所が2023年に実施した調査では、小学生のスマホ所持率は以下のとおりとなっています。

所持率キッズ携帯スマホ未所持
1年生8%8%83%
2年生8%16%75%
3年生15%31%55%
4年生21%17%61%
5年生19%42%39%
6年生9%65%25%
引用元:「モバイル社会研究所

小学生の場合、幼児向けのキッズ携帯をもつ子供と、大人と同じ一般的なスマホをもつ子供に分かれます。

いずれかを持っている子供と、いずれも持っていない子供に分かれた場合、小学3年生〜小学4年生あたりでおよそ2人に1人がスマホやキッズ携帯をもっているようです。

さらに5年生以上の高学年になるとスマホの所持率が急激に増加しており、自分のスマホや携帯を持っていない小学生のほうが少なくなっています。

これらのことから小学生にスマホをもたせるタイミングとしては、3年生以降から検討するのが一般的と言えるでしょう。

たしかに小学校に慣れて友達が増えたり、成長することで活動範囲が広がるから、3年生や4年生あたりからスマホを持たせるのが理想に思えますね♪

とはいえ、これらはあくまで統計でしかないため、実際は子供の環境や性格などを考慮して適切なタイミングを見極めることが重要です!

小学生がスマホを持つ理由とは?

小学生の子供がスマホをもつ理由には、主に「防犯対策」「連絡手段」の2つが挙げられます。

ほとんどのスマホにはGPS機能が搭載されており、保護者のスマホで子供の位置を特定できるので、通学路を守っているかなどをチェックすることができます。

また、両親が共働きのケースでは子供にスマホを持たせることで、家族間の伝達事項を子供にも共有でき、お互いの行動などを知れるので安心です。

そのほかにも災害などの大きなトラブルが発生した場合に安否確認に役立つなど、安全面を考慮してスマホを持たせている保護者が多くいます。

さらに小学生でも高学年になれば、スマホが友人との「コミュニケーションツール」として使われるようになるので、子供にとっての必要性も高くなるようです。

仲の良い友達がスマホを持っているのに、自分の子供だけスマホを持っていないとなると仲間はずれにされそうで恐いです…。

たしかに仲間はずれなどが起きる可能性はゼロではありませんし、保護者としては心配になりますよね。スマホを持たせる適切なタイミングを知るためにも、まずは子供の環境背景をしっかりと理解しましょう♪

小学生がスマホを持つとトラブルになる?

保護者のかたのなかには、『小学生がスマホを持つとトラブルに巻き込まれるかも』と心配をしているかたも少なくないはずです。

たしかにインターネット上には様々な危険があるので、スマホを持たせることになると、なんらかのトラブルに巻き込まれることもあるかもしれません。

例えばSNSで知りあった見ず知らずの人と接触していたり、ネット上に個人情報を公開して拡散されてしまうなど、考えればキリがないです。

しかし多くのスマホには子供が利用することを想定して、フィルタリングやペアレンタルコントロールといった管理機能が備わっています。

これらをうまく活用し、保護者が間接的にスマホを管理できれば、比較的安全にスマホを持たせられるでしょう。逆にスマホを持っていないことで、特定のグループから仲間はずれにされるなど、回避できないトラブルが起きることもあります。

保護者としては悩ましい問題ですが、どちらのトラブルも回避するためには、保護者管理の元で子供にスマホをつかってもらうのが理想的ではないでしょうか。

子供を守るためにも、保護者がしっかりと考えてスマホを持たせる必要があるんですね!

意外に感じるかもしれませんが、スマホを早く持たせることで、スマホ以外のことに興味がいくケースもあります。誰しもが依存するわけでもないので、最初からマイナスに考えすぎる必要はありませんよ☆

小学生がスマホを持つメリット

小学生がスマホを持つメリットには、次のようなものが挙げられます。保護者のかたがメリットをしっかりと把握したうえで、子供にスマホを持たせるべきなのか判断しましょう。

スマホは決して悪いことだけではなく、きちんとしたルールの元で利用すれば、むしろ良いことのほうが多かったりします♪

【メリット①】位置情報が把握できる

小学生の子供にスマホを持たせる最大のメリットは、保護者が居場所を知れることでしょう。小学生の子供はあらゆる物事に興味をもつ年頃なので、時には親や学校に決められたルールを破ってしまうこともあります。

例えば学校が終わり下校するときに家に帰らず、そのまま公園へいってしまったり、友達の家にいってしまうといったこともあるかもしれません。

通常であれば保護者は子供の居場所を特定することが難しいですが、もしスマホを持たせていればGPS機能でどこにいるか即座にチェックできるので安心です。

GPS機能のおかげで誘拐事件が解決したという事例もあります。万が一のときに備えて、スマホを持たせておくかを検討しましょう☆

【メリット②】家族や友人と連絡ができる

小学生の子供にスマホをもたせておけば、いざというときに家族や友人と連絡を取ることができます。

例えば遊びに出かけて迷子になってしまった場合に助けを求めたり、帰宅前に保護者に連絡することで安否確認をとるなど、あらゆるシーンで役立つでしょう。

電話・メール・LINEなどはスマホの基本的な機能ですが、子供にとっては重要な防犯対策にもなるので、連絡用にスマホを持たせるのはおすすめです。

わたしの知人は多階層の一軒家に住んでおり、リビングから子供部屋まで距離があるため、毎朝子供を起こすためにスマホを活用していると話していました♪

【メリット③】ネットリテラシーを学べ、勉強にも役立つ

小学生からスマホを持ち始めることで、スマホの仕組みや使いかたを早くから学ぶことができます。

スマホを正しく使うことができれば、効率的に知識を身につけることもできるので、条件次第では学力がアップしたり脳の発育にも役立つでしょう。

またインターネットリテラシーを学ぶことで、インターネット上にある無数の情報を精査することができます。

誤った情報を信じてしまったり、ネット上に個人情報を公開するといったミスも回避できるようになるので、小学生のときから情報社会に触れさせておくのも1つの選択肢です。

ネット上に個人情報が公開・拡散されてしまうことを“デジタルタトゥー”と表現します。一度公開された情報は、完全に削除することが難しいので、誤った判断をしないように早くから学んでもらいましょう!

小学生がスマホを持つデメリット

次に小学生がスマホを持つデメリットも解説いたします。スマホは間違った使いかたをしてしまうと悪影響を及ぼすこともあるので、事前にリスクも把握しておきましょう。

事前にデメリットを知っておくことで、スマホを使う際のルールも決めやすくなりますよ♪

【デメリット①】生活習慣が乱れる可能性がある

スマホは魅力あるコンテンツに溢れており、小学生にとっては刺激が強い場合もあります。もし子供がスマホに依存してしまった場合、生活習慣が乱れてしまうかもしれません。

例えば夜遅くまでスマホを触ってしまい睡眠時間が十分に確保できなかったり、スマホを触りすぎて宿題が全く進まないといったことも考えられます。

そうなると学校の成績が下がってしまうことはもちろん、健康面にも影響が出てしまうかもしれないため、スマホの取り扱いは本人だけでなく保護者がきちんと管理することが重要です。

大人でもスマホの使いすぎで生活習慣が乱れることがあります。もちろん成長過程の子供にもリスクはあるので、1日に使用する時間などを決めるなどして、問題を回避するように努めましょう。

【デメリット②】高額請求が来る可能性がある

過去に小学生の子供が保護者の見ていないところでスマホゲームに課金をして、後日クレジットカード会社から数百万円の請求がきたという事例があります。

基本的にスマホへ課金するには「携帯会社の支払いに合算する」「クレジットカード情報を登録する」「コンビニなどでWebマネーを購入する」といった方法がありますが、どれも意外と簡単に利用可能です。

なかでもクレジットカードを利用した場合、限度額まで使い込まれると相当額の請求になってしまうため、特別注意をしておかなければなりません。

一部では保護者にバレないよう一定期間ごとに少額の課金をする子供もいるようなので、小学生にスマホを持たせるなら財布など金銭に関するものは触れられないように管理しておきましょう。

子供がスマホを持つようになれば、必然的にクレジットカードの存在にも気づくようになります。さらにクレジットカードは使用後から発覚まで時間がかかることが多いので、とにかく注意が必要です。

【デメリット③】個人情報が流出する可能性がある

小学生にスマホを持たせれば、あらゆる機能やコンテンツに興味が湧くでしょう。そのなかの1つにSNSがあり、「X(旧:Twitter)」「Instagram」「TikTok」などは、だれでも簡単に利用できます。

SNSは手軽に利用できる反面、誤って個人情報を載せてしまうと、インターネット上から完全に消し去ることは困難です。

場合によっては流れた個人情報が拡散・悪用されてしまう可能性もあり、最悪の場合だと大きな事件にまで発展してしまう可能性があります。

例えば自宅を特定され嫌がらせを受けたり、誹謗中傷のターゲットにされてしまうなど、ネット上のトラブルはとにかく悪質です。

ほかにも悪質な詐欺サイトにアクセスしてしまったり、出会い系サイト(マッチングアプリ)などを利用したことから、情報が漏洩してしまうこともあるので、使用できるコンテンツは制限して管理しましょう。

特に写真などの投稿はリスクが大きいので、SNSを利用する場合でも写真は投稿させないようにするなど、ルールを決めておくことが大切です!

小学生にスマホをもたせる際の注意点

小学生にスマホを持たせる場合は、次のような点に注意しておきましょう。危険から子供の身を守るためにも、保護者が普段から注意点を意識しておくことが重要です。

以下で紹介する点を押さえておけば、小学生にも安全にスマホを持たせられるでしょう♪

【注意点①】スマホを使うルールを決めておく

小学生にスマホを持たせる場合、家庭内でスマホをつかう際のルールを決めておくようにしましょう。正直なにも決めずに、自由にスマホを使わせるのはかなりリスクが高いです。

もし性格上で問題がないお子様だったとしても、最初のうちはルールを作っておくことをおすすめします。スマホの主導権は保護者にあることを認識してもらうためにも、あらかじめいくつかはルールを考えておくのが理想的です。

一般的には以下のようなルールを設けている家庭が多いので、参考にしてみてください。

スマホのルールの例
  1. スマホを使う時間を決める
  2. コンテンツに課金をしない
  3. 個人情報をネットに載せない
  4. ネット上で誹謗中傷をしない
  5. 知らない人と連絡先を交換しない
  6. アプリのダウンロードは家族に相談する
  7. 食事中や勉強中にはスマホを利用しない

ほかにも「20時以降はスマホを使わない」「スマホはリビングだけで使用する」など、環境にあわせてルールを決めるのがポイントです。

また親の押しつけにならないように子供の意見も聞いたうえでルールを決めていくことで、家族関係のバランスも保つことができます。

子供の成長にあわせて、ルールを適度に変更することも考慮してあげましょう♪

【注意点②】子供のプライベートにも配慮が大切

スマホをお使いのかたなら承知の事実かと思いますが、スマホのなかはプライベートな空間です。大人でも家族にスマホを触ってほしくないと考えるかたは多いでしょう。

それは小学生でも同じで、スマホを利用する以上はそこにプライベートが存在します。安全上の問題でスマホの中身をチェックすることはあるかもしれませんが、不必要にプライベートな質問をするのは避けるのが理想的です。

例えばLINEの履歴をチェックしていて危険性を感じるなら質問をすべきですが、問題のなさそうなトーク履歴や写真などを掘り返すのは子供の自尊心を傷つける恐れがあります。

あくまで保護者が子供のスマホをチェックするのは、トラブルを未然に防ぐためのものなので、不必要に子供のコミュニティに踏み込むのは避けましょう。

危険性を感じなくても、気になる情報があるのがスマホです。保護者だからといって、なんでも干渉するのは親子関係を崩す原因になるので、距離感は意識しておきましょう!

【注意点③】事前に見守り機能を設定して対策をする

小学生の子供にスマホを持たせるまえに、あらかじめ見守り機能を設定して、保護者が間接的にスマホを管理できるようにしておきましょう。

例えば「ペアレンタルコントロール機能」をつかえば、スマホの利用時間や有害サイトへのアクセス、アプリダウンロードを保護者のスマホから制限できます。

さらに「フィルタリング機能」も併用することで、不適切なサイトの閲覧やアプリの利用を制限できるので、これらは積極的に採用してみてください。

ちなみにフィルタリングサービスは、18歳未満のかたが携帯電話の利用者となる際に利用が義務付けられているので、基本的には強制利用となります。

またiPhoneなら「スクリーンタイム」、Androidなら「Digital Wellbeing」を設定しておくことで、どのアプリをどれだけの時間つかっているか目視で確認することも可能です。

スクリーンタイムではアプリの使用可能な時間を決めておくこともでき、時間が経過するとアプリが自動的に終了するので、スマホの使いすぎを防止できますよ♪

小学生にスマホを用意するときに意識するポイント

小学生用にスマホを用意するときには、以下のようなポイントを意識すると良いでしょう。大人のスマホを選ぶときと基準が違うので、しっかりと理解して理想的なものを持たせてあげてください。

これらのことを最低限知っておけば、小学生向けのスマホはかなり選びやすくなりますよ♪

【ポイント①】スマホの本体価格や維持費

小学生のスマホを用意するにも、スマホの本体価格や維持費は必要です。特にスマホは新しい機種だと数万円〜数十万円と、かなり高価なので新品での購入を検討している場合は注意してください。

もし機種にこだわりがない場合や、コストをできるだけ抑えたいと考えているのであれば、保護者がつかっていたスマホを譲ったり中古品を購入するのも1つの方法です。

またスマホをWi-Fi環境以外でもつかえるようにするなら、SIMの契約も欠かせません。最近では格安SIMが登場したことで、スマホを低価格で利用できるようになったので、まずは格安SIMから検討すると良いでしょう。

特に小学生の子供が複数人いるご家庭では、1人あたりのコストも気になりますよね。できるだけ安く利用するなら、中古スマホと格安SIMの組み合わせが1番です☆

【ポイント②】操作性やセキュリティレベル

小学生に限った話しではありませんが、スマホはできるだけ最新のセキュリティに対応したものを利用するのが理想的です。

スマホにはそれぞれ「OS(オペレーションシステム)」が搭載されており、不定期にアップデートが実施されることで、一定のセキュリティレベルを維持しています。

発売から年数が経過しているスマホはOSアップデートが終了していたり、メーカー保証が切れている可能性が高いので、できるだけ新しいスマホを導入するのが望ましいです。

OSアップデートが終了しているスマホでもSIMを装着すれば使えないことはありませんが、バグが発生したりセキュリティ上に欠陥が見つかっても改善はされないので注意してください。

またOSアップデートが終了しているスマホは、最新アプリが利用できなくなることもあります。今までプレイできていたスマホゲームが、古いOSに対応しなくなるといったケースも頻繁にあるので、古すぎるスマホは要注意です。

ちなみにiPhoneであれば約5年、Androidであれば約3〜4年ほどは最新OSにアップデートが可能です。可能な限り新しいOS環境が利用できるスマホを持たせてあげましょう!

【ポイント③】ペアレンタルコントロール機能の有無

小学生の子供にスマホを持たせるのであれば、ペアレンタルコントロール機能の有無も重要です。

ペアレンタルコントロールは子供がスマホをつかえる時間や閲覧できるサイトを制限したり、アプリのダウンロードを制御することができます。

しかもこれらの設定を保護者の端末からおこなえるので、危険があると感じた場合に即座に制限を実行することが可能です。

小学生ほど年齢の子供にスマホを持たせる場合には必須レベルの機能ともいえるので、できるだけペアレンタルコントロール機能に対応したスマホを導入するのがおすすめです。

近年のスマホのほとんどには、ペアレンタルコントロール機能が備わっています。もちろんiPhoneなどでも設定できるので、保護者がつかっていたiPhoneをおさがりで使ってもらってもOKですよ♪

小学生にもたせるのにおすすめのスマホは?

ここまで小学生にスマホをもたせるメリットや注意点などを解説してきましたが、実際に小学生の子供にはどういったスマホを持たせればよいのでしょうか?

結論としてご家庭の予算に見合ったもので、見守り機能(GPS機能やペアレンタルコントロール機能)に対応しているものであれば、基本的にはなんでも良いです。

もしも『子供だから余計な機能がついていないスマホを持たせたい』と考えるのであれば、大手キャリアが提供しているキッズ携帯を利用するのが良いでしょう。

キッズ携帯ならインターネット機能も使えませんから、アプリなどもダウンロードできません。一方でLINEなどを利用させたいと考えている場合は、一般的なスマホを持たせる必要があります。

以下でおすすめの機種をランキング形式で紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

子供にもたせるスマホだけど、できれば新品ものが持たせたいんですよね…。安くて良い感じのスマホってありますか?

承知しました!こちらでコスパに優れたスマホを紹介しますので、機種選びに役立ててください♪

【第1位】キッズ携帯

スクロールできます
キャリア機種メーカー端末代金使える機能使えない機能
ドコモSH-03M
SH-03Mの本体画像
SHARP14,256円通話
SMS
メール
GPS機能
インターネット
アプリ追加
ドコモKY-41C
KY-41Cの本体画像
京セラ22,000円通話
SMS
メール
GPS機能
インターネット
アプリ追加
ソフトバンクmamorino 6
mamorino6の本体画像
京セラ22,000円通話
SMS
メール
GPS機能
インターネット
アプリ追加
auキッズフォン3
キッズフォン3の本体画像
ZTE20,880円通話
SMS
メール
GPS機能
インターネット
アプリ追加

小学生でも低学年のお子様や、インターネット機能を使わせたくないという場合には、大手キャリアが提供しているキッズ携帯がおすすめです。

キッズ携帯は「通話」「SMS」「メール」「GPS」「防犯ブザー」と、限られた機能しか備わっていないため、インターネット関係のトラブルに巻き込まれることはありません。

必要最低限のスマホなので端末代金もリーズナブルです。また大手キャリアとの契約になるため、サポート全般が店舗で受けられるというのもメリットです。

シンプルに使いかた関する相談はもちろん、キッズ携帯のトラブルが起きた場合にも対面でサポートが受けられます。

小学校くらいの子供であればキッズ携帯でも十分という意見は多いので、インターネット利用については見送りたいと考えている場合は、まずキッズ携帯を検討してみてください!

家族で共有できるタブレットなどがあれば、インターネットやアプリ利用の欲求も満たせるとおもいますので、キッズ携帯と併用するのもおすすめですよ☆

【第2位】Redmiシリーズ

メーカー機種端末代金子供向け機能
XiaomiRedmiシリーズ1円〜30,000円GPS機能
フィルタリング
※端末代金は購入先や機種によって異なります。

一般的なスマホでできるだけ安価に導入したいと考えるなら、中国の総合家電メーカー「Xiaomi Corporation」が提供しているRedmiシリーズがおすすめです。

最近ではXiaomiという名称のスマホを耳にするかたも増えているかた思いますが、RedmiシリーズはXiaomiシリーズのエントリーモデルで、非常に安く購入できます。

価格は安いですが大人でも利用するユーザーが多いスマホで、動画を見たりスマホゲームを楽しむくらいならサクサク動作するので、ストレスを感じることはありません。

中古品で無駄にお金をかけるくらいなら、最新のRedmiシリーズを購入すると良いでしょう。

Redmiシリーズは多数の通信会社が取り扱っているので、SIMとセットで購入しやすいのも特徴です♪

【第3位】AQUOS wishシリーズ

メーカー機種端末代金子供向け機能
SHARPAQUOS wishシリーズ1円〜50,000円GPS機能
フィルタリング
※端末代金は購入先や機種によって異なります。

国内メーカーのスマホでできるだけコストを抑えたいと考えるなら、総合家電メーカーの「シャープ株式会社」が提供するAQUOS wishシリーズがおすすめです。

シャープ製品のスマホにはAQUOS senseシリーズと呼ばれる性能重視のモデルがありますが、AQUOS wishはコスパ重視のエントリーモデルなので新品でも安価で購入できます。

もちろんフィルタリングやペアレンタルコントロールにも対応しているので、小学生に持たせるスマホとしても十分活躍してくれるでしょう。

AQUOS wishシリーズは毎年7月〜9月頃に新モデルが発売されているので、気になるかたはチェックしてみてください♪

【第4位】iPhone SEシリーズ

メーカー機種端末代金子供向け機能
AppleiPhone SEシリーズ62,800円〜GPS機能
フィルタリング
※端末代金は購入先や機種によって異なります。

自分もiPhoneをつかっていて使いかたがわかっているから、子供にもiPhoneを持たせたいと考えるなら「Apple.lnc」が提供しているiPhone SEシリーズがおすすめです。

iPhoneシリーズはスマホの中では高価な部類になりますが、iPhone SEシリーズはコスパを重視したエントリーモデルで、iPhoneのなかでは購入しやすくなっています。

例えば自宅でiPadがあり子供が普段から利用しているなら、iPhoneの使いかたにはすぐ慣れるでしょう。またOSのデザインが直感的に操作できる作りになっているので、iPhoneを触ったことがない保護者でも安心です。

エントリーモデルとはいえ、Androidスマホと比べると高価なので、おすすめの順位としては低くしています。

小学生にもたせるスマホに適したSIMは?

小学生に持たせるスマホを外出先でも利用できるようにするにはSIMが必要です。しかしSIMを提供している会社はとても多いので、実際にどこのサービスを利用すべきか迷ってしまいますよね。

自分ではなく子供が使うものだからこそ、よくわからないものは持たせたくないと考えるかたも多いのではないでしょうか?

実際にSIMは誤ったものを選択してしまうと、電波が入りづらかったり接続が不安定になることがあります。そこでこちらでは、子供でも安心してつかえる格安SIMをランキング形式で紹介します。

格安SIMで調べてみたんですけど、本当に種類が多すぎて目が回ってしまいました…。

推定ではありますが、格安SIMを提供している事業者は約2,000社ほどあるので、混乱してしまうのも無理はありません。以下のランキングを参考にしていただければ、サクッと理解できるので安心してください♪

【第1位】ドコモ・ソフトバンク・au(キッズ携帯)

キャリア料金プラン月額基本料金家族間通話
ドコモキッズケータイプラン550円無料
ソフトバンク基本プラン
(みまもりケータイ/キッズフォン)
539円無料
auジュニアケータイプランME660円無料

小学生におすすめなキッズ携帯を利用する場合は、大手キャリアの専用プランに加入する必要があります。キッズ携帯はインターネット機能がないため月額基本料金が安く、平均して600円ほどです。

さらに保護者が同じキャリアをつかっていれば家族間通話が無料でつかえるため、家族との通話に限っては通話料金も負担する必要がありません。

キッズ携帯は本体価格が約20,000円ほど必要ですが、その後の支払いについてはほとんど負担がないので、低コストで利用できるおすすめのサービスです。

月額基本料金は格安SIMも驚きの低価格です。インターネット機能がつかえないので当然ですが、家計にも優しいのが嬉しいポイントですね♪

【第2位】楽天モバイル

通信会社月額基本料金家族間通話子供向け機能
楽天モバイル0〜3GB:1,078円
3〜20GB:2,178円
20GB超過後:3,278円
無料
※アプリ利用時
フィルタリング機能

使わなければ勝手に安くなる!お得なワンプラン♪

小学生でスマホを多用する恐れがある場合は、楽天モバイルがおすすめです。楽天モバイルは段階性の料金プランで、使用したデータ容量に応じて料金の請求額が決まります。

例えばデータ使用量が3GB未満であれば1,078円で済みますし、20GBを超過する場合でも3,278円以上の請求はありません。

言いかたを変えれば20GB以上はどれだけデータ通信をおこなっても、3,278円以上の請求にならないので使いすぎた場合でも安心です。もちろんスマホのコンテンツに課金した場合は別途料金請求になります。

また楽天モバイルは「Rakuten Link」という通話アプリも無料で提供しており、アプリを経由して通話をする場合はLINE通話のように通話料がかかりません。

電話番号で通話をしたい場合はRakuten Linkを使うように伝えておけば、だれとでも無料で通話ができるので気軽に連絡が取れるでしょう。

つまり楽天モバイルは、インターネットと電話が毎月3,278円で使い放題ということです。大人にもおすすめできるサービスなので、家族で乗り換えるのも良いでしょう。

ただしスマホに標準搭載されている通話アプリで電話をした場合や、有料ダイヤル(0570)に発信する場合は別途通話料が発生します!

【第3位】TONEモバイル

通信会社月額基本料金家族間通話子供向け機能
TONEモバイル1,100円〜無料
※アプリ利用時
自画撮り被害増資カメラ
GPS機能
時間制限
アプリ利用制限
フィルタリング機能

\ 家族で安心!子供の見守り機能が充実 /

インターネットは使わせたいけど、動画はあまり見せたくないと考えているならTONEモバイルもおすすめです。

TONEモバイルは小学生の子供やお年寄り向けの格安SIMサービスで、なんと月額1,100円でインターネットが使い放題!ただし動画については月間1GBと少なめな設定になっているので、ほとんど映像コンテンツが利用できません。

もちろんデータ容量を1GB/330円で購入したり、Wi-Fi環境で動画をみる場合は制限が効きませんが、どちらも対策は可能なので制限も不可能ではないです。

またTONEモバイルには子供向けの機能が多数あるため、未然のトラブルを防ぐのにも適しています。

TONEモバイルではiPhoneの利用ができますが、Androidについては、“動作確認済み端末”以外は利用できませんので注意してください!

【第4位】mineo

通信会社月額基本料金家族間通話子供向け機能
mineo1GB:1,298円
5GB:1,518円
10GB:1,958円
20GB:2,178円
無料
※アプリ利用時
GPS機能
通話履歴確認
アプリ利用制限
フィルタリング機能
※全国子ども会連合会推奨品

\ 選ばれて10周年♪わたしのちょうどいいプラン /

子供の環境にあわせてデータ容量を選択しつつも、家族間通話や子供向け機能をお得に使いたいという場合は、mineoがおすすめです。

mineoは関西電力グループのサービスではありますが、国内全域で利用することができ、データ容量も月間20GBで2,178円とコスパに優れています。

子供向けの機能として採用されている専用のフィルタリングサービスは、日本PTA全国協議会の推薦品を採用しているので安心度も高いです。

また大人向けな活用方法ではありますがmineoは、データ容量をほかのユーザーと共有できるサービスが多数あり、スマホの使いかたにあわせてデータ容量をあげたり貰ったりできます。

家族全体でmineoに乗り換えることで、家族間でのデータ容量の譲り渡しも可能なので、的確に通信費を節約できるでしょう。

例えば子供のデータ容量を少なめに契約しておき、必要に応じて保護者のデータ容量を分け与えるといったことも可能ですよ♪

小学生のスマホに関するよくある質問

小学生のスマホについて、よくある質問をまとめました。いずれも基本的な内容ですが、知っておくことで子供の役に立つこともあるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてください。

小学生にスマホは必要でしょうか?

状況にもよりますが、昨今では必要性が増してきていると考えられます。

友人との関係を良好に保つといった目的はもちろんですが、早い段階からスマホになれておくことで、情報の収集能力やネットリテラシーを素早く身に着けられます。

スマホやパソコンなどの通信機器は新たなインフラとして認知されており、早くから関わりを持っておくことで将来の就職などにも役立つでしょう。

小学生に早くからスマホをもたせて身体に影響はないのでしょうか?

スマホを利用する時間によっては影響がある場合も考えられます。

例えば食事中や入浴中にもスマホを触ってしまうスマホ依存になってしまったり、画面を長く見ることによって視力低下を招く可能性はゼロではありません。

スマホは生活に刺激を与える便利なアイテムですが、それゆえに使いかたを誤ってしまうと健康被害につながってしまうこともあるでしょう。

そのため小学生にスマホをもたせる場合は、家庭内でのルールを決めておくことが重要です。

小学生にスマホをもたせないとどうなりますか?

料金面や健康面での心配をする必要がなくなります。

スマホは非常に便利なアイテムですが、利用するためにはコストが必要ですし、使いかたによっては健康にも悪影響となってしまいます。

もしうまくコントロールができないようであれば、無理にスマホをもたせる必要はないでしょう。

しかしながら現代は小学生でも3人に1人がスマホをもっているため、スマホをもっていないことが原因で学校内でいじめにあうという話しもあります。

単純にすべてを否定するだけでなく、子供の話しをしっかりと聞き状況を把握してうえで、スマホを持たせるか判断するとよいでしょう。

小学生になったらスマホを持たせる家庭も増えてきているので、ぜひ自分のお子様にもスマホを持たせるか、前向きに考えてあげてください♪

【まとめ】小学生にスマホをもたせる場合は家族で話し合って決めよう!

現代では小学生の子供にスマホを持たせることも当たり前になってきました。一部のデータでは小学校でのスマホ所有率が40%を超えており、多くの小学生が自分のスマホを持っているようです。

家庭内だけでの利用であれば無理にスマホを持たせる必要はないかもしれません。しかし外出時の危険に備えてスマホを持たせるのは、現代の保護者が考えるべき責任の1つとも言えるでしょう。

子供にスマホを持たせておけばスケジュールに変化があったときに知らせることができますし、災害など想定外のトラブルが起きても安否確認をすることができます。

また小学生の高学年にもなればスマホをもっていないことで仲間はずれにされてしまったり、情報を共有できないといった問題が発生するかもしれません。

小学生にスマホを持たせるのは早すぎると思っているかたもおられるかもしれませんが、今後はスマホを持っている小学生が多数派になっていくでしょう。

将来的にはスマホを持ちはじめた年齢に応じて、通信機器やインターネットに対する理解度に差が出ることも想定できます。

子育てをするなかで難しい問題の1つがスマホを持たせることなので、悩んでしまうのも無理はありません。まずはキッズ携帯から持たせてみて様子を見てみてはいかがでしょうか。

保護者だけで考えるのではなく、当人である子供も交えて相談してみるのが良いかもしれませんね♪

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