ChromebookにはChromeOSが搭載されており、Windowsなどで利用できるタスクマネージャー機能も用意されています。
本記事では、Chromebookのタスクマネージャーを開く二つの方法、プロセスを終了する方法、CPUやメモリ使用率をグラフ表示で確認する方法を紹介していきます。
chromebookの動作が最近遅いなと感じている方は、タスクマネージャーを確認して無駄なプロセスがメモリやCPUを使っていないかチェックしましょう!
chromebookのタスクマネージャーを表示する方法
ChromebookではChromeOSが採用されており、WindowsOSやMacOSとは異なるため、タスクマネージャーの開き方にも独自の方法があります。以下の2つの方法で、Chromebookのタスクマネージャーを開くことができます。
- ショートカットキー
- Chromeブラウザから開く
これらの方法を使えば、効率的にChromebookのタスクマネージャーを表示することが可能です。
ショートカットでタスクマネージャーを開く方法
Chromebookのタスクマネージャーを表示するには、「検索アイコン(真ん中左)」+「Esc(左上)」のショートカットキーを使用します。タスクマネージャーを頻繁に利用する場合、このショートカットキーを覚えておくととても便利です。
Chromeブラウザからタスクマネージャーを開く方法
Chromeブラウザを使用する際、以下の手順で簡単に「タスクマネージャー」を表示することができます。
- Chromeブラウザを開く
- 右上の三点アイコンを選択しメニューを開く
- 「その他のツール」にカーソルを合わせてサブメニューを開く
- 「タスクマネージャー」を選択
chromebookのタスクマネージャーの主な使い方
プロセスを確認する
Chromebookのタスクマネージャーを開くと、WindowsやMacと同様のプロセス管理画面が表示されます。ここではデフォルトで用意されている列の種類として、以下があります。
- タスク
- メモリ使用量
- CPU
- ネットワーク
これらの列項目を選択することで昇順降順にソートが可能です。特に、メモリ使用量の多いプロセス順に並べることで、リソースの使用状況をより詳細に確認することができます。
プロセスを終了する
Chromebookで動作しているプロセスを終了するための手順は非常に簡単です。タスクマネージャーを使用して、不要なプロセスを停止させることができます。具体的な手順は以下のとおりです。
- 終了したいプロセスを選択
- 「プロセスを終了」ボタンを選択
これらのステップを実行することで、システムの負荷を減らすことができます。
表示項目を追加・削除する
タスクマネージャーでは、デフォルトの表示項目をカスタマイズすることが可能です。下記の手順に従うことで、項目を追加または削除することができます。
- プロセスを長押しして項目メニューを表示
- 追加したい項目にチェックを入れる
- 削除したい項目のチェックを削除する
さらに、デフォルト以外の項目も追加可能です。具体的には下記の項目があります
- GPUメモリ
- スワップ対象メモリ
- 画像キャッシュ
- スクリプトキャッシュ
- CSSキャッシュ
- プロセスの優先値
chromebookのタスクマネージャーのよくある質問
リソースの使用状況をグラフで確認できる(リソースモニター)?
タスクマネージャーは現在のリソース使用状況を確認できるツールですが、過去の使用状況を把握するためには「システム診断ツール」の使用がおすすめです。このツールを用いることで、CPU使用率やメモリ使用率などを詳細なグラフで確認することが可能になります。
- 設定アプリを開く
- レフトメニュー下部「ChromeOSについて」を選択
- 「診断」を選択
- レフトメニュー「システム」を選択
- バッテリー、CPU、メモリの使用状況をグラフで確認
システム診断ツールによって、リソースの使用状況をより詳細に、かつ過去に遡って確認できます。この情報はシステムのパフォーマンス分析や問題の特定に役立ちます。
chromebookのタスクマネージャーの使い方まとめ
この記事では、Chromebookでタスクマネージャーを表示する方法を紹介しました。具体的には、「検索アイコン(真ん中左)」と「Esc(左上)」のショートカットキーを同時に使用することで、タスクマネージャーを簡単に開くことができます。このショートカットキーを覚えておくことで、Chromebookのタスクマネージャーをより効率的に使いこなすことができるようになります。