イーサリアムブロックチェーンはNFT界隈の中心的技術であり、仮想通貨ETH(イーサリアム)をMetaMaskなどのウォレットや他の取引所に送信する機会は非常に多いです。
本記事では、GMOコインからETHをMetaMaskに送信する手順をご紹介していきます。NFT界隈で活動する上での基本動作となりますので、しっかりと身につけておきましょう。
また、まだGMOコインの口座をお持ちでいない方は、下記の記事を参考に口座開設手続きを進めておきましょう。
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なお、GMOコイン以外の仮想通貨取引所も検討したい方は、下記の記事で各取引所の特徴を確認することができます。
GMOコインからETHをMetaMaskに送信する理由・用途
NFTマーケットプレイスでNFTを購入
GMOコインで仮想通貨ETH(イーサリアム)を購入した後、Openseaに代表されるNFTマーケットプレイスでNFTを購入したい場合、仮想通貨ウォレットにETHを移動させることが必要になります。
MetaMaskはイーサリアムチェーンに対応している最も有名なウォレットであり、GMOコインからMetaMaskにETHを移動させ、MetaMaskを各マーケットプレイスで接続することで、ETHでNFTの購入が可能となります。
まだMetaMaskのアカウントをお持ちでない方は、この機会に下記記事を参考にアカウント開設を進めておきましょう。
他の取引所で別の仮想通貨銘柄に交換
仮想通貨取引所にはそれぞれ取扱銘柄があり、取引所によって扱っている銘柄は大きく異なります。
そのため、GMOコインに取り扱いのない仮想通貨銘柄を入手したい場合、例えばUniswapに代表する分散型取引所(DEX)でETHと他の銘柄を交換することになります。
分散型取引所はピアツーピア(利用者間取引)であり、取引所自体にウォレットが用意されている訳ではないため、MetaMaskなどのウォレットにETHを送信し、MetaMaskを分散型取引所に接続して通貨交換を行うことになります。
GMOコインからETHをMetaMaskに送信する手順
ここからは、GMOコインからETHをMetaMaskに送信する手順を具体的にご紹介していきます。
手順は下記の通りです。
- MetaMaskでイーサリアムチェーンのウォレットアドレスを確認
- GMOコインで宛先にMetaMaskを登録する
- GMOコインからMetaMaskにETHを送信する
MetaMaskでイーサリアムチェーンのウォレットアドレスを確認
GMOコインにあるETHをMetaMaskに送信する際には、MetaMaskの「ウォレットアドレス」を宛先としてETHを送金します。
MetaMaskを開くとアカウント名の下にウォレットアドレスが表示されておりますので、「クリップボードにコピー」を選択してコピー状態にしておきましょう。
なお、MetaMaskはイーサリアムチェーンだけでなく、Polygonチェーンなど他のチェーンにも対応しているため、必ずイーサリアムチェーンのウォレットアドレスが表示されているかを確認してください。
GMOコインで宛先にMetaMaskを登録する
次にGMOコインにログインしてETHの送信先としてMetaMaskを宛先登録します。
- レフトメニュー「入出金」の「暗号資産」を選択
- 表示される銘柄選択画面で「ETH」を選択
ETHを選択した後は、「送付」タブを選択し、「イーサリアムの宛先リスト」の「新しい宛先を追加する」を選択します。
宛先の登録画面が表示されましたら「GMOコイン以外」を選択します。
次の画面では「プライベートウォレット(MetaMaskなど)」を選択しましょう。
受取人に関しては、今回は「ご本人様」を選択します。
ここで「宛先名称」と「イーサリアムアドレス」の入力が求められます。「イーサリアムアドレス」は先程コピーしたMetaMaskのウォレットアドレスになりますのでコピーしたものを貼り付けてください。
宛先名称は自由に設定できますので、分かりやすい名称を登録しましょう。
登録手続きを完了すると、GMOコインに登録しているメールアドレス宛に確認メールが送信されます。
メールに記載されているURLを選択して、登録手続きを完了しましょう。リンクの有効期限は10分と短めですので、送信されたらすぐに対応するようにしてください。
登録情報に問題がなければ「認証を完了する」を選択してください。
これで登録手続きは完了です。先程の「送付タブ」に戻ってみると、登録宛先が審査中である旨が表示されていますので、審査完了まで10分ほどお待ちください。
審査が完了すると、このように宛先リストにMetaMaskのウォレットが表示されるようになります。
GMOコインからMetaMaskにETHを送信する
宛先リストで登録したMetaMaskのウォレットを選択すると、送付内容の入力画面が表示されます。
この時、GMOコインで保有しているETHのうち、どの程度をMetaMaskに送信するかを選択することができます。なお、GMOコインでは暗号資産の出金手数料は無料で利用できるので、送付可能数量いっぱいまで選択することが可能です。
送付数量を設定したら「SMSで2段階認証コードを受け取る」を選択し、届いた認証コードを入力フォームに入力して「確認画面へ」を選択してください。
送信手続きが完了すると、「取引履歴」画面に送付内容が表示されます。MetaMaskへ送金が完了するためにはトランザクションをマイニングしてもらう必要があり、曜日や時間によっても異なりますがおよそ10分程度見ておくと良いでしょう。
無事、MetaMaskへの送金が完了すると、MetaMaskのアカウントにETHの残高が表示されるようになります。
GMOコインからMetaMaskにETHを送信する方法まとめ
イーサリアムブロックチェーンはNFTカテゴリーの中心的存在であり、ETHやMetaMaskは利用機会の多い通貨/ウォレットです。
本格的にOpenSeaでNFTを購入したり、イーサリアムチェーンに基づいたNFTゲームを始めようとすると、この送金作業は結構な回数行うこととなりますので、一度小額で試して慣れておくのがおすすめです。
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