auから楽天モバイルへの乗り換え方法は？メリットや注意点も解説

物価が上昇する日本国内において、携帯料金は1つの節約ポイントとなります。とくに大手キャリアを利用されているかたであれば、格安SIMに乗り換えることで通信費を大きく節約できるでしょう。

なかでもauから楽天モバイルへ乗り換えを考えておられるかたは多いです。たしかに楽天モバイルへ乗り換えれば、データ容量も無制限で利用できますし、音声通話にもほとんど費用がかかりません。

auの料金プランは割引サービスをつかっても、毎月4,000円〜8,000円ほどの基本料金が必要なのに対し、楽天モバイルはどれだけ高くても最大3,278円です。

しかしauから楽天モバイルに乗り換えるとなると、auショップでのサポートが利用できなくなったり、キャリア決済が使えなくなるといった弊害もあります。

そこで本記事では、auから楽天モバイルへ乗り換えるにあたって、後悔しないために知っておくべきメリットや注意点をまとめておきました。

こちらの記事を最後まで読んでいただくことで、auから楽天モバイルへ乗り換えるべきか判断することができます。5分ほどで読み切れる内容にまとめておりますので、さっそく内容をチェックしてみてください。

auから楽天モバイルに乗り換える手順

すでにauから楽天モバイルへ乗り換えを決めているというかたは、以下の手順を参考に手続きをしてみてください。

現在はインターネットだけで手続きを完結させることもできますので、時間をかけたくないというかたは自宅で乗り換えをしてしまいましょう！

【手順①】スマホのSIMロックを解除する

auから楽天モバイルへ乗り換えをするまえに、楽天モバイルで使用するスマホのSIMロックを解除しておきましょう。

ちなみにSIMロックとは、スマホでつかえる回線（SIMカード）を制限するための機能です。2021年10月以前に、大手キャリアから販売されたスマホには、SIMロックが設定されています。

例えばauから販売されたスマホには、auのSIMロックが設定されているため、そのままではドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルの回線は使えません。

もしお使いのスマホにSIMロックが設定されている場合は、あらかじめ販売元のキャリアにてSIMロックの解除をおこなっておきましょう。SIMロックの確認方法については、以下の手順を参考にしてください。

【手順②】auでMNP予約番号を取得する（オンラインなら不要）

従来であれば、auから他社へ乗り換えをする場合に、MNP予約番号の取得が必要でした。しかし2023年5月24日以降、「MNPワンストップ」に対応しているサービス間での乗り換えについては、MNP予約番号なしでの引き継ぎが可能となっています。

ちなみにMNP予約番号とは、契約中の電話番号をほかのサービスに引き継ぐための専用番号のことです。契約中の通信会社でMNP予約番号を発行し、乗り換え先に持ち込むことで電話番号を移行することができます。

しかし、乗り換え元と乗り換え先がMNPワンストップという制度に対応していれば、インターネット申し込みに限りMNP予約番号が不要で、電話番号の引き継ぎが可能です。

auと楽天モバイルについては、どちらもMNPワンストップに対応したサービスなので、auから楽天モバイルへインターネットをつかって乗り換えをする場合はMNP予約番号の発行は不要となります。

もし、店舗をつかって乗り換えをする場合は、あらかじめauショップやマイページからMNP予約番号を発行しておきましょう。発行手数料などは必要ありませんが、MNP予約番号には15日間の有効期限があるので注意してください。

【手順③】契約に必要な書類を用意する

auから楽天モバイルへ乗り換えるには、最低でも「本人確認書類」「支払い情報」の2点が必要になります。

本人確認書類は顔写真付きかつ、現住所記載のものであれば1点で手続きできるケースが多いので、運転免許証やマイナンバーカードなどを用意しておくと良いでしょう。ほかに利用できる本人確認書類については、次のようなものがあります。

支払い情報については大きくわけて3つの選択肢があり、「キャッシュカード」「クレジットカード」「デビットカード」のいずれかをつかって設定することが可能です。自分の環境にあわせて、好みの支払い方法を設定しておきましょう。

また、楽天モバイルでは代理人による契約にも対応しています。代理人の手続きを希望する場合は、「代理人の本人確認書類」「委任状」も追加で用意しておいてください。

【手順④】店舗またはオンラインで楽天モバイルに申し込み

auから楽天モバイルへ乗り換える用意ができたら、楽天モバイルのショップか公式サイトから契約の手続きを進めていきましょう。基本的にどちらで契約をしても、サービスの内容に違いはありません。

楽天モバイルのショップであれば対面で質問などができますが、営業時間がかぎられていたり、確認事項がおおく手続きが長引いてしまうといった注意点があります。

一方でインターネットでの申し込みであれば、24時間いつでも自由に手続きをすることができ、最短10分で契約をすることも可能です。さらに多数のキャンペーンもつかえるので、特に理由がない場合はインターネットから申し込みをしましょう。

ちなみに楽天モバイルをインターネットから申し込む際の手順は、次のとおりです。

【手順⑤】商品を受けとって開通設定をおこなう

スマホやSIMカードを受けとったら、それらを組み合わせてから開通設定をしましょう。ちなみに開通設定とは、楽天モバイルに新しい電話番号を認証させる設定です。

開通設定をすることで、auでつかっていた電話番号を楽天モバイルの回線でつかえるようになります。具体的な操作方法については、以下にまとめておきましたので参考にしてください。

【手順⑥】インターネットの初期設定をおこなう

開通設定が済んだら、インターネットの初期設定（APN設定）もおこなっていきます。初期設定が完了するまでは、単独でインターネットがつかえないので、データ通信にはWi-Fiを利用しましょう。

ちなみにAPN設定については、Wi-Fiなしでも進めることができます。また、つかっているスマホによって設定の手順がことなり、古い機種になるほど設定の工程が多くなるので、詳しくは同封されるスタートアップガイドを参考にしてください。

なお数年以内に発売された新しいスマホについては、おおむね下記の手順で設定が可能です。

【手順⑦】機種変更もした場合はデータ移行もおこなう

auから楽天モバイルに乗り換えるにともなって、スマホの変更した場合は必要に応じてデータ移行もしておきましょう。

データ移行はスマホの組み合わせや、機種によって操作方法がことなります。10年以上までに発売されたような機種からデータを移行する場合は、特殊な操作が必要になる可能性がありますが、ほとんどのケースではシンプルな操作でOKです。

現在のスマホは「iPhone」「Android」の2種類が存在し、4つの乗り換えパターンが存在しますが、どのケースでも基本的には画面に表示された手順に沿って操作すればデータを移行できます。

いままではデータ移行をするために、外部ツールや外部メモリをつかう必要がありましたが、現代ではWi-FiやBluetoothを経由するだけで手軽にデータを移すことが可能です。

auから楽天モバイルへ乗り換えて後悔した理由とは？

ユーザーのなかには、auから楽天モバイルへ乗り換えて後悔したというかたもいます。こちらでは、auから楽天モバイルに乗り換えて後悔した理由をまとめてみました。

【理由①】電波が繋がりにくいことがある

楽天モバイルは、auとおなじく自社でアンテナ設備をもっている大手キャリアの1つです。しかしながら、サービスを本格的に始動したのは2019年10月ごろと日が浅く、他社と比べてアンテナ設備に差があります。

そのため楽天モバイルは、電話やインターネットが繋がりにくいと感じられることもありました。しかしながら急速にアンテナの数を増やしたり、2023年5月からはパートナー回線（au回線）を強化したことで、今では安定性がかなり向上しています。

ちなみにパートナー回線とは、楽天モバイルが自社でカバーできないエリアをサポートしてくれる回線のことです。楽天モバイルはKDDIと業務提携をおこなっているため、楽天モバイルユーザーは楽天回線が繋がりにくい地域で、au回線が利用できます。

アンテナ設備の設置数については、まだ他のキャリアに劣っているものの、パートナー回線を強化できたことで実際はかなり使いやすくなっていると言えるでしょう。

2023年の基地局数	3G	4G/LTE	5G
ソフトバンク	111,208	175,333	65,366
ドコモ	132,203	261,756	30,899
au	0	195,565	51,968
楽天モバイル	0	59,767	21,593

【理由②】楽天モバイルのショップが少ない

楽天モバイルは、auと比べてショップが少ないため、対面でのサポートが受けにくい環境にあります。しかしながら実際は、2022年3月時点で1,000店舗を突破しており、格安SIMとしてはとても多くの店舗を運営しています。

ちなみにauショップは、2024年2月時点で2,300店舗を超えているため、楽天モバイルのショップに比べると2倍は存在していることに。auは大手キャリア全体で比べても、もっとも店舗数が多いです。

たしかに数では圧倒的に差がありますが、一般的な格安SIMサービスではショップがないことも珍しくないため、1,000店舗をも超える店舗があるだけでもかなり優秀と言えるでしょう。

ご自宅からはすこし離れてしまうかもしれませんが、都心部へいけば最低でも1〜2店舗は見つけられるはずです。

【理由③】iPhoneでキャリア決済が使えない

楽天モバイルでは、iPhoneのキャリア決済を利用することができません。ちなみにキャリア決済とは、携帯電話の請求と合算して商品代金を支払うことができる決済サービスです。

例えばスマホアプリの課金や、ショッピングサイトの買いものをする際の支払い方法として、クレジットカード払いの代わりに利用できます。

楽天モバイルであってもAndroidであればキャリア決済はつかえるので、もしAndroidスマホを使われる場合はとくに不都合になることはありません。

auから楽天モバイルへ乗り換えるメリット

auから楽天モバイルへ乗り換えるにあたっての代表的なメリットには、以下の3つが挙げられます。これらのメリットに恩恵を感じるのであれば、楽天モバイルへ乗り換えても後悔する確率は低いでしょう。

【メリット①】携帯料金が全般的に安くなる

auから楽天モバイルへ乗り換えれば、ほぼ確実に携帯料金が安くなります。楽天モバイルは根本的な月額基本料金が安いことはもちろん、通話料金も専用アプリをつかえば無料です。

一方でauの料金プランは、割引きを前提とした料金構成になっているため、安く利用するためにはいくつかの条件を満たさなければなりません。さらに割引きを受けられたとしても、楽天モバイルより割高になるケースがほとんどです。

音声通話についても、かけ放題オプションは月額1,980円の費用が別にかかってくるので、やはり楽天モバイルよりも負担は大きいと言えるでしょう。

以下では、auと楽天モバイルの月額基本料金を一覧で比較してみました。そのほか細かな割引きなどによっては、若干の差異はあるかとおもいますが、おおむね表のような差分となります。

データ容量	auの基本料金	楽天モバイルの基本料金	差額/月
1GB	基本料金 3,465円	1,078円	2,387円
	割引適用 2,178円		1,100円
2GB	基本料金 4,565円	1,078円	3,487円
	割引適用 3,278円		2,200円
3GB	基本料金 5,665円	1,078円	4,587円
	割引適用 4,378円		3,300円
4GB	基本料金 6,215円	2,178円	4,037円
	割引適用 4,928円		3,850円
20GB	基本料金 7,238円	2,178円	5,060円
	割引適用 4,928円		2,750円
無制限	基本料金 7,238円	3,278円	3,960円
	割引適用 4,928円		1,650円

【メリット②】楽天サービスをお得に利用できる

楽天モバイルを契約することで、楽天ポイントの倍率が4倍もアップになります。そのため普段から楽天ポイントを貯めているというかたは、ポイント効率が4倍になるといっても良いでしょう。

また楽天モバイルを契約することで、およそ40前後のオリジナルキャンペーンを受けることもできます。

楽天モバイルが提供しているキャンペーンには、あらゆることを条件にポイントの配布やサービスの割引きをおこなっているので、携帯料金以外の点でもお得がたくさんです。

さらに貯めたポイントは楽天モバイルの携帯料金の支払いにも充当できるので、楽天サービスを頻繁に使われるかたは、毎月の携帯料金をゼロ円にするといったことも不可能ではありません。

【メリット③】今お使いのスマホをそのまま使える

楽天モバイルでは、今つかっているスマホをそのまま利用できます。スマホをわざわざ買い替えたりする必要がないので、コストは最小限に抑えられるのもメリットです。

例外として販売から10年以上経過しているような古いスマホについては、公式でも動作確認されていないものがあるため、100％すべてのスマホがつかえるわけではありません。

しかしながら、現存するほとんどのスマホは楽天モバイルで動作するので、機種変更を望んでいないかたにも楽天モバイルはおすすめです。

auから楽天モバイルへ乗り換える際の注意点

auから楽天モバイルへ乗り換える際には、以下の3つの点に気をつけてください。乗り換えてしまってからでは取り返しがつかないものもあるので、絶対に内容を確認しておきましょう！

【注意点①】auひかりとのセット割が使えなくなる

auから楽天モバイルに乗り換えると、auひかりなどの通信サービスとのセット利用でつかえる「auスマートバリュー」が使えなくなります。

auスマートバリューは、KDDIが提供・提携している通信サービスと、auのスマホをセットで契約することで適用できる割引きサービスです。

スマホ1回線の契約でも毎月最大で1,100円の割引きが受けられるため、auスマホを安くつかうには必須の割引きサービスと言えるでしょう。しかし楽天モバイルへ乗り換えれば、セット割は対象外となります。

しかしながら楽天モバイルへ乗り換えれば、最低でも月額1,100円は節約できることがわかっているので、とくに損になることはありません。

【注意点②】au関連のサービスが利用できなくなる

auから楽天モバイルへ乗り換えると、「学割」「毎月割」「auかんたん決済」といった、au関連のサービスは利用できなくなります。

割引きサービスについては、基本料金の安い楽天モバイルへ乗り換えるため大きな影響はありません。しかし、iPhoneユーザーでauかんたん決済を使っているかたが、楽天モバイルへ乗り換えるとキャリア決済が使えず不便に感じる可能性はあります。

さきにも解説しましたが、楽天モバイルはiPhoneのキャリア決済に対応していないため、ネットショッピングなどの費用を携帯料金に合算することは不可能です。

もし、楽天モバイルでiPhoneを使われるかたは、キャリア決済に注意しておきましょう。

ちなみに楽天モバイルへ乗り換えても、「au PAY」「auじぶん銀行」「auスマートパス（Pontaパス）」については、個別で契約・利用することができます。

【注意点③】auのメールアドレスを引き継ぐ場合は有料になる

auから楽天モバイルに乗り換えると、基本的にはauのキャリアメールが消失してしまいます。ちなみにキャリアメールとは、「＠au.com」「@ezweb.ne.jp」などのアドレスが使われている、au専用のメールサービスです。

ただし2021年12月ごろから、「auメール持ち運び（月額330円）」というサービスが提供されており、楽天モバイルでもauのメールアドレスを使えるようになりました。

オプションサービスとして月額料金が発生してしまいますが、どうしても同じメールアドレスを使い続けたいというかたは、楽天モバイルへ乗り換える際にサービスの申し込みをしておきましょう。

auから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめできる人

契約を迷っているかたのために、こちらではauから楽天モバイルへの乗り換えがおすすめできる人の特徴をご紹介いたします。以下の特徴に該当するかたは、ぜひ楽天モバイルへの乗り換えを前向きに検討してみてください。

【特徴①】今より通信費を節約したい

今よりも毎月の携帯料金を節約したいと考えているのであれば、楽天モバイルへ乗り換えるのがおすすめです。

auをはじめとした古参のキャリアは、携帯料金が高い傾向にあるため、どれだけ料金プラン変更したり割引きサービスをつかっても大きな節約にはなりません。

一見すると割引きサービスが豊富で、なおかつ割引額も大きいのでお得感がありますが、元の基本料金が割高なので格安SIMのような料金に抑えるには無理があります。

一方で楽天モバイルは、直接的な割引きなどがないものの、ベースの料金が安いためシンプルにお得です。さらに楽天モバイルはデータ使用量にあわせて請求額が変動するため、インターネットの利用が少ない月は通信費も安くなります。

【特徴②】できれば通話料金も抑えたい

スマホで音声通話もよく使うというかたは、通話料金も節約したいですよね。auでは、基本通話料が22円/30秒となっているため、10分通話をするだけでも440円の請求となります。

通話をよく利用されるかたは、かけ放題オプション（通話定額）に加入されているかとおもいますが、「5分間かけ放題（月額880円）」「無制限かけ放題（1,980円）」と、オプション料金も安くはありません。

しかし楽天モバイルであれば、専用アプリ「Rakuten Link」をつかって電話をかけるだけで、有料ダイヤルや国際通話以外への通話が無料となります。

たとえば実家の固定電話はもちろん、友達の携帯電話など、一般的な電話への発信であれば24時間無料です。もちろんアプリをつかうためのコストもありませんし、楽天モバイルを契約しているだけで使えるため、通話料金を節約するのに適しています。

【特徴③】楽天関連のサービスをよく使う

楽天モバイルは、あらゆる楽天サービスと相性がよく、いろいろなものをお得に利用することができます。なかでも注目されているのがポイントサービスで、楽天ポイントは楽天サービスを併用すると、ポイント倍率がアップしていくシステムです。

たとえば通常は1倍でほかのポイントサービスと違いはありませんが、楽天カードを作成すれば＋1倍になったり、楽天でんきや楽天ウォレットなどを利用すれば、サービス数に応じて0.5倍ずつ加算されていきます。

なかでも楽天モバイルの契約は、ポイント倍率が＋4倍ととても大きいため、楽天ポイントを効率的に貯めるためには欠かせない要素です。

ほかにも楽天モバイルと楽天ひかりをセット利用すると、楽天ひかりが一定期間無料でつかえるなど、格安SIMながらお得な要素が満載となっています。

【特徴④】さまざまなキャンペーンが使いたい

通信サービスを乗り換えるにあたって、いろいろとキャンペーンが使いたいと考えているかたにも楽天モバイルはおすすめです。楽天モバイルでは、業界でもトップクラスに豊富なキャンペーンを実施しています。

もっとも多いのはポイント還元となりますが、キャンペーン1つで10,000ポイント以上が還元されるものも多数あるので、うまく活用すれば金額換算で100,000円以上お得になることも可能です。

また「YouTube Premium」「楽天マガジン」「楽天ミュージック」といったコンテンツも一定期間無料でつかえるなど、サブスクリプション系のサービスもお得に楽しめます。

単純にスマホをお得につかえるだけでなく、楽天が精通しているあらゆる要素でに関連したキャンペーンが実施されているので、自分がクリアできそうな条件を次々に達成してガッツリ特典をゲットしましょう。

【特徴⑤】iPhoneをすこしでも安く購入したい

iPhoneは高価なスマホなので、だれもが安く購入したいと考えるでしょう。そんなiPhoneも楽天モバイルであれば、auより安く購入することができます。

そもそもiPhoneを1番安く販売しているのは、Apple Storeです。その次にキャリアが安くなるわけですが、楽天モバイルはauよりも全体的に5,000円〜10,000円ほど安い価格設定にしています。

本来であればApple StoreでiPhoneを買うのがもっとも安価ですが、楽天モバイルでは回線契約をしてiPhoneを購入すると最大50,000円ほどのポイントバックが受けられるため、実質負担額では楽天モバイルが最安です。

また楽天モバイルでは、auがおこなっている「かえトクプログラム」と似た「買い替え超トクプログラム」を利用することができるため、低コストで最新のiPhoneをレンタルすることもできます。

これらのプログラムは割引きサービスとは違い、iPhoneの機種代金に残価を設定し、残りの金額を24回の分割で支払ったあとにスマホを返却するサービスです。

たとえば100,000円の機種代金でのうち60,000円を残価とした場合、40,000円がユーザーの支払う金額となります。24ヶ月で負担する場合、毎月1,667円を支払い続けることとなり、24ヶ月目にスマホを返却すれば残価の60,000円は未払いでOKです。

返却プログラムは、高価なスマホを安く使い続けられる大手キャリア特有のシステムなので、au以外でも利用したいというかたは、ぜひ楽天モバイルを使ってみてください。

auから楽天モバイルへの乗り換えに関するよくある質問

auから楽天モバイルへの乗り換えについて、よくある質問をまとめておきました。

【まとめ】auから楽天モバイルへ乗り換える手順まとめ！メリットを知ろう

今回は、auから楽天モバイルに乗り換える手順や、メリット・注意点などをまとめてみました。auをお使いのかたは、楽天モバイルを契約することで、ほぼ間違いなく通信費を節約することができます。

auでは割引きサービスが豊富で、うまく活用すれば携帯料金を節約することもできますが、楽天モバイルであれば割引きがなくとも基本料金が安いため簡単に節約が可能です。

また基本料金だけでなく、音声通話についても専用アプリ「Rakuten Link」をつかうことで、無制限に無料通話が楽しめます。かけ放題オプションに加入したり、アプリを購入する必要もありません。

過去にはauから楽天モバイルに乗り換えたかたで、一部後悔をしているユーザーも見られましたが、いまでは後悔した理由のほとんどが改善されています。

そもそも楽天モバイルは、大手キャリアに大きく遅れて通信サービスに参入しているため、はじめはネガティブな印象をもたれることも多々ありました。

それこそインターネットや電話が繋がらないといった問題や、ショップが少なく手続きをしに行きづらいなどさまざまです。

しかし現在では、アンテナ設備を拡張しつつパートナー回線としてKDDIと提携したり、全国に1,000店以上のショップを展開してユーザーの不満をほとんど払拭しています。

むしろ今ではデメリット以上にメリットのほうが圧倒的に多いので、楽天モバイルを利用しないのはもったいないとさえ言えるでしょう。

もし、本記事をとおして少しでも楽天モバイルに興味を持たれたかたは、この機会に一度だけ楽天モバイルを使ってみてください！

データ容量	auの基本料金	楽天モバイルの基本料金	差額/月
1GB	基本料金 3,465円	1,078円	2,387円
	割引適用 2,178円		1,100円
2GB	基本料金 4,565円	1,078円	3,487円
	割引適用 3,278円		2,200円
3GB	基本料金 5,665円	1,078円	4,587円
	割引適用 4,378円		3,300円
4GB	基本料金 6,215円	2,178円	4,037円
	割引適用 4,928円		3,850円
20GB	基本料金 7,238円	2,178円	5,060円
	割引適用 4,928円		2,750円
無制限	基本料金 7,238円	3,278円	3,960円
	割引適用 4,928円		1,650円