ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えはあり?メリットや注意点まとめ

ソフトバンク ワイモバイル 乗り換え

近年では大手携帯キャリア以外にも、モバイル通信サービスを提供する事業者が急激に増えてきました。それらの多くは格安SIMやMVNOと呼ばれ、主に消費者の通信費削減に貢献しています。

なかでもソフトバンクからワイモバイルといった、系列内での乗り換えが増えてきており、2023年にはワイモバイルの契約数が1,000万件を突破しました。

ワイモバイルはソフトバンクグループのサービスで、ソフトバンクユーザーであれば割引きも受けやすく、サービスの品質を維持したまま賢く節約できる格安SIMです。しかしソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際には、注意点もいくつか存在します。

そこで本記事では、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える手順をはじめ、乗り換えるメリットや注意点について解説をまとめました。こちらの記事を最後まで読んでいただければ、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるべきか、スムーズに判断できます。

元携帯ショップスタッフのわたしが知る、専門的な知識についても公開いたしますので、きっと参考になること間違いなしです!さっそく内容をチェックしてみてください。

この記事でわかること
  • ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える手順
    「全6つの手順を詳しく解説!」
  • ソフトバンクからワイモバイルの乗り換えて後悔した理由
    「電波が繋がりにくくなった気がする」
  • ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるメリット
    「携帯料金が安くなる」
  • ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際の注意点
    「データ無制限プランがない」
  • ソフトバンクとワイモバイルについてのよくある質問
    「契約するなら店舗とオンラインはどちらがおすすめ?」

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えると、本当に携帯料金は安くなるんでしょうか?

ワイモバイルの月額基本料金は、ソフトバンクよりも明らかに安いので、乗り換えれば携帯料金を安くすることは可能です!具体的にどれくらい安くなるのかについても、一覧表を載せていますので、ぜひ続きをご覧ください♪

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目次

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える手順

すでにワイモバイルへの乗り換えを決められているかたのために、まずはソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え手順をご紹介いたします。以下の手順に沿って手続きを進めていただければ、スムーズに契約を進められるでしょう。

乗り換え手続きが面倒に感じるかたもいるかと思いますが、インターネットをつかって手続きをするととても簡単です。ポイントについては、以下で詳しく紹介いたしますね♪

【手順①】スマホのSIMロックを解除する

まずはワイモバイルで使用するスマホの「SIMロック」を解除しましょう。ソフトバンクで購入したスマホをつかうか、ワイモバイルで新たにスマホを購入する場合は不要です。

ちなみにSIMロックとは、スマホでつかえる回線を制限する機能で、2021年9月までに大手キャリアから販売されたスマホに設定されていました。iPhoneシリーズであれば、iPhone 12までが対象となります。

たとえばソフトバンクで購入したスマホには、ソフトバンクのSIMロックが設定されていたため、SIMロックを解除しなければドコモ回線やau回線のサービスをつかうことはできません。

もしSIMロックを解除したい場合は、スマホを購入したキャリアのショップや、マイページから手続きをすることが可能です。自分がつかっているスマホのSIMロック状況を確認したい場合は、下記手順を参考にしてください。

iPhoneシリーズ
  1. 「設定アプリ」を選択する
  2. 「一般」を選択する
  3. 「情報」を選択する
  4. 「SIMロック」の項目を確認する

※「SIMロックなし」なら解除は不要

Android
  1. 「設定アプリ」を選択する
  2. 「端末情報」を選択する
  3. 「SIMカードの状態」を選択する
  4. 「SIMロック」の項目を確認する

※Androidは機種によって各名称が異なる場合がある

SIMロックは一度解除しておけば、再び設定されることはありません。窓口で解除する場合は、手数料が発生するため、コストを気にされるかたはマイページから解除すると良いでしょう☆

【手順②】ソフトバンクでMNP予約番号を取得する(現在は不要に)

一般的にスマホの事業者を乗り換える場合には、「MNP予約番号」が必要になります。しかしソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える場合については、MNP予約番号がなくとも乗り換えが可能です。

ちなみにMNP予約番号とは、電話番号を他社へ引き継ぐための専用コードで、契約中の通信会社で発行できます。

ただしソフトバンクとワイモバイルについては、現在おなじソフトバンクグループのサービスで、使用している顧客管理システムも一緒です。そのため、MNP予約番号なしでも電話番号を引き継ぐことができ、乗り換えの手間が減らせます。

ソフトバンクからワイモバイル以外へ乗り換える場合には、MNP予約番号が必要になるケースが多いです。おなじグループのサービスだからこそ、実現可能なショートカットといえるでしょう♪

【手順③】契約に必要な書類を用意する

次にソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるにあたって、必要になる書類などを用意しましょう。基本的には「本人確認書類」「支払い情報」の2点が必要となります。

ワイモバイルでは契約時に、「口座振替」「クレジットカード払い」のいずれかの設定が必須です。そのため、契約者本人のキャッシュカードかクレジットカードを用意しておいてください。

本人確認書類については、原則として顔写真つきで現住所記載のものであれば1点で受け付けができます。しかし、特別な書類については補助書類がセットで必要になるため、以下の一覧表を参考にあらかじめ用意しておきましょう。

利用可能な本人確認書類一覧
1点で受付できる本人確認書類
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • マイナンバーカード
  • 身体障がい者手帳
  • 精神障がい者手帳
  • 療育手帳
  • 特別永住者証明書
2点以上で受付できる本人確認書類
  • 健康保険証+住民票
  • 健康保険証+公共料金の領収書
  • パスポート+住民票
  • パスポート+公共料金の領収書
  • 住民基本台帳カード+住民票
  • 住民基本台帳カード+公共料金の領収書
  • 在留カード+外国発行パスポート+住民票
  • 在留カード+外国発行パスポート+公共料金の領収書

また、代理人を介しての契約をおこなう場合は、「代理人の本人確認書類」「家族確認書類」「委任状」も必要となります。

たとえば日本語でのやり取りが難しいかたや、来店が難しいかたの代わりに手続きをされる場合など、追加の書類がなければ契約ができないので注意してください。

ちなみに家族確認書類とは、「住民票記載事項証明書」「登録原票記載事項証明書」「同性とのパートナーシップを証明する書類」などが該当します。

契約者本人が手続きをおこなえば、書類は最小限で済みます。状況によっては仕方がありませんが、代理人書類などもきちんと用意しておきましょう!

【手順④】店舗またはオンラインでワイモバイルに申し込み

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるための準備ができたら、実際に手続きを進めていきます。ワイモバイルへの乗り換えは、「ワイモバイルショップ」「ワイモバイル取り扱い店」「公式サイト」のいずれかから可能です。

ショップで申し込みをするメリットは、疑問や悩みをスタッフに直接相談できる点にあります。しかし営業時間が限られていたり、待ち時間があるため、手続きに時間がかかってしまう可能性が高いです。

一方で公式サイトからのインターネット申し込みであれば、営業時間や待ち時間といったものがないため、自宅からでもすぐに手続きができます。

スマホやパソコンなどをつかって、サクッと手続きができるので、特別な理由がなければインターネットでの乗り換えがおすすめです。

インターネットでの申し込みについては、以下に画面のサンプルを掲載しておきましたので、参考にしていただければスムーズに操作ができるかとおもいます。

ワイモバイルの契約手順
手順
公式サイトを開く(オンラインストアを選択)
ワイモバイル 公式サイト
引用元:ワイモバイル公式サイト
手順
SIMか商品を選ぶ
ワイモバイル 公式サイト 申込画面
引用元:ワイモバイル公式サイト
手順
SIMタイプを選択する
ワイモバイル 公式サイト SIM選択画面
引用元:ワイモバイル公式サイト
手順
回線数などを選択する
ワイモバイル 公式サイト 回線数選択画面
引用元:ワイモバイル公式サイト
手順
契約方法を選択する
ワイモバイル 公式サイト 契約方法選択画面
引用元:ワイモバイル公式サイト
手順
料金プランを選択する
ワイモバイル 公式サイト 料金プラン
引用元:ワイモバイル公式サイト
手順
オプションサービスを選択する
ワイモバイル 公式サイト オプションサービス
引用元:ワイモバイル公式サイト
手順
本人確認書類をアップロード
ワイモバイル 公式サイト 本人確認書類アップロード画面
引用元:ワイモバイル公式サイト
手順
契約者情報を入力して契約

基本的には画面に表示される案内に沿って、必要な項目を選択していくだけでOKです。最後は契約者情報の入力が必要になるので、文字の入力間違えなどがないように気をつけましょう。

すべての情報が決まったら、契約内容を再確認して乗り換えを確定させます。インターネットでの申し込みで、スマホを購入したりSIMカードの申し込みをした場合は、最短2日〜1週間ほどで商品が届きます。

ワイモバイルへの申し込みが完了しても、スマホの初期設定(乗り換え設定)が完了するまでは、ソフトバンクの回線がそのまま継続で利用できます!

【手順⑤】商品を受けとって初期設定をおこなう

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え手続きが完了したら、およそ1週間以内にはスマホやSIMカードなどの商品が送られてきます。受けとりが完了したら、SIMカードをスマホに装着して初期設定をしましょう。

初期設定では、ワイモバイル回線を開通させることが目的です。初期設定が完了するとソフトバンク回線がつかえなくなるので、問題がないことを確認してから初期設定を進めてください。

基本的にスマホが初期化されている状態であれば、スマホの電源をいれるだけで初期設定が進められます。もし既存のスマホを利用される場合は、以下の手順を参考に個別で設定をすればOKです。

もし機種が古い場合は、プロファイル(回線情報)の手動設定やインストールが必要になることがあります。以下の手順でインターネットや電話が使えない場合は、ワイモバイルから送られるスタートアップガイドをチェックしましょう。

iPhoneシリーズ
  1. 「設定アプリ」を選択する
  2. 「モバイル通信」を選択する
  3. 「モバイルデータ通信ネットワーク」を選択する
  4. 「ワイモバイル」が選択されていればOK
Android
  1. 「設定アプリ」を選択する
  2. 「ネットワークとインターネット」を選択する
  3. 「SIM」を選択する
  4. 「ワイモバイル」の表示を確認する
  5. 「ネットワークを自動的に選択」をONにする

初期設定が終了した時点で、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは正式に完了したことになります。以降はソフトバンクでのインターネットや通話ができませんので、注意してください!

【手順⑥】機種変更もした場合はデータ移行もおこなう

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるにあたって、スマホを買い替えた場合はデータ移行もおこないましょう。使用していたスマホや購入した機種によって、設定方法には違いがあります。

しかしながら近年のスマホは初期状態から電源をいれると、自動的にデータ移行の案内をしてくれるので、ユーザーは画面に沿ってスマホを操作するだけでOKです。

条件としては、古いスマホと新しいスマホをどちらもおなじWi-Fiに接続すること!あとはWi-Fiルーターを介して、スマホ内のデータがコピーされるので、ユーザーが忙しく手を動かす必要はありません。

iPhoneシリーズであれば、「iPhone 5s(2013年発売)」以降のモデルで、データ移行の機能が追加されているので、よほど古いスマホでなければ簡単にデータの引き継ぎもできるはずです。

ちなみにAndroidからiPhoneにデータ移行をする場合は「iOSに移行」、iPhoneからAndroidへデータを移行する場合は「Androidに移行」のアプリをインストールしておく必要があります。

おなじ種類のスマホ間であれば、アプリなしでも簡単にデータを引き継ぐことができます。もし古いスマホからデータを引き継ぐ場合は、クラウドサービスやSDカードなどの外部記録媒体を活用しましょう!

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えて後悔した理由とは?

なかには、「ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えて後悔した」というかたもいらっしゃいます。以下では、ワイモバイルユーザーが乗り換えて後悔した理由をまとめてみました。

これからワイモバイルへ乗り換えて後悔しないためにも、しっかりと先人のかたの感じたことを知っておきましょう!

【理由①】電波が繋がりにくくなった気がする

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えたあとに、電波が繋がりにくくなったと感じた人がいるようです。ソフトバンクとワイモバイルは、どちらもおなじソフトバンク回線をつかっているため、一般的にはおなじ通信品質といわれています。

しかし実際のところはまったくおなじではなく、それぞれに多少の優劣があるようで、ソフトバンクのほうがインターネットや電話の利用においてすこし安定しているのが現状です。

ただ、公式に具体的なデータが発表されているわけではないため、必ずしもワイモバイルが劣っているとは明言できません。たとえば電波が繋がりにくくなったのも、スマホをつかう環境が変化した可能性などが考えられます。

むしろ電波の違いを感じているユーザーは少数で、ほとんどかたはソフトバンクと変わらないと感じておられるので、取り立てて気にする問題ではないでしょう。

ちなみにソフトバンク回線は、5G通信のための基地局(アンテナ)が業界内でもっとも多く、あらゆる地域で高速通信が利用できる環境が整っています。

2023年の基地局数3G4G/LTE5G
ソフトバンク111,208175,33365,366
ドコモ132,203261,75630,899
au0195,56551,968
楽天モバイル059,76721,593

基本的に格安SIMは、ソフトバンクなどの大手キャリアから回線をレンタルするため、回線のレンタル数に応じて品質に差がでます。しかしワイモバイルは、ソフトバンクとおなじ回線数が利用できるため、スマホの普段使いにおいて差がでることは考えにくいです。

【理由②】安く利用するためにはセット割引が必須

ワイモバイルでも料金を安くするためには、ソフトバンクのようなセット割引が必須となっています。ワイモバイルのセット割は、毎月1,100円〜1,650円もの割引きになるため、サービスを利用するなら絶対に適用したい要素です。

ちなみにセット割引とは、ソフトバンクが指定する対象のサービス「ソフトバンク光」「SoftBank Air」のいずれかを、ソフトバンクやワイモバイルとセット契約することで受けられる割引きサービスを指します。

ただしソフトバンクとワイモバイルは、セット割の対象サービスがおなじなので、ソフトバンクでセット割を利用できていたかたであればワイモバイルへ乗り換えてもセット割を適用することは可能です。

仮にソフトバンクでセット割をつかっておらず、ワイモバイルでもセット割が適用できなかったとしても、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるだけで月額基本料金は安くなるため、損をすることは絶対にありません。

唯一「NURO 光」を利用していた場合は、残念ながらワイモバイルへ乗り換えるとセット割の対象外となってしまいます。もしNURO 光を継続したいのであれば、NUROモバイルを契約すればコストを安く抑えることが可能です!

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【理由③】最新のiPhoneやAndroid機種を販売していない

ワイモバイルでは残念ながら、最新のスマホを販売していません。一応スマホの販売はおこなっていますが、1〜2世代型落ちしたモデルのみ取り扱いをしております。

たしかにソフトバンクであれば、最新のスマホを購入することができるため、単純に比較するとワイモバイルのほうが劣っているように感じるでしょう。

しかしながら、現在ではスマホはあらゆる場所で自由に購入できるため、必ずしも契約している通信会社で購入しなければならない決まりはありません。

なんならソフトバンクは回線契約なしでもスマホを売ってくれますので、ワイモバイルにめぼしい機種がないなら、ソフトバンクで購入してもOKです。

さらにソフトバンクでは回線契約がなくとも、「返却プログラム」を利用することもできます。すでに返却プログラムを利用中のかたも、サービスを継続しながら回線だけ乗り換えるといったことも可能です。

スマホの購入については、本当に自由になりました。キャリアで購入してもいいですし、メーカー直販のものを購入したり、中古ショップで仕入れるのも良いでしょう♪

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるメリット

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるメリットには、次のようなものが挙げられます。メリットを知っておくことで、ワイモバイルへ乗り換えてどういった点がお得になのか知ることができるでしょう。

ワイモバイルの魅力をしっかりとご紹介しちゃいます!

【メリット①】携帯料金が全般的に安くなる

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えれば、携帯料金が安くなります。とくに大きく変わるのが月額基本料金で、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えることで、最低913円〜最大5,060円の節約可能です。

月額基本料金は毎月かならず発生する料金ですので、できるかぎり安いものを選びたいと考えるかたは多いでしょう。ワイモバイルは格安SIMとして、月額基本料金を低く設定しているため、ソフトバンクとおなじデータ使用量でも料金だけ安く抑えられます。

月額基本料金が安くなれば自然と携帯料金も安くなるため、通信費の節約を考えているかたは、できるだけ早めにワイモバイルへ乗り換えるのがおすすめです。ちなみに基本料金の差については、以下の一覧表を参考にしてみてください。

スクロールできます
データ容量ソフトバンクの基本料金ワイモバイルの基本料金差額/月
1GB基本料金
3,278円
基本料金
2,365円
913円
割引適用
2,178円
割引適用
1,078円
1,100円
2GB基本料金
4,378円
基本料金
2,365円
913円
割引適用
3,278円
割引適用
1,078円
1,100円
3GB基本料金
5,478円
基本料金
2,365円
913円
割引適用
4,378円
割引適用
1,078円
1,100円
4GB基本料金
7,425円
基本料金
2,365円
5,060円
割引適用
4,928円
割引適用
1,078円
3,850円
20GB基本料金
7,425円
基本料金
4,015円
3,410円
割引適用
4,928円
割引適用
2,178円
2,750円
30GB基本料金
7,425円
基本料金
5,115円
2,310円
割引適用
4,928円
割引適用
3,278円
1,650円
無制限基本料金
7,425円
基本料金
5,115円
2,310円
割引適用
4,928円
割引適用
3,278円
1,650円

月額基本料金において、ワイモバイルのほうが高くなることはありません。料金を重視するなら、ソフトバンクよりワイモバイルがおすすめです!

【メリット②】料金は格安だが店舗サポートが使える

ワイモバイルはソフトバンクよりも月額基本料金が格安ですが、しっかりと店舗でのサポートも利用できます。一般的に格安SIMと呼ばれるサービスのほとんどは、料金を安くするためにコストカットをしているため、サポート体制が不十分です。

大半の格安SIMはチャットサポートのみとなっており、電話や窓口でスマホに関する相談をすることはできません。格安SIMはそれくらいのコストカットをしなければ利益がでないくらい安いので、基本的にサポートは利用しない前提であることがほとんどです。

しかしワイモバイルではチャットサポートだけでなく、店舗や電話のサポート窓口も用意しているため、ユーザーは状況に応じてさまざまな方法で専門スタッフに悩みを相談できます。

スマホに不具合が起きてしまった場合のトラブルシューティングはもちろん、スマホを紛失してしまったときの対応など、あらゆるアクシデントにおいてサポートが瞬時に利用できるのはワイモバイルの強みと言えるでしょう。

格安SIMに乗り換えたかたの後悔した理由には、サポートに対する不満がよく見られます。トラブルを自己完結できるかたであっても、サポート体制は充実しているに越したことはありません!

【メリット③】今つかっているスマホをそのまま使える

ワイモバイルは、現存するほとんどのスマホでサービスを利用できます。そのため今つかっているスマホも、ワイモバイルでそのまま流用できる可能性は高く、新たにスマホを購入する必要はありません。

格安SIMサービスのなかには対応している機種が限定されているものもあり、乗り換えるにあたって機種変更が強制されるといったケースもあります。

しかしワイモバイルであれば、ソフトバンクで購入したスマホはもちろん、その他のキャリアやメーカーから購入したスマホでも利用することが可能です。

たとえば気に入ったスマホをお使いで、これからも長く利用されたいと考えているかたでも、回線だけ変更ができるのでおなじスマホを愛着をもって利用できます。

もちろんスマホの買い替えにかかるコストも必要ないので、低予算で乗り換えられるのは大きなメリットと言えるでしょう。

ただしドコモやauで販売されていたスマホについては、SIMロックの解除が必要な場合があるので、事前に手続きを済ませておきましょう!

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際の注意点

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える場合には、以下の3つの点に注意してください。ソフトバンクとワイモバイルは、おなじソフトバンクグループのサービスですが、サービス内容には多少の違いがあります。

あらかじめ注意点を把握しておき、乗り換えてから後悔をしないように備えておきましょう。

注意点の詳細についても、以下で順番に解説していきますね♪

【注意点①】データ無制限プランがない

ワイモバイルには、ソフトバンクのような高速データ通信の無制限プランがありません。ワイモバイルでは最大でも30GBのデータ容量までとなっているので、毎月30GB以上のデータ通信を利用されるかたは、データ不足になる可能性があります。

ただし一般的なデータ使用量の統計としては、1ヶ月あたり平均11.08GBという情報があるため、ほとんどのかたは30GBも利用されることはありません。

もしデータ使用量が気になるかたは、契約している通信サービスのマイページや専用アプリをチェックしていただければ、直近数ヶ月や1年以内に使用したデータ容量を確認できるはずです。

しっかりとデータ容量が問題ないことを確認してから、ワイモバイルの契約へと進みましょう。

ワイモバイルには、「データ増量オプション(月額550円)」というオプションサービスもあり、月間で使用できるデータ容量を最大5GB追加してくれます。もしデータ使用量が多いかたは、オプションも併用すると良いでしょう♪

【注意点②】家族間の無料通話が使えなくなる

ワイモバイルには家族間の無料通話がないため、家族同士の通話でも通話料金が発生します。ソフトバンクであれば「家族割」というサービスがあり、家族内のソフトバンクユーザー同士は通話料金が無料です。

ワイモバイルにも家族割は存在しますが、あくまで月額基本料金の割引きのみとなっており、通話料金については通常料金となっています。

もし家族内での通話が多いかたは、ワイモバイルが提供する「10分間かけ放題(月額880円)」「無制限かけ放題(月額1,980円)」のいずれかを利用するか、LINEアプリなどを使うと良いでしょう。

通話料金を抑える手段はいくつかあるので、ぜひ環境にあった方法をつかって、うまく節約につなげましょう♪

【注意点③】ソフトバンクのメールアドレスを引き継ぐ場合は有料になる

ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えると、ソフトバンクのキャリアメールが利用できなくなります。ソフトバンクのキャリアメールとは、「@softbank.ne.jp」「@i.softbank.jp」などのアドレスが含まれるメールサービスのことです。

ただしソフトバンクのキャリアメールについては、「メールアドレス持ち運び」というサービスが提供されており、月額330円をソフトバンクに支払うことでワイモバイルでもキャリアメールを維持できます。

しかし近年では無料でいくらでもメールアドレスをつくれるフリーメールがたくさんあるため、キャリアメールにこだわる必要性はほとんどありません。

そのため、どうしてもメールアドレスを変更したくないというかた以外は、ワイモバイルへ乗り換えるタイミングでフリーメールを取得されたほうがコストカットできるのでおすすめです。

フリーメールには、「Gmail」「Yahoo!メール」「iCloudメール」などがあります。どれも利用している通信会社に関係なくつかえるので、1つ持っておくと乗り換えのときも便利ですよ♪

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えがおすすめできる人

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えがおすすめな人の特徴をまとめておきました。以下の特徴に該当するかたは、すぐにでもワイモバイルへ乗り換えることを強くおすすめします!

基本的には、ワイモバイルへ乗り換えたほうがお得なかたは多いです!ぜひ内容をチェックして、あなたもワイモバイルへ乗り換えるべきか検討してみてください♪

【特徴①】今より通信費を節約したい

ソフトバンクをお使いで通信費を節約したいと考えているなら、ワイモバイルは非常におすすめです。ワイモバイルはソフトバンクよりも月額基本料金が安いため、通信費を確実に節約できます。

またソフトバンクユーザーであれば、ワイモバイルでもセット割を適用できる可能性が高いため、引き続き割引きサービスが利用できるかもしれません。

もし「ソフトバンク光」「SoftBank Air」のいずれかを契約されていれば、ワイモバイルの携帯料金も確実に安くなるため、1日でも早めに乗り換えをすると良いでしょう。

セット割がつかえない場合でも、ワイモバイルを家族で利用すれば家族割がつかえるので、月額基本料金は安くなります。家族で通信費を抑えたい場合は、みんなでワイモバイルを利用しましょう♪

【特徴②】できれば通話料金も抑えたい

できれば通話料金も節約したいと考えているなら、ワイモバイルへの乗り換えはおすすめです。基本的にソフトバンクとワイモバイルの通話料金はおなじですが、かけ放題オプションの内容に違いがあります。

具体的には、安いほうのかけ放題オプション(準かけ放題)で無料通話が適用される時間に違いがあり、月額880円のコストでソフトバンクなら5分間無料のところ、ワイモバイルでは10分間無料です。

おなじオプション料金で無料になる通話時間が2倍になるので、もしソフトバンクで準かけ放題を利用中のかたは、ワイモバイルに乗り換えれば通話料金を節約しやすくなります。

各サービスのかけ放題オプションの違いについては、以下の表を参考にしてみてください。

かけ放題オプションワイモバイルソフトバンク
880円10分間かけ放題5分間かけ放題
1,980円24時間かけ放題24時間かけ放題

ちょっとした違いではありますが、ワイモバイルのほうが通話もお得に利用できますよ♪

【特徴③】できるだけ手軽に乗り換えたい

乗り換えの手続きが面倒に感じているかたや、ややこしい手続きを避けたいと考えているかたは、ワイモバイルへの乗り換えが最適です。

ソフトバンクとワイモバイルは、どちらもソフトバンクグループが提供しているサービスなので、乗り換えの手続きが他社よりも簡易的になっています。

代表的なものとしてはMNP予約番号が不要になったことが挙げられ、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える場合は、シームレスに手続きがおこなえるようになりました。

また、利用するポイントサービスはどちらもPayPayポイントなので、乗り換えにあたって新たにポイントサービスに加入し直す必要もありません。

ちなみにワイモバイルを契約する場合、本来であれば3,850円の事務手数料が必要になりますが、ソフトバンクからの乗り換えに関しては手数料も無料です。

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、手続きが簡単なことはもちろん、費用面でもお得に契約ができます。ソフトバンクからの乗り換え先に迷っているかたは、ハードルの低いワイモバイルから試してみるのが良いでしょう♪

【特徴④】さまざまなキャンペーンが使いたい

乗り換えをするにあたって、さまざまなキャンペーンが使いたいと考えているかたも、ワイモバイルへの乗り換えがおすすめです。

ワイモバイルでは非常に多くのキャンペーンを実施しており、契約するだけでもたくさんの特典を受けることができます。

キャンペーンの内容は契約するタイミングによってことなりますが、大幅なポイント還元やオプションサービス無料など、バリエーションが豊富なのでお得感も満載です。

もし具体的な内容が知りたいかたは、「ワイモバイルのキャンペーン」のページにて、最新のキャンペーン情報をまとめておりますので、セットでチェックしてみてください。

ワイモバイルでは、平均して20個ほどのキャンペーンが実施されています。格安SIMのなかでもキャンペーンの数は特に多いので、お得に契約しやすいサービスといえるでしょう♪

【特徴⑤】サポート環境の充実した格安SIMが使いたい

スマホを利用するにあたって、サポートを重視しているかたにもワイモバイルはおすすめです。ワイモバイルは格安SIMのなかでも、トップクラスにサポート環境が充実しています。

サポート体制はソフトバンクとも遜色ないレベルなので、乗り換えて不便を感じることはないでしょう。

スマホの操作に自信がないかたはもちろん、いざというときのトラブルにスムーズに対応するための保険としても、サポート環境が充実しているのはメリットです。

格安SIMへの乗り換えを考えるうえで、サポートを意識しているのであれば、ワイモバイルは最有力候補になります。

サポート環境が不足しているサービスでは、想定外のトラブルに対応してもらえず、ユーザーが泣き寝入りといったケースもあります。面倒ごとは起きないに越したことはありませんが、ぶつかった時の対応手段として、サポート環境が整っているサービスを選ぶことは重要です!

どんな人がワイモバイルへ乗り換えるべき?

ワイモバイルへの乗り換えを迷っているかたのために、どういった状態のかたがワイモバイルへ乗り換えるべきかもご紹介します。下記の項目に該当するかたであれば、ワイモバイルへ乗り換えても後悔することはないでしょう。

ワイモバイルへ乗り換えるべき人
  1. 毎月のデータ使用量が30GB未満の人
  2. ソフトバンク回線で料金を節約したい人
  3. キャリアメールを使わない人
  4. 家族にソフトバンクユーザーがいない人
  5. ソフトバンク光・SoftBank Airを利用中の人

まずデータ使用量が毎月30GB未満であれば、ワイモバイルの料金プランで十分です。残念ながらワイモバイルにはデータ無制限プランがないため、インターネットの使い放題を希望される場合は、ソフトバンクを継続したほうが良いでしょう。

しかしデータ容量がワイモバイルでも足りるのであれば、わざわざソフトバンクを継続する理由はありません。早めにワイモバイルへ乗り換えて、通信費を1日でも早く節約するべきです。

また、ソフトバンクのキャリアメールをつかっていないかたも、ワイモバイルへ乗り換えて問題ないでしょう。ワイモバイルにキャリアメールはありませんが、メールサービスならフリーメールが使えます。

フリーメールであれば、ワイモバイル以外のサービスへ乗り換えるときも継続して利用できるので、今後はメールアドレスの移行について悩むこともなくなります。

さらに家族内にソフトバンクを利用されているかたがいなければ、家族間の通話無料も適用されないため、ワイモバイルへ乗り換えたほうがお得です。

個人でソフトバンクをつかい続けても、通話料金はお得になりませんから、早めにワイモバイルへの乗り換えを考えましょう。

そして「ソフトバンク光」「SoftBank Air」のいずれかを契約されているなら、なおワイモバイルがおすすめとなります。もちろんソフトバンクのままでもセット割は適用されますが、結果的にはワイモバイルでセット割を適用したほうがお得です。

もしも上記の内容に該当しているのであれば、迷わずワイモバイルへの乗り換えをおすすめいたします。

どういったかたがワイモバイルを利用すべきか、理解いただけましたでしょうか?基本的にソフトバンクを利用している多くのかたが、ワイモバイルへ乗り換えたほうがお得なんです!

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えに関するよくある質問

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えについて、よくある質問とその回答をまとめてみました。

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える際に、ソフトバンクはいつ解約すればいいですか?

乗り換えをする場合は、解約の手続きは必要ありません。

ソフトバンクからワイモバイルへの解約が完了すると、自動的にソフトバンクは解約あつかいになります。

さきにソフトバンクを解約してしまうと、ワイモバイルへの乗り換えができなくなるので注意しましょう。

ソフトバンクとワイモバイルの乗り換え手続きは、店舗とオンラインのどっちがおすすめ?

どちらで契約しても手続きの内容はおなじですが、オンラインのほうがお得になる可能性が高いです。

ワイモバイルではオンライン限定のキャンペーンも実施しており、インターネットから申し込むことで特典を受けられるケースがあります。

また、インターネットでの手続きは24時間365日受け付けをおこなっているため、空いている時間にサクッと契約できるのもメリットです。

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えると、電話番号は変更になりますか?

ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えをすれば、電話番号は引き継ぎとなります。

電話番号が変更になるとすれば、ワイモバイルを乗り換えなしで新規契約するか、電話番号の変更届けを提出するかのどちらです。

ワイモバイルを利用するメリットや注意点を理解したら、さっそくワイモバイルへ乗り換える準備をしましょう♪

【まとめ】ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える手順まとめ!メリットを知ろう

今回はソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えるにあたっての手順をはじめ、メリットや注意点などさまざまな要素を解説いたしました。結論として、ほとんどのソフトバンクユーザーは、ワイモバイルへ乗り換えたがほうがお得です。

ワイモバイルはソフトバンクとおなじ、ソフトバンクグループの格安SIMサービスで、高いサービス品質を低価格で利用できます。ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えても、環境は大きく変わりませんが、料金面ではかなりの節約効果が期待できるでしょう。

すでにワイモバイルへ乗り換えた一部のユーザーからは、電波が繋がりにくくなったという報告もありましたが、1,000万件の契約があるなかでのわずかな情報なので、回線や設備の問題である可能性は極めて低いです。

むしろ多くのユーザーが不満なく利用していることを考えると、ワイモバイルに乗り換えない理由はありません。乗り換え手続きも簡単で、毎月の通信費も安くなるわけですから、ぜひ積極的にワイモバイルを利用していきましょう!

ソフトバンクでなければならない理由がないなら、いますぐにでワイモバイルに乗り換えるべきです!ほかに気になるサービスがあるなら、ワイモバイルへ乗り換えてから利用するか考えても遅くはありませんよ♪

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