イーサリアムネットワークは、NFTゲームにおいて最も利用されているブロックチェーンです。
本記事では、イーサリアムネットワークの特徴、イーサリアムチェーンで動いている人気のNFTゲームについてご紹介していきます。
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イーサリアムチェーンの特徴
イーサリアムは、スマートコントラクト機能を備えたブロックチェーンです。
仮想通貨を世に出すために創造されたビットコインのブロックチェーンと比較して、取引処理速度が40倍ほど速く(データを保存するためのブロック生成速度がビットコインは10分、イーサリアムが15秒ほど)なっています。
そのため、取引処理速度がネックで投資目的あるいは決済手段としての利用が主なビットコインに対して、イーサリアムはリアルタイムでの情報処理が可能であるため、イーサリアムチェーン上でNFTゲームや分散型金融などのアプリケーションを動かすことが可能となりました。
このような経緯から、現在リリースされているNFTゲームあるいはNFTマーケットプレイスなどの多くがイーサリアムに基づいて動いています。
イーサリアムチェーンの課題
イーサリアムチェーンの主な課題は下記の通りです。
- 取引処理速度がまだ十分でない
- ガス代(ネットワーク手数料)が高い
- 発行上限がないためインフレしている(価値の下落)
イーサリアムはあまりに人気のブロックチェーンとなったため、ネットワークのキャパシティに対して要求される取引量が遅く、その結果取引処理速度が十分とは言えない程度の速さに留まっています。
さらに、取引を承認するための報酬が高くなるため、ガス代と呼ばれるネットワーク手数料が高騰していることが問題となっています。
また、仮想通貨のイーサリアム(ETH)の観点で見ると、発行上限がないため必然的に時間経過と共にインフレが起き、1ETHあたりの価値が下落傾向となりました。この問題については次の項目で紹介する大型アップデート「The Merge(マージ)」で解決される可能性があります。
大型アップデート「The Merge(マージ)」とは
イーサリアムの次の大型アップデート「The Merge(マージ)」とは、コンセンサスアルゴリズムを変更するものです。
従来はプルーフ・オブ・ワーク(PoW)方式が採用されていましたが、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)方式に変更を予定しています。
この変更による影響については多くの噂や予測が立てられていましたが、イーサリアム財団がマージに関する噂について八つの誤解があると表明しておりますので、確認しておくことをおすすめします。
https://www.neweconomy.jp/posts/253258
端的にお伝えすると、期待された処理速度の高速化やガス代の改善はなく、上限なしだったETHの供給量が減少することで一定程度のインフレが抑えられ、ETHを預けることで利回りを得るステーキングでの収益が現実的となるため、投資家の参入が予想されるだろうというものでした。
2022年9月中旬頃に変更が実行される見込みとなっておりますので、イーサリアムの動向を注視しておきましょう。
イーサリアムチェーンの人気NFTゲーム
イーサリアムネットワークを利用している人気のNFTゲームには次のものがあります。
同じネットワーク上で動いているものであれば、セルフゴックスする危険性も減少しますので通貨を移動させる場合も多少安心です。
- Sorare
- SorareMLB
- Crypto Spells
- CRYPTONINJA
- The Sandbox
- My Crypto Heroes
- PolkaFantasy
- Gala Games
- Mir4
- Splinterlands
- GCAKE
- JobTribes
- SGEM City
- くりぷ豚レーシングフレンズ
- CryptoPlanet
NFTゲームの始め方については「SorareMLB」を例に出して下記の記事でご紹介しておりますので参考にしてください。
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