プレイ戦略
目次
RetaWarsはストラテジーゲームであり、ゲームを楽しみながら稼ぐためには戦略が大切です。
ここでは、ゲームプレイ開始前に考えておきたい戦略事項を解説していきます。
戦略事項1.稼ぎ方(プレイ方法)
RetaWarsで稼ぐ方法は主に次の2通りです。
マーケットプレイ(少額予算向け) |
戦争プレイ(一定以上の予算向け) |
戦争プレイはRetaWarsの花形であり、獲得できる報酬も非常に多いです。
ただし、他プレイヤーとの競争に打ち勝つためにはある程度の予算が必要となります。
まずは、ご自身の予算を考慮し、どちらのプレイ方法が適切か選択することが大切です。
マーケットプレイ
マーケットプレイは、領地の生産施設で収穫した資源(鉱石/木材/食糧)をマーケットで売却しGRTを稼ぐプレイ方法です。
毎日開催される戦争には参加しないため、他プレイヤーとの相対的な力関係から外れて安定的にGRTをコツコツ稼いでいくことができます。
少額予算からでも始めやすく、まずはマーケットプレイで自分のヒーローや領地を育て、その後に戦争プレイに移行することも可能です。
戦争プレイ
戦争プレイは、毎日開催されるRetaWarに参戦し、デイリー報酬とウィークリーランキングの報酬を獲得するプレイ方法です。
特にウィークリーランキングの上位で獲得できる報酬は非常に莫大で、毎週50万円以上を稼いでいるプレイヤーも存在します。
こちらは他プレイヤーとの争いで勝利する必要があるため一定程度の初期投資が必要となり、リスクもリターンも大きいです。
戦略事項2-1.プレイ方法の最適化(マーケットプレイ)
マーケットプレイをする場合、考えなくてはいけない点は次の二点です。
領地の生産性最大化 |
マーケット売却時の価格最大化 |
GRTの再投資 |
それぞれ具体的にみていきましょう。
領地の生産性最大化
最重要となる視点は、「予算内で領地の資源生産の生産性を最大化する」ことです。
マーケットで売却可能な領地資源は鉱石/木材/食料の3種類であり、いかに予算を効率的に使い、この生産量を最大化するかが考えるべきことになります。
また、領地には兵営(Barrack)と秘密基地(Secretbase)の施設がありますが、ここで生産される資源は戦争でしか使用できず、マーケットで売却することはできないので、マーケットプレイの場合は完全に使用しないことを徹底します。
生産量の計算式
生産性を最大化するために、まず生産量の計算式を解き明かしましょう。
各施設には「時間あたり生産量」があり、これは次の計算式で算出できます。
(各施設に配置したヒーローの合計パワー×変換変数)×(所属陣営バフ効果-天候デバフ効果)
例を出すと下記のようになります。(現時点での私のゲーム内データから算出しています)
生産施設 | 合計パワー | 変換変数 | 基準生産量 | バフ/デバフ割合 | バフ生産量 | 合計生産量 |
---|---|---|---|---|---|---|
鉱山 | 142 | 0.296 | 42.1 | 23.8% | 10.04 | 52.14 |
伐採場 | 137 | 0.303 | 41.63 | 14.9% | 6.23 | 47.86 |
農場 | 154 | 0.261 | 40.23 | 56.0% | 22.53 | 62.76 |
基準生産量は各施設に配置したヒーローの合計パワーが基準となっており、上記の変動変数のようなものと掛け合わせて計算されます。
所属陣営のバフ効果はフィールドマップの領土争いの結果で左右し、天気に対する各施設のバフ/デバフ効果と合わさってバフ生産量を生み出します。
重要となる点は、プレイヤーが影響を及ぼすことができる点は「各施設に配置したヒーローの合計パワー」のみであり、予算内でいかにこのパワーを最大化させるかが考えるべきポイントになります。
施設スロット数と購入ヒーロー数
合計パワーの最大化にあたり、まず確認すべき点は各施設の配置スロット数です。
詳細は下記の記事で解説しています。
【RetaWars】領地レベル
施設レベル1の場合はヒーロー設置数は3体のみですが、レベル5まで上げると各5体ずつ設置することが可能になります。
つまり、予算の状況次第では、強力なヒーロー(例えばEpicランク)を1体配置するよりも、5体のCommonヒーローを設置した方が、合計パワーが高くなるということです。
施設レベル5までは比較的簡単に上げられるので、鉱山/伐採場/農場の3施設に5体を設置するとして、合計15体の配置可能ヒーロー数の中で、予算をどのように配分すれば合計パワーが最大化されるのかを考えるようにしましょう。
ヒーローのレベルが3の時、ランク毎のパワーの違いは10弱程度です。また、マーケットでのヒーローの販売価格は、Commonが500、Uncommonが1200程度ですが、Rareになると価格が上がり4500~5000RETAほどとなっています。
ヒーローの職業とスキル
購入するヒーローの数とランクを決定しましたら、次に「職業」と「スキル」について理解を深めましょう。
ヒーローには4種類の職業(クラス)が存在します。
【RetaWars】職業(クラス)
職業毎に適性のある生産施設が異なり、例えば農場であれば農家(Farmer)のヒーローを配置するのがおすすめです。
農家(Farmer)のヒーローは、召喚される時の農業スキルの最小値と最大値が他職業のヒーローと比較して高くなるため、結果として合計パワーが高くなります。
詳細は下記をご確認ください。
【RetaWars】スキルの種類・最小値/最大値
【RetaWars】パワーの種類と用途
つまり、合計15体のヒーローを用意する場合には、生産施設毎に次の職業のヒーローを用意するのがおすすめということになります。
生産施設 | 人数 | 職業 |
---|---|---|
鉱山 | 5体 | Miner |
伐採場 | 5体 | Lumberjack |
農場 | 5体 | Farmer |
戦闘特化のヒーローを入手しても、これらの生産施設では活躍できない可能性が高いので注意しましょう。
ヒーローのステータス
実際にマーケットでヒーローを入手する場合、「ステータス」の確認は必須です。
ステータスとスキルが該当施設のパワーを決定しており、ステータスはレア度毎に最小値と最大値の範囲内でランダムに決定しています。
そのため、適性施設に必要なステータスが最小値に近い場合などは、パワーが弱くなってしまうため購入しても損する結果となります。
ステータスの最小値/最大値及び各生産施設における重要なステータス項目については下記の記事で解説しておりますので確認してください。
【RetaWars】各ステータスの意味・最小値/最大値
これらの点を注意すれば、予算内での合計パワーを最大化できるヒーローを揃えられるはずです。
準備が完了しましたら、各施設に配置して生産及びマーケットプレイを開始しましょう!
マーケット売却時の価格最大化
マーケットプレイをする上で、生産性の最大化の次に考慮すべき点は「売却価格の最大化」です。
売却価格の最大化にあたり、注意すべき点は次の通りです。
天気 |
売却タイミング |
天気
生産施設はそれぞれ天気との相性があり、生産量に対してバフ/デバフ効果を持っています。
天気は全プレイヤーに適用されるため、特定資源の生産量が増える天気の日はマーケットへの供給量が増えることが多く、結果として価格が下落しがちです。
反対に、森林火災の時の木材、地震の時の鉱石など、特定資源の生産量が少なくなる日はマーケットへの供給量が少なくなり、価格が高騰します。
そのため、価格が安い時には保管庫に貯めておき、価格が高い時に販売するという戦略が有効になります。
天気システムの詳細は下記で解説しています。
【RetaWars】天気と資源生産への影響
この辺りを意識するだけで、同じ量でも売却時に得られるGRTの量が結構変わってきますので、是非チェックして見てください。
売却タイミング
マーケットで資源を購入しているプレイヤーの多くは、ウィークリーランキングで上位を競っているプレイヤーです。
ウィークリーランキングは上位に入ると莫大な量のRETAを報酬として獲得できるため、自分の領地の生産資源を供給するだけでなく、マーケットで購入して追加分を戦争供給しています。
購入時にはGRTを使用しますが、彼らは自領地の資源は戦争に供給するため、GRTを獲得するタイミングは21時のデイリー報酬のタイミングになります。
そのため、戦争が終了した21時以降から活発にマーケットで購入が進む傾向にあり、このタイミングでの売却であれば最低価格でなくても売買が成立しやすくなります。
上記の事情があるため、できれば21時前後にマーケットに出品するのがおすすめです。
GRTの再投資
獲得したGRTは、ゲーム内からウォレットに引き出すことで日本円に換金することが可能です。
しかし、状況によっては下記のような内容に再投資をするのがより大きな稼ぎに繋がります。
生産施設のアップグレード |
より強力なヒーローの入手 |
ヒーローのレベルアップ |
生産施設をアップグレードしていけば、より多くのヒーローを配置できるようになり合計パワーを上げやすくなります。
また、レア度の高いヒーローの入手/レベルアップは、同じヒーロー配置数でも合計パワーの増加に繋がります。
【RetaWars】GRTをRETAに交換する方法
獲得したGRTをコツコツ日本円に換金していくことも可能ですが、より長いスパンでの初期投資回収期間を設ければ、より大きな稼ぎを得やすくなる可能性もありますので、再投資を検討する余地は十分にあるでしょう。
これらがマーケットプレイのコツになります。ぜひ効率的に予算を活用し、まずはコツコツ安定収益を稼ぎながら、戦争プレイに参戦するための準備を整えていきましょう。
戦略事項2-2.プレイ方法の最適化(戦争プレイ)
戦争プレイをする場合、考慮すべき点は下記の通りです。
期待収益の計算 |
目標パワーの計算 |
目標パワー到達までを因数分解 |
目標パワー到達までの最適行動選択(再投資) |
それぞれ具体的にみていきましょう。
期待収益の計算
戦争プレイは莫大な収益を稼げるものの、他プレイヤーとの相対的な優位性を争う戦いになるため、勝利するためにはマーケットプレイよりも投資額が大きく必要になります。
そのため、まず始める前に期待収益の計算をする必要があります。
ウィークリーランキングの報酬の仕組み
まず、戦争プレイをする上での主な収益となるのは「ウィークリーランキング」でのRETA報酬です。
5種類のランキングの順位に対するRETA報酬の分配割合は下記から確認できます。
【RetaWars】ウィークリーランキングと報酬
直近の週のRETA報酬の合計割合は、下記の手法で割り出すことができます。
計算用上位ランカーを数名確認 |
各ランキングでの順位を確認 |
合計報酬から全体報酬を計算する |
上記だけだと理解しにくいと思いますので、2022年12月13日開始のウィークリーランキングを元に計算例を示します。
対象:合計ランキング1位のユーザー |
バトルランキング順位:1位(21.4%) |
戦略ランキングランキング順位:3位(6.4%) |
鉱石ランキング順位:7位(3%) |
木材ランキング順位:1位(21.4%) |
食糧ランキング順位:2位(10.7%) |
RETA報酬:25,916 |
対象ユーザーの全体報酬割合:12.58%(各報酬割合/5) |
全体のRETA報酬合計:206,009(25,916/0.1258) |
上記によりウィークリーランキング全体に配布されているRETA報酬合計はおよそ20万RETAであると計算できます。
各順位の想定収益
各ランキングに対する報酬は20%ずつ分配されているため、各ランキングの順位に応じた分配割合に対して、4万RETAを掛けたものがその順位の期待収益となります。
※10位の分配割合は2.9%なので1160RETAが期待収益
当然合計報酬額は今後変動していきますが、都度計算すれば現状の報酬水準を把握することが可能です。
手持ちの予算・計画期間に対して現実的に達成できる順位を把握すれば、期待収益に対して投下予算が適切かを計算することができます。
なお、RETAのトークン価格や合計報酬額は期間が長くなるほど大きな変動のリスクを伴いますが、RETAプロジェクトは少なくとも報酬プールの分配を5年間で計算しているとWhitepaperに記載もあり、長期的な運営を目指していることも読めばわかる為、この点も留意してリスク評価することが必要です。
順位到達に必要な合計パワー&資源購入
期待収益の計算ができるようになった後は、各順位の到達に必要な合計パワーを確認していきましょう。
ウィークリーランキングの総合ランキング以外は、各ランキングの貢献ポイントが表示されています。
特に鉱石/木材/食糧に関しては戦争への供給数であるため計算が容易です。
例えば今回参考にしたウィークの鉱石ランキング30位は「24,416」ポイントであり、デイリーに均すと「3.488」になります。つまり、1時間あたり145.3の鉱石を生産し、余すことなく戦争に供給した場合にこの順位が獲得できることになります。
目標パワーの計算
1時間あたりの必要な生産量が把握できたので、これを実現するために必要なパワーを計算します。
生産量は天候や陣営バフ効果なども影響するため正確性は若干損なわれますが、平均的なバフ効果で試算した場合の必要パワーは下記の通りになります。
生産施設 | 合計パワー | 変換変数 | 基準生産量 | バフ/デバフ割合 | バフ生産量 | 合計生産量 |
---|---|---|---|---|---|---|
鉱山 | 400 | 0.296 | 118.4 | 23.8% | 28.17 | 146.57 |
つまり、鉱山に配置したヒーローの「MP」合計が400に到達すれば毎時間146.57の鉱石を生産でき、その全てを戦争供給すれば鉱石ランキングで30位を獲得、その場合の期待収益が360RETAということです。
この辺りはデイリー報酬を含めていないなどの状況もあるため、必ずしも正確ではない点にはご注意ください。
目標パワー到達までを因数分解
目標パワーが決まった後は、達成するためのヒーロー/施設レベルを計算します。
施設レベルのアップグレードには下記の特典があります。
配置可能なヒーロー数の増加 |
リーダー/マネージャーのバフ効果 |
配置ヒーロー数が増えれば、1ヒーローあたりの必要パワー数は減少し、レア度の低いヒーローでも達成しやすくなります。
例えば鉱山のレベルが15だと下記の配置数・バフ効果になります。
配置数:15 |
リーダーバフ:24% |
マネージャーバフ:14% |
この施設レベルであれば、下記パワーを所有するヒーローを揃えれば合計パワーが400に到達します。
ヒーロー数 | 1(Leader) | 2(Manager) | 3(Manager) | 4 | 5 | 6 | 7 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基準パワー | 66 | 59 | 59 | 46 | 46 | 46 | 46 | 368 |
バフ | 81.84 | 67.26 | 67.26 | 46 | 46 | 46 | 46 | 400.36 |
パワー46はUncommonランクのレベル4で到達できる水準ですが、パワー66/59はRareランクのレベル5以上が必要となる水準になります。
このような形で目標パワー到達に必要な施設レベル・ヒーローレベル&ランクを計算しましょう。
目標パワー到達までの最適行動選択(再投資)
後は手持ち予算をいかに効率良く運用し、目標パワーまで到達するかだけです。
施設アップグレードには時間がかかるため優先し、残ったリソースで再投資のための資源・報酬を獲得し、目標まで到達するようにしましょう。
本攻略Wikiでも予算15万円スタートでランキング30位を目指す実プレイを紹介していきますので、ぜひ一緒に頑張りましょう!